JPH04311868A - カセット装填装置 - Google Patents
カセット装填装置Info
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- JPH04311868A JPH04311868A JP3078921A JP7892191A JPH04311868A JP H04311868 A JPH04311868 A JP H04311868A JP 3078921 A JP3078921 A JP 3078921A JP 7892191 A JP7892191 A JP 7892191A JP H04311868 A JPH04311868 A JP H04311868A
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- cassette
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビデオテープ
レコーダなどの機器に備えられるカセット装填装置に関
し、さらに詳しくは、機器本体外でカセットの挿抜を行
うトレイ方式のカセット装填装置に関する。
レコーダなどの機器に備えられるカセット装填装置に関
し、さらに詳しくは、機器本体外でカセットの挿抜を行
うトレイ方式のカセット装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカセット装填装置においては、
カセットをカセットホルダに押圧保持するためのカセッ
ト押さえレバー、あるいは、機器本体外のカセット挿抜
位置でカセットの挿抜を容易するために該カセットを傾
斜させるための専用のレバーなどが、トレイを移動可能
に保持する左右一対のフレームに設けられている。
カセットをカセットホルダに押圧保持するためのカセッ
ト押さえレバー、あるいは、機器本体外のカセット挿抜
位置でカセットの挿抜を容易するために該カセットを傾
斜させるための専用のレバーなどが、トレイを移動可能
に保持する左右一対のフレームに設けられている。
【0003】また、トレイを機器本体内に収納し、カセ
ットが保持されたカセットホルダを、所定の装填位置に
下降あるいは該装填位置から上昇させるためにX型のリ
ンク機構が用いられており、前記カセットホルダを所定
の位置にロックしたり、あるいは、そのロックを解除す
る機構も前記一対のフレームに設けられている。
ットが保持されたカセットホルダを、所定の装填位置に
下降あるいは該装填位置から上昇させるためにX型のリ
ンク機構が用いられており、前記カセットホルダを所定
の位置にロックしたり、あるいは、そのロックを解除す
る機構も前記一対のフレームに設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例のカ
セット装填装置では、カセットを傾斜させたり、あるい
は、カセットをカセットホルダに押圧保持したり、さら
には、カセットホルダをロックしたりする機構が、左右
一対のフレームに設けられており、さらに、リンク機構
によってカセットホルダの昇降を行うように構成してい
るので、部品点数が多く、構成が複雑であるという難点
がある。
セット装填装置では、カセットを傾斜させたり、あるい
は、カセットをカセットホルダに押圧保持したり、さら
には、カセットホルダをロックしたりする機構が、左右
一対のフレームに設けられており、さらに、リンク機構
によってカセットホルダの昇降を行うように構成してい
るので、部品点数が多く、構成が複雑であるという難点
がある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、構成を簡素化したカセット装填装置を提供す
ることを目的とする。
であって、構成を簡素化したカセット装填装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、本発明は、カセットを装填する
機器に備えられて該機器本体外のカセット挿抜位置でカ
セットの挿抜を行うトレイ方式のカセット装填装置であ
って、カセットが載置されるカセットホルダと、該カセ
ットホルダが揺動可能に取り付けられた一対のホルダガ
イドとを含むカセット保持手段と、一対のフレームと、
単一の駆動モータと、この駆動モータによって同期して
回転する一対の駆動用ギアとを含む駆動手段と、前記駆
動用ギアに噛合うラックギアを有して前記駆動モータの
動力によって水平方向に移動することにより、前記カセ
ット保持手段を、前記カセット挿抜位置と機器本体内の
装入位置との間で水平方向に移動させる一対の移動機構
と、前記移動機構内に収納されて該移動機構の水平移動
に応じて前記カセット挿抜位置で前記カセットホルダを
揺動させて該カセットホルダを傾斜あるいは復帰させる
傾斜機構と、前記移動機構内に収納されて前記ホルダガ
イドを、前記装入位置とカセットの装填位置との間で上
昇あるいは降下させる昇降機構とを含む移送手段と、を
備え、前記移動機構は、前記ラックギアを有して前記駆
動モータの動力によって水平方向に移動する一対の駆動
ラックレールと、各駆動ラックレールに取り付けられる
一対のガイドレールとを含み、前記傾斜機構は、前記駆
動ラックレールと前記ガイドレールとの間の収納部内で
摺動する第1摺動部材と、前記収納部内で前記第1摺動
部材の摺動に応じて揺動することにより、前記カセット
ホルダを揺動させる揺動レバーとを含み、前記昇降機構
は、前記駆動用ギアに噛合うラックギアを有して前記駆
動モータの動力によって前記収納部内を摺動することに
より前記ホルダガイドを、昇降させる第2摺動部材と、
この第2摺動部材の摺動の両端位置で該摺動部材に形成
された係合部に係合して該摺動部材を所定方向に付勢す
るロック部材とを含むのを基本的な構成としている。
機器に備えられて該機器本体外のカセット挿抜位置でカ
セットの挿抜を行うトレイ方式のカセット装填装置であ
って、カセットが載置されるカセットホルダと、該カセ
ットホルダが揺動可能に取り付けられた一対のホルダガ
イドとを含むカセット保持手段と、一対のフレームと、
単一の駆動モータと、この駆動モータによって同期して
回転する一対の駆動用ギアとを含む駆動手段と、前記駆
動用ギアに噛合うラックギアを有して前記駆動モータの
動力によって水平方向に移動することにより、前記カセ
ット保持手段を、前記カセット挿抜位置と機器本体内の
装入位置との間で水平方向に移動させる一対の移動機構
と、前記移動機構内に収納されて該移動機構の水平移動
に応じて前記カセット挿抜位置で前記カセットホルダを
揺動させて該カセットホルダを傾斜あるいは復帰させる
傾斜機構と、前記移動機構内に収納されて前記ホルダガ
イドを、前記装入位置とカセットの装填位置との間で上
昇あるいは降下させる昇降機構とを含む移送手段と、を
備え、前記移動機構は、前記ラックギアを有して前記駆
動モータの動力によって水平方向に移動する一対の駆動
ラックレールと、各駆動ラックレールに取り付けられる
一対のガイドレールとを含み、前記傾斜機構は、前記駆
動ラックレールと前記ガイドレールとの間の収納部内で
摺動する第1摺動部材と、前記収納部内で前記第1摺動
部材の摺動に応じて揺動することにより、前記カセット
ホルダを揺動させる揺動レバーとを含み、前記昇降機構
は、前記駆動用ギアに噛合うラックギアを有して前記駆
動モータの動力によって前記収納部内を摺動することに
より前記ホルダガイドを、昇降させる第2摺動部材と、
この第2摺動部材の摺動の両端位置で該摺動部材に形成
された係合部に係合して該摺動部材を所定方向に付勢す
るロック部材とを含むのを基本的な構成としている。
【0008】そして、請求項第1項に記載の発明では、
前記フレームに揺動可能にロックレバーを取り付け、ホ
ルダガイドが降下することによって前記ロックレバーが
移動機構の係合部に係合するように構成している。
前記フレームに揺動可能にロックレバーを取り付け、ホ
ルダガイドが降下することによって前記ロックレバーが
移動機構の係合部に係合するように構成している。
【0009】また、請求項第2項に記載の発明では、移
動機構がカセット挿抜位置側の終端付近に達したことを
検出して駆動モータを一旦停止させて再び一定時間駆動
するように構成している。
動機構がカセット挿抜位置側の終端付近に達したことを
検出して駆動モータを一旦停止させて再び一定時間駆動
するように構成している。
【0010】さらに、請求項第3項に記載の発明では、
移動機構が装入位置側の終端手前に達したことを検出し
て駆動モータを一旦停止させて制動をかける構成として
いる。
移動機構が装入位置側の終端手前に達したことを検出し
て駆動モータを一旦停止させて制動をかける構成として
いる。
【0011】あるいは、請求項第4項に記載の発明では
、駆動手段のウォームギアと継ぎ手プーリとの間に、ウ
ォームギアのスラスト方向の遊びを吸収する弾性部材を
介装している。
、駆動手段のウォームギアと継ぎ手プーリとの間に、ウ
ォームギアのスラスト方向の遊びを吸収する弾性部材を
介装している。
【0012】また、請求項第5項に記載の発明では、第
2摺動部材のラックギアと駆動ラックレールのラックギ
アとの位相を一定方向に若干ずらして構成している。
2摺動部材のラックギアと駆動ラックレールのラックギ
アとの位相を一定方向に若干ずらして構成している。
【0013】
【作用】上記構成によれば、カセットホルダを傾斜させ
る機構やホルダガイドを昇降させる機構が、カセット保
持手段を水平方向に移動させる移動機構内に収納され、
さらに、昇降機構は、X型のリンク機構を用いないので
、左右一対のフレームに各種の機構が設けられる従来例
に比べて構成が簡素化される。
る機構やホルダガイドを昇降させる機構が、カセット保
持手段を水平方向に移動させる移動機構内に収納され、
さらに、昇降機構は、X型のリンク機構を用いないので
、左右一対のフレームに各種の機構が設けられる従来例
に比べて構成が簡素化される。
【0014】さらに、請求項第1項記載の発明によれば
、トレイの収納状態において、トレイがイジェクト方向
に移動するのを確実に防止でき、機器の輸送中に受ける
衝撃などによる不具合を防止できる。
、トレイの収納状態において、トレイがイジェクト方向
に移動するのを確実に防止でき、機器の輸送中に受ける
衝撃などによる不具合を防止できる。
【0015】また、請求項第2項記載の発明によれば、
イジェクト動作時にトレイがストッパに当接した反動で
ローディング方向へ移動するのを抑制することができる
。
イジェクト動作時にトレイがストッパに当接した反動で
ローディング方向へ移動するのを抑制することができる
。
【0016】請求項第3項記載の発明によれば、カセッ
ト装填動作における水平動作から垂直動作への移行が円
滑に行われることになる。
ト装填動作における水平動作から垂直動作への移行が円
滑に行われることになる。
【0017】さらに、請求項第4項記載の発明によれば
、従動側の負荷変動に対して、ウォームギアがスラスト
方向に動いて打音が発生するのを有効に防止できる。
、従動側の負荷変動に対して、ウォームギアがスラスト
方向に動いて打音が発生するのを有効に防止できる。
【0018】また、請求項第5項記載の発明によれば、
ラックギアの位相が、環境変化や部品の精度などによっ
て変化があったとしても、駆動用ギアに円滑に噛合わせ
ることができる。
ラックギアの位相が、環境変化や部品の精度などによっ
て変化があったとしても、駆動用ギアに円滑に噛合わせ
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例について
、詳細に説明する。
、詳細に説明する。
【0020】図1〜図3はそれぞれ本発明のカセット装
填装置の平面、正面、側面を示す図、図4〜図6はそれ
ぞれ磁気テープ駆動装置の平面、正面、右側面を示す図
、図7〜図8はカセット装填装置の駆動手段の平面、正
面を示す図、図9〜図11はそれぞれカセット保持手段
の平面、正面、左側面を示す図、図12〜図15はそれ
ぞれカセット移送手段の平面、正面、側面、側面を示す
図、図16〜図24はそれぞれカセット装填装置の動作
説明に供する図、図25はタイミングチャートである。
填装置の平面、正面、側面を示す図、図4〜図6はそれ
ぞれ磁気テープ駆動装置の平面、正面、右側面を示す図
、図7〜図8はカセット装填装置の駆動手段の平面、正
面を示す図、図9〜図11はそれぞれカセット保持手段
の平面、正面、左側面を示す図、図12〜図15はそれ
ぞれカセット移送手段の平面、正面、側面、側面を示す
図、図16〜図24はそれぞれカセット装填装置の動作
説明に供する図、図25はタイミングチャートである。
【0021】図1〜図3、図7および図8を参照して、
右側フレーム1と左側フレーム2とは、互いに所定の間
隔を隔てて立設された状態で天板3と録音スイッチアン
グル4とで相互に連結されている。録音スイッチアング
ル4には、録音スイッチ59が取り付けられている。右
側フレーム1と左側フレーム2とには、それぞれ、ガイ
ドレールローラ軸5が各2本が植設されており、このガ
イドレールローラ軸5のそれぞれにはガイドレールロー
ラ6が回転自在に軸支されている。
右側フレーム1と左側フレーム2とは、互いに所定の間
隔を隔てて立設された状態で天板3と録音スイッチアン
グル4とで相互に連結されている。録音スイッチアング
ル4には、録音スイッチ59が取り付けられている。右
側フレーム1と左側フレーム2とには、それぞれ、ガイ
ドレールローラ軸5が各2本が植設されており、このガ
イドレールローラ軸5のそれぞれにはガイドレールロー
ラ6が回転自在に軸支されている。
【0022】右側フレーム1には、カムギア軸7とウォ
ームホイル軸9とが植設されている。カムギア軸7とウ
オームホイール軸9とにそれぞれ右側カムギア10およ
びウォームホイル12とが回転自在に軸支されており、
右側カムギア10の小径ギア10bとウォームホイル1
2の小径ギア12bとが噛合っている。左側フレーム2
には、カムギア軸8が植設されており、このカムギア軸
8には左側カムギア11が回転自在に軸支されている。
ームホイル軸9とが植設されている。カムギア軸7とウ
オームホイール軸9とにそれぞれ右側カムギア10およ
びウォームホイル12とが回転自在に軸支されており、
右側カムギア10の小径ギア10bとウォームホイル1
2の小径ギア12bとが噛合っている。左側フレーム2
には、カムギア軸8が植設されており、このカムギア軸
8には左側カムギア11が回転自在に軸支されている。
【0023】シンクロギア14aと14bは、両フレー
ム1,2の間に架け渡されたメインシャフト13の両端
に固定されて互いに同期回転する。シンクロギア14a
は、右側カムギア10の大径ギア10aと、また、シン
クロギア14bは左側カムギア11のギア11aと噛合
っているため、駆動用ギアとしての右側カムギア10と
左側カムギア11とは互いに同期回転することになる。
ム1,2の間に架け渡されたメインシャフト13の両端
に固定されて互いに同期回転する。シンクロギア14a
は、右側カムギア10の大径ギア10aと、また、シン
クロギア14bは左側カムギア11のギア11aと噛合
っているため、駆動用ギアとしての右側カムギア10と
左側カムギア11とは互いに同期回転することになる。
【0024】ウォームホイル12の大径ギア12aには
、ウォームギア16がかみ合っている。このウォームギ
ア16は、ウォームアングル15に固定された軸受17
と、駆動用のモータ18に圧入された継ぎ手プーリ19
とによって両端を支持されている。ウォームアングル1
5には、モータ18がビス等によって固定されている。 また、ウォームアングル15そのものは右側フレーム1
にビス等で固定されている。
、ウォームギア16がかみ合っている。このウォームギ
ア16は、ウォームアングル15に固定された軸受17
と、駆動用のモータ18に圧入された継ぎ手プーリ19
とによって両端を支持されている。ウォームアングル1
5には、モータ18がビス等によって固定されている。 また、ウォームアングル15そのものは右側フレーム1
にビス等で固定されている。
【0025】ここで、図33を参照して、駆動部の詳細
をさらに説明する。この図33は、ウォームギア16付
近を拡大した一部破断側面図である。この実施例では、
ウォームギア16と、継ぎ手プーリ19との間に、スラ
スト方向に圧縮されるように、防音ゴムなどの弾性部材
80が介装されてウォームギア16のスラスト方向の遊
びが該弾性部材80によって吸収されるようになってい
る。
をさらに説明する。この図33は、ウォームギア16付
近を拡大した一部破断側面図である。この実施例では、
ウォームギア16と、継ぎ手プーリ19との間に、スラ
スト方向に圧縮されるように、防音ゴムなどの弾性部材
80が介装されてウォームギア16のスラスト方向の遊
びが該弾性部材80によって吸収されるようになってい
る。
【0026】このような弾性部材80が介装されていな
い図34に示される駆動部では、次のようにして打音が
発生する。すなわち、今、モータ18が時計方向に回転
すると、モータ18の軸18aに固着されている継ぎ手
プーリ19が回転し、継ぎ手プーリ19に係合されたウ
ォームギア16が軸受け17を支点に時計方向に回転す
る。ウォームギア16が時計方向に回転すると、ウォー
ムギア16に噛合っているウォームホイル12が時計方
向に回転し、従動側に動力が伝達される。このときウォ
ームギア16は、軸受け17側にスラスト力を受けて軸
受け17側に押しつけられる。このとき従動側の負荷変
動が大きいと、スラスト力も大きく変動してウォームギ
ア16が軸受け17に対してはずみ、打音が発生してし
まう。同様に、モータ18が反時計方向に回転すると、
ウォームギア16のスラスト力をモータ18で受けて同
様の現象が起きてしまう。
い図34に示される駆動部では、次のようにして打音が
発生する。すなわち、今、モータ18が時計方向に回転
すると、モータ18の軸18aに固着されている継ぎ手
プーリ19が回転し、継ぎ手プーリ19に係合されたウ
ォームギア16が軸受け17を支点に時計方向に回転す
る。ウォームギア16が時計方向に回転すると、ウォー
ムギア16に噛合っているウォームホイル12が時計方
向に回転し、従動側に動力が伝達される。このときウォ
ームギア16は、軸受け17側にスラスト力を受けて軸
受け17側に押しつけられる。このとき従動側の負荷変
動が大きいと、スラスト力も大きく変動してウォームギ
ア16が軸受け17に対してはずみ、打音が発生してし
まう。同様に、モータ18が反時計方向に回転すると、
ウォームギア16のスラスト力をモータ18で受けて同
様の現象が起きてしまう。
【0027】これに対して、本発明では、上述のように
弾性部材80を設けているので、ウォームギア16のス
ラスト方向の遊びがなくなり、従動側の負荷変動に対し
て、ウォームギア16がスラスト方向に動いて打音が発
生するのが抑制されて静音効果が向上する。
弾性部材80を設けているので、ウォームギア16のス
ラスト方向の遊びがなくなり、従動側の負荷変動に対し
て、ウォームギア16がスラスト方向に動いて打音が発
生するのが抑制されて静音効果が向上する。
【0028】再び、図1〜図3、図7および図8を参照
して、第1のスイッチレバー20と、第2のスイッチレ
バー21とは、いずれも右側フレーム1に回転可能に固
定されており、図示していないスイッチレバースプリン
グによって第1のスイッチレバー20は時計方向に、第
2のスイッチレバー21は反時計方向に付勢されている
。第1のカセコンスイッチ22と第2のカセコンスイッ
チ23とは、いずれも右側フレーム1に固定されている
。スタートセンサ24とエンドセンサ25とは、それぞ
れホルダ(図示せず)により両フレーム1,2に固定さ
れている。
して、第1のスイッチレバー20と、第2のスイッチレ
バー21とは、いずれも右側フレーム1に回転可能に固
定されており、図示していないスイッチレバースプリン
グによって第1のスイッチレバー20は時計方向に、第
2のスイッチレバー21は反時計方向に付勢されている
。第1のカセコンスイッチ22と第2のカセコンスイッ
チ23とは、いずれも右側フレーム1に固定されている
。スタートセンサ24とエンドセンサ25とは、それぞ
れホルダ(図示せず)により両フレーム1,2に固定さ
れている。
【0029】ロックレバーとしてのスケート板ロック2
6,27は、スケート板ロック軸28,28に回転可能
に取り付けられており、かつ、図示していないスケート
板ロックスプリングによって先端が下がる方向に付勢さ
れている。このスケート板ロック軸28,28はそれぞ
れ右側と左側それぞれのフレーム1,2に植設されてい
る。
6,27は、スケート板ロック軸28,28に回転可能
に取り付けられており、かつ、図示していないスケート
板ロックスプリングによって先端が下がる方向に付勢さ
れている。このスケート板ロック軸28,28はそれぞ
れ右側と左側それぞれのフレーム1,2に植設されてい
る。
【0030】両フレーム1,2は、前爪1a,2aによ
り図4〜図6に示されるメカシャーシ55の穴55e,
55fと係合しており、ビスにより後部の穴1b,2b
がビス等に固定されてメカシャーシ55に固定されてい
る。
り図4〜図6に示されるメカシャーシ55の穴55e,
