JP3423757B2 - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JP3423757B2 JP33745493A JP33745493A JP3423757B2 JP 3423757 B2 JP3423757 B2 JP 3423757B2 JP 33745493 A JP33745493 A JP 33745493A JP 33745493 A JP33745493 A JP 33745493A JP 3423757 B2 JP3423757 B2 JP 3423757B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は自動車のエンジンマウン
ト等に用いられ、振動発生部からの振動を減衰吸収する
防振装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車のエンジンと車体との間には、エ
ンジンマウントとしての防振装置が配設され、この防振
装置によってエンジンの振動が車体に伝達されるのを阻
止するようになっている。 【0003】この種の防振装置の内部には、液体が充填
された主液室及び副液室が形成されており、これら主液
室及び副液室は、シェイク振動(例えば、周波数15H
z未満の振動)を吸収する第1の制限通路及び、シェイ
ク振動よりも周波数の高いアイドル振動(例えば、周波
数20〜40Hzの振動)を吸収するための第2の制限
通路を介して、互いに連通されている。 【0004】また、第2の制限通路の長手方向(液体の
通過方向)と直交する方向における断面積が第1の制限
通路の通路断面積より大きく形成されて、第1の制限通
路よりも第2の制限通路の通過抵抗が小さくされ、アイ
ドル振動を吸収できるようになっている。そして、この
第2の制限通路には、制御手段によって制御される開閉
部材が設けられ、主液室と副液室との間を連通状態及び
非連通状態にするようになっている。 【0005】このような防振装置では、車両が高速で走
行されるなどしてシェイク振動が発生した場合に、この
開閉部材により第2の制限通路が非連通状態、すなわ
ち、第1の制限通路のみ介して液体が主液室と副液室と
を行き来する状態にされる。したがって、シェイク振動
は、液体が第1の制限通路を通過する際の抵抗又は液柱
共振により吸収される。 【0006】一方、例えば車速が5キロ程度の低速で走
行されるなどしてアイドル振動が生じている場合には、
第1の制限通路は目詰まり状態となるが、開閉部材によ
り第2の制限通路が連通状態にされて、液体は第2の制
限通路を介して主液室と副液室とを行き来するようにな
る。したがって、アイドル振動は、液体が第2の制限通
路を通過する際の抵抗又は液柱共振により吸収される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車のエ
ンジンにおいて、例えばアイドル振動とシェイク振動が
交互に繰り返して発生するような場合、制御手段は、高
周波振動であるか低周波振動であるかを車速やエンジン
の回転数が変化される如に算出し、開閉部材を第1の状
態及び第2の状態に制御しなけらばならず、開閉部材の
制御が煩雑となるという不具合がある。 【0008】また、アイドル振動とシェイク振動とが短
い周期で繰り返し発生するような場合、この周期に同期
させて確実に開閉部材を駆動することは困難である。 【0009】本発明は上記事実を考慮し、開閉部材の駆
動を煩雑にすることなく、異なった周波数帯域の振動を
有効に吸収できる防振装置を得ることにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明に係る防振装置
は、振動発生部及び振動受部の一方へ連結される第1の
取付部材と、振動発生部及び振動受部の他方へ連結され
る第2の取付部材と、前記第1の取付部材と前記第2の
取付部材との間に設けられ振動発生時に変形する弾性体
と、前記弾性体を隔壁の少なくとも一部として拡縮可能
とされ且つ液体が充填される主液室と、前記主液室と隔
離された第1の副液室と、前記主液室及び第1の副液室
と隔離された第2の副液室と、前記第1の副液室の隔壁
の一部を形成して前記第1の副液室を拡縮可能とする第
1のダイヤフラムと、前記第2の副液室の隔壁の一部を
形成して前記第2の副液室を拡縮可能とすると共に前記
第1のダイヤフラムよりも液圧に対して高剛性とされた
第2のダイヤフラムと、前記主液室と前記第1の副液室
との間を連通する第1の制限通路と、前記主液室と前記
いずれかの副液室との間を連通すると共に前記第1の制
限通路よりも液体の通過抵抗の小さい第2の制限通路
と、前記主液室と前記第2の副液室とを各々連通すると
共に前記第2の制限通路よりも液体の通過抵抗の小さい
第3の制限通路と、前記第2の制限通路を開閉可能な開
閉部材と、前記振動発生部による振動の周波数に応じて
前記第2の制限通路を閉止する第1の状態と前記第2の
制限通路を開放する第2の状態との間で前記開閉部材を
駆動する駆動手段と、を有することを特徴とする。 【0011】 【作用】本発明に係る防振装置では、主液室、第1の副
液室及び第2の副液室が設けられ、主液室と第1の副液
室とが第1の制限通路によって連通されている。また、
第1の副液室又は第2の副液室と、主液室とが第2の制
限通路によって連通されており、主液室と第2の副液室
とが第3の制限通路によって連通されている。 【0012】振動発生部によって低周波のうちの比較的
高い周波数帯域の振動が発生すると、駆動手段によって
開閉部材が第2の状態、すなわち、第2の制限通路を開
放する状態にされる。この状態では、第1の制限通路は
目詰まり状態とされるが、液体は第1の制限通路よりも
通過抵抗の小さい第2の制限通路を通して主液室と第1
又は第2の副液室とを行き来し、低周波のうちの比較的
高い周波数帯域の振動は、液体が第2の制限通路内で液
柱共振することにより吸収される。 【0013】また、この第2の状態において、振動発生
部によって高周波振動が発生すると、第1の制限通路は
目詰まり状態とされるが、液体は第1の制限通路よりも
通過抵抗の小さい第3の制限通路を通して主液室と第2
の副液室とを行き来するようになり、第2の副液室は、
第1のダイヤフラムよりも液圧に対して高剛性の第2の
ダイヤムラムが変形することにより拡縮される。これに
より、高周波振動は、液体が第3の制限通路内で液柱共
振することにより吸収される。 【0014】さらに、振動発生部によって低周波のうち
の比較的低い周波数帯域の振動が発生すると、開閉部材
は第1の状態とされる。この場合、第2のダイヤフラム
は、第1のダイヤフラムよりも液圧に対して高剛性とさ
れているので、第2のダイヤフラムの変形による第2の
副液室の拡縮は抑えられ、液体は、第3の制限通路より
も通過抵抗の大きい第1の制限通路を通して主液室と第
1の副液室との間を行き来し、低周波のうちの比較的低
い周波数帯域の振動は、液体が第1の制限通路を通過す
る際の抵抗及び液柱共振により吸収される。 【0015】この場合において、振動発生部によって、
再び高周波振動が発生した場合には、開閉部材は、依然
として第1の状態に維持され、上記の如く、高周波振動
は、液体が第3の制限通路内で液柱共振することにより
吸収される。 【0016】すなわち、本発明に係る防振装置では、振
動発生部によって高周波振動と、低周波のうちの比較的
低い周波数帯域の振動とが交互に発生しても高周波振動
及び低周波振動を吸収できる。したがって、高周波振動
と低周波振動が交互に発生するような場合であっても開
閉部材をその都度駆動する必要がないので、開閉部材の
制御が煩雑になることはない。 【0017】 【実施例】以下に、本発明の一実施例に係る防振装置を
図1乃至図3にしたがって説明する。 【0018】図3に示す如く、防振装置10は、図示し
ない振動受部としての車体へ取付けられる取付フレーム
11の環状部分11Aに外筒16が嵌合されて圧入され
た状態で、車体に取付けられている。この防振装置10
は円筒形状の内筒12を備えており、この内筒12が円
筒形状の外筒16に対してほぼ平行に配設されている。
本実施例では内筒12は振動発生部としての図示しない
