JPH0652577U - キャビネット - Google Patents
キャビネットInfo
- Publication number
- JPH0652577U JPH0652577U JP8899892U JP8899892U JPH0652577U JP H0652577 U JPH0652577 U JP H0652577U JP 8899892 U JP8899892 U JP 8899892U JP 8899892 U JP8899892 U JP 8899892U JP H0652577 U JPH0652577 U JP H0652577U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- bracket
- curtain plate
- plate
- cabinet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 幕板の取り付けを容易に行うことができるキ
ャビネットを提供する。 【構成】 キャビネット本体1の側板2の内面上部に設
けられる受金具3によりボール4のフランジ部5を支持
するとともに、側板2の前端上部に幕板6を架設してな
るキャビネットにおいて、前端部に位置する受金具3の
前面片7に、切り起こし片8を後方へ折り曲げて開口部
9を形成し、受金具3に対応するよう幕板6の背面に取
付け金具10を設け、取付け金具10を受金具3の開口
部9に前方より挿入し、取付け金具10と切り起こし片
8とを下方よりネジ止めするため、取付け金具10を受
金具3の開口部9に前方より挿入することにより、幕板
6を所定の位置に位置させることができる。また、幕板
6の後方に手やドライバーを入れることなく、取付け金
具10と切り起こし片8とを下方よりネジ止めすること
ができる。
ャビネットを提供する。 【構成】 キャビネット本体1の側板2の内面上部に設
けられる受金具3によりボール4のフランジ部5を支持
するとともに、側板2の前端上部に幕板6を架設してな
るキャビネットにおいて、前端部に位置する受金具3の
前面片7に、切り起こし片8を後方へ折り曲げて開口部
9を形成し、受金具3に対応するよう幕板6の背面に取
付け金具10を設け、取付け金具10を受金具3の開口
部9に前方より挿入し、取付け金具10と切り起こし片
8とを下方よりネジ止めするため、取付け金具10を受
金具3の開口部9に前方より挿入することにより、幕板
6を所定の位置に位置させることができる。また、幕板
6の後方に手やドライバーを入れることなく、取付け金
具10と切り起こし片8とを下方よりネジ止めすること
ができる。
Description
【0001】
本考案は、洗面化粧台、流し台等のボール4を有するキャビネットに関するも のである。
【0002】
従来から、キャビネット本体の側板の内面上部に略L字状の受金具を設け、こ の受金具の水平片上にボールのフランジ部を上載してボールを固定し、側板の前 端部に位置する受金具の前面片に小孔を形成し、幕板を前面片の手前側所定の位 置に位置させ、小孔の後方よりネジを挿通し、前面片と幕板とをネジ止めしてな るキャビネットが知られていた。
【0003】 しかしながら、上記従来の技術においては、幕板をネジ止めする際、キャビネ ット本体内に手を入れて幕板の後方から作業しなければならず、受金具の前面片 に形成された小孔が見えにくくネジを挿入しにくい、ボール等が邪魔になりドラ イバーが入りにくい等作業性に問題があった。また、幕板を目視により所定の位 置に位置させ、前面片側に押し当てて支持しながらネジ止めしなければならず、 幕板の位置合わせが困難であるとともに、作業性にも問題があった。
【0004】 そこで、実公昭60-20706号公報に示されているように、幕板の両端面に溝孔を 形成し、側板の内面に溝孔に対応するようネジを突設し、ネジを溝孔に係合して 幕板を係止し、幕板の背面に固定されたL金具を側板にネジ止めしてなるキャビ ネットが考案されていた。
【0005】
しかしながら、上記従来の技術においても、幕板をネジ止めする際、キャビネ ット本体内に手を入れて幕板の後方から作業しなければならず、L金具にネジを 挿入しにくい、ボール等が邪魔になりドライバーが入りにくい等作業性に問題が あった。
【0006】 そこで本考案は、上記従来の技術における問題を解決するために考案されたも のであり、すなわちその課題は、幕板の取り付けを容易に行うことができるキャ ビネットを提供することである。
【0007】
本考案のキャビネットにおいては、キャビネット本体1の側板2の内面上部に 設けられる受金具3によりボール4のフランジ部5を支持するとともに、側板2 の前端上部に幕板6を架設してなるキャビネットにおいて、前端部に位置する受 金具3の前面片7に、切り起こし片8を後方へ折り曲げて開口部9を形成し、受 金具3に対応するよう幕板6の背面に取付け金具10を設け、取付け金具10を 受金具3の開口部9に前方より挿入し、取付け金具10と切り起こし片8とを下 方よりネジ止めしてなることを特徴とするものである。
【0008】 なお、ボール4のフランジ部5としては、側方に延設されカウンターを兼ねる ものであっても良いものである。
【0009】
本考案のキャビネットにおいては、取付け金具10を受金具3の開口部9に前 方より挿入することにより、幕板6を所定の位置に位置させることができるもの である。また、幕板6の後方に手やドライバーを入れることなく、取付け金具1 0と切り起こし片8とを下方よりネジ止めすることができるものである。
【0010】
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。
【0011】 図1のキャビネットは、本考案の一実施例で、キャビネット本体1の側板2の 内面上部に設けられる受金具3によりボール4のフランジ部5を支持するととも に、側板2の前端上部に幕板6を架設してなるキャビネットにおいて、前端部に 位置する受金具3の前面片7に、切り起こし片8を後方へ折り曲げて開口部9を 形成し、受金具3に対応するよう幕板6の背面に取付け金具10を設け、取付け 金具10を受金具3の開口部9に前方より挿入し、取付け金具10と切り起こし 片8とを下方よりネジ止めしてなることを特徴とするものである。
【0012】 キャビネット本体1は、背板14、側板2、底板15、幕板6、扉16等から なり、底板15の上面後端部に両側端に至って形成される嵌合溝17に背板14 の下端を嵌合して底板15の後端部に背板14を立設し、背板14の前面上端部 に横桟18を固定してこの横桟18の両端にほぞ19を形成し、側板2の内面後 端部に上下端に至って形成される嵌合溝17に背板14の側端を嵌合するととも に、横桟18のほぞ19に対応するよう側板2に形成されるほぞ孔20に横桟1 8のほぞ19を嵌合して側板2を固定し、側板2の内面上部に設けられる受金具 3のうち前端部に位置する受金具3と幕板6の背面に受金具3に対応するよう設 けられる取付け金具10とをネジ止めして幕板6を固定し、側板2の前端部に扉 16を開閉自在に蝶着して形成されている。
