JP3574652B1 - トイレ用固形洗浄剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】界面活性剤として陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤を含有するトイレ用固形洗浄剤であって、高分子量ポリエチレンオキサイドを配合することを特徴とし、好ましくは複数の陰イオン界面活性剤を併用する。
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水洗トイレの貯水タンク蓋上に設置したり、貯水タンク内に投入することにより洗浄水中に溶解して、便器の洗浄効果を高めるトイレ用固形洗浄剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、トイレを衛生的に保持し、かつ洗浄による清涼感や爽快感を高める観点から種々の洗浄剤が開発され使用されているが、これには水洗トイレの貯水タンクの蓋上の手洗い部分に収容容器とともに設置して使用するオンタンク式洗浄剤と、貯水タンク内に投入するインタンク式洗浄剤とがある。
【0003】
上記トイレ用固形洗浄剤は、洗浄成分、芳香成分、色素、その他成分等からなる基剤から構成されており、オンタンク式洗浄剤、インタンク式洗浄剤のいずれも、流水や貯水と接触して洗浄剤中に適度に洗浄成分、芳香成分、色素を供給して洗浄性と芳香性を適度な期間持続させるよう設計されている。
【0004】
従来、トイレ固形洗浄剤に用いられる基剤には、特開昭51−39705号公報及び特開昭55−131098号公報に記載のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体及びその誘導体、特開昭58−25398号公報、特開昭59−24797号公報に記載のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、特開昭60−127400に記載のエチレンオキシド(91〜230モル付加物)ジステアレートと酸化ワックス、特開2001−234190号公報には水溶性多価ヒドロキシ化合物と多価カルボン酸とのエステルで、分子内にカルボキシル基を有する化合物が知られている。
【0005】
しかしながら、非イオン性化合物を基剤の主剤にしたものについては、持続性と溶解性のバランスが悪かったり、水と接触すると吸水し著しく膨潤したり、タレが生じたり、水温による溶解度の違いから温度によって持続期間が著しく異なったり、洗浄力が弱いなどの問題があった。
【0006】
また、陰イオン界面活性剤を主剤としたトイレ固形洗浄剤基剤にあっては、洗浄力に優れるものの、水温によって溶解速度が変わり持続期間が著しく異なったり、固形洗浄剤の一部が崩壊して溶解しない内に塊のまま流出するといった問題が生じていた。
【0007】
このような問題を改善するものとして、特許文献1には、冬と夏の溶解差の改善されたトイレ用インタンク固形洗浄剤組成物が開示されている。この組成物は、界面活性剤として、分子構造内に炭素数約8〜約22のアルキル鎖をもつスルホネ−トおよびサルフェートの群から選ばれる有機硫黄反応生成物の水溶性アルカリ金属塩である陰イオン界面活性剤約5〜約80重量%と、非イオン界面活性剤剤約1〜約10重量%とを併用し、さらに、水溶性アルカリ土類金属塩約5〜約50重量%と、カルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩約3〜約30重量%と、20℃で液状の疎水性物質約0.5〜約15重量%とを配合したトイレ用インタンク固形洗浄剤が開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−283796号明細書
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記組成物は、インタンク用として用いる固形洗浄剤組成物であるため、洗浄剤が湿潤、乾燥を繰り返す環境下にあるオンタンク用として使用した場合には、放水タップからの勢いのある水流の影響により、洗浄剤の一部が崩壊して塊のまま流出し、貯水タンクの手洗い部を汚してしまったり、崩壊することで持続期間が短くなる等の問題が生じていた。
本発明の目的は、オンタンク式洗浄剤として使用しても、洗浄剤の一部が塊のまま流出することがなく、持続期間に優れるトイレ用固形洗浄剤を提供ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、界面活性剤として陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤を含有するトイレ用固形洗浄剤であって、高分子量ポリエチレンオキサイド(PEO)を配合したことを特徴とする。
【0011】
上記構成によれば、高分子量PEOがバインダーとして機能するため、保形性に優れた非イオン界面活性剤と相俟って、洗浄剤が崩壊してその一部が塊のまま流出する崩壊を効果的に抑制し、洗浄剤の持続期間(徐溶性)に優れるとともに、陰イオン界面活性剤による優れた洗浄力を兼ね備えたバランスのよいトイレ用固形洗浄剤を得ることができる。