55fと係合しており、ビスにより後部の穴1b,2b
がビス等に固定されてメカシャーシ55に固定されてい
る。
【0031】図9〜図11を参照して、カセット30を
載置して移動させるスライダ31はカセット30の挿入
位置を規制するストッパ31a,31bを有し、両サイ
ドににはカセット30の側面のガイドを行う右側ホルダ
32と左側ホルダ33とが取り付けられてカセットホル
ダを構成している。
載置して移動させるスライダ31はカセット30の挿入
位置を規制するストッパ31a,31bを有し、両サイ
ドににはカセット30の側面のガイドを行う右側ホルダ
32と左側ホルダ33とが取り付けられてカセットホル
ダを構成している。
【0032】右側ホルダ32には、カセット30の蓋3
0aのロックを解除するロック解除レバー34が内部に
回転可能に取り付けられており、凸部34aが右側ホル
ダ32の内側に凸となる方向に回転するように、図示し
ていないロック解除レバースプリングにより付勢されて
いる。
0aのロックを解除するロック解除レバー34が内部に
回転可能に取り付けられており、凸部34aが右側ホル
ダ32の内側に凸となる方向に回転するように、図示し
ていないロック解除レバースプリングにより付勢されて
いる。
【0033】蓋開け部材としての蓋開けホルダ39は、
両サイドに支点軸39a,39bが形成されており、こ
の支点軸39a,39bが右側と左側の各ホルダ32,
33それぞれの穴に挿入されることで回転自在に取り付
けられる。各ホルダ32,33には、外側に回転軸32
a,33aが形成されており、この回転軸32a,32
bが各ホルダガイド35,36それぞれの穴に挿入され
ることで右側と左側の各ホルダガイド35,36に回転
可能に固定されている。
両サイドに支点軸39a,39bが形成されており、こ
の支点軸39a,39bが右側と左側の各ホルダ32,
33それぞれの穴に挿入されることで回転自在に取り付
けられる。各ホルダ32,33には、外側に回転軸32
a,33aが形成されており、この回転軸32a,32
bが各ホルダガイド35,36それぞれの穴に挿入され
ることで右側と左側の各ホルダガイド35,36に回転
可能に固定されている。
【0034】また、蓋開けホルダ39には両サイドに凸
部39c,39dが形成されており、各凸部39c,3
9dはそれぞれ右側ホルダガイド35に形成されたカム
溝35aと、左側ホルダガイド36に形成されたカム溝
(図示せず)とに挿入されている。
部39c,39dが形成されており、各凸部39c,3
9dはそれぞれ右側ホルダガイド35に形成されたカム
溝35aと、左側ホルダガイド36に形成されたカム溝
(図示せず)とに挿入されている。
【0035】各ホルダガイド35,36には、それぞれ
右側と左側の各カセット押さえレバー37,38が回転
可能に取り付けられ、図示していない押さえレバー戻し
スプリングにより外側方向に付勢されている。
右側と左側の各カセット押さえレバー37,38が回転
可能に取り付けられ、図示していない押さえレバー戻し
スプリングにより外側方向に付勢されている。
【0036】図12〜図15を参照して、右側駆動ラッ
クレール40と左側駆動ラックレール41は、前部がガ
イドパネル42に固定され、後部が固定アングル43に
連結固定されている。ガイドパネル42の内部は、中空
になっており、このガイドパネル42に機器の動作状態
を表示する液晶表示部61を内蔵している。この液晶表
示部61の動作用のFPCケーブル62は、右側ガイド
レール49の中空部を挿通して一端は、液晶表示部61
に接続され、他端は、図示しない回路部に接続されてい
る。
クレール40と左側駆動ラックレール41は、前部がガ
イドパネル42に固定され、後部が固定アングル43に
連結固定されている。ガイドパネル42の内部は、中空
になっており、このガイドパネル42に機器の動作状態
を表示する液晶表示部61を内蔵している。この液晶表
示部61の動作用のFPCケーブル62は、右側ガイド
レール49の中空部を挿通して一端は、液晶表示部61
に接続され、他端は、図示しない回路部に接続されてい
る。
【0037】右側駆動ラックレール40は、右側ホルダ
ガイド35の各ガイド軸35b,35cのガイドを行う
ための長穴40a,凹部40bを有し、角穴40jの裏
面側にも凹部40kを有し、カセットスプリング53が
取り付けられている。
ガイド35の各ガイド軸35b,35cのガイドを行う
ための長穴40a,凹部40bを有し、角穴40jの裏
面側にも凹部40kを有し、カセットスプリング53が
取り付けられている。
【0038】第2摺動部材としての右側ダウンレール4
4が内部でスライドする部分には凹部40dが形成され
ており、第1摺動部材としてのアップレール47のスラ
イド部分および揺動レバーとしてのアップレバー46の
回転部分には凹部40eが形成されている。右側ダウン
レール44のカム部44cのスライド部分には凹部40
dよりさらに凹となった凹部40i(2箇所)が形成さ
れている。また、図4に示すLED56の光路となる位
置から手前に長穴40qが形成されている。
4が内部でスライドする部分には凹部40dが形成され
ており、第1摺動部材としてのアップレール47のスラ
イド部分および揺動レバーとしてのアップレバー46の
回転部分には凹部40eが形成されている。右側ダウン
レール44のカム部44cのスライド部分には凹部40
dよりさらに凹となった凹部40i(2箇所)が形成さ
れている。また、図4に示すLED56の光路となる位
置から手前に長穴40qが形成されている。
【0039】アップレバー46は、右側駆動ラックレー
ル40に形成された回転軸40fに軸支され、駆動軸4
6aがアップレール47の長穴47aに挿入されている
。アップレール47は、右側駆動ラックレール40の凹
部40eの上下面にガイドされてスライド可能となる。 右側ダウンレール44も同様に右側駆動ラックレール4
0の凹部40dの上下面にガイドされてスライド可能と
なる。ロック部材としてのダウンレールロック48は、
右側駆動ラックレール40に形成された軸40gに軸支
され、ダウンレールロックスプリング(図示せず)によ
って時計方向に付勢されるため、右側ダウンレール44
の凹部44fを押すため、右側ダウンレール44を左方
向に付勢することとなる。
ル40に形成された回転軸40fに軸支され、駆動軸4
6aがアップレール47の長穴47aに挿入されている
。アップレール47は、右側駆動ラックレール40の凹
部40eの上下面にガイドされてスライド可能となる。 右側ダウンレール44も同様に右側駆動ラックレール4
0の凹部40dの上下面にガイドされてスライド可能と
なる。ロック部材としてのダウンレールロック48は、
右側駆動ラックレール40に形成された軸40gに軸支
され、ダウンレールロックスプリング(図示せず)によ
って時計方向に付勢されるため、右側ダウンレール44
の凹部44fを押すため、右側ダウンレール44を左方
向に付勢することとなる。
【0040】右側ダウンレール44には、ラック44e
および右側ホルダガイド35のガイド軸35bが挿入さ
れ、右側ホルダガイド35の上昇下降を行うカム44d
と、右側カセット押さえレバー37の凸37aを押すカ
ム44cが形成されている。また、軸44aと凹部44
bが形成され、ダウンスイッチレバー52が軸44aに
回転可能に挿入される。ダウンスイッチレバー52には
、軸52aが形成されており、右側駆動ラックレール4
0に形成された溝40hに挿入され、右側ダウンレール
44が移動することにより、溝40hに沿って移動回転
するようになっている。
および右側ホルダガイド35のガイド軸35bが挿入さ
れ、右側ホルダガイド35の上昇下降を行うカム44d
と、右側カセット押さえレバー37の凸37aを押すカ
ム44cが形成されている。また、軸44aと凹部44
bが形成され、ダウンスイッチレバー52が軸44aに
回転可能に挿入される。ダウンスイッチレバー52には
、軸52aが形成されており、右側駆動ラックレール4
0に形成された溝40hに挿入され、右側ダウンレール
44が移動することにより、溝40hに沿って移動回転
するようになっている。
【0041】右側駆動ラックレール40の外側には、右
側ガイドレール49がビス等で取り付けられて移動機構
が構成され、昇降機構を構成する右側ダウンレール44
、ダウンレールロック48および傾斜機構を構成するア
ップレバー46、アップレール47は、右側駆動ラック
レール40と、右側ガイドレール49に挟まれたように
なり、スライドまたは回転のガイドとなる。
側ガイドレール49がビス等で取り付けられて移動機構
が構成され、昇降機構を構成する右側ダウンレール44
、ダウンレールロック48および傾斜機構を構成するア
ップレバー46、アップレール47は、右側駆動ラック
レール40と、右側ガイドレール49に挟まれたように
なり、スライドまたは回転のガイドとなる。
【0042】右側ガイドレール49には、外側にガイド
レールローラ6と係合する溝49aがあり、内側は平面
になっており、ガイドレール駆動軸51が植設されてい
る。反対側側面においては、アップレール47、アップ
レバー46、ダウンスイッチレバー52が無いことおよ
びそれに伴い左側駆動ラックレール41には右側駆動ラ
ックレール40に示す凹40e、軸40fが無いこと、
左側ダウンレール45には右側ダウンレール44に示す
凹部44bおよび軸44aが無いことを除き機構および
形状は対称となっている。
レールローラ6と係合する溝49aがあり、内側は平面
になっており、ガイドレール駆動軸51が植設されてい
る。反対側側面においては、アップレール47、アップ
レバー46、ダウンスイッチレバー52が無いことおよ
びそれに伴い左側駆動ラックレール41には右側駆動ラ
ックレール40に示す凹40e、軸40fが無いこと、
左側ダウンレール45には右側ダウンレール44に示す
凹部44bおよび軸44aが無いことを除き機構および
形状は対称となっている。
【0043】前記の大きく分けた3つの手段、カセット
を保持する保持手段が移送手段に取り付けられ、駆動手
段の駆動により移動可能に構成される。
を保持する保持手段が移送手段に取り付けられ、駆動手
段の駆動により移動可能に構成される。
【0044】具体的には、右側ホルダガイド35の軸3
5bが右側駆動ラックレール40の長穴40aに挿入さ
れ、かつ、右側ダウンレール44のカム44dに挿入さ
れている。右側ホルダガイド35の軸35cは、右側駆
動ラックレール40の凹部40bに挿入され、右側ホル
ダガイド35が上下移動可能に取り付けられる。左側ホ
ルダガイド36も同様にして上下移動可能に取り付けら
れるためカセット30を保持する機構が、右側ダウンレ
ール44および左側ダウンレール45のカム44d,4
5d(図示せず)により上下移動可能に移送機構に取り
付けられる。
5bが右側駆動ラックレール40の長穴40aに挿入さ
れ、かつ、右側ダウンレール44のカム44dに挿入さ
れている。右側ホルダガイド35の軸35cは、右側駆
動ラックレール40の凹部40bに挿入され、右側ホル
ダガイド35が上下移動可能に取り付けられる。左側ホ
ルダガイド36も同様にして上下移動可能に取り付けら
れるためカセット30を保持する機構が、右側ダウンレ
ール44および左側ダウンレール45のカム44d,4
5d(図示せず)により上下移動可能に移送機構に取り
付けられる。
【0045】カセット30を移送する機構は、右側ガイ
ドレール49の溝49a、および左側ガイドレール50
の溝50aが両フレーム1,2に軸支されている4つの
ガイドレールローラ6に挿入され、スライド可能に取り
付けられる。右側駆動ラックレール40には、凸40n
と40oが形成され、凸40nは右側フレーム1の曲げ
部1dと当接することで、凸40oはアップレール47
に形成された凸47bを挟み、右側フレーム1の曲げ部
1dと当接する事で移送機構のスライドのストッパとな
っている。
ドレール49の溝49a、および左側ガイドレール50
の溝50aが両フレーム1,2に軸支されている4つの
ガイドレールローラ6に挿入され、スライド可能に取り
付けられる。右側駆動ラックレール40には、凸40n
と40oが形成され、凸40nは右側フレーム1の曲げ
部1dと当接することで、凸40oはアップレール47
に形成された凸47bを挟み、右側フレーム1の曲げ部
1dと当接する事で移送機構のスライドのストッパとな
っている。
【0046】右側カムギア10の大径ギア10aは、右
側駆動ラックレール40のラックギア40cおよび右側
ダウンレール44のラック44eと噛合う位置にあり、
同様に左側カムギア11のギア11aは左側駆動ラック
レール41のラックギア41e(図13)および左側ダ
ウンレール45のラック45c(図13)と噛合う位置
にある。 図15〜図24は、カセット装填装置の右
側面動作説明図であり、図15〜図19は、カセット3
0を移送する機構図であり、図20〜図24はカセット
30を保持する機構図である。
側駆動ラックレール40のラックギア40cおよび右側
ダウンレール44のラック44eと噛合う位置にあり、
同様に左側カムギア11のギア11aは左側駆動ラック
レール41のラックギア41e(図13)および左側ダ
ウンレール45のラック45c(図13)と噛合う位置
にある。 図15〜図24は、カセット装填装置の右
側面動作説明図であり、図15〜図19は、カセット3
0を移送する機構図であり、図20〜図24はカセット
30を保持する機構図である。
【0047】図15〜図24において、動作の説明を行
う。なお、右側ガイドレール49は、説明のため省略し
ている。
う。なお、右側ガイドレール49は、説明のため省略し
ている。
【0048】図15および図20はイジェクト状態であ
り、右側駆動ラックレール40は、最も外側にスライド
している状態でアップレール47の凸47bは右側フレ
ーム1のストッパ部1d(図7)に当接し、右側駆動ラ
ックレール40のストッパ40oとも当接しているため
アップレール47は図15に示す位置となり、アップレ
バー46の軸46bが右側ホルダ32のカム部32bを
押し下げ、右側ホルダ32およびスライダ31、左側ホ
ルダ33と蓋開けホルダ39を回転させている。このと
き蓋開けホルダ39は、右側ホルダガイド35と左側ホ
ルダガイドL36に形成されたカム溝35aと36aに
より回転を規制されている。
り、右側駆動ラックレール40は、最も外側にスライド
している状態でアップレール47の凸47bは右側フレ
ーム1のストッパ部1d(図7)に当接し、右側駆動ラ
ックレール40のストッパ40oとも当接しているため
アップレール47は図15に示す位置となり、アップレ
バー46の軸46bが右側ホルダ32のカム部32bを
押し下げ、右側ホルダ32およびスライダ31、左側ホ
ルダ33と蓋開けホルダ39を回転させている。このと
き蓋開けホルダ39は、右側ホルダガイド35と左側ホ
ルダガイドL36に形成されたカム溝35aと36aに
より回転を規制されている。
【0049】第1のスイッチレバー20は、図示してい
ないスイッチレバースプリングにより時計方向に付勢さ
れながら駆動ラックレール40の凸部40pに当接し、
図15に示す位置に回転し、第1のカセコンスイッチ2
2は開状態となっている。右側ダウンレール44は、ダ
ウンレールロック48と図示していないダウンレールス
プリングにより左側方向に付勢され、図15に示す位置
にあり、右側ホルダガイド35の軸35bは右側ダウン
レール44のカム44dの最上部に挿入されているため
右側ホルダガイド35は最上部で保持される。スタート
センサ24は、LED56の光を受光しているためオン
となっている。
ないスイッチレバースプリングにより時計方向に付勢さ
れながら駆動ラックレール40の凸部40pに当接し、
図15に示す位置に回転し、第1のカセコンスイッチ2
2は開状態となっている。右側ダウンレール44は、ダ
ウンレールロック48と図示していないダウンレールス
プリングにより左側方向に付勢され、図15に示す位置
にあり、右側ホルダガイド35の軸35bは右側ダウン
レール44のカム44dの最上部に挿入されているため
右側ホルダガイド35は最上部で保持される。スタート
センサ24は、LED56の光を受光しているためオン
となっている。
【0050】カセットの装填動作のスタートは、右側駆
動ラックレール40を押す、または、カセット30を下
方に押す事により行われ、図16および図21に示す位
置となる。図16および図21において、アップレール
47は、右側駆動ラックレール40が移動した事により
フリーの状態となり、右側ホルダ32はホルダ戻しスプ
リング29により反時計方向に回転し、保持しているカ
セット30も回転し、右側ホルダガイド35の図示して
いないストッパが右側ホルダ32に当たり水平位置に保
持される。
動ラックレール40を押す、または、カセット30を下
方に押す事により行われ、図16および図21に示す位
置となる。図16および図21において、アップレール
47は、右側駆動ラックレール40が移動した事により
フリーの状態となり、右側ホルダ32はホルダ戻しスプ
リング29により反時計方向に回転し、保持しているカ
セット30も回転し、右側ホルダガイド35の図示して
いないストッパが右側ホルダ32に当たり水平位置に保
持される。
【0051】右側ホルダ32が回転する際、ロック解除
レバー34は先端34aが内側に向くように付勢され回
転可能に右側ホルダ32に取り付けられ、右側ホルダ3
2が上昇している際には、右側ホルダガイド35の図示
していないカム部と当接しているため先端34aは右側
ホルダ32の内側には出ないようになっている。
レバー34は先端34aが内側に向くように付勢され回
転可能に右側ホルダ32に取り付けられ、右側ホルダ3
2が上昇している際には、右側ホルダガイド35の図示
していないカム部と当接しているため先端34aは右側
ホルダ32の内側には出ないようになっている。
【0052】右側ホルダ32が回転し、水平状態になる
と、ロック解除レバー34は右側ホルダガイド35の図
示していないカム部と接触しなくなるため先端34aは
右側ホルダ32の内側に出てくることになり、これによ
って、カセット30に設けられた蓋30aのロックを行
う図示していないレバーを押し、蓋30aのロックが解
除される。
と、ロック解除レバー34は右側ホルダガイド35の図
示していないカム部と接触しなくなるため先端34aは
右側ホルダ32の内側に出てくることになり、これによ
って、カセット30に設けられた蓋30aのロックを行
う図示していないレバーを押し、蓋30aのロックが解
除される。
【0053】また蓋開けホルダ39は、ホルダガイド3
5のカム溝35aと左側ホルダガイド36の図示してい
ないカム溝によって蓋開けホルダ39の凸部39cと3
9dが押し上げられるため蓋開けホルダ39は若干反時
計方向に回転し、カセット30の蓋30aも蓋開けホル
ダ39の爪部39eによって若干開かれた状態となる。
5のカム溝35aと左側ホルダガイド36の図示してい
ないカム溝によって蓋開けホルダ39の凸部39cと3
9dが押し上げられるため蓋開けホルダ39は若干反時
計方向に回転し、カセット30の蓋30aも蓋開けホル
ダ39の爪部39eによって若干開かれた状態となる。
【0054】図29〜図32は、このロック解除レバー
34および蓋開けホルダ39の動作を、さらに詳細に説
明するための図であり、図29および図30は、図20
の状態に対応する平面および側面図であり、図31およ
び図32は、図21の状態に対応する平面および側面図
である。なお、図30,32には、一部断面図を併せて
示している。
34および蓋開けホルダ39の動作を、さらに詳細に説
明するための図であり、図29および図30は、図20
の状態に対応する平面および側面図であり、図31およ
び図32は、図21の状態に対応する平面および側面図
である。なお、図30,32には、一部断面図を併せて
示している。
【0055】これらの図を参照して、右側ホルダ32が
傾いた状態になると、該ホルダ32に回転自在に係合さ
れている蓋開けホルダ39が右側ホルダ32と共に揺動
する。蓋開けホルダ39の凸部39cが、右側ホルダガ
イド35のカム部35gによって図面時計方向に回動さ
せられる(閉じた状態になる)。ロック解除レバー34
の他端部34bが、右側ホルダガイド35のカム部35
dに押され、巻きばね63に抗して図29の時計方向に
回動し、ロック解除レバー34の先端34aが右側ホル
ダ32内に引き込まれる。これによって、カセットの挿
入、取り出し時に、ロック解除レバー34に引っ掛かる
といったことがなく、カセットの挿抜を円滑に行えるこ
とになる。
傾いた状態になると、該ホルダ32に回転自在に係合さ
れている蓋開けホルダ39が右側ホルダ32と共に揺動
する。蓋開けホルダ39の凸部39cが、右側ホルダガ
イド35のカム部35gによって図面時計方向に回動さ
せられる(閉じた状態になる)。ロック解除レバー34
の他端部34bが、右側ホルダガイド35のカム部35
dに押され、巻きばね63に抗して図29の時計方向に
回動し、ロック解除レバー34の先端34aが右側ホル
ダ32内に引き込まれる。これによって、カセットの挿
入、取り出し時に、ロック解除レバー34に引っ掛かる
