JP3567562B2 - カウンター用開閉扉取付けユニット - Google Patents

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浩一 徳田
道弘 友松
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カウンター下部空間を利用するために、開閉扉をカウンター下前面に取付けるユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カウンターの下部には給排水の配管、電機配線及びカウンター取付用金具等が配設され、カウンターの下部空間を利用するには、実開平6−26670に開示されるように、カウンターの洗面器取付け部以外の下部空間に、左右一対の開閉扉付キャビネットを配設させ、これにカウンターを載置固定させる方法があるが、この方法では洗面器下の空間は給排水の配管があるため使用できず、利用する下部空間の範囲がキャビネット内に限定され、有効に利用することができない。又、キャビネットは既製のものが多く、奥行や横幅が規定されているため、扉の大きさや開閉方向を自由に変更しにくい。
【0003】
そこで、カウンター下部全体に開閉扉を取付けることにより、カウンター下部空間全体を利用することが考えられ、実開平64−31159や実開平2−112179のように、下部空間を包囲且つ前面側を開口するように形成した凾体やフレームを作成してカウンターを支持固定すると共に、この前面開口部に予め作成された開閉扉が開閉可能にヒンジ等で取付けられた枠体を嵌合させ、締結具で枠体を凾体に固定させたり、締結具で枠体をフレームに固定させて開閉扉を配設させる方法も取られている。
【0004】
これらは、凾体及びフレームに枠体を嵌合させやすくするように台座部を設けたり、枠体と嵌合する凾体又はフレームとがピッタリ嵌合するように、枠体と嵌合する凾体又はフレームとの寸法精度が必要となり、寸法精度を良くしていても枠体が長尺になってくると、凾体又はフレームは現場施工となり、枠体又は凾体又はフレームに歪みや狂いが発生して嵌合が困難となることがある。又、固定させるために、凾体又はフレームに予め設けられた締結金具の締結位置等に合わせたり、裏面から締結金具の捩じ込みをする作業が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明において解決すべき課題は、ビスやボルト等の多数の締結金具部材を必要とせず、締結固定作業を省略した簡単なユニットで、カウンター下前面に開閉扉を配設させ、カウンター下部空間を最大限利用することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
カウンターを支持する支持碗部と、壁面に固定する壁固定部と、床面に固定する床固定部と、前記支持碗部と前記床固定部とを連接する支持脚部とを有する支持金具と、該支持金具に係合させてカウンターの前垂部下部に配設させる、係合着脱自在な開閉扉を有する枠体とからなるカウンター用開閉扉取付ユニットであり、前記支持脚部に、前記枠体を係止する係止部を有した前後方向に移動可能な可動体を連結し、前記枠体の前面に開閉扉を取付け、裏面に前記係止部に係合させる引掛片が設けられると共に、上面にカウンターの前垂部裏面に当接する突出部が設けられている。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1乃至図2は、本実施例カウンター用開閉扉取付けユニットを使用した開閉扉取付 け仕様を示している。
【0008】
カウンター用開閉扉取付けユニット1は、図1に示すように、立上部2aと洗面器等を取付けるための洗面器取付孔500を2個配設してなる平面部2bと前垂部2cとからなるカウンター2と、このカウンター2を支持する支持金具4と、この支持金具4に係止可能とする開閉扉体3よりなる。
【0009】
図2及び図3に示すように、支持金具4は、カウンターを支持固定する支持金具本体5と、開閉扉体3を係止させる係止部を有する可動体6とからなる。
【0010】