【0012】
ここで、陰イオン界面活性剤としては、洗浄力向上の目的で配合され、具体的には、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルカンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、アルキル硫酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテル硫酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、α−グリセリンモノアルキルエーテル−α′−スルホン酸ナトリウム、α−アシル−α′−スルホニルジグリセリドナトリウム、N−アシルメチルタウリンナトリウム、脂肪酸イソプロパノールアミド硫酸エステルナトリウム及びN−アシルグルタミン酸ナトリウム並びにこれらのカリウム塩及びリチウム塩等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0013】
ただ、洗浄剤としての持続時間を長くするためには、陰イオン化界面活性剤として、それ自身、できるだけ徐溶性に優れたものを使用するのが好ましい。このように、徐溶性に優れた陰イオン界面活性剤としては、R−CO−N(CH3 )−CH2 −COOM(以下、単にアミノ酸塩という)、R1−OCOCH(R2)−SO3M(以下、単にスルホ脂肪酸エステル塩という)及びR−SO3M(以下、単にスルホン酸塩という)の式で表わされる特定の化合物(ただし、式中、R及びR1は炭素数8〜22のアルキル基、R2は水素又は炭素数1〜4のアルキル基、Mはアルカリ金属である。)を挙げることができる。
【0014】
陰イオン界面活性剤は単独でも使用できるが、驚くべきことに2種以上の陰イオン界面活性剤を併用した場合には、陰イオン界面活性剤を単独で使用する場合に比べ、崩壊抑制効果を大幅に高めることができ、洗浄剤としての持続期間を長くすることができる。その理由については不明であるが、高分子量PEOとの相乗効果によるものと考えられる。
【0015】
陰イオン界面活性剤を併用する場合、用いる陰イオン界面活性剤の種類については特に限定されないが、洗浄剤としての持続期間を長くするためには、併用する陰イオン界面活性剤のうちの少なくとも1種類は、前述のアミノ酸塩、スルホ脂肪酸エステル塩及びスルホン酸塩から選択したものを使用するのが好ましく、上記アミノ酸塩、スルホ脂肪酸エステル塩及びスルホン酸塩からなる群から選択される2種以上の化合物を使用するのがより好ましい。
【0016】
さらに、陰イオン界面活性剤を併用する場合、陰イオン界面活性剤として、上記3種類の化合物全てを使用すれば、より徐溶性に優れたトイレ用固形洗浄剤を得ることができる。
【0017】
すなわち、本発明では、界面活性剤として陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤を含有するトイレ用固形洗浄剤であって、高分子量ポリエチレンオキサイドと、陰イオン界面活性剤として、R−CO−N(CH3 )−CH2 −COOM、R1−OCOCH(R2)−SO3M及びR−SO3M(ただし、式中、R及びR1は炭素数8〜22のアルキル基、R2は水素又は炭素数1〜4のアルキル基、Mはアルカリ金属である。)で示される3種類の化合物とを配合した構成を採用可能とした。
【0018】
上記アミノ酸塩、スルホ脂肪酸エステル塩及びスルホン酸塩からなる群から選択される2種乃至3種の化合物を使用する場合、陰イオン界面活性剤として、これら3種類の化合物以外のものを併用することができることはもちろんである。
【0019】
洗浄剤の総重量に対する陰イオン界面活性剤の配合量は、好ましくは5〜80重量%であり、より好ましくは10〜40重量%である。この範囲よりも陰イオン界面活性剤の配合量が少ないと製造工程において混練時の摩擦が大きく、均一な混練性に悪影響を与える傾向にあり、一方多くなると非イオン界面活性剤や高分子量PEOのバインダー効果を抑制する傾向にある。
【0020】
高分子量PEOの重量平均分子量(以下、単に分子量という)としては、好ましくは約10万〜約600万で、より好ましくは約100万〜約450万である。この範囲よりPEOの分子量が小さくなると持続期間(徐溶性)の改善効果が低くなる傾向があり、一方大きくなると粘度が上昇することから洗浄剤製造工程における混練作業性が悪くなる傾向にある。
【0021】
高分子量PEOは、分子量を上記範囲に調整することにより、接着性が良好で、優れたバインダー機能を発揮しながらも水溶性であるという特性を有し、しかも高分子量PEOの水溶液は透明であり、水洗トイレ用固形洗浄剤として有用である。
【0022】
洗浄剤の総重量に対する高分子量PEOの配合量としては、例えば0.1〜10重量%であり、好ましくは0.1〜5重量%であり、より好ましくは0.1〜2重量%である。この範囲より高分子量PEOが少なくなると、持続期間(徐溶性)の改善効果が低くなる傾向にあり、一方多くなると高分子量PEOが膨潤して体積が増大し、洗浄剤の溶解性を阻害する傾向にある。
【0023】
非イオン界面活性剤は、洗浄剤の保形性を向上させる目的のものであり、室温で固体であればよく、融点が45℃以上のものが好ましい。非イオン界面活性剤の例としては、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフエノ一ルエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アルカノ一ルアミドエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオキサイド付加物、ポリオキシアルキレンのブロック共重合体(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンのブロック共重合体、ポリオキシエチレン・ポリオキシブチレンのブロック共重合体、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ポリオキシブチレンのブロック共重合体等)、グリセロールの脂肪酸エステル、ベンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトールの脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステル、シヨ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノ一ルアミン類の脂肪酸アミド、さらに高級アルコール、アルキルフェノ一ル、脂肪酸、多価アルコール、高級アルキルアミン、脂肪酸アミド、油脂又は脂肪酸アルカノ一ルアミド等の活性水素含有化合物にブチレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイドをブロック付加重合し、次いでエチレンオキサイドを付加重合した共重合体などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらは単独でも2種以上を混合して用いてもよい。
【0024】
上記非イオン界面活性剤のうち、好ましくは製造過程における機械的撹拌、混練、成形などの工程での摩擦を小さくする効果の大きい高級アルコールのエチレンオキサイド付加物や脂肪酸アミド、または洗浄剤の冬と夏との溶解差を小さくする効果をもつポリオキシアルキレンのブロック共重合体(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンのブロック共重合体、ポリオキシエチレン・ポリオキシブチレンのブロック共重合体、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ポリオキシブチレンのブロック共重合体等)であり、より好ましくは、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ポリオキシブチレンのブロック共重合体である。例えば、硬化牛脂アルコールのエチレンオキサイド付加物、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等も用いることができる。
【0025】
上記ポリオキシアルキレンのブロック共重合体としては、具体的に、下記一般式(4)に示されるものを好適に使用することができる。
一般式(4):A[(CH2CH2O)nH]p (4)
(式中、Aは、1〜8個の活性水素原子を有する有機化合物に、炭素数3のエポキシド0〜98重量%と炭素数4以上のエポキシド100〜2重量%からなるエポキシドを付加重合させてなる重量平均分子量500〜12000の重合体の残基、nは整数、pは1〜8の整数を示し[(CH2CH2O)nH]pの部分の分子量が、一般式(4)で示される化合物の分子量の50〜95重量%である。)
なお、ここにいう残基とは、該重合体からエチレンオキシドとの反応にあずかる活性水素原子を除いた部分をいう。
【0026】
該重合体の重量平均分子量は、500〜12000である。該重量平均分子量が、500未満の場合、溶解速度が速くなり、12000を超えると続いて実施するエトキシレート化時の粘度が高くなり、製造が困難となる。
【0027】
前記活性水素原子を1〜8個有する有機化合物の具体例としては、例えば、脂肪族アルコール、アルキルフェノール、水、(ポリ)エチレングリコール、(ポリ)プロピレングリコール、(ポリ)ブチレングリコール、ビスフェノールA、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリット、ソルビトール、脂肪族アミンなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0028】
前記炭素数が4以上のエポキシドの具体例としては、例えば、炭素数4以上のアルキレンオキシド(例えば、ブチレンオキシド)、α−オレフィンエポキシド、スチレンオキシドなどがあげられるが、これらに限定されるものではない。
【0029】
前記炭素数3のエポキシドは、プロピレンオキシドを示し、炭素数3のエポキシドと炭素数4以上のエポキシドとの重合形態(配列)はブロックであるのが好ましいが、ランダムであっても使用することができる。
【0030】
活性水素原子を有する有機化合物に重合させるエポキシド中の、炭素数4以上のエポキシドの割合が2%未満になると、溶解速度が速くなり、持続性に欠けるものとなる。
【0031】
また、一般式(4)中の[(CH2CH2O)nH]pの部分の分子量の割合は、一般式(4)で示される化合物中50〜95%、好ましくは70〜95%である。該割合が50%未満の場合、融点が低いものとなり、成形性に乏しく、95%を超えると溶解速度が速くなり、持続性に欠けるものとなる。
【0032】
このような一般式(4)で示される化合物は、公知の方法、例えば、つぎに示す方法によって合成することができる。
【0033】
まず、活性水素原子1〜8個を有する有機化合物に苛性ソーダなどの塩基性触媒を添加し、窒素ガス置換して昇温し、炭素数4以上のエポキシド単独又は炭素数4以上のエポキシドとプロピレンオキシドとの混合物を添加して反応させることにより、一般式(4)で示される化合物を合成することができる。
【0034】
本発明のトイレ用固形洗浄剤の他の成分としては、香料、消臭成分、着色剤、油性成分の乳化可溶化剤、殺菌剤、キレート剤、増量剤、溶解性調整剤、漂白剤、撥水剤、充填剤、pH調整剤、増粘剤、薬剤安定性向上剤、成形性向上剤、無機系ビルダー、有機系ビルダー、酵素等を適宜配合することができる。
【0035】
香料の種類については特に制限されるものではなく、従来使用されているものはすべて使用可能であり、植物性香料、動物性香料、合成香料及びこれらの調合香料等を適宜配合することができる。消臭成分としては、緑茶抽出物、リンゴ酸、グリオキザール等が例示される。
【0036】
着色剤としては、青色1号、青色2号、青色3号、黄色2号、黄色4号、黄色202号の(1)、赤色106号、赤色2号および赤色3号などが挙げられる。
【0037】
増量剤としては、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸カリウム等の水溶性無機塩や、炭素数が2〜10のカルボン酸塩、炭素数が2〜10のヒドロキシカルボン酸塩等の水溶性有機酸塩が挙げられる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以上のごとく構成された本発明のトイレ用固形洗浄剤は、練り出し(押し出し)成形、プレス成形、打錠成形にて容易に製造することができる。例えば、練り出し(押し出し)成形では、上記配合成分のうち粉末状成分をナフタミキサー、V型ミキサー、リボンミキサー等の混合機に供給し、充分ドライブレンドした後、エクストルーダーまたはコンティニアスニーダー等の練り機に導入して液体成分と撹拌、混練し、混練物を押出成形する。
【0039】
ついで、押出成形された混練物をカットするか、若しくは押出造粒機などの成形機に混練物を導入して任意の形に圧縮成形を行なうことにより、本発明の水洗トイレ用固形洗浄剤を製造することができる。
【0040】
若しくは、粉末状成分を混合機で充分ブレンドしたのち、液体成分を添加し、再度ブレンドしたのち、練り機に導入し押出成形することもできる。
【0041】
また、打錠成形の場合は前記配合成分をドライブレンドした後、そのまま直接打錠するかあるいは、一旦、押し出し造粒機、スプレードライヤー、ぺレタイザーなどで湿式又は乾式法にて顆粒状に造粒した後打錠機に導入して打錠する。
【0042】
【実施例】
以下、実施例を挙げて、更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例に限定されるものではない。なお、「%」の表示は、「重量%」を意味するものである。
【0043】
[トイレ用固形洗浄剤の調製]
本実施例においては、トイレ用固形洗浄剤の構成成分として、表1〜3に示すように、分子量の異なる8種類のPEOを使用するとともに、陰イオン界面活性剤として、アミノ酸塩(第一工業製薬株式会社製ラウリルサルコシンNa)、スルホ脂肪酸エステル塩(Stepan Company社製ラウリルスルホ酢酸Na)およびスルホン酸塩(第一工業製薬株式会社製α−オレフィンスルホン酸Na,炭素数14〜18)の3種類と、非イオン界面活性剤としてポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ポリオキシブチレンのブロック共重合体(第一工業製薬株式会社製)とを使用して22種類の固形洗浄剤を調製して評価を行なった。
【0044】
具体的には、上記PEO、陰イオン界面活性剤およびポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ポリオキシブチレンのブロック共重合体に、さらにボウ硝(硫酸Na)、香料、香料の混和剤としての高級アルコール、着色剤(青色1号)を添加混合し、得られた混合物を成形してトイレ用固形洗浄剤を調製した。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
