JP3421402B2 - カートリッジローディング機構 - Google Patents

カートリッジローディング機構

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JP3421402B2
JP3421402B2 JP25459293A JP25459293A JP3421402B2 JP 3421402 B2 JP3421402 B2 JP 3421402B2 JP 25459293 A JP25459293 A JP 25459293A JP 25459293 A JP25459293 A JP 25459293A JP 3421402 B2 JP3421402 B2 JP 3421402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクが収容され開
閉自在なシャッタが形成されたカートリッジを、ドライ
ブユニットに装着するカートリッジローディング機構に
関するものであり、特に、シャッタ開放動作に改良を加
えたカートリッジローディング機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、音響機器分野に用いる記録媒体と
してミニディスク(以下、MDと呼ぶ)が注目を集めて
いる。MDはフロッピーディスクと同じように、開閉自
在なシャッタを有するカートリッジに収容されており、
再生時にシャッタが開いて記録面が露出するようになっ
ている。このようなカートリッジをドライブユニットに
装着するカートリッジローディング機構は、カートリッ
ジをドライブユニット側に引込むローディングローラと
共に、シャッタを開放する手段を備えている。
【0003】ここでカートリッジローディング機構の従
来例を図18を参照して具体的に説明する。図18に示
したMDプレーヤには、カートリッジCの挿入口1と、
MDを再生するドライブユニット2と、複数(ここでは
4枚)のカートリッジCを水平に収納するカートリッジ
ストッカ3と、ドライブユニット1に対し昇降動作を行
うカートリッジキャリア4とが設けられている。このM
Dプレーヤに採用されるカートリッジローディング機構
は、ローディングローラ5およびシャッタ開放手段6を
備えている。ローディングローラ5はキャリア4内にカ
ートリッジCを引込み、シャッタ開放手段6はカートリ
ッジCの挿入動作に連動してシャッタの開放動作を行
う。なお、シャッタの開放動作はキャリア4がドライブ
ユニット2に装着する前に行われる。これは、図19に
示すように、ドライブユニット2側のピックアップレン
ズ2aが上方に突出しているため、ドライブユニット2
にキャリア4が装着した状態では、シャッタSの開放が
行えないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記カートリッジロー
ディング機構においては、ローディングローラ5および
シャッタ開放手段6に対して別々の動力源から動力を供
給している。すなわち従来のカートリッジローディング
機構は少なくとも2つの動力源を有しており、構成の複
雑化を招いた。構成が複雑化すると、ローディング動作
の精度が劣化する恐れがあり、問題だった。
【0005】また上記カートリッジローディング機構で
は、シャッタの開放タイミングをキャリア4へのカート
リッジCの挿入タイミングと同期させている。そのため
キャリア4内にあるカートリッジCのシャッタは常に開
いていることになる。したがって、カートリッジCがキ
ャリア4内にあるとき、カートリッジC内部に塵埃が侵
入してMDが汚れることがある。
【0006】このような課題はMDプレーヤに採用され
るカートリッジローディング機構だけではなく、記録媒
体をカートリッジごとローディングするカートリッジロ
ーディング機構に共通するものである。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
に提案されたものであり、その目的は、構成を簡略化し
て動作精度の向上を図ると共に、カートリッジへの塵埃
の侵入を防止して優れた防塵性を確保するカートリッジ
ローディング機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ディスクが収容され開放
自在なシャッタが形成されたカートリッジを、前記ディ
スク再生用のドライブユニットに装着するカートリッジ
ローディング機構において、前記カートリッジを前記ド
ライブユニット側に引込むローディングローラと、前記
シャッタを開放するシャッタ開放手段と、前記シャッタ
開放手段および前記ローディングローラに動力を供給す
る動力源と、前記動力源からの動力の伝達経路を切換え
て前記シャッタ開放手段または前記ローディングローラ
に伝える動力切換手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記カートリッジ
