JP3575331B2 - 電界効果トランジスタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電界効果トランジスタに関し、特にパワーMOSFETの耐圧を向上させ、オン抵抗を低減する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のSiC(炭化珪素)電界効果トランジスタとしては、例えば、特開平9−74193号公報に記載されたものがある。図17は上記従来例の構造を示す断面図である。
図17において、高濃度N型SiC基板10の上にN型SiCエピタキシャル領域20が形成されている。さらに該N型SiCエピタキシャル領域20の上にP型SiCエピタキシャル領域65が形成され、該P型SiCエピタキシャル領域65内に溝55およびN型SiCソース領域40が形成されている。また、前記溝55の側壁にエピタキシャルによるN型SiC領域35が形成され、前記溝55内にはゲート絶縁膜70を介してゲート電極80が形成されている。そして、前記ゲート電極80とは層間絶縁膜90により絶縁されてソース電極100が形成されている。また、N型SiC基板10の裏面にはドレイン電極110が形成されている。
【0003】
このSiC電界効果トランジスタは、ドレイン電極110とソース電極100との間に電圧が印加された状態で、ゲート電極80に電圧が印加されると、ゲート電極80に対向したN型SiC領域35の表面にN型蓄積層のチャネル領域が形成され、ドレイン電極110からソース電極100に電流が流れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図17に示した従来例においては、ドレイン電極110に高電圧が印可されたとき、溝55の底部のゲート絶縁膜70に電圧が加わるのでドレイン耐圧の高耐圧化には限界があった。また、溝55の側壁にN型SiC領域35をエピタキシャル法によって形成するので、プロセス工程が複雑となっていた。そして、トレンチエッチングした溝55の側壁に均質で欠陥の少ないエピタキシャルによるN型SiC領域35を形成するのが困難であり、かつ、トレンチエッチングの際に受けるダメージの影響によってチャネル抵抗を低減するのが困難であった。
【0005】
本発明は、上記のごとき問題点を解決するためになされたものであり、ドレイン耐圧を向上することが容易で、かつプロセス工程が簡単な電界効果トランジスタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明においては、特許請求の範囲に記載するように構成している。すなわち、請求項1に記載の発明においては、Siよりもバンドギャッブの広いワイドバンドギャップ半導体基体の一主面の所定の領域にU字型の溝が形成され、該溝内にゲート絶縁膜(例えば図1の70)によって前記ワイドバンドギャップ半導体基体と絶縁されてゲート電極(例えば図1の80)が形成されている、いわゆるUゲート電極構造を有しており、前記溝の側壁と対向して第2導電型の半導体領域(例えば図1の60)が形成されており、該第2導電型の半導体領域と前記ゲート絶縁膜との間に前記ワイドバンドギャップ半導体基体とは濃度の異なるチャネル領域が形成されるように構成している。なお、上記のSiよりもバンドギャッブの広いワイドバンドギャップ半導体とは、例えば請求項6に記載のようにSiC(炭化珪素)である。
【0007】
上記のように構成したことにより、チャネル領域は溝の外側に形成されるので、トレンチエッチングによるダメージを受けた溝の側壁にエピタキシャルによってチャネル領域を形成する必要がなくなる。そのためチャネル領域の膜質向上によるチャネル抵抗の低減が可能であり、かつ製造工程が容易となる。また、溝に沿って形成された第2導電型の半導体領域から伸びる空乏層によってゲート絶縁膜にかかる電圧がシールドされるので、ドレイン耐圧を向上させることが出来る。
【0008】
また、請求項2に記載の発明においては、ワイドバンドギャップ半導体基体に第2の溝が形成され、該第2の溝に沿って、前記第2導電型の半導体領域を形成したものである。
【0009】
また、請求項3に記載の発明においては、ワイドバンドギャップ半導体基体とは濃度の異なるチャネル領域が形成され、かつワイドバンドギャップ半導体基体に第2の溝が形成され、該第2の溝に沿って、前記第2導電型の半導体領域を形成したものである。
【0010】
また、請求項4に記載の発明においては、請求項1乃至請求項3の何れかにおいて、第2導電型の半導体領域をUゲート電極よりも深く形成したものである。このように構成したことにより、ゲート絶縁膜にかかる電圧を、よりシールドし易くなるので、ドレイン耐圧の向上が容易となる。
【0011】
また、請求項5に記載の発明においては、U字型の溝の底部に接して、第2の第2導電型半導体領域を形成し、該第2導電型半導体領域をソース電極に接続したものである。このように構成したことにより、ソース電極が接地されると上記第2の第2導電型半導体領域も0電位になるので、ドレイン電極に高電圧が印可されてもゲート絶縁膜にかかる電圧が、よりシールドされやすくなり、そのためドレイン耐圧の向上が容易となる。
【0012】
また、請求項6においては、Siよりもバンドギャッブの広いワイドバンドギャップ半導体としてSiCを用いたものである。
【0013】
