JP3479704B2 - ファクシミリ送信の相手先自動確認方法並びにそのためのファクシミリ装置及び記憶媒体 - Google Patents

ファクシミリ送信の相手先自動確認方法並びにそのためのファクシミリ装置及び記憶媒体

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JP3479704B2 JP31847997A JP31847997A JP3479704B2 JP 3479704 B2 JP3479704 B2 JP 3479704B2 JP 31847997 A JP31847997 A JP 31847997A JP 31847997 A JP31847997 A JP 31847997A JP 3479704 B2 JP3479704 B2 JP 3479704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ送信
に際しての相手先自動確認に関するものであり、特に、
各ファクシミリ装置の番号と加入者情報とからなる加入
者管理デ−タべースを検索することにより、送信側の利
用者が指定した相手先番号に対応の加入者名や、これと
は逆に当該利用者が指定した送信相手名に対応の番号を
自動的に求めることを基本とするものである。
【0002】なお、本明細書で用いる「加入者情報」と
は、相手先番号を指定した利用者がその正誤を確認する
上での有意な情報、例えばファクシミリ装置の所有者の
氏名、名称やファクシミリ装置の設置場所などのことで
ある。また、必要に応じて、相手先番号および加入者情
報の両者を表す用語として「相手先情報」を用い、ファ
クシミリを「FAX」と表記する。
【0003】ファクシミリ装置の利用者にとって、相手
先番号の指定間違いに基づく誤送信をより確実に防止で
き、さらには送信相手の氏名や名称を指定することによ
り当該相手先のFAX番号が特定されるような送信シス
テムになっていることが望ましく、本発明はこのような
要請に応えるものである。
【0004】
【従来の技術】従来、ファクシミリ送信時に利用者が指
定する相手先番号に対応の加入者情報を送信側で確認す
るための手法としては、送信相手先のファクシミリ装置
に登録済の氏名や名称などを受け取って表示することな
どが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の手法
では、あくまで相手先のファクシミリ装置に登録済の加
入者情報を用いることになるため、相手先の方で自らの
氏名や名称などを登録していないときには、送信側の利
用者は、ファクシミリ送信の相手先として指定したFA
X番号が本来の送信相手のものであるかどうかの確認を
行なうことができないという問題点があった。
【0006】また、相手先を指定するときに用いられる
のはファクシミリ番号のみであるため、例えば相手先の
氏名や会社名は分かっているがそのFAX番号を忘れた
り手元にそのメモがないときなどは、該当番号をわざわ
ざFAX番号簿から探したり、相手先に電話をかけてF
AX番号を問い合わせたりしなければならないという問
題点があった。
【0007】そこで、本発明では、各ファクシミリ装置
の番号と加入者情報とを対応付けて保持した加入者管理
デ−タべースを設けるとともに、利用者はこの中のいず
れの情報(の全部または一部)を用いても相手先を指定
できるものとし、番号指定のときにはこれに対応する加
入者情報を、加入者情報指定のときにはこれに対応する
番号をそれぞれ加入者管理デ−タべースから求めること
により、相手先番号の掛け間違いを確実に把握でき、さ
らにはFAX番号の代わりに氏名、会社名などを指定す
ればこの相手先への送信が行われるなど、ファクシミリ
送信時の操作上の利便性を確保することを目的とする。
【0008】また、送信元ファクシミリ装置は、自らの
加入者管理デ−タべースに相手先番号およびその加入者
情報が存在しないときには、送信先ファクシミリ装置、
交換機や回線管理センタから該当情報を求めて追加して
いくことにより、当該加入者管理デ−タべースの充実化
を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】これを解決するために、
本発明では、次の構成からなるファクシミリ送信の相手
先自動確認方法,ファクシミリ装置、およびプログラム
を格納した記憶媒体を用いることを基本にしている。(1)各ファクシミリ装置の番号と加入者情報とを対応
付けて保持した加入者管理データベースを備え、送信元
ファクシミリ装置が、送信相手先の当該番号に基づきそ
の加入者情報を当該加入者管理データベースから検索す
るようにしたファクシミリ送信の相手先自動確認方法に
おいて、前記送信元ファクシミリ装置は、指定された送
信相手先の前記番号に対応する加入者情報を、自装置上
の前記加入者管理データベースの検索によって求めるこ
とができない場合、当該加入者情報の通知依頼を先ず当
該送信相手先に送ってそこからの加入者情報が得られな
いときには、当該通知依頼を交換機または回線管理セン
タに送る、ことを特徴とするファクシミリ送信の相手先
自動確認方法 (2)各ファクシミリ装置の番号と加入者情報とを対応
付けて保持した加入者管理データベースと、送信相手先
の前記番号を指定する指定手段と、前記指定手段で指定
された番号に対応する加入者情報を自装置上の前記加入
者管理データベースから求めることができない場合、当
該加入者情報の通知依頼を先ず前記送信相手先に送って
そこからの加入者情報が得られないときには、当該通知
依頼を交換機または回線管理センタに送る検索手段と、
を少なくとも有することを特徴とするファクシミリ装置 (3)各ファクシミリ装置の番号と加入者情報とを対応
付けて保持した加入者管理データベースに基づくファク
シミリ送信の相手先自動確認に用いられるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒
体であって、指定された送信相手先の前記番号に対応す
る加入者情報を、自装置上の前記加入者管理データベー
スの検索によって求めることができたかどうかを判断す
る処理と、前記送信相手先の加入者情報を求めることが
できなかったと判断した場合、当該加入者情報の通知依
頼を先ず当該送信相手先に送ってそこからの情報が得ら
れないときには、当該通知依頼を交換機または回線管理
センタに送る処理とを、コン ピュータに実行させるため
のファクシミリ送信の相手先自動確認用のプログラムを
記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
プログラム記憶媒体
【0010】このような構成をとっているので、ファク
シミリ送信をするとき、利用者は、相手先のFAX番号
を指定すればその内容が本来の送信先ファクシミリ装置
を示す相手先情報であるかどうかの判断をより確実に行
うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図9を参照して本発明の
実施の形態を説明する。なお、以下の説明でみられる、
送信相手のFAX番号を指定してそれの加入者情報を確
認することを前提としたときの内容が、これらの指定対
象および確認対象を逆にしたときにも類推適用できるの
は勿論である。
【0012】図1は、ファクシミリ装置の概要を示す説
明図である。1は、指定手段であり、利用者が相手先情
報(送信相手のFAX番号または加入者情報)や送信開
始などを指定するときに用いられる。2は、検索手段で
あり、利用者が指定した相手先情報の一方をキーにし
て、他方の情報を、自装置の加入者管理デ−タベースや
外部装置(送信先ファクシミリ装置、交換機および回線
管理センタなど)から求めている。3は、加入者管理デ
−タベースであり、各ファクシミリ装置のFAX番号と
加入者情報との組デ−タを保持している。4は、デ−タ
ベース生成手段であり、外部装置から新たに求めた相手
先情報を加入者管理デ−タベース3に追加している。5
は、表示手段であり、指定手段1から入力された内容
や、検索手段2が求めた相手先情報などを表示してい
る。6は、送信手段であり、指定手段1の出力信号に基
づいて送信先ファクシミリ装置への送信を実行してい
る。
【0013】なお、検索手段2が他方の情報を求めると
きの対象相手を先ずどこにするかは任意であるが、以下
の記載では、説明の便宜上、先ず自装置の加入者管理デ
−タベースを検索し、そこでは当該情報が求まらないと
きに初めて外部装置に当該情報を問い合わせる場合を前
提にする。
【0014】図2は、ファクシミリ番号を指定したとき
の相手先確認方式の概要を示す説明図であり、11は送
信元ファクシミリ装置、12は送信元ファクシミリ装置
の加入者管理デ−タベース、13は送信先ファクシミリ
装置、14は交換機(回線管理業者の交換機または構内
交換機)、15は回線管理業者のセンタ(サーバ)をそ
れぞれ示している。
【0015】ここで、送信元ファクシミリ装置11にお
ける処理手順は次のようになっている。 (1) 利用者が指定したFAX番号をワーク領域(図示省
略)に保持して、次のステップに進む。 (2) このFAX番号を元に加入者管理デ−タベース12
の検索を開始して、次のステップに進む。 (3) このFAX番号に対応の加入者情報(氏名、法人
名、ビル名など)が加入者管理デ−タベース12に存在
しているかどうかを判断し、「YES 」の場合はステップ
(8) に進み、「NO」の場合は次のステップに進む。 (4) 当該加入者情報を外部装置(送信先ファクシミリ装
置13、交換機14、回線管理業者のセンタ15)に問
い合わせて、次のステップに進む。 (5) 問い合わせに対する回答が所定時間内になかった
か、または加入者情報を持っていないとの回答であるか
どうかを判断し、「YES 」の場合は次のステップに進
み、「NO」の場合はステップ(7) および(8) に進む。 (6) その旨を表示して、利用者に次の操作を促す。この
ときの利用者の対応としてはFAX送信の開始などがあ
る。 (7) 外部装置から求めた加入者情報と、ステップ(1) の
FAX番号とからなるデ−タを加入者管理デ−タベース
12に追加する。 (8) 加入者管理デ−タベース12や外部装置から求めた
加入者情報が送信相手先のものと一致しているかどうか
を判断し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「N
O」の場合はステップ(10)に進む。 (9) FAX送信を開始して、一連の処理を終了する。 (10)その旨を表示して、利用者に相手先FAX番号の再
指定を促す。
【0016】ステップ(8) における一致、不一致の判断
手法としては、 ・加入者管理デ−タベース12や外部装置から求めた加
入者情報を送信側FAX11のディスプレイに表示し
て、利用者が、この表示内容と送信相手先との一致、不
一致を判定すること ・相手先のFAX番号とともにその氏名、法人名、ビル
名などを利用者があらかじめ指定しておき、送信側FA
X11自体が、この指定内容と、加入者管理デ−タベー
ス12や外部装置から求めた加入者情報との一致、不一
致を自動判定すること なとがある。
【0017】図3は、ファクシミリ装置の操作パネルを
示す説明図であり、21はディスプレイ、22はワンタ
ッチダイヤル、23および24はディスプレイ上に表示
される相手先情報が正しいかどうかを確認する相手先確
認ボタン、25は送信の中止や送信原稿の排出を指示す
るストップ/排出ボタン、26は送信の開始を指示する
スタートボタンをそれぞれ示している。
【0018】ディスプレイ21には、 ・指定されたFAX番号、氏名、法人名、ビル名など
〔ステップ(1) 参照〕 ・送信先ファクシミリ装置13、交換機14や回線管理
業者のセンタ15などの外部装置への問い合わせに対す
る回答が所定の時間内になかったこと〔ステップ(6) 参
照〕 ・外部装置への問い合わせに対して、該当する加入者情
報を保持していないとの回答があったこと〔ステップ
(6) 参照〕 ・加入者管理デ−タベース12や外部装置などから求め
た加入者情報〔ステップ(8) 参照〕 ・ファクシミリ送信の開始/終了〔ステップ(9) 参照〕 ・加入者管理デ−タベース12や外部装置などから求め
た加入者情報が送信相手先と一致していないこと〔ステ
ップ(10)参照〕 なとが表示される。
【0019】図4は、加入者管理デ−タベースを示す説
明図であり、その内容は、 ・各ファクシミリの番号 ・当該番号に対応した、各ファクシミリの所有者や設置
場所などを示す加入者情報(氏名、法人名、ビル名な
ど)からなっている。
【0020】図5および図6は、送信元ファクシミリ装
置における相手先指定から送信までの処理手順を示す説
明図であり、その内容は次のようになっている。 (21)利用者が指定する相手先情報(FAX番号または加
入者情報)をワーク領域(図示省略)に保持して、次の
ステップに進む。 (22)指定内容がFAX番号または加入者情報(例えば法
人名)のいずれであるかを判断して、前者のときには次
のステップに進み、後者のときにはステップ(27)に進
む。 (23)当該FAX番号をキーにして自装置の加入者管理デ
−タベースを検索し、次のステップに進む。 (24)当該FAX番号に対応の加入者情報を加入者管理デ
−タベースから取り出すことができたかどうかを判断
し、「YES 」のときは次のステップに進み、「NO」のと
きはステップ(31)に進む。 (25)当該加入者情報をディスプレイに表示して、次のス
テップに進む。 (26)当該表示内容に対する利用者の確認結果が「OK」で
あるかどうかを判断し、「YES 」のときはステップ(46)
に進み、「NO」のときはステップ(31)に進む。 (27)当該加入者情報をキーにして自装置の加入者管理デ
−タベースを検索し、次のステップに進む。 (28)当該加入者情報に対応のFAX番号を加入者管理デ
−タベースから取り出すことができたかどうかを判断
し、「YES 」のときは次のステップに進み、「NO」の場
合はステップ(37)に進む。 (29)当該FAX番号をディスプレイに表示して、次のス
テップに進む。 (30)当該表示内容に対する利用者の確認結果が「OK」で
あるかどうかを判断し、「YES 」のときはステップ(46)
に進み、「NO」のときはステップ(37)に進む。 (31)ステップ(21)のFAX番号を持つ送信先FAX装置
に対し加入者情報を問い合わせて、次のステップに進
む。 (32)タイマを起動して、次のステップに進む。 (33)割り込み待ちの状態にして、次のステップに進む。 (34)タイマの動作時間が所定の監視時間を越えたかどう
かを判断し、「YES 」のときはステップ(37)に進み、
「NO」の場合は次のステップに進む。 (35)送信先FAX装置からの割り込が発生したかどうか
を判断し、「YES 」のときは次のステップに進み、「N
O」の場合はステップ(34)に戻る。 (36)送信先FAX装置からの加入者情報を受信したかど
うかを判断し、「YES 」のときはステップ(43)に進み、
「NO」の場合は次のステップに進む。 (37)交換機や回線管理センタに、ステップ(23)、(27)で
検索対象となった方の相手先情報、すなわち利用者が指
定したのとは別の方の相手先情報を問い合わせて、次の
ステップに進む。 (38)タイマを起動して、次のステップに進む。 (39)割り込み待ちの状態にして、次のステップに進む。 (40)タイマの動作時間が所定の監視時間を越えたかどう
かを判断し、「YES 」のときはエラー表示を行ない、
「NO」のときは次のステップに進む。なお、エラー表示
となった場合、利用者は相手先のFAX番号の再確認な
どを実行する。 (41)交換機や回線管理センタなどの外部装置から割り込
が発生したかどうかを判断し、「YES 」のときは次のス
テップに進み、「NO」の場合はステップ(40)に戻る。 (42)交換機や回線管理センタなどの外部装置から、利用
者が指定したのとは別の方の相手先情報が送られてきた
かどうかを判断し、「YES 」のときは次のステップに進
み、「NO」のときはエラー表示を行なう。なお、エラー
表示となった場合、利用者は相手先のFAX番号の再確
認などを実行する。 (43)問い合わせ先(送信先FAX装置、交換機、回線管
理センタなど)から受信した相手先情報をディスプレイ
に表示して、次のステップに進む。 (44)当該表示内容に対する利用者の確認結果が「OK」で
あるかどうかを判断し、「YES 」のときは次のステップ
に進み、「NO」のときはエラー表示を行なう。なお、エ
ラー表示となった場合、利用者は相手先のFAX番号の
再確認などを実行する。 (45)問い合わせ先(送信先FAX装置、交換機、回線管
理センタなど)から受信した相手先情報と、ステップ(2
1)で保持した内容とを加入者管理デ−タベースに追加し
て、次のステップに進む。 (46)以上の処理により求めたFAX番号を相手先番号に
セットして、次のステップに進む。 (47)当該FAX番号への送信を開始して、次のステップ
に進む。 (48)送信が正しく行われたかどうかを判断し、「YES 」
のときはその旨を表示して一連の処理を終了し、「NO」
のときはエラー表示を行なう。なお、エラー表示となっ
た場合、利用者は当該FAX番号への再送信などの操作
を実行する。
【0021】図7は、送信元ファクシミリ装置からの加
入者情報送付依頼に対する送信先ファクシミリ装置での
処理手順を示す説明図であり、その内容は次のようにな
っている。 (51)送信元FAX装置11からの受信内容がステップ(3
1)の問合わせであるかどうかを判断し、「YES 」のとき
は次のステップに進み、「NO」のときは受信内容に対応
した処理、例えば印刷処理へと移行する。 (52)自らの加入者情報を保持しているかどうかを判断
し、「YES 」のときは次のステップに進み、「NO」のと
きはステップ(54)に進む。 (53)当該加入者情報を送信元FAX装置11に返却す
る。 (54)当該加入者情報を保持していない旨を送信元FAX
装置11に通知する。
【0022】なお、送信先FAX装置13が自らの加入
者情報を保持する態様としては、 ・自装置についての単なる登録情報 ・各FAX装置の番号との対応性を持つ加入者管理デ−
タべースの形がある。
【0023】図8は、送信元ファクシミリ装置からの加
入者情報送付依頼に対する交換機や回線管理センタなど
での処理手順を示す説明図であり、その内容は次のよう
になっている。 (61)送信元FAX装置11からの受信内容がステップ(3
7)の問い合わせ(検索依頼)であるかどうかを判断し、
「YES 」のときは次のステップに進み、「NO」のときは
受信内容に対応した処理、例えば回線接続へと移行す
る。 (62)自装置上の加入者管理デ−タべースに対する検索を
開始して、次のステップに進む。 (63)問い合わせ対象の相手先情報(FAX番号または加
入者情報)を求めることができたかどうかを判断し、
「YES 」のときは次のステップに進み、「NO」のときは
ステップ(65)に進む。 (64)検索により求めた相手先情報を送信元FAX装置1
1に送る。 (65)当該相手先情報を保持していない旨を送信元FAX
装置11に通知する。
【0024】図9は、複数の相手先情報をファクシミリ
用紙に一覧出力する様子を示す説明図であり、31は加
入者管理デ−タベース、32はFAX装置、33はFA
X用紙、34は出力リストをそれぞれ示している。
【0025】この一覧出力を用いるのは、相手先情報
(FAX番号または加入者情報)の一部、例えば送信相
手のFAX番号の一部の桁の番号とか、送信相手の氏名
の姓部分だけしか思い出せないときなどである。
【0026】このとき、利用者が確実に覚えている部分
だけを指定手段1で入力すると、FAX装置32の検索
手段2はこれに合致する相手先情報(FAX番号および
加入者情報)のそれぞれを加入者管理デ−タベース31
から取り出してFAX用紙33に出力する。
【0027】続いて、利用者は、この出力リスト34を
参考にして送信相手のFAX番号を探し、これを指定手
段1で入力してからスタートボタン26を押すことによ
り相手先への送信を開始させる。
【0028】図10は、複数の相手先情報をファクシミ
リ装置のディスプレイに順次出力する様子を示す説明図
であり、図9の相手先情報出力の状況とは、1件の相手
先情報または複数件の相手先情報の単位で順次表示する
点が相違している。
【0029】利用者は、ディスプレイ21に送信相手の
みのFAX番号などが表示されたときはそのままスター
トボタン26を押すことにより、また、ディスプレイ2
1に複数件の相手先情報が表示されるときは送信相手の
ものをカーソル操作などによって選択した上でスタート
ボタン26を押すことにより、相手先への送信を開始さ
せる。
【0030】なお、送信相手のFAX番号が表示されて
いるとき、利用者は、当該FAX番号を指定手段1で入
力してからスタートボタン26を押すことにより相手先
への送信を開始させるようにしてもよい。
【0031】図11は、コンピュ−タ読み取り可能な記
録媒体からプログラムを読み取って実行するコンピュ−
タシステムの概要を示す説明図であり、40はコンピュ
−タシステム、41はCPUやディスクドライブ装置な
どを内蔵した本体部、42は本体部41からの指示によ
り画像を表示するディスプレイ、42aは表示画面、4
3はコンピュ−タシステム40に種々の情報を入力する
ためのキ−ボ−ド、44は表示画面42a上の任意の位
置を指定するマウス、45は外部のデ−タベ−ス(DA
SDなどの回線先メモリ)、46は外部のデ−タベ−ス
45にアクセスするモデム、47はCD−ROMやフロ
ッピ−ディスクなどの可搬型記憶媒体をそれぞれ示して
いる。
【0032】プログラムを格納する記憶媒体としては、 ・プログラム提供者側のデ−タベ−ス45(回線先メモ
リ) ・可搬型記憶媒体47 ・本体部41側のRAMやハ−ドディスク などのいずれでもよく、当該プログラムは本体部41に
ロ−デイングされてその主メモリ上で実行される。
【0033】
【発明の効果】本発明は、このように、各ファクシミリ
装置の番号と加入者情報(所有者の氏名、法人名など)
とを対応付けて保持した加入者管理デ−タべースを設け
るとともに、利用者はいずれの情報(の全部または一
部)を用いても相手先を指定でき、番号指定のときには
これに対応する加入者情報を、加入者情報指定のときに
はこれに対応する番号をそれぞれ加入者管理デ−タべー
スから求めることにしているので、相手先番号の掛け間
違いを確実に把握でき、さらにはFAX番号の代わりに
氏名、会社名などを指定すればこの相手先への送信が行
われるなど、ファクシミリ送信時の操作上の利便性を確
保することができる。
【0034】また、送信元ファクシミリ装置は、自らの
加入者管理デ−タべースに相手先番号およびその加入者
情報が存在しないときには、送信先ファクシミリ装置、
交換機や回線管理センタから該当情報を求めて加えるよ
うにしているので、当該加入者管理デ−タべースの充実
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、ファクシミリ装置の概要を示す説明
図である。
【図2】本発明の、ファクシミリ番号を指定したときの
相手先確認方式の概要を示す説明図である。
【図3】本発明の、ファクシミリ装置の操作パネルを示
す説明図である。
【図4】本発明の、加入者管理デ−タべースを示す説明
図である。
【図5】本発明の、送信元ファクシミリ装置における相
手先指定から送信までの処理手順を示す説明図(その
1)である。
【図6】本発明の、送信元ファクシミリ装置における相
手先指定から送信までの処理手順を示す説明図(その
2)である。
【図7】本発明の、送信元ファクシミリ装置からの加入
者情報送付依頼に対する送信先ファクシミリ装置での処
理手順を示す説明図である。
【図8】本発明の、送信元ファクシミリ装置からの加入
者情報送付依頼に対する交換機や回線管理センタなどで
の処理手順を示す説明図である。
【図9】本発明の、複数の相手先情報をファクシミリ用
紙に一覧出力する様子を示す説明図である。
【図10】本発明の、複数の相手先情報をファクシミリ
装置のディスプレイに順次出力する様子を示す説明図で
ある。
【図11】本発明の、コンピュ−タ読み取り可能な記録
媒体からプログラムを読み取って実行するコンピュ−タ
システムの概要を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・(相手先情報の一方、送信開始などの)指定手
段 2・・・(相手先情報の他方の)検索手段 3・・・加入者管理デ−タべース 4・・・デ−タべース生成手段 5・・・表示手段 6・・・送信手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−162650(JP,A) 特開 平4−95162(JP,A) 特開 平5−22492(JP,A) 特開 平6−245019(JP,A) 特開 平8−223291(JP,A) 特開 昭60−54558(JP,A) 特開 平8−102835(JP,A) 特開 平6−209394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44 H04N 1/00 - 1/00 108 H04M 1/274 H04M 3/42 H04M 3/42 101 - 3/58

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ファクシミリ装置の番号と加入者情報
    とを対応付けて保持した加入者管理データベースを備
    え、送信元ファクシミリ装置が、送信相手先の当該番号
    に基づきその加入者情報を当該加入者管理データベース
    から検索するようにしたファクシミリ送信の相手先自動
    確認方法において、 前記送信元ファクシミリ装置は、 指定された送信相手先の前記番号に対応する加入者情報
    を、自装置上の前記加入者管理データベースの検索によ
    って求めることができない場合、当該加入者情報の通知
    依頼を先ず当該送信相手先に送ってそこからの加入者情
    報が得られないときには、当該通知依頼を交換機または
    回線管理センタに送る、 ことを特徴とするファクシミリ送信の相手先自動確認方
    法。
  2. 【請求項2】 前記送信元ファクシミリ装置は、前記検
    索または前記通知依頼により求めた加入者情報を表示す
    る、 ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ送信の相
    手先自動確認方法。
  3. 【請求項3】 前記送信元ファクシミリ装置は、前記通
    知依頼により求めた加入者情報を自装置上の前記加入者
    管理データベースに保持する、 ことを特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ
    送信の相手先自動確認方法。
  4. 【請求項4】 各ファクシミリ装置の番号と加入者情報
    とを対応付けて保持した加入者管理データベースと、 送信相手先の前記番号を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された番号に対応する加入者情報を
    自装置上の前記加入者管理データベースから求めること
    ができない場合、当該加入者情報の通知依頼を先ず前記
    送信相手先に送ってそこからの加入者情報が得られない
    ときには、当該通知依頼を交換機または回線管理センタ
    に送る検索手段と、 を少なくとも有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検索または前記通知依頼により求め
    た加入者情報を表示する表示手段を有する、 ことを特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記通知依頼により求めた加入者情報を
    自装置上の前記加入者管理データベースに保持するデー
    タベース生成手段を有する、 ことを特徴とする請求項4又は5記載のファクシミリ装
    置。
  7. 【請求項7】 各ファクシミリ装置の番号と加入者情報
    とを対応付けて保持した加入者管理データベースに基づ
    くファクシミリ送信の相手先自動確認に用いられるプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能なプログラ
    ム記憶媒体であって、 指定された送信相手先の前記番号に対応する加入者情報
    を、自装置上の前記加入者管理データベースの検索によ
    って求めることができたかどうかを判断する処理と、 前記送信相手先の加入者情報を求めることができなかっ
    たと判断した場合、当該加入者情報の通知依頼を先ず当
    該送信相手先に送ってそこからの情報が得られないとき
    には、当該通知依頼を交換機または回線管理センタに送
    る処理とを、 コンピュータに実行させるためのファクシミリ送信の相
    手先自動確認用のプログラムを記録した、 ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラ
    ム記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記プログラムは、前記検索または前記
    通知依頼により求めた加入者情報を表示する処理をコン
    ピュータに実行させる、 ことを特徴とする請求項7記載のコンピュータ読み取り
    可能なプログラム記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記プログラムは、前記通知依頼により
    求めた加入者情報を自装置上の前記加入者管理データベ
    ースに保持する処理をコンピュータに実行させる、 ことを特徴とする請求項7または8記載のコンピュータ
    読み取り可能なプログラム記憶媒体。
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