【0013】 幕板6の固定に用いられる受金具3は、図2に示すように、略L字型の受金具 本体21に前面片7が形成されており、前面片7には切り起こし片8を後方へ折 り曲げて開口部9が形成されるとともに、開口部9の上下に逃がし孔22が穿設 され、切り起こし片8にはネジ挿入孔12が穿設されている。受金具本体21の 水平片11には、前面片7と略平行に長孔23が穿設されており、ボール4のフ ランジ部5を固定するネジ13が挿通される。受金具本体21の垂下片24には 、上下に位置するよう小孔25が穿設されており、受金具3を側板2に固定する ネジ13が挿通される。また、取付け金具10は、固定片26の中程に挿入片2 7が後方へ折り曲げて形成されており、挿入片27には雌ねじ部28が形成され ている。固定片26には、挿入片27の上下に位置するよう小孔25が穿設され ており、取付け金具10を幕板6に固定するネジ13が挿通される。
【0014】 この幕板6の固定に用いられる受金具3と取付け金具10とは、受金具3の前 面片7に形成される開口部9に取付け金具10の挿入片27を前方から挿入し、 取付け金具10の固定片26を前面片7に当接するとともに、受金具3の切り起 こし片8に挿入片27を重ね合わせ、下方から切り起こし片8のネジ挿入孔12 にネジ13を挿通し、挿入片27の雌ねじ部28にこのネジ13を螺合して結合 固定される。なお、固定片26を前面片7に当接する際、取付け金具10を幕板 6に固定するのに用いたネジ13が邪魔にならないよう前面片7の逃がし孔22 からネジ13の突出部分を逃がすことができる。
【0015】 キャビネット本体1の上面開口に設けられるボール4は、樹脂成形品からなり 、略長円形状の水槽29の上端周縁を略水平に延設してフランジ部5が形成され 、キャビネット本体1の上部開口に対応するよう平面視略矩形形状に形成され、 キャビネット本体1の側板2の内面上部に設けられる受金具3に上載して固定さ れている。なお、取り付け位置の微調整は受金具3の水平片11の長孔23で行 うことができる。
【0016】 この実施例のキャビネットにおいては、幕板6を取り付ける際、取付け金具1 0を受金具3の開口部9に前方より挿入して、幕板6を所定の位置に位置させる ことができるとともに、取付け金具10と受金具3とを下方よりネジ止めするこ とができる。また、取付け金具10を受金具3の開口部9に挿入することで、幕 板6を係止することができ作業性が向上する。
【0017】
上述の如く、本考案のキャビネットにおいては、取付け金具10を受金具3の 開口部9に前方より挿入することにより、幕板6を所定の位置に位置させること ができるとともに、取付け金具10と切り起こし片8とを下方よりネジ止めする ことができるため、容易に幕板6の位置決めを行うことができるとともに、ボー ル4等が邪魔になることなくネジ止めすることができ作業性が向上するものであ る。
【図1】本考案の一実施例であるキャビネットを示す分
解一点透視図である。
解一点透視図である。
【図2】図1の取付け金具と受金具とを示す斜視図であ
る。
る。
1 キャビネット本体 2 側板 3 受金具 4 ボール 5 フランジ部 6 幕板 7 前面片 8 切り起こし片 9 開口部 10 取付け金具
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネット本体1の側板2の内面上部
に設けられる受金具3によりボール4のフランジ部5を
支持するとともに、側板2の前端上部に幕板6を架設し
てなるキャビネットにおいて、 前端部に位置する受金具3の前面片7に、切り起こし片
8を後方へ折り曲げて開口部9を形成し、受金具3に対
応するよう幕板6の背面に取付け金具10を設け、取付
け金具10を受金具3の開口部9に前方より挿入し、取
付け金具10と切り起こし片8とを下方よりネジ止めし
てなることを特徴とするキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8899892U JP2558395Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8899892U JP2558395Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652577U true JPH0652577U (ja) | 1994-07-19 |
JP2558395Y2 JP2558395Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=13958482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8899892U Expired - Fee Related JP2558395Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558395Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054500A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 幕板の取付け構造 |
JP2014135978A (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Panasonic Corp | キャビネット |
JP2015066206A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | クリナップ株式会社 | キッチンの幕板の結合構造 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP8899892U patent/JP2558395Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054500A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 幕板の取付け構造 |
JP4600214B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2010-12-15 | パナソニック電工株式会社 | 幕板の取付け構造 |
JP2014135978A (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Panasonic Corp | キャビネット |
JP2015066206A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | クリナップ株式会社 | キッチンの幕板の結合構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558395Y2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |