JP3576591B2 - データサーバ装置およびその制御方法 - Google Patents

データサーバ装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、複数の各種入出力データの蓄積・変換機能を持つデータサーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
OA化の進展に伴い、オフィスでは個人に対して電話やファクシミリ、電子メール、さらには動画といった各種の電子化された多量の情報が送られるようになった。
【0003】
従来、電話に対しては留守番電話やボイスメールシステムが、ファクシミリについてはファクシミリサーバが、電子メールについてはメールサーバが、など単独の媒体に対しては各種の蓄積管理システムが実用に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかし、これらのシステムが別々に導入され、使用者に混乱を招いたり、かえって複雑な作業を強いることが有った。
【0005】
また、メールシステムにおいて一般的なテキスト情報以外の音声やイメージなどを取り込む試みもあるが、やはり他のネットワークを取り込めないだけでなく、かえって使用機器が制限されるといった欠点が有った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、各種入力機器又は各種出力機器に関する各種データを統合的に管理して処理可能なデータサーバ装置を提供することを目的とし、上記目的を達成するために、本発明は、データを送信先へ送信するデータサーバ装置において、送信すべきデータを蓄積する蓄積手段と、データ送信すべき複数の送信先の識別情報と、そのデータ形式と、機器の種類を識別可能な情報とを含む情報を登録する登録手段と、前記登録手段によって登録されている識別情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積手段に蓄積されているデータをデータ変換する変換手段と、前記登録手段によって登録されている識別情報に対応した送信先へ、前記変換手段が変換したデータを送信する送信手段と、前記登録手段に基づいて送信先の機器の種類を判別する判別手段とを有し、前記送信手段は前記判別手段の判別結果に基づいて、前記送信先の機器が前記変換手段により変換されたデータを出力可能でない場合には、前記送信先へ前記送信先向けのデータが前記蓄積手段に蓄積されていることを示す情報を送信することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、データを送信先へ送信するデータサーバ装置において、送信すべきデータを蓄積する蓄積手段と、データ送信すべき複数の送信先情報と、そのデータ形式とを含む情報とを登録する登録手段と、前記登録手段によって登録されている送信先情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積手段に蓄積されているデータをデータ変換する変換手段と、前記登録手段によって登録されている送信先情報に対応した送信先へ、前記変換手段が変換したデータを送信する送信手段とを有し、前記登録手段は更に、前記送信手段が送信できなかった場合の対処方法を示す対処情報を、前記登録手段によって登録されている送信者情報毎にその対処の内容を可変に登録可能であることを特徴とする。
【0007】
【実施例】
図1は本発明の第1の実施例である複合サーバの構成を説明するブロック図である。
【0008】
図において、11は原稿をCCDイメージセンサ等を用いて画像データに変換する画像入力装置(以下、リーダ部)、12は複数種類の記録紙カセットを有し、印刷命令により画像データを記録紙上に可視像として出力する画像出力装置(以下プリンタ部)、13は前記リーダ部11、プリンタ部12等と電気的に接続されたコントローラであり、各種の機能を有する。
【0009】
コントローラ13には、アナログ・デジタルの通信回線と接続するための回線インタフェース部14、RS−232CなどのシリアルラインやLANを介してコンピュータと接続するためのコンピュータインタフェース部15、入出力データの形式を変換するデータ変換部16、コントローラおよび接続された機器の電話番号・メールアドレスなどの情報が記録されたアドレスブック17、回線やコンピュータ等各部からのデータを蓄積するためのデータストレージ18、上記11〜18の各機能を制御するマイクロコンピュータ等からなるコア部19を備えている。
【0010】
図1において、電話機31、ファクシミリ32、PC/WS33,34から上記の電話番号、あるいはメールアドレスへ電話・ファクシミリ・電子メールを送ると、公衆回線34やシリアルライン35,LAN42等を介して回線インタフェース部14・コンピュータインタフェース部15へ入力される。また、回線インターフェース部14には電話機21,ファクシミリ22が接続され、また、LAN42にはPC/WC23が接続される。
【0011】
図2は、第1の実施例におけるアドレスブック17中の入力アドレス情報の例である。この入力アドレス情報は本複合サーバを使用するオペレータにより、例えばPC/WC23等を用いて予め登録される。図中「#」は各入力部のIDを示す。
【0012】
「入力部」はデータが入力されるところで、回線インタフェース部14の各回線・コンピュータインタフェース部15のLAN/RSー232C・リーダ部11などである。
【0013】
「エントリ」は入力部の識別情報で、電話番号やファクシミリ番号・電子メールアドレスなどである。
【0014】
「種類」は入力部の種類であり、電話(TEL)・G3−ファクシミリ(G3−FAX)・G4−ファクシミリ(G4−FAX)・電子メール(E−mail)・それら以外のイメージ(Image)などがある。また、この入力部の種類に応じてデータのタイプも決まる。
【0015】
「受信者」はこの入力の宛先を示す。
【0016】
図2の例は、#1として番号”123−4567”の電話、#2として番号”234−5678”のG3−ファクシミリ、#3として番号”345−6789”のG4−ファクシミリ、#4,5としてメールアドレス”MrA@bar.XYZ.co.jp”の電子メールが受信者”A”宛入力であることを示す。
【0017】
図3は、アドレスブック17中の出力アドレス情報の例である。この出力アドレス情報もまた本複合サーバを使用するオペレータによって予め登録される。図中「#」は各出力部のIDを示す。
【0018】
「使用者」は各出力部の使用者を示し、図2の「受信者」に対応する。
【0019】
「出力部」はデータが出力されるところで、回線インタフェース部14の各回線・コンピュータインタフェース部15のLAN/RSー232C・プリンタ部12などである。
【0020】
「エントリ」は出力部の識別情報で、使用者がコントローラ13にアクセスする際の電話番号やファクシミリ番号・電子メールアドレスなどである。
【0021】
「識別情報」はこの「エントリ」において「使用者」を特定するコード+パスワードで、出力部毎に設定できる。電話機のように操作手段が10キーに限られるような機器と、PC/WSの様に入力自由度の高い機器とで識別情報を変えたり、エントリ毎に識別情報を変えることでセキュリティを高めたりすることができる。この情報によって「使用者」を特定することで不正なアクセスを防ぐことができるばかりでなく、使用者にとっては使用する機器が特定されることなく、識別情報さえ知っていれば、コントローラ13にアクセスできるどの機器からでもアクセス可能となる。
【0022】
「種類」は出力部の種類であり、図2の「種類」と同じである。また、この出力部の種類に応じてデータのタイプも決まる。
【0023】
図3の例は、使用者”A”からのアクセスポイントである#aとして番号”98−7654”の電話、#bとして番号”98−6543”のG3−ファクシミリ、#cとしてメールアドレス”MrA@local”の電子メールが、#dとしてリーダ部11の操作パネル(図示されない)からの操作によるプリンタ部12があるを示す。
【0024】
各種入力部からのデータ入力について説明する。
【0025】
図4は入力データの処理手順を示すフローチャートである。
【0026】
コントローラ13のコア部19は回線インタフェース部14・コンピュータインタフェース部15などからの入力を検知すると、同入力の入力部とエントリでアドレスブック17に登録されている入力アドレス情報を検索して一致する入力を求める(S1)。
【0027】
検索の結果一致するものが見つかれば(S2)、その「種類」の項に示される入力データの形式に応じて必要なら入力データに対して適当なデータ変換を施す(S3)。
【0028】
例えばアナログ回線の電話入力の場合などは、デジタルデータ蓄積手段であるデータストレージ18に蓄積するにはデジタル化が必要であり、アナログ/デジタル変換をデータ変換部16により実行する。
【0029】
そして、入力データをデータストレージ18中の、検索した受信者の領域に蓄積する(S4)。
【0030】
一方、ステップS2で一致するものが見つからなければ、処理の対象外なので何もせず処理終了する。
【0031】
以上の様にして、各種入力部から入力された各種データは受信者別にデータストレージ18に格納される。
【0032】
次にデータストレージ18からのデータ取り出しについて説明する。
【0033】
使用者、例えば”A”はコントローラ13に蓄積された自分宛の情報を取り出すために手近のPC/WS23・電話機21・ファクシミリ22あるいはリーダ部11の操作パネルからコントローラ13の所定のエントリへアクセスし、自分のコード+パスワードを入力する。
【0034】
図5に、第1の実施例における出力手順のフローチャートを示す。
【0035】
コア部19はこれらからのアクセスを検知すると、同アクセスの出力部とエントリでアドレスブック17の出力アドレス情報を検索して一致する出力を求める(S11)。
【0036】
検索の結果一致するものが見つかれば(S12)、検索した出力アドレス情報の「識別情報」に基づいてアクセス者の識別処理を行う(S13)。そして、正当な使用者であれば(S14)、使用者からの指示が出力か一覧表示か判別する(S15)。
【0037】
出力であれば、出力の種類と蓄積された情報との種類の組み合わせからアクセスしてきた機器へデータを出力可能か判別する(S16)。例えばデータストレージ18内のデータがファクシミリ32からのイメージであり、アクセス機器が電話機21の場合などは、例えデータ変換したとしても、意味のある出力を得ることは不可能である。この場合は一覧表示動作に進み、データ出力は行なわない。
【0038】
一方、出力可能であれば、データをアクセス機器の種類に応じて適当なデータ変換を施し(S17)、アクセス機器への出力を行う(S18)。例えば電子メールでPC・/WC35,41から入力されたテキストデータに対して電話機21からアクセスした場合は、テキストデータの音声への変換を行う。また、ファクシミリ22からアクセスした場合はファクシミリイメージに変換して出力する。
【0039】
ステップS15で一覧表示指定だった場合、あるいはステップS16で出力不可能な組み合わせだった場合は、その使用者向けデータの一覧表をアクセス機器の種類に応じた形で出力する(S19)。
【0040】
また、ステップS12で一致するものが見つからなければ、出力処理の対象外なので何もせず処理終了する。また、ステップS14で正当なアクセスでない場合も何もせず処理終了する。
【0041】
以上説明したように装置の使用者(例えば”A”)宛の各種の機器からの各種のデータ、電話・ファクシミリ・電子メールなどは同様にデータストレージ18に蓄積される。
【0042】
使用者(例えば”A”)はこれらの統合的に蓄積された情報をコントローラ13にアクセスできる任意の機器から一覧情報、あるいは元のデータをアクセス機器にふさわしい形で出力することができる。
【0043】
〔第2の実施例〕
図6は、本発明の第2の実施例におけるアドレスブック17中の入力アドレス情報の例である。図中「#」、「入力部」、「エントリ」、「種類」、「受信者」は図4の例と同じである。
【0044】
また、「処理」は各入力データに対するデフォールトの処理を示す。「転送先エントリ」と「転送先種類」は、「処理」が転送であった場合、この入力の転送先のエントリと種類を示す。尚、「処理」が蓄積であった場合はこの2つの項目は意味を持たない。
【0045】
図6の例は、#1として番号”123−4567”の電話、#2として番号”234−5678”のG3−ファクシミリ、#3として番号”345−6789”のG4−ファクシミリ、#4,5としてメールアドレス”MrA@bar.XYZ.co.jp”の電子メールが受信者”A”宛入力であり、#6としてリーダ部が任意の受信者向けであるを示す。
【0046】
そして、#1.の電話は番号”98−7654”の電話21へ、#2.のファクシミリは番号”98−6543”のファクシミリ22へ、転送され、#3,4,5.のG4ーファクシミリ・電子メールはデータストレージ18中の受信者”A”の領域に蓄積される。
【0047】
また、#6.のリーダ部11からのイメージはプリンタ部12へ転送されるが、これは通常の複写処理そのものである。
【0048】
図7は第2の実施例における入力データの処理手順のフローチャートである。
【0049】
コントローラ13のコア部19はこれら回線インタフェース部14・コンピュータインタフェース部15などからの入力を検知すると、同入力の入力部とエントリでアドレスブック17の入力アドレス情報を検索して一致する入力を求める(S21)。
【0050】
検索の結果一致するものが見つかれば(S22)、入力データの形式に応じて必要なら入力データに対して適当な変換を施す(S23)。
【0051】
また、検索した入力の処理から転送かどうか調べ(S24)、転送であれば指定の出力部・エントリが出力可能か調べる(S25)。そして、出力可能であれば転送処理を行う(S26)。
【0052】
ステップS24で転送でない(蓄積の)場合、あるいはステップS25で指定の出力部かビジー状態等で出力可能でなければ、入力データをデータストレージ18中の、検索した受信者の領域に蓄積する(S27)。
【0053】
また、ステップS22で一致するものが見つからなければ、処理の対象外なので何もせず処理終了する。
【0054】
この様に、第2の実施例によれば、入力された全ての情報が蓄積されるのではなく、緊急度の高い入力(例えば電話)については転送を指定しておくことで迅速な情報伝達ができるだけでなく、例えば転送先電話が通話中など転送ができない場合は自動的に蓄積されるなど、迅速性と融通性に優れた装置を得ることができる。
【0055】
〔第3の実施例〕
図8は、本発明の第3の実施例である複合サーバの構成を説明するブロック図である。
【0056】
これは図1の構成にタイマ50とタイマ処理テーブル51を加えた構成になっており、図1と同じ構成要素には同じ番号がふってある。タイマ50は同一のクロックに基づき複数の事象に付いてスタート時刻とタイマ割り込みの間隔を独立にセットでき、それぞれをタイマ番号で管理できる。
【0057】
また、タイマ50はこれらとは別に、時刻に応じた一定間隔でタイマ番号0のタイマ割り込みを生じる。
【0058】
図9は、本発明の第3の実施例におけるアドレスブック17中の入力アドレス情報の例である。
【0059】
図中「#」、「入力部」、「エントリ」、「種類」、「受信者」、「処理」、「転送先エントリ」、「転送先種類」は図6の例と同じである。
【0060】
また、「リトライ」は転送できなかった場合の再送動作(リトライ)に関する情報であり、タイマ50にセットする割り込み間隔(秒)と、リトライ回数を示す。
【0061】
図9の例は、#1として番号”123−4567”の電話、#2として番号”234−5678”のG3−ファクシミリ、#3として番号”345−6789”のG4−ファクシミリ、#4,5としてメールアドレス”MrA@bar.XYZ.co.jp”の電子メールが受信者”A”宛入力であり、#6としてリーダ部が任意の受信者向けであるを示す。
【0062】
そして、#1.の電話は番号”98−7654”の電話21へ、#2.のファクシミリは番号”98−6543”のファクシミリ22へ、転送され、#3,4,5.のG4ーファクシミリ・電子メールはデータストレージ18中の受信者”A”の領域に蓄積される。
【0063】
図10はタイマ処理テーブル51の内容の例である。
【0064】
「タイマ番号」はタイマ50にセットする事象の番号。「データ」は転送待ちでデータストレージ18に蓄えられたデータを識別する情報で、使用者コード+データの位置(何番目)の形式になっている。
【0065】
「出力#」はこのデータを出力する先の入力アドレス情報のID(#)、もしくは出力アドレス情報のID(#)である。
【0066】
「リトライカウント」は再送のリトライ回数をセットするカウントダウンカウンタである。
【0067】
図11は第3の実施例における入力データの処理手順のフローチャートである。
【0068】
これは図7のフローチャートのステップS25において通話中などによって転送不可能であった場合に再送動作を行なう様にしたものであって、図7のステップS25とステップS27の間にステップS28とステップS29を加えたものである。
【0069】
それ以外の図7と同じステップには、同じ番号がふってある。
【0070】
ステップS28では、タイマ処理テーブル51の未使用の「タイマ番号」の行において、このデータを蓄積するデータストレージ18上の位置を「データ」に、入力のID(#)を「出力#」に、入力の「リトライ」から求めたリトライ回数を「リトライカウント」にセットする。
【0071】
ステップS29では、タイマ50のステップS28でセットしたタイマ番号に、入力の「リトライ」から求めたタイマ間隔をセットする。
【0072】
図12は本発明の第3の実施例におけるタイマ割り込み処理手順のフローチャートである。
【0073】
タイマ50からタイマ割り込みがあると、コア部19はそのタイマ番号でタイマ処理テーブル51を検索する(S41)。
【0074】
このタイマ番号に処理が設定されていれば(S42)、「出力#」のIDが示すアドレス情報から出力先(入力アドレス情報の「転送先エントリ」、あるいは出力アドレス情報のエントリ)が出力可能な状態か調べ(S43)、出力可能であれば出力先に応じてデータ変換し(S44)、指定の出力先へ出力する(S45)。
【0075】
次にタイマ50の、このタイマ番号の動作を停止し(S46)、タイマ処理テーブル51からこのタイマ番号の処理を削除して(S47)、処理終了する。
【0076】
ステップS42でこのタイマ番号に対する処理が設定されていなければすぐに処理終了する。
【0077】
ステップS43で出力可能でなければ、タイマ処理テーブル51のリトライカウントを1減らし(S48)、0になったか(所定の回数だけリトライしたか)調べる(S49)、0でなければ(所定の回数に達していなければ)処理終了する。
【0078】
この場合、セットされたタイマ間隔後再びこのタイマ割り込みが入る。
【0079】
ステップS49で0であれば(所定の回数に達していれば)、ステップS46へ処理を移し、タイマ50のリセット、タイマ処理テーブル51の削除を行う。
【0080】
従って、所定のリトライ回数とも処理可能でなければ、リトライは終了する。
【0081】
この様に、第3の実施例によれば、緊急度の高い入力(例えば電話)について転送が失敗した場合も、所定の時間間隔、所定の回数だけ再送が試みられるため、確実な通信を行うことができる。
【0082】
〔第4の実施例〕
図13は、本発明の第4の実施例におけるタイマ処理テーブル21の内容の例である。
【0083】
なお、第4の実施例である複合サーバの構成は、図8の構成のタイマ処理テーブル21を、時刻に応じた処理を記憶するタイマ処理テーブル21に変更したものである。
【0084】
また、「時刻」は「処理」実行すべき時刻、「処理」はその「時刻」に実行すべき処理、「出力#」はこのデータを出力する先の出力アドレス情報のID(#)である。
【0085】
図13の例の#1.は、5:00(例えば使用者”A”が出社前で、入出力が無く、かつサーバが処理中である可能性が少ない時刻)にそれ以前の”A”宛のデータの一覧を電子メールの形で”A”のPCへ送るという設定である。これにより”A”は出社して最初に、電子メールで届けられた自分宛のデータの一覧を見てその日の仕事の計画を立てることができる。
【0086】
また、#2.は16:40(例えば”A”の退社直前)に、”A”宛のファクシミリを全て出力する設定である。
【0087】
図14は第4の実施例におけるタイマ割り込み処理手順のフローチャートである。
【0088】
タイマ50から時刻による一定間隔のタイマ割り込みがあると、コア部19は現在時刻でタイマ処理テーブル51を検索する(S51)。
【0089】
この現在時刻に処理が設定されていれば(S52)、タイマ処理テーブル51の現在時刻の行の「処理」・「出力#」のIDが示す出力アドレス情報のエントリの状態を調べて処理が実現可能か調べ(S53)、処理可能であれば所定の処理を行い(S54)、処理終了する。
【0090】
一方、ステップS52で現在時刻が設定されていない場合、あるいはステップS53で処置実行不可能な場合は、直ちに処理終了する。
【0091】
この様に、第4の実施例によれば、蓄積されたデータの任意の処理を所定の時刻に実行するなど非常に柔軟で、有用な複合サーバを得ることができる。
【0092】
以上説明した複合サーバは、複数のデータ入出力手段と、入出力の宛先識別手段と、入出力手段毎のデータの種類識別手段と、データの蓄積手段と、データ形式変換手段から構成される。これにより、複数の各種入力データを統一的に蓄積・管理することができる。
【0093】
また、前記入出力の宛先識別手段は、複数の各種入出力を一つのIDに帰結させて統一的に扱うことで、例えば複数の電話番号・ファクシミリ番号・電子メールアドレスなどを一人の使用者宛の情報として統一的に扱うことができる。
【0094】
また、複合サーバの使用者は特定の機器からだけでなく、サーバに接続された任意の機器から自分宛のデータにアクセスすることができ、アクセスした機器に応じた形式でデータを得ることができる。
【0095】
さらに、宛先毎の処理識別手段を備えたことで、入力データを蓄積するだけでなく、自由に転送することができるようになった。
【0096】
加えて時間計測手段と、時間による処理設定手段を備えたことにより、データの再送を行う、出勤前の時刻に使用者宛の蓄積されたデータの一覧を通知するなど、柔軟な処理が可能になった。
【0097】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によると、データを送信先へ送信するデータサーバ装置において、送信すべきデータを蓄積する蓄積手段と、データ送信すべき複数の送信先の識別情報と、そのデータ形式と、機器の種類を識別可能な情報とを含む情報を登録する登録手段と、前記登録手段によって登録されている識別情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積手段に蓄積されているデータをデータ変換する変換手段と、前記登録手段によって登録されている識別情報に対応した送信先へ、前記変換手段が変換したデータを送信する送信手段と、前記登録手段に基づいて送信先の機器の種類を判別する判別手段とを有し、前記送信手段は前記判別手段の判別結果に基づいて、前記送信先の機器が前記変換手段により変換されたデータを出力可能でない場合には、前記送信先へ前記送信先向けのデータが前記蓄積手段に蓄積されていることを示す情報を送信するので、データ形式の異なる各種機器(データ発信元)から受信した各種データを統合的に管理することができる。
更に請求項1、8の発明によれば、送信先の機器が前記変換手段により変換されたデータを出力可能でない場合には、前記送信先へ前記送信先向けのデータが前記蓄積手段に蓄積されていることを示す情報を送信するので、送信先の機器の使用者はこれらの統合的に蓄積された情報を任意の機器から一覧情報、あるいは元のデータをアクセス機器にふさわしい形で出力することができる。
【0098】
また、本発明によると、データを送信先へ送信するデータサーバ装置において、送信すべきデータを蓄積する蓄積手段と、データ送信すべき複数の送信先情報と、そのデータ形式とを含む情報とを登録する登録手段と、前記登録手段によって登録されている送信先情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積手段に蓄積されているデータをデータ変換する変換手段と、前記登録手段によって登録されている送信先情報に対応した送信先へ、前記変換手段が変換したデータを送信する送信手段とを有し、前記登録手段は更に、前記送信手段が送信できなかった場合の対処方法を示す対処情報を、前記登録手段によって登録されている送信者情報毎にその対処の内容を可変に登録可能であるので、データ形式の異なる各種機器(データ送信先)に対する各種データの供給を統合的に管理することができる。
更に請求項7、9の発明によれば送信手段が送信できなかった場合の対処方法を示す対処情報を、前記登録手段によって登録されている送信者情報毎にその対処の内容を可変に登録可能であるので迅速性と融通性に優れた装置を得ることができる。
【0099】
従って、本発明によると、データ種類毎にサーバ装置を設けることなしに、簡易な構成で効率良いデータサーバ動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である複合サーバの構成を説明するブロック図。
【図2】第1の実施例における入力アドレス情報の例を示す図。
【図3】第1の実施例における出力アドレス情報の例を示す図。
【図4】第1の実施例における入力データの処理手順のフローチャート図。
【図5】第1の実施例における出力手順のフローチャート図。
【図6】第2の実施例における入力アドレス情報の例を示す図。
【図7】第2の実施例における入力データの処理手順のフローチャート図。
【図8】第3の実施例である複合サーバの構成を説明するブロック図。
【図9】第3の実施例におけるアドレスブック17’’中の入力アドレス情報の例を示す図。
【図10】第3の実施例におけるタイマ処理テーブル21の内容の例を示す図。
【図11】第3の実施例における入力データの処理手順のフローチャート図。
【図12】第3の実施例におけるタイマ割り込み処理手順のフローチャート図。
【図13】第4の実施例におけるタイマ処理テーブル21’の内容の例を示す図。
【図14】第4の実施例におけるタイマ割り込み処理手順のフローチャート図。
【符号の説明】
11 リーダ部
12 プリンタ部
13 コントローラ
14 回線インターフェース部
15 コンピュータインターフェース部
18 データストレージ
21 電話機
22 ファクシミリ

Claims (9)

  1. データを送信先へ送信するデータサーバ装置において、
    送信すべきデータを蓄積する蓄積手段と、
    データ送信すべき複数の送信先の識別情報と、そのデータ形式と、機器の種類を識別可能な情報とを含む情報を登録る登録手段と、
    前記登録手段によって登録されている識別情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積手段に蓄積されているデータをデータ変換する変換手段と
    前記登録手段によって登録されている識別情報に対応した送信先へ、前記変換手段が変換したデータを送信する送信手段と、
    前記登録手段に基づいて送信先の機器の種類を判別する判別手段とを有し、
    前記送信手段は前記判別手段の判別結果に基づいて、前記送信先の機器が前記変換手段により変換されたデータを出力可能でない場合には、前記送信先へ前記送信先向けのデータが前記蓄積手段に蓄積されていることを示す情報を送信することを特徴とするデータサーバ装置。
  2. 送信先の識別情報が前記登録手段に登録されている識別情報と一致するか否かを判断し、一致した場合にその送信先にデータ送信することを特徴とする請求項に記載のデータサーバ装置。
  3. 前記蓄積手段に蓄積すべきデータを発信するデータ発信元の識別情報及びそのデータ形式を含む情報が登録されている第2登録手段と、
    前記第2登録手段に登録されている識別情報に対応したデータ発信元のデータ形式に従って受信データをデータ変換する第2変換手段とを有する請求項に記載のデータサーバ装置。
  4. 前記変換手段によりデータ変換されたデータを前記第2登録手段に識別情報に関連して登録されている送信先に転送する転送手段を有することを特徴とする請求項3に記載のデータサーバ装置。
  5. 前記第2登録手段に識別情報に関連して登録されている再送回数に従って前記転送手段はデータ転送を繰返し実行することを特徴とする請求項3に記載のデータサーバ装置。
  6. 前記第2登録手段の識別情報に関連して登録されている時刻情報に従って前記転送手段によるデータ転送を実行することを特徴とする請求項3に記載のデータサーバ装置。
  7. データを送信先へ送信するデータサーバ装置において、
    送信すべきデータを蓄積する蓄積手段と、
    データ送信すべき複数の送信先情報と、そのデータ形式とを含む情報とを登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録されている送信先情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積手段に蓄積されているデータをデータ変換する変換手段と、
    前記登録手段によって登録されている送信先情報に対応した送信先へ、前記変換手段が変換したデータを送信する送信手段とを有し、
    前記登録手段は更に、前記送信手段が送信できなかった場合の対処方法を示す対処情報を、前記登録手段によって登録されている送信者情報毎にその対処の内容を可変に登録可能であることを特徴とするデータサーバ装置。
  8. データを送信先へ送信するデータサーバ装置の制御方法において、
    送信すべきデータを蓄積する蓄積工程と、
    データ送信すべき複数の送信先の識別情報と、そのデータ形式と、機器の種類を識別可能な情報とを含む情報を登録する登録工程と、
    前記登録工程によって登録されている識別情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積工程にて蓄積されているデータをデータ変換する変換工程と、
    前記登録工程によって登録されている識別情報に対応した送信先へ、前記変換工程が変換したデータを送信する送信工程と、
    前記登録工程で登録されている機器の種類を識別可能な情報に基づいて送信先の機器の種類を判別する判別工程とを有し、
    前記送信工程は前記判別工程の判別結果に基づいて、前記送信先の機器が前記変換工程により変換されたデータを出力可能でない場合には、前記送信先へ前記送信先向けのデータが前記蓄積で蓄積されていることを示す情報を送信することを特徴とするデータサーバ装置の制御方法。
  9. データを送信先へ送信するデータサーバ装置の制御方法において、
    送信すべきデータを蓄積する蓄積工程と、
    データ送信すべき複数の送信先情報と、そのデータ形式とを含む情報がとを登録する登録工程と、
    前記登録工程によって登録されている送信先情報に対応した送信先のデータ形式に従って前記蓄積工程にて蓄積されているデータをデータ変換する変換工程と、
    前記登録工程によって登録されている送信先情報に対応した送信先へ、前記変換工程が変換したデータを送信する送信工程とを有し、
    前記登録工程は更に、前記送信工程が送信できなかった場合の対処方法を示す対処情報を、前記登録工程によって登録されている送信者情報毎にその対処の内容を可変に登録可能であることを特徴とするデータサーバ装置の制御方法。
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