JPH07190133A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JPH07190133A
JPH07190133A JP33745393A JP33745393A JPH07190133A JP H07190133 A JPH07190133 A JP H07190133A JP 33745393 A JP33745393 A JP 33745393A JP 33745393 A JP33745393 A JP 33745393A JP H07190133 A JPH07190133 A JP H07190133A
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JP
Japan
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liquid chamber
passage
vibration
sub
outer cylinder
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Application number
JP33745393A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kojima
宏 小島
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大振幅の振動入力と小振幅の振動入力とで背
圧が変化することを利用し、異なった周波数帯域の振動
を有効に吸収する。 【構成】 取付フレーム11の環状部分11Aに嵌合さ
れる外筒16の内部に、主液室28、第1のダイヤフラ
ム22により拡縮する第1の副液室30、及び第2のダ
イヤフラム24により拡縮する第2の副液室40が設け
られる。主液室28と第1の副液室30とを連通する通
路34、及び主液室28と第2の副液室40を連通する
通路36が有る。第2のダイヤフラム24と貫通孔16
Aを有した外筒16の内壁面との間に空気室26が設置
され、環状部分11Aにより貫通孔16Aが閉止され
る。こもり音が発生すると、貫通孔16Aから外筒16
と環状部分11Aとの間の嵌合部分の微小な隙間内に空
気が流れて大気開放と同じ効果になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエンジンマウン
ト等に用いられ、振動発生部からの振動を減衰吸収する
防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンと車体との間には、エ
ンジンマウントとしての防振装置が配設され、この防振
装置によってエンジンの振動が車体に伝達されるのを阻
止するようになっている。
【0003】この種の防振装置の内部には、液体が充填
された主液室及び副液室が形成されており、これら主液
室及び副液室は、シェイク振動(例えば、周波数15H
z未満の振動)を吸収する第1の制限通路及び、第1の
制限通路よりも通過抵抗が小さくされてシェイク振動よ
りも周波数の高いアイドル振動、こもり音等(例えば、
周波数15〜200Hzの振動)を吸収するための第2
の制限通路を介して、互いに連通されている。
【0004】また、振動減衰特性を向上する為、複数の
副液室が形成され、これら複数の副液室と主液室との間
にそれぞれ第1の制限通路及び第2の制限通路が配置さ
れる防振装置が考えられるようなった。
【0005】このような複数の制限通路及びこれら制限
通路とそれぞれ繋がる複数の副液室を持つ防振装置にお
いては、エンジンのシェイク振動用には調整されていな
い制限通路側の副液室に隣合って配置される空気室を、
ブラケットにより密閉することで、シェイク振動の減衰
性能を向上できる。但し、この結果として、空気室内の
空気が逃げることができなくなって背圧が上がり、アイ
ドル振動及びこもり音の減衰性能が悪化する。
【0006】逆に、この副液室に対応する空気室を大気
開放すると、アイドル振動及びこもり音の減衰性能は向
上するが、シェイク振動時にも空気室が拡縮することに
なる為、シェイク振動の減衰性能が悪化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、シェイ
ク振動用とされていない側の副液室の背圧に関し、シェ
イク振動とアイドル振動及びこもり音とで、振動の減衰
性能の向上のための要求が相反する。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、大振幅の振動
の入力と小振幅の振動の入力とで背圧が変化することを
利用し、異なった周波数帯域の振動を有効に吸収するこ
とで多種類の振動に最適に適応できる防振装置を得るこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防振装置
は、振動発生部及び振動受部の一方へ連結され且つ内外
周面間を貫通する貫通孔が穿設された外筒と、振動発生
部及び振動受部の他方へ連結される内筒と、前記外筒と
前記内筒との間に設けられ振動発生時に変形する弾性体
と、前記弾性体を隔壁の少なくとも一部として拡縮可能
とされ且つ液体が充填される主液室と、前記主液室と隔
離された第1の副液室と、前記主液室及び第1の副液室
と隔離された第2の副液室と、前記第1の副液室の隔壁
の一部を形成して前記第1の副液室を拡縮可能とする第
1のダイヤフラムと、前記貫通孔に対向して配置され且
つ前記第2の副液室の隔壁の一部を形成して前記第2の
副液室を拡縮可能とする第2のダイヤフラムと、前記第
2のダイヤフラムと前記外筒の前記貫通孔を有した内壁
面の部分との間に設置されて空気を溜める空気室と、前
記主液室と前記第1の副液室との間を連通する第1の制
限通路と、前記主液室と前記第2の副液室との間を連通
すると共に前記第1の制限通路より液体の通過抵抗が小
さい第2の制限通路と、前記外筒が嵌合されて圧入され
る筒状部を有すると共にこの筒状部により前記貫通孔を
閉止するブラケットと、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る防振装置では、主液室、第1の副
液室及び第2の副液室が設けられ、主液室と第1の副液
室とが第1の制限通路によって連通されている。また、
主液室と第2の副液室とが第2の制限通路によって連通
されている。
【0011】さらに、第2のダイヤフラムと貫通孔を有
した外筒の内壁面との間に設置される空気室が空気を溜
めると共に、第2のダイヤフラムが第2の副液室を拡縮
可能とする。そして、外筒が嵌合されて圧入される筒状
部をブラケットが有し、このブラケットの筒状部により
外筒の貫通孔が閉止される。
【0012】また、一般に、低周波振動は大きな振幅の
振動となり、高周波振動は小さな振幅の振動となること
が知られている。
【0013】従って、振動発生部によって低周波振動で
あって大振幅の振動が発生すると、外筒とブラケットと
の間の嵌合部分の微小な隙間が密閉に近い構造になるこ
とで、空気室から空気が逃げ出さず、第2のダイヤフラ
ムが液圧に対して高剛性とされる。この為、第2のダイ
ヤフラムの変形による第2の副液室の拡縮は抑えられ、
液体は第1の制限通路を介して主液室と第1の副液室と
の間を行き来し、液体が第1の制限通路を通過する際の
抵抗及び液柱共振により高減衰な状態となって、低周波
振動が吸収される。
【0014】一方、振動発生部によって高周波振動であ
って小振幅の振動が発生すると、第1の制限通路は目詰
まり状態とされるが、貫通孔から外筒とブラケットとの
間の嵌合部分の微小な隙間内に空気が流れ、空気室から
空気が逃げ出すため、大気開放と同じ効果になる。この
為、液体は第2の制限通路を介して主液室と第2の副液
室とを行き来し、液体が第2の制限通路内で液柱共振す
ることにより、低動倍となって高周波振動が吸収され
る。
【0015】つまり、大振幅の振動の入力と小振幅の振
動の入力とで背圧が変化することを利用して、多種類の
振動に最適に適応できるようになる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の一実施例に係る防振装置を
図1乃至図4にしたがって説明する。
【0017】図3に示す如く、防振装置10は、図示し
ない振動受部としての車体へ取付けられるブラケットで
ある取付フレーム11の環状部分11Aに外筒16が嵌
合されて圧入された状態で、車体に取付けられている。
この防振装置10は円筒形状の内筒12を備えており、
この内筒12が円筒形状の外筒16に対してほぼ平行に
配設されている。本実施例では内筒12は振動発生部と
しての図示しないエンジンに連結されている。
【0018】一方、外筒16の内側には薄肉ゴム層13
が加硫接着されている。この薄肉ゴム層13の一部は外
筒16の内周面から離れた第1のダイヤフラム22とさ
れている。
【0019】また、この外筒16内には一対の中間ブロ
ック17、18が挿入されている。図1に示す如く、中
間ブロック18は外筒16の軸方向から見て略半円形の
ブロック形状とされている。この中間ブロック18の外
周面は薄肉ゴム層13の内周面へ密着している。図3に
示す如く、中間ブロック17の軸方向両端部には、フラ
ンジ部17Aが形成されており、フランジ部17Aの外
周面が薄肉ゴム層13へ密着されている。そして、各々
のフランジ部17A間に中間ブロック18が嵌入されて
いる。
【0020】図1に示す如く、この中間ブロック17の
中間ブロック18に面した中央部に切欠部17Bが形成
され、この切欠部17Bに前述の内筒12が貫通してい
る。この内筒12には、中間ブロック17との間に本体
ゴム14が掛け渡されている。これによって、内筒12
は外筒16に対して相対移動可能となっている。
【0021】この本体ゴム14は中間ブロック18の頂
面にも加硫接着されているが、さらに本体ゴム14の中
間部には、中間ブロック18との間に主液室28を形成
する切欠部14Aが形成されている。また、中間ブロッ
ク17のフランジ部17A間に、内周面が中間ブロック
17によって区画されると共に外周面が薄肉ゴム層13
及び第1のダイヤフラム22によって区画された第1の
副液室30が、形成されている。これらの主液室28、
第1の副液室30には、水、オイル等の液体が充填され
ている。
【0022】中間ブロック18には、主液室28に面す
ると共に外筒16の半径方向に延びる円孔44が形成さ
れている。また、中間ブロック18には、円孔44の半
径方向外方へ向けて通路32及び通路36が設けられて
いる。通路32の一端は円孔44を形成する側面と連通
され、通路32の他端は中間ブロック18の外周面に形
成されて第1の副液室30と連通される通路33と連通
されている。
【0023】さらに、通路36の一端は円孔44を形成
する側面と連通され、通路36の他端は中間ブロック1
8の外周面で開口している。この開口18Aは、図1、
図2及び図4に示す如く、外筒16の内外周面間を貫通
して穿設された貫通孔16Aに、薄肉ゴム層13を介し
て対向している。また、図1及び図4に示す如く、外筒
16の貫通孔16Aと対向する部位の薄肉ゴム層13が
第2のダイヤフラム24とされており、この第2のダイ
ヤフラム24が通路36の開口18Aを閉止している。
【0024】そして、第2のダイヤフラム24と貫通孔
16Aを有した外筒16の内壁面との間に、空気を溜め
る空気室26が設置されており、また、外筒16が嵌合
されて圧入される取付フレーム11の筒状部を構成する
環状部分11Aにより、貫通孔16Aが閉止される。
【0025】通路36の長手方向(液体の通過方向)と
直交する方向における断面積(以下、通路断面積と呼
ぶ)が通路32の通路断面積とほぼ同一になるように形
成されており、さらに、通路36の長手方向寸法が通路
32の長手方向寸法よりも短くされて、通過抵抗が通路
32よりも小さくされている。本実施例では、通路32
は、低周波のうちの比較的高い周波数帯域の振動(アイ
ドル振動)を吸収できるように形成されており、通路3
6は、高周波の振動(こもり音)を有効に吸収できるよ
うに形成されている。
【0026】前記円孔44にはロータ52が挿入されて
いる。このロータ52の一部が外筒16を貫通してお
り、外筒16の外周に取りつけられるモータ48の駆動
力を受けてロータ52が回転できるようになっている。
このモータ48は制御手段46に接続されており、制御
手段46には、車速を検出する車速センサ43及びエン
ジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ45が接
続されている。なお、ロータ52の抜け止め用としての
環状座金21が、円孔44の開口部に対応して、ねじ2
1Aによって中間ブロック18にねじ止めされている。