支持金具本体5は、壁面支持をする縦断面コの字型状を呈する杆材を側面視逆L字型に折曲して形成した、カウンター平面部に沿ってカウンター平面部を水平支持する、カウンター用取付具7を中途部に間隔をおいて配設させた支持碗部5aと、カウンター2を壁面100に固定する壁固定部5bと、壁固定部5bの垂直杆部に垂直状に溶着等の所望手段で固着して形成された壁用板体5cと、又、床面支持をする、支持碗部5aと同様に縦断面コの字型状を呈する杆材を側面視L字型に折曲して形成した、上端を支持碗部5aに連設し、支持碗部5aから床面200に垂下する支持脚部5eと、この支脚部5eに片持状に固着させて前方へ突出させた状態で上下に間隔をおいて配設させた支持板部5fと、床面200に沿って水平延設する床固定部5gと、床固定部5gに水平状に溶着等の所望手段で固着して形成された床用板体5hとから構成されている。
【0011】
壁用板体5cは、壁固定部5bを挟む両側部分に取付用縦孔等の取付孔5iを開孔して形成され、この取付孔5iを介してネジ300を壁面100に螺着することで壁に固定できるようになっている。
支持脚部5eは、上端を支持碗部5aの先端近傍に溶着等の手段で固着すると共に、床固定部5gの下端に床用板体5hを同様に溶着等の手段で固着してなり、床用板体5hには、床固定部5gを挟む両側部分に取付用縦孔等の取付孔5jが開孔して形成され、この取付孔5jを介してアジャスターボルト5kと固定ボルト5lとが各々配設され、支持金具本体 5をアジャスターボルト5kで高さ調整した後に固定ボルト5lで床面200に固定出来るようになっている。
【0012】
カウンター用取付具7は、図2に示すように、逆向きハット型を呈し、両鍔部7eに開孔した固定孔7fを有する受け金具7aと、その受け金具7aの底部に開孔した挿通孔7bと、その挿通孔7bに対応して支持碗部5aの上片裏面に固定したナット5nと、そのナット5nと挿通孔7bとを連通するように支持碗部5aの上片に開孔した中間孔5mと、上記挿通孔7b、中間孔5mを介して螺軸部7dをナット5nに螺合させるボルト7cと、ボルト7cをハット5nに対して螺着状態のまま上方向に移動させることで受け金具7a自体の高さを微調整させ、カウンター2の高さが決まった状態の時、固定孔7fを挿通するネジ300をカウンター2の裏面の適宜位置に貼着した補強板2dに螺着することで、カウンター2を固定できるようになっている。
【0013】
可動体6は、縦断面コの字型状を呈する側面視逆L字型に折曲した杆材で垂直部6aと水平部6bを形成すると共に、垂直部6aの下端に固着させて設けた載置板6cとからなり、水平部6bと載置板6cとは、支持脚部5eに突出させて設けられた上下一対の支持板部5f、5f′の各々に当接するように配設され、前後方向に移動可能としている。水平部6b及び載置板6cにはボルト孔6d、6d′が開口され、支持板部5f、5f′にはボルト孔5d、5d′とが開口されており、支持板部のボルト孔5d、5d′と、可動体6のボルト孔6d、6d′とを介して、蝶ボルト6e、6e′を挿通させ、ナット6f、6f′で固定できるようになっている。又、載置板6cには、垂直部6aを挟んで左右並列位置で、且つ後述する開閉扉体3に配設され引掛片8の突出部8bが係合する位置に、係合部として引掛用突起6g、6g′が固着されている。又、図2に示す引掛用突起6gの固定位置には、可動体6の垂直部6aの前面から引掛片8の突出B寸法分の奥行内としている。
【0014】
開閉扉体3は、扉板3d、3d′と、扉板3d、3d′の裏面上下端に当接する横幅木3a、3b及び横幅木3a、3bを垂直に結ぶように縦幅木3cを固定させた枠体Aとからなり、扉板3d、3d′は、5mm厚のフラッシュ合板でできており、カウンター2の前垂部2cと床面200との間に床幅木400の寸法を残した状態で配設される縦寸法で、カウンター2と同じ長さ寸法を、洗面器取付孔500の中心を中心線として2箇所と洗面器取付孔500、500の中間で1箇所分割させた、4枚の扉板よりなる。分割位置はこれに限定されることなく、現場で適宜寸法に分割することも可能である。
【0015】
扉板3d、3d′の裏面の左又は右端部と枠体Aの縦幅木3cの内側面とをヒンジ3gで、洗面器取付孔500の中心を中心線として観音開きに開閉可能となるよう2枚の扉板3d、3d′を夫々片持ち状に連結固定させ、開閉可能としたもので、開閉扉体3を閉じた状態では下部空間前面を遮蔽できるようにしている。
【0016】
枠体Aは、カウンター2の前垂部2cの裏面下端部及び扉板3d、3d′の裏面上端部に亘って当接する幅寸法で、カウンター2と同じ長さ寸法を有する上側横幅木3aと、この上側横幅木3aの下方に平行に配設された下側横幅木3bと、これら横幅木3a、3bを垂直に結ぶように縦幅木3cを、上側横幅木3a及び下側横幅木3bの両端部位置に各1箇所と洗面器取付孔500、500の中間の中心線上に1箇所、横幅木3a、3bの裏面から固定させている。
【0017】
又、下側横幅木3bの裏面には、一片8aを固着させ、他片8bを突出させた階段状を呈する引掛片8を、載置板6cに配設された引掛用突起6g、6g′に対応する部分に固着させてなり、この引掛片8を引掛用突起6g、6g′に係合させることで、開閉扉体3をカウンター2の前垂部2cの下部に、簡単に取付けることができる。
【0018】
次に、本実施例カウンター用開閉扉取付けユニットを用い、開閉扉体3を取付けるその手順を説明する。
まず、図1〜図3に示すように、洗面器取付孔500の中間及び両壁面より3cm離した位置に支持金具4を配置する。その状態から、カウンター2の増設高さ、カウンター2の前出寸法に合わせてアジャスターボルト5kで高さ調整し且つ可動体6の前出寸法を前方にスライドさせて調整し固定する。次に、支持金具本体5の固定部5bに固着されている壁用板体5cを壁面100に固定し、支持脚部5eに固着した床固定部5gを固定ボルト5lで床面200に固定する。
【0019】
その後、カウンター2を支持碗部5aに載置し、ボルト7cをナット5nに対して螺着状態のまま上方向に移動させることで受け金具7a自体の高さを微調整させ、ネジ300でカウンター2の裏面の補強木2dに固定する。
【0020】
その後、開閉扉3の上部をカウンター2の前垂部2c裏側上方へ挿入させながら、引掛片3eを引掛用ボルト5pに引掛けて落し込み嵌合させると共に、上側横幅木3aの上部を前垂部2c裏面に当接させて、扉板3d、3d′を前垂部2cの下端面に沿って配設させる。このようにして、カウンター用開閉扉取付けユニットを完成することで、可動体で開閉扉の後倒れを防止し、上側横幅木の前垂部当接で前倒れを防止する安定した開閉扉の取付けが可能となり、ガタツキなく扉板3d、3d′を開閉させて、カウンター2の下部空間を遮蔽したり、開放したりすることができる。
【0021】
【発明の効果】
カウンターを支持し且つ枠体を嵌合するための、箱体及びフレーム等を加工する必要がなく、カウンターを支持するための支持金具に配設させた引掛用突起に開閉扉体の引掛片を嵌合するだけで、カウンター下部に開閉扉を固定することができるため、枠体を締結固定する多数の締結金具部材が不要となると共に、締結固定作業を省くことができ、経費軽減が図れる。又、一種の支持金具でカウンター長さや奥行きに関係なく、扉のサイズ及び開閉継ぎ目を自由に変更したり、前後調節ができるため、施工現場での様々な仕様に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の展開斜視図
【図2】本実施例の取付けC−C断面図
【図3】支持金具の拡大斜視図
【符号の説明】
1:開閉扉取付けユニット 100:壁面
2:カウンター 200:床面
3:開閉扉体 500:洗面器取付孔
3a:上側横幅木 A:枠体
4:支持金具
6:可動体
6g、6g′:引掛用突起
7:カウンター用取付具
8:引掛片

Claims (3)

  1. カウンターを支持する支持碗部と、壁面に固定する壁固定部と、床面に固定する床固定部と、前記支持碗部と前記床固定部とを連接する支持脚部とを有する支持金具と、該支持金具に係合させてカウンターの前垂部下部に配設させる、係合着脱自在な開閉扉を有する枠体とからなるカウンター用開閉扉取付ユニット。
  2. 記支持脚部に、前記枠体を係止する係止部を有した前後方向に移動可能な可動体を連結したことを特徴とする請求項1記載のカウンター用開閉扉取付ユニット。
  3. 前記枠体の前面に開閉扉を取付け、裏面に前記係止部に係合させる引掛片が設けられると共に、上面にカウンターの前垂部裏面に当接する突碗出部が設けられたことを特徴とする請求項1または2記載のカウンター用開閉扉取付ユニット。
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