JP3573001B2 - 電磁負荷の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は電磁負荷の制御装置に係り、詳しくは、コンデンサ等に蓄積された蓄積エネルギーの放出によって作動応答性(例えば、燃料噴射用電磁弁の開弁応答性)の向上を図った電磁負荷の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電磁弁の開弁応答を早めるために、昇圧回路(DC−DCコンバータ)によりコンデンサに蓄積されたエネルギーを放出するもの、あるいは、電磁弁の通電エネルギーの回収によりコンデンサにエネルギーを蓄積し利用するものが知られている(特開平9−115727号公報、特公平7−78374号公報、特許第2598595号公報)。また、近年、排気ガス対策として、本来の噴射タイミングの他、それとは異なるタイミングでの噴射、例えば、ディーゼルエンジンの噴射制御におけるパイロットおよびメイン噴射の他に、その前後に噴射(多段噴射)を行ったり、更には他の気筒が噴射している最中にも噴射(多重噴射)を行いたいといった要求がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術では、1つのインジェクタ(電磁弁)に対して1個のコンデンサを設けるとともに、このコンデンサに対し制御装置内に設けた昇圧回路、又はインジェクタ(電磁弁)のオフ時のフライバックエネルギー回収を利用してエネルギーを蓄積しており、エネルギー放出後、次に放出するまでの間に再度エネルギーを蓄積するのに時間がかかってしまう。そのため、連続する多段噴射又は、他気筒との多重噴射制御にはエネルギーの蓄積が間に合わないといった問題があった。
【0004】
以下、図4,5を用いて詳しく説明する。図4に示すインジェクタ制御装置において、スイッチ306をオン/オフすることによりインジェクタ302のソレノイド302aの通電遮断時に発生するフライバックエネルギーがダイオード303を通してコンデンサ304に蓄えられる。コンデンサ304にはスイッチ305を介してインジェクタ302のソレノイド302aの一端が接続され、ソレノイド302aの他端はスイッチ306及び抵抗307を介して接地されている。駆動用IC308は、マイコン309からのエンジン運転状態に応じた噴射信号♯1を入力して、各スイッチ301,305,306をオン/オフ制御する。
【0005】
上記インジェクタ制御装置の動作を図5のタイムチャートに従い説明する。図5には、インジェクタによるメイン噴射と、それに先立って実施されるパイロット噴射とが実施される様子を示す。
【0006】
マイコン309からの噴射信号♯1に従いスイッチ306がオンすると、それと同時にスイッチ305が一定時間だけオンし、コンデンサ304の充電電圧がインジェクタ302のソレノイド302aに対して放出される。これにより、インジェクタ302の開弁当初に大電流が流れ、インジェクタ302の開弁応答性が向上する。その後、抵抗307により検出されるインジェクタ電流に応じてスイッチ301がオン/オフされ、インジェクタ302が定電流駆動される。
【0007】
一方、インジェクタ302の駆動が終了した後において、スイッチ306がオン/オフされてコンデンサ304の充電が行われる。以後、このようにコンデンサ304に充電が行われるとともに、このコンデンサ304のエネルギーがインジェクタ302に供給され、燃料噴射動作に供される。
【0008】
さらに、フライバックエネルギーの回収に伴う噴射間のエネルギー充電に対し昇圧回路(DC−DCコンバータ)により充電を行う場合でも、この噴射間で充電を完了する必要がある。そして、これを満足させることができたとしても、多段噴射を実現させるためには1つの電磁弁(インジェクタ)に対して、複数のコンデンサが必要となる。又、多重噴射まで考えると、気筒数×2個以上のコンデンサの数となってしまう。このコンデンサは、電磁弁の駆動エネルギーとして充分な容量と耐圧が必要となることから、個数が多くなることは、制御装置内での回路基板に対し大きな実装面積が必要となり、又、コストが高くつくといった問題がある。
【0009】
そこで、この発明の目的は、新規な構成にて高い頻度で負荷駆動を行う場合に対処することができる電磁負荷の制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1,2に記載の発明によれば、エネルギー蓄積手段には、燃料を供給する電磁弁に備えられた電磁負荷の複数回の動作に必要なエネルギーが蓄積され、制御手段によって、エネルギー供給量検出手段にて前記電磁弁の1回の駆動に必要なエネルギーが前記電磁負荷に供給されたことを検出した場合には、前記エネルギー供給手段によるエネルギー供給が停止される。よって、高い頻度で負荷駆動を行う場合に対処することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。
本実施の形態は、車載用4気筒ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射システムとして具体化されるものであり、同燃料噴射システムにおいてコモンレール内で蓄圧された高圧燃料は、インジェクタの駆動に伴いディーゼルエンジンの各気筒に対して噴射供給される。また本実施の形態では、1回の燃焼行程に際して複数回の燃料噴射動作を行わせる多段噴射と、同時に2つのインジェクタを駆動させて各々燃料噴射を行わせる多重噴射とを実施する。
【0013】
図1は、本実施の形態におけるインジェクタ制御装置を示す電気回路図である。図1の装置は、エンジンの各気筒に対して燃料噴射を行うインジェクタ101,102,103,104と、これらインジェクタ101〜104を駆動する駆動回路(EDU:Electric Driver Unit)100と、この駆動回路100に接続されるECU(電子制御装置)200とを備える。ECU200は、CPU、各種メモリ等からなる周知のマイクロコンピュータを備え、エンジン回転数Ne、アクセル開度ACC、エンジン水温THWなど、各種センサにて検出されるエンジン運転情報に基づき気筒毎に噴射信号を生成して駆動回路100に出力する。
【0014】
インジェクタ101〜104は常閉式の電磁弁にて構成され、電磁負荷としてのソレノイド101a,102a,103a,104aを個々に備える。この場合、各ソレノイド101a〜104aが通電されると、図示しない弁体がリターンスプリングの付勢力に抗して開弁位置に移動し、燃料噴射が行われる。また、各ソレノイド101a〜104aの通電が遮断されると、弁体が元の閉弁位置に戻り、燃料噴射が停止される。
【0015】
本実施の形態では、全4気筒のインジェクタ101〜104を2気筒ずつに分け、インジェクタ101と103を同じ噴射グループとして駆動回路100の共通端子COM1に接続し、インジェクタ102と104を同じ噴射グループとして駆動回路100の共通端子COM2に接続している。なお、同時に駆動されることがないインジェクタで各噴射グループを構成することとし、そのグループ分けはどの気筒間で多重噴射を実施させるか等のエンジンの設計仕様によって決定されればよい。
【0016】
インダクタL00は一端が車載電源としてのバッテリ電源ライン(+B)に接続され、他端がトランジスタ(スイッチング素子)T00に接続されている。以下、トランジスタは全てスイッチング素子として使用される。トランジスタT00のゲート端子には充電制御回路110が接続され、この回路110の出力に応じてトランジスタT00がオン/オフする。充電制御回路110に関し、詳しくは自励式の発振回路を使用している。また、トランジスタT00とGNDとの間には電流検出抵抗R00が接続されている。
【0017】
インダクタL00とトランジスタT00との間には、逆流防止用のダイオードD13を介してエネルギー蓄積手段としてのコンデンサC10の一端が接続されると共に、逆流防止用のダイオードD23を介してエネルギー蓄積手段としてのコンデンサC20の一端が接続されている。これらコンデンサC10,C20の他端はトランジスタT00と電流検出抵抗R00との接続点に接続されている。
【0018】
なお、コンデンサC10は、COM1側の噴射グループであるインジェクタ101,103専用のエネルギー蓄積コンデンサであり、コンデンサC20は、COM2側の噴射グループであるインジェクタ102,104専用のエネルギー蓄積コンデンサである。つまり、同時に駆動することがあり得るソレノイドに対して別々のコンデンサを設けるとともに、同時に駆動することのないソレノイド同士をグループとして共通のコンデンサが使われている。
【0019】
上記インダクタL00、トランジスタT00、電流検出抵抗R00、充電制御回路110、ダイオードD13,D23により昇圧手段としてのDC−DCコンバータ回路50が構成されている。トランジスタT00がオン/オフされると、ダイオードD13,D23を通じてコンデンサC10,C20が充電される。これにより、各コンデンサC10,C20がバッテリ電圧+Bよりも高い電圧に充電され、バッテリ電源よりも高いエネルギーを蓄積することができる。かかる場合、電流検出抵抗R00により充電電流がモニタされつつ、充電制御回路110によりトランジスタT00がオン/オフされることで、コンデンサC10,C20が効率の良い周期で充電される。
【0020】
駆動用IC120には、#1〜#4の入力端子が接続され、駆動用IC120はこの各端子を通じてECU200から第1気筒(#1)〜第4気筒(#4)の各噴射信号を取り込む。
【0021】
エネルギー供給手段としてのトランジスタT12,T22は、#1〜#4の噴射信号がオフ(論理ローレベル)からオン(論理ハイレベル)に反転するタイミングで一時的にオンとなり、コンデンサC10,C20の蓄積エネルギーをインジェクタ101〜104に供給(放出)するためのトランジスタである。より詳しくは、トランジスタT12はコンデンサC10と共通端子COM1との間に設けられ、制御手段としての駆動用IC120によりトランジスタT12がオンされると、コンデンサC10の蓄積エネルギーがCOM1側のインジェクタ101,103に供給される。また、トランジスタT22はコンデンサC20と共通端子COM2との間に設けられ、駆動用IC120によりトランジスタT22がオンされると、コンデンサC20の蓄積エネルギーがCOM2側のインジェクタ102,104に供給される。こうしたコンデンサC10,C20のエネルギー放出により、インジェクタの駆動電流として大電流が流れ、それに伴いインジェクタの開弁応答性が向上する。
【0022】
各インジェクタ101〜104のローサイドには、駆動回路100の端子INJ1,INJ2,INJ3,INJ4を介してトランジスタT10,T20,T30,T40が接続されており、駆動用IC120から#1〜#4の噴射信号が各々供給されると、その論理ハイレベルの噴射信号により当該トランジスタT10〜T40がオンとなる。トランジスタT10,T30とトランジスタT20,T40とは、各々同一の噴射グループを構成するものであり、それら各トランジスタはグループ毎に電流検出抵抗R10,R20を介して接地されている。電流検出手段としての電流検出抵抗R10,R20によりインジェクタ101〜104に流れる駆動電流が検出され、その検出結果が駆動用IC120に取り込まれる。
【0023】
本例では、抵抗R10,R20と駆動用IC120にてエネルギー供給量検出手段が構成され、コンデンサC10,C20からソレノイド101a〜104aに対してのエネルギー供給量を検出することができるようになっている。
【0024】
COM1,COM2端子はそれぞれ、ダイオードD11,D21とトランジスタT11,T21とを介してバッテリ電源ライン(+B)に接続されている。かかる場合、駆動用IC120は、インジェクタ101〜104に流れる駆動電流に応じてトランジスタT11,T21をオン/オフ制御する。これにより、+Bからインジェクタ101〜104に定電流が供給される。ダイオードD12,D22は定電流制御のための帰還ダイオードであり、トランジスタT11,T21のオフ時にインジェクタ101〜104に流れる電流はダイオードD12,D22を介して還流される。
【0025】
実際の動作に際しては、駆動指令である噴射信号の立ち上がりと同時に先ずトランジスタT12またはT22がオンされ、インジェクタ101〜104の駆動電流としてコンデンサC10,C20のエネルギー放出により大電流が流れた後、引き続き、トランジスタT11またはT21を通じて定電流が流れ、噴射信号の立ち下がりに伴い同駆動電流が遮断される。なお、ダイオードD11,D21は、コンデンサC10,C20のエネルギー放出に際し、高電位となるCOM1,COM2端子から+B側への回り込みを防止するためのダイオードである。
【0026】
ここで、本例のコンデンサC10,C20は、予め複数回分の開弁に必要なエネルギーを蓄えることができるようになっている。具体的には、コンデンサC10,C20の満充電電圧を高くする、または、コンデンサ容量を大きくしている。例えば、1回の噴射に必要なコンデンサC10,C20の放電エネルギーを50mJとすると、連続3回分噴射に対して、コンデンサ容量10μFで100Vに対し173Vに高くする、または、コンデンサ電圧100Vで10μFに対し30μFと大きくする。
【0027】
また、本例では、トランジスタT10,T20,T30,T40が、バッテリ電源ライン(+B)のエネルギーをソレノイド101a〜104aに供給するための第1エネルギー供給手段として機能し、トランジスタT12,T22が、コンデンサC10,C20に蓄積したエネルギーをソレノイド101a〜104aに供給するための第2エネルギー供給手段として機能する。
【0028】
次に、本実施の形態における作用を図2のタイムチャートを用いて説明する。
図2では多段噴射と多重噴射との動作例を示しており、多段噴射としては、メイン噴射に先立つプレ噴射とパイロット噴射、並びにメイン噴射後のアフター噴射とポスト噴射が実施される。ここで、プレ噴射は主に筒内活性化のために実施され、パイロット噴射は主にNOxや燃焼音の低減のために実施される。また、アフター噴射は主に煤の再燃焼のために実施され、ポスト噴射は主に触媒活性化のために実施される。つまり、これら各噴射は、排気エミッションの向上を目的として、エンジン運転状態等に応じて適宜実施される。
【0029】
図2中、「#1」は第1気筒の噴射信号を、「#2」は第2気筒の噴射信号を示し、第1気筒(#1)の多段噴射について、期間t1ではプレ噴射が、期間t2ではパイロット噴射が、期間t3ではメイン噴射が、期間t4ではアフター噴射が、それぞれ実施される。また、期間t5では、第1気筒のメイン噴射に重複して第2気筒(#2)に対しポスト噴射が実施される。4気筒エンジンの場合、例えば#1の噴射信号として、180°CA内にプレ、パイロット、メイン及びアフターの各噴射(多段噴射)の信号が出力され、その噴射信号に重複して#2の噴射信号として、ポスト噴射(多重噴射)の信号が出力される。
【0030】
さて、図2のプレ噴射前において、コンデンサC10,C20はDC−DCコンバータ回路50によって満充電の状態にあり、期間t1で#1の噴射信号がオンに立ち上げられると、トランジスタT10がオンすると共に、それと同時にトランジスタT12がオンし、インジェクタ101によるプレ噴射が開始される。トランジスタT12がオンした後において駆動電流(INJ1電流)が所定の値I0 になると、1回の噴射に必要な所定のエネルギーを放出したとしてトランジスタT12がオフする。このようにして、トランジスタT12は、プレ噴射の開始当初の一定時間t11だけオンし、コンデンサC10の蓄積エネルギーがインジェクタ101に放出され、これにより、インジェクタ101のソレノイド101aに大電流が流れ、インジェクタ101の開弁応答が早まる。
【0031】
このように、本例では、放出するエネルギーを所定量に制御する方法として、コンデンサC10,C20からのエネルギー放出による放電電流を電流検出抵抗R10,R20により検出し、所定の電流値I0 に達したところでトランジスタT12をオフに転じている。
【0032】
コンデンサC10のエネルギー放出後は、それに引き続いてトランジスタT11がオン/オフ制御され、ダイオードD11を介してインジェクタ101に定電流が供給される。すなわち、電流検出抵抗R10により検出した駆動電流(INJ1電流)に応じて駆動用IC120がトランジスタT11をオン/オフし、その駆動電流を所定値に保持する。これにより、インジェクタ101は開弁状態で保持される。このように、駆動用IC120はトランジスタT10とT11の協働によりソレノイドを動作させる期間だけバッテリ電源のエネルギーをソレノイドに供給する。
【0033】
