JP3574179B2 - エンジンマウント - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、振動発生部からの振動を減衰吸収するエンジンマウントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のエンジンと車体との間には、エンジンマウントとしての防振装置が配設され、この防振装置によってエンジンの振動が車体に伝達されるのを阻止するようになっている。
【0003】
この種の防振装置の内部には、液体が充填された主液室及び副液室が隔壁部材により隔てられて形成されており、これら主液室及び副液室は、シェイク振動(例えば、周波数15Hz未満の振動)及びアイドル振動(例えば、周波数20〜40Hzの振動)を吸収するために複数の制限通路を介して、互いに連通されている。
【0004】
そして、これら複数の制限通路の内の少なくともいずれかの制限通路内には、制御手段によって制御されつつこの制限通路を開閉するバルブである開閉部材が配置され、この開閉部材が主液室と副液室との間を連通状態或いは非連通状態にするようになっている。
【0005】
以上より、例えばシェイク振動が発生した場合には、この開閉部材により制限通路が非連通状態にされて、他方の制限通路のみを介して液体が主液室と副液室とを行き来する状態にされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一方、上記のような防振装置に採用される隔壁部材は、内部に制限通路を形成する関係等から、一般に樹脂材料を材料として成形加工により製造されている。しかし、樹脂材料による成形加工に際して、肉厚部分の寸法及び形状等を予め定めた所定の寸法及び形状にすることは、成形加工に伴う樹脂材料のひけや成形加工時の熱収縮による樹脂材料の寸法変化等の問題より、難しい。
【0007】
従って、開閉部材を支持する為に、肉厚に形成される隔壁部材内に例えば円柱状のバルブ支持部を形成する場合、そのバルブ支持部の真円度の確保は、困難であった。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、予め定めた所定の寸法及び形状等にバルブ支持部を形成して、制限通路の開閉が確実にできるようにしたエンジンマウントを得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るエンジンマウントは、振動発生部及び振動受部の一方へ連結される第1の取付部材と、
振動発生部及び振動受部の他方へ連結される第2の取付部材と、
前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に設けられ振動発生時に変形する弾性体と、
前記弾性体を隔壁の少なくとも一部として拡縮可能とされ且つ液体が充填される主液室と、
液体が充填される副液室と、
前記主液室と前記副液室との間を隔離すると共に前記主液室と前記副液室との間を連通する制限通路が形成される樹脂製の隔壁部材と、
前記隔壁部材の前記制限通路に対応した部分に形成された円柱状の円孔及び
該円孔の底面部に開口する孔部により構成されたバルブ支持部と、
前記制限通路を開閉するように前記バルブ支持部内に回転可能に挿入される開閉部材と、
前記振動発生部による振動の周波数に応じて前記制限通路を開閉するように前記開閉部材を回転させる駆動手段と、
前記円孔の周囲に形成され、該円孔を囲む円環状の第1の溝部と、
前記孔部の周囲に形成され、該孔部を囲むと共に前記円孔の底面部における前記孔部の外周側に開口する円環状の第2の溝部と、
前記第1及び第2の溝部内の内周面側と外周面側との間をそれぞれ繋ぐリブと、
前記円孔の内周面と前記第1の溝部との間及び前記孔部の内周面と前記第2の溝部との間にそれぞれ肉厚が略一定となるように形成された壁部と、
を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1に係るエンジンマウントの作用を以下に説明する。
【0011】
振動発生部が振動を発生させた場合、第1の取付部材あるいは第2の取付部材を介して振動が弾性体に伝達され、弾性体の変形により振動が吸収されて第2の取付部材あるいは第1の取付部材に連結された振動受部側に振動が伝達され難くなる。
【0012】
また、弾性体の変形に伴って主液室が拡縮し、これに合わせて制限通路を介して主液室に繋がる副液室と主液室との間で液体が流通して、制限通路内での液体流動の粘性抵抗及び液体共振に基づく減衰作用で、防振効果を向上することができる。
【0013】
さらに、主液室と副液室との間を隔離する隔壁部材の制限通路に対応した部分に形成された円柱状の円孔及び該円孔の底面部に開口する孔部により構成されたバルブ支持部内に挿入される開閉部材が、振動発生部によって発生された振動の周波数に応じて制限通路を開閉するように、駆動手段によって回転する
【0014】
一方、バルブ支持部における円孔の周囲には、円孔を囲むように円環状の第1の溝部が形成され、孔部の周囲には、孔部を囲むと共に円孔の底面部における孔部の外周側に開口するように円環状の第2の溝部が形成されると共に、円孔及び孔部の周囲には、それぞれ肉厚がほぼ一定の壁部が形成されるので、バルブ支持部の成形加工に際して、バルブ支持部を構成する円孔及び孔部の寸法及び形状等をそれぞれ予め定めた所定のものにすることが可能となる。この為、円孔及び孔部と開閉部材との間に隙間が生じて液体が漏れたり、或いは、開閉部材が円孔及び孔部の内面に強く接して開閉部材がバルブ支持部内で回転し難くなることがない。
【0015】
そして、これら第1及び第2の溝部内の内周面側と外周面側との間をそれぞれリブで繋いでいるので、バルブ支持部の振動発生時に於ける変形が防止されて、バルブ支持部の寸法及び形状等の変化が防がれることになる。
【0016】
【実施例】
本発明の一実施例に係る防振装置を図1から図6に示し、これらの図に基づき本実施例を説明する。
【0017】
本実施例の防振装置10は、特にエンジンマウントとして適用されるものであり、図1及び図3に示す如く、図示しない振動受部としての車体へ取付けられる取付フレーム11の環状部分11Aに外筒16が嵌合されて圧入された状態で、車体に取付けられている。この防振装置10は、円筒形状の外筒16に対してほぼ平行に配設される円管形状の内筒12を備えており、本実施例では内筒12は振動発生部としての図示しないエンジンに連結されている。従って、例えば内筒12が第1の取付部材となり、外筒16が第2の取付部材となる。
【0018】
一方、外筒16の内側には薄肉ゴム層13が加硫接着されており、この薄肉ゴム層13の一部は外筒16の内周面から離れた第1のダイヤフラム22とされている。
【0019】
また、この外筒16内には一対の中間ブロック17、18が挿入されている。図1に示す如く、合成樹脂製の隔壁部材である中間ブロック18は、射出成形によって外筒16の軸方向から見て略半円形のブロック形状に形成されている。この中間ブロック18の外周面は薄肉ゴム層13の内周面へ密着している。図3に示す如く、中間ブロック17の軸方向両端部には、フランジ部17Aが形成されており、フランジ部17Aの外周面が薄肉ゴム層13へ密着されている。そして、各々のフランジ部17A間に中間ブロック18が嵌入されている。
【0020】
図1に示す如く、この中間ブロック17の中間ブロック18に面した中央部に切欠部17Bが形成され、この切欠部17Bに前述の内筒12が貫通している。この内筒12には、中間ブロック17との間に弾性体である本体ゴム14が掛け渡されている。これによって、内筒12は外筒16に対して相対移動可能となっている。
【0021】
この本体ゴム14は中間ブロック18の頂面にも加硫接着されており、さらに本体ゴム14の中間部には、中間ブロック18との間に主液室28を形成する切欠部14Aが形成されている。また、中間ブロック17のフランジ部17A間に、内周面が中間ブロック17によって区画されると共に外周面が薄肉ゴム層13及び第1のダイヤフラム22によって区画された第1の副液室30が、形成されている。これらの主液室28、第1の副液室30には、水、オイル等の液体が充填されている。
【0022】
さらに、中間ブロック18には、主液室28に一端が面すると共に図1上、上下方向に軸方向が延びる円孔44が形成されており、この円孔44の下部には、円孔44と同軸であって円孔44より小径の円柱状の孔部50が、中間ブロック18の下側に形成された座ぐり部分にまで貫通するように形成されている。つまり、これら円孔44及び孔部50がバルブ支持部を構成することになる。