といったことがなく、カセットの挿抜を円滑に行えるこ
とになる。
【0056】一方、右側ホルダ32が、水平状態になる
と、右側ホルダ32と共に、蓋開けホルダ39が反時計
方向に揺動する。蓋開けホルダ39が揺動すると、蓋開
けホルダ39の凸部39cが、右側ホルダガイド35の
カム部35fによって右側ホルダ32を支点にして蓋開
けホルダ39が回動すると、蓋開けホルダ39の引っ掛
け部39eによって、カセット30の蓋30aが若干開
けられる。
と、右側ホルダ32と共に、蓋開けホルダ39が反時計
方向に揺動する。蓋開けホルダ39が揺動すると、蓋開
けホルダ39の凸部39cが、右側ホルダガイド35の
カム部35fによって右側ホルダ32を支点にして蓋開
けホルダ39が回動すると、蓋開けホルダ39の引っ掛
け部39eによって、カセット30の蓋30aが若干開
けられる。
【0057】このようにしてカセット装填時には、カセ
ット30の蓋30aを若干開放した状態で、所定の位置
まで水平移動させることになるので、機器内部の引き出
しローラ等の各部品に当接させることなく移動させるに
必要な高さが、蓋30aを閉じた状態のままで水平移動
させるものに比べて、低く済むことになり、これによっ
て、機器の高さを低くすることが可能となる。
ット30の蓋30aを若干開放した状態で、所定の位置
まで水平移動させることになるので、機器内部の引き出
しローラ等の各部品に当接させることなく移動させるに
必要な高さが、蓋30aを閉じた状態のままで水平移動
させるものに比べて、低く済むことになり、これによっ
て、機器の高さを低くすることが可能となる。
【0058】なお、ロック解除レバー34も右側ホルダ
32と共に揺動し、右側ホルダガイド35のカム部35
eの凹部にはいり、ロック解除レバー34の他端34b
が開放され、巻きばね63に付勢されて図31の反時計
方向に回動し、先端34aが突出する。
32と共に揺動し、右側ホルダガイド35のカム部35
eの凹部にはいり、ロック解除レバー34の他端34b
が開放され、巻きばね63に付勢されて図31の反時計
方向に回動し、先端34aが突出する。
【0059】再び、図16および図21を参照して、こ
の状態のときには、スタートセンサ24はLED26の
光を受光しているためオンの状態であるが更に右側駆動
ラックレール40が移動すると、LED56の光が遮光
され、スタートセンサ24はオフとなる。第1のスイッ
チレバー20は時計方向に図示していないスイッチレバ
ースプリングにより回転し第1のカセコンスイッチ22
は閉状態となる。
の状態のときには、スタートセンサ24はLED26の
光を受光しているためオンの状態であるが更に右側駆動
ラックレール40が移動すると、LED56の光が遮光
され、スタートセンサ24はオフとなる。第1のスイッ
チレバー20は時計方向に図示していないスイッチレバ
ースプリングにより回転し第1のカセコンスイッチ22
は閉状態となる。
【0060】この第1のカセコンスイッチ22の閉状態
を検出してモータ18をロー電圧でスタートする。モー
タ18の回転が、プーリ19、ウォームギア16、ウォ
ームホイル12、右側カムギア10に伝達され、右側カ
ムギア10の回転がシンクロギア14a,14b、メイ
ンシャフトを通して左側カムギア11に伝達される。こ
のことより右側駆動ラックレール40と左側駆動ラック
レール41を水平方向に移動し、図17および図22に
示す位置に移動する。この途中でスタートセンサ24は
、前記の通りオフとなる(図25A点)。スタートセン
サ24のオフA点を検出してモータ18の電圧をローか
らハイに切換える。
を検出してモータ18をロー電圧でスタートする。モー
タ18の回転が、プーリ19、ウォームギア16、ウォ
ームホイル12、右側カムギア10に伝達され、右側カ
ムギア10の回転がシンクロギア14a,14b、メイ
ンシャフトを通して左側カムギア11に伝達される。こ
のことより右側駆動ラックレール40と左側駆動ラック
レール41を水平方向に移動し、図17および図22に
示す位置に移動する。この途中でスタートセンサ24は
、前記の通りオフとなる(図25A点)。スタートセン
サ24のオフA点を検出してモータ18の電圧をローか
らハイに切換える。
【0061】図17および図22において、右側駆動ラ
ックレール40が図のように移動することで、LED5
6の光は、駆動ラックレール40の穴40qを通過し、
検出手段としてのスタートセンサ24がオンとなる(図
25B点)。モータ制御手段としての図示しないマイコ
ンは、このB点を検出してある一定時間モータ18にシ
ョートブレーキをかけ、その後ローの電圧でモータ18
を駆動させる。このスタートセンサ24によって検出さ
れるB点は、水平移動の終端の手前位置となっており、
このような手前位置で一旦ショートブレーキをかけるこ
とにより、トレイが水平移動終端でストッパに当接する
際の音や衝撃を低減することが可能となり、カセット装
填動作における水平動作から垂直動作への移行が円滑に
行えるようになる。
ックレール40が図のように移動することで、LED5
6の光は、駆動ラックレール40の穴40qを通過し、
検出手段としてのスタートセンサ24がオンとなる(図
25B点)。モータ制御手段としての図示しないマイコ
ンは、このB点を検出してある一定時間モータ18にシ
ョートブレーキをかけ、その後ローの電圧でモータ18
を駆動させる。このスタートセンサ24によって検出さ
れるB点は、水平移動の終端の手前位置となっており、
このような手前位置で一旦ショートブレーキをかけるこ
とにより、トレイが水平移動終端でストッパに当接する
際の音や衝撃を低減することが可能となり、カセット装
填動作における水平動作から垂直動作への移行が円滑に
行えるようになる。
【0062】右側駆動ラックレール40のラック40c
は、図14に示す位置まで形成されており、右側カムギ
ア10の大径ギア10aと噛合っている。右側カムギア
10の大径ギア10aは、右側ダウンレール44のラッ
ク44eとも噛合っている。右側ガイドレール49に植
設されたガイドレール駆動軸51は右側カムギア10の
カム10cに当接している。
は、図14に示す位置まで形成されており、右側カムギ
ア10の大径ギア10aと噛合っている。右側カムギア
10の大径ギア10aは、右側ダウンレール44のラッ
ク44eとも噛合っている。右側ガイドレール49に植
設されたガイドレール駆動軸51は右側カムギア10の
カム10cに当接している。
【0063】ここで、右側カムギア10付近の詳細を図
35および図36に示す。
35および図36に示す。
【0064】図36は、右側カムギア10の大径ギア1
0aが噛合っていない状態であるが、右側駆動ラックレ
ール40のラックギア40cに対して、右側ダウンレー
ル44のラックギア44eは、位相をずらして形成され
ており、右側ダウンレール44の移動方向と逆方向に若
干ずらしている。ここで、右側駆動ラックレール40が
移動し、図35に示すように、右側カムギア10の大径
ギア10aと噛合う位置になると、右側ダウンレール4
4は、そのラックギア44eが、右側駆動ラックレール
40のラックギア40cに対してずれているために、そ
のままでは噛合えないけれども、右側カムギア10の大
径ギア10aと徐々に噛合う時点で移動方向に移動し、
ラックギア40cと44eとの位相が同じ位置となり、
図35に示すように、右側駆動ラックレール40のラッ
クギア40cと右側ダウンレール44のラックギア44
eは、右側カムギア10の大径ギア10aと正常に噛合
うことになる。
0aが噛合っていない状態であるが、右側駆動ラックレ
ール40のラックギア40cに対して、右側ダウンレー
ル44のラックギア44eは、位相をずらして形成され
ており、右側ダウンレール44の移動方向と逆方向に若
干ずらしている。ここで、右側駆動ラックレール40が
移動し、図35に示すように、右側カムギア10の大径
ギア10aと噛合う位置になると、右側ダウンレール4
4は、そのラックギア44eが、右側駆動ラックレール
40のラックギア40cに対してずれているために、そ
のままでは噛合えないけれども、右側カムギア10の大
径ギア10aと徐々に噛合う時点で移動方向に移動し、
ラックギア40cと44eとの位相が同じ位置となり、
図35に示すように、右側駆動ラックレール40のラッ
クギア40cと右側ダウンレール44のラックギア44
eは、右側カムギア10の大径ギア10aと正常に噛合
うことになる。
【0065】これによって、駆動ラックレール40とダ
ウンレール44のラックギア40c,44eの位相が、
環境変化や部品の精度などによって若干の変化があった
としても、カムギア10との噛合いは問題がなくなり、
信頼性が高く、異常音の発生のないカセット装填装置と
なる。
ウンレール44のラックギア40c,44eの位相が、
環境変化や部品の精度などによって若干の変化があった
としても、カムギア10との噛合いは問題がなくなり、
信頼性が高く、異常音の発生のないカセット装填装置と
なる。
【0066】すなわち、本発明のように両ラックギア4
0c,44eの位相をずらすことなく、同じ位相にして
おくと、駆動ラックレール40およびダウンレール44
の部品精度や環境変化によって図37に示されるように
、右側駆動ラックレール40のラックギア40cに対し
て、右側ダウンレール44のラックギア44eが、若干
右側にずれてしまう場合があるが、この状態では、右側
カムギア10の大径ギア10aに噛合うことができなか
ったり、あるいは、異常音が発生したり、負荷が増大す
ることになる。これに対して、上述の構成を有する本発
明では、かかる問題がない。
0c,44eの位相をずらすことなく、同じ位相にして
おくと、駆動ラックレール40およびダウンレール44
の部品精度や環境変化によって図37に示されるように
、右側駆動ラックレール40のラックギア40cに対し
て、右側ダウンレール44のラックギア44eが、若干
右側にずれてしまう場合があるが、この状態では、右側
カムギア10の大径ギア10aに噛合うことができなか
ったり、あるいは、異常音が発生したり、負荷が増大す
ることになる。これに対して、上述の構成を有する本発
明では、かかる問題がない。
【0067】再び、図17および図22を参照して、カ
ム10cは、大径ギア10aによる右側駆動ラックレー
ル40の水平移動量とカム10cによるガイドレール駆
動軸51を移動させる量とが同一となるような形状とな
っている。右側カムギア10の回転により右側カムギア
10の大径ギア10aは、右側ダウンレール44のラッ
ク44eと噛合いながらカム10cによりガイドレール
駆動軸51が移動され、右側駆動ラックレール40が移
動するので、右側ダウンレール44と右側駆動ラックレ
ール40との相対位置は変わらずに図18および図23
に示す位置に移動する。
ム10cは、大径ギア10aによる右側駆動ラックレー
ル40の水平移動量とカム10cによるガイドレール駆
動軸51を移動させる量とが同一となるような形状とな
っている。右側カムギア10の回転により右側カムギア
10の大径ギア10aは、右側ダウンレール44のラッ
ク44eと噛合いながらカム10cによりガイドレール
駆動軸51が移動され、右側駆動ラックレール40が移
動するので、右側ダウンレール44と右側駆動ラックレ
ール40との相対位置は変わらずに図18および図23
に示す位置に移動する。
【0068】図18および図23において、駆動ラック
レール40の凸部40nと右側フレーム1の曲げ1c(
図7参照)とが当接し、かつ、右側カムギア10のカム
10cとガイドレール駆動軸51とが当接していること
により、右側駆動ラックレール40の位置は保持される
ことになる。更に右側カムギア10が回転すると右側駆
動ラックレール40はそのままに右側ダウンレール44
のみが移動し、右側ダウンレール44のカム44cが右
側ホルダガイド35に取付けられた右側カセット押さえ
レバー37の凸部37aを押す。
レール40の凸部40nと右側フレーム1の曲げ1c(
図7参照)とが当接し、かつ、右側カムギア10のカム
10cとガイドレール駆動軸51とが当接していること
により、右側駆動ラックレール40の位置は保持される
ことになる。更に右側カムギア10が回転すると右側駆
動ラックレール40はそのままに右側ダウンレール44
のみが移動し、右側ダウンレール44のカム44cが右
側ホルダガイド35に取付けられた右側カセット押さえ
レバー37の凸部37aを押す。
【0069】右側カセット押さえレバー37は、反時計
方向に回転し、カセット30を上から押さえ保持する。 更に右側ダウンレール44が移動すると、カム44dに
右側ホルダガイド35の軸35bが挿入されているため
右側ホルダガイド35は下降し、右側カセット押さえレ
バー37の凸部37aは、右側ダウンレール44のカム
44cから右側駆動ラックレール40の凹部40kに移
動し、更に下がるとカセットスプリング53に接触する
ようになる。カセットスプリング53に右側カセット押
さえレバー37の凹部37aが接触するようにすること
でカセットスプリング53の力を用いて右側カセット押
さえレバー37の複動機構としている。カセット30は
、右側カセット押さえレバー37とスライダ31および
右側ホルダ32、左側ホルダL33とで保持され下降す
る。
方向に回転し、カセット30を上から押さえ保持する。 更に右側ダウンレール44が移動すると、カム44dに
右側ホルダガイド35の軸35bが挿入されているため
右側ホルダガイド35は下降し、右側カセット押さえレ
バー37の凸部37aは、右側ダウンレール44のカム
44cから右側駆動ラックレール40の凹部40kに移
動し、更に下がるとカセットスプリング53に接触する
ようになる。カセットスプリング53に右側カセット押
さえレバー37の凹部37aが接触するようにすること
でカセットスプリング53の力を用いて右側カセット押
さえレバー37の複動機構としている。カセット30は
、右側カセット押さえレバー37とスライダ31および
右側ホルダ32、左側ホルダL33とで保持され下降す
る。
【0070】このようにカセットを圧着させるカセット
押さえレバー37を、カセット保持手段に設け、右側ダ
ウンレール44の移動で動作し、カセットスプリング5
3で保持するように構成したので、一対のフレーム間に
揺動可能に設けられる従来例のカセット押さえレバーに
比べて部品点数を少なくして構成の簡素化を図ることが
できる。
押さえレバー37を、カセット保持手段に設け、右側ダ
ウンレール44の移動で動作し、カセットスプリング5
3で保持するように構成したので、一対のフレーム間に
揺動可能に設けられる従来例のカセット押さえレバーに
比べて部品点数を少なくして構成の簡素化を図ることが
できる。
【0071】右側フレーム1に回転可能に、かつ図示し
ていないスケート板ロックスプリングによって時計回り
方向に付勢されて取付られているロックレバーとしての
右側スケート板ロック26は、凸部26aを右側ホルダ
ガイド35に接しているため図18に示す位置に保持さ
れている。右側ホルダ35が下降すると、右側スケート
板ロック26は、時計方向に回転し、先端が右側駆動ラ
ックレール40の凹部40r(図14参照)に入り込み
、右側駆動ラックレール40がイジェクト方向に移動す
るのをロックしている。
ていないスケート板ロックスプリングによって時計回り
方向に付勢されて取付られているロックレバーとしての
右側スケート板ロック26は、凸部26aを右側ホルダ
ガイド35に接しているため図18に示す位置に保持さ
れている。右側ホルダ35が下降すると、右側スケート
板ロック26は、時計方向に回転し、先端が右側駆動ラ
ックレール40の凹部40r(図14参照)に入り込み
、右側駆動ラックレール40がイジェクト方向に移動す
るのをロックしている。
【0072】このように右側スケート板ロック26によ
って水平移動機構のイジェクト方向への移動、すなわち
、トレイのイジェクト方向への移動を阻止しているので
、単にカムギアで阻止する従来例のように、輸送中の衝
撃などによってカムギアが変形して動作の不具合を生じ
るといったことが防止される。
って水平移動機構のイジェクト方向への移動、すなわち
、トレイのイジェクト方向への移動を阻止しているので
、単にカムギアで阻止する従来例のように、輸送中の衝
撃などによってカムギアが変形して動作の不具合を生じ
るといったことが防止される。
【0073】また、右側ホルダガイド35が下降する際
に、メカシャーシに取付られたオープンレバー60が蓋
開けホルダ39とカセット30の蓋30aを開ける動作
を行う。
に、メカシャーシに取付られたオープンレバー60が蓋
開けホルダ39とカセット30の蓋30aを開ける動作
を行う。
【0074】図19および図24において、右側ダウン
レール44が図19に示す位置に移動すると、カム44
dにより右側ホルダガイド35は更に押し下げられカセ
ット30は、メカシャーシ55に植設された位置決めピ
ン55a,55bにより位置決めされ、位置決めピン5
5a,55bの端面とカセットステイ55c,55dの
上に装填され、右側圧着スプリング57が右側ホルダガ
イド35の軸35bを下に押すことでカセット30を圧
着する。このとき、ダウンレールロック48は、図26
に示されるように、ダウンレールロックスプリング(図
示せず)によって時計方向に付勢されているために、そ
の先端48aが右側ダウンレール44の凹部44gの傾
斜面に圧接され、これによって、右側ダウンレール44
は、右側方向に付勢されることになる。
レール44が図19に示す位置に移動すると、カム44
dにより右側ホルダガイド35は更に押し下げられカセ
ット30は、メカシャーシ55に植設された位置決めピ
ン55a,55bにより位置決めされ、位置決めピン5
5a,55bの端面とカセットステイ55c,55dの
上に装填され、右側圧着スプリング57が右側ホルダガ
イド35の軸35bを下に押すことでカセット30を圧
着する。このとき、ダウンレールロック48は、図26
に示されるように、ダウンレールロックスプリング(図
示せず)によって時計方向に付勢されているために、そ
の先端48aが右側ダウンレール44の凹部44gの傾
斜面に圧接され、これによって、右側ダウンレール44
は、右側方向に付勢されることになる。
【0075】このように右側ダウンレール44は、その
摺動範囲の両端位置において、ダウンレールロック48
により、例えば、図15あるいは図19に示されるよう
に、それぞれ左方向あるいは右方向に付勢されることに
なり、これによって、カセットホルダを所定の位置にそ
れぞれ保持することになる。この右側ダウンレール44
の付勢を、例えば、図27(イジェクト状態)および図
28(カセット装填状態)に示されるようなダウンレー
ルスプリング58により行うとすると、図28に示され
るカセット装填状態において、右側ダウンレール44は
カセットを上昇させる方向(左方向)に付勢されること
になり、振動や衝撃で右側ダウンレール44が移動して
しまったり、あるいは、右側ダウンレールス44を図2
7から図28の状態に移動させる際に、ダウンレールス
プリング58の荷重がモータの負荷になるという難点が
あるが、この実施例によれば、かかる難点がない。
摺動範囲の両端位置において、ダウンレールロック48
により、例えば、図15あるいは図19に示されるよう
に、それぞれ左方向あるいは右方向に付勢されることに
なり、これによって、カセットホルダを所定の位置にそ
れぞれ保持することになる。この右側ダウンレール44
の付勢を、例えば、図27(イジェクト状態)および図
28(カセット装填状態)に示されるようなダウンレー
ルスプリング58により行うとすると、図28に示され
るカセット装填状態において、右側ダウンレール44は
カセットを上昇させる方向(左方向)に付勢されること
になり、振動や衝撃で右側ダウンレール44が移動して
しまったり、あるいは、右側ダウンレールス44を図2
7から図28の状態に移動させる際に、ダウンレールス
プリング58の荷重がモータの負荷になるという難点が
あるが、この実施例によれば、かかる難点がない。
【0076】右側ダウンレール44に回転可能に取り付
けられたダウンスイッチレバー52は、右側ダウンレー
ル44の移動により、右側駆動ラックレール40に設け
られた溝40hにダウンスイッチレバー52の軸52a
が沿って回転し、第2のスイッチレバー21を押し、反
時計方向に回転させ、第2のカセコンスイッチ23が開
状態から閉状態となり(図25c点)、C点を検出して
ある一定時間をおいた後モータ18の駆動を停止し、カ
セット30の装填を完了する。
けられたダウンスイッチレバー52は、右側ダウンレー
ル44の移動により、右側駆動ラックレール40に設け
られた溝40hにダウンスイッチレバー52の軸52a
が沿って回転し、第2のスイッチレバー21を押し、反
時計方向に回転させ、第2のカセコンスイッチ23が開
状態から閉状態となり(図25c点)、C点を検出して
ある一定時間をおいた後モータ18の駆動を停止し、カ
セット30の装填を完了する。
【0077】イジェクト動作は、前記装填時と逆の動作
で行われるが、イジェクト時は装填時と逆にモータ18
に電圧をかけるが、ハイの電圧にてスタートさせる。図
