JP3570536B2 - 自動車用内装部品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、樹脂成形体からなる分割体同士を接合してなる自動車用内装部品に係り、特に、上下2分割型の自動車用ドアトリム等に好適な自動車用内装部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車室内のドアパネルに内装されるドアトリムとしては、図8に示すような上下2分割型のドアトリム1が多用されている。
【0003】
すなわち、自動車用ドアトリム1は、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3とから構成され、ドアトリムアッパー2,ドアトリムロア3は、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂の射出成形体から構成されている。
【0004】
そして、ドアトリムアッパー2及びドアトリムロア3との接合構造について、図8中A部を図9に拡大して示すとともに、その部分の断面図を図10,図11に示し、それらを基に説明すると、ドアトリムアッパー2の下縁に沿ってドアトリムロア3の下側に延びる接合用フランジ4が延長形成されており、この接合用フランジ4には適宜間隔毎に取付孔5が開設されているとともに、この取付孔5に対応するように、ドアトリムロア3の裏面には円筒状の超音波用ボス6が突設形成されている。
【0005】
ドアトリム1の接合作業としては、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3とを適正に位置決めし、接合用フランジ4の取付孔5内に超音波用ボス6を挿入した後、この超音波用ボス6の先端部分を超音波カシメ加工することにより、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3とを接合固定している。
【0006】
また、図9,図10に示すように、ドアトリムロア3の端末部は、縦壁部3aを介して端末フランジ3bが形成され、この端末フランジ3bの折曲部3cがドアパネル7と当接しており、通常、端末フランジ3bとドアパネル7との間のクリアランスが0当て又は1〜2mmのクリアランスしか設定されておらず、また、ドアトリムアッパー2に延長形成されている接合フランジ4はドアトリムロア3の端末フランジ3bの裏面側には延設形成されていない。
【0007】
尚、ドアトリムアッパー2についても、立体感を付与するために、図9に示すように縦壁部2aを介して端末フランジ2bが形成され、端末フランジ2bの先端には折曲部2cが設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のドアトリムアッパー2とドアトリムロア3との接合構造においては、超音波用ボス6が、ドアトリムロア3の縦壁部3aより中央側に設けられているため、図12に示すように、ドアトリムアッパー2,ドアトリムロア3の縦壁部2a,3a及び端末フランジ2b,3bとの間で両者が接合しておらず、端末フランジ2b,3bで両者間に段差aやスキbが発生し、外観意匠性を大きく低下させるという問題点が指摘されている。
【0009】
更に、ドアトリムアッパー2、あるいはドアトリムロア3の端末フランジ2b,3bのいずれかが変形し、ドアパネル7と強く干渉した場合、ドアパネル7に対してドアトリム1をクリップ止めすることができず、取付不良を招くという問題点も同時に指摘されている。
【0010】
尚、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3との溶着ポイントをドアトリムロア3の縦壁部3aや端末フランジ3bに設定すれば、上記不具合は解消されるものの、図13に示すように、縦壁部3a先端縁に超音波ボス6を設定すれば、製品表面にヒケcが生じ易く、成形不良を誘発する不具合があり、また、図14に示すように、ドアトリムロア3の端末フランジ3bに従来構成の超音波用ボス6を設定することは、クリアランス(図中符号dで示す)が1〜2mmであるため、不可能である。
【0011】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、上下2分割タイプのドアトリム等のように、樹脂成形体からなる分割体同士を接合固定してなる内装部品において、端末フランジ間で分割体同士を接合することにより、両者間にスキが発生することがなく、体裁が良く、パネルヘの安定した取付作業が期待できる自動車用内装部品を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、分割体の接合ラインに沿って、一方側の分割体には、他方側の分割体の裏面側に延びる接合用フランジが形成され、この接合用フランジを介して分割体同士を接合固定してなる自動車用内装部品において、前記接合用フランジが分割体の端末フランジまで延設形成されているとともに、この延長部に幅広状の切欠きが形成され、この切欠きと対応するように他方側の分割体の端末フランジの裏面に、この切欠きの両側と当接する一対のプレート状リブの中間部分を連結リブにより連結してなるH形状の溶着用リブが形成され、上記切欠き内に溶着用リブを強制的に嵌合し、溶着用リブを溶着して分割体同士を接合することを特徴とする。