を収容可能なカートリッジキャリアが該カートリッジを
前記ドライブユニットに装着するよう前記ドライブユニ
ットに対して昇降自在に配置され、前記カートリッジキ
ャリアに前記ローディングローラ、前記シャッタ開放手
段および前記動力切換手段が設けられ、ディスク再生を
目的として前記カートリッジキャリアを前記ドライブユ
ニットに装着する直前において、前記シャッタ開放手段
が前記シャッタを開放するように構成されることを特徴
とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記動力切換手段
を動作させる動作ピンが前記ドライブユニット側に設置
されたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】以上のような構成を有する本発明においては、
動力切換手段を設けることにより、ローディングローラ
およびシャッタ開放手段に対して、共通の動力源から動
力を択一的に供給することができる。そのため、2つの
駆動源を用いる必要がなく、構成を簡略化できる。
【0012】また請求項2の発明では、ローディングロ
ーラ、シャッタ開放手段および動力切換手段をカートリ
ッジキャリアという1部材に設けているため、組立作業
などを簡易化することができ、構成の簡略化を進めるこ
とができる。さらに請求項2の発明では、カートリッジ
キャリアがドライブユニットに装着する直前にシャッタ
開放手段が動作するため、シャッタを開放した状態でカ
ートリッジキャリアが昇降するストロークは極めて短
く、カートリッジ内に塵埃が侵入しない。
【0013】請求項3の発明では、ドライブユニットに
近付くカートリッジキャリアの動作により、ドライブユ
ニット側の動作ピンがカートリッジキャリア側の動力切
換手段を動作させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を採用したMDプレーヤに関し
て図面を参照して具体的に説明する。このMDプレーヤ
の主要部材は前記の従来例と同様である。したがって、
従来例と同一部材に関しては同一符号を付す。但し、従
来例の主要部材に関する説明として追加する点に関して
は、各機構と関連付けて説明する。
【0015】また便宜上、MDプレーヤの構成要素を4
つの機構に分割して、その構成および動作について説明
する。4つの機構とは、A.ドア開閉機構、B.キャリ
ア昇降機構、C.動力切換機構、D.シャッタ開放機構
である。以上の機構のうち、本発明のカートリッジロー
ディング機構は、『C.動力切換機構』に特徴がある。
【0016】[A.ドア開閉機構の構成および動作]…
図1,2参照 挿入口開閉機構は、挿入口1に近接して設けられてお
り、防塵ドア11、インサートシャッタ12、ドア開閉
プレート13および動作ピン14,15から構成され
る。防塵ドア11は、挿入口1の上縁部に支軸11aを
中心にして回動自在に支持されており、中央付近に側方
に突出する突出部11bが形成されている。
【0017】インサートシャッタ12およびドア開閉プ
レート13は、同一の支持ピン16を中心にして回動自
在に支持されている。また、インサートシャッタ12お
よびドア開閉プレート13の奥側(図中左側)の端部に
被押圧部12a,13aが形成されている。インサート
シャッタ12の手前側(図中右側)の端部にはシャッタ
部12bが形成されている。ドア開閉プレート13の手
前側(図中右側)の端部には前記防塵ドア11の突出部
11bに下方から当接する跳ね上げ部13bが形成され
ている。インサートシャッタ12およびドア開閉プレー
ト13の間にはスプリング17が掛けられており、この
スプリング17の弾性力によって、インサートシャッタ
12は図中反時計回転方向に、ドア開閉プレート13は
図中時計回転方向に付勢されている。このとき、シャッ
タ部12bはMDプレーヤ内へのカートリッジCの侵入
を防ぐよう挿入口1と向い合う位置にあり、跳ね上げ部
13bはほぼ水平な位置にある(図2の状態)。
【0018】動作ピン14,15は、図1に示すよう
に、キャリア4を昇降させるエレベータプレート21
(後段で詳述)の内側に取り付けられている。このエレ
ベータプレート21は図2では省略されている。エレベ
ータプレート21が最も手前側(挿入口1寄り)に位置
してキャリア4が挿入口1と対向するとき、動作ピン1
4,15が被押圧部12a,13aを押圧し、インサー
トシャッタ12は図中時計回転方向に、ドア開閉プレー
ト13は図中反時計回転方向に回転する。これによりシ
ャッタ部12bは挿入口1と向い合う位置から下方にず
れ、跳ね上げ部13bは突出部11bを跳ね上げて防塵
ドア11を開放する。(図1の状態)。
【0019】以上のようなドア開閉機構によれば、キャ
リア4が挿入口1からカートリッジCを収容する位置に