【0027】前記ロータ52の主液室28に面する先端
部は円筒形状とされており、ロータ52の円筒周面の一
部に貫通孔54が形成されている。貫通孔54は、ロー
タ52の回転位置によって、図1に示す如く通路32の
みの連通状態、あるいは図2に示す如く通路36のみの
連通状態となるような位置に、配置されることになる。
【0028】また、中間ブロック18には、通路34が
形成されている。この通路34の通路断面積は、通路3
2、36よりも小さくされており、長手方向(液体の通
過方向)長さは通路32、36の長手方向長さよりも長
くされ、通路34の通過抵抗は、通路32、36よりも
大きく設定されている。これにより、通路34は、低周
波のうちの比較的低い周波数帯域の振動(シェイク振
動)を有効に吸収できるようになっている。
【0029】通路34は、その一端部34Aが中間ブロ
ック18の主液室28に対応する面で開口して、主液室
28と連通しており、また、通路34は、その他端部3
4Bを介して第1の副液室30と連通している。そし
て、通路34は、一端部34Aから図1下方へ延出され
て、中間ブロック18を貫通し、さらに延出端が中間ブ
ロック18の外周周縁部に沿って延出され他端部34B
まで延出されている。
【0030】ロータ52の貫通孔54によって通路36
が連通され、ロータ52の周壁によって通路32が閉止
された図2の状態では、通路36はロータ52内部を介
して主液室28と連通する第2の副液室40を構成して
いる。従って、液体が円孔44及び通路36を行き来す
ると、第2のダイヤフラム24が変形されて第2の副液
室40が拡縮するようになっている。なお、このときの
ロータ52内部は、こもり音を吸収する制限通路として
の機能を発揮する。
【0031】なお第1のダイヤフラム22と外筒16と
の間は空気室とされて必要に応じて外部と連通される。
【0032】以下に本実施例の作用を説明する。アイド
リング時や車速が5キロ程度の場合には、低周波のうち
比較的高い周波数帯域の振動(アイドル振動)が生じ
る。制御手段46は、車速センサ43及びエンジン回転
数センサ45により、現在発生している振動がアイドル
振動か否かを判断する。アイドル振動が発生していると
判断された場合には、ロータ52の貫通孔54により通
路32が連通状態にされかつ、ロータ52の外周面によ
り通路36が非連通状態となる位置(図1の位置)に至
るように、モータ48が制御される。この結果、液体は
通路32を通って主液室28と第1の副液室30を行き
来し、通路32内で液柱共振してアイドル振動が吸収さ
れる。
【0033】また、車速が上がり例えば時速40〜70
キロで走行されているような場合には、高周波数帯域の
振動(こもり音)であって小振幅の振動が発生する。制
御手段46は、車速センサ43及びエンジン回転数セン
サ45により、こもり音が発生しているか否かを判断す
る。こもり音が発生していると判断された場合には、ロ
ータ52の貫通孔54により通路36が連通状態にされ
かつ、ロータ52の外周面により通路32が非連通状態
となる位置(図2の位置)に至るように、モータ48が
制御される。
【0034】この状態では、こもり音が発生しているた
め、通過抵抗の大きい通路34は目詰まり状態にされ
る。この一方、小振幅の振動であることから、外筒16
の貫通孔16Aから外筒16と取付フレーム11の環状
部分11Aとの間の嵌合部分の微小な隙間内に空気が流
れて、空気室26から空気が逃げ出すため、空気室26
が大気開放されているのと同じとなる。この為、液体
は、ロータ52内を介して主液室28と第2の副液室4
0との間を行き来するように、すなわち、第2のダイヤ
フラム24が変形されて第2の副液室40が拡縮される
ようになる。そのため、液体がロータ52内で液柱共振
して低動倍となって、こもり音が吸収される。
【0035】さらに車速が上がり車両が例えば時速70
〜80キロ以上の高速で走行すると、低周波のうちの比
較的低い周波数帯域の振動(シェイク振動)であって大
振幅の振動が生じる。制御手段46は、車速センサ43
及びエンジン回転数センサ45により、シェイク振動か
否かを判断する。シェイク振動が発生していると判断さ
れると、モータ48は駆動されず、ロータ52は現位
置、すなわち、図2の位置に維持される。この結果、液
体は通路34を通って主液室28と第1の副液室30を
行き来する。この場合、大振幅の振動であることから、
外筒16と取付フレーム11の環状部分11Aとの間の
嵌合部分の微小な隙間が密閉に近い構造になることで、
空気室26から空気が逃げ出さず、第2のダイヤフラム
24が液圧に対して高剛性とされる。この為、第2のダ
イヤフラム24の変形による第2の副液室40の拡縮は
抑えられ、液体は通路34を介して主液室28と第1の
副液室30との間を行き来し、液体が通路34を通過す
る際の抵抗及び液柱共振により高減衰な状態となって、
シェイク振動が吸収される。
【0036】上記実施例では、ロータ52の貫通孔54
が通路36と対向する位置にある場合、通路36によっ
て主液室28と第2の副液室40が連通状態となり、ま
た、この状態において通路34は主液室28と第1の副
液室30とを常に連通状態としているので、ロータ52
を駆動することなく、シェイク振動及び高周波振動を吸
収できる。
【0037】また、上記実施例において、第2の制限通
路である通路36により、こもり音域を低動倍とし、通
路32により、アイドル振動を減衰するようにしたが、
第2の制限通路によりアイドル振動及びこもり音の両領
域で低動倍とするようにしてもよいことはいうまでもな
い。
【0038】さらに、上記実施例において、内筒をエン
ジンに連結し、外筒を車体側に連結するような構造とし
たが、この逆としてもよい。一方、上記実施例におい
て、車両に搭載されるエンジンの防振を目的としたが、
本発明の防振装置は他の用途にも用いられることはいう
までもなく、また、形状等も実施例のものに限定される
ものではない。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る防振装置は、上記の如く構
成したので、大振幅の振動の入力と小振幅の振動の入力
とで背圧が変化することを利用し、異なった周波数帯域
の振動が有効に吸収されることで多種類の振動に最適に
適応できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る防振装置の断面図であ
る。
【図2】図1の作動図である。
【図3】本発明の一実施例に係る防振装置の分解斜視図
である。
【図4】本発明の一実施例に係る防振装置の要部拡大断
面図である。
【符号の説明】
10 防振装置 11 取付フレーム(ブラケット) 12 内筒 14 本体ゴム(弾性体) 16 外筒 22 第1のダイヤフラム 24 第2のダイヤフラム 26 空気室 28 主液室 30 第1の副液室 34 通路(第1の制限通路) 36 通路(第2の制限通路) 40 第2の副液室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生部及び振動受部の一方へ連結さ
    れ且つ内外周面間を貫通する貫通孔が穿設された外筒
    と、 振動発生部及び振動受部の他方へ連結される内筒と、 前記外筒と前記内筒との間に設けられ振動発生時に変形
    する弾性体と、 前記弾性体を隔壁の少なくとも一部として拡縮可能とさ
    れ且つ液体が充填される主液室と、 前記主液室と隔離された第1の副液室と、 前記主液室及び第1の副液室と隔離された第2の副液室
    と、 前記第1の副液室の隔壁の一部を形成して前記第1の副
    液室を拡縮可能とする第1のダイヤフラムと、 前記貫通孔に対向して配置され且つ前記第2の副液室の
    隔壁の一部を形成して前記第2の副液室を拡縮可能とす
    る第2のダイヤフラムと、 前記第2のダイヤフラムと前記外筒の前記貫通孔を有し
    た内壁面の部分との間に設置されて空気を溜める空気室
    と、 前記主液室と前記第1の副液室との間を連通する第1の
    制限通路と、 前記主液室と前記第2の副液室との間を連通すると共に
    前記第1の制限通路より液体の通過抵抗が小さい第2の
    制限通路と、 前記外筒が嵌合されて圧入される筒状部を有すると共に
    この筒状部により前記貫通孔を閉止するブラケットと、 を有することを特徴とする防振装置。
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