JP3371100B2 - キッチンキャビネット - Google Patents

キッチンキャビネット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば台所やリビ
ングに設置されるシステムキッチン等のキッチンキャビ
ネットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、システムキッチンは、例えば
上面にシンクやカウンターあるいはコンロ台を有する複
数のキッチンキャビネット(以下、単にキャビネットと
いう)がそれぞれ幅方向に連結されることによって構成
されている。そして、これらの各キャビネットは、幅方
向の左右両側に設けられた側板、両側板の前面に組み付
けられた前面板、両側板の背面に組み付けられた背面
板、及び両側板の下部に組み付けられた底板等で枠組み
形成されている。
【0003】また、各キャビネットの下部には、足元部
の逃げの目的で背面板側に凹んだケコミ部が設けられて
いる。ところで、このキャビネットにおいては、ケコミ
前板の背面側にケコミ部の高さ(約100mm〜150
mm)に対応した比較的大きな空間が形成されるため、
この空間が完全なデットスペースとなり、各キャビネッ
トへの物品の収納効率が劣るという不都合がある。
【0004】そこで、このような不都合を解消するもの
として、従来、ケコミ部に引き出しを配置した例えば図
6もしくは図8に示すキャビネットが商品化されてい
る。すなわち、図6に示すキャビネット51は、前面下
部のケコミ部52に引き出し53を配置し、ケコミ部5
2のケコミ前板52aと、引き出し53の鏡板53aと
を押出材で一体成形すると共に、鏡板53aの上端に手
掛け部53bを一体成形したものである。また、図8に
示すキャビネット61は、前面下部のケコミ部62に引
き出し63を配置し、ケコミ部62のケコミ前板62a
と引き出し63用の鏡板63aとを、金具64でネジ止
めで連結し、ケコミ前板62aを鏡板63aに連動させ
るようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
キャビネット51にあっては、前面下部に位置する引き
出し53の鏡板53aと、この鏡板53aに連動するケ
コミ前板52aが、例えば金属の押出しによる一体成形
品であるため、鏡板53aがキャビネット51の前面を
形成する上部の引き出し54(あるいは扉)の鏡板54
aと、色彩及び材質が異なることになる。
【0006】その結果、図7に示すように、システムキ
ッチンにおいてはキャビネット51が複数台横方向に連
結されて使用されることから、このシステムキッチンに
例えば標準キッチンキャビネット55を使用する場合、
標準キッチンキャビネット55ののケコミ部55aのケ
コミ前板と、キャビネット51のケコミ部52に設けら
れる鏡板53aとが、上下方向で色的及び幅的にずれて
ケコミ部が連続した状態として視認されず、システムキ
ッチンのデザインが劣ることになる。そこで、この連結
されるキャビネット51、55の鏡板53a等の色や幅
を全て統一させることも考えられるが、この場合はキャ
ビネット自体の種類が膨大となって商品としての自由度
が少なくなり、各種のパッケージプランに容易に対応す
ることができないという問題点があった。
【0007】また、後者のキャビネット61にあって
は、図9に示すように、鏡板63aの金具64から下方
に突出した部分である下端が手掛け部65となるため、
手による引き出し操作時の安全上の観点から鏡板63a
の下裏部に、例えば塗装を施したり角部に丸みを持たせ
る等の適宜の安全処理を施す必要がある。そのため、引
き出し63の鏡板63aの製造が複雑になると共に、引
き出し63上方の他の引き出し66の鏡板66aと異な
る構造の鏡板63aが必要となって、キャビネット61
自体がコスト高になり易いという問題点があった。
【0008】また、鏡板63aの裏面に金具64の前端
部が単にネジ止めされる構造であるため、鏡板63aの
上下方向の取付位置出し(上部の引き出し66の鏡板6
6aとの間隔寸法等)が面倒になると共に、ケコミ前板
62aの上面及び裏面に金具64が単に当接してネジ止
めされる構造であるため、ケコミ部62が強度的に劣る
という問題点もあった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、請求項1記載の発明の目的は、引き出しをケ
コミ部に容易かつ安価に配置することができると共に、
デザイン的に優れかつ各種のパッケージプランに容易に
対応し得るキッチンキャビネットを提供することにあ
る。また、請求項2記載の発明の目的は、請求項1記載
の発明の目的に加え、引き出し内に小物を確実かつ効率
良く収納し得るキッチンキャビネットを提供し、請求項
3記載の発明の目的は、請求項1または2記載の発明の
目的に加え、ケコミ部の強度を高め得るキッチンキャビ
ネットを提供することにある。また、請求項4記載の発
明の目的は、請求項1ないし3記載の発明の目的に加
え、安価な構成によって引き出し操作時の安全性を十分
に高め得るキッチンキャビネットを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、左右の両側板
と、該両側板の背面に組み付けられた背面板と、両側板
の前面に組み付けられた前面板等で枠組み形成されると
共に、前面下部のケコミ部に引き出しが配置されたキッ
チンキャビネットにおいて、前端側に手掛け部を兼ね引
き出しの引出前板下端が載置状態で取り付けられる引出
前板取付部が一体形成されると共に、後端側にケコミ部
のケコミ前板上端が取り付けられるケコミ前板取付部が
一体形成された連結具を介して引き出しの引出前板の下
端とケコミ部のケコミ前板上端とが連結されていること
を特徴とする。
【0011】このように構成することにより、キャビネ
ットの前面下部のケコミ部に引出可能に配置される引き
出しの引出前板は、その下端が連結具の前端側に一体形
成され手掛け部を兼ねる引出前板取付部に載置された状
態で取り付けられる。また、この連結具の後端側に一体
形成されたケコミ前板取付部にはケコミ前板の上端が取
り付けられ、これにより、引出前板とケコミ前板が連結
具を介して連結されて、引き出しの引き出し操作にケコ
ミ前板が連動する。
【0012】この時、引出前板が連結具の引出前板取付
部に載置された状態で取り付けられることから、従来の
引出前板の形状等を変更することなくそのまま取り付け
ることができて、各種のパッケージプランへの対応が容
易となる。また、連結具の引出前板取付部が引き出し操
作時の手掛け部を兼ねることから、別途手掛け部を設け
る必要がなくなり等、引き出しがケコミ部に容易かつ安
価に配置される。
【0013】また、請求項2記載の発明は、連結具が、
そのケコミ前板取付部の上部に、連結具上に収納される
収納物の引き出し収納箱内への落下を防止するストッパ
が設けられていることを特徴とする。このように構成す
ることにより、連結具のケコミ前板取付部の上部に設け
られたストッパが、収納物の後方への移動を規制するこ
とから、連結具上に例えば小物を安定収納できて、引き
出し内への物品の収納効率が高まる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、連結具が、
そのケコミ前板取付部にケコミ前板の取付方向に突出し
ケコミ前板のあおりを防止する突条部が設けられている
ことを特徴とする。このように構成することにより、連
結具のケコミ前板取付部に突出して設けられた突条部を
ケコミ前板上部に当接させて固定できることから、ケコ
ミ前板の連結具への固定強度が高まる。
【0015】また、請求項4記載の発明は、連結具の手
掛け部が、角部がアールを有するL字形状に形成される
と共に、引出前板下端が載置される水平壁の先端外側が
断面略円弧状に形成されていることを特徴とする。この
ように構成することにより、L字形状の手掛け部の角部
がアール形状に形成されると共に、引出前板の下端が載
置される連結具の水平壁の先端外側が断面略円弧状に形
成されることから、引出前板に別途安全対策を施すこと
なく、連結具だけで手掛け部に手を掛けた際の安全性の
確保が図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図5は、本発明に係
わるキャビネットを複数使用したシステムキッチンの一
実施例を示し、図1がその斜視図、図2がその縦断面
図、図3が図2のA部の拡大斜視図、図4が連結金具の
背面図、図5が図4のB−B線断面図である。
【0017】図1において、システムキッチン1は、幅
方向に連結された例えば3つのキャビネット2〜4を有
し、キャビネット2の上面には水栓6を有する流し台用
のシンク5が配置され、キャビネット4の上面にはコン
ロ台7が配置され、キャッビネット3の上面等にはカウ
ンター8が配置されている。また、各キャビネット2〜
4には、前面に取手10を有する一つもしくは複数の引
き出し9(もしくは開閉扉)がそれぞれ引き出し可能
(もしくは開閉可能)に組み付けられると共に、この各
キャビネット2〜4の引き出し9下部のケコミ部11に
も、引き出し12がそれぞれ引き出し可能に組み付けら
れている。
【0018】なお、これらの引き出し9、12は、各キ
ャビネット2〜4の両側板13に設けられた図示しない
ガイドに沿って前後方向に移動し得るように組み付けら
れている。また、システムキッチン1の各キャビネット
2〜4は、基本的に、左右両側の側板13(但し連結さ
れるキャビネット2〜4の側板13は兼用される)と、
図2に示すように、両側板13の前面に組み付けられた
所定形状の前面板14と、両側板13の背面に溝嵌め構
造で組み付けられると共に補強棧16等で補強された薄
板からなる背面板15等で形成されている。
【0019】そして、各キャビネット2〜4の前面下部
に形成されたケコミ部11には、前記引き出し12が前
後方向(図2の矢印イ方向)に引き出し可能にそれぞれ
配置されている。この引き出し12は、図2及び図3に
示すように、引出前板としての鏡板17と、ケコミ前板
18と、この両板17、18を連結する連結金具19
と、収納箱20を形成する例えば底板20a、背面板2
0b及び一対の側板20c等で形成されている。なお、
引き出し12の鏡板17は、引き出し9の前板である鏡
板9a(あるいは開閉扉)と同色及び同材質の板材が使
用され、ケコミ前板18は例えば黒色等の板材が使用さ
れており鏡板17とは色が異なる。
【0020】前記連結金具19は、図4及び図5に示す
ように、例えばアルミ材の押出成形品(もしくは樹脂成
形品)によって形成され、その平坦部19aの前端側に
鏡板取付部21が一体形成され、平坦部19aの後端側
にケコミ前板取付部22が一体形成されている。鏡板取
付部21は、平坦部19aの前端に上下方向に延びた垂
直壁21aと、この垂直壁21aの下端に前方に所定寸
法突出する水平壁21bとでL字形状に形成されてい
る。そして、垂直壁21aと水平壁21bの連結部の角
部21c外面には所定のアールが設けられると共に、水
平壁21bの先端部21dは断面略円弧状に形成され、
この垂直壁21aの下端側と水平壁21bとによって手
掛け部23が形成されている。
【0021】一方、連結金具19のケコミ前板取付部2
2は、平坦部19aの後端部で下方に向かって所定寸法
突出した垂直壁22aと、この垂直壁22aの前方でケ
コミ前板18の板厚に対応した位置に、下方に突出した
状態で設けられた突条部22bとで形成されている。ま
た、連結金具19の平坦部19aの後方端部でケコミ前
板取付部22の上面側には、上方に所定寸法突出したス
トッパ壁24が一体形成されている。なお、連結金具1
9の垂直壁21aの上部及び垂直壁22aには、その長
手方向に沿って所定間隔で複数個の取付孔25、26が
穿設されている。
【0022】そして、連結金具19は、鏡板17の下端
部17a裏面を鏡板取付部21の垂直壁21aに当接さ
せると共に、下端面を水平壁21b上に載置し前記取付
孔25を利用して取付ネジ27(図3参照)で固定す
る。また、ケコミ前板18の上端部18aをケコミ前板
取付部22の垂直壁22aと突条部22b間に嵌合させ
て、取付孔26を利用して取付ネジ27で固定する。こ
れにより、鏡板17とケコミ前板18が連結金具19で
連結され、鏡板17の前記手掛け部23の引っ張り操作
に連動してケコミ前板18、すなわち引き出し12が前
後方向に移動することになる。
【0023】また、連結金具19の平坦部19aの長さ
(奥行き)によって、キャビネット2〜4の前面下部に
所定奥行きのケコミ部11が形成されるが、この連結金
具19の平坦部19a上に図3の二点鎖線で示すよう
に、小物28を載置(収納)することができる。この小
物28は、平坦部19a上面の後端部に設けられたスト
ッパ壁24によって後方への移動が規制され、引き出し
12の出し入れ時に小物28が収納箱20内に落下する
こと等がなくなる。
【0024】このように上記実施例のキャビネット2〜
4によれば、引き出し9(あるいは開閉扉)の下部のケ
コミ部11に引き出し12を配置すると共に、この引き
出し12の鏡板17とケコミ前板18を連結金具19で
連結し、かつ鏡板17が固定される連結金具19に予め
安全機構が施された手掛け部23が一体形成されている