本発明においては、トレンチエッチングによるダメージを受けた溝の側壁にエピタキシャルによってチャネル領域を形成する必要がなくなるので、チャネル領域の膜質向上によるチャネル抵抗の低減が可能であり、かつ製造工程が容易となる。また、溝に沿って形成された第2導電型の半導体領域から伸びる空乏層によってゲート絶縁膜にかかる電圧がシールドされるので、ドレイン耐圧を向上させることが出来る。また、ワイドバンドギャップ半導体基体とは濃度の異なるチャネル領域を形成したことにより、トランジスタがターンオンするゲートしきい値電圧を独立に設計しやすくなる。
【0014】
また、請求項2においては、第2の溝からの拡散によって第2導電型の半導体領域を形成することにより、ゲート電極より深い第2導電型の半導体領域を容易に形成することが出来る。
【0015】
また、請求項3においては、請求項1の効果に加えて、第2の溝からの拡散によって第2導電型の半導体領域を形成することにより、ゲート電極より深い第2導電型の半導体領域を容易に形成することが出来る。
【0016】
また、請求項4においては、ゲート絶縁膜にかかる電圧を、よりシールドし易くなるので、ドレイン耐圧の向上が容易となる。
【0017】
また、請求項5においては、ドレイン電極に高電圧が印可されてもゲート絶縁膜にかかる電圧が、よりシールドされやすくなり、そのためドレイン耐圧の向上が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態を示す断面図である。
まず構成を説明する。図1において、N型SiC基板10上にN型SiCエピタキシャル領域20が形成されている。さらに該N型SiCエピタキシャル領域20の一主面側の所定の領域にN型SiCソース領域40、P型SiC領域60、および溝55が形成されている。該溝55の内部にゲート絶縁膜70を介してゲート電極80が形成されている。さらに、層間絶縁膜90によってゲート電極80と絶縁されて、ソース電極100が形成されている。また、N型SiC基板10の裏面にドレイン電極110が形成されている。
【0019】
以下、動作を説明する。
上記の構造で、ゲート電極80に電圧が印可されていない状態では、ゲート電極とP型SiC領域60との間のN型SiCエピタキシャル領域20は、P型SiC領域60とN型SiCエピタキシャル領域20との間のビルトインポテンシャルにより多数キャリアが空乏化しており、ドレイン電極110とソース電極100との間は電流が非導通状態となる。特にSiCのようなバンドギャップの大きい半導体では、PN接合のビルトインポテンシャルが大きく、電流が非導通状態となるような設計がし易い。
【0020】
次に、ドレイン電極110とソース電極100との間に電圧が印可された状態で、ゲート電極80に電圧が印可されると、ゲート電極80と対向しているN型SiCエピタキシャル領域20の表面にN型蓄積層のチャネルが形成され、ドレイン電極からソース電極に電流が流れる。このとき、チャネル領域を蓄積層型で形成しているので、反転層型のチャネルに比べて電子の移動度が向上し、チャネル抵抗を低減できるといった効果が得られる。
【0021】
次に作用を説明する。
【0022】
ドレイン電極110とソース電極100との間に高電圧が印可された場合、凹型の溝55に沿って形成されたP型SiC領域60から伸びる空乏層によってゲート絶縁膜70にかかる電圧がシールドされる。このとき、P型SiC領域60を凹型の溝55より深く形成することにより、ゲート絶縁膜70にかかる電圧を、よりシールドし易くなる。その結果、ドレイン耐圧の向上が容易となる。また、チャネル領域は溝の外側に形成されたN型SiCエピタキシャル領域20によって形成されているので、チャネル領域をトレンチエッチング後の溝の側壁にエピタキシャルにより形成する必要がないので、チャネル領域の膜質向上によるチャネル抵抗の低減が可能であり、かつ製造工程が容易となる。
【0023】
次に、本発明の第1の実施の形態の製造方法を説明する。
図2〜図7は本発明の第1の実施の形態の製造工程を示す断面図である。
まず、図2の工程においては、N型SiC基板10の上に例えば不純物濃度が1×1014〜1018cm−3、厚さが0.1μm〜数十μmのN型SiCエピタキシャル領域20を形成する。
次に、図3の工程においては、例えば酸化膜よりなる絶縁膜120をマスクとして、例えばイオン注入技術により不純物濃度が1×1015〜1021cm−3、深さが0.1μm〜数μmのP型SiC領域60を形成する。
次に、図4の工程においては、例えば酸化膜よりなる絶縁膜130をマスクとして、例えばイオン注入技術により不純物濃度が1×1018〜1021cm−3、深さが0.1μm〜数μmのN型SiCソース領域40を形成する。こののち、絶縁膜130を除去して、例えぱAr雰囲気中で900℃〜1800℃の熱処理を行うことにより、P型SiC領域60とN型SiCソース領域40を活性化する。
次に、図5の工程においては、例えば絶縁膜140をマスクとして、例えばドライエッチング技術により溝55を形成する。
次に、図6の工程においては、溝55の内部に、例えば厚さが100Å〜3000Åの酸化膜よりなるゲート絶縁膜70と、例えば多結晶シリコンよりなるゲート電極80と、層間絶縁膜90とを形成する。このとき、N型SiCエピタキシャル領域20が空乏化するような仕事関数の値を有するゲート電極材料を選択すれば、電圧が印可されない状態でチャネルをオフし易くなる。
次に、図7の工程においては、ソース電極100を形成する。その後、N型SiC基板10の裏面にドレイン電極110を形成して、図1に示す本発明の電界効果トランジスタが得られる。
【0024】
以上説明してきたように第1の実施の形態によれば、ドレイン電極110とソース電極100との間に高電圧が印可された場合、P型SiC領域60から伸びる空乏層によってゲート絶縁膜70にかかる電界がシールドされるので、ドレイン耐圧の向上が容易となる。また、チャネル領域を溝55の側壁にエピタキシャル成長で形成する必要がないので、チャネル領域へのプロセス形成上のダメージが少なく、かつ製造工程が容易となる。
【0025】
なお、図1の構成において、P型シリコンとN型シリコンを全て逆にすれば、PチャネルMOSになる。
また、本実施の形態においては、N型のSiC基板10を用いているが、P型のSiC基板を用いて(他の領域の導電型は図1のままとする)ドレイン電極110からホールを注入するように構成することにより、ドレイン耐圧が数kV以上のトランジスタで、オン抵抗を低減することが可能になる。
また、図1においては、ドレイン電極110を基板の裏面に形成しているが、N型SiCエピタキシャル領域20の主面側にドレイン電極110を形成してもよい。
【0026】
(第2の実施の形態)
次に、図8は本発明第2の実施の形態を示す断面図である。
図8においては、N型SiCエピタキシャル領域20の所定の領域に別の溝50が形成されており、該溝50に沿ってP型SiC領域60が形成されている。SiCにおいては不純物が高温でも拡散しにくく、深い接合が形成しにくくかった。しかし、図8に記載したように溝50からの拡散によってP型SiC領域60を形成することにより、ゲート電極80より深いP型SiC領域60を容易に形成することが出来る。
【0027】
次に、第2の実施の形態の製造方法を説明する。
図9〜図14は本発明の第2の実施の形態の製造工程を示す断面図である。
まず、図9の工程においては、N型SiC基板10の上に例えば不純物濃度が1×1014〜1018cm−3、厚さが0.1μm〜数十μmのN型SiCエピタキシャル領域20を形成する。さらに不純物濃度が1×1018〜1021cm−3、厚さが0.1μm〜数μmのN型SiCソース領域40を例えばエピタキシャルにより形成する。
【0028】
次に、図10の工程においては、例えば酸化膜よりなる絶縁膜130をマスクとして、例えばドライエッチング技術により溝50を形成する。
次に、図11の工程においては、例えばイオン注入技術により不純物濃度が1×1015〜1021cm−3のP型SiC領域60を形成する。こののち、絶縁膜130を除去して、例えばAr雰囲気中で900℃〜1800℃の熱処理を行うことにより、P型SiC領域60を活性化する。
次に、図12の工程においては、例えば酸化膜よりなる絶縁膜140をマスクとして、例えばドライエッチング技術により溝55を形成する。
次に、図13の工程においては、溝55の内部に、例えば厚さが100Å〜3000Åの酸化膜よりなるゲート絶縁膜70と、例えば多結晶シリコンよりなるゲート電極80と、層間絶縁膜90とを形成する。
次に、図14の工程においては、ソース電極100を形成する。その後、N型SiC基板10の裏面にドレイン電極110を形成して、図8に示す第2の実施の形態の電界効果トランジスタが得られる。
【0029】
以上説明してきたように、第2の実施の形態においては、溝50に沿ってP型SiC領域60を形成するので、不純物が高温でも拡散しにくいSiCにおいても、ゲート電極80より深いP型SiC領域60を容易に形成することが出来る。この構造により、ドレイン電極に高電圧が印可されてもゲート絶縁膜にかかる電圧がシールドされやすいので、ドレイン耐圧の向上が容易となる。
【0030】
(第3の実施の形態)
次に、図15は本発明の第3の実施の形態を示す断面図である。
図15においては、チャネル領域がN型SiCエピタキシャル領域20と濃度の異なるN型SiC領域30によって形成されている。これにより、チャネル領域となるN型SiC領域30の濃度をN型SiCエピタキシャル領域20とは独立に設定可能なので、トランジスタがターンオンするゲートしきい値電圧を独立に設計しやすくなる。
【0031】
(第4の実施の形態)
次に、図16は本発明の第4の実施の形態を示す断面図である。
図16においては、溝55の底部にP型SiC領域75が形成されている。このP型SiC領域75はソース電極100と接続されており、ソース電極100が接地されると0電位になるので、ドレイン電極110に高電圧が印可されてもゲート絶縁膜70にかかる電圧が、よりシールドされやすくなり、そのためドレイン耐圧の向上が容易となる。なお、図16においては、P型SiC領域75とソース電極100との接続部分は、図示の都合上、記載されていないが、例えば、図面の奥行き方向に設けられた溝(図示せず)に沿ってソース電極100を下方に伸ばすか、または該溝を介してP型SiC領域75とソース電極100との接続部を設ければよい。
【0032】
また、これまでの説明では、Siよりバンドギャッブの広いワイドバンドギャップ半導体としてSiC半導体を用いた場合を例示したが、ワイドバンドギャップ半導体としては、例えばC(炭素)半導体を用いることも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図。
【図2】図1の実施の形態の製造方法を一部を示す断面図。
【図3】図1の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図4】図1の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図5】図1の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図6】図1の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図7】図1の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す断面図。
【図9】図2の実施の形態の製造方法を一部を示す断面図。
【図10】図2の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図11】図2の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図12】図2の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図13】図2の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図14】図2の実施の形態の製造方法を他の一部を示す断面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態を示す断面図。
【図16】本発明の第4の実施の形態を示す断面図。
【図17】従来のSiC電界効果トランジスタの一例の断面図。
【符号の説明】
10…N型SiC基板 20…N型SiCエピタキシャル領域
30、35…N型SiC領域 40…N型SiCソース領域
50、55…溝 60…P型SiC領域
65…P型SiCエピタキシャル領域 70…ゲート絶縁膜
75…P型SiC領域 80…ゲート電極
90…層間絶縁膜 100…ソース電極
110…ドレイン電極 120、130、140…絶縁膜

Claims (6)

  1. Siよりもバンドギャップの広い第1導電型のワイドバンドギャップ半導体基体中に形成されたドレイン領域ならびにソース領域と、ゲート電圧によって伝導度が変調されるチャンネル領域と、を具備した電界効果トランジスタにおいて、
    前記ワイドバンドギャップ半導体基体の一主面の所定の領域にU字型の溝が形成され、該溝内にゲート絶縁膜によって前記ワイドバンドギャップ半導体基体と絶縁され、かつ前記ゲート絶縁膜と接してゲート電極が形成されている、いわゆるUゲート電極構造を有しており、前記溝の外側に、前記溝の側壁と対向し、かつ前記溝と間隔を開けて第2導電型の半導体領域が形成されており、該第2導電型の半導体領域と前記ゲート絶縁膜との間の前記ワイドバンドギャップ半導体基体中に前記ワイドバンドギャップ半導体基体とは濃度の異なるチャネル領域が形成されていることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. Siよりもバンドギャップの広い第1導電型のワイドバンドギャップ半導体基体中に形成されたドレイン領域ならびにソース領域と、ゲート電圧によって伝導度が変調されるチャンネル領域と、を具備した電界効果トランジスタにおいて、
    前記ワイドバンドギャップ半導体基体の一主面の所定の領域にU字型の溝が形成され、該溝内にゲート絶縁膜によって前記ワイドバンドギャップ半導体基体と絶縁され、かつ前記ゲート絶縁膜と接してゲート電極が形成されている、いわゆるUゲート電極構造を有しており、前記溝の外側に、前記溝の側壁と対向し、かつ前記溝と間隔を開けて第2導電型の半導体領域が形成されており、該第2導電型の半導体領域と前記ゲート絶縁膜との間の前記ワイドバンドギャップ半導体基体中にチャネル領域が形成され、かつ前記ワイドバンドギャップ半導体基体に第2の溝が形成され、該第2の溝に沿って、前記第2導電型の半導体領域が形成されていることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  3. 前記ワイドバンドギャップ半導体基体に第2の溝が形成され、該第2の溝に沿って、前記第2導電型の半導体領域が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタ。
  4. 前記第2導電型の半導体領域が、前記Uゲート電極よりも深く形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電界効果トランジスタ。
  5. 前記U字型の溝の底部に接して、第2の第2導電型半導体領域が形成され、該第2導電型半導体領域がソース電極に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電界効果トランジスタ。
  6. 前記ワイドバンドギャップ半導体基体がSiCよりなることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電界効果トランジスタ。
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