19および図24に示す位置から移動を開始し、図16
および図21に示す位置においてスタートセンサ24が
オンとなり(図25のD点)、この点を検出してモータ
18の電圧をハイからローに落とす。その後図15およ
び図20に示す位置となり、カセット30は取り出し易
いように回転し、検出手段としての第1のカセコンスイ
ッチ22は閉状態から開状態となる(図25E点)。図
示しないモータ制御手段としてマイコンは、このE点を
検出した後ある一定時間を置いた後、モータ18を停止
し、更にモータ18にショートブレーキをかける。その
後ある一定時間だけローの電圧でモータ18にイジェク
ト方向に電圧をかけイジェクト動作を終了する。
で行われるが、イジェクト時は装填時と逆にモータ18
に電圧をかけるが、ハイの電圧にてスタートさせる。図
19および図24に示す位置から移動を開始し、図16
および図21に示す位置においてスタートセンサ24が
オンとなり(図25のD点)、この点を検出してモータ
18の電圧をハイからローに落とす。その後図15およ
び図20に示す位置となり、カセット30は取り出し易
いように回転し、検出手段としての第1のカセコンスイ
ッチ22は閉状態から開状態となる(図25E点)。図
示しないモータ制御手段としてマイコンは、このE点を
検出した後ある一定時間を置いた後、モータ18を停止
し、更にモータ18にショートブレーキをかける。その
後ある一定時間だけローの電圧でモータ18にイジェク
ト方向に電圧をかけイジェクト動作を終了する。
【0078】このようにイジェクト動作時には、トレイ
がストッパに当接する水平移動の終端で一旦モータ18
を停止させ、その後再び短時間モータ18を駆動するの
で、トレイがストッパに当接した反動でトレイがローデ
ィング方向に移動してカセットの傾斜が下るのを最小限
に抑えることが可能となり、操作性に優れ、高級感のあ
るカセット装填装置となる。
がストッパに当接する水平移動の終端で一旦モータ18
を停止させ、その後再び短時間モータ18を駆動するの
で、トレイがストッパに当接した反動でトレイがローデ
ィング方向に移動してカセットの傾斜が下るのを最小限
に抑えることが可能となり、操作性に優れ、高級感のあ
るカセット装填装置となる。
【0079】なお、反対側である左側面部分もシンクロ
ギア14a,14bおよびメインシャフト13により同
期して駆動されるので、アップレバー46、アップレー
ル47およびダウンスイッチレバー52と各スイッチが
ないことを除いて同様の動作となる。
ギア14a,14bおよびメインシャフト13により同
期して駆動されるので、アップレバー46、アップレー
ル47およびダウンスイッチレバー52と各スイッチが
ないことを除いて同様の動作となる。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カセット
が載置されるカセットホルダを傾斜させる機構や該カセ
ットホルダが取り付けられるホルダガイドを昇降させる
機構が、カセット保持手段を水平方向に移動させる移動
機構内に収納され、さらに、昇降機構としてX型のリン
ク機構を用いないので、左右一対のフレームに各種の機
構が設けられている従来例に比べて構成を簡素化するこ
とが可能となる。
が載置されるカセットホルダを傾斜させる機構や該カセ
ットホルダが取り付けられるホルダガイドを昇降させる
機構が、カセット保持手段を水平方向に移動させる移動
機構内に収納され、さらに、昇降機構としてX型のリン
ク機構を用いないので、左右一対のフレームに各種の機
構が設けられている従来例に比べて構成を簡素化するこ
とが可能となる。
【0081】しかも、請求項第1項記載の発明によれば
、トレイの収納状態において、トレイがイジェクト方向
に移動するのを確実に防止でき、機器の輸送中に受ける
衝撃などによる不具合を防止できる。
、トレイの収納状態において、トレイがイジェクト方向
に移動するのを確実に防止でき、機器の輸送中に受ける
衝撃などによる不具合を防止できる。
【0082】また、請求項第2項記載の発明によれば、
イジェクト動作時にトレイがストッパに当接した反動で
ローディング方向へ移動するのを抑制することができる
。
イジェクト動作時にトレイがストッパに当接した反動で
ローディング方向へ移動するのを抑制することができる
。
【0083】請求項第3項記載の発明によれば、カセッ
ト装填動作における水平動作から垂直動作への移行が円
滑に行われることになる。
ト装填動作における水平動作から垂直動作への移行が円
滑に行われることになる。
【0084】さらに、請求項第4項記載の発明によれば
、従動側の負荷変動に対して、ウォームギアがスラスト
方向に動いて打音が発生するのを有効に防止できる。
、従動側の負荷変動に対して、ウォームギアがスラスト
方向に動いて打音が発生するのを有効に防止できる。
【0085】また、請求項第5項記載の発明によれば、
ラックギアの位相が、環境変化や部品の精度などによっ
て変化があったとしても、駆動用ギアに円滑に噛合わせ
ることができる。
ラックギアの位相が、環境変化や部品の精度などによっ
て変化があったとしても、駆動用ギアに円滑に噛合わせ
ることができる。
【図1】本発明のカセット装填装置の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】磁気テープ駆動装置の平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】カセット装填装置の駆動手段の平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】カセット保持手段およびカセットの平面図であ
る。
る。
【図10】カセット保持手段の正面図である。
【図11】カセット保持手段の側面図である。
【図12】移送手段の平面図である。
【図13】図12の正面図である。
【図14】駆動ラックレールの側面図である。
【図15】移送手段の側面図である。
【図16】動作説明に供する移送手段の側面図である。
【図17】動作説明に供する移送手段の側面図である。
【図18】動作説明に供する移送手段の側面図である。
【図19】動作説明に供する移送手段の側面図である。
【図20】動作説明に供するカセット保持手段の側面図
である。
である。
【図21】動作説明に供するカセット保持手段の側面図
である。
である。
【図22】動作説明に供するカセット保持手段の側面図
である。
である。
【図23】動作説明に供するカセット保持手段の側面図
である。
である。
【図24】動作説明に供するカセット保持手段の側面図
である。
である。
【図25】動作説明に供するタイミングチャートである
。
。
【図26】ダウンレール近傍を拡大して示す側面図であ
る。
る。
【図27】本発明と異なる構成の移送手段の側面図であ
る。
る。
【図28】動作状態の異なる図27に対応する側面図で
ある。
ある。
【図29】ロック解除レバーおよび蓋開けホルダの動作
説明に供する平面図である。
説明に供する平面図である。
【図30】図29の側面図である。
【図31】ロック解除レバーおよび蓋開けホルダの動作
説明に供する平面図である。
説明に供する平面図である。
【図32】図31の側面図である。
【図33】ウォームギア付近の拡大側面図である。
【図34】本発明と異なる構成の図33に対応する側面
図である。
図である。
【図35】動作説明に供するラックギア付近の側面図で
ある。
ある。
【図36】動作説明に供するラックギア付近の側面図で
ある。
ある。
【図37】動作説明に供するラックギア付近の側面図で
ある。
ある。
1,2…フレーム、10,11 …カムギア、18…
モータ、19…継ぎ手プーリ、26,27…スレート板
ロック、30…カセット、32,33…ホルダ、35,
36…ホルダガイド、37,38…カセット押さえレバ
ー、39…蓋開けホルダ、40,41…駆動ラックレー
ル、44,45…ダウンレール、46…アップレバー、
47…アップレール、49,50…ガイドレール、61
…液晶表示部。
モータ、19…継ぎ手プーリ、26,27…スレート板
ロック、30…カセット、32,33…ホルダ、35,
36…ホルダガイド、37,38…カセット押さえレバ
ー、39…蓋開けホルダ、40,41…駆動ラックレー
ル、44,45…ダウンレール、46…アップレバー、
47…アップレール、49,50…ガイドレール、61
…液晶表示部。
Claims (5)
- 【請求項1】カセットを装填する機器に備えられて該機
器本体外のカセット挿抜位置でカセットの挿抜を行うト
レイ方式のカセット装填装置であって、カセットが載置
されるカセットホルダと、該カセットホルダが揺動可能
に取り付けられた一対のホルダガイドとを含むカセット
保持手段と、一対のフレームと、前記フレームに揺動可
能に取り付けられた一対のロックレバーと、単一の駆動
モータと、この駆動モータによって同期して回転する一
対の駆動用ギアとを含む駆動手段と、前記駆動用ギアに
噛合うラックギアを有して前記駆動モータの動力によっ
て水平方向に移動することにより、前記カセット保持手
段を、前記カセット挿抜位置と機器本体内の装入位置と
の間で水平方向に移動させる一対の移動機構と、前記移
動機構内に収納されて該移動機構の水平移動に応じて前
記カセット挿抜位置で前記カセットホルダを揺動させて
該カセットホルダを傾斜あるいは復帰させる傾斜機構と
、前記移動機構内に収納されて前記ホルダガイドを、前
記装入位置とカセットの装填位置との間で上昇あるいは
降下させる昇降機構とを含む移送手段と、を備え、前記
駆動手段の各ロックレバーは、前記ホルダガイドの降下
によって前記一対の移動機構に設けられた各係合部にそ
れぞれ係合して移動機構の移動を阻止するものであり、
前記移動機構は、前記ラックギアおよび前記係合部を有
して前記駆動モータの動力によって水平方向に移動する
一対の駆動ラックレールと、各駆動ラックレールに取り
付けられる一対のガイドレールとを含み、前記傾斜機構
は、前記駆動ラックレールと前記ガイドレールとの間の
収納部内で摺動する第1摺動部材と、前記収納部内で前
記第1摺動部材の摺動に応じて揺動することにより、前
記カセットホルダを揺動させる揺動レバーとを含み、前
記昇降機構は、前記駆動用ギアに噛合うラックギアを有
して前記駆動モータの動力によって前記収納部内を摺動
することにより前記ホルダガイドを、昇降させる第2摺
動部材と、この第2摺動部材の摺動の両端位置で該摺動
部材に形成された係合部に係合して該摺動部材を所定方
向に付勢するロック部材とを含むことを特徴とするカセ
ット装填装置。 - 【請求項2】カセットを装填する機器に備えられて該機
