JPH0540754Y2 - - Google Patents

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JPH0540754Y2
JPH0540754Y2 JP17639487U JP17639487U JPH0540754Y2 JP H0540754 Y2 JPH0540754 Y2 JP H0540754Y2 JP 17639487 U JP17639487 U JP 17639487U JP 17639487 U JP17639487 U JP 17639487U JP H0540754 Y2 JPH0540754 Y2 JP H0540754Y2
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sink
cabinet
top plate
opening
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、厨房、洗面所等に使用されるキヤ
ビネツトの天板の取付け構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、この種のキヤビネツトに天板を取付ける
構造として、実公昭60−4470号公報には前面が開
口した洗面台の両側内縁に形成した凹溝に天板を
差込み載置するものが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の取付けは、天板の凹溝に
差込むため組立て作業が煩瑣である上、開口した
状態の洗面台の前面部分の処理について開示され
ておらず、開口状態では外観を損う等の問題があ
る。
そこで、この考案は、上記した従来技術の問題
点に鑑み、これを解決したものであつて、大形の
天板、重量のある天板、或いは持上げ制限のある
天板を容易にキヤビネツトに取付けできる組立て
作業性に優れ、外観美麗に構成できる天板の取付
け構造を得るにある。
(問題点を解決するための手段) これを達成する手段として、この考案は、壁面
から突出した棚部とキヤビネツト上面との間隔寸
法が、天板立上り部上端とシンク底部との間隔寸
法より小さい関係で設置されるキヤビネツトにお
いて、キヤビネツトの側板よりも高さ寸法の低い
前面扉の上部に、天板の下面に突出状に設けたシ
ンクの移動通過用開口部を設けて、上記棚部と該
開口部下端との間隔寸法を、天板立上り部上端と
シンク底部との間隔寸法よりも大きくし、キヤビ
ネツトの前面側からキヤビネツトと棚部との間へ
天板を挿入してキヤビネツト上に載置し、天板の
前端下側に設けた突部内側に、開口部閉塞用の幕
板の内側上部に突設した係止部を係止すると共
に、幕板の内側下部に設けた取付け部を前面扉の
内側に位置する横木に固定し、且つ開口部の側部
に位置する側板前面に幕板の端部を当接したもの
である。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。
図面は三方を壁面で囲まれた厨房に昇降可能な
ガス台付き流し台のキヤビネツトを設置した実施
例である。
1は流し台で、本体部2と天板9よりなり、本
体部2はシンクキヤビネツト3と、、ガステーブ
ルを取付けるガスキヤビネツト4と、調理キヤビ
ネツト5を連設すると共に、夫々のキヤビネツト
3,4,5には開閉する前面扉6等をもつた収納
室が形成されている。又シンクキヤビネツト3の
前面には側板3aよりも高さ寸法の低い前面扉6
の上部に後記する大きさのシンクの移動通過用の
開口部7が形成され、天板取付け後には該開口部
7に後記する幕板8が取付けられる。
天板9は本体部2上に載置され、本体部2上面
を完全に蔽う大きさを有すると共に、下面に膨出
するシンク10が形成され、又天板9の後縁およ
び両側縁には三方の壁面Aに対面するように立上
り部11が立設されている。さらに天板9の前端
下側には突部12が突設されている。
上記シンクキヤビネツト3の開口部7の寸法
は、横幅を天板9のシンク10の横幅より大き
く、又縦幅をシンク10の深さより大きい寸法と
したものである。
幕板8は裏面上部に係止部材8aを突設し、裏
面下部に段状取付け部8bを形成するように固定
部材8cを幕板8の下端より上方に取付ける。又
上記係止部材8aおよび固定部材8cの左右方向
の長さはシンクキヤビネツト3の開口部7の横幅
と略同一長さに形成して、その両端に幕板8の左
右両端が突設する当接段部8d,8dを形成す
る。
13はリフターで、上部枠体14上に流し台1
が載置固定され、該上部枠体14と下部枠体15
との間にX状に交差枢着した連結杆16を連結
し、油圧機構により上部枠体14を水平状態で上
下動させ流し台1を昇降させる。
17は立上りカバーであつて、棚部18と垂下
部19とよりなり、棚部18を壁面Aより水平方
向に突出するように固定し、該棚部18に垂下部
19を垂設して壁面Aとの間に、前記流し台1の
天板9に突設した立上り部11を呑み込んで上下
に移動しうる収納空間20を形成する。
21は囲い体であつて、流し台1と両側壁面A
および床面との間隙をカバーするもので、両側壁
面Aと棚部18の両側先端部に夫々前面フイーラ
ー22が取付けられ、夫々の前面フイーラー22
の対面する内側面に夫々側面フイーラー23が取
付けられる。又この側面フイーラー23の上端は
上面フイーラー24で被われ、その上方の垂下部
19およびこれを被う前面フイーラー22に取付
けた上側フイーラー25との間に天板9が上下動
できる天板呑み込み開口部26が形成されてい
る。
27はけこみ板であつて、両側面フイーラー2
3,23間の床面B上に立設され、けこみ板27
の裏面にゴム等の可撓性材料よりなるけこみカバ
ー28を上方に突設し、その上端を流し台1の本
体部2に固定する。