【0023】
図4から図6に示すように、前記円孔44の周囲には、円孔44を囲むように円環状に溝部62が形成されており、溝部62内の内周面側と外周面側との間が複数のリブ66、68、70で繋がれている。従って、これらリブ66、68、70により円環状の溝部62が同心円状の複数のスリットに分割されることになる。すなわち、一対の太リブ66、68及びこれら太リブ66、68より細く放射状に形成される複数の細リブ70(本実施例では3本)により、溝部62の内外周面が繋がれており、これらリブ66、68、70により円孔44を形成する円筒状の壁部が補強されている。
【0024】
さらに、孔部50の周囲にも、この孔部50を囲むように円環状に溝部64が形成されており、溝部64内の内周面側と外周面側との間が放射状に延びる複数のリブ72(本実施例では4本)で繋がれている。従って、溝部62と同心円状に溝部64が形成され、この溝部64が複数のリブ72により同心円状の複数のスリットに分割されることになる。
【0025】
一方、中間ブロック18には、円孔44の外方へ向けて制限通路である通路32及び通路36が設けられている。通路32の一端は円孔44を形成する側面及び太リブ66内を通って円孔44と連通され、通路32の他端は中間ブロック18の外周面に形成されて第1の副液室30と連通される通路33と連通されている。
【0026】
さらに、通路36の一端は円孔44を形成する側面及び太リブ68内を通って円孔44と連通され、通路36の他端は中間ブロック18の外周面に形成される第2の副液室40に連通されている。
【0027】
この第2の副液室40は、図1に示す如く、外筒16及び取付フレーム11の環状部分11Aの内外周面間をそれぞれ貫通して穿設された図示しない貫通孔に、薄肉ゴム層13を介して対向しており、外筒16の貫通孔と対向する部位の薄肉ゴム層13が第2のダイヤフラム24とされている。そして、第2のダイヤフラム24と外筒16の内壁面との間に、空気を溜める空気室26が設置されている。
【0028】
尚、ここで通路36の長手方向寸法が通路32の長手方向寸法よりも短くされて、通路36の通過抵抗が通路32の通過抵抗よりも小さくされている。そして、本実施例では、通路32は、低周波のうちの比較的高い周波数帯域の振動(アイドル振動)を吸収できるように形成されており、通路36は、高周波の振動(こもり音)を有効に吸収できるように形成されている。
【0029】
一方、前記円孔44には開閉部材であるロータバルブ52が挿入されて円孔44内に支持されており、ロータバルブ52の下部を構成する小径の摺動部52Aが孔部50に回転可能に嵌合されている。そして、摺動部52Aと孔部50との間には、Oリング51が配置されていて、主液室28内からの液漏れを防止している。また、ロータバルブ52の摺動部52Aは、外筒16の外周に取り付けられる駆動手段であるモータ48の連結部48Aと結合され、このモータ48の駆動力を受けてロータバルブ52が回転できるようになっている。
【0030】
さらに、このモータ48は制御手段46に接続されており、制御手段46には、車速を検出する車速センサ43及びエンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ45が接続されている。なお、ロータバルブ52の抜け止め用として、図3に示すように鞍形に形成された止め金具21が、円孔44に対応して中間ブロック18に固定されている。
【0031】
このロータバルブ52の主液室28に面する先端部は円筒形状とされており、ロータバルブ52の円筒周面の一部に貫通孔54が形成されている。貫通孔54は、ロータバルブ52の回転位置によって、図1に示す如く通路32のみの連通状態、あるいは図2に示す如く通路36のみの連通状態となるような位置に、配置されることになる。
【0032】
また、中間ブロック18には、通路34が形成されている。この通路34の通路断面積は、通路32、36よりも小さくされており、長手方向(液体の通過方向)長さは通路32、36の長手方向長さよりも長くされ、通路34の通過抵抗は、通路32、36よりも大きく設定されている。これにより、通路34は、低周波のうちの比較的低い周波数帯域の振動(シェイク振動)を有効に吸収できるようになっている。