【0013】
ここで、内装部品としては、普通車のドアトリム,ワンボックスカーのラゲージサイドトリム等、適用分野が限定されるものでなく、樹脂成形体から構成される分割体同士を接合固定する構成のものであれば、上下分割体,左右分割体等、適宜バリエーションが考えられる。
【0014】
そして、各分割体は、ポリプロピレン樹脂,ABS樹脂等、汎用の合成樹脂の射出成形体、あるいはモールドプレス成形体のように所要形状に成形され、特に、端末部分においては、立体感を現出できるように、縦壁部及びこれに続く端末フランジが設定されていることが望ましい。
【0015】
また、分割体同士の接合構造としては、一方側の分割体の対向する分割体の下部に位置するように段部を介して接合用フランジが接合部分に沿って縦壁部及び端末フランジのまで形成されているとともに、接合用フランジの端末フランジにおいて両分割体同士を接合固定することが本願の特徴である。
【0016】
更に、この端末フランジはパネルとの間のクリアランスが僅かしかないため、溶着シロの溶着面を大きく設定して、厚み方向に溶着シロが延びないように設定されている。
【0017】
すなわち、接合用フランジには幅広状の切欠きが形成されているとともに、これと対応するように接合用フランジの上部に位置する分割体の裏面には切欠きの両側縁に当接するプレート状のリブを一部に含む溶着シロの溶着面を大きく確保できる形状の溶着用リブが設定されている。
【0018】
また、切欠きには、溶着時、樹脂の流れ込みを規制し、所望の溶着シロパターンを確保できる塞機能を持つ塞止め用凸部を形成するようにしても良い。
【0019】
以上の構成から明らかなように、請求項記載の自動車用内装部品によれば、分割体同士を接合させるための接合用フランジが縦壁部を経由して端末フランジまで延長形成されており、分割体同士の端末フランジにおいて接合用フランジにより両分割体が接合固定されるため、端末部における分割体間でスキが生じることがなく、一方側に変形応力が加わっても、他方側で支持されるため、変形を未然に防止できる。
【0020】
更に、本願の請求項記載の自動車用内装部品によれば、一方側の分割体に形成する接合用フランジを端末フランジ側に延長形成し、この延長部に幅広状の切欠きを設けるとともに、他方側の分割体の端末フランジ裏面に切欠き内に嵌め込むための溶着用リブを形成するというものであり、溶着用リブの溶着面積を多く確保できることにより、溶着シロがパネル側に突出することがないとともに、切欠き内に溶着用リブを強制的に合せ込み溶着する構造であるため、分割体同士の位置決めを簡単に行なえる。
【0021】
また、請求項記載の発明によれば、切欠き内の所定箇所に塞止め用凸部を設けておけば、超音波用リブの超音波溶着時、溶融樹脂が不必要な箇所に流れ込むことを防止でき、適切な溶着パターンを確保できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動車用内装部品を自動車用ドアトリムに適用した一実施形態について、図1乃至図7に基づいて詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明を適用した上下2分割型の自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ドアトリムにおける要部斜視図、図3は同自動車用ドアトリムにおけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの接合状態を裏面側から見た斜視図、図4は同ドアトリムにおける分割体同士の接合状態を示す裏面側から見た斜視図、図5は同自動車用ドアトリムにおける溶着用リブの溶着時の状態を示す裏面側から見た斜視図、図6,図7は本発明を同様に上下2分割型のドアトリムに適用した実施形態の変形態様を示す要部を裏面側から見た各斜視図である。
【0024】
図1,図2において、本発明に係る自動車用ドアトリム10は、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との上下2分割体から構成されており、ドアトリムアッパー20及びドアトリムロア30は、ポリプロピレン樹脂(所望ならばタルク等のフィラーを混入する)を所要形状に射出成形することにより所望の曲面形状に成形されており、立体感を付与するために、両側縁部分は、端末フランジ21と製品表面部22との間に縦壁部23が設定されているとともに、端末フランジ21の先端縁には下向きの折曲縁24が形成されている。
【0025】
同様にドアトリムロア30においても端末フランジ31と製品表面部32との間に縦壁部33が設定されているとともに、端末フランジ31の先端縁には折曲縁34が形成されている。そして、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との接合部については、ドアトリムアッパー20の下縁に沿って、接合用フランジ25が段部26を介して一段落として形成され、この接合用フランジ25は、ドアトリムアッパー20の縦壁部23,端末フランジ21まで接合部のほぼ全長に沿って設定されており、図2中符号27に示す延長部が従来に比べ延設されている。