エンジンに連結されている。 【0019】一方、外筒16の内側には薄肉ゴム層13
が加硫接着されている。この薄肉ゴム層13の一部は外
筒16の内周面から離れた第1のダイヤフラム22とさ
れている。 【0020】また、この外筒16内には一対の中間ブロ
ック17、18が挿入されている。図1に示す如く、中
間ブロック18は外筒16の軸方向から見て略半円形の
ブロック形状とされている。この中間ブロック18の外
周面は薄肉ゴム層13の内周面へ密着している。図3に
示す如く、中間ブロック17の軸方向両端部には、フラ
ンジ部17Aが形成されており、フランジ部17Aの外
周面が薄肉ゴム層13へ密着されている。そして、各々
のフランジ部17A間に中間ブロック18が嵌入されて
いる。 【0021】図1に示す如く、この中間ブロック17の
中間ブロック18に面した中央部に切欠部17Bが形成
され、この切欠部17Bに前述の内筒12が貫通してい
る。この内筒12には、中間ブロック17との間に本体
ゴム14が掛け渡されている。これによって、内筒12
は外筒16に対して相対移動可能となっている。 【0022】この本体ゴム14は中間ブロック18の頂
面にも加硫接着されているが、さらに本体ゴム14の中
間部には、中間ブロック18との間に主液室28を形成
する切欠部14Aが形成されている。また、中間ブロッ
ク17のフランジ部17A間に、内周面が中間ブロック
17によって区画されると共に外周面が薄肉ゴム層13
及び第1のダイヤフラム22によって区画された第1の
副液室30が、形成されている。これらの主液室28、
第1の副液室30には、水、オイル等の液体が充填され
ている。 【0023】中間ブロック18には、主液室28に面す
ると共に外筒16の半径方向に延びる円孔44が形成さ
れている。また、中間ブロック18には、円孔44の半
径方向外方へ向けて通路32が設けられている。通路3
2の一端は円孔44を形成する側面と連通され、通路3
2の他端は中間ブロック18の外周面に形成されて第1
の副液室30と連通される通路33と連通されている。 【0024】さらに、中間ブロック18には、中間ブロ
ック18の主液室28に対応する面で開口すると共に下
方向へ向けて延びる通路36が設けられおり、また、円
孔44の図1上、右側寄りの中間ブロック18内には、
第2の副液室40が形成されている。この第2の副液室
40の一端は通路36と連通され、第2の副液室40の
他端は中間ブロック18の外周面で開口している。 【0025】この中間ブロック18の開口18Aは、図
1及び図2に示す如く、外筒16の周壁に貫通形成され
た円孔16A、及び取付フレーム11における環状部1
1Aの周壁に円孔16Aと同軸的に貫通形成された円孔
11Bに、薄肉ゴム層13を介して対向している。 【0026】また、図1に示す如く、外筒16の円孔1
6Aと対向する部位の薄肉ゴム層13が第2のダイヤフ
ラム24とされており、この第2のダイヤフラム24が
通路36の開口18Aを閉止している。さらに、第2の
ダイヤフラム24は、第1のダイヤフラム22より面積
が小さいことから、第1のダイヤフラム22よりも液圧
に対して高剛性とされている。 【0027】そして、第2のダイヤフラム24と円孔1
6Aを有した外筒16の内壁面との間に、空気室26が
設置されている。 【0028】通路36の長手方向(液体の通過方向)と
直交する方向における断面積(以下、通路断面積と呼
ぶ)が通路32の通路断面積よりも小さく形成されてい
るものの、通路36の長手方向寸法が通路32の長手方
向寸法よりも短くされているので、通路36の通過抵抗
は通路32よりも小さくされる。本実施例では、通路3
2は、低周波のうちの比較的高い周波数帯域の振動(ア
イドル振動)を吸収できるように形成されており、通路
36は、高周波の振動(こもり音)を有効に吸収できる
ように形成されている。 【0029】従って、液体が通路36内を行き来する
と、第2のダイヤフラム24が変形されて第2の副液室
40が拡縮するようになる。このときの通路36の内部
は、こもり音を吸収する第3の制限通路としての機能を
発揮する。 【0030】また、前記円孔44にはロータ52が挿入