ある時のみ、防塵ドア11を開く。つまり、キャリア4
と挿入口1とが水平面内において一致する位置にない限
り、挿入口1からカートリッジCを挿入することができ
ず、カートリッジCの誤挿入を確実に防止することがで
きる。
【0020】[B−1.キャリア昇降機構の構成および
動作]…図3〜図6参照 キャリア昇降機構は、キャリア4の側面に設けられてお
り、エレベータプレート21およびサブガイドプレート
22などから構成される。エレベータプレート21は当
該MDプレーヤの筐体に支持され、MDプレーヤの前後
方向(図中左右方向)にスライド自在に設けられてお
り、6段の階段状であるカム溝21aと、これに連続し
て大径穴21bとが形成されている。カム溝21a(お
よび大径穴21b)にはキャリア4の支持ピン4aが挿
通されている。この支持ピン4aはキャリア4の側面か
ら側方に突出して設けられている。前記支持ピン4a
は、さらにエレベータプレート21を支持する筐体に設
けられた縦長穴により左右方向に規制されている。した
がってエレベータプレート21がスライド動作を行うこ
とにより、カム溝21aにより支持ピン4aが昇降し、
これに伴いキャリア4が昇降する。なお、前記縦長穴に
おける、前記大径穴21bに対応する部分には該大径穴
21bと同程度の径の大径部が形成される。この大径部
は、後述するサブガイドプレート22のガイド溝22a
により、常時は縦長穴とほぼ同一幅に規制される。
【0021】このときのキャリア4の昇降位置は、カム
溝21aの6段分と大径穴21b内の位置とを合せて合
計7段階ある(図中の#1〜#7)。キャリア4が#1
〜#4の位置に来るとき、キャリア4とストッカ3の各
段とが水平になる(但し、この例においては、#3〜#
4間の段差は#1〜#2、#2〜#3間の段差の1/2
となっているので、#4の位置の場合にはストッカ3側
が、#1〜#2、#2〜#3間の段差の1/2分だけ上
昇する必要がある。そのため、エレベータプレート21
にはカム溝21aが設けられており、この中にストッカ
3の側面に取付けられたピン3aが挿入されており、エ
レベータプレート21の動作に応じてストッカ3は昇降
する)。
【0022】キャリア4の#5の位置は、キャリア4が
ドライブユニット2に装着する直前の位置を示してい
る。本実施例におけるMDプレーヤにおいて、この位置
#5はMDカートリッジに設けられたシャッタの開閉動
作を行うという重要な位置である。すなわち#5の位置
は、キャリア4内に配置されたMDカートリッジのシャ
ッタ(または該カートリッジ自体)の下面とドライブユ
ニット2の上面(またはピックアップ)とが接触する直
前の位置であり、後述するシャッタ開放機構が動作可能
なクリアランスを確保するように設定されている。また
#6の位置は、キャリア4がドライブユニット2に装
着、合体する位置を示している。#7の位置は、支持ピ
ン4aが大径穴21b内にあって、ドライブユニット2
と合体したキャリア4がフローティング状態を確保する
位置を示している。
【0023】図5および図6に示すサブガイドプレート
22は、当該MDプレーヤの筐体に支持されて昇降自在
に設けられており、ガイド溝22aと、これに連続して
大径穴22bとが形成されている。またサブガイドプレ
ート22下部には突起22cが設けられており、ここに
軸24aを支点として回動自在なガイドリンク24の先
端部が係合されている。さらにサブガイドプレート22
上部には、その一端が前記筐体に係合されたスプリング
23が掛けられており、このスプリング23の弾性力に
より上方に引き上げられている。ガイド溝22aおよび
大径穴22bにはキャリア4の支持ピン4aが挿通され
ている。このうちガイド溝22aは支持ピン4aの直径
よりも若干広い幅を有するように構成されている。な
お、この図5,図6においても、図面を見易くするため
に、指示ピン4aを左右にガイドするために筐体に設け
られた縦長の穴およびそれに続く大径穴の図示は省略さ
れている。
【0024】サブガイドプレート22のガイド溝22a
は、特にキャリア4が#5に位置するとき、支持ピン4
aの昇降をガイドする。前述のように、ガイド溝22a
は支持ピン4aの直径よりも若干広く形成されているだ
けなので、該支持ピン4aがぐらつくことなく、キャリ
ア4は固定される。エレベータプレート21が図4に示
されるように最も後退する位置に達したときは、サブガ
イドプレート22は図示されない手段の動作により移動
し、該プレート22に形成された大径穴22bは、エレ
ベータプレート21の大径穴21bおよび前記筐体の縦
長穴に形成された大径部と重なり合う。これにより、支
持ピン4aは各大径穴22bおよび21b、並びに前記
大径部内に配置されて、その規制が解かれ、キャリア4
はフローティング状態となる。
【0025】以上のような構成を有するキャリア昇降機
構においては、キャリア4がドライブユニット2に装着