【0033】
この通路34は、その一端部34Aが中間ブロック18の主液室28に対応する面で開口して、主液室28と連通しており、また、通路34は、その他端部34Bを介して第1の副液室30と連通している。そして、通路34は、一端部34Aから図1下方へ延出されて、中間ブロック18を貫通し、さらに延出端が中間ブロック18の外周周縁部に沿って延出され他端部34Bまで延出されている。
【0034】
以上より、ロータバルブ52の貫通孔54によって通路36が主液室28と連通され、ロータバルブ52の周壁によって通路32が閉止された図2の状態では、液体が主液室28、円孔44及び通路36を行き来し、第2のダイヤフラム24が変形されて第2の副液室40が拡縮するようになる。なお第1のダイヤフラム22と外筒16との間は空気室とされて必要に応じて外部と連通される。
【0035】
以下に本実施例の作用を説明する。
エンジンが振動を発生させた場合、内筒12を介して振動が本体ゴム14に伝達され、本体ゴム14の変形により振動が吸収されて外筒16に連結された車体側に振動が伝達され難くなる。
【0036】
また、本体ゴム14の変形に伴って主液室28が拡縮し、これに合わせて通路32、34、36を介して主液室28に繋がる副液室30、40と主液室28との間で液体が流通して、通路32、34、36内での液体流動の粘性抵抗及び液体共振に基づく減衰作用で、防振効果を向上することができる。
【0037】
さらに、主液室28と副液室30、40との間を隔離する中間ブロック18に円孔44が形成され、この円孔44に支持されるロータバルブ52が、エンジンによって発生された振動の周波数に応じて通路32、36を開閉するように、モータ48によって開閉動される。
【0038】
一方、円孔44及び孔部50の周囲に円環状の溝部62、64が形成されているので、円孔44及び孔部50の周囲の壁部の肉厚がほぼ一定で比較的薄く形成されることになり、中間ブロック18の成形加工に際して、円孔44及び孔部50の寸法及び形状等を予め定めた所定のものにすることが可能となる。この為、円孔44及び孔部50と、ロータバルブ52との間に隙間が生じて液体が漏れたり、或いは、ロータバルブ52が円孔44及び孔部50に強く接してロータバルブ52が円孔44及び孔部50内で開閉動し難くなることがない。
【0039】
また、この溝部62、64内の内周面側と外周面側との間をリブ66、68、70、72で繋いでいるので、円孔44及び孔部50の振動発生時に於ける変形が防止されて、円孔44及び孔部50の寸法及び形状等の変化が防がれることになる。
【0040】
次に、円孔44内でのロータバルブ52の回転による防振の具体例を以下に説明する。
【0041】
例えば、低周波のうち比較的高い周波数帯域の振動(アイドル振動)が生じた場合、制御手段46は、車速センサ43及びエンジン回転数センサ45により、アイドル振動が発生していると判断する。そして、この場合には、ロータバルブ52の貫通孔54により通路32のみが連通状態にされる位置(図1の位置)に至るように、モータ48が制御される。この結果、液体は通路32を通って主液室28と第1の副液室30を行き来し、通路32内で液柱共振してアイドル振動が吸収される。
【0042】
また、高周波数帯域の振動(こもり音)が生じた場合、制御手段46は、車速センサ43及びエンジン回転数センサ45により、こもり音が発生していると判断する。そして、この場合には、ロータバルブ52の貫通孔54により通路36のみが連通状態にされる位置(図2の位置)に至るように、モータ48が制御される。尚、この状態では、こもり音が発生しているため、通過抵抗の大きい通路34は目詰まり状態にされる。
【0043】
この為、液体は、ロータバルブ52内を介して主液室28と第2の副液室40との間を行き来するようになり、液体が通路36内で液柱共振して低動倍となって、こもり音が吸収される。
【0044】