ため、鏡板17の下端部17aに安全上の処理を施す必
要がなくなり、鏡板17として例えば引き出し9に使用
される鏡板9aと同等のものをそのまま使用することが
できる。
【0025】その結果、引き出し12専用の鏡板17を
別途準備(製造)する必要がなくなり、引き出し12上
部の引き出し9(あるいは開閉扉)と同一色や同一裏面
仕上げの鏡板17を使用できて、キャビネット2〜4の
種類を削減しつつ各種パッケージプラン(バリエーショ
ン)に容易に対応することができると共に、鏡板17自
体のコストアップを抑えることができて、安価なキャビ
ネット2〜4の提供が可能になる。
【0026】また、引き出し12の鏡板17として、引
き出し12上方の引き出し9(あるいは開閉扉)の鏡板
9aと同一色の板材を使用することができるため、複数
のキャビネット2〜4が連結されるシステムキッチン1
であっても、各キャビネット2〜4のケコミ部11に設
けられる各引き出し12の鏡板17を、引き出し9の鏡
板9aと同一色に設定することができると共に、鏡板1
7の高さ(上下方向の幅)を各キャビネット2〜4で同
一に設定することができて、意匠(デザイン)的に優れ
たシステムキッチン1を得ることが可能になる。
【0027】さらに、連結金具19の鏡板取付部21が
垂直壁21aと水平壁21bとでL字形状に成形されて
いるため、水平壁21bによって鏡板17の上下方向の
取付位置出しを行うことができて、引き出し12上方の
引き出し9との隙間調整を容易に行うことができる等、
キャビネット2〜4の組付作業性を向上させることがで
きる。
【0028】また、連結金具19の平坦部19aの後方
端部にストッパ壁24が設けられているため、平坦部1
9a上に載置された小物28が引き出し12の移動時に
収納箱20内に落下すること等がなくなり、連結金具1
9自体を小物28の安定した収納部として使用すること
ができて、引き出し12内における物品の収納効率を高
めることができる。また、連結金具19の手掛け部23
がL字形状に形成されると共に、角部19cがアール形
状に形成されかつ水平壁21bの先端部外側が略円弧状
に形成されているため、手掛け部23に手を良好に掛け
ることができると共に、掛けた際の手の安全性を十分に
確保することができる。
【0029】またさらに、連結金具19のケコミ前板取
付部22に垂直壁22aと突条部22bを設けているた
め、垂直壁22aと突条部22b間にケコミ前板18の
上端部18aを嵌合させて強固に固定することができ
る。また、鏡板取付部21にL字形状の手掛け部23を
一体成形しているため、連結金具自体19の剛性を高め
ることができると共に、連結金具19と鏡板17を固定
する取付ネジ27への剪断荷重を軽減させることができ
る。これらのことから、連結金具19自体やこれに取り
付けられる鏡板17及びケコミ前板18の固定(連結)
強度を高めることができて、キャビネット2〜4に長期
に亘り安定した設置状態を維持することが可能になる。
【0030】なお、本発明における連結金具19は、上
記実施例に限定されるものでもなく、連結金具19自体
の全体形状及び手掛け部23、ストッパ壁24の形状、
各部の板厚寸法等も適宜に変更することができる。ま
た、上記実施例におけるシステムキッチン1のキャビネ
ット数等の構成、各キャビネット2〜4に対する引き出
し9(あるいは開閉扉)の組付形態、引き出し9、12
の引き出し構造等も一例であって、本発明に係わる各発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、足元部の逃げの目的で前面下部に形成され
るケコミ部に引き出しが配置されると共に、この引き出
しの引出前板とケコミ前板が手掛け部を兼ねる連結具で
連結固定されているため、引出前板を他の引き出し等の
前板と共通化して使用することができ、デザイン的にも
優れかつキャビネットの種類を削減しつつ各種のパッケ
ージプランへの対応を容易に行うことができると共に、
引出前板に別途手掛け部材を設けたり安全処理を施す必
要がなくなって、引き出しをケコミ部に容易かつ安価に
配置することができる。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、連結具の後方側の上面に
ストッパが設けられているため、連結具上に収納された
収納物の引き出し収納箱内への落下を確実に防止するこ
とができ、連結具自体を小物収納部として利用できて、
引き出し内に小物を安定かつ効率良く収納することがで
きる。
【0033】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載の発明の効果に加え、連結具のケコミ
前板取付部に下方に向けて突条部が設けられているた
め、この突条部を利用してケコミ前板上部を固定するこ
とができ、ケコミ前板の連結具への固定強度を高めるこ
とができて、ケコミ前板のあおり等を確実に防止するこ
とができる。
【0034】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、手掛け部がL字
形状に形成され、その角部にアールが設けられると共
に、引出前板の下端が載置される水平壁の先端外側が断
面略円弧状に形成されているため、引出前板に別途安全
対策を施すことなく、連結具だけで手掛け部に手を掛け
た際の安全性を十分に確保することができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるキッチンキャビネットを複数連
結したシステムキッチンの一実施例を示す斜視図
【図2】同その縦断面図
【図3】同図2のA部の拡大斜視図
【図4】同連結金具の背面図
【図5】同図4のB−B線断面図
【図6】従来のキッチンキャビネットの概略側面図
【図7】同その設置状態の正面図
【図8】従来の他のキッチンキャビネットの概略側面図
【図9】同図8のC部の拡大断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・システムキッチン 2〜4・・・・・・・キッチンキャビネット 9・・・・・・・・・引き出し 9a・・・・・・・・鏡板 11・・・・・・・・ケコミ部 12・・・・・・・・引き出し 17・・・・・・・・鏡板 17a・・・・・・・下端部 18・・・・・・・・ケコミ前板 18a・・・・・・・上端部 19・・・・・・・・連結金具 19a・・・・・・・平坦部 20・・・・・・・・収納箱 21・・・・・・・・鏡板取付部 21b・・・・・・・水平壁 21c・・・・・・・角部 22・・・・・・・・ケコミ前板取付部 22b・・・・・・・突条部 23・・・・・・・・手掛け部 24・・・・・・・・ストッパ壁 28・・・・・・・・小物

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の両側板と、該両側板の背面に組み付
    けられた背面板と、両側板の前面に組み付けられた前面
    板等で枠組み形成されると共に、前面下部のケコミ部に
    引き出しが配置されたキッチンキャビネットにおいて、
    前端側に手掛け部を兼ね前記引き出しの引出前板下端が
    載置状態で取り付けられる引出前板取付部が一体形成さ
    れると共に、後端側に前記ケコミ部のケコミ前板上端が
    取り付けられるケコミ前板取付部が一体形成された連結
    具を介して前記引き出しの引出前板の下端とケコミ部の
    ケコミ前板上端とが連結されていることを特徴とするキ
    ッチンキャビネット。
  2. 【請求項2】前記連結具は、そのケコミ前板取付部の上
    部に、連結具上に収納される収納物の引き出し収納箱内
    への落下を防止するストッパが設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のキッチンキャビネット。
  3. 【請求項3】前記連結具は、そのケコミ前板取付部にケ
    コミ前板の取付方向に突出しケコミ前板のあおりを防止
    する突条部が設けられていることを特徴とする請求項1
    または2記載のキッチンキャビネット。
  4. 【請求項4】前記連結具の手掛け部は、角部がアールを
    有するL字形状に形成されると共に、引出前板下端が載
    置される水平壁の先端外側が断面略円弧状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載のキッチンキャビネット。
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KR20210069903A (ko) * 2019-12-04 2021-06-14 박보근 밥솥수납장 도어용 조립판재
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