JP2000343946A - 自動車用内装部品 - Google Patents

自動車用内装部品

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JP2000343946A
JP2000343946A JP11158415A JP15841599A JP2000343946A JP 2000343946 A JP2000343946 A JP 2000343946A JP 11158415 A JP11158415 A JP 11158415A JP 15841599 A JP15841599 A JP 15841599A JP 2000343946 A JP2000343946 A JP 2000343946A
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trim
locking
door trim
door
automobile
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JP11158415A
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Masaomi Shiga
正臣 志賀
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリムアッパーとトリムロアとの上下2分割
体からなる自動車用内装部品において、組み付けが短時
間で簡単に行なえ、かつ接合部位におけるスキ発生や接
合部近傍の変形、外観不良を防止して、外観性能を高め
る。 【解決手段】 ドアトリムロア30の裏面に断面略L字
状の係止用突起31を幅方向に所定ピッチで複数個突設
形成する一方、ドアトリムアッパー20には、上記係止
用突起31に対応してフランジ21に細長状の差込み用
開口22、その延長上の上方位置に係止部23,24を
突設し、ドアトリムロア30の係止用突起31をドアト
リムアッパー20の差込み用開口22内に差し込み、更
に、係止用突起31の先端部分を係止部23,24と係
着することにより、上下2点で支持できる機械係着方法
を採用し、超音波溶着加工方法の不具合を解消し、かつ
転びを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリムアッパーと
トリムロアから構成される上下2分割構成の自動車用内
装部品に係り、特に、組み付けが簡単に行なえ、しかも
接合部分にスキ、変形、外観不良が生じることがない自
動車用内装部品に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内には、各種内装部品が
内装されており、図8はドアパネルに内装される自動車
用ドアトリムを示す正面図、図9は同自動車用ドアトリ
ムの断面図であり、意匠性を高めるために自動車用ドア
トリム1は、トリムアッパー2とトリムロア3との上下
2分割体から構成されており、トリムアッパー2並びに
トリムロア3は、合成樹脂の射出成形体単体から構成さ
れている。
【0003】更に、トリムアッパー2及びトリムロア3
の接合構造は、トリムロア3の上端縁からやや下方部分
の裏面に接合ラインと平行に複数の超音波用ボス4が突
設形成されており、この超音波用ボス4と対応するよう
に、トリムアッパー2には取付孔5が開設されている。
【0004】そして、トリムアッパー2の取付孔5に対
してトリムロア3の超音波用ボス4を差し込んで、トリ
ムアッパー2とトリムロア3との位置決めを行なった
後、超音波用ボス4の先端に超音波溶着加工を施し、カ
シメ部4aを形成することにより、トリムアッパー2と
トリムロア3とを接合固定している。
【0005】また、図10に示すように、トリムロア3
の裏面に超音波用ボス4に替えて係止爪6を突設し、こ
の係止爪6をトリムアッパー2の取付孔5内に係着する
ことにより、トリムアッパー2とトリムロア3とを機械
的に係着固定する接合方法も採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の上
下2分割構成の自動車用ドアトリム1においては、例え
ば、超音波溶着加工方法を採用した場合、超音波溶着時
に発生する熱により、超音波用ボス4に相当するトリム
ロア3表面に変形、あるいは見栄えを低下させるツヤが
生じ、外観品質を低下させる要因となっている。また、
超音波溶着加工に費やす時間が長く、生産能率を低下さ
せる要因となっている。
【0007】一方、図10に示す係止爪6による係着固
定方法では、トリムアッパー2の取付孔5に対する係止
爪6の接触部分(図中符号aで示す)を基点としてトリ
ムロア3が矢印b方向に転びやすく、そのため、スキが
発生することにより、トリムアッパー2とトリムロア3
との接合部分における著しい見栄えの低下をもたらすと
いう欠点が指摘されている。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、トリムアッパーとトリムロアとの上下2分
割体からなる自動車用内装部品であって、組み付けが短
時間で簡単に行なえるとともに、接合ラインにスキが生
じることがなく、しかも、固定ポイントの製品表面側に
変形やツヤ等の外観不具合が生じることがない意匠性に
も優れた自動車用内装部品を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、トリムアッパーと
トリムロアとを接合してなる上下2分割方式の自動車用
内装部品であって、前記トリムロアの上部側裏面には、
断面L字状の係止用突起が形成されるとともに、トリム
アッパーのフランジに差込み用開口が開設され、上記係
止用突起を差込み用開口内に差し込み、係止用突起の先
端をトリムアッパー裏面側の係止部との間で係着手段を
介して固定したことを特徴とする。
【0010】ここで、内装部品としては、自動車室内の
側壁に装着される自動車用ドアトリム、リヤコーナート
リム等の他にラゲージルーム内のラゲージトリム等、広
範囲に適用できる。
【0011】また、トリムアッパーとトリムロアは、射
出成形による樹脂成形体単体でも、また、インサートイ
ンジェクション工法、モールドプレス工法等により、芯
材と表皮材とを一体化した積層体を使用しても良い。但
し、トリムロアとしては、射出成形による樹脂成形体単
体が良い。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
トリムアッパーとトリムロアとを接合する際、トリムロ
アの裏面に設けた断面L字状の係止用突起の先端をトリ
ムアッパーのフランジの差込み用開口内に差し込んだ
後、係止用突起の差込み端側をトリムアッパーの係止部
と係着固定するという構成であるため、従来の超音波溶
着加工に比べ、ワンタッチで機械的に固定でき、しか
も、熱が加わらないため、変形等の外観不良が生じるこ
とがない。
【0013】また、トリムロアに設けた係止用突起は、
トリムアッパーのフランジに設けた差込み用開口の縁部
と係止部材との2箇所で係着固定でき、2点支持構造で
あるため、トリムロアに転び現象が生じない。
【0014】本願の請求項2に記載の発明は、前記係着
手段は、トリムロアにおける係止用突起に開設される係
止孔と、トリムアッパーの裏面に形成され、上記係止孔
に係着する係止爪とから構成されていることを特徴とす
る。
【0015】従って、請求項2に記載の発明によれば、
トリムロア裏面に設けた係止用突起をトリムアッパーの
フランジに設けた差込み用開口内に斜め上方に向けて挿
入し、その後、係止用突起の先端部分をトリムアッパー
裏面の係止部と係着するように、トリムロアの製品面と
トリムアッパーの製品面とがほぼ平行状態になるまで、
トリムロアを旋回操作すれば、係止部の係止爪と係止用
突起に設けた係止孔とが係着して、トリムアッパーとト
リムロアとを簡単に接合できる。
【0016】本願の請求項3に記載の発明は、前記係止
手段は、係止用突起の先端に設けた係止爪と、トリムア
ッパーの裏面に形成され、上記係止爪と係着する係止孔
を設けたサポート片とから構成されていることを特徴と
する。
【0017】従って、請求項3に記載の発明によれば、
トリムアッパーのフランジに設けた差込み用開口と、サ
ポート片に設けた係止孔とが上下位置は異なるけれども
ほぼ同一箇所に設けられているため、トリムロアの係止
用突起をトリムアッパーのフランジに設けた差込み用開
口内に差し込んだ後、更に上方向への挿入を継続すれ
ば、係止用突起の先端部分がサポート片の係止孔内に嵌
り込み、トリムロアを鉛直上方に持ち上げる一方向操作
でトリムアッパーとトリムロアとを簡単かつ確実に固定
できる。
【0018】本願請求項4に記載の発明は、係止用突起
が幅広に形成されていることを特徴とする。
【0019】従って、請求項4に記載の発明によれば、
係止用突起が幅広に形成されるのに対応して、トリムア
ッパー側の差込み用開口及び係止部の幅も広く設定され
ており、固定ポイントがスポット状ではなく、線状に固
定できるため、トリムアッパーとトリムロアとの取付強
度を強化できる。
【0020】本願の請求項5に記載の発明は、係止用突
起は、ヒンジ部を介して断面L字状に折曲操作して、ト
リムアッパーの係止爪、あるいはサポート片に対して正
規位置に位置決めされることを特徴とする。
【0021】従って、請求項5に記載の発明によれば、
トリムロアの裏面に設けらける係止用突起は、ヒンジ部
を介して折曲操作して断面L字状に規制できるという構
成であるため、トリムロアと係止用突起の成形時には、
係止用突起はプレート状として成形でき、大型のスライ
ドコアを必要とせず、型構造が簡素化できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用内装
部品の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0023】図1乃至図5は本発明に係る自動車用内装
部品を自動車用ドアトリムに適用した第1の実施形態を
示すもので、図1はドアトリムの正面図、図2は同自動
車用ドアトリムの構成を示す断面図、図3は同ドアトリ
ムを構成するドアトリムアッパーとドアトリムロアとの
接合組付け状態を示す説明図、図4は同ドアトリムにお
けるドアトリムアッパーとドアトリムとの組付け作業手
順を示す説明図、図5はドアトリムロアの変形態様を示
す断面図である。また、図6,図7は同様に上下2分割
方式の自動車用ドアトリムに適用した本発明の第2の実
施形態を示すもので、図6はトリムアッパーとドアトリ
ムロアとの接合状態を示す説明図、図7はドアトリムア
ッパーとドアトリムロアとの接合構造を示す断面図であ
る。
【0024】まず、本発明の第1の実施形態について説
明すると、図1,図2に示すように、自動車用ドアトリ
ム10は、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア3
0との上下2分割体から構成されており、本実施形態で
はドアトリムアッパー20、並びにドアトリムロア30
は、タルクを混入したPP(ポリプロピレン)樹脂、あ
るいはABS樹脂等の樹脂材料を使用し、射出成形によ
る合成樹脂成形体単体から構成されている。
【0025】尚、ドアトリムアッパー20並びにドアト
リムロア30の一方側、あるいは双方共、タルクを混入
したPP樹脂を素材としてモールドプレス成形により所
望の曲面形状に成形される樹脂芯材と、この樹脂芯材の
表面に積層される表皮材とから構成しても良く、表皮材
としては、ゴムライクのTPO(サーモプラスチックオ
レフィン)シート裏面にポリエチレンフォーム等のクッ
ション層を裏打ちした積層シート材料が好適である。
【0026】このように、ドアトリムアッパー20とド
アトリムロア30との外観上のアクセント効果が得られ
れば、ドアトリムアッパー20、ドアトリムロア30
は、合成樹脂の射出成形体単体、あるいは積層成形体の
いずれでも良い。
【0027】次いで、図2,図3を基にドアトリムアッ
パー20とドアトリムロア30との接合構造について説
明すると、ドアトリムアッパー20は、ドアトリムロア
30と対向する側に製品厚みを確保するフランジ21が
形成されており、このフランジ21に細長状の差込み用
開口22が開設されており、この差込み用開口22の上
方位置の裏面には、係止部材として断面矢尻状の係止爪
23が突設形成され、フランジ21には、差込み用開口
22に対応して下方向に延びる舌片21aが形成されて
いる。
【0028】一方、ドアトリムロア30は、断面L字状
の係止用突起31がその先端31aがドアトリムロア3
0の上縁より上方に突出した状態で突設形成されてい
る。そして、この断面L字状の係止用突起31は、ドア
トリムロア30の裏面側に面直に立ち上がる水平部32
と、この水平部32から略90°折曲状に一体化される
鉛直部33とから構成され、この鉛直部33の略中央に
矩形状の係止孔34が開設されている。
【0029】従って、ドアトリムアッパー20とドアト
リムロア30とを接合するには、図4(a)に示すよう
に、ドアトリムアッパー20のフランジ21に開設され
ている差込み用開口22内にドアトリム30側の対応す
る係止用突起31を図中矢印A方向、すなわち、斜め上
方向に沿って挿入する。
【0030】その後、図4(b)に示すように、ドアト
リムロア30全体を矢印B方向に回動操作、すなわち、
ドアトリムロア30の係止用突起31とドアトリムアッ
パー20のフランジ21に設けた差込み用開口22の縁
部との当接部分を軸として、ドアトリムロア30を旋回
操作させれば、ドアトリムロア30側の係止用突起31
の係止孔34内にドアトリムアッパー20の係止爪23
を係着固定することができ、図2に示す係着構造が得ら
れる。
【0031】このように、ドアトリムアッパー20に対
してドアトリムロア30を図4(a),(b)に示すよ
うに、A方向の挿入動作と、B方向の旋回操作を行なう
だけで、短時間で簡単にドアトリムアッパー20とドア
トリムロア30との接合固定を行なうことができ、従来
の超音波溶着加工方法に比べ、組付け作業時間を大幅に
低減できる。
【0032】また、機械固定方式であるため、超音波溶
着加工方法のように、熱による変形や見栄えの低下を招
くツヤ等の外観不良が生じることがなく、かつ、図2か
ら明らかなように、ドアトリムアッパー20とドアトリ
ムロア30との接合ポイントは、差込み用開口22縁部
と係止用突起31との当接部、係止爪23と係止用突起
31の係止孔34との係着部の2点支持構造であるた
め、従来のように固定ポイントを軸としてドアトリムロ
アが転ぶことがなく、転びが原因となる接合部分でのス
キ発生も皆無となるなど、外観意匠性を著しく高めるこ
とができる。
【0033】更に、係止用突起31の幅(図3中dで示
す)を広く設定しておけば、係着部分は超音波加工のよ
うにスポットではなく、線状固定が可能となり、取付強
度を高め、長期に亘りドアトリムアッパー20とドアト
リムロア30との堅固な固定が得られることになる。
【0034】図5は、係止用突起31の変形態様を示す
もので、面直水平部32と鉛直部33との境界部分にヒ
ンジ部35が形成されており、ドアトリムロア30の成
形時は、係止用突起31はドアトリムロア30と面直と
なるプレート状に成形され、ドアトリムアッパー20と
ドアトリムロア30を取り付ける際にヒンジ部35を基
に矢印方向に係止用突起31を折曲操作して、鎖線で示
すように、断面L字状をなすように規制するというもの
であるため、アンダーカット部分が係止用突起31に形
成される係止孔34だけとなり、スライドコアのストロ
ーク量が少なくて済み、ドアトリムロア30の成形金型
装置の簡素化を図ることができる。
【0035】次いで、図6,図7は本発明に係る自動車
用内装部品の第2の実施形態を示すもので、ドアトリム
アッパー20に設ける係止部の構造及びこの係止部とド
アトリムロア30に設ける係止用突起31の係着構造を
変更している。
【0036】すなわち、図6に示すように、ドアトリム
アッパー20に設ける係止部としては、ドアトリムアッ
パー20の裏面側から面直に立ち上がる矩形状のサポー
ト片24と、このサポート片24に開設されているこれ
も矩形状の係止孔25が形成されており、係止孔25
は、ドアトリムアッパー20のフランジ21に開設され
ている差込み用開口22の鉛直方向に沿う延長上に位置
している。一方、ドアトリムロア30に形成される係止
用突起31は、鉛直部33の先端31aに断面矢尻状の
係止爪36が形成されている。
【0037】従って、ドアトリムアッパー20とドアト
リムロア30を組み付けるには、ドアトリムアッパーの
フランジ21に開設されている差込み用開口22内にド
アトリムロア30の裏面にL字状に突設している係止用
突起31を鉛直方向に差し込み、更に、係止用突起31
の先端に形成されている係止爪36をドアトリムアッパ
ー20側のサポート片24の係止孔25内に係着させる
ことにより、これも上下2箇所の支持ポイントでドアト
リムアッパー20とドアトリムロア30とを接合固定す
ることができ(図7参照)、第1の実施形態同様、超音
波溶着加工方法に比べ、短時間で簡単に固定できるとと
もに、スキが生じることがなく、外観上の不具合も回避
できるなど、同様の作用効果を備えている。
【0038】以上説明した実施形態は、自動車用ドアト
リム10を構成するドアトリムアッパー20とドアトリ
ムロア30との接合構造に本発明を適用した実施形態で
あるが、上下2分割構造のリヤコーナートリムやラゲー
ジルーム、トランクルーム内に内装される上下2分割構
造の内装部品に適用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る自動車
用内装部品は、トリムアッパーとトリムロアとの接合構
造を従来の超音波溶着加工方法に替えて2点支持の係着
固定構造を採用したため、超音波溶着加工方法に比べ、
組付け時間が大幅に短縮化できるとともに、熱による変
形やツヤ不良等の外観不良が生じることがなく、生産性
並びに外観性能を向上させることができるという効果を
有する。
【0040】更に、上下2箇所でトリムアッパーとトリ
ムロアとを支持固定するという構成であるため、従来の
1点支持のものに比べ、転び現象が生じることがないた
め、トリムアッパーとトリムロアとの間にスキが発生す
ることがなく、スキ発生が原因となる低級音の発生も皆
無になるなど、見栄えの向上並びに車室内の静粛性に貢
献できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用した自動車用ドアトリムの第
1の実施形態を示す正面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】図1に示す自動車用ドアトリムにおけるドアト
リムアッパーとドアトリムロアとの接合構造を示す説明
図である。
【図4】図3に示すドアトリムアッパーとドアトリムロ
アとの接合作業手順を示すもので、(a)は係止用突起
の差込み操作、(b)はドアトリムロアの旋回操作をそ
れぞれ示す説明図である。
【図5】本発明方法に係る第1の実施形態の変形態様を
示す係止用突起の変形例を示す断面図である。
【図6】本発明を適用した自動車用ドアトリムの第2の
実施形態を示す要部を示す説明図である。
【図7】本発明に係る第2の実施形態を示す要部断面図
である。
【図8】従来の自動車用ドアトリムを示す正面図であ
る。
【図9】図8中IX−IX線断面図である。
【図10】従来の機械固定構造による接合構造を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 ドアトリムアッパー 21 フランジ 22 差込み用開口 23 係止爪 24 サポート片 25 係止孔 30 ドアトリムロア 31 係止用突起 32 水平部 33 鉛直部 34 係止孔 35 ヒンジ部 36 係止爪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリムアッパー(20)とトリムロア
    (30)とを接合してなる上下2分割方式の自動車用内
    装部品であって、前記トリムロア(30)の上部側裏面
    には、断面L字状の係止用突起(31)が形成されると
    ともに、トリムアッパー(20)のフランジ(21)に
    差込み用開口(22)が開設され、上記係止用突起(3
    1)を差込み用開口(22)内に差し込み、係止用突起
    (31)の先端をトリムアッパー(20)裏面側の係止
    部(23,24)との間で係着手段を介して固定したこ
    とを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 【請求項2】 前記係着手段は、トリムロア(30)に
    おける係止用突起(31)に開設される係止孔(34)
    と、トリムアッパー(20)の裏面に形成され、上記係
    止孔(34)に係着する係止爪(23)とから構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装
    部品。
  3. 【請求項3】 前記係止手段は、係止用突起(31)の
    先端に設けた係止爪(36)と、トリムアッパー(2
    0)の裏面に形成され、上記係止爪(36)と係着する
    係止孔(25)を設けたサポート片(24)とから構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用
    内装部品。
  4. 【請求項4】 係止用突起(31)が幅広に形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の自動車用内装部品。
  5. 【請求項5】 係止用突起(31)は、ヒンジ部(3
    5)を介して断面L字状に折曲操作して、トリムアッパ
    ー(20)の係止爪(23)、あるいはサポート片(2
    4)に対して正規位置に位置決めされることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の自動車用内装部
    品。
JP11158415A 1999-06-04 1999-06-04 自動車用内装部品 Withdrawn JP2000343946A (ja)

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