[崩壊性試験]
表1〜3に示す22種類の試料について、それぞれ5gをはかり取り、油圧打錠機にて打錠圧100kgf/cm2で打錠成形し、直径30mmの円柱状のサンプルを作製して試験に供した。
【0049】
崩壊性試験は、直径30mmの円柱状のサンプルを使用した以外は、日本薬局方 一般試験法58「崩壊性試験」に準じて行なった。具体的には、サンプルを崩壊試験器(液温25℃、20往復/分)にかけ、サンプルがなくなるまでの時間(持続時間)を測定した。各試料の持続時間を表1〜3に示す。
【0050】
また、試験途中で所定時間ごとにサンプルの重量を測定し、このサンプルの重量から、以下の式に従って、残存率を算出した。図1〜4に、その結果を示す。なお、図において、試験開始後に残存率が100%を超えているものは、トイレ用固形洗浄剤が水を吸って膨潤したためである。
残存率(重量%)=(測定したサンプル重量/サンプル初期重量)×100
【0051】
[使用試験]
試料No.3及び8の2種類については、試料1kgを混練機(株式会社栗本鐵工所製SIKRCニーダ)にて直径20mmの円柱状に練り出して、重量25gになるように円柱状にカットした。
【0052】
得られたトイレ用固形洗浄剤をオンタンク用芳香洗浄剤容器(小林製薬株式会社製「ブルーレットおくだけ」貝殻容器)に入れ、家庭用トイレのロータンク(貯水量:10リットル、東陶機器株式会社製TOTO S721B)の手洗い部に取り付けた。
【0053】
一般家庭においては、1回のフラッシュにつき4.2リットルの水を4.2リットル/minで流入させるのが通常であるところ、本試験においては、洗浄剤の崩壊による消費が加速されるよう、9リットルの水を流速4.5リットル/minで自動的に1時間に1回の割合でフラッシュするように設定し、所定時間ごとにサンプルの重量を測定した。なお、ロータンクの流入水の温度は、25℃に維持した。そして、このサンプルの重量から上記計算式に基づいて残存率を算出した。図5に、その結果を示す。
【0054】
[評価結果]
先ず、表1に示すように、PEO(重量平均分子量350万のものを使用)の配合量を0.1〜50%まで変化させて、PEOの配合量による崩壊抑制効果について調べた(試料No.1〜7)。なお、PEO配合による増加分は硫酸ナトリウムの配合量を調整することで全体として100%になるようにした。試料No.7ついては、PEOの配合量が硫酸Naの配合量を超えるために、その超過分は非イオン界面活性剤の配合量を減らして100%になるようにした。各試料の崩壊性試験の結果を図1に示す。
【0055】
図1によると、PEOを0.1%配合した試料No.1は、PEOを配合しない試料No.8に比べて十分な崩壊抑制効果が見られた。洗浄剤の崩壊抑制効果は、PEOの配合量が増加するにしたがって向上するが(試料No.2〜4)、配合量が10%を超えるとPEOの膨潤による重量増加の傾向が見られた。図1においては、PEOを1%配合した試料No.3が最も直線的に減量し、安定した徐溶性を示すことが確認された。
【0056】
上記結果からPEOの配合量を1%に固定した上で、分子量の異なる8種類のPEOを使用して崩壊抑制効果について調べた(試料No.9〜15及び3)。なお、比較材は、PEOを配合しない試料No.8とした。各試料の崩壊性試験の結果を図2に示す。
【0057】
図2によると、PEOの分子量が6000である試料No.9の崩壊性は、PEOを配合しない試料No.8とあまり変わらず、崩壊抑制効果は低くなっている。一方、PEOの分子量が10万以上になると明確な崩壊抑制効果が見られた。ただ、分子量の増加に比例して崩壊抑制効果も向上するのではなく、分子量が350万のもの(試料No.3)が最も崩壊抑制効果が優れているという結果となった。なお、分子量が600万を超えると、製造工程における混練作業性が悪くなり、好ましくない。
【0058】
上記結果より、PEOとして分子量350万のものを使用し、その配合量を1%に固定した上で、陰イオン界面活性剤として3種類のものを用いた場合の崩壊抑制効果について検討した(表3、試料No.16〜21及び3)。なお、比較材は、PEOを配合しない試料No.8及び22とした。各試料の崩壊性試験の結果を図3及び4に示す。
【0059】
先ず、図3は、陰イオン界面活性剤として、スルホン酸塩単独で使用した場合と、アミノ酸塩、スルホ脂肪酸エステル塩及びスルホン酸塩の3種類を併用した場合とで、PEOを配合したもの(試料No.18及び3)と、PEOを配合しないもの(試料No.22及び8)との間の崩壊抑制効果の差を調べたものである。
【0060】
図3より、PEOを配合しない場合は、陰イオン界面活性剤が1種のものも3種類併用したものも(試料No.22及び8)、崩壊抑制効果はほぼ同等となっている。これに対し、PEOを配合した場合は、陰イオン界面活性剤が1種のもの(試料No.18)に比べて3種類併用したもの(試料No.3)の方が大幅に崩壊抑制効果が向上しているのが判る。すなわち、陰イオン界面活性剤を複数併用することにより、崩壊抑制効果が相乗的に向上することが判った。
【0061】
そこで、3種類の陰イオン界面活性剤を用いて種々組合せて崩壊性試験を実施した。その結果を図4に示す。
【0062】
図4より、3種類の陰イオン界面活性剤をそれぞれ単独で使用したもの(試料No.16〜18)は、いずれも持続時間がほぼ同等であり、また、3種類の陰イオン界面活性剤から2種類を選択して併用したもの(試料No.19〜21)についても、3試料とも持続時間がほぼ同等となっている。
【0063】
そして、陰イオン界面活性剤を単独で使用したものよりも、2種類併用したものの方が持続時間(崩壊抑制効果)が向上しており、さらに陰イオン界面活性剤を2種類併用したものよりも、3種類併用したものの方が持続時間(崩壊抑制効果)が向上していることが判る。
【0064】
すなわち、PEOの存在下において、陰イオン界面活性剤(アミノ酸塩、スルホ脂肪酸エステル塩及びスルホン酸塩等)としては、併用する界面活性剤の種類が多いほど崩壊抑制効果が相乗的に高くなることが明らかになった。
【0065】
さらに、表4に示す試料No.23〜31についても同様にトイレ用固形洗浄剤を調製し、崩壊性試験を行なったところ、すべての試料とも持続時間が80〜150分の範囲内となり、試料No.8に比べて高い崩壊抑制効果を示し、徐溶性に優れていることが確認された。
【0066】
以上の結果は、打錠成形品を崩壊性試験にかけて得られたものであるが、サンプルを実際の家庭用トイレのロータンクに取り付けて使用した場合にも同じ傾向を示すかどうかを確認する目的で使用試験を行なった。供試品としては、試料No.3及び8の2種類を用い、前述の試験条件で試験を行なった。
【0067】
その結果、図5に示すように、崩壊性試験における結果と同様に、PEOを配合した試料No.3は、PEOを配合しない試料No.8に比べて、大幅に崩壊抑制効果が向上することが確認された。
【0068】
【表4】
【0069】
【発明の効果】
以上の説明から明らかのように、本発明の陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤及び高分子量ポリエチレンオキサイドを含有するトイレ用固形洗浄剤は、洗浄剤の崩壊性が改善され、これによりオンタンク型洗浄剤として使用した場合においても、大幅に使用回数を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PEOの配合量を変化させた場合の崩壊性試験の結果を示すグラフ
【図2】PEOの分子量を変化させた場合の崩壊性試験の結果を示すグラフ
【図3】陰イオン界面活性剤を単独又は併用した場合の崩壊性試験の結果を示すグラフ
【図4】図3において併用する陰イオン界面活性剤の組合せを変化させた場合の崩壊性試験の結果を示すグラフ
【図5】使用試験の結果を示すグラフ
Claims (3)
- 界面活性剤として陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤を含有するトイレ用固形洗浄剤であって、重量平均分子量が10万〜600万である高分子量ポリエチレンオキサイドを0.1〜10重量%と、前記陰イオン界面活性剤として、下記化学式(1)、(2)及び(3)からなる群から選択される2種以上の化合物とを配合したことを特徴とするトイレ用固形洗浄剤。
一般式;R−CO−N(CH3 )−CH2 −COOM・・・・(1)
一般式;R1−OCOCH(R2)−SO3M・・・・・・・・(2)
一般式;R−SO3M・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
(式中、R及びR1は炭素数8〜22のアルキル基、R2は水素又は炭素数1〜4のアルキル基、Mはアルカリ金属である。) - 界面活性剤として陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤を含有するトイレ用固形洗浄剤であって、重量平均分子量が10万〜600万である高分子量ポリエチレンオキサイドを0.1〜10重量%と、前記陰イオン界面活性剤として、下記化学式(1)、(2)及び(3)で示される3種類の化合物とを配合したことを特徴とするトイレ用固形洗浄剤。
一般式;R−CO−N(CH3 )−CH2 −COOM・・・・(1)
一般式;R1−OCOCH(R2)−SO3M・・・・・・・・(2)
一般式;R−SO3M・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
(式中、R及びR1は炭素数8〜22のアルキル基、R2は水素又は炭素数1〜4のアルキル基、Mはアルカリ金属である。) - 前記非イオン界面活性剤が、ポリオキシアルキレンのブロック共重合体である請求項1又は2記載のトイレ用固形洗浄剤。
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