JP3575742B2 - 自動車用内装部品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用ドアトリム,リヤコーナートリム等の自動車用内装部品に係り、特に、トリムアッパーとトリムロアとの上下2分割体からなる内装部品であって、分割ラインを途中から上方に傾斜させてウエスト部で左右に分割できる曲線状の分割ラインを備えた外観性能に優れた自動車用内装部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、自動車室内には、室内美観を高めるために各種内装部品が装着されており、その代表的なものに自動車用ドアトリムが挙げられ、自動車用ドアトリムの造形意匠性を向上させる試みとして、複雑な曲面形状に成形するか、あるいは上下2分割体から構成し、上下分割体における外観上の対比効果により、意匠性を高めるものも多く提案されている。
【0003】
また、最近では、図9に示すように、自動車用ドアトリム1として、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3との2分割体から構成し、両トリム部材2,3の分割ライン4として、ドアトリム1のフロント側から中央部にかけてはドアトリムアッパー2とドアトリムロア3とを上下に2分割できるように水平状分割ライン4aにより区画し、ドアトリム1の中央部においては、ウエスト部1aを左右に2分割する傾斜状分割ライン4bを水平状分割ライン4aの途中から設け、曲線状の分割ライン4によりドアトリム1の外観性能を高めている。
【0004】
上記ドアトリムアッパー2、並びにドアトリムロア3は、合成樹脂の射出成形体、あるいは合成樹脂芯材表面に表皮材を貼着した積層体で構成されており、図10に示すように、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3との接合構造としては、ドアトリムアッパー2の接合部に沿って一段落とした段部状のフランジ5が形成されており、このフランジ5に所定間隔毎に取付孔5aが開設され、この取付孔5aに対応するようにドアトリムロア3の裏面側に超音波用ボス6が突設形成されている。
【0005】
そして、超音波用ボス6を取付孔5a内に挿入した後、超音波用ボス6の先端を超音波溶着によりカシメ加工することにより、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3との強固な接合を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9に示す自動車用ドアトリム1においては、分割ライン4がウエスト部1aまで延長されているため、ウエスト部1aにボスを裏面側から突設させることが困難であり、ボスを設定できる箇所は、ウエスト部1aから離れた部位になるため、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3とを良好に合わせ接合することができない。また、ボス7をドアトリムアッパー2の裏面側から立設した場合、製品表面にヒケが生じ、外観不良を招来するとともに、図示しないドアインナーシールを支持するフランジ部8を設けることができず、別部材のフランジを取り付けるため、工数アップを招来するという不具合がある。
【0007】
また、ドアトリムアッパー2の先端部分2aが上方に変形することを抑えられないため、ドアトリム1のウエスト部1aにおいて、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3との間に段差(図9中符号aで示す)が生じやすく、室内美観の低下や感触上の違和感を与えるという不具合が指摘されている。
【0008】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、上下2分割体の分割ラインを途中から上方に傾斜させて、ウエスト部で左右に分割できる曲線状の分割ラインを備えた内装部品において、ウエスト部における分割体同士の合わせ精度を高め、製品表面に段差が生じることがなく、意匠性に優れた自動車用内装部品を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願の請求項1に記載の発明は、トリムアッパーと、トリムロアとの分割体から構成され、両トリム部材の分割ラインが、両トリム部材を上下に区画する水平状ラインから、ウエスト部を左右に分割する方向に延びる傾斜状ラインに沿って両トリム部材を接合してなる自動車用内装部品において、トリムアッパーには、分割ラインに沿って接合フランジが形成され、この接合フランジ上にトリムロアの分割ラインに沿う端縁部分をラップ接合させるとともに、上記トリムアッパーは、接合フランジの上縁と連接し、かつパネル側に向けて後退して鉛直状に延びるウエスト部フランジが設定され、トリムロアには、トリムアッパーのウエスト部フランジの表面側に重なるようにウエスト部フランジが形成され、双方のウエスト部フランジ間に上下方向の動きを拘束する係合手段が設けられていることにより、ウエスト部における合わせ精度が高められていることを特徴とする。
【0010】
従って、請求項1に記載の発明によれば、内装部品のウエスト部において、トリムアッパーのウエスト部フランジとトリムロアのウエスト部フランジ間を係合手段により接合固定すれば、ウエスト部においてトリムアッパーとトリムロアとの間の上下方向の相互の動きを規制することができ、分割ラインを境として左右側のトリム部材間に段差が生じることがない。
【0011】
本願の請求項2に記載の発明は、トリムアッパーの接合フランジに所定間隔毎に設けられる取付孔は、トリムロアの取付用ボスを左右方向に微調整できる長孔状に設定されていることを特徴とする。
【0012】
従って、請求項2に記載の発明によれば、トリムアッパーの分割ラインに沿う接合フランジに開設される取付孔は、横方向に長い長孔が開設されているため、トリムロアの取付用ボスを長孔内で横方向に微調整できるため、成形誤差、組付け誤差を吸収できる。
【0013】
本願の請求項3に記載の発明は、トリムアッパーのウエスト部フランジとトリムロアにおけるウエスト部フランジを横方向にスライド係着できる係合手段が配設されていることを特徴とする。
【0014】
従って、請求項3に記載の発明によれば、トリムアッパー及びトリムロアのウエスト部フランジには、相互のフランジを横方向に係着する係着手段が設けられているため、トリムアッパーとトリムロアとのウエスト部における接合は、横方向のスライド装着が可能となり、ドアインナーシールを支持するインナーシールフランジをカットする必要がない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動車用内装部品の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
図1乃至図3は本発明を自動車用ドアトリムに適用した第1の実施形態を示すもので、図1は自動車用ドアトリムの斜視図、図2はドアトリムアッパーとドアトリムロアとの組付け状態を示す説明図、図3はドアトリムアッパーとドアトリムロアのウエスト部における接合部分の構成を示す断面図である。
【0017】
また、図4,図5は本発明を自動車用ドアトリムに適用した第2の実施形態を示すもので、図4はドアトリムアッパーとドアトリムロアとのウエスト部における接合構造を示す説明図、図5はウエスト部におけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの取付構造を示す断面図である。
【0018】
更に、図6乃至図8は本発明を自動車用ドアトリムに適用した第3の実施形態を示すもので、図6はドアトリムアッパーとドアトリムロアとを示す分解斜視図、図7はウエスト部におけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの接合部分の構成を示す説明図、図8はウエスト部におけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの接合部の構造を示す断面図である。
【0019】
図1乃至図3に基づいて、本発明の第1の実施形態について説明すると、図1に示すように、自動車用ドアトリム10は、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との2分割体から構成されており、ドアトリムアッパー20は、タルクを混入したPP(ポリプロピレン)樹脂のモールドプレス成形体から構成されており、ドアトリムロア30についてもタルクを混入したPP(ポリプロピレン)樹脂のモールドプレス成形体から構成され、ドアトリムロア30のほぼ中央に車室内側に膨出するアームレスト31が一体形成され、下側にはドアポケット32が取り付けられている。
【0020】
そして、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との色彩上のコントラスト効果や絞模様等の表面風合いの対比等により、外観上のアクセント効果をもたらしており、特に、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との分割ライン11が、フロント側から中央部にかけては水平状ライン11aとして、また、水平状ライン11aの途中からウエスト部12にかけて斜め上方向に延びる傾斜状ライン11bとして分割ライン11が曲線状に設定され、優れた意匠効果を達成している。
【0021】
ところで、本発明は、このように、ドアトリム10をドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との分割体から構成し、双方の分割ライン11を曲線状でかつウエスト部12にまで延長することにより、外観性能を高めるとともに、特に、このような仕様では従来生じていたドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との間のウエスト部12における段差を可及的に防止でき、かつ変形もなくし、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との強固な接合構造を確保することが特徴である。
【0022】
すなわち、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との接合部分の構成については、図2に示すように、ドアトリムアッパー20は、分割ライン11に沿って、ドアトリムアッパー20の製品表面より一段落とした接合フランジ21を接合部に沿って一体成形するとともに、この接合フランジ21には、所定ピッチ間隔で横方向に長い取付孔22が開設されている。
【0023】
そして、この取付孔22に対応するように、ドアトリムロア30の裏面に超音波用ボス33が突設形成されており、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とをドアトリムアッパー20の接合フランジ21の上面にドアトリムロア30の接合部をラップさせて、取付孔22内に超音波用ボス33を挿入した後、超音波用ボス33の先端部分を超音波溶着によりカシメ加工することにより、ドアトリム10のウエスト部12以外の部位では強固に取着できる。
【0024】
そして、本発明の要部であるドアトリム10のウエスト部12の接合構造において、ドアトリムアッパー20側は、接合フランジ21の上縁と連接するウエスト部フランジ23が接合フランジ21よりパネル側に向けて後退して鉛直状に設けられており、このウエスト部フランジ23の表面側に差込み用リブ24が突設形成されている。
【0025】
一方、ドアトリムロア30の対応箇所、すなわちウエスト部12の裏面にウエスト部フランジ34がドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とを組み付けた際、ドアトリムアッパー20のウエスト部フランジ23の表面側に重なるような位置に設けられており、このウエスト部フランジ34のほぼ中央に矩形状の取付用開口35が開設されている。
【0026】
従って、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とを組み付ける際、ドアトリムアッパー20の接合フランジ21の取付孔22内にドアトリムロア30の超音波用ボス33を差し込むとともに、両トリム部品20,30のウエスト部12において、ドアトリムアッパー20の差込み用リブ24をドアトリムロア30のウエスト部フランジ34に設けた取付用開口35内に差込み固定することにより、図3に示すように、ウエスト部12においてドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とが強固に接合固定される。
【0027】
尚、接合フランジ21に設けられる取付孔22は横方向に延びる長孔状に設定されているため、例えば、成形誤差や取付誤差により、取付孔22に対する超音波用ボス33の位置が多少ずれても、このバラツキを取付孔22内を超音波用ボス33が横方向にスライドできることにより、吸収することができる。
【0028】
以上のように、ウエスト部12において、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とが相互に拘束状態であるため、熱変形や取付誤差等により、両者間に段差等が生じることがない。
【0029】
また、取付用ボスによる製品表面ヒケの問題や、ドアトリムアッパー20の跳ね上がり等の変形も有効に防止でき、ドアトリム10のウエスト部12における美観を良好に維持でき、手触り上の違和感も与えることがない。
【0030】
次いで、図4,図5は本発明を自動車用ドアトリム10に適用した第2の実施形態を示すもので、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30のウエスト部12における接合構造以外は第1の実施形態と同一であるので同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0031】
この第2の実施形態においては、ドアトリムアッパー20のウエスト部フランジ23に矩形状の取付用開口25が開設される一方、ドアトリムロア30のウエスト部フランジ34の先端にパネル側に向けて折曲する差込み用爪36が設けられている。
【0032】
従って、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との取付構造は、ドアトリムアッパー20の接合フランジ21の取付孔22内にドアトリムロア30の超音波用ボス33を挿入して、超音波溶着加工を施すという工程は第1の実施形態と同様であるが、ウエスト部12において、ドアトリムロア30の差込み用爪36をドアトリムアッパー20のウエスト部フランジ24に設けた取付用開口25内に係着することにより、ウエスト部12におけるドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との接合固定を確実に行なえる。
【0033】
この第2の実施形態においても、ドアトリム10のウエスト部12において、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との分割ライン11bで段差が生じることがなく、ウエスト部12の見栄えを良好に維持できる。
【0034】
次に、図6乃至図8は本発明を自動車用ドアトリムに適用した第3の実施形態を示すもので、この第3の実施形態によれば、ドアトリムアッパー20に設けられている接合フランジ21に開設される取付孔は、接合部構造に関連して横方向に長い長孔26として形成されているとともに、接合フランジ21の上端には、断面L字状のウエスト部フランジ27が形成され、このウエスト部フランジ27に差込み用切欠き28が開設されている。
【0035】
一方、ドアトリムロア30については、分割ラインに沿って超音波用ボス33がその裏面に突設形成されているとともに、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とを組み付ける際、上記ウエスト部フランジ27の差込み用切欠き28内にスライド係着できる差込み用爪37がドアトリムロア30のウエスト部裏面に一体に設けられており、特にこの実施形態においては、横方向にスライド装着するため、図示しないドアインナーシールを支持するインナーシール取付用フランジ38がカット処理されていない。
【0036】
従って、この実施形態によれば、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とを組み付けるには、ドアトリムアッパー20の接合フランジ21に設けた長孔26内にドアトリムロア30の超音波用ボス33を挿入した後、図7中矢印方向にドアトリムロア30をスライド操作して、ドアトリムアッパー20のウエスト部フランジ27の差込み用切欠き28内にドアトリムロア30の差込み用爪37を係着固定し、その後、超音波用ボス33の先端を超音波溶着加工を施すことにより、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との接合が完了する。
【0037】