その後、#1の噴射信号がオフされると、トランジスタT10がオフしてインジェクタ101が閉弁し、同インジェクタ101によるプレ噴射が終了される。インジェクタ101の通電遮断時に発生する逆起電力エネルギーはトランジスタT10にて消費される。
【0034】
一方、コンデンサC10からのエネルギー放出後において、トランジスタT00がオン/オフを開始すると、DC−DCコンバータ回路50によるコンデンサC10の充電が開始される。なお、コンデンサC10からの放電電流を安定させるためにトランジスタT12の通電中(オン時)はDC−DCコンバータ回路50による充電(トランジスタT00のオンからオフへの切り換え)が禁止される。即ち、コンデンサC10,C20からソレノイド101a〜104aにエネルギー供給している間は、DC−DCコンバータ回路50によるエネルギーをコンデンサC10,C20に供給することを禁止する。
【0035】
次の噴射(パイロット噴射)が連続して行われるが、この時、コンデンサC10はエネルギー放出後、DC−DCコンバータ回路50による充電途中であることが考えられるが、コンデンサC10には予め複数回分の開弁に必要なエネルギーが蓄えられているので、前記制御と同様の動作により噴射(パイロット噴射)を行うことができる。メイン噴射等の他の噴射についても同様である。
【0036】
なお、上述したように多段噴射および後記多重噴射が行われるわけであるが、各噴射の間にDC−DCコンバータ回路50による充電が行われるので、5回分のエネルギーを充電しておく必要はない。従って、各噴射間隔(図2参照)とDC−DCコンバータ回路50の充電能力を考慮して、満充電状態で2〜3回分のエネルギーを蓄積できるコンデンサであってもよく、そうすることにより小型のコンデンサが採用できる。
【0037】
期間t1のプレ噴射の後の、期間t2のパイロット噴射、期間t3のメイン噴射、期間t4のアフター噴射においても同様の動作が行われる。すなわち、#1の噴射信号がオンとなる各噴射の開始当初においてコンデンサC10の蓄積エネルギーがインジェクタ101に放出され、それに引き続いて、インジェクタ101が定電流駆動される。その後、#1の噴射信号がオフされると、インジェクタ101による各噴射が終了される。また、DC−DCコンバータ回路50によりコンデンサC10が充電される。
【0038】
次に、多重噴射について説明する。図2では、#1の噴射信号(t3のメイン噴射)に#2の噴射信号(t5のポスト噴射)が重複しており、インジェクタ101,102が同時に駆動される。このとき、インジェクタ101,102は別々の噴射グループに属するため、それらは互いに無関係で制御され、仮に噴射時期が重複しても互いの影響を受けることなく燃料噴射が実施される。
【0039】
詳しくは、期間t5で#2の噴射信号がオンに立ち上げられると、トランジスタT20がオンすると共に、それと同時にトランジスタT22がオンし、インジェクタ102によるポスト噴射が開始される。トランジスタT22のオンに伴いコンデンサC20の蓄積エネルギーがインジェクタ102に放出される。これにより、インジェクタ102のソレノイド102aに大電流が流れ、インジェクタ102の開弁応答が早まる。コンデンサC20のエネルギー放出後は、それに引き続き、電流検出抵抗R20により検出した駆動電流(INJ2電流)に応じてトランジスタT21がオン/オフ制御され、ダイオードD21を介してインジェクタ102に定電流が供給される。これにより、インジェクタ102は開弁状態で保持される。
【0040】
その後、#2の噴射信号がオフされると、トランジスタT20がオフしてインジェクタ102が閉弁し、同インジェクタ102によるポスト噴射が終了される。インジェクタ102の通電遮断時に発生する逆起電力エネルギーはトランジスタT20で消費される。
【0041】
この場合にも既述の通り、トランジスタT22のオン時では、DC−DCコンバータ回路50によるコンデンサC20の充電が禁止される。その後、トランジスタT00がオン/オフを開始すると、DC−DCコンバータ回路50によるコンデンサC20の充電が開始される。
【0042】
前述のように、噴射信号#1は、COM1の専用コンデンサC10を使用していて、噴射信号#2は、COM2の専用コンデンサであるC20を使用しており、噴射信号#1とは無関係に制御されるので、問題なく多重噴射ができる。
【0043】
なお、180°CA間(4気筒の場合)の#1の多段噴射、#2との多重噴射について説明したが、他の気筒の多段噴射、多重噴射制御に対しても同じである。
【0044】
このように、本実施の形態は下記の特徴を有する。
(イ)多段噴射を行うために、コンデンサC10,C20は、ソレノイドの少なくとも2回以上の動作に必要なエネルギーが蓄積可能であるようにし、駆動用IC120は、トランジスタT12,T22により電流検出抵抗R10,R20にて検出されるエネルギー供給量に基づいてソレノイドの1回の動作に必要な量(詳しくは、ソレノイドの1回の動作の応答を早めるために必要な量)だけコンデンサC10,C20からソレノイドに供給するようにした。つまり、1回の動作(噴射)時に電磁弁の駆動(開弁)応答を早めるのに必要な量だけエネルギーをコンデンサC10,C20から放出させると共に、そのコンデンサC10,C20に複数回の動作(噴射)に必要なエネルギーを蓄積しておくことで、多段噴射に対応することができる。
(ロ)また、多重噴射を行うために、複数のインジェクタソレノイド101a,102a,103a,104aに対し、同時に駆動することのないソレノイド同士をグループ化して、コンデンサC10,C20のエネルギーを供給するようにしたので、コンデンサの個数の低減を図ることができ、エネルギーを効率よく使用することができるようになる。つまり、多重噴射は、気筒グループ毎に1個のコンデンサを用いることで、噴射要件を満足できる。
【0045】
なお、噴射要件として2グループ、例えば4気筒であれば2個ずつ(本例)、6気筒であれば3個ずつインジェクタ(電磁弁)で、それぞれ多段噴射があり、多重噴射は気筒グループ間でしか存在しないとした場合に適用できる。
【0046】
また、図3に示すように実施してもよい。詳しくは、各インジェクタ101〜104のうち、一方の噴射グループを構成するインジェクタ101,103は、ダイオードD10,D30を介してコンデンサC10に接続されており、通電遮断に伴い当該インジェクタ101,103に発生するフライバックエネルギー(逆起電力エネルギー)はダイオードD10,D30を介してコンデンサC10に回収される。また、他方の噴射グループを構成するインジェクタ102,104は、ダイオードD20,D40を介してコンデンサC20に接続されており、通電遮断に伴い当該インジェクタ102,104に発生する逆起電力エネルギーはダイオードD20,D40を介してコンデンサC20に回収される。
【0047】
また、ディーゼルエンジンのインジェクタの制御システムに適用したが、ガソリンエンジンのインジェクタの制御システムに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるインジェクタ制御装置を示す電気回路図。
【図2】作用説明のためのタイムチャート。
【図3】別例のインジェクタ制御装置を示す電気回路図。
【図4】従来技術を説明するためのインジェクタ制御装置の構成例を示す図。
【図5】従来技術を説明するためのタイムチャート。
【符号の説明】
50…DC−DCコンバータ回路、101a,102a,103a,104a…ソレノイド、120…駆動用IC、200…ECU、C10,C20…コンデンサ、R10,R20…抵抗、T12,T22…トランジスタ、T10,T20,T30,T40…トランジスタ。

Claims (9)

  1. 燃料を供給する電磁弁に備えられた電磁負荷(101a,102a,103a,104a)と、
    前記電磁負荷に接続され、電磁負荷に供給するエネルギーが蓄積されるエネルギー蓄積手段(C10,C20)と、
    前記電磁負荷と前記エネルギー蓄積手段との間に設けられ、前記エネルギー蓄積手段に蓄積したエネルギーを前記電磁負荷に供給するためのエネルギー供給手段(T12,T22)と、
    前記エネルギー蓄積手段から前記電磁負荷に対してのエネルギー供給量を検出するエネルギー供給量検出手段(R10,R20,120)と、
    前記エネルギー供給手段を制御する制御手段(120)と
    を備え、
    前記制御手段(120)は、前記電磁弁の1回の駆動に必要なエネルギーが前記電磁負荷に供給されたことを前記エネルギー供給量検出手段にて検出された場合には、前記エネルギー供給手段によるエネルギー供給を停止し、
    前記エネルギー蓄積手段(C10,C20)は、前記電磁負荷の複数回の動作に必要なエネルギーが蓄積可能であることを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  2. 車載電源に接続されており、燃料を供給する電磁弁に備えられた電磁負荷(101a,102a,103a,104a)と、
    前記車載電源のエネルギーを前記電磁負荷に供給するための第1エネルギー供給手段(T10,T20,T30,T40)と、
    前記電磁負荷に接続され、前記電磁負荷に供給する前記車載電源よりも高いエネルギーが蓄積されるエネルギー蓄積手段(C10,C20)と、
    前記電磁負荷と前記エネルギー蓄積手段との間に設けられ、前記エネルギー蓄積手段に蓄積したエネルギーを前記電磁負荷に供給するための第2エネルギー供給手段(T12,T22)と、
    前記エネルギー蓄積手段から前記電磁負荷に対してのエネルギー供給量を検出するエネルギー供給量検出手段(R10,R20,120)と、
    前記第1、第2エネルギー供給手段を制御する制御手段(120)と
    を備え、
    前記制御手段(120)は、前記第1エネルギー供給手段により前記電磁負荷を動作させる期間だけ前記車載電源のエネルギーを前記電磁負荷に供給すると共に、前記電磁弁の1回の駆動に必要なエネルギーが前記電磁負荷に供給されたことを前記エネルギー供給量検出手段にて検出された場合には、前記エネルギー供給手段によるエネルギー供給を停止し、
    前記エネルギー蓄積手段(C10,C20)は、前記電磁負荷の複数回の動作に必要なエネルギーが蓄積可能であることを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の電磁負荷の制御装置において、
    電磁負荷は複数備えられていると共に、同時に駆動することがあり得る電磁負荷に対して別々のエネルギー蓄積手段(C10,C20)を設けたことを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電磁負荷の制御装置において、
    電磁負荷は複数備えられていると共に、同時に駆動することのない電磁負荷同士をグループとして共通のエネルギー蓄積手段(C10,C20)が使われることを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電磁負荷の制御装置において、
    前記エネルギー供給量検出手段は前記電磁負荷に流れる電流値を検出する電流検出手段(R10,R20)を備えることを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電磁負荷の制御装置において、
    エネルギー蓄積手段(C10,C20)には、車載電源電圧を昇圧手段(50)にて昇 圧したエネルギーが蓄積されることを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電磁負荷の制御装置において、
    エネルギー蓄積手段(C10,C20)には、電磁負荷への通電遮断時に発生するフライバックエネルギーが蓄積されることを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電磁負荷の制御装置において、
    前記電磁負荷はエンジンに燃料を供給するインジェクタのソレノイド(101a,102a,103a,104a)であることを特徴とする電磁負荷の制御装置。
  9. 請求項6に記載の電磁負荷の制御装置において、
    前記エネルギー蓄積手段から電磁負荷にエネルギー供給している間は、昇圧手段によるエネルギーをエネルギー蓄積手段に供給することを禁止することを特徴とする電磁負荷の制御装置。
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