【0026】
そして、ドアトリムロア30の端末フランジ31と接合用フランジ25の延長部27とを接合固定することにより、端末部分におけるドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との間のスキ発生や変形が原因となる取付不良を可及的に防止することが本発明の特徴である。
【0027】
次に、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との接合構造について、図3乃至図5に基づいて詳細に説明すると、まず、図3に示すように、ドアトリムアッパー20の下縁に沿って、接合用フランジ25が製品表面部22は基より縦壁部23及び端末フランジ21に沿って延長形成されており、特に、端末フランジ21に対応する延長部27には、ドアトリムロア30に向けて開口する幅広でかつ矩形状の切欠き28が開設されている。
【0028】
一方、ドアトリムロア30には、その端末フランジ31の裏面にH形状の溶着用リブ35が立設形成されている。
【0029】
そして、図4に示すように、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とを対向させて、ドアトリムアッパー20に設けた接合用フランジ25をドアトリムロア30の裏面側に摺接させてドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とを位置決めするが、その際、ドアトリムアッパー20の端末フランジ21に延設されている延長部27の切欠き28内にドアトリムロア30の端末フランジ31に設けた溶着用リブ35を強制的に嵌め入れる。このとき、溶着用リブ35を構成する一対のプレート状リブ36が切欠き28の両側縁に摺接するようにすれば、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30との位置合せが簡単に行なえ、両者の摩擦力により、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とが脱落することがない。
【0030】
その後、図示しない超音波用ホーンを使用して、超音波用リブ35の先端部分を超音波溶着加工を施すことにより、図5に示すように、広い溶着面積を有する溶着シロ38が確保でき、この溶着シロ38は、パネル方向に延びることがないため、接合用フランジ25の延長部27とドアパネルとの間のクリアランス内に溶着シロ38を収容することができ、ドアトリム10とドアパネルとの間で干渉が生じることがない。
【0031】
このように、本実施形態によれば、ドアトリムアッパー20の端末フランジ21にまで接合用フランジ25を延長し、この延長された延長部27に幅広状の切欠き28を設け、ドアトリムロア30の超音波用リブ35の形状を切欠き28内に収容でき、かつ広い溶着面積を確保できる形状に設定したため、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30の両者の端末フランジ21,31間に溶着ポイントが設定できることになり、ドアトリムアッパー20の端末フランジ21とドアトリムロア30における端末フランジ31との間にスキが発生することがなく、しかも、一方側の端末部に反り変形等が生じても他方側で規制されるため、端末部での変形を抑えることができ、変形が原因となる取付不良等も未然に防止でき、良好な取付作業性が期待できるという有利さがある。
【0032】
次に、図6,図7は本発明の別実施形態を示すもので、図6に示すように、ドアトリムアッパー20の端末フランジ21に形成される接合用フランジ25の切欠き28内に塞止め用凸部29を形成しても良く、この凸部29の塞作用により、超音波溶着時、溶融樹脂が不要な箇所に流れ込むのを防ぐことができ、より確実な固定が可能になる。また、溶着用リブ35は、切欠き28の両側縁に当接する一対のプレート状リブ36の両端末間を連結プレート37により連結するコ字状に形成しても、また、図7に示すように、切欠き28内に嵌合する矩形筒状の超音波用リブ35を設定しても同様の作用効果が得られる。
【0033】
以上説明した実施形態は、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とから構成される上下2分割型のドアトリム10に適用したものであるが、ドアトリム10に限定されることなく、ワンボックスカーやワゴン車等のラゲージサイドトリムや各種内装部品のうち、上下2分割体、あるいは左右2分割体等、樹脂成形体同士の端末部分における接合構造を採用できるものであれば特にその用途は限定されず、本発明は広範囲に利用できる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0035】