される直前の位置#5をシャッタ開放位置に設定したの
で、シャッタを開放した状態でキャリア4が昇降するス
トロークは短く、その昇降動作中にカートリッジC内に
塵埃が侵入することがない。
【0026】なお、本実施例においては、キャリア4の
昇降制御(すなわちエレベータプレート22の摺動制
御)は、当該MD装置を制御するマイクロコンピュータ
により行われるようになっている。
【0027】[B−2.MDプレーヤの停止/スタンバ
イ状態とキャリア4の昇降位置] 本実施例では、MDプレーヤの停止/スタンバイ状態に
応じてキャリア4の昇降位置が予め決められている。す
なわちMDプレーヤの電源オフ、またはストッカ3への
ディスクストック、ディスクのイジェクト、プレイなど
のモード指定入力待ちなどの停止状態時には、キャリア
4は#5に位置して待機する。キャリア4が#5に位置
するとき、キャリア4の支持ピン4aは該ピン4aより
も若干幅の広いサブガイドプレート22のガイド溝22
a内に配置されるので、サブガイドプレート22の振動
を抑えることができる。したがってMDに外部から振動
が加わってもサブガイドプレート22からノイズが発生
することがない。
【0028】また、キャリア4とドライブユニット2と
を、例えば特願平4−329694号、同5−2026
81号に示されるように、それらの接触後、徐々に機械
的にロックするように構成されている場合、#5の位置
で完全にロックが行われないにしても、ロック部材とキ
ャリア4またはドライブユニット2とが少なくとも接触
状態にあり、キャリア4はドライブユニット2に対して
擬似的な連結状態にある。したがって、この#5の位置
で待機することにより過大な振動や衝撃が当該プレーヤ
に加わっても、キャリア4に対する衝撃は支持ピン4a
のみならず前記ロック部材やドライブユニット2に分散
される。よって当該プレーヤの機械的な故障が防止され
る。
【0029】また本実施例では、MDプレーヤが停止状
態から、キャリア4が何等かの指令を待つスタンバイ状
態(例えば、ストッカ3のストック領域に対応したディ
スクの収納ナンバーを指定してからディスク収納動作を
実行する場合には該収納ナンバーの入力待ち状態、また
ディスク排出ナンバーを指定してからディスク排出動作
を実行する場合には該排出ナンバーの入力待ち状態な
ど)に移行した場合、キャリア4は#5の位置から挿入
口1に隣接する#2の位置まで上昇して待機する(図5
の状態)。この位置にキャリア4があれば、ストッカ3
内の所定ストック領域若しくはキャリア4内への収容動
作、または、前記所定ストック領域若しくはキャリア4
からのディスク排出動作を即座におこなうことができ
る。
【0030】[C−1.動力切換機構の構成および動
作]…図7〜図11参照 動力切換機構は、チェンジプレート31、チェンジリン
ク32、ギヤリンク33、動作ピン34、シャッタ開閉
用ギヤ35から構成される。このうち動作ピン34はド
ライブユニット2側に設けられ、他の部材はキャリア4
側に設けられている。なお、図面の理解を図るために、
図8および図9ではギヤ列は省略している。
【0031】チェンジプレート31は略T字状の部材か
ら構成され、キャリア4に設けられたギヤ36,41の
回転軸36a,41aをガイドにしてMDプレーヤの前
後方向(図中左右方向)にスライド自在に設けられてい
る。チェンジプレート31の中央部には図中右側が高い
クランク状のカム穴31a(図8)が形成されている。
このカム穴31aに近接してキャリア4の側面部には円
弧状のガイド溝4bが形成されている。チェンジプレー
ト31の縦棒部分にはスプリング31bが設置されてお
り、このスプリング31bの弾性力によりチェンジプレ
ート31は図中右方向に付勢される。さらにチェンジプ
レート31の下端部に設けられた長穴31cには、チェ
ンジリンク32の下端部に設けられたピン32bが係合
されている。なお前記スプリング31bは、後述のチェ
ンジリンク32を反時計回転方向に回転させるように、
該リンク32に設けられても良い。
【0032】チェンジリンク32は略L字状の部材から
構成され、支軸32aを中心にキャリア4に回動自在に
配置されている。またチェンジリンク32の図中左端部
には、キャリア4の下降の際にドライブユニット2側の
動作ピン34が当接するようになっている。
【0033】ギヤリンク33は三角形状の部材から構成
され、図10、図11に示すように各頂点には互いに噛
合う伝達ギヤ36,37,38が設けられている。この
うち中央の伝達ギヤ36にはキャリア4に設けられた駆
動モータ(図示せず)から動力が供給される。また伝達
ギヤ36の回転軸36aを支軸としてギヤリンク33は
キャリア4に回動自在に配置される。さらに図中右側の
伝達ギヤ37の回転軸にはガイドピン37aが設けられ
ており、このガイドピン37aはチェンジプレート31
のカム穴31aおよびキャリア4のガイド溝4bに挿通