されている。このロータ52の一部が外筒16を貫通し
ており、外筒16の外周に取りつけられるモータ48の
駆動力を受けてロータ52が回転できるようになってい
る。このモータ48は制御手段46に接続されており、
制御手段46には、車速を検出する車速センサ43及び
エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ45
が接続されている。なお、ロータ52の抜け止め用とし
ての環状座金21が、円孔44の開口部に対応して、ね
じ21Aによって中間ブロック18にねじ止めされてい
る。 【0031】前記ロータ52の主液室28に面する先端
部は円筒形状とされており、ロータ52の円筒周面の一
部に貫通孔54が形成されている。貫通孔54は、ロー
タ52の回転位置によって、図1に示す如く通路32の
連通状態(第2の状態)、あるいは図2に示す如く通路
32の非連通状態(第1の状態)となるような位置に、
配置されることになる。 【0032】また、中間ブロック18には、通路34が
形成されている。この通路34の通路断面積は、通路3
2、36よりも小さくされており、長手方向(液体の通
過方向)長さは通路32、36の長手方向長さよりも長
くされ、通路34の通過抵抗は、通路32、36よりも
大きく設定されている。これにより、通路34は、低周
波のうちの比較的低い周波数帯域の振動(シェイク振
動)を有効に吸収できるようになっている。 【0033】通路34は、その一端部34Aが中間ブロ
ック18の主液室28に対応する面で開口して、主液室
28と連通しており、また、通路34は、その他端部3
4Bを介して第1の副液室30と連通している。そし
て、通路34は、一端部34Aから図1下方へ延出され
て、中間ブロック18を貫通し、さらに延出端が中間ブ
ロック18の外周周縁部に沿って延出され他端部34B
まで延出されている。 【0034】なお第1のダイヤフラム22と外筒16と
の間は空気室とされて必要に応じて外部と連通される。 【0035】以下に本実施例の作用を説明する。アイド
リング時や車速が5キロ程度の場合には、低周波のうち
比較的高い周波数帯域の振動(アイドル振動)が生じ
る。制御手段46は、車速センサ43及びエンジン回転
数センサ45により、現在発生している振動がアイドル
振動か否かを判断する。アイドル振動が発生していると
判断された場合には、ロータ52の貫通孔54により通
路32が連通状態にされる位置(図1の位置)に至るよ
うに、モータ48が制御される。この結果、液体は通路
32を通って主液室28と第1の副液室30を行き来
し、通路32内で液柱共振してアイドル振動が吸収され
る。 【0036】また、車速が上がり例えば時速40〜70
キロで走行されているような場合には、高周波数帯域の
振動(こもり音)が発生する。制御手段46は、車速セ
ンサ43及びエンジン回転数センサ45により、こもり
音が発生しているか否かを判断する。こもり音が発生し
ていると判断された場合には、ロータ52の外周面によ
り通路32が非連通状態となる位置(図2の位置)に至
るように、モータ48が制御される。 【0037】この状態では、こもり音が発生しているた
め、通過抵抗の大きい通路34は目詰まり状態にされ
る。この為、液体は主液室28と第2の副液室40との
間を行き来するように、すなわち、第2のダイヤフラム
24が変形されて第2の副液室40が拡縮されるように
なる。そのため、液体が通路36内で液柱共振して低動
倍となって、こもり音が吸収される。 【0038】さらに車速が上がり車両が例えば時速70
〜80キロ以上の高速で走行すると、低周波のうちの比
較的低い周波数帯域の振動(シェイク振動)が生じる。
制御手段46は、車速センサ43及びエンジン回転数セ
ンサ45により、シェイク振動か否かを判断する。シェ
イク振動が発生していると判断されると、モータ48は
駆動されず、ロータ52は現位置、すなわち、図2の位
置に維持される。この結果、液体は通路34を通って主
液室28と第1の副液室30を行き来する。この場合、
第2のダイヤフラム24は液圧に対して高剛性とされる
為、第2のダイヤフラム24の変形による第2の副液室