(1)請求項記載の発明によれば、一方側の端末フランジに接合用フランジを延長形成するとともに、この接合用フランジに切欠きを開設するとともに、他方側の端末フランジに上記切欠き内に嵌め込まれ溶着面積を広く確保できる形状の溶着用リブを設定することにより、分割体同士の端末フランジでの接合を可能にするというものであるから、接合部分の端末部におけるスキを確実に防止することができ、外観意匠性を高めることができるという効果を有する。
【0036】
(2)請求項記載の発明によれば、一方側の端末フランジに接合用フランジを延長形成するとともに、この接合用フランジに切欠きを開設するとともに、他方側の端末フランジに上記切欠き内に嵌め込まれ溶着面積を広く確保できる形状の溶着用リブを設定することにより、分割体同士の端末フランジでの接合を可能にするというものであるから、一方側の端末フランジ側に変形応力が作用しても、接合部分において端末フランジ同士が接合しているため、他方側のフランジにより変形を未然に防止することができ、変形が原因となる取付不良を未然に防止でき、車体パネルへの円滑な取付作業が期待できるという効果を有する。
【0037】
(3)請求項記載の発明によれば、一方側の端末フランジに接合用フランジを延長形成するとともに、この接合用フランジに切欠きを開設するとともに、他方側の端末フランジに上記切欠き内に嵌め込まれ溶着面積を広く確保できる形状の溶着用リブを設定することにより、分割体同士の端末フランジでの接合を可能にするというものであるから、溶着用リブを構成する左右一対のプレート状リブが切欠き両側縁に摺接するため、分割体同士の位置合せを簡単に行なうことができ、かつ一度嵌め込めば両者の脱落が抑えられるため、分割体同士の位置合せを簡単かつ確実に行なうことができ、作業性を大幅に高めることができるという効果を有する。
【0038】
(4)請求項記載の発明によれば、一方側の分割体の端末フランジに形成する接合用フランジに開設する切欠き内に塞止め用凸部を設け、溶着用リブの超音波溶着時、溶融樹脂が不要な箇所に流れ込むのをこの凸部の塞機能により抑えることができ、溶着シロの最適パターンを確保することができ、強固な取付強度を確保することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す自動車用ドアトリムの正面図。
【図2】図1に示す自動車用ドアトリムの要部を示す斜視図。
【図3】図1に示すドアトリムにおけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの接合前の状態を示す裏面側から見た斜視図。
【図4】図1に示すドアトリムにおけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの接合状態を示す裏面側から見た斜視図。
【図5】図1に示すドアトリムにおけるドアトリムアッパーとドアトリムロアとの溶着加工状態を示す裏面側から見た斜視図。
【図6】本発明に係る自動車用内装部品の別実施形態を示す超音波溶着部分の構成を示す裏面側から見た斜視図。
【図7】本発明に係る自動車用内装部品の更に別実施形態を示す超音波溶着部分を示す裏面側から見た斜視図。
【図8】従来の上下2分割型のドアトリムを示す正面図。
【図9】従来の上下2分割型のドアトリムにおける分割部分を拡大して示す斜視図。
【図10】図9中X −X 線断面図。
【図11】図9中XI−XI線断面図。
【図12】従来のドアトリムにおける端末部の不具合を示す説明図。
【図13】従来のドアトリムにおける端末部の不具合を示す断面図。
【図14】従来のドアトリムにおける端末部の不具合を示す断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリムアッパー
21 端末フランジ
23 縦壁部
25 接合用フランジ
27 延長部
28 切欠き
29 塞止め用凸部
30 ドアトリムロア
31 端末フランジ
33 縦壁部
35 溶着用リブ
36 プレート状リブ
37 連結リブ
38 溶着シロ

Claims (2)

  1. 分割体(20,30)の接合ラインに沿って、一方側の分割体(20)には、他方側の分割体(30)の裏面側に延びる接合用フランジ(25)が形成され、この接合用フランジ(25)を介して分割体(20,30)同士を接合固定してなる自動車用内装部品において、
    前記接合用フランジ(25)が分割体(20)の端末フランジ(21)まで延設形成されているとともに、この延長部(27)に幅広状の切欠き(28)が形成され、この切欠き(28)と対応するように他方側の分割体(30)の端末フランジ(31)の裏面に、この切欠き(28)の両側と当接する一対のプレート状リブ(36)の中間部分を連結リブ(37)により連結してなるH形状の溶着用リブ(35)が形成され、上記切欠き(28)内に溶着用リブ(35)を強制的に嵌合し、溶着用リブ(35)を溶着して分割体(20,30)同士を接合することを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記切欠き(28)内には、溶着用リブ(35)溶融時における溶融樹脂の流れ込みを規制する塞き止め用凸部(29)が形成されていることを特徴とする請求項記載の自動車用内装部品。
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