器本体外のカセット挿抜位置でカセットの挿抜を行うト
レイ方式のカセット装填装置であって、カセットが載置
されるカセットホルダと、該カセットホルダが揺動可能
に取り付けられた一対のホルダガイドとを含むカセット
保持手段と、一対のフレームと、単一の駆動モータと、
この駆動モータによって同期して回転する一対の駆動用
ギアとを含む駆動手段と、前記駆動用ギアに噛合うラッ
クギアを有して前記駆動モータの動力によって水平方向
に移動することにより、前記カセット保持手段を、前記
カセット挿抜位置と機器本体内の装入位置との間で水平
方向に移動させる一対の移動機構と、前記移動機構内に
収納されて該移動機構の水平移動に応じて前記カセット
挿抜位置で前記カセットホルダを揺動させて該カセット
ホルダを傾斜あるいは復帰させる傾斜機構と、前記移動
機構内に収納されて前記ホルダガイドを、前記装入位置
とカセットの装填位置との間で上昇あるいは降下させる
昇降機構とを含む移送手段と、前記移動機構が、前記駆
動モータの動力によって前記カセット挿抜位置方向への
移動の終端付近に達したことを検出する検出手段と、こ
の検出手段の出力に応答して前記駆動モータの駆動を一
旦停止させた後に再び一定時間駆動させるモータ制御手
段と、を備え、前記移動機構は、前記ラックギアを有し
て前記駆動モータの動力によって水平方向に移動する一
対の駆動ラックレールと、各駆動ラックレールに取り付
けられる一対のガイドレールとを含み、前記傾斜機構は
、前記駆動ラックレールと前記ガイドレールとの間の収
納部内で摺動する第1摺動部材と、前記収納部内で前記
第1摺動部材の摺動に応じて揺動することにより、前記
カセットホルダを揺動させる揺動レバーとを含み、前記
昇降機構は、前記駆動用ギアに噛合うラックギアを有し
て前記駆動モータの動力によって前記収納部内を摺動す
ることにより前記ホルダガイドを、昇降させる第2摺動
部材と、この第2摺動部材の摺動の両端位置で該摺動部
材に形成された係合部に係合して該摺動部材を所定方向
に付勢するロック部材とを含むことを特徴とするカセッ
ト装填装置。 - 【請求項3】カセットを装填する機器に備えられて該機
器本体外のカセット挿抜位置でカセットの挿抜を行うト
レイ方式のカセット装填装置であって、カセットが載置
されるカセットホルダと、該カセットホルダが揺動可能
に取り付けられた一対のホルダガイドとを含むカセット
保持手段と、一対のフレームと、単一の駆動モータと、
この駆動モータによって同期して回転する一対の駆動用
ギアとを含む駆動手段と、前記駆動用ギアに噛合うラッ
クギアを有して前記駆動モータの動力によって水平方向
に移動することにより、前記カセット保持手段を、前記
カセット挿抜位置と機器本体内の装入位置との間で水平
方向に移動させる一対の移動機構と、前記移動機構内に
収納されて該移動機構の水平移動に応じて前記カセット
挿抜位置で前記カセットホルダを揺動させて該カセット
ホルダを傾斜あるいは復帰させる傾斜機構と、前記移動
機構内に収納されて前記ホルダガイドを、前記装入位置
とカセットの装填位置との間で上昇あるいは降下させる
昇降機構とを含む移送手段と、前記移動機構が、前記駆
動モータの動力によって前記装入位置方向への移動の終
端の手前位置に達したことを検出する検出手段と、この
検出手段の出力に応答して前記駆動モータの駆動を所定
時間に亘って一旦停止させて移動機構の移動に対して制
動をかけるモータ制御手段と、を備え、前記移動機構は
、前記ラックギアを有して前記駆動モータの動力によっ
て水平方向に移動する一対の駆動ラックレールと、各駆
動ラックレールに取り付けられる一対のガイドレールと
を含み、前記傾斜機構は、前記駆動ラックレールと前記
ガイドレールとの間の収納部内で摺動する第1摺動部材
と、前記収納部内で前記第1摺動部材の摺動に応じて揺
動することにより、前記カセットホルダを揺動させる揺
動レバーとを含み、前記昇降機構は、前記駆動用ギアに
噛合うラックギアを有して前記駆動モータの動力によっ
て前記収納部内を摺動することにより前記ホルダガイド
を、昇降させる第2摺動部材と、この第2摺動部材の摺
動の両端位置で該摺動部材に形成された係合部に係合し
て該摺動部材を所定方向に付勢するロック部材とを含む
ことを特徴とするカセット装填装置。 - 【請求項4】カセットを装填する機器に備えられて該機
器本体外のカセット挿抜位置でカセットの挿抜を行うト
レイ方式のカセット装填装置であって、カセットが載置
されるカセットホルダと、該カセットホルダが揺動可能
に取り付けられた一対のホルダガイドとを含むカセット
保持手段と、一対のフレームと、単一の駆動モータと、
この駆動モータの軸に固着された継ぎ手プーリと、該継
ぎ手プーリと軸受けとによって両端が支持されて前記継
ぎ手プーリと一体に回転可能なウォームギアと、このウ
ォームギアからの動力が伝達されて同期して回転する一
対の駆動用ギアとを含む駆動手段と、前記駆動用ギアに
噛合うラックギアを有して前記駆動モータの動力によっ
て水平方向に移動することにより、前記カセット保持手
段を、前記カセット挿抜位置と機器本体内の装入位置と
の間で水平方向に移動させる一対の移動機構と、前記移
動機構内に収納されて該移動機構の水平移動に応じて前
記カセット挿抜位置で前記カセットホルダを揺動させて
該カセットホルダを傾斜あるいは復帰させる傾斜機構と
、前記移動機構内に収納されて前記ホルダガイドを、前
記装入位置とカセットの装填位置との間で上昇あるいは
降下させる昇降機構とを含む移送手段とを備え、前記駆
動手段のウォームギアと継ぎ手プーリとの間には、該ウ
ォームギアのスラスト方向の遊びを吸収する弾性部材が
介装され、前記移動機構は、前記ラックギアを有して前
記駆動モータの動力によって水平方向に移動する一対の
駆動ラックレールと、各駆動ラックレールに取り付けら
れる一対のガイドレールとを含み、前記傾斜機構は、前
記駆動ラックレールと前記ガイドレールとの間の収納部
内で摺動する第1摺動部材と、前記収納部内で前記第1
摺動部材の摺動に応じて揺動することにより、前記カセ
ットホルダを揺動させる揺動レバーとを含み、前記昇降
機構は、前記駆動用ギアに噛合うラックギアを有して前
記駆動モータの動力によって前記収納部内を摺動するこ
とにより前記ホルダガイドを、昇降させる第2摺動部材
と、この第2摺動部材の摺動の両端位置で該摺動部材に
形成された係合部に係合して該摺動部材を所定方向に付
勢するロック部材とを含むことを特徴とするカセット装
填装置。 - 【請求項5】カセットを装填する機器に備えられて該機
器本体外のカセット挿抜位置でカセットの挿抜を行うト
レイ方式のカセット装填装置であって、カセットが載置
されるカセットホルダと、該カセットホルダが揺動可能
に取り付けられた一対のホルダガイドとを含むカセット
保持手段と、一対のフレームと、単一の駆動モータと、
この駆動モータによって同期して回転する一対の駆動用
ギアとを含む駆動手段と、前記駆動用ギアに噛合うラッ
クギアを有して前記駆動モータの動力によって水平方向
に移動することにより、前記カセット保持手段を、前記
カセット挿抜位置と機器本体内の装入位置との間で水平
方向に移動させる一対の移動機構と、前記移動機構内に
収納されて該移動機構の水平移動に応じて前記カセット
挿抜位置で前記カセットホルダを揺動させて該カセット
ホルダを傾斜あるいは復帰させる傾斜機構と、前記移動
機構内に収納されて前記ホルダガイドを、前記装入位置
とカセットの装填位置との間で上昇あるいは降下させる
昇降機構とを含む移送手段とを備え、前記駆動手段の各
ロックレバーは、前記ホルダガイドの降下によって前記
一対の移動機構に設けられた各係合部にそれぞれ係合し
て移動機構の移動を阻止するものであり、前記移動機構
は、前記ラックギアを有して前記駆動モータの動力によ
って水平方向に移動する一対の駆動ラックレールと、各
駆動ラックレールに取り付けられる一対のガイドレール
とを含み、前記傾斜機構は、前記駆動ラックレールと前
記ガイドレールとの間の収納部内で摺動する第1摺動部
材と、前記収納部内で前記第1摺動部材の摺動に応じて
揺動することにより、前記カセットホルダを揺動させる
揺動レバーとを含み、前記昇降機構は、前記駆動用ギア
に噛合うラックギアを有して前記駆動モータの動力によ
って前記収納部内を摺動することにより前記ホルダガイ
ドを、昇降させる第2摺動部材と、この第2摺動部材の
摺動の両端位置で該摺動部材に形成された係合部に係合
して該摺動部材を所定方向に付勢するロック部材とを含
み、前記第2摺動部材の前記ラックギアと前記駆動ラッ
クレールの前記ラックギアとの位相を一定方向に若干ず
らしたことを特徴とするカセット装填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078921A JP2700723B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | カセット装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078921A JP2700723B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | カセット装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311868A true JPH04311868A (ja) | 1992-11-04 |
JP2700723B2 JP2700723B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13675324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3078921A Expired - Fee Related JP2700723B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | カセット装填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2700723B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3078921A patent/JP2700723B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2700723B2 (ja) | 1998-01-21 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |