JP3576152B2 - 男性下着用むれ防止補助具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パンツ等の男性下着用むれ防止補助具に関し、特に、着装感に優れ、更には、下着に対する装着が簡易な、男性下着用むれ防止補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
むれ防止機能を備えた男性用下着としては、例えば、特開平9−41201号公報に記載された蒸れ防止パンツが既に提案されている。図7は、本公報に記載された蒸れ防止パンツを概略的に示す斜視図である。
【0003】
この蒸れ防止パンツ101は、パンツ本体102と、パンツ本体102の前部の内側(裏面)に、穴103hを有する布片103とを備える。パンツ本体102と、布片103とは、縫製により一体化されている。この蒸れ防止パンツ101を履く際には、穴103hから陰茎(不図示)と陰嚢(不図示)とを出し、パンツ本体102の前部の内側と、布片103との間の隙間Scに陰茎と陰嚢とを収容するようにする。
【0004】
この蒸れ防止パンツ101では、陰茎と陰嚢とをパンツ本体102の前部の内側と、布片103との間の隙間Scに収容するようにしているので、陰茎や陰嚢が直接内股などに接触することを防止できるので、不快感が解消でき、陰嚢付近の風通しが良くなり、むれが防止できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この蒸れ防止パンツ101では、パンツ本体102と布片103とを一体化しているため、同じ規格の蒸れ防止パンツ101を体形が異なる人が履いた場合、着装する人にぴったりと合わず、上手く陰茎や陰嚢をパンツ本体102の前部の内側と、布片103との間の隙間Scに収容することができないような場合がある。
【0006】
また、男性には、種々の体形の人がおり、人によって装着感の好みが異なっているが、この蒸れ防止パンツ101には、体形の違いや装着感の好みの違いへの対応度があまりないため、着用者にとって、窮屈感や違和感がある、といったような問題もある。
【0007】
また、この蒸れ防止パンツ101では、布片103に設けた穴103hに陰茎と陰嚢とを通すようにしているため、この蒸れ防止パンツ101を着用している男性が、作業や運動等によって体を動かすと、上記隙間Scに収容されていた陰茎や陰嚢が簡単に布片103の裏面側に戻ってしまうことがあり、結局陰茎や陰嚢が直接内股などに接触することになるため、所期のむれ防止機能が発揮されなくなってしまうことがあった。
【0008】
陰茎や陰嚢の布片103の裏面へのこのような戻り現象を防ぐためには、穴103hの口径を小さくすることが考えられるが、小さくすると、穴103h内に陰茎や陰嚢を通し難くなるのみならず、この蒸れ防止パンツ101を着装している男性が、作業や運動等によって体を動かすと、布片103がひきつれを生じたり、陰嚢が布片103にすれたりする、という問題が生じる。
【0009】
更に、この蒸れ防止パンツ101では、陰茎と陰嚢との双方を布片103に設けた穴103hに通すようにしているので、陰茎と陰嚢とが直接接触することに因るむれや不快感がある、という問題がある。
【0010】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、着装した状態で、作業や運動等によって体を動かしても、陰茎と陰嚢とが直接内股などに接触することがなく、また陰茎と陰嚢とが接触することがなく、且つ、着装時の自由度が高く、窮屈感や違和感の無い、優れたむれ防止機能を発揮する男性下着用むれ防止補助具を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の男性下着用むれ防止補助具では、パンツ等の男性下着に着脱自在に装着されるむれ防止補助具であって、上記男性下着の前部側内面に着脱自在に装着される、三日月形に裁断された基布と、この基布の裏面側中央に配設された、開口部を上、下部に有した筒状の陰嚢収容用袋体部と、上記基布であって、上記陰嚢収容用袋体部の直上に形成された陰茎導出用孔と、上記基布の上辺部左右両端に取付けられ、前記下着の内面に上記基布を着脱自在に装着固定するための一対の取着手段とを備えたことを特徴とする。ここに、パンツ類としては、ブリーフ、トランクス、トランクスその他これらと同等の男性用下着が含まれる。
【0012】
本構成の男性下着用むれ防止補助具は、取着手段によって、パンツ等の男性下着の前部側内面の適宜位置に取付けられる。この下着を人体に着装した状態においては、陰嚢は袋体部の上部開口部からこの袋体部内に収容される。また、陰茎は、この袋体部の直上部に形成された導出孔より導出され、基布と上記男性下着の生地間に位置することになる。
【0013】
この男性下着用むれ防止補助具は、男性下着とは別体にされているので、着装者の体格や好みに応じて、下着に対する装着位置を適宜調整でき、窮屈感や違和感が無いようにして着装することができる。また、袋体部の開口部を上側に設け、陰嚢を開口部を通じて袋体部内に収容するようにしているので、着装者が作業や運動等によって体を動かしても、重力の関係で、陰嚢が、袋体部から出ることがない。従って、着装状態では陰嚢が直接内股などに接触することがないので、むれや不快感が生じない。
【0014】
また、この男性下着用むれ防止補助具を用いると、陰茎が導出用孔から導出された状態とすることができるから、陰茎と陰嚢との間に基布が介在することになり、これにより陰茎が陰嚢に直接接触することがなく、また内股などにも接触することがないので、これらの接触によるむれや不快感が生じないのである。
【0015】
また、請求項1に記載の男性下着用むれ防止補助具は、上記取着手段が、上記基布に固着された取着基片と、該取着基片に離脱自在に合体される取着片と、該取着片の背面に一方が固着され前記下着を挟むよう係着されるホック手段とよりなる。
【0016】
この構成によれば、取着片がホック手段により男性用下着を挟むよう係着されるので、該取着片が下着の内面に位置した状態で固定される。一方、基布には取着基片が固着されているから、この取着基片と取着片とを合体させれば、男性用下着の内面に本発明の男性下着用むれ防止補助具を着脱自在に装着することができる。取外しは、上記とは逆の操作を行えばよく、このような装着・取外し作業は、ホック手段の互いの係・脱着操作及び取着基片と取着片との合体・取外操作だけであるから、何等煩わしさを伴わず、極めて簡易でその利便性は大である。
【0017】
請求項2に記載の男性下着用むれ防止補助具は、上記取着基片と、取着片との互いの合体面には面ファスナーが形成されていることを特徴とする。従って、上記取着基片と取着片との合体・取外操作は、この面ファスナーの互いの合体及び剥離によってなされるから、ワンタッチ操作で極めて簡易になされる。
【0018】
請求項3に記載の男性下着用むれ防止補助具は、上記取着基片には、該取着基片の面ファスナーに合体可能な面ファスナーを備えた舌片が折返し可能に延設されていることを特徴とする。この構成によれば、本発明に係るむれ防止補助具を、下着と分離して洗濯に供するような場合、取着基片と取着片との面ファスナーを剥離し、上記舌片を折返し、その面ファスナーを取着基片の面ファスナーに合体させておけば、洗濯中他の洗濯物がこれら面ファスナーに絡みつくのを防止できる。
【0020】
請求項5に記載の男性下着用むれ防止補助具は、請求項1〜4のいずれかにおいて、上記導出用孔の上辺部が開放可能とされ、使用状態においてはこの上辺部が閉じられるようにしたことを特徴とする。この構成によれば、導出用孔から陰茎を導出させる際に、上辺部を開放させればこの導出がし易く、その後この上辺部を閉じるようにすれば、陰茎が所定位置に安定的に保持されるという機能を奏する。
【0021】
請求項6に記載の男性下着用むれ防止補助具は、請求項1〜5のいずれかにおいて、上記袋体部の上部開口部周縁にはゴム部材か取付けられていることを特徴とする。
【0022】
請求項7に記載の男性下着用むれ防止補助具は、請求項1〜6のいずれかにおいて、上記袋体部には、その上辺から下辺に至る重ね縫部分が少なくとも1条形成されていることを特徴とする。
【0023】
請求項8に記載の男性下着用むれ防止補助具は、請求項1または7において、上記袋体部には、その上辺から下辺に至る重ね縫部分が少なくとも1条形成されていることを特徴とする。袋体部を構成する生地を適宜間隔毎に重ね縫いして、上辺から下辺に至るタック(縫いひだ)のように形成する。この重ね縫部分は少なくとも1条形成され、このリブ効果により袋体部の形状が維持され、陰嚢の収容がし易く且つゆったりと収容することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る男性下着用むれ防止補助具の望ましい例を図を参照しながら更に詳しく説明する。図1は、本発明に係る男性下着用むれ防止補助具1を裏面側から見た概略的分解斜視図、図2は同表面側から見た概略的分解斜視図である。図において、三日月形に裁断された基布2の裏面中央下半部に、別の布片が筒状に縫着され陰嚢収容用袋体部3が形成されている。この基布2および袋体部3を構成する布片としては、前述のように綿とポリエステルとの混紡生地が望ましく採用される
【0025】
袋体部3は、その上下端が開口30、300されて筒状の形状をなす。上端開口部30の周縁は袋状に折り返し縫着され、その中に細帯状ゴム紐31が挿通され、その両端は基布2に縫着固定されている。袋体部3の周体には縦方向の重ね縫部分(タックあるいは縫いひだ)32が3条形成されている。この重ね縫部分32と上端開口部30に取付けられた細帯状ゴム紐31とにより図のような筒形状が維持される。
【0026】
袋体部3の直上部に位置する基布2には、陰茎導出用孔4が開設されている。この導出用孔4を形成する上辺部は、基部が基布2に固定され、自由端が基布2に対しホック42により脱着自在とされた帯片41より構成される。従って、この導出孔4より陰茎を導出させる際は、ホック42を外して導出孔4を開放し、陰茎をこの導出孔4に上からあてがった後、ホック42を係着して帯片41により導出孔4を閉じる、と言った要領でなされる。
【0027】
基布2の上辺部左右両端の表面側には、男性用下着の前部側内面に本発明に係る補助具1を着脱自在に取付ける為の取着手段5、5が設けられている。この取着手段5は、基布2に縫着固定された面ファスナーからなる取着基片51と、該取着基片51に離脱自在に合体される面ファスナーからなる取着片52と、該取着片52の背面に一方53aが固着され前記下着を挟むよう係着53bされるホック手段53とよりなる。ホック手段53には、その着脱に便なようにリボン53cが取付けられている。また、取着基片51にはその面ファスナーに合体可能な面ファスナーを備えた舌片51aが折返し可能に延設されている
【0028】
上記取着手段5、5の取付け位置は、使用者が本補助具1を装着した男性下着を着装した際、この取着手段5、5が概ね使用者の股関節に合致する位置が望ましい。これは、股関節位置は、使用者の運動によっても相対的には動かない位置であるので、ここに取着手段5、5の取付け位置を定めておけば、激しい運動によっても補助具1の位置ずれが生じにくいからである。
【0029】
また、取着基片51と取着片52とを、面ファスナーによって着脱可能に合体結合する例を述べたが、これに限らず磁石と磁性体金属によるもの、磁性体シートによるもの、その他衣料関係で使用されるこの種の係止手段が採用可能であることは言うまでもない。
【0030】
上記構成のむれ防止補助具1を男性下着に取付ける要領について、図3乃至図5を参照して説明する。図に示す下着はトランクスタイプのパンツPであるが、ブリーフタイプその他同等のものも対象とされることは言うまでもない。
【0031】
先ず、図3に示すように、パンツPの前部側に、補助具1を取り付けるに適した位置に事前に印P1を付す。この印P1位置の内側に、取着片52をそのホック片53aがパンツPの内面に向くよう配置する。そして、パンツPの外側からホック手段53のもう一方のホック片53bを、パンツPの生地を間に介在させ(図5参照)、これを挟み込むようにしてホック片53aに係着させる。これにより、パンツPの内面に取着片52が固定されることになる。尚、上記印P1は、マジックインクでマークすること、或いは小孔を開けること、等使用者が自分の体形に合う位置に適宜付されるものである。
【0032】
次いで、むれ防止補助具1をその表面がパンツPの前部側内面に向くよう配置し、左右の取着基片51、51を、上記のようにパンツPに取付固定された取着片52、52にその面ファスナーをして合体させる。これにより、図4に示すように、パンツPの前部側内面にむれ防止補助具1が装着されることになる。
【0033】
パンツPからのむれ防止補助具1の取外は、取着基片51の面ファスナーを取着片52の面ファスナーから剥がすだけで簡易になされる。そして、むれ防止補助具1を洗濯に供する場合は、舌片51aを折り返し、その面ファスナーを取着基片51の面ファスナーに合体させておけば、洗濯中他の洗濯物がこの面ファスナーに絡みつくようなことが生じない。
【0034】
上記のようにパンツPにむれ防止補助具1を装着した状態での使用例を図6を参照して説明する。男性使用者Mは、図4のような状態のパンツPを通例の通り履くが、この時、事前に帯片41のホック42を外して導出孔4の上辺を開放しておく。そして、使用者Mは自ら、その陰嚢M1を袋体部3の上端開口部30から袋体部3内に収容させると共に、陰茎M2を導出孔4の開放された上辺部から導出孔4に嵌めるようにして補助具1から導出させ、パンツPの生地との間に位置させる。その後、帯片41のホック42を係着させることにより、導出孔4の上辺部を閉じて着装が完了する。
【0035】
このような着装状態においては、陰嚢M1は袋体部3内に収められているから、陰嚢M1が使用者Mの内股などに直接接触することがなく、不快感が解消でき、陰嚢M1付近の風通しが良くなり、むれが防止できる。特に、本実施例では袋体部3の下端部も開口部300とされているから、より通気性がよく、常にサラっとした感触が維持される。
【0036】
また、陰茎M2は、基布2とパンツPの生地との間に位置するから、排尿は通常と同様何等支障なく行える上に、陰茎M2が陰嚢M1や内股に接触することがないから、接触による不快感がなく、むれも生じないのである。しかも、基布2や袋体部3は、伸縮性のある綿とポリエステルとの混紡生地によりなるから、その肌触り、風合いの良さに加え、窮屈感がないので着装時の違和感がなく、加えて綿の吸湿性とポリエステルの速乾性とが相俟って、実効性が極めて大となる。
【0037】
そして、陰嚢M1は袋体部3内に上から収容されているから、使用中に袋体部3からはみ出すようなことがなく、また、導出孔4はその上辺部が帯片41によって閉じられているから、陰茎M2が所定の位置に保持され、長時間の使用や激しい運動中も、これらと内股とが互いに接することがなく、初期のむれ防止機能が好適に維持される。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、請求項1に記載の男性下着用むれ防止補助具は、男性下着とは別体にされているので、着装者の体格や好みに応じて、下着に対する装着位置を適宜調整でき、窮屈感や違和感が無いようにして着装することができる。また、袋体部の開口部を上側に設け、陰嚢を開口部を通じて袋体部内に収容するようにしているので、着装者が作業や運動等によって体を動かしても、重力の関係で、陰嚢が、袋体部から出ることがない。従って、着装状態では陰嚢が直接内股などに接触することがないので、むれや不快感が生じない。
【0039】
また、この男性下着用むれ防止補助具を用いると、陰茎が導出用孔から導出された状態とすることができるから、陰茎と陰嚢との間に基布が介在することになり、これにより陰茎が陰嚢に直接接触することがなく、また内股などにも接触することがないので、これらの接触によるむれや不快感が生じないのである。
更に、袋体部の下部にも開口部を有するから、袋体部の通気性がよく、むれ防止機能がより向上する。
【0040】
また、請求項1に記載の男性下着用むれ防止補助具の装着・取外し作業は、ホック手段の互いの係・脱着操作及び取着基片と取着片との合体・取外操作だけであるから、何等煩わしさを伴わず、極めて簡易でその利便性は大である。しかも、男性下着に対する取付位置は任意であるから、使用者が自分の体格や好みに応じて適宜設定でき、その自由度も大である。
【0041】
請求項2に記載の男性下着用むれ防止補助具では、取着基片と取着片との合体・取外操作が、面ファスナーの互いの合体及び剥離によってなされるから、ワンタッチ操作で極めて簡易になされる。
【0042】
請求項3に記載の男性下着用むれ防止補助具では、下着と分離して洗濯に供するような場合、取着基片と取着片との面ファスナーを剥離し、舌片を折返し、その面ファスナーを取着基片の面ファスナーに合体させておけば、洗濯中他の洗濯物がこれら面ファスナーに絡みつくのを防止できる。
【0043】
請求項5に記載の男性下着用むれ防止補助具では、導出用孔から陰茎を導出させる際に、上辺部を開放させればこの導出がし易く、その後この上辺部を閉じるようにすれば、陰茎が所定位置に安定的に保持されるという機能を奏する。従って、使用中に陰茎が陰嚢や内股に接触することがない。
【0044】
請求項6に記載の男性下着用むれ防止補助具では、伸縮性により着装感に優れると共に窮屈感がなく、使用時の違和感が生じないのである。また、請求項7に記載の男性下着用むれ防止補助具では、ゴム部材の形状保持作用によって、袋体部の開口部が広く開口され、陰嚢の収容がし易くなる。更に、請求項8に記載の男性下着用むれ防止補助具では、重ね縫部分のリブ効果により袋体部の形状が維持され、陰嚢の収容がし易く且つゆったりと収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る男性下着用むれ防止補助具を裏面側から見た概略的分解斜視図である。
【図2】同表面側から見た概略的分解斜視図である。
【図3】本発明に係る男性下着用むれ防止補助具を男性下着に取付ける前段階の状態を示す斜視図である。
【図4】同取付け完了状態を示す斜視図である。
【図5】取着手段の詳細を示す縦断面図である。
【図6】本発明に係る男性下着用むれ防止補助具の使用方法を模式的に説明する説明図である。
【図7】従来の蒸れ防止用パンツを概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 男性下着用むれ防止補助具
2 基布
3 袋体部
30、300 開口部
31 ゴム部材
32 重ね縫部分
4 導出用孔
41 上辺部
5 取着手段
51 取着基片
52 取着片
53 ホック手段

Claims (8)

  1. パンツ等の男性下着に着脱自在に装着されるむれ防止補助具であって、
    上記男性下着の前部側内面に着脱自在に装着される、三日月形に裁断された基布と、
    この基布の裏面側中央に配設された、開口部を上、下部に有した筒状の陰嚢収容用袋体部と、
    上記基布であって、上記陰嚢収容用袋体部の直上に形成された陰茎導出用孔と、
    上記基布の上辺部左右両端に取付けられ、前記下着の内面に上記基布を着脱自在に装着固定するための一対の取着手段とを備えたことを特徴とする男性下着用むれ防止補助具。
  2. 請求項1において、
    上記取着手段が、上記基布に固着された取着基片と、該取着基片に離脱自在に合体される取着片と、該取着片の背面に一方が固着され、前記男性下着を挟むよう係着されるホック手段とよりなることを特徴とする男性下着用むれ防止補助具。
  3. 請求項2において、
    上記取着基片と、取着片との互いの合体面にはそれぞれ面ファスナーが形成されていると男性下着用むれ防止補助具。
  4. 請求項3において、
    上記取着基片には、該取着基片の面ファスナーに合体可能な面ファスナーを備えた舌片が折返し可能に延段されている男性下着用むれ防止補助具。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    上記導出用孔の上辺部が開放可能とされ、使用状態においてはこの上辺部が閉じられるようにした男性下着用むれ防止補助具。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    上記基布及び袋体部が、伸縮性の生地からなる男性下着用むれ防止補助具。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    上記袋体部の上部開口部周縁にはゴム部材か取付けられている男性下着用むれ防止補助具。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、
    上記袋体部には、その上辺から下辺に至る重ね縫部分が少なくとも1条形成されている男性下着用むれ防止補助具。
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