さらに、低周波のうちの比較的低い周波数帯域の振動(シェイク振動)が生じた場合、制御手段46は、車速センサ43及びエンジン回転数センサ45により、シェイク振動が発生していると判断する。そして、この場合には、ロータバルブ52により通路32及び通路36が共に非連通状態にされる位置に至るように、モータ48が制御される。
【0045】
この結果、液体は通路34を通って主液室28と第1の副液室30を行き来し、液体が通路34を通過する際の抵抗及び液柱共振により高減衰な状態となって、シェイク振動が吸収される。
【0046】
尚、上記実施例において、副液室を第1副液室30及び第2副液室40の二つとしたが、例えば第1副液室30のみの一つとして、この第1副液室30に繋がる通路32の開閉のみをロータバルブ52により行うようにしてもよい。
【0047】
また、開閉部材をロータバルブ52としたが、他の一般的なバルブであっても良いことはいうまでもない。
【0048】
さらに、上記実施例において、内筒をエンジンに連結し、外筒を車体側に連結するような構造としたが、この逆としてもよい。一方、上記実施例において、車両に搭載されるエンジンの防振を目的としたが、本発明の防振装置は他の用途にも用いられることはいうまでもなく、また、形状等も実施例のものに限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】
本発明に係るエンジンマウントは、上記の如く構成したので、予め定めた所定の寸法及び形状等にバルブ支持部を形成して、制限通路の開閉が確実にできるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る防振装置の断面図である。
【図2】図1の作動図である。
【図3】本発明の一実施例に係る防振装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に係る防振装置に採用される中間ブロックの断面図であり、図5の4−4矢視線図である。
【図5】本発明の一実施例に係る防振装置に採用される中間ブロックの平面図である。
【図6】図5の6−6矢視線図である。
【符号の説明】
10 防振装置
12 内筒(第1の取付部材)
14 本体ゴム(弾性体)
16 外筒(第2の取付部材)
18 中間ブロック(隔壁部材)
28 主液室
30 第1の副液室(副液室)
40 第2の副液室(副液室)
44 円孔(バルブ支持部)
48 モータ(駆動手段)
50 孔部(バルブ支持部)
52 ロータバルブ(開閉部材)
62 溝部
64 溝部
66 太リブ
68 太リブ
70 細リブ
72 リブ

Claims (1)

  1. 振動発生部及び振動受部の一方へ連結される第1の取付部材と、
    振動発生部及び振動受部の他方へ連結される第2の取付部材と、
    前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に設けられ振動発生時に変形する弾性体と、
    前記弾性体を隔壁の少なくとも一部として拡縮可能とされ且つ液体が充填される主液室と、
    液体が充填される副液室と、
    前記主液室と前記副液室との間を隔離すると共に前記主液室と前記副液室との間を連通する制限通路が形成される樹脂製の隔壁部材と、
    前記隔壁部材の前記制限通路に対応した部分に形成された円柱状の円孔及び該円孔の底面部に開口する孔部により構成されたバルブ支持部と、
    前記制限通路を開閉するように前記バルブ支持部内に回転可能に挿入される開閉部材と、
    前記振動発生部による振動の周波数に応じて前記制限通路を開閉するように前記開閉部材を回転させる駆動手段と、
    前記円孔の周囲に形成され、該円孔を囲む円環状の第1の溝部と、
    前記孔部の周囲に形成され、該孔部を囲むと共に前記円孔の底面部における前記孔部の外周側に開口する円環状の第2の溝部と、
    前記第1及び第2の溝部内の内周面側と外周面側との間をそれぞれ繋ぐリブと、
    前記円孔の内周面と前記第1の溝部との間及び前記孔部の内周面と前記第2の溝部との間にそれぞれ肉厚が略一定となるように形成された壁部と、
    を有することを特徴とするエンジンマウント
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