そして、この取付構造によれば、差込み用切欠き28内に差込み用爪37を係着することにより、ドアトリム10のウエスト部12におけるドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との合わせを堅固に行なうことができ、両者間に段差が生じることがなく、強固な接合構造が得られる。
【0038】
また、横方向にスライド装着して取り付けるため、ドアインナーシールを取り付けるインナーシール取付用フランジ38をカット処理する必要がなく、ドアインナーシールを強固にサポートできるという効果が期待できる。
【0039】
尚、上述した種々の実施形態は、超音波用ボス33を使用しているが、ビス固定やフィクスチャー固定等の機械固定に代替しても良い。また、ドアトリム10以外にも、曲線状の分割ライン11を有する内装部品であれば、リヤコーナートリムにも適用が可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品によれば、トリムアッパーとトリムロアとの分割ラインをウエスト部まで延長して、ウエスト部において両トリムを左右側に区画するとともに、ウエスト部におけるトリムアッパー及びトリムロアの裏面にそれぞれウエスト部フランジを設け、双方のウエスト部フランジを差込み用リブや差込み用爪を利用して係着固定するという構成であるため、ウエスト部の分割ラインを境界として両トリム部材間に段差が生じることがなく、ウエスト部における良好な見栄えを長期に亘り維持することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を自動車用ドアトリムに適用した第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す自動車用ドアトリムにおけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの接合構造を示す説明図である。
【図3】図1に示す自動車用ドアトリムにおけるウエスト部のドアトリムアッパーとドアトリムロアとの取付構造を示す断面図である。
【図4】本発明を自動車用ドアトリムに適用した第2の実施形態を示すもので、ドアトリムアッパーとドアトリムロアとのウエスト部における接合構造を示す説明図である。
【図5】図4に示すドアトリムアッパーとドアトリムロアとのウエスト部における接合構造を示す断面図である。
【図6】本発明を自動車用ドアトリムに適用した第3の実施形態を示すドアトリムアッパーとドアトリムロアとを分割して示す斜視図である。
【図7】図6に示す自動車用ドアトリムのドアトリムアッパーとドアトリムロアとのウエスト部における接合構造を示す説明図である。
【図8】図6に示す自動車用ドアトリムにおけるウエスト部の取付構造を示す断面図である。
【図9】従来の自動車用ドアトリムを示す斜視図である。
【図10】従来の自動車用ドアトリムにおけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの接合構造を示す説明図である。
【図11】従来の分割型ドアトリムにおけるウエスト部の不具合を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム
11 分割ライン
11a 水平状ライン
11b 傾斜状ライン
12 ウエスト部
20 ドアトリムアッパー
21 接合フランジ
22 取付孔
23 ウエスト部フランジ
24 差込み用リブ
25 取付用開口
26 長孔
27 ウエスト部フランジ
28 差込み用切欠き
30 ドアトリムロア
33 超音波用ボス
34 ウエスト部フランジ
35 取付用開口
36 差込み用爪
37 差込み用爪
38 インナーシール取付用フランジ

Claims (3)

  1. トリムアッパー(20)と、トリムロア(30)との分割体から構成され、両トリム部材(20,30)の分割ライン(11)が、両トリム部材(20,30)を上下に区画する水平状ライン(11a)から、ウエスト部(12)を左右に分割する方向に延びる傾斜状ライン(11b)に沿って両トリム部材(20,30)を接合してなる自動車用内装部品において、
    トリムアッパー(20)には、分割ライン(11)に沿って接合フランジ(21)が形成され、この接合フランジ(21)上にトリムロア(30)の分割ライン(11)に沿う端縁部分をラップ接合させるとともに、上記トリムアッパー(20)は、接合フランジ(21)の上縁と連接し、かつパネル側に向けて後退して鉛直状に延びるウエスト部フランジ(23)が設定され、トリムロア(30)には、トリムアッパー(20)のウエスト部フランジ(23)の表面側に重なるようにウエスト部フランジ(34)が形成され、双方のウエスト部フランジ(23,34)間に上下方向の動きを拘束する係合手段が設けられていることにより、ウエスト部(12)における合わせ精度が高められていることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. トリムアッパー(20)の接合フランジ(21)に所定間隔毎に設けられる取付孔(22)は、トリムロア(30)の取付用ボス(33)を左右方向に微調整できる長孔状に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
  3. トリムアッパー(20)のウエスト部フランジ(27)とトリムロア(30)におけるウエスト部フランジ(34)を横方向にスライド係着できる係合手段が配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用内装部品。
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