40の拡縮は抑えられ、液体の大部分は通路34を介し
て主液室28と第1の副液室30との間を行き来し、液
体が通路34を通過する際の抵抗及び液柱共振により高
減衰な状態となって、シェイク振動が吸収される。 【0039】上記実施例では、ロータ52の外周面によ
り通路32が閉止された場合であっても、通路36によ
って主液室28と第2の副液室40とを常に連通状態と
しており、また、通路34によって主液室28と第1の
副液室30とを常に連通状態としているので、ロータ5
2を駆動することなく、シェイク振動及び高周波振動を
吸収できる。 【0040】すなわち、上記実施例では、車速が変化さ
れる等によりシェイク振動及びこもり音が発生しても、
ロータ52を第1の状態と第2の状態との間で制御する
必要がないため、ロータ52の制御が煩雑になることは
ない。 【0041】また、上記実施例において、第2の制限通
路である通路32が第1の副液室30と繋がるような構
造としたが、この替わりに第2の副液室40と繋がるよ
うな構造としてもよいことはいうまでもない。 【0042】さらに、上記実施例において、内筒をエン
ジンに連結し、外筒を車体側に連結するような構造とし
たが、この逆としてもよい。一方、上記実施例におい
て、車両に搭載されるエンジンの防振を目的としたが、
本発明の防振装置は他の用途にも用いられることはいう
までもなく、また、形状等も実施例のものに限定される
ものではない。 【0043】 【発明の効果】本発明に係る防振装置は、上記の如く構
成したので、開閉部材の駆動を煩雑にすることなく、異
なった周波数帯域の振動を有効に吸収できるという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る防振装置の断面図であ
る。 【図2】図1の作動図である。 【図3】本発明の一実施例に係る防振装置の分解斜視図
である。 【符号の説明】 10 防振装置 12 内筒 14 本体ゴム(弾性体) 16 外筒 22 第1のダイヤフラム 24 第2のダイヤフラム 28 主液室 30 第1の副液室 32 通路(第2の制限通路) 34 通路(第1の制限通路) 36 通路(第3の制限通路) 40 第2の副液室 48 モータ(駆動手段) 52 ロータ(開閉部材)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 振動発生部及び振動受部の一方へ連結さ
    れる第1の取付部材と、 振動発生部及び振動受部の他方へ連結される第2の取付
    部材と、 前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に設け
    られ振動発生時に変形する弾性体と、 前記弾性体を隔壁の少なくとも一部として拡縮可能とさ
    れ且つ液体が充填される主液室と、 前記主液室と隔離された第1の副液室と、 前記主液室及び第1の副液室と隔離された第2の副液室
    と、 前記第1の副液室の隔壁の一部を形成して前記第1の副
    液室を拡縮可能とする第1のダイヤフラムと、 前記第2の副液室の隔壁の一部を形成して前記第2の副
    液室を拡縮可能とすると共に前記第1のダイヤフラムよ
    りも液圧に対して高剛性とされた第2のダイヤフラム
    と、 前記主液室と前記第1の副液室との間を連通する第1の
    制限通路と、 前記主液室と前記いずれかの副液室との間を連通すると
    共に前記第1の制限通路よりも液体の通過抵抗の小さい
    第2の制限通路と、 前記主液室と前記第2の副液室とを各々連通すると共に
    前記第2の制限通路よりも液体の通過抵抗の小さい第3
    の制限通路と、 前記第2の制限通路を開閉可能な開閉部材と、 前記振動発生部による振動の周波数に応じて前記第2の
    制限通路を閉止する第1の状態と前記第2の制限通路を
    開放する第2の状態との間で前記開閉部材を駆動する駆
    動手段と、 を有することを特徴とする防振装置。
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