JP2001338454A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001338454A
JP2001338454A JP2000156058A JP2000156058A JP2001338454A JP 2001338454 A JP2001338454 A JP 2001338454A JP 2000156058 A JP2000156058 A JP 2000156058A JP 2000156058 A JP2000156058 A JP 2000156058A JP 2001338454 A JP2001338454 A JP 2001338454A
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来のディスク装置では、ベースに設けられ
た各種機構をクランプタイミングなどに合わせて動作さ
せるために、複雑な機構が必要になっていた。 【解決手段】 連動アーム17は上部ベース2の側板2
fに支持軸22により回動自在に支持されており、連動
アーム17の連動ピン24は下部ベース1に係合してい
る。下部ベース1と上部ベース2が接近してディスクD
Sがクランプされる際に、前記連動アーム17が時計方
向へ回動する。この連動アーム17の回動動作を水平面
での回動に変換し、変換後の動力でクランパを弾圧させ
る切換えなどを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD、DVD、光
磁気ディスクなどの各種ディスクを駆動するディスク装
置に係り、特にベース間の移動力を利用して各種モード
切換えを可能としたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のディスク装置を示す断面
図である。
【0003】このディスク装置では、駆動ベース121
にスピンドルモータ122が設けられ、その回転軸12
3が駆動ベース121の上方へ突出し、回転軸123に
ターンテーブル124が固定されている。前記駆動ベー
ス121に対向するクランプベース125には開口部1
25aが形成されている。この開口部125aに上方か
らクランパ126が挿入され、クランパ126の上端に
形成されたフランジ126aが前記クランプベース12
5の上面に支持されている。またクランプベース125
には板ばねなどの弾性部材127が設けられ、この弾性
部材127により前記クランパ126がターンテーブル
124の方向へ付勢されている。
【0004】図12に示すように、両ベース121と1
25が互いに離れている状態で、ターンテーブル124
とクランパ126との間にディスクDを挿入できる間隔
H0の隙間が形成される。前記隙間内にディスクDが挿
入されると、クランプベース125が下降し、ディスク
Dの中心穴D1がターンテーブル124に嵌合し、クラ
ンパ126によりディスクDがターンテーブル124に
押し付けられる。
【0005】この状態でスピンドルモータ122および
ターンテーブル124でディスクDが回転駆動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図12に示す
ようなディスク装置では、クランプベース125を下降
させてディスクDをクランプさせる動作と連動して各種
モードの設定が必要である。例えば、ディスクを位置決
めする位置決め部材を退避させる動作や、シャーシ上で
弾性的に支持されているベースをロック状態とするロッ
ク機構の解除動作、シャーシに設けられたヘッドの移動
拘束解除動作などである。
【0007】従来上記各種動作は、ベース121または
125に設けられたレバーやプレートなどの機構部品を
組み合わせ、この機構部品をモータなどの動力で駆動す
るとともに、機構部品の組み合わせにより各駆動部の動
作タイミングを設定していた。したがって前記機構部品
の数が多くなり、構造も複雑になる。
【0008】またこの種の装置では、駆動ベース121
側において図の左右方向へ移動する昇降切換え部材が設
けられ、この昇降切換え部材に形成された傾斜溝でクラ
ンプベース125の下降動作を制御しているものがあ
る。この昇降切換え部材の移動力を利用して前記各機構
を動作させる方向もあるが、前記昇降切換え部材は左右
方向への移動距離が長いため、その移動量を、ベース上
の他の機構の動作に変換するのは難しい。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、対向するベースの接近動作にタイミングを合わせ
て各種動作モードの設定が可能であり、且つ各動作モー
ドを設定する機構を簡単にできるディスク装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、間隔を開けて
対向する下部ベースおよび上部ベースと、前記一方のベ
ースに設けられてモータで回転駆動されるターンテーブ
ルと、他方のベースに設けられてディスクを前記ターン
テーブルに押圧するクランパと、少なくとも一方のベー
スを他方のベースと離れる位置と接近する位置との間で
移動させる昇降切換え手段とが設けられディスク装置に
おいて、前記一方のベースの側部に回動自在に支持され
て両ベースが接近する際に他方のベースにより回動させ
られる連動部材が設けられ、前記連動部材の回動力によ
り少なくとも一方のベースに設けられた駆動部材が動作
させられて、ディスクを駆動するための動作モードの切
換えが行われることを特徴とするものである。
【0011】例えば、少なくとも一方のベースに、前記
連動部材の回動力をベース面に沿う方向への回動力に変
換する方向変換部材が設けられ、この方向変換部材の動
作により、前記駆動部材がベース面に沿う方向へ移動さ
せられる。
【0012】例えば、前記駆動部材により、前記クラン
パをディスクへ弾圧させるクランプ動作が行われ、ある
いは、ディスクをターンテーブル上に位置決めする位置
決め部材が設けられる場合には、ディスクがターンテー
ブル上にクランプされた後に前記駆動部材により前記位
置決め部材がディスクから離れる退避位置へ移動させら
れる。
【0013】また前記駆動部材により、シャーシ上でベ
ースをロックしているロック手段を解除して、シャーシ
上でベースが弾性支持される状態に設定してもよいし、
またはベースに設けられた光ヘッドなどをディスクの挿
入待機時には動かないように拘束しておき、ディスクの
クランプが完了したときに前記拘束を解除できるように
し、この拘束解除を前記駆動部材で行ってもよい。
【0014】また本発明では、上部ベースにターンテー
ブルが設けられ、下部ベースにクランパが設けられても
よく、また両ベースが一緒に接近方向へ動作させられる
ものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態とし
て薄型のディスク装置の分解斜視図、図2は小径ディス
クが挿入され位置決めされる直前の状態を示す平面図、
図3は小径ディスクが位置決めされた状態を示す部分平
面図、図4は大径ディスクが移送される途中の状態を示
す平面図、図5は大径ディスクが位置決めされた状態を
示す部分平面図、図6はディスク挿入待機状態での下部
ベース側の機構を示す平面図、図7はその一部を示す平
面図、図8はディスク装着完了時の下部ベース側の機構
を示す平面図、図9(A)(B)はディスククランプ動
作を説明する図1のIX矢視の側面図、図10はディス
ククランプ手段のクランプ完了時の状態を示す平面図、
図11(A)(B)はディスクのクランプ動作を示す部
分断面図である。
【0016】図1および図9に示すように、このディス
ク装置は駆動ベースとなる下部ベース1と、クランプベ
ースとなる上部ベース(可動ベース)2とが上下に重な
り合って組み立てられ、前記下部ベース1と上部ベース
2との間に、Y1へ向けてディスクが挿入される。図6
と図8に示すように、前記下部ベース1と上部ベース2
とが組み合わされた機構ユニットがシャーシ3内に設置
される。下部ベース1とシャーシ3との間には、弾性支
持手段4が設けられている。この弾性支持手段4では、
前記シャーシ3の底面上にオイルまたはエアーが収納さ
れたゴム袋のダンパー4aが固定され、前記下部ベース
1の下面に固定された支持軸4bが前記ダンパー4a内
に弾性支持されている。
【0017】このディスク装置は車載用などに適してお
り、ディスクの記録または再生を行っているときには、
下部ベース1と上部ベース2とが組み合わされた機構ユ
ニットが前記シャーシ3上で弾性支持状態になる。ただ
し、前記機構ユニット内にディスクが挿入されるときお
よびディスクが排出されるときには、後に説明するロッ
ク手段110により、シャーシ3上で下部ベース1がロ
ック状態となる。
【0018】前記下部ベース1、上部ベース2およびシ
ャーシ3が組み合わされたディスク装置はX方向の幅寸
法とY方向の奥行き寸法が、いわゆる1DINサイズ内
に収納可能であり、Z方向の高さ寸法は、1DINサイ
ズの半分以下である。例えば自動車のダッシュボードや
インストルメントパネルなどに埋設されて設置される場
合、1DINのスペース内に前記ディスク装置と、他の
装置例えばMD装置、ラジオチューナ、表示部材の収納
装置などが重ねて設置可能になっている。
【0019】このディスク装置には、例えば直径が8c
mの小径ディスクDSと、例えば直径が12cmの大径
ディスDLの双方を挿入可能である。前記各ディスクD
SおよびDLは、CD、DVD、CD−ROM、CD−
RAM、光磁気ディスクなどである。
【0020】図11(A)(B)に示すように、前記下
部ベース1の中央部にはディスク駆動手段5が向けられ
ている。このディスク駆動手段5では、前記下部ベース
1の下面にスピンドルモータ6が固定されており、その
回転軸6aが下部ベース1の上面に突出し、この回転軸
6aにターンテーブル7が固定されている。前記ターン
テーブル7には、ディスクの下面を位置決めする受けフ
ランジ7aと、周囲にテーパ案内面が形成された案内ハ
ブ7bとが設けられている。また前記下部ベース1に
は、前記ターンテーブル7に設置されたディスクからの
データを再生するまたは記録する光ヘッド(図示せず)
が設けられている。
【0021】(ディスククランプ手段の構造)前記ディ
スク駆動手段5の上方に対向する部分では、前記上部ベ
ース2にディスククランプ手段10が設けられている。
図1、図10および図11(A)(B)に示すように、
このディスククランプ手段10は、上部ベース2に形成
された開口部2a内に設置されている。この開口部2a
の周囲2箇所には支持穴2b,2bが形成されている。
前記上部ベース2の上面で且つ前記開口部2aの周囲に
はクランプ駆動部材13が設けられている。このクラン
プ駆動部材13は、薄い金属板で形成されたものであ
り、複数箇所に折曲片13a,13aが一体に折り曲げ
形成されている。前記上部ベース2にはX方向に延びる
スリット2c,2cが複数箇所に形成され、前記折曲片
13a,13aが前記スリット2c,2c内に挿入され
て、前記クランプ駆動部材13はX方向へ摺動自在に支
持されている。
【0022】図1に示すように、クランパ支持体11は
薄い金属板でリング状に形成されたものであり、その2
箇所には上方に向けて軸12,12が固定されている。
クランパ支持体11は、上部ベース2の開口部2a内に
下から装着され、このとき軸12,12が、開口部2a
の周囲に形成された支持穴2b,2bへ下から挿入され
る。その結果、図10に示すように、前記クランパ支持
体11は、上部ベース2の開口部2a内に位置し、且つ
前記クランプ駆動部材13の下側に設置される。そし
て、前記クランパ支持体11は、前記軸12,12と支
持穴2b,2bとの挿通により上下方向(Z方向)へ昇
降動作自在である。
【0023】前記クランパ支持体11には中心穴11a
が開口している。また、X2側に隆起部が形成されて、
この隆起部に雌ねじ穴11bが形成され、X1側には上
方へ折り曲げられたフック形状の一対の係止突起11
c,11cが設けられている。
【0024】クランパ14は合成樹脂製であり、ディス
ク押圧部14aの上部周囲には支持フランジ14bが一
体に形成されている。前記ディスク押圧部14aの下面
には、前記ターンテーブル7の案内ハブ7bに対向する
逃げ凹部14cが形成され、クランパ14の中心の上面
にはピボット14dが一体に形成されている。このクラ
ンパ14は、上部ベース2の開口部2a内に設置された
前記クランパ支持体11の上に載せられる。すなわち、
図11(A)に示すように、前記クランパ14のディス
ク押圧部14aが前記クランパ支持体11の中心穴11
a内に挿入され、前記支持フランジ14bがクランパ支
持体11の中心穴11aの周囲部の上面に乗せられる。
【0025】そして、前記開口部2a内に位置する前記
クランパ支持体11と前記クランパ14が、支え体15
により支えられる。この支え体15は全体がばね性ステ
ンレス板、燐青銅板などの板ばね材料で形成されてい
る。支え体15のX2側の端部には取付片15aが設け
られ、他方のX1側の端部には一対の係止片15b,1
5bが折り曲げ形成されている。Y方向の両側では、互
いに逆の方向で且つ下方向に延びる第1の弾性部材とな
る第1の弾性腕15c,15cが一体に形成されてい
る。また支え体15の中心部分には、下向きに折り曲げ
られた第2の弾性部材となる第2の弾性腕15dが一体
に形成されている。
【0026】前記のように、クランパ支持体11がクラ
ンプ駆動部材13の下に設置され、クランパ支持体11
の上にクランパ14が設置された後に、上部ベース2の
上方から前記支え体15が設置される。そして、前記係
止片15b,15bが前記係止突起11c,11cの下
側に掛止された状態で、前記取付片15aに挿入された
ねじ15eが雌ねじ穴11bに螺着される。
【0027】これにより、前記クランパ支持体11と前
記支え体15は、両部材間にクランパ14を挟んだ状態
で一体に固定されるが、このとき、前記第1の弾性腕1
5c,15cが、撓んだ状態で上部ベース2上の支持面
2d,2e上に当たるため、前記支え体15およびこれ
に固定されているクランパ支持体11に上向きの付勢力
が与えられて、前記クランパ支持体11のY1とY2側
の側部上面が、前記クランプ駆動部材13の下面に密着
させられる。同時に第2の弾性腕15dが、前記クラン
パ14の中心上面の前記ピボット14dに当たり、クラ
ンパ14に下向きの付勢力が与えられ、クランパ14の
支持フランジ14bが、前記クランパ支持体11の中心
穴11aの周囲部分に上方から密着させられる。
【0028】図1と図10、図11に示すように、前記
クランパ支持体11には、X1方向の端部に上方への隆
起部11dが一体に形成されており、X方向の中間部で
且つY1側とY2側の側部には、一対の逃げ穴11e,
11eが形成されている。
【0029】一方、前記クランプ駆動部材13にはX1
側の端部に第1の押圧部13bが下方向(Z2方向)へ
向けて折り曲げられており、またY1側とY2側の側部
には一対の第2の押圧部13c,13cが下向きに折り
曲げられている。
【0030】図11(A)では、クランプ駆動部材13
がX1方向へ移動し、第1の押圧部13bが、クランパ
支持体11の隆起部11dから離れ、第2の押圧部13
c,13cがクランパ支持体11の逃げ穴11e,11
e内に位置している。このとき、支え体15およびクラ
ンパ支持体11は第1の弾性腕15c,15cによって
持ち上げられており、クランパ支持体11はクランプ駆
動部材13の下面に密着している。
【0031】図11(B)は、後に説明する昇降切換え
手段により上部ベース2が下部ベース1の方向へ下降し
た状態を示している。この下降動作によりクランパ14
とターンテーブル7とでディスクの中心部が挟持され
る。さらにクランプ駆動部材13がX2方向へ移動する
と、前記クランプ駆動部材13の第1の押圧部13bが
クランパ支持体11の隆起部11dに乗り上がり、第2
の押圧部13c,13cがクランパ支持体11の逃げ穴
11e,11eから外れてクランパ支持体11の上に乗
り上がる(図10参照)。よって、クランパ支持体11
はターンテーブル7の方向へ押し下げられる。よって、
クランパ支持体11がクランパ14から下方へ離れ、支
え体15の第2の弾性腕15dの加圧力がクランパ14
に作用し、ターンテーブル7とクランパ14とで、ディ
スクが弾性的に挟持されるようになる。
【0032】図1に示すように、機構ユニットのX1側
の側部には、前記クランプ駆動部材13をX1−X2方
向へ移動させるクランプ切換え手段が設けられている。
このクランプ切換え手段は、上部ベース2に取付けられ
た方向変換アーム(方向変換部材)16、および前記下
部ベース1と上部ベース2との間に取付けられた連動ア
ーム(連動部材)17とから構成されている。
【0033】前記方向変換アーム16は金属板でL字形
状に形成されたものであり、軸18により前記上部ベー
ス2上で水平方向へ回動できるように支持されている。
また方向変換アーム16と上部ベース2との間には、引
張りスプリングが掛けられ、前記方向変換アーム16は
常に反時計方向へ付勢されている。前記方向変換アーム
16の一方の腕の先端は、連結ピン21によって前記ク
ランプ駆動部材13に連結されている。また方向変換ア
ーム16の他方の腕は、上部ベース2のX1側の縁部に
臨み、下方向へ折り曲げられている。そしてこの他方の
腕の端部には連結溝16aが形成されている。
【0034】図1および図9に示すように、上部ベース
2のX1側の側部には下方向へ折り曲げられた側板2f
が設けられ、この側板2fには支持軸22が固定されて
いる。前記連動アーム17はほぼ三角形状であり、その
下部には支持穴17aが開口し、この支持穴17aが前
記支持軸22に挿通されることにより、前記連動アーム
17は上部ベース2の前記側板2fに回動自在に支持さ
れている。
【0035】前記連動アーム17には、X2方向に延び
る連結ピン23と連動ピン24が固定されている。前記
連結ピン23は、前記方向変換アーム16に形成された
連結溝16a内に挿入されている。また前記下部ベース
1のX1側には側板1aが上向きに折り曲げられてい
る。この側板1aにはY方向が長手方向となる連動長穴
1bが開口しており、前記連動ピン24は前記連動長穴
1b内に挿入されている。
【0036】図9(A)に示すように、上部ベース2が
下部ベース1に対してZ1方向へ上昇し、下部ベース1
と上部ベース2とが離れているときには、連動アーム1
7が図9において反時計方向へ回動している。このとき
方向変換アーム16が水平面で時計方向へ回動し、図2
に示すように、方向変換アーム16に連結されている前
記クランプ駆動部材13がX1方向へ移動させられる。
図9(B)に示すように、上部ベース2がZ2方向へ下
降して上部ベース2が下部ベース1に接近すると、前記
連動アーム17が時計方向へ回動し、図10において方
向変換アーム16が反時計方向へ回動させられる。その
結果、クランプ駆動部材13がX2方向へ移動させら
れ、前記のクランプ動作が行われる。
【0037】(ディスク移送手段および位置決め手段の
構造)図1と図9に示すように、前記上部ベース2のY
2側前部で且つX方向の両側部には、下方向へ直角に折
り曲げられた小側板2g,2gが設けられ、それぞれの
小側板2g,2gに互いに同軸上に位置する支持穴2
h,2hが形成されている。前記上部ベース2の前部下
側にはローラ支持部材25が設けられている。このロー
ラ支持部材25は金属板で形成され、X方向の両側部に
は側片25a,25aが上方へ直角に折り曲げられてい
る。
【0038】前記側片25a,25aの外面には支持軸
26,26が突出しており、前記小側板2g,2gに形
成された支持穴2h,2hに回動自在に支持されてい
る。前記ローラ支持部材25と下部ベース1との間には
引張りスプリング27が掛けられており、前記ローラ支
持部材25は図9(A)に示すように常に時計方向へ付
勢されている。前記ローラ支持部材25の前記側片25
aと側片25aとの間の底面はガイド面25bとなって
おり、このガイド面25bと前記上部ベース2との間に
ディスクの挿入・排出口28が形成されている。またロ
ーラ支持部材25のY2側前端の下面には突起29が設
けられている。この突起29は前記ローラ支持部材25
の下面にピンが固定されることで形成されている。
【0039】前記ローラ支持部材25のX方向の両側部
では、Y1方向の後方へ延びる支持片25c,25cが
互いに平行に設けられている。移送ローラ31を支持す
るローラ軸32の両端は、前記支持片25c,25cに
回動自在に支持されている。ローラ軸32の一方の端部
には、前記支持片25cの外側において歯車(図示せ
ず)が固定されており、図6に示す下部ベース1に設け
られたモータ81の動力が前記ローラ軸32に伝達され
て、前記ローラ軸32および移送ローラ31が正逆両方
向へ回転駆動される。また前記上部ベース2の下面に
は、前記移送ローラ31に対向する対向パッド33が固
定されている。この対向パッド33は、合成樹脂などの
低摩擦材料で形成されている。
【0040】図9(A)に示すように、上部ベース2が
下部ベース1から上方へ離れている状態では、前記引張
りコイルスプリング27の引張り力により前記ローラ支
持部材25が時計方向へ回動している。このとき移送ロ
ーラ31には前記対向パッド33方向へ圧接する付勢力
が作用する。また、ローラ支持部材25のY2側端部が
下方向へ回動し、前記ガイド面25bはY2方向へ向け
て下向きに傾斜し、前記挿入・排出口28が大きく開か
れる。この状態で前記挿入・排出口28からディスクが
挿入されると、このディスクは前記移送ローラ31と対
向パッド33との間で挟まれ、移送ローラ31の回転力
でY1へ移送される。また移送ローラ31が逆方向へ回
転すると、ディスクは挿入・排出口28からY2方向へ
排出される。
【0041】図9(B)に示すように、上部ベース2が
下部ベース1と接近する方向へ下降すると、前記突起2
9が下部ベース1上に設けられた回動部材101(図6
参照)の上面に当たるために、上部ベース2の下降動作
に追従してローラ支持部材25が反時計方向へ回動させ
られる。その結果、移送ローラ31が対向パッド33か
ら離れる方向へ下降し且つディスクDから離れる。また
Y2方向前端では、ローラ支持部材25のガイド面25
bと上部ベース2との間の隙間である前記挿入・排出口
28が狭くなる。
【0042】このディスク装置では、前記移送ローラ3
1によって、小径ディスクDSと大径ディスクDLのい
ずれか一方が搬送されて、下部ベース1と上部ベース2
との間に移送されていく。ただし、下部ベース1上には
図11に示すターンテーブル7が1個だけ設けられ、こ
のターンテーブル7で前記2種類の径のディスクの双方
を駆動可能となっている。よって、上部ベース2には、
前記大径ディスクDLと小径ディスクDSの双方の中心
部を前記ターンテーブル7上に位置決めするためのディ
スク位置決め手段40が設けられている。
【0043】図1および図2に示すように、上部ベース
2の上面での装置奥側(Y1側)では、一対の位置決め
アーム41と43がそれぞれ支持軸42と44により水
平方向へ回動自在に支持されている。位置決めアーム4
1には部分歯車41aが形成され、位置決めアーム43
には部分歯車43aが形成され、両部分歯車41aと4
3aが互いに噛み合っている。この部分歯車どうしの噛
み合いにより、両位置決めアーム41と43は同時に且
つ逆方向へ回動する。
【0044】前記位置決めアーム41のアーム先端に
は、下方に延びる位置決め突起(位置決め部材)47が
設けられ、位置決めアーム43のアーム先端にも、下方
に延びる位置決め突起(位置決め部材)48が設けられ
ている。それぞれの位置決め突起47と48は、軸部材
が位置決めアーム41と43に固定されることで形成さ
れている。上部ベース2には前記支持軸42と44を中
心とする円弧軌跡に沿う円弧スリット2i,2iが形成
されており、前記位置決め突起47と48は、前記円弧
スリット2i,2iから上部ベース2の下向へ延びてい
る。
【0045】一方の位置決めアーム41と上部ベース2
上のピン45との間には反転ばね46が掛けられてい
る。図1および図2の状態では、各位置決め突起47,
48がY2方向へ移動して安定するように、前記反転ば
ね46から位置決めアーム41に付勢力が与えられてい
る。図5に示すように、移送される大径ディスクDLに
より前記位置決め突起47と48がY1方向へ押されて
各位置決めアーム41と43が回動すると、前記反転ば
ね46の付勢力の方向が反転し、各位置決め突起47と
48がY1方向へ移動して安定するように、位置決めア
ーム41に対して付勢力が与えられる。
【0046】また、上部ベース2のY1側の縁部には、
前記上部ベース2を形成する金属板かた一体に折り曲げ
られた一対の位置決め部材49,49が設けられてお
り、この位置決め部材49,49は上部ベース2の下面
から下へ延びている。大径ディスクDLが挿入されたと
きには、前記位置決め部材49,49にディスクDLが
当たることで、ディスクDLが位置決めされる。
【0047】図1および図2に示すように、上部ベース
2の上面のX2側には、種別検知部材51が支持軸52
により回動自在に支持されている。この種別検知部材5
1は金属板で形成されたアーム状である。この種別検知
部材51と上部ベース2との間には引張りスプリング5
3が掛けられており、この引張りスプリング53の引張
り力により、種別検知部材51は時計方向へ付勢されて
いる。
【0048】前記種別検知部材51のY2側先端部に
は、下向きに延びる検知突起54が設けられている。こ
の検知突起54は、前記検知部材51の下面に軸を固定
することで形成されている。上部ベース2の前部には、
前記支持軸52を中心とする円弧軌跡に沿う円弧スリッ
ト2jが形成されており、前記検知突起54は前記円弧
スリット2jを経て上部ベース2の下方へ突出してい
る。
【0049】上部ベース2の上面の装置奥側(Y1側)
には位置決めロック部材55が設けられている。この位
置決めロック部材55にはガイドピン56,56が固定
され、このガイドピン56,56は、上部ベース2にX
方向に向けて形成されたガイドスリット2k,2k内に
挿入されている。よって位置決めロック部材55はX方
向へ直線的に摺動自在であり、また前記種別検知部材5
1と連結ピン57によって連結されている。
【0050】前記位置決めロック部材55には、前記位
置決めアーム43に固定された位置決め突起48が入り
込む溝が形成されている。この溝は、X方向に延びる拘
束部55aと、この拘束部55aに連続し且つX1方向
へ向うにしたがってY1方向へ傾斜する退避拘束部55
bとを形成している。
【0051】前記種別検知部材51のX1側の側部に
は、X2方向に向うにしたがってY2方向へ変位する付
勢溝51aが形成されている。前記クランプ駆動部材1
3のX2側の端部には、拘束ピン58が設けられてお
り、クランプ駆動部部材13がX2方向へ移動すると、
前記拘束ピン58が前記付勢溝51a内に入り込むよう
になる。
【0052】(ディスク装填検知手段の構造)図1、図
2および図3に示すように、上部ベース2の下面で且つ
ディスク挿入方向奥側(Y1側)にはディスク装填検知
手段60が設けられている。このディスク装填検知手段
60には検知部材61が設けられている。この検知部材
61はアーム状であり、先端には検知突起61aが一体
に形成されている。図2に示すようにディスクの挿入を
待機している状態では、前記検知突起61aが前記一対
の位置決め突起47と48の間に位置し、前記移送ロー
ラ31の移送力で小径ディスクDSが送り込まれてきた
ときに、前記小径ディスクDSの挿入方向の縁部が前記
検知突起61aに当たるようになっている。
【0053】前記検知部材61の基端部には連結ピン6
1bが一体に形成されている。また前記検知突起61a
と前記連結ピン61bとの中間にはカム穴61cが形成
されている。前記一方の位置決めアーム41に設けられ
た前記位置決め突起47は前記カム穴61c内に摺動自
在に挿入されている。すなわち前記位置決め突起47
は、上部ベース2に形成された円弧スリット2iおよび
前記カム穴61cを通過してさらに下方に延びている。
また、前記連結ピン61bとカム穴61cとの間には変
動ピン61dが一体に形成されている。前記上部ベース
2には、小さな円弧状の移動穴2mと2nが連続して形
成されており、前記変動ピン61dは、上部ベース2の
下側から前記移動穴2mと2n内に挿入されている。
【0054】また、前記上部ベース2の上面には始動部
材62が支持軸63により回動自在に支持されている。
前記始動部材62の一方の端部には連結溝62aが形成
され、前記検知部材61の連結ピン61bが前記連結溝
62a内に挿入されている。前記始動部材62と上部ベ
ース2との間には引張りスプリング64が掛けられてお
り、この引張りスプリング64により始動部材62は反
時計方向へ付勢されている。よって、前記検知部材61
には、前記引張りスプリング64の付勢力が間接的に与
えられ、検知部材61は時計方向へ付勢されている。
【0055】図2に示すディスクの挿入待機状態では、
前記位置決め突起47がY2方向へ移動して反転ばね4
6で安定させられているが、このとき前記位置決め突起
47は、検知部材61のカム穴61cのX1側の端部6
1c1に移動している。このとき前記引張りスプリング
64の付勢力を受けている検知部材61は、前記位置決
め突起47を支点として時計方向へ回動するように付勢
されている。上部ベース2に形成された移動穴2mは図
2の位置にある位置決め突起47を中心とする円弧状で
あり、変動ピン61dは移動穴2mのX1側の端部に位
置している。
【0056】図3に示すように、小径ディスクDSがY
1方向へ搬送されて、ディスクDSが前記位置決め突起
47と48に当たって位置決めされるときに、ディスク
DSが検知突起61aをY1方向へ押し、図3に示すよ
うに、変動ピン61dが移動穴2m内を移動する範囲
で、前記検知部材61が位置決め突起47を支点として
反時計方向(CCW)へ回動させられる。その結果、始
動部材62は支持軸63を中心として時計方向へ(C
W)方向へ回動させられる。
【0057】大径ディスクDLが搬送されてくると、図
5に示すように、位置決め突起47と48がディスクD
Lに押されてY1方向へ移動し、位置決めアーム41と
43はそれぞれ支持軸42と44を中心として互いに逆
方向へ回動する。前記位置決め突起47が検知部材61
のカム穴61c内を摺動することで検知部材61が反時
計方向へ回動させられる。このとき、最初は連結ピン6
1bを支点として検知部材61が反時計方向(CCW)
へ回動し、変動ピン61dが移動穴2n内をY1方向の
終端まで移動する。その後に検知部材61は前記終端へ
移動した変動ピン61dを支点としてさらに反時計方向
(CCW)へ回動し、このとき始動部材62が支持軸6
3を中心として時計方向(CW)へ回動させられる。
【0058】このように、小径ディスクDSが搬送され
て位置決めが完了したとき、および大径ディスクDLが
搬送されて位置決めが完了したときのいずれにおいても
前記始動部材62が時計方向へ回動させられる。
【0059】(始動伝達手段の構造)図1と図2に示す
ように、前記始動部材62の端部は、上部ベース2のX
1側の側部に形成された切欠き2p内を経て上部ベース
2の下側へ延びている。そして前記始動部材62の先端
には下方へ延びる始動ピン65が固定されている。この
始動ピン65は下部ベース1の下面まで延びている。前
記始動部材62と、前記下部ベース1の下面に設けられ
た機構とで始動伝達手段70が形成されている。
【0060】図6、図7および図8は、下部ベース1側
において前記始動伝達手段70を構成している機構を示
している。なお前記各機構は下部ベース1の下面に配置
されているものであるが、図6と図8では、各部材をい
ずれも実線で示している。
【0061】図6に示すように、下部ベース1の下面で
は、第1の伝達部材71と第2の伝達部材72が共通の
支持軸73に回動自在に支持されている。第1の伝達部
材71には前記支持軸73を中心とした円弧状の連結穴
71aが形成され、第2の伝達部材72には前記連結穴
71a内に挿入される連結片72aが折り曲げ形成され
ている。第1の伝達部材71にはばね掛け片71bが、
第2の伝達部材72にはばね掛け片72bが形成され、
両ばね掛け片71bと72bとの間に連結ばね74が掛
けられている。この連結ばね74は引張りコイルスプリ
ングであり、その付勢力により第1の伝達部材71に対
して第2の伝達部材72が時計方向へ引かれており、前
記連結片72aが前記連結穴71aの図示左側の縁部に
当たることにより両伝達部材71と72は一体に動作で
きるようになっている。
【0062】ただし、図7に示すように、例えば第1の
伝達部材71が拘束されているときに、第2の伝達部材
72を反時計方向(CCW)へ回動させる力が作用した
とき、前記連結ばね74が伸びることで、第1の伝達部
材71と第2の伝達部材72の互いに逆方向への回動を
許容することができる。
【0063】第1の伝達部材71には連結溝71cが形
成されており、前記始動部材62から下方へ延びる前記
始動ピン65は前記連結溝71cに挿入されている。
【0064】下部ベース1の下面には第3の伝達部材7
6が支持軸77により回動自在に支持されている。前記
第3の伝達部材76は3つの腕を有する回動アームであ
り、1つの腕の端部に設けられた連結ピン78は、前記
第2の伝達部材72の連結溝72cに挿入されて連結さ
れている。他の1つの腕の先端には、図8に示すラック
94を押圧する始動押圧部76aが形成されている。他
の腕の先端には、規制突起79が設けられている。この
規制突起79は前記第3の伝達部材76にピンを固定す
ることにより形成されている。
【0065】図6に示すように、下部ベース1の下面に
は駆動手段80が設けられている。この駆動手段80
は、動力源であるモータ81と、このモータ81の出力
軸に設けられたウォーム歯車82と、このウォーム歯車
82の動力を伝達する減速歯車列83とを有している。
そして下部ベース1の下面には大径の第1の駆動歯車8
4と小径の第2の駆動歯車85が一体に設けられてお
り、この一体化された両歯車が支持軸86に回転自在に
支持されている。前記減速歯車列83からの動力は前記
第1の駆動歯車84に伝達され、第1の駆動歯車84と
第2の駆動歯車85が一緒に回転駆動される。
【0066】ディスクの挿入待機状態からディスクが挿
入されたことが検知されると、モータ81が始動して、
前記第1の駆動歯車84と第2の駆動歯車85が反時計
方向(CCW)へ一定の回転数で回転させられ、これは
ディスクがターンテーブル7上に設置されるまで継続す
る。ディスクを排出するときには、前記と逆に第1の駆
動歯車84と第2の駆動歯車85が時計方向(CW)へ
一定の回転数で回転させられる。
【0067】図示省略するが、前記第1の駆動歯車84
の回転動力は伝達歯車群を介して、前記移送ローラ31
のローラ軸32に固定された歯車に伝達される。よっ
て、前記第1の駆動歯車84が反時計方向へ回転し続け
る間、移送ローラ31は反時計方向すなわちディスクを
装置内へ送り込む方向へ回転し続ける。逆に第1の駆動
歯車84が時計方向へ回転し続ける間、前記移送ローラ
31は時計方向すなわちディスクに排出力を与える方向
へ回転し続ける。
【0068】下部ベース1の下面には、前記始動伝達手
段70からの始動伝達力を受けたときのタイミングによ
って、前記駆動手段80で始動させられる切換え手段9
0が設けられている。
【0069】前記切換え手段90には切換え伝達部材9
1が設けられている。この切換え伝達部材91には複数
箇所にガイド軸92が設けられ、下部ベース1にX方向
へ直線的に形成された長穴1c内に前記ガイド軸92が
挿入されて、前記切換え伝達部材91がX方向へ直線的
に移動自在に設けられている。前記切換え伝達部材91
上には一対のピン93,93が固定されている。前記切
換え伝達部材91上にはラック94が設けられ、このラ
ック94に形成されたX方向へ延びる差動長穴94a,
94aが前記ピン93,93に摺動自在に挿通されてい
る。よって、前記ラック94は前記切換え伝達部材91
上において前記差動長穴94aの長さ範囲内でX方向へ
移動可能である。前記ラック94のX2側の端面と、切
換え伝達部材91上の突出片91aとの間には押圧ばね
95が介装されており、この押圧ばね95により、前記
ラック94は切換え伝達部材91上でX1方向へ押され
ている。
【0070】前記切換え伝達部材91には、Y1方向に
延びる拘束アーム91bが一体に設けられており、その
縁部は前記第3の伝達部材76に設けられた規制突起7
9に対向している。そして前記拘束アーム91bのX1
側先端のY1側縁部が拘束部91cとなっている。
【0071】前記切換え伝達部材91と前記下部ベース
1との間には反転ばね97が掛けられている。図6では
前記反転ばね97によって前記切換え伝達部材91に対
してX1方向への付勢力が与えられて切換え伝達部材9
1は図6に示す位置で安定している。前記第3の伝達部
材76の始動押圧部76aによって、ラック94がX2
方向へ押されると、ラック94と前記第2の駆動歯車8
5が噛み合って、ラック94および切換え伝達部材91
がX2方向へ駆動される。この移動が完了すると、図8
に示すように反転ばね97の付勢方向が反転し、切換え
伝達部材91にX2方向の付勢力が与えられて切換え伝
達部材91が図8の位置で安定する。
【0072】図6に示すように、下部ベース1の前部上
面には回動部材101が支持軸102により回動自在に
支持されている。この回動部材101には前記支持軸1
02を中心とするピッチ円を有する部分歯車101aが
形成されている。下部ベース1の上面の前記回動部材1
01に隣接する位置には反転歯車103が支持軸104
により回転自在に支持されており、この反転歯車103
は前記部分歯車101aに噛み合っている。
【0073】前記切換え伝達部材91のY2側の側部に
は、切換えラック98が設けられている。この切換えラ
ック98は下部ベース1の上面に臨んでおり、前記反転
歯車103と噛み合っている。図6に示すように、前記
切換え伝達部材91がX1側へ移動していると、その移
動力が切換えラック98から前記反転歯車103を介し
て前記回動部材101に伝達され、回動部材101が時
計方向へ回動させられる。逆に、図8に示すように前記
切換え伝達部材91がX2方向へ移動させられると、回
動部材101は反時計方向へ回動する。
【0074】図1と図6および図8に示すように、下部
ベース1と上部ベース2のX1側の側部には昇降切換え
部材106が設けられている。この昇降切換え部材10
6にはY方向へ延びる案内長穴106a,106aが形
成されている。前記下部ベース1の側板1aの外面には
一対のガイド軸107,107が設けられている。前記
案内長穴106a,106aが前記ガイド軸107,1
07に挿通されることで、前記昇降切換え部材106
は、前記下部ベース1の側板1aの外側でY1−Y2方
向へ直線的に往復移動自在とされている。
【0075】図6に示すように、前記昇降切換え部材1
06のY2側の端部にはX2に延びる駆動長穴106b
が形成されており、前記回動部材101に設けられた駆
動突起105が前記駆動長穴106b内に摺動自在に挿
入されている。よって、回動部材101が図6の状態か
ら反時計方向へ回動して図8の状態に至る間に、前記駆
動突起105によって、前記昇降切換え部材106がY
2方向へ移動させられる。
【0076】図1および図9に示すように、前記上部ベ
ース2の側板2fの外面には案内軸108,108が固
定されている。前記昇降切換え部材106には、Y1方
向に向けて下降する傾斜角度を有する昇降案内穴106
c,106cが形成されており、前記案内軸108,1
08は前記昇降案内穴106c,106c内に摺動自在
に挿入されている。前記回動部材101によって前記昇
降切換え部材106がY2方向へ駆動されると、図9
(A)から図9(B)へ至る経過で示されるように、前
記昇降案内穴106c,106cによって上部ベース2
が下部ベース1に接近する方向へ駆動される。
【0077】下部ベース1と上部ベース2とが組み合わ
された機構ユニットと、前記シャーシ3との間にはロッ
ク手段110が設けられている。前記回動部材101に
はロック突起101bが一体に形成されており、図6に
示すディスクの挿入待機状態では、前記ロック突起10
1bが前記シャーシ3の隆起部3aに当接し、機構ユニ
ットのY2方向への移動が拘束される。
【0078】また図1および図6に示すように、前記昇
降切換え部材106の外面には一対のロック突起106
d,106dが一体に形成されている。図6の状態で
は、このロック突起106d,106dがシャーシ3の
側板から内側へ突出した突出片3bの下に入り込み、機
構ユニットがシャーシ3上で上方へ動かないように拘束
される。
【0079】そして、図8に示すようにターンテーブル
7上でのディスクの装着が完了したときに、前記ロック
突起101bとロック突起106dがそれぞれシャーシ
3の隆起部3aと突出片3bから離れ、機構ユニットは
シャーシ3内で前記弾性支持手段4により弾性支持され
た状態となる。
【0080】なお、機構ユニットのX2側の端部にも同
様に、回動部材101および昇降切換え部材106が設
けられ、前記切換え伝達部材91により駆動される。す
なわち前記上部ベース2はX1側とX2側の両側部で前
記昇降切換え部材106により昇降駆動され、またロッ
ク手段110では、前記両側部で機構ユニットがシャー
シ3に対して拘束される。また他の場所にはディスクの
挿入待機状態において、機構ユニットがY1方向へ動か
ないように拘束するロック突起が設けられている。
【0081】次に前記ディスク装置の一連の動作を順に
説明する。 (ディスクの挿入待機状態)ディスクの挿入を待機して
いる状態では、図2に示すように、種別検知部材51が
時計方向へ回動しており、また位置決めアーム43は時
計方向へ、位置決めアーム41は反時計方向へ回動して
いる。よって各位置決め突起47と48は円弧スリット
2i,2iのY2側の端部に位置している。
【0082】図2に示すように、ディスク装填検知手段
60を構成する検知部材61は引張りスプリング64の
付勢力で時計方向へ回動させられており、検知突起61
aが前記位置決め突起47と48との間に位置してい
る。このとき始動部材62は反時計方向へ回動してい
る。したがって、始動伝達手段70では、図6に示すよ
うに、第1の伝達部材71と第2の伝達部材72が互い
に連結ばね74で引き合った状態で連結され、両伝達部
材71と72は共に反時計方向へ回動している。したが
って、第3の伝達部材76は時計方向へ回動しており、
第3の伝達部材76に形成されている始動押圧部76a
はラック94から離れている。
【0083】図6に示すように切換え手段90では、切
換え伝達部材91がX1方向へ移動した状態で、反転ば
ね97により安定させられている。この切換え伝達部材
91の上に設けられているラック94は、押圧ばね95
によってX1方向へ押されて差動長穴94aの長さ分だ
け、切換え伝達部材91上でX1方向へ移動している。
よってラック94は第2の駆動歯車85と噛み合ってい
ない。
【0084】前記切換え伝達部材91がX1方向へ移動
しているため、切換えラック98により反転歯車103
が反時計方向へ回動させられ、よって回動部材101は
時計方向へ回動させられている。この回動部材101に
設けられた駆動突起105によって昇降切換え部材10
6はY1方向へ移動させられている。
【0085】昇降切換え部材106がY1方向へ移動し
ているため、図9(A)に示すように、昇降切換え部材
106の昇降案内穴106c,106cの右端に案内軸
108,108が位置しており、上部ベース2は下部ベ
ース1から上方へ離れている。
【0086】このとき、図9(A)に示すように、連動
アーム17が反時計方向へ回動しているため、図2で
は、方向変換アーム16が時計方向へ回動し、よってク
ランプ駆動部材13はX1方向へ移動させられている。
よってディスククランプ手段10では、図11(A)に
示すように、支え体15の第1の弾性腕15c,15c
によって、この支え体15およびこれに連結されたクラ
ンパ支持体11がディスクの挿入を妨げない高さに持ち
上げられている。
【0087】また、図9(A)に示すように、ローラ支
持部材25は時計方向へ回動しており、ローラ支持部材
25のガイド面25bと上部ベース2との間で形成され
る前記挿入・排出口28は大きく開いている。また移送
ローラ31は引張りスプリング27の付勢力により対向
パッド33に弾圧されている。
【0088】また、図6に示すように、ロック手段11
0では、回動部材101のロック突起101bが、シャ
ーシ3の隆起部3aに当たり、昇降切換え部材106に
設けられたロック突起106d,106dがシャーシ3
の側板に設けられた突出片3bの下側へ入り込んでいる
ため、下部ベース1と上部ベース2とが組み合わされた
機構ユニットはシャーシ3内で拘束されたロック状態で
ある。
【0089】(ディスクの位置決めおよび装填検知動
作)挿入・排出口28からディスクが挿入されると、下
部ベース1と上部ベース2との間に設けられている光学
検知手段により検知され、制御回路から図6に示す駆動
手段80のモータ81に始動指令が出される。このとき
モータ81の回転力はウォーム歯車82から減速歯車列
83を経て第1の駆動歯車84に伝達され、第1の駆動
歯車84と第2の駆動歯車85が反時計方向(CCW)
へ連続的に駆動される。
【0090】前記第1の駆動歯車84の回転動力は図示
しない動力伝達歯車列を介して図9(A)に示す状態の
ローラ軸32に伝達され、ローラ軸32が反時計方向へ
駆動される。ディスクが移送ローラ31と対向パッド3
3との間に送り込まれると、前記移送ローラ31の回転
力でディスクが装置奥方(Y1方向)へ移送されてい
く。
【0091】小径ディスクDSの場合、挿入・排出口2
8の中央部から挿入されたときは、ディスク縁部が検知
突起54に当たることなく、すなわち種別検知部材51
が動くことなく小径ディスクDSがY1方向へ移送され
る。小径ディスクDSがX2側に片寄った位置から挿入
された場合には、移送ローラ31によりY1方向へ移送
される過程で、ディスクの縁部の円形状により検知突起
54がX2方向へ押され種別検知部材51が反時計方向
へ回動させられる。ただし、小径ディスクDSがY1方
向へ移送される途中で、小径ディスクDSの縁部が検知
突起54から離れるため、種別検知部材51は引張りス
プリング53により時計方向へ回動した状態に戻され
る。
【0092】よって小径ディスクDSが装置内部へ移動
させられたときには、種別検知部材51により位置決め
ロック部材55がX2方向へ移動させられた状態であ
り、位置決めロック部材55に形成されている拘束部5
5aによって一方の位置決め突起48が拘束されてい
る。よって位置決めアーム43が図2の状態から回動す
ることがなく、部分歯車43aと部分歯車41aを介し
て噛み合っている他方の位置決めアーム41も回動しな
い。よって位置決め突起47と48は上部ベース2の円
弧スリット2i,2i内において挿入・排出口側(Y2
側)の位置で動かないように規制されている。
【0093】小径ディスクDSがY1方向へ移送される
と、その前方の縁部が前記位置決め突起47と48に当
たり、両位置決め突起47と48によりディスクDSが
X方向の中央に至るようにセンタリングされる。例えば
小径ディスクDSがいずれか一方の位置決め突起47ま
たは48に先に当たった場合には、送り力を受けている
小径ディスクDSが前記位置決め突起を支点として回動
しながらY1方向へ進み、一対の位置決め突起47と4
8に当たった時点でセンタリングが完了する。このとき
小径ディスクDSの中心穴がターンテーブル7の案内ハ
ブ7bにほぼ一致する。
【0094】小径ディスクDSが位置決め突起47と4
8とでセンタリングされたとき、図3に示すように、小
径ディスクDSのX方向の中心部の先端がディスク装填
検知手段60を構成する検知部材61の検知突起61a
に当たり、この検知突起61aがY1方向へ押される。
よって、カム穴61cの端部61c1に位置している位
置決め突起47を支点として検知部材61が反時計方向
(CCW)へ回動させられ、検知部材61と連結されて
いる始動部材62が時計方向(CW)へ回動させられ
る。
【0095】次に、図4に示すように、挿入・排出口2
8から大径ディスクDLが挿入され、この大径ディスク
DLが移送ローラ31と対向パッド33とで挟まれて、
移送ローラ31の回転力によりY1方向へ移送されると
きには、大径ディスクDLの移送方向前方の円形の縁部
により検知突起54がX2方向へ押されるため、種別検
知部材51が支持軸52を中心として反時計方向へ回動
する。このとき種別検知部材51と連結されている位置
決めロック部材55がX1方向へ移動させられる。よっ
て大径ディスクDLの移送方向の先端縁部が位置決め突
起47と48の位置へ至ったときには、位置決めロック
部材55の拘束部55aが位置決め突起48から離れ、
位置決めアーム43が自由状態になっている。
【0096】よって、図5に示すように、移送ローラ3
1により大径ディスクDLがY1方向へ移送されていく
間、大径ディスクDLの移送方向の先端縁部により位置
決め突起47と48がY1方向へ押され、位置決めアー
ム41は時計方向へ、位置決めアーム43はこれと連動
して反時計方向へ回動する。
【0097】この間、位置決め突起47が検知部材61
のカム穴61c内を摺動し、よって検知部材61が連結
ピン61bを支点として反時計方向(CCW)へ回動さ
せられ、変動ピン61dが上部ベース2の移動穴2nに
沿って移動する。
【0098】大径ディスクDLの先端縁部が図1および
図4に示す位置決め部材49,49に当たる位置まで移
送されると、大径ディスクDLの中心穴がターンテーブ
ル7とほぼ一致する。この時点で、図5に示すように、
検知部材61は、移動穴2nの縁部に至った変動ピン6
1dを支点としてさらに反時計方向へ回動させられ、連
結ピン61bを介して始動部材62が支持軸63を中心
として時計方向(CW)へ回動させられる。
【0099】なお、大径ディスクDLによって位置決め
突起47と48が押され、各位置決めアーム41と43
がある程度の角度回動すると、反転ばね46の付勢力の
作用方向が反転し、位置決めアーム41に時計方向への
回動付勢力が作用し、位置決めアーム41は時計方向
へ、位置決めアーム43は反時計方向へ回動した状態で
安定させられる。また大径ディスクDLが前記位置決め
部材49,49に当たって位置決めされた時点で、図5
に示すように、大径ディスクDLのY2側の縁部は検知
突起54から離れる。よって種別検知アーム51は引張
りスプリング53の付勢力により時計方向へ回動させら
れ、また位置決めロック部材55はX2方向へ移動させ
られ、位置決めロック部材55のX1側の端部55cが
前記位置決めアーム43にX2方向で対向するに至る。
【0100】(始動伝達動作および切換え動作)前記の
ように小径ディスクDSの中心がターンテーブル7の中
心にほぼ一致し、あるいは大径ディスクDLの中心がタ
ーンテーブル7の中心にほぼ一致すると、前記のように
検知部材61により始動部材62が時計方向へ回動させ
られる。
【0101】始動部材62の前記回動は、始動ピン65
によって、下部ベース1の下面の始動伝達手段70に伝
達される。すなわち始動部材62の時計方向の回動によ
り、始動ピン65はY1方向へ移動するため、図6に示
す第1の伝達部材71と第2の伝達部材72との組み合
わせ体は、共通の支持軸73を支点として時計方向へ回
動させられる。このとき、第2の伝達部材72は連結ピ
ン78によって第3の伝達部材76に連結されているた
め、第3の伝達部材76は反時計方向へ回動させられ、
第3の伝達部材76に形成された始動押圧部76aによ
りラック94がX2方向へ押される。
【0102】押されたラック94は差動長穴94aの範
囲内で切換え伝達部材91上をX2方向へ移動し、ラッ
ク94が第2の駆動歯車85に噛み合う。この時点で第
2の駆動歯車85が反時計方向へ回動し続けているた
め、この回転力によってラック94および切換え伝達部
材91がX2方向へ図8の位置まで移動させられる。
【0103】切換え伝達部材91がX2方向へ移動する
途中で、反転ばね97の付勢力の作用方向が反転し、切
換え伝達部材91にはX2方向の付勢力が作用し、切換
え伝達部材91が図8の位置で安定する。このとき切換
え伝達部材91の移動完了が図示しない検知スイッチな
どで検知され、モータ81が停止させられる。
【0104】なお、切換え伝達部材91が図6の位置か
らX2方向へ移動し始めた直後に、拘束アーム91bの
先端の拘束部91cが規制突起79に当たるため、第3
の伝達部材76は反時計方向へ回動させられた状態で拘
束される。したがって、第1の伝達部材71と第2の伝
達部材72との組み合わせ体が時計方向へ回動した状態
で拘束され、上部ベース2の上では、始動部材62が時
計方向(CW)へ回動した状態で保持され、検知部材6
1も図3に示す状態に保持される。
【0105】よって、図3に示すように、小径ディスク
DSのY1方向の移送力により検知部材61が反時計方
向へ回動させられた時点で、検知部材61が保持される
ことになる。よって、その後に小径ディスクDSがター
ンテーブル7上に確実にクランプされるまでの間に、引
張りスプリング64の付勢力が与えられている検知部材
61の検知突起61aによって小径ディスクDSが図3
の位置から図2の位置までY2方向へ戻されることがな
い。よってクランプ完了前に小径ディスクDSの中心穴
がターンテーブル7の案内ハブ7bから外れることがな
く、小径ディスクDSのターンテーブル7へのクランプ
動作を確実に行うことができる。
【0106】なお、大径ディスクDLが装填された場合
は、図5に示すように位置決めアーム41が反転ばね4
6の付勢力で時計方向へ回動した姿勢で安定し、位置決
め突起47とカム穴61cとの係合により検知部材61
も図5の姿勢で安定する。しかもこのとき検知突起61
aは大径ディスクDLから離れている。よって大径ディ
スクDLの場合には、検知部材61がクランプ完了前の
ディスクDLにY2方向への押し戻り力が作用すること
はない。
【0107】切換え伝達部材91が図6の位置から図8
の位置まで移動する間、切換えラック98により反転歯
車103が時計方向へ回動させられ、反転歯車103と
噛み合う部分歯車101aを有している回動部材101
が反時計方向へ回動させられる。このとき回動部材10
1の駆動突起105により駆動長穴106bにY2方向
への移動力が与えられ、昇降切換え部材106が図8の
位置まで移動させられる。
【0108】昇降切換え部材106がY2方向へ移動さ
せられると、図9(B)に示すように、昇降切換え部材
106に形成された昇降案内穴106c,106cによ
って上部ベース2に設けられた案内軸108,108が
下降させられ、上部ベース2が下部ベース1へ向けて下
降させられる。
【0109】また、図8に示すように、回動部材101
が反時計方向へ回動することによりロック突起101b
がシャーシ3の隆起部3aから離れ、また昇降切換え部
材106に形成されたロック突起106dが、シャーシ
3の突出片3bの下からY2方向へ抜け出る。よってロ
ック手段110では、下部ベース1と上部ベースとから
なる機構ユニットがシャーシ3上にて弾性支持手段4で
弾性支持された状態となる。
【0110】(ディスククランプ動作)図9(A)に示
すように、上部ベース2と支持ベース1とが離れている
ときは、連動アーム17が反時計方向へ回動し、図2に
示すように、方向変換アーム16が時計方向へ回動して
おり、前記クランプ駆動部材13はX1方向へ移動させ
られている。
【0111】この待機状態では、図11(A)に示すよ
うに、クランプ駆動部材13の第1の押圧部13bが、
クランパ支持体11の隆起部11dから離れ、第2の押
圧部13c,13cがクランパ支持体11の逃げ穴11
e,11e内に位置している。よって、支え体15の第
1の弾性腕15c,15cが上部ベース2の支持面2
d,2eに与える弾性力の反力で支え体15が持ち上げ
られており、この支え体15に固定されているクランパ
支持体11は、上部ベース2の開口部2a内でクランプ
駆動部材13の下面に密着させられている。また支え体
15の第2の弾性腕15dにより下方へ向う付勢力を受
けているクランパ14は、その支持フランジ14bがク
ランパ支持体11の中心穴11aの周囲上面に密着させ
られている。
【0112】図11(A)の状態では、前記のようにク
ランパ14を支持している上部ベース2が下部ベース1
から離れているので、クランパ14のディスク押圧部1
4aと、下部ベース1に設けられたターンテーブル7と
の間に、ディスクが通過できる間隔が開けられている。
【0113】前記のように、昇降切換え部材106がY
2方向へ移動し、図9(B)に示すように上部ベース2
が下部ベース1の方向へ下降する際、上部ベースと共に
クランパ14が下降し、また、ディスクが、移送ローラ
31と対向パッド33とで挟持されたまま上部ベース2
とともに下降させられる。
【0114】図9(B)に示すように、上部ベース2の
下降が完了した時点で、ディスクの中心穴がターンテー
ブル7の案内ハブ7bに嵌まり、またターンテーブル7
の案内ハブ7bの上端がクランパ14の下面に開口する
逃げ凹部14c内に入り込んで、ターンテーブル7の受
けフランジ7aと、クランパ14のディスク押圧部14
aの下面とでディスクの挟持が完了する。このように、
下部ベースが下降した時点で、ディスクの挟持が完了
し、あるいは少なくともディスクの中心穴がターンテー
ブル7の案内ハブ7bに装着され、ディスクが動かない
状態となる。
【0115】また図9(B)に示すように上部ベース2
が下降する動作に連動して連動アーム17が時計方向へ
回動し、上部ベース2の上面では図10に示すように、
方向変換アーム16が反時計方向へ回動させられ、クラ
ンパ駆動部材13がX2方向へ移動させられる。
【0116】よって、図11(B)に示すように、前記
クランプ駆動部材13の第1の押圧部13bがクランパ
支持体11の隆起部11dに乗り上がり、第2の押圧部
13c,13cがクランパ支持体11の逃げ穴13c,
13cから外れてクランパ支持体11の上に乗り上が
る。よって、クランパ支持体11はターンテーブル7の
方向へ押し下げられ、クランパ支持体11の中心穴11
aの周囲部分がクランパ14の支持フランジ14bから
離れる。よって、支え体15の第2の弾性腕15dの付
勢力を受けているクランパ14がディスクに弾性的に加
圧される。
【0117】以上のクランプ動作では、上部ベース2が
下降し、ターンテーブル7とクランプ14とでディスク
が挟まれた直後に図11(B)に示すように、クランパ
支持体11がクランパ14から離れて、クランパ14が
ディスクに弾性力により押圧される。ただし、上部ベー
ス2が図11(A)から図11(B)の位置まで下降す
るのと同時に、クランプ駆動部材13によりクランパ支
持体11が下降させられて、図11(B)に至る前の時
点で、クランパ支持体11がクランパ14から離される
ような動作タイミングであってもよい。
【0118】この実施の形態では、上部ベース2が下降
してクランパ14が下がり、さらにクランプ駆動部材1
3の水平方向の移動力により、クランパ支持体11がク
ランパ14から離されるため、上部ベース2の下降移動
力が小さくても、クランパにディスク押圧のための弾性
力を与えることができる。
【0119】ここで、小径ディスクDSが装填されたと
きには、前記一対の位置決め突起47と48とでディス
クDSがセンタリングされ、そのまま前記クランプ動作
に移行する。よってそのまま小径ディスクDSをターン
テーブル7により回転させると、ディスクの周縁部が位
置決め突起47と48と摺動することになる。そこでこ
の実施の形態では、図10に示すようにクランプ駆動部
材13がX2方向へ移動したときに、クランプ駆動部材
13に設けられた拘束ピン58が、種別検知部材51の
付勢溝51a内に入り込み、これにより種別検知部材5
1がわずかに時計方向へ回動させられる。
【0120】よって、種別検知部材51により位置決め
ロック部材55がX2方向へわずかに移動させられ、位
置決めロック部材55に形成された退避拘束部55bが
位置決め突起48を拘束する。よって位置決めアーム4
3は図3に示すように小径ディスクDSのセンタリング
が完了した状態よりもわずかに反時計方向へ回動させら
れ、位置決め突起48が小径ディスクDSの縁部から離
れる。前記位置決めアーム43と共に位置決めアーム4
1も時計方向へ回動させられるため、位置決め突起47
も小径ディスクDSから離れる。よって小径ディスクD
Sは位置決め突起47と48と摺動することなく回転さ
せられる。
【0121】一方、大径ディスクDLの場合は、前記位
置決め部材49,49に当たった状態でディスク中心が
ターンテーブル7の中心よりもややY1方向へ移動して
位置決めされる。そして大径ディスクDLの中心穴がタ
ーンテーブル7の案内ハブ7bに挿通されるとき案内ハ
ブ7bの上部周辺のテーパ面により大径ディスクDLが
ややY2方向へ戻されながらセンタリングされる。よっ
てクランプが完了した時点で、大径ディスクDLの縁部
は前記位置決め部材49,49から離れる。
【0122】すなわち大径ディスクDLの位置決めに用
いられる位置決め部材49,49は上部ベース2に一体
に形成されているものであり、小径ディスクDSの位置
決めに用いられる位置決め突起47,48のように動作
機構中に設けられたものではないため、案内ハブ7bの
テーパ面の形状に応じて、ターンテーブル7の中心と位
置決め部材49の固定位置との寸法関係を高精度に保つ
ことにより、ディスククランプが完了した時点で、大径
ディスクDLの縁を位置決め部材49,49から離すこ
とができる。
【0123】前記のようにして小径ディスクDSまたは
大径ディスクDLがターンテーブル7とクランパ14と
でクランプされた後、図9(B)に示すように、上部ベ
ース2の下降に伴ってローラ支持部材25が反時計方向
へ回動し、移送ローラ31がディスクの下面から離れ
る。
【0124】よってスピンドルモータ6によりターンテ
ーブル7を回転させることができ、ディスクが回転駆動
されて、光ヘッドにより再生動作または記録動作が可能
になる。
【0125】(ディスク排出動作)ディスクの排出指令
が出されると、スピンドルモータ6が停止してディスク
の回転が止まる。その直後に、図6に示すモータ81が
始動し、減速歯車列83を介して第1の駆動歯車84と
第2の駆動歯車85が時計方向へ回動させられる。また
第1の駆動歯車84によって、図9(B)に示すよう
に、ディスクから離れた位置にある移送ローラ31が時
計方向へ回転させられる。
【0126】前記第2の駆動歯車85が時計方向へ回転
すると、図8に位置しているラック94がX1方向へ戻
され、これと共に切換え伝達部材91がX1方向へ移動
させられて図6の位置に戻され、その時点でモータが停
止する。切換え伝達部材91が図6の位置まで移動させ
られる間、昇降切換え部材106がY1方向へ戻され、
上部ベース2が上方へ移動し、ディスクに対するクラン
プが解除される。また移送ローラ31と対向パッド33
とで挟まれたディスクがターンテーブル7の案内ハブ7
bから持ち上げられ、ディスクが移送ローラ31により
挿入・排出口28方向へ移送させられて排出される。
【0127】小径ディスクDSを排出するときには、前
記昇降切換え部材106がY1方向へ移動することによ
り、図2に示す待機状態に復帰する。
【0128】一方、大径ディスクDLが排出されるとき
には、図5の状態からディスクDLが移送ローラ31に
よりY2方向へ移動させられる際、ディスクDLのY2
側の縁部により検知突起54が押され、種別検知部材5
1が反時計方向へ回動させられる。よって位置決めロッ
ク部材55が図5の位置からX1方向へ移動させられ、
位置決めロック部材55のX1側の端部55cにより位
置決めアーム43が押され、位置決めアーム43が強制
的に時計方向へ回動させられる。これに連動して位置決
めアーム41が反時計方向へ回動させられるが、このと
き反転ばね46の付勢力が反転させられ、その付勢力で
位置決めアーム41が反時計方向へ回動させられ、これ
に連動して位置決めアーム43が時計方向へ回動させら
れて、各位置決め突起47,48は図4に示す挿入待機
状態に復帰させられる。
【0129】ここで小径ディスクDSの場合には、ディ
スクのY2方向の縁部が挿入・排出口28に至った時点
で、ディスクDSが検知部材61の検知突起61aから
離れるが、大径ディスクDLの場合には、ディスクのY
2方向の端部が挿入・排出口28に至った時点では、検
知部材61は図4に示す待機位置まで復帰できていな
い。
【0130】よって、Y2方向へ排出されようとする大
径ディスクDLのY2側の先端が人の手などの障害物に
当たってディスクDLが強制的に停止させられると、検
知部材61が図5に示すように反時計方向へ回動したま
まで拘束される。よって、始動部材62が時計方向(C
W)へ回動したままの停止させられ、下部ベース1の機
構においては、図8の状態が維持されて、第1の伝達部
材71と第2の伝達部材72との組み合わせ体は時計方
向へ回動し、第3の伝達部材76は反時計方向へ回動し
た状態で停止させられる。一方、移送ローラ31とディ
スクがスリップし、あるいは移送ローラ31とローラ軸
32とがスリップ回転することで、モータ81は回転し
続けるため、第2の駆動歯車85によってラック94お
よび切換え伝達部材91がX1方向へ移動させられる。
そして、図7に示すように反時計方向へ回動している第
3の伝達部材76の始動押圧部76aにラック94が当
たり、ラック94により始動押圧部76aが押されて第
3の伝達部材76が強制的に時計方向へ回動させられ
る。
【0131】このとき図7に示すように、始動ピン65
によって第1の伝達部材71が時計方向へ拘束された状
態で、第3の伝達部材76によって第2の伝達部材72
が反時計方向へ回動させられる。そして、連結ばね74
が伸びることにより、第1の伝達部材71と第2の伝達
部材72が互いに反する方向へ回動させられる。この第
1の伝達部材71と第2の伝達部材72の分離動作によ
り、始動伝達手段70がロック状態となることを回避で
きる。
【0132】この実施の形態では、挿入・排出口28か
ら排出される大径ディスクDLが障害物に当たっても機
構がロック状態にならないため、前記挿入・排出口28
のすぐ前方(Y2側)に筐体のディスク挿入口を配置す
ることが可能であり、装置のY方向の奥行き寸法を短く
できる。
【0133】
【発明の効果】本発明では、ベースの接近動作を利用し
て各種モード設定などが可能であるため、各モードの切
換えを、ベース間でのクランプ完了動作とタイミングを
合わせて設定できる。また各種動作モードを設定する機
構の動力伝達経路の構造を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態として薄型のディスク装
置の分解斜視図、
【図2】小径ディスクが挿入され位置決めされる直前の
状態を示す平面図、
【図3】小径ディスクが位置決めされた状態を示す部分
平面図、
【図4】大径ディスクが移送される途中の状態を示す平
面図、
【図5】大径ディスクが位置決めされた状態を示す部分
平面図、
【図6】ディスク挿入待機状態での下部ベース側の機構
を示す平面図、
【図7】下部ベース側の機構の一部を示す平面図、
【図8】ディスク装着完了時の下部ベース側の機構を示
す平面図、
【図9】(A)(B)はディスククランプ動作を説明す
る図1のIX矢視の側面図、
【図10】ディスククランプ手段のクランプ完了時の状
態を示す平面図、
【図11】(A)(B)はディスクのクランプ動作を示
す部分断面図、
【図12】従来のディスククランプ装置を示す断面図、
【符号の説明】
1 下部ベース(駆動ベース) 2 上部ベース(クランプベース) 3 シャーシ 5 ディスク駆動手段 7 ターンテーブル 10 ディスククランプ手段 11 クランパ支持体 13 クランプ駆動部材 13b 第1の押圧部 13c 第2の押圧部 14 クランパ 16 方向変換アーム(方向変換部材) 17 連動アーム(連動部材) 22 支持軸 23 連結ピン 24 連動ピン 41,43 位置決めアーム 47,48 位置決め突起 51 種別検知部材 51a 付勢溝 55 位置決めロック部材 106 昇降切換え部材(昇降切換え手段) 106c 昇降案内穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を開けて対向する下部ベースおよび
    上部ベースと、前記一方のベースに設けられてモータで
    回転駆動されるターンテーブルと、他方のベースに設け
    られてディスクを前記ターンテーブルに押圧するクラン
    パと、少なくとも一方のベースを他方のベースと離れる
    位置と接近する位置との間で移動させる昇降切換え手段
    とが設けられたディスク装置において、 前記一方のベースの側部に回動自在に支持されて両ベー
    スが接近する際に他方のベースにより回動させられる連
    動部材が設けられ、前記連動部材の回動力により少なく
    とも一方のベースに設けられた駆動部材が動作させられ
    て、ディスクを駆動するための動作モードの切換えが行
    われることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方のベースには、前記連動
    部材の回動力をベース面に沿う方向への回動力に変換す
    る方向変換部材が設けられ、この方向変換部材の動作に
    より、前記駆動部材がベース面に沿う方向へ移動させら
    れる請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動部材により、前記クランパをデ
    ィスクへ弾圧させるクランプ動作が行われる請求項1ま
    たは2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 ディスクをターンテーブル上に位置決め
    する位置決め部材が設けられ、ディスクがターンテーブ
    ル上にクランプされた後に前記駆動部材により前記位置
    決め部材がディスクから離れる退避位置へ移動させられ
    る請求項1または2記載のディスク装置。
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