される。
【0034】ところでキャリア4には左右対称的にロー
ラアーム39,39が取付けられている。これらローラ
アーム39は、ギヤ41の中心軸41aを中心に回動自
在に設けられている。各ローラアーム39の上端部には
ローディングローラ5が回動自在に設けられている。ま
た図10、図11に示すように、各ローラアーム39の
中央部および下端部にはローディングローラ5に回転力
を供給する伝達ギヤ40,41が回動自在に設けられて
いる。
【0035】シャッタ開放用ギヤ35は、平歯車および
ウォームギヤから構成され、ローディングローラ5,5
のほぼ中間に回動自在に設けられている。このギヤ35
が回転すると、後段で述べるシャッタ開閉機構が動作す
る。
【0036】以上のような構成を有する動力切換機構
は、次のようにして動力伝達経路をローディングローラ
5,5側からシャッタ開放用ギヤ35側へ切換える。す
なわちローディングローラ5,5に動力を供給する場合
には、ギヤリンク33の伝達ギヤ37,38と、ローラ
アーム39の伝達ギヤ41とが噛み合っている(図10
および図7の状態)。
【0037】この状態からキャリア4が下降し、キャリ
ア4がドライブユニット2に装着される途中でチェンジ
リンク32の図中左端部がドライブユニット2側の動作
ピン34に当接し押圧される。そのため、チェンジリン
ク32は支軸32aを中心に図中時計回転方向に回転
し、チェンジリンク32の下端部はチェンジプレート3
1を図中左方向に引っ張る。したがってチェンジプレー
ト31はスプリング31bの弾性力に逆らって図中左方
向にスライドする(図7から図8の状態へ)。
【0038】チェンジプレート31が図中左方向にスラ
イドすると、チェンジプレート31のカム穴31aによ
ってガイドピン37aが、キャリア4のガイド溝4bに
ガイドされつつ上昇する。その結果、ギヤリンク33は
回転軸36aを図中反時計回転方向に回転する(図9の
状態)。これにより、伝達ギヤ37,38とローラアー
ム39の伝達ギヤ41との噛み合いが外れ、伝達ギヤ3
7とシャッタ開放用ギヤ35とが噛み合う(図11の状
態)。以上のような動作により動力切換機構は、動力伝
達経路をローディングローラ5,5からシャッタ開放用
ギヤ35へ切換え、駆動モータからの動力は伝達ギヤ3
6、37を介してシャッタ開放用ギヤ35に伝わる。
【0039】なお動力切換後、さらにキャリア4が下降
すると、キャリア4がドライブユニット2に装着され、
両者は合体する。なお前述のように、支持ピン4aがカ
ム溝#5の位置達したときに、前記のギヤの切換が行わ
れるので、その後#6の位置に達してキャリア4とドラ
イブユニット2との合体が行われると、チェンジリンク
32が過回転するので、チェンジプレート31もオーバ
ーストローク状態となり、ギヤ37と35の係合が最良
位置からずれる恐れがあるが、本実施例ではカム穴31
aのギヤ35側端部がチェンジプレート31の移動方向
と平行に形成されているので、ギヤリンク33は過回動
しない。すなわち前記のオーバーストロークが吸収さ
れ、ギヤ37と35との係合状態が悪化する恐れがな
い。
【0040】動力切換機構が動力伝達経路をシャッタ開
放用ギヤ35側からローディングローラ5,5側へ切換
える場合は、以上の動作を逆に行う。
【0041】以上のような動力切換機構によれば、ロー
ディングローラ5およびシャッタ開閉機構に対して、共
通の駆動モータから動力を択一的に供給することができ
る。そのため、2つの駆動源を用いる必要がなく、構成
を簡略化することができる。しかも、ドライブユニット
2に近付くキャリア4の下降動作により、動作ピン34
が動力切換機構を動作させるので、高い動作性が実現す
る。
【0042】[C−2.動力切換機構動作時のキャリア
の昇降動作]…図12参照 ところで、本実施例では上記の動力切換機構および後述
するシャッタ開放機構はキャリア4が#5の位置にて動
作するが、この動作を行う前段階として、次のようなキ
ャリアの昇降動作を行っている。
【0043】すなわち、#5に位置するキャリア4が下
降動作を行ってカートリッジCの下面に設けられた係合
穴にドライブユニット2上面に設けられた位置決めピン
8が一旦係合する(図12の状態)。これにより、カー
トリッジCを適正な位置に位置決めすることができる。
そして再度、#5の位置までキャリア4が上昇する。こ
のときのキャリア4の上昇ストロークは僅かであるた
め、カートリッジCの位置がずれることはない。なお、
この場合、キャリア4は#5の位置まで下降しているた
め、動力切換機構は、ローディングローラ5、5側から
シャッタ開放用ギヤ35側へ切換わっていることとなる
が、この動力切換機構は、キャリア4に設けられた駆動
モータの付勢によって動作するため、この時点では、ま
だシャッタは開放しないこととなっている。また、キャ
リア4の上昇動作は、エレベータプレート21、22の
スライド動作によって行われるものである。
【0044】カートリッジCの位置がずれる場合、後述
するシャッタ開放機構がシャッタS側に対して確実に係
合することができなくなる可能性があり、動作の確実性
が低下する。特に、本実施例を車載用機器に採用する場
合などは外部からの振動を受けてカートリッジCの位置
がずれる可能性が高いが、本実施例では以上のようなキ
ャリア4の昇降動作を行うことにより、カートリッジC
の位置ずれを防止しているので、シャッタ開放動作にお
いて優れた確実性を発揮することができる。
【0045】[D.シャッタ開放機構の構成および動
作]…図13〜図16参照 シャッタ開放機構は、キャリア4の上面に配置されてお
り、前記のシャッタ開放用ギヤ35、伝達ギヤ群50、
カムギヤ51、開放リンク52、開放爪部材53、ロッ
クリリースレバー54および連結部55から構成され
る。なお、キャリア4は手前側と奥側とにカートリッジ
Cが通過可能な開口部を有しており、その内部がカート
リッジ通過領域となっている。なお、図13〜図16は
全て平面図であるが、前記動力切換機構部分の平面図
は、図13だけに示し、他の図面では省略した。
【0046】シャッタ開放用ギヤ35は伝達ギヤ群50
を介してカムギヤ51に噛み合っている。カムギヤ51
上面には紡錘形のカム51aが設けられており、その端
部にカムピン51bが設置されている。カム51aはそ
の中心から周辺部までの径の長さには、長径部と、短径
部と、その中間である中径部という3種類があり、それ
ぞれシャッタの全開状態、移動途中状態および全閉状態
を検知する。カム51aには支軸60aを中心に回動す
るスイッチリンク60が当接されている。このスイッチ
リンク60により、MDカートリッジのシャッタSの開
閉状態を検知する検出センサ61(3位置検出用マイク
ロスイッチ)が制御される。
【0047】開放リンク52は、支軸52aを中心に回
動自在に配置されている。開放リンク52の図中左端部
にはスライド溝52bが形成されており、ここにカムギ
ヤ51のカムピン51bが挿通されている。また開放リ
ンク52の図中右端部には連結部55がガイドピン55
aを中心にして回動自在に設けられている。
【0048】連結部55は、開放爪部材53およびロッ
クリリースレバー54を連結する部材であり、前記ガイ
ドピン55aの他に、右端部にカムピン55bを有して
いる。開放爪部材53は、連結部55に固定されてお
り、板バネ56およびオープナ57から構成される。板
バネ56は連結部55に固定されており、その先端部に
楔状のオープナ57が設けられている。
【0049】ところで、キャリア4の図中右側縁部には
ガイドプレート58が配置されている。このガイドプレ
ート58にはガイド溝58aおよびカム溝58bが形成
されており、ここに連結部55のガイドピン55aおよ
びカムピン55bが挿通されている。ガイド溝58aは
直線状の溝であり、カム溝58bは奥側(図中の上側)
端部付近で外側に緩やかなカーブを描く溝である。な
お、キャリア4には、カートリッジCの公差を吸収する
ための公差吸収ばね(図示せず)が設けられている。
【0050】ロックリリースレバー54は、支軸54a
を中心にガイドプレート58に回動自在に設けられてお
り、且つねじりコイルばね54zにより、反時計回転方
向に付勢されている。また該レバー54の奥側端部には
解除爪54bが形成されている。解除爪54bは、シャ
ッタSを閉鎖位置にロックするロック部材Rを、解除す
る部材である。なお、前記ロック部材Rの右側縁部には
凹部R1が形成されている。
【0051】またロックリリースレバー54にはJ字形
の鉤爪54cが形成されている(図16参照)。この鉤
爪54cは連結部55のガイドピン55aに係合するよ
うになっている。キャリア4側面の、ロックリリースレ
バー54およびオープナ57と対抗する部分には、ディ
スクの搬送方向にそれぞれ長穴が形成されている。
【0052】以上のような構成を有するシャッタ開放機
構は次のように動作する。まず、図13に示されるよう
にシャッタSが閉じているカートリッジCをキャリア4
に挿入したときは、鉤爪54cがガイドピン55aに係
合しており、ロックリリースレバー54および連結部5
5は共に最も奥側に位置している。このとき、解除爪5
4bおよびオープナ57は、前記長穴を介してキャリア
4内に突出していない。また、カム51aの中径部がス
イッチリンク60に当接しており、検出センサ61は開
放リンク52の回転位置によりシャッタSの全閉状態を
検出する。
【0053】このような状態から前記の動力切換機構に
より動力伝達経路がローディングローラ5,5側からシ
ャッタ開放用ギヤ35側へ切換わると、駆動モータが付
勢され、シャッタ開放用ギヤ35からの回動力が伝達ギ
ヤ群50を介してカムギヤ51に伝わる。そのため、カ
ムギヤ51は図中反時計回転方向に回転する(図14参
照)。このときシャッタ開放用ギヤ35がウォームギヤ
なので、優れた動作精度を発揮できる。
【0054】カムギヤ51が図中反時計回転方向に回転
すると、カムピン51bは、開放リンク52のスライド
溝52bを図中右方向にスライドしながら、これを奥側
(図中上側)に押す。そのため、開放リンク52は支軸
52aを中心に図中時計回転方向に回転する。したがっ
て、開放リンク52の図中右端部に設けられた連結部5
5が手前側(図中下側)に移動を開始する。そしてサイ
ドプレート58のガイド溝58aおよびカム溝58bに
沿って、連結部55のガイドピン55aおよびカムピン
55bが移動する。カムピン55bがカム溝55bのカ
ーブした部分を通過する際に、連結部55は手前側への
移動と共にガイドピン55aを中心にして図中時計回転
方向に回動する。またガイドピン55aの移動により鉤
爪54cが手前側に押され、ロックリリースレバー54
は支軸54aを中心に図中反時計回転方向に回動する。
【0055】これにより、ロックリリースレバー54の
解除爪54bおよびオープナ57はキャリア4内に突出
する(図15参照)。そして解除爪54bはロック部材
Rに当接し、またオープナ57はシャッタSに設けられ
た図示されない穴部に嵌合する。カムギヤ51が回転を
続けて開放リンク52の先端がさらに手前側に移動する
と、解除爪54bはロック部材Rを押してシャッタRの
ロックを外す。
【0056】さらにカムギヤ51が図中反時計回転方向
に回転して、開放リンク52が支軸52aを中心にさら
に図中時計回転方向に回転すると、連結部55の鉤爪5
4cがガイドピン55aから離れて、連結部55とロッ
クリリースレバー54とが分離し、連結部55および開
放爪部材53が手前側に移動する。この移動により、オ
ープナ57がシャッタを開放する(図16の状態)。
【0057】なお、カムギヤ51が図中反時計回転方向
に回転し、スイッチリンク60に当接する部分が中径部
から短径部と移行するとき(図13から図14へ)、ス
イッチリンク60は図中反時計回転方向に回転する。こ
の場合、検出センサ61はシャッタSが移動途中状態で
あることを検出する。そして、スイッチリンク60に当
接するカムギヤ51が短径部から長径部と移行すると
(図15から図16へ)、スイッチリンク60は図中時
計回転方向に回転する。この場合、検出センサ61はシ
ャッタSが全開状態であることを検出する。
【0058】なお、シャッタSの全開後、ロック部材R
の凹部R1にロックリリースレバー54の解除爪54b
が当接してロック部材Rは初期状態に復帰する。当該M
D装置内はレーザ光源や各種モータの発熱などの影響で
かなり高温になるが、本実施例では前述のようにロック
部材Rが初期状態に復帰しているため、該ロック部材が
塑性変形を起こす恐れがない。
【0059】以上のようなシャッタ開放機構において
は、カートリッジCがキャリア4内に搬送された後に、
該キャリア4内にオープナ57およびロックリリースレ
バー54が突出するので、カートリッジCは適宜キャリ
ア4内を通り抜けることができる。そのためキャリア4
の奥側にストッカ3を配置することが可能である。ま
た、シャッタSが開いたままカートリッジCを挿入した
ときのようにオープナ57に過負荷がかかっても、オー
プナ57を支持する板バネ56がこれを吸収するため、
開放爪部材53が破損することがない。この場合、オー
プナ57の移動により最終的にはオープナ57はシャッ
タSの穴部に嵌合することができ、その後、シャッタ開
閉動作が支障なく行われる。また、カートリッジCがキ
ャリア4に対して多少傾いた状態で挿入されても、楔状
のオープナ57の側面部がガイドとなり、オープナ57
とシャッタとを確実に係合させることができる。さらに
本実施例では、ローディングローラ5、動力切換機構お
よびシャッタ開閉機構がキャリア4に一体的に組み込ま
れているため、組立が容易であり、構成の簡略化を進め
ることができる。さらには図17に示すように、開放爪
部材63の他の実施例として連結部55に対する板バネ
56の支点を、奥側ではなく手前側に配置しても良い。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、動
力切換手段が設けることにより、ローディングローラお
よびシャッタ開放手段に共通の動力源から動力を択一的
に供給できるため、構成を簡略化して動作精度の向上を
図ることができ、しかもカートリッジキャリアがドライ
ブユニットに装着する直前でシャッタ開放手段が動作す
るので、カートリッジへの塵埃の侵入を防止して優れた
防塵性を確保することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を用いたMDプレーヤのドア
開閉機構を示す側面図(ドアの開放状態)
【図2】本実施例を用いたMDプレーヤのドア開閉機構
