JP3431227B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3431227B2
JP3431227B2 JP23415993A JP23415993A JP3431227B2 JP 3431227 B2 JP3431227 B2 JP 3431227B2 JP 23415993 A JP23415993 A JP 23415993A JP 23415993 A JP23415993 A JP 23415993A JP 3431227 B2 JP3431227 B2 JP 3431227B2
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秀哲 村松
敬人 半田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を担う記録媒体
(ディスク)を記録又は再生する媒体記録再生装置のよ
うなディスク装置に係わり、特に開閉機構を改良したデ
ィスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CD、LD及び保護用のカートリ
ッジケースに情報記録用ディスクを収納した記録媒体
で、光磁気記録方式のミニディスクカートリッジ(M
D)等の需要は高く、このようなディスクを再生するデ
ィスク装置の多様化が進んでいる。
【0003】多様化するディスク装置の一例として、図
18に示すように複数のディスク50を重層的に収納で
きるストッカ51を備え、装置本体52に設けられたデ
ィスク挿入口53より挿入されたディスク50をキャリ
ア54が搬入し、該キャリア54の昇降動作に応じてデ
ィスク50をドライブユニット55に装着(又はストッ
カ51に収納)するディスク装置が本出願人により提案
されている。このような装置は例えば特願平4−329
694号に開示されている。
【0004】このディスク装置によれば、前記ディスク
50の挿入時には、前記キャリア54は下方の待機位置
から上昇し、キャリア54がディスク挿入口53に対向
する位置に来る。そして、前記ディスク50をディスク
挿入口53の防塵ドア56を介して挿入すると、前記デ
ィスク50は前記キャリア54内に搬入される。そし
て、そのままプレイする場合には、図19に示すように
前記キャリア54は下降してドライブユニット55に装
着されプレイ状態になる。また、前記ディスク50を前
記ストッカ51に収納する場合には、図20に示すよう
に前記キャリア54は下降して、ストッカ51の、空い
ている収納部51aに対向する位置に来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスク装置にあっては、上記のように前記キャリ
ア54がディスク挿入口53に対向する位置以外で記録
又は再生が可能となるが、このとき、外部からディスク
挿入口53を介して前記ディスク50が挿入されると、
このディスク50は前記キャリア54の上に落ちて取出
し不能の状態になるという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、ディスクが
キャリアの上に落ちて取出し不能の状態になるという不
具合が防止できるばかりか、少ない部品で低コストの開
閉機構が実現できるディスク装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、装置本体に設けられたディスク挿入口
と、該ディスク挿入口より挿入されたディスクを搬入す
るキャリアと、該キャリアをディスク挿入口と対向する
位置から他の位置へ移動させる昇降機構とを備えたディ
スク装置において、前記昇降機構を、前記装置本体に対
して駆動機構により移動するエレベータプレートと該エ
レベータプレートの移動に連動して前記キャリアをディ
スク挿入口と対向する位置から他の位置へ移動操作する
ホルダ用カムとを有して構成し、且つ、前記ディスク挿
入口に設けられ、側面部に部を有する防塵ドアと、該
防塵ドアの部と係合可能な係合部、及び該部に当接
するストッパー部を有する防塵ドア開閉部材と、前記
降機構連動するように設けられ、該エレベータプレー
トが前記ホルダ用カムを介してキャリアを前記ディスク
挿入口とほぼ対向する位置に移動させたときに、前記防
塵ドア開閉部材を回動し、前記防塵ドアの部が前記係
合部に係合することにより前記防塵ドアを強制開放する
押圧手段とを具備したことを特徴とする。また、前記防
塵ドア開閉部材の前記押圧手段との当接部近傍に前記エ
レベータプレートの位置ずれを吸収するための凹部を設
けることが好ましい。
【0008】
【作用】かかる構成により、前記キャリアがディスクの
受取り位置にいない場合には、前記防塵ドア開閉部材の
ストッパー部が防塵ドアの係合構造部に当接してディス
ク挿入口は前記防塵ドアで閉塞されているために、前記
ディスクはディスク装置内に挿入されないことになり、
ディスクが前記キャリアの上に落ちて取出し不能の状態
になるという不具合が防止される。しかも、前記防塵ド
ア開閉部材が防塵ドアの凸部に当接するストッパー部を
備え、シャッター等の部品を必要としないために、少な
い部品で低コストの機構が実現できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係わるディスク装置の概略的な
構成説明図、図2は図1のA方向からの矢視で示される
左右のエレベータプレートとキャリアとストッカとの関
係を示す平面図、図3は図2のB方向からの矢視図、図
4は図2のC方向からの矢視図、図5は本発明に係わる
ディスク装置における開閉機構の平面図、図6は同開閉
機構の正面図、図7は同開閉機構の側面図、図8は防塵
ドア開閉部材の側面図である。
【0010】本発明の係わるディスク装置は装置本体で
ある機器ケース1を備えており、この機器ケース1の前
面部にはディスクが挿入されるディスク挿入口2が設け
てある。前記機器ケース1内には、キャリア3とドライ
ブユニット4とストッカ5とが設けてある。
【0011】前記キャリア3は前記ディスク挿入口2の
奥側に昇降可能に配置されており、このキャリア3は互
いに平行な上面部3aおよび下面部3bを有し、上、下
面部3a、3bの間隙に、MDの記録面を下にしてディ
スク60を保持するものである。また、前記機器ケース
1内には、ディスク60を搬送する2本の搬送ローラー
3c、3dが配置してある。
【0012】前記ドライブユニット4は、前記キャリア
3の下方でこのキャリア3に対向して配置されている。
ドライブユニット4はダンパ及び防振スプリング(いず
れも図示せず)により記録/再生時に遊動可能となるよ
うに機器ケース1に取り付けられている。また、前記ド
ライブユニット4には、ターンテーブルやピックアップ
部(いずれも図示せず)等を備えている。
【0013】前記ストッカ5は、前記ディスク挿入口2
から見て前記キャリア3よりもさらに奥側に昇降可能に
配置されている。このストッカ5は収納部51a〜54
aを上下方向に積層した直方体状のケースである。これ
らの収納部51a〜54aには手前側に前記ディスク6
0が挿入可能な開口部5aが形成してあり、この開口部
5aの奥側にディスク60を水平に収納するスペースが
設けられている。
【0014】前記キャリア3及びストッカ5は昇降機構
6により昇降動するものである。この昇降機構6は、前
記機器ケース1の左、右側面部1L、1Rに内方の前後
方向(手前側X1から奥側X2、奥側X2から手前側X
1)に移動可能に設けられた左、右のエレベータプレー
ト7L、7Rを備えており、左のエレベータプレート7
Lには、図3に示すように手前側X1が低くなるような
階段状の孔から成るホルダ用カム8と、ストッカ用カム
9とが形成してあり、このホルダ用カム8の最上段から
4段目までの各段部を#1〜#4とし、最下段部を#P
とする。そして、前記エレベータプレート7Lには、前
記ホルダ用カム8の最下段部#Pに連続して孔部10が
形成してある。また、前記ストッカ用カム9は上段部#
U及び下段部#Dを有するクランク状の孔である。
【0015】また、前記機器ケース1の左側面部1Lに
は、縦方向に長い保持孔11と、縦方向に長いガイド孔
12と、このガイド孔12の下端部に連なる孔部13と
が形成してあり、保持孔11はストッカ用カム9に交差
し、孔部13は前記孔部10に重なるようになってい
る。また、左のエレベータプレート7Lの手前側には押
圧手段であるカム作動ピン47が設けてある。
【0016】また、右のエレベータプレート7Rには、
図4に示すように手前側X1と奥側X2とに位置させて
奥側X2が低くなるような階段状の孔から成るホルダ用
カム13、14が形成してあり、これらホルダ用カム1
3、14の最上段から4段目までの各段部を#1〜#4
とし、最下段部を#Pとする。そして、前記エレベータ
プレート7Rには、前記ホルダ用カム13,14の最下
段部#Pに連続して孔部15,16が形成してある。右
のエレベータプレート7Rには、奥側X2に位置させて
ストッカ用カム17とが形成してあり、このストッカ用
カム17は上段部#U及び下段部#Dを有するクランク
状の孔である。
【0017】また、前記機器ケース1の右側面部1Rに
は、縦方向に長い保持孔18と、縦方向に長いガイド孔
19、20と、これらのガイド孔19、20の下端部に
連なる孔部21、22とが形成してあり、保持孔18は
ストッカ用カム17に交差し、孔部19、20は前記孔
部15、16に重なるようになっている。
【0018】左右のエレベータプレート7L、7Rは駆
動機構(図示せず)によりそれぞれが反対方向に移動さ
れるものである。すなわち、左のエレベータプレート7
Lが手前側X1に移動する時、右のエレベータプレート
7Rが奥側X2に移動し、また、左のエレベータプレー
ト7Lが奥側X2に移動する時、右のエレベータプレー
ト7Rが手前側X1に移動する。
【0019】また、前記キャリア3の左、右側部にはホ
ルダピン23、24、25が取り付けてあり、前記スト
ッカ5の左、右側部にはストッカピン26、27が取り
付けてある。
【0020】そして、左のホルダピン23が左のエレベ
ータプレート7Lのホルダ用カム8及び前記ガイド孔1
2に挿通させてあり、右の手前側X1のホルダピン24
が右のエレベータプレート7Rのホルダ用カム13及び
前記ガイド孔19に挿通させてあり、右の奥側X2のホ
ルダピン25が右のエレベータプレート7Rのホルダ用
カム14及び前記ガイド孔20に挿通させてある。
【0021】また、前記ストッカ5の左のストッカピン
26は左のエレベータプレート7Lのストッカ用カム9
及び前記保持孔11に挿通してあり、右のストッカピン
27は右のエレベータプレート7Rのストッカ用カム1
7及び前記保持孔18に挿通してある。
【0022】上記の構成において、前記キャリア3の下
降動作を行う場合は、前記駆動機構の駆動により、左の
エレベータプレート7Lが奥側X2(後退)に移動し、
右のエレベータプレート7Rが手前側X1(前進)に移
動する。前記ホルダ用カム8は手前側X1が低くなって
いるために、左のエレベータプレート7Lの後退によ
り、ホルダ用カム8に挿入されたホルダピン23はガイ
ド孔12に案内されて下降し、また、前記ホルダ用カム
13、14は奥側X2が低くなっているために、右のエ
レベータプレート7Rの前進により、ホルダ用カム1
3、14に挿入されたホルダピン24、25はガイド孔
19、20に案内されて下降する。したがって、前記キ
ャリア3は垂直方向に下降し、ホルダピン23、24、
25がホルダ用カム8、13、14の各段部#1〜#4
のいずれかに位置することにより、キャリア3に保持さ
れたディスク60が前記収納部51a〜54aの開口部
5aに対向する位置まで下降する。
【0023】また、前記キャリア3の上昇は、前記駆動
機構の逆方向の駆動により、左のエレベータプレート7
Lを手前側X1(前進)に移動させ、右のエレベータプ
レート7Rを奥側X2(後退)に移動させることによ
り、上記した下降の場合とは逆動作によって行われる。
【0024】また、前記ストッカ5の4段目の収納部5
4aへディスク60を収納する場合、キャリア3のホル
ダピン23、24、25がホルダ用カム8、13、14
の段部#4まで下降すると、ストッカピン26、27は
ストッカ用カム9、17の下段部#Dから上段部#Uへ
と移動する。そのために、前記ストッカ5は保持孔1
1、18に沿うて上昇し、キャリア3に保持されたディ
スク60と収納部54aとが対向する。
【0025】前記機器ケース1の前面にはエスカッショ
ン28が取り付けてあり、このエスカッション28には
開口部(図示せず)が形成してあり、この開口部が前記
機器ケース1の前面のディスク挿入口2に対向してい
る。エスカッション28の開口部には、防塵ドア30が
左右の支軸部31をエスカッション28に設けた支承部
(図示せず)に回転可能に支承され、且つ図示しない閉
塞用ばねによりディスク挿入口2を閉塞するように取り
付けてある。また、この防塵ドア30の左端部には係合
構造部としての凸部33が設けてある。
【0026】前記機器ケース1の左面部1Lの手前側X
1には、支軸34により防塵ドア開閉部材35が揺動可
能に設けてある。すなわち、この防塵ドア開閉部材35
は、図6、図7、図8に示すように断面コ字形状の部材
本体35aを有し、この部材本体35aには軸孔36が
設けてあり、また、部材本体35aの内側面部には、手
前側X1に突出させてレバー部37が形成してある。こ
のレバー部37の先部には、ストッパー部38と、係合
部であるドア持上げ用係合部39と、ストッパー部38
とドア持上げ用係合部39との間に位置した凹部40と
が形成してある。また、前記部材本体35aの外側面部
には、奥側X2に突出させてアーム部41が設けてあ
り、このアーム部41の先部にカム部42及び凹部43
が形成してあり、アーム部41の上部にはばね係止部4
4が設けてある。
【0027】そして、前記防塵ドア開閉部材35は、前
記部材本体35aの軸孔36に前記支軸34を貫通させ
た状態で、前記機器ケース1の左面部L1の手前側X1
に設けてあり、前記ばね係止部44と前記機器ケース1
の前面部1Aに設けたばね係止部45とにスプリング4
6が掛け渡してある。
【0028】したがって、このスプリング46の付勢力
により前記防塵ドア開閉部材35は図7において時計回
り方向に回動してこれのレバー部37のストッパー部3
8が前記防塵ドア30の凸部33に当接又は当接可能な
状態となっており、この防塵ドア30で前記ディスク挿
入口2を閉じている。
【0029】次に、上記のように構成されたディスク装
置の開閉機構の作動を説明する。前記キャリア3のホル
ダピン23、24、25がホルダ用カム8、13、14
の段部#2の位置(キャリア3が収納部52aと対向す
る位置、すなわち待機位置)またはそれより下方位置に
あって、キャリア3がディスク60の受取り位置(機器
ケース1のディスク挿入口2に対向する位置)にいない
場合には、前記スプリング46の付勢力により前記スト
ッパー部38が前記防塵ドア30の凸部33に当接又は
当接可能な状態となっていて、この防塵ドア30で前記
ディスク挿入口2を閉じているために、ディスク60を
前記エスカッション28の開口部を介してディスク挿入
口2に挿入しようとしても、前記防塵ドア30は開か
ず、前記ディスク60は装置本体内に挿入されない(図
10,図11参照)。
【0030】図10の例では凸部33はストッパ部38
に当接していないが、ディスク60の押圧により防塵ド
ア30が若干量回動すれば、凹部33がストッパ部38
にすぐに当接し、防塵ドア30はディスク60の挿入を
阻止する。
【0031】上記したように、前記キャリア3の上昇
は、前記駆動機構の逆方向の駆動により、左のエレベー
タプレート7Lを手前側X1(前進)に移動させ、右の
エレベータプレート7Rを奥側X2(後退)に移動させ
ることにより、上記した下降の場合とは逆動作によって
行われる。この動作により、前記キャリア3が待機位置
から受取り位置に上昇する。
【0032】左のエレベータプレート7Lの手前側X1
(前進)への移動により前記カム作動ピン47が前記防
塵ドア開閉部材35のカム部42に接して、この防塵ド
ア開閉部材35を反時計回り方向に回動させる。このた
めに、スプリング46は伸長され、前記防塵ドア開閉部
材35のレバー部37のドア持上げ用係合部39が前記
防塵ドア30の凸部33を下方から持ち上げて、この防
塵ドア30を回動させて前記ディスク挿入口2を開放す
る(図12〜図16参照)。
【0033】そして、前記カム作動ピン47が前記防塵
ドア開閉部材35の凹部43に係合して前記エレベータ
プレート7Lの位置ずれが吸収される。すなわち、防塵
ドア30が全開状態においては凹部43がエレベータプ
レート7Lの移動方向と平行となっているので前記凹部
43に前記カム作動ピン47が挿入されることにより、
前記エレベータプレート7Lの前後関係の位置ずれが吸
収されるので、前記キャリア3の受取り位置への位置決
めが安定する(図15〜図17参照)。また、前記凹部
43に前記カム作動ピン47が挿入されることにより、
前記ディスク挿入口2を開放した状態を保持する(図1
7参照)。
【0034】上記のように、前記キャリア3が待機位置
から受取り位置に至る過程で、前記防塵ドア開閉部材3
5のレバー部37のドア持上げ用係合部39が前記防塵
ドア30の凸部33を下方から持ち上げて、この防塵ド
ア30を回動させて前記ディスク挿入口2を開放するよ
うになり、前記キャリア3が受取り位置に至ると前記機
器ケース1のディスク挿入口2は完全に開放される。こ
のために、前記ディスク60は妨害されることなく前記
キャリア3に挿入される。
【0035】上記の実施例にあっては、前記キャリア3
がディスク60の受取り位置にいない場合には、前記防
塵ドア開閉部材35のストッパー部38が防塵ドア30
の凸部33に当接してディスク挿入口2は前記防塵ドア
30で閉塞されているために、前記ディスク60はディ
スク装置内に挿入されないことになり、ディスク60が
前記キャリア3の上に落ちて取出し不能の状態になると
いう不具合が防止される。しかも、前記防塵ドア開閉部
材35が防塵ドア30の凸部33に当接するストッパー
部38を備え、シャッター等の部品を必要としないため
に、少ない部品で低コストの開閉機構が実現できる。
【0036】なお、前記実施例では防塵ドア開閉部材3
5は防塵ドア30の片側にしか設けられていないので、
防塵ドア閉塞時(ドアロック時)に無理にディスク60
を押込もうとすると、防塵ドア30が捩じれ、該ドアに
塑性変形が生じるおそれもある。これを防止するために
は該ドア30の強度を上げるか、あるいは防塵ドア開閉
部材35を防塵ドア30の左右両側に設けて、該ドア3
0の捩じれを防止するようにすれば良い。
【0037】また前記の説明では、防塵ドア30には図
示されない閉塞用ばねが設けてあり、これにより防塵ド
ア30が常時ディスク挿入口2を閉塞するように偏倚さ
れているものとしたが、防塵ドア30の閉塞は、該ドア
30に設けられた凸部33が防塵ドア開閉部材35に設
けられた凹部40により下方に強制的に案内されること
により行われるので、該閉塞用ばねは必ずしも必要でな
い。
【0038】逆に閉塞用ばねを設けるのであれば、防塵
ドア開閉部材35の回転中心、防塵ドア30の回転中
心、及び該ドア30に設けられた凸部33の相互の位置
関係を適宜変更すれば、凹部40の幅を広くすること、
あるいは凹部40を省略することもでき、係合部39及
びストッパ部38のみで防塵ドア30の開閉及びロック
を行うことも可能である。
【0039】更にこのような場合、防塵ドア30は自動
的に閉塞位置に復旧するので、係合部39をも省略し、
ストッパ部38のみとすることも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、装置本体に設けられたディスク挿入口と、該ディス
ク挿入口より挿入されたディスクを搬入するキャリア
と、該キャリアをディスク挿入口と対向する位置から他
の位置へ移動させる昇降機構とを備えたディスク装置に
おいて、前記昇降機構を、前記装置本体に対して駆動機
構により移動するエレベータプレートと該エレベータプ
レートの移動に連動して前記キャリアをディスク挿入口
と対向する位置から他の位置へ移動操作するホルダ用カ
ムとを有して構成し、且つ、前記ディスク挿入口に設け
られ、側面部に凸部を有する防塵ドアと、該防塵ドアの
凸部と係合可能な係合部、及び凸部に当接するストッ
パー部を有する防塵ドア開閉部材と、前記昇降機構
動するように設けられ、該エレベータプレートが前記ホ
ルダ用カムを介してキャリアを前記ディスク挿入口とほ
ぼ対向する位置に移動させたときに、前記防塵ドア開閉
部材を回動し、前記防塵ドアの凸部が前記係合部に係合
することにより前記防塵ドアを強制開放する押圧手段と
を具備したから、前記キャリアがディスクの受取り位置
にいない場合には、前記防塵ドア開閉部材のストッパー
部が防塵ドアの凸部に当接してディスク挿入口は前記防
塵ドアで閉塞されているために、前記ディスクはディス
ク装置内に挿入されないことになり、ディスクが前記キ
ャリアの上に落ちて取出し不能の状態になるという不具
合が防止される。しかも、前記防塵ドア開閉部材が防塵
ドアの凸部に当接するストッパー部を備え、シャッター
等の部品を必要としないために、少ない部品で低コスト
の開閉機構が実現できる。
【0041】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
ディスク装置において、前記防塵ドア開閉部材の前記押
圧手段との当接部近傍に前記エレベータプレートの位置
ずれを吸収するための凹部を設けたから、前記防塵ドア
開閉部材の押圧手段が当接部に当接して前記防塵ドアが
開らいた状態で、前記押圧手段が前記凹部に挿入されて
前記エレベータプレートの前後関係の位置ずれが吸収さ
れるので、前記キャリアの受取り位置への位置決めが安
定するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるディスク装置の概略的な構成説
明図である。
【図2】図1のA方向からの矢視で示される左右のエレ
ベータプレートとキャリアとストッカとの関係を示す平
面図である。
【図3】図2のB方向からの矢視図である。
【図4】図2のC方向からの矢視図である。
【図5】本発明に係わるディスク装置における開閉機構
の平面図である。
【図6】同開閉機構の正面図である。
【図7】同開閉機構の側面図である。
【図8】防塵ドア開閉部材の側面図である。
【図9】本発明に係わるディスク装置における開閉機構
の防塵ドア開閉部材および挿入防止シャッターの開放状
態を示す側面図である。
【図10】キャリが待機位置にある場合での開閉機構
の動作説明図である。
【図11】キャリが待機位置にある場合での開閉機構
の動作説明図である。
【図12】キャリが取込み位置にある場合での開閉機
構の動作説明図である。
【図13】キャリが取込み位置にある場合での開閉機
構の動作説明図である。
【図14】キャリが取込み位置にある場合での開閉機
構の動作説明図である。
【図15】キャリが取込み位置にある場合での開閉機
構の動作説明図である。
【図16】キャリが取込み位置にある場合での開閉機
構の動作説明図である。
【図17】キャリが取込み位置にある場合での開閉機
構の動作説明図である。
【図18】従来のディスク装置の概略的な構成説明図で
ある。
【図19】同ディスク装置におけるディスクのプレイ状
態の説明図である。
【図20】同ディスク装置におけるディスクのストッカ
への収納前の説明図である。
【符号の説明】
1 機器ケース 2 ディスク挿入口 3 キャリア 7L,7R エレベータプレート 30 防塵ドア 33 凸部(係合構造部) 35 防塵ドア開閉部材 38 ストッパー部 39 ドア持上げ用係合部(係合部) 47 カム作動ピン(押圧手段) 60 ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 智司 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラ リオン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−176472(JP,A) 特開 平4−178991(JP,A) 特開 平4−168657(JP,A) 特開 平2−53286(JP,A) 特開 平1−118260(JP,A) 実開 平4−132649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/02 501 G11B 33/02 503 G11B 17/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に設けられたディスク挿入口
    と、該ディスク挿入口より挿入されたディスクを搬入す
    るキャリアと、該キャリアをディスク挿入口と対向する
    位置から他の位置へ移動させる昇降機構とを備えたディ
    スク装置において、前記昇降機構を、前記装置本体に対して駆動機構により
    移動するエレベータプレートと該エレベータプレートの
    移動に連動して前記キャリアをディスク挿入口と対向す
    る位置から他の位置へ移動操作するホルダ用カムとを有
    して構成し、且つ、 前記 ディスク挿入口に設けられ、側面部に凸部を有する
    防塵ドアと、 該防塵ドアの部と係合可能な係合部、及び該部に当
    接するストッパー部を有する防塵ドア開閉部材と、 前記昇降機構連動するように設けられ、該エレベータ
    プレートが前記ホルダ用カムを介してキャリアを前記デ
    ィスク挿入口とほぼ対向する位置に移動させたときに、
    前記防塵ドア開閉部材を回動し、前記防塵ドアの部が
    前記係合部に係合することにより前記防塵ドアを強制開
    放する押圧手段とを具備したことを特徴とするディスク
    装置。
  2. 【請求項2】 前記防塵ドア開閉部材の前記押圧手段と
    の当接部近傍に前記エレベータプレートの位置ずれを吸
    収するための凹部を設けた請求項1記載のディスク装
    置。
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