29は排水トラツプで、シンク10に取付けら
れ、下端に排水管31に接続した排水フレキシブ
ルホース30を連結する。
而して、流し台1を設置するには、棚部18を
取付けた壁面Aに近接した床面B上にリフター1
3を設置し、リフター13上に流し台1の本体部
2を設置固定する。次いで流し台1を最下降状態
とする。この時本体部2の上端位置と棚部18と
の間隔寸法Hは立上り部11上端とシンク10底
部の高さ寸法Lより小さいので、シンクキヤビネ
ツト3の前面に幕板8が取付けられていると、シ
ンク10を取付けた状態の天板9は本体部2上端
と棚部18との間に入れることができない。そこ
でこの考案では、第5図に示すように幕板8を予
じめ取外しておき、シンクの移動通過用の開口部
7を開口状態とする。これにより、棚部18と該
開口部7下端との間隔寸法Mは、天板立上り部1
1とシンク10底部との間隔寸法Lより大きくな
る。そこで天板9の先端を本体部2の前端上に載
せて矢印方向に向つて水平に移動すれば、これに
よりシンク10は開口部7を通過して挿入され、
天板9を持上げることなくスライドさせるのみ
で、天板9を本体部2上に載置できる。ついで幕
板8の係止部材8aを天板9の突部12の内側に
係止し、両端の当接段部8d,8dをシンクキヤ
ビネツト3の側板3a、仕切板3bに当接して幕
板8の内方への落込みを防止し、下端の段状取付
け部8bをシンクキヤビネツト3の横木3c上に
けんどん式に嵌込み、横木3cの下面よりねじ3
2を固定部材8cにねじ込んで幕板8をシンクキ
ヤビネツト3に取付ける。
本体部2を天板9との組立後は、棚部18に垂
下部19を取付けて立上りカバー17を組立て、
又予じめ組立てた囲い体21を本体部2の両側に
挿入して、天板9を天板呑み込み開口部26に呑
み込ませ、けこみ板27のけこみカバー28の上
端を本体部2に固定する。又シンク10には排水
トラツプ29を取付けて、フレキシブルホース3
0を介して排水管31と接続し、流し台1の設置
を完了する。
この組立てられた流し台1は、リフター13の
上下動操作により流し台1の天板2面の高さ位置
を使用者の身長等に合せて上下に任意に昇降させ
て使用するものである。
なお、この実施例では三方が壁面に形成された
昇降可能な流し台であるが、これに限定されるも
のでなく、この考案の天板の取付けを固定した流
し台或いはその他の水回りである洗面台等に実施
しても良い。
(考案の効果) 以上、実施例について詳述したように、この考
案は、キヤビネツトの開口部よりシンクを挿入す
るように天板を水平状態にスライドしてキヤビネ
ツト上に天板を載置するものであるから、大形の
天板や、陶製等の重い天板或いは昇降可能なキヤ
ビネツトのように天板の持上げ幅に制限のある天
板であつても取付け作業を迅速容易に行なうこと
ができ作業性を向上することがきる。又天板取付
後の開口部に取付けられる幕板は、その両側をキ
ヤビネツトの両側板前面に当接させてキヤビネツ
ト奥への入り込みを防止すると共に、上部の係止
部を天板の突部内側に係止して手前への倒れを防
止するようにけんどん式に嵌込まれるので、容易
に幕板を固定することができ、完全に開口部を被
蓋し、天板内部が露出することなく外観美麗に組
立てられる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を昇降可能なキヤビネツトに
施した実施例の縦断側面図、第2図は同じく正面
図、第3図は同じく平面図、第4図は同じく分解
斜視図、第5図は同じく要部の概略縦断側面図、
第6図は同じく要部の横断平面図、第7図は囲い
体の斜視図を示す。 1……流し台、2……本体部、3……シンクキ
ヤビネツト、3a……側板、3b……仕切板、3
c……横木、7……開口部、8……幕板、8a…
…係止部材、8b……段状取付け部、8d……当
接段部、9……天板、10……シンク、11……
立上り部、12……突部、18……棚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面から突出した棚部とキヤビネツト上面との
    間隔寸法が、天板立上り部上端とシンク底部との
    間隔寸法より小さい関係で設置されるキヤビネツ
    トにおいて、キヤビネツトの側板よりも高さ寸法
    の低い前面扉の上部に、天板の下面に突出状に設
    けたシンクの移動通過用開口部を設けて、上記棚
    部と該開口部下端との間隔寸法を、天板立上り部
    上端とシンク底部との間隔寸法より大きくし、キ
    ヤビネツトの前面側からキヤビネツトと棚部との
    間へ天板を挿入してキヤビネツト上に載置し、天
    板の前端下側に設けた突部内側に、開口部閉塞用
    の幕板の内側上部に突設した係止部を係止すると
    共に、幕板の内側下部に設けた取付け部を前面扉
    の内側に位置する横木に固定し、且つ開口部の側
    部に位置する側板前面に幕板の端部を当接したこ
    とを特徴とするキヤビネツトの天板取付け構造。
JP17639487U 1987-11-20 1987-11-20 Expired - Lifetime JPH0540754Y2 (ja)

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JP17639487U JPH0540754Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

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JPS6395842U JPS6395842U (ja) 1988-06-21
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