を示す側面図(ドアの閉鎖状態)
【図3】本実施例を用いたMDプレーヤのキャリア昇降
機構を示す側面図(キャリア4の位置が#1の状態)
【図4】本実施例を用いたMDプレーヤのキャリア昇降
機構を示す側面図(キャリア4の位置が#7の状態)
【図5】本実施例を用いたMDプレーヤのキャリア昇降
機構を示す側面図(キャリア4の位置が#2の状態)
【図6】本実施例を用いたMDプレーヤのキャリア昇降
機構を示す側面図(キャリア4の位置が#5の状態)
【図7】本実施例を用いたMDプレーヤの動力切換機構
を示す側面図
【図8】本実施例を用いたMDプレーヤの動力切換機構
を示す拡大側面図(ローディングローラ5側へ動力が伝
達される状態、但しギヤ列は省略している)
【図9】本実施例を用いたMDプレーヤの動力切換機構
を示す拡大側面図(シャッタ開閉用ギヤ35側へ動力が
伝達される状態、但しギヤ列は省略している)
【図10】本実施例を用いたMDプレーヤの動力切換機
構のギヤ群を示す側面図(ローディングローラ5側へ動
力が伝達される状態)
【図11】本実施例を用いたMDプレーヤの動力切換機
構のギヤ群を示す側面図(シャッタ開閉用ギヤ35側へ
動力が伝達される状態)
【図12】本実施例を用いたMDプレーヤの動力切換機
構動作時のキャリアの昇降動作を示す側面図
【図13】本実施例を用いたMDプレーヤのシャッタ開
放機構を示す平面図(シャッタSの閉鎖状態)
【図14】本実施例を用いたMDプレーヤのシャッタ開
放機構を示す平面図(シャッタ開放機構の動作途中状
態)
【図15】本実施例を用いたMDプレーヤのシャッタ開
放機構を示す平面図(シャッタ開放機構の動作途中状
態)
【図16】本実施例を用いたMDプレーヤのシャッタ開
放機構を示す平面図(シャッタSの開放状態)
【図17】本発明の他の実施例である開放爪部材の平面
【図18】従来のMDプレーヤの概要を示す側面図
【図19】一般的なMDプレーヤのドライブユニット2
およびキャリア4の装着状態を示す側面図
【符号の説明】
1 挿入口 2 ドライブユニット 3 ストッカ 4 キャリア 5 ローディングローラ 6 シャッタ開放手段 8 位置決めピン 11 ドア 12 インサートシャッタ 13 ドア開閉プレート 14,15 動作ピン 16 支持ピン 17,23 スプリング 21 エレベータプレート 22 サブガイドプレート 31 チェンジプレート 32 チェンジリンク 33 ギヤリンク 34 動作ピン 35 シャッタ開閉用ギヤ 36,37,38,40,41 伝達ギヤ 39 ローラアーム 50 伝達ギヤ群 51 カムギヤ 52 開放リンク 53 開放爪部材 54 ロックリリースレバー 55 連結部 56 板バネ 57 オープナ 58 ガイドプレート 58b カム溝 60 スイッチリンク 61 検出センサ 63 開放爪部材 C カートリッジ R ロック部材 S シャッタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04 G11B 17/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが収容され開閉自在なシャッタ
    が形成されたカートリッジを、前記ディスク再生用のド
    ライブユニットに装着するカートリッジローディング機
    構において、 前記カートリッジを前記ドライブユニット側に引込むロ
    ーディングローラと、 前記シャッタを開放するシャッタ開放手段と、 前記シャッタ開放手段および前記ローディングローラに
    動力を供給する動力源と、 前記動力源からの動力の伝達経路を切換えて前記シャッ
    タ開放手段または前記ローディングローラに伝える動力
    切換手段とを備えたことを特徴とするカートリッジロー
    ディング機構。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジを収容可能なカートリ
    ッジキャリアが、該カートリッジを前記ドライブユニッ
    トに装着するよう、前記ドライブユニットに対して昇降
    自在に配置され、 前記カートリッジキャリアに、前記ローディングロー
    ラ、前記シャッタ開放手段および前記動力切換手段が設
    けられ、ディスク再生を目的として前記カートリッジキャリアを
    前記ドライブユニットに装着する直前において、前記シ
    ャッタ開放手段が前記シャッタを開放するように構成さ
    れること を特徴とする請求項1記載のカートリッジロー
    ディング機構。
  3. 【請求項3】 前記動力切換手段を動作させる動作ピン
    が、前記ドライブユニット側に設置されたことを特徴と
    する請求項1記載のカートリッジローディング機構。
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