JP6807678B2 - 加熱調理器、加熱調理器を備えたキッチン家具、および加熱調理器の設置方法 - Google Patents

加熱調理器、加熱調理器を備えたキッチン家具、および加熱調理器の設置方法 Download PDF

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本発明は、キッチン家具に形成された収容部に筐体が収容される加熱調理器、加熱調理器を備えたキッチン家具、および加熱調理器の設置方法に関する。
従来、加熱調理器の本体をキッチン家具の上面に設けた上面開口からキッチン家具内に嵌め込んで、加熱調理器の本体上に設けた天板をキッチン家具の上面に露出させるようにして設置される組み込み型の加熱調理器がある。このような加熱調理器を有する調理台装置として、加熱調理器の本体を正面断面視で左右方向において高さ寸法が短い低背部と高さ寸法が長い高背部とに分かれるように形成し、低背部の下方空間を利用して加熱調理器から独立した家具部材ユニットを配置した加熱調理器付きの調理台装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−24912号公報(要約)
特許文献1に記載の調理台装置には、収納キャビネットが設けられており、使用者は調理台装置周りで必要な物をこの収納キャビネットに収納できるようになっている。しかしながら、特許文献1に記載の加熱調理器は、加熱調理器の本体の高さ寸法を左右方向で異ならせた特殊形状である。特許文献1の構成を実現するには、専用のキッチン家具である調理台装置と、専用の加熱調理器とが必要となり、汎用品のキッチン家具(例えば一般財団法人ベターリビングの「優良住宅部品認定基準(BLS KS:2015)」に定めるキッチンシステム)と一般的な箱状の筐体の加熱調理器との組み合わせでは実現できない。したがって、製品化する場合には製造コストが高くなり、使用者の経済的な負担が大きくなる。また、キッチン家具および加熱調理器の双方が専用品であるため、修理や仕様変更で加熱調理器を交換する場合には、製造元による対応が必要となる。たとえば製造元の都合により製造中止になって代替品が入手できなくなると、キッチン家具および加熱調理器を使用できなくなり、住宅設備機器でありながら長期間安定的に使用できないおそれがあるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、汎用性を維持しつつ収納性と意匠性を高めることのできる、加熱調理器、加熱調理器を備えたキッチン家具、および加熱調理器の設置方法を提供するものである。
本発明に係る加熱調理器は、加熱手段が収容された筐体と、前記筐体の上に設けられたトッププレートと、前記筐体内に区画形成された収納庫と、前記筐体の前壁に形成され前記収納庫に通じる開口を、開閉自在に覆う第1保持壁と、前記第1保持壁の前面の少なくとも一部を覆う平板部を有する第1中間部材と、前記第1中間部材の前面の少なくとも一部を覆う第1面材と、前記第1保持壁に設けられ、前記第1中間部材と接続される第1接続部とを備え、前記第1中間部材と前記第1面材とは、前記第1中間部材の背面側から挿入されたネジによってネジ止めされ、前記第1保持壁は、当該第1保持壁の前面から凹んだ凹部を有し、前記凹部に前記ネジの頭が収納されるものである。
本発明に係る加熱調理器を備えたキッチン家具は、加熱手段が設けられた筐体および前記筐体の上に設けられたトッププレートを有する加熱調理器が設置されたキッチン家具であって、前記キッチン家具は、前記加熱調理器の前記筐体を収容する収容部と、前記キッチン家具の上面に開口し、前記収容部に通じる上面開口と、前記キッチン家具の前面に開口し、前記収容部に通じる前面開口とが形成されており、前記加熱調理器は、前記筐体内に区画形成された収納庫と、前記筐体の前壁に形成された前記収納庫に通じる開口を、開閉自在に覆う第1保持壁と、前記保持壁の前面の少なくとも一部を覆う平板部を有し、前記第1保持壁に直接接続される第1中間部材と、前記第1保持壁の前面側に取り付けられる第1面材とを備え、前記第1面材は、前記第1中間部材を介して着脱自在に前記第1保持壁に接続され、前記第1中間部材と前記第1面材とは、前記第1中間部材の背面側から前記第1中間部材に形成されたネジ穴に挿入されたネジによってネジ止めされ、前記第1保持壁は、当該第1保持壁の前面から凹んだ凹部を有し、前記凹部に前記ネジの頭が収納され、前記加熱調理器の前記筐体が前記収容部に収容された状態において、前記上面開口の上に前記トッププレートが露出し、前記前面開口から前記第1面材が露出し、前記第1面材の前面と、前記キッチン家具の前面とが、同一平面上にあるものである。
本発明に係る加熱調理器の設置方法は、前記加熱調理器を、収容部および前記収容部に通じる上面開口および前面開口を有するキッチン家具に設置する方法であって、前記加熱調理器の前記筐体を、前記キッチン家具の前記上面開口から前記収容部に挿入し、前記加熱調理器の前記筐体の、前記前面開口の内側に位置する部分に、前記第1面材を取り付けるものである。
本発明によれば、加熱調理器の筐体内に収納庫が設けられているので、収納性を高めることができる。また、加熱調理器の筐体の収納庫に通じる開口を開閉自在に覆う第1保持壁を設け、この第1保持壁には、第1保持壁の前面側に取り付けられる部材と接続される第1接続部を備えた。このため、第1接続部にキッチン家具の外観と親和性の高い面材などが取り付けられることで、加熱調理器およびこの加熱調理器が設置されたキッチン家具の意匠性を向上させることができる。
実施の形態1に係る加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。 実施の形態1に係るキッチン家具から加熱調理器が取り外された状態の斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の平面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の正面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の左側面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の分解斜視図である。 実施の形態1に係る引出ユニットの分解斜視図である。 実施の形態1に係る第1中間部材および第1面材の背面側斜視図である。 実施の形態1に係る第2中間部材および第2面材の背面側斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第1保持壁を通る前後断面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第2保持壁を通る前後断面図である。 実施の形態2に係る加熱調理器の斜視図である。 実施の形態2に係る加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。 実施の形態2に係る加熱調理器の分解斜視図である。 実施の形態2に係る引出ユニットの分解斜視図である。 実施の形態2に係る第2中間部材および第2面材の背面側斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第1保持壁を通る前後断面図である。 実施の形態2に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第2保持壁を通る前後断面図である。 実施の形態2に係る加熱調理器に代替の第1面材および第2面材を組み合わせた分解斜視図である。 図19の加熱調理器を組み立てた状態の斜視図である。 図19の加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。 実施の形態2に係る加熱調理器に他の代替の第1面材、第2面材および手掛部を組み合わせた分解斜視図である。 図22の加熱調理器を組み立てた状態の斜視図である。 図22の加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。 図22の加熱調理器が設置されたキッチン家具の正面図である。 図22〜図25で示した加熱調理器およびキッチン家具の、第1保持壁を通る前後断面図である。 図22〜図25で示した加熱調理器およびキッチン家具の、第2保持壁を通る前後断面図である。
以下、本発明に係る加熱調理器、加熱調理器を備えた調理台、および加熱調理器の設置方法の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本発明を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係または形状等が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。図1に示すように、キッチン家具1には、加熱調理器100が組み込まれている。キッチン家具1は、作業台として使用される平板状の天板3を有し、この天板3の上に加熱調理器100のトッププレート11が露出している。図1では、説明のために、トッププレート11の上で加熱される調理容器60を併せて図示している。キッチン家具1の内部には、図示しない複数の収納スペースが設けられており、この収納スペースを開閉する扉として機能するとともにキッチン家具1の前面を構成する前板5には、前板5が開閉されるときに取っ手として使用される手掛部7が設けられている。使用者が手掛部7を手前側に引くと、手掛部7が設けられた前板5が開く。前板5は、前表面が平らな板状部材である。前板5は、奥行き方向にスライド移動する構成としてもよいし、前板5の側方、下方または上方に取り付けられたヒンジを介して開閉される構成であってもよい。図1の例では、扉として機能する前板5の大きさに応じた複数種類の大きさの手掛部7が示されている。なお、本明細書において加熱調理器100の「前面」、キッチン家具1の「前面」というときには、加熱調理器100またはキッチン家具1の使用者と対向する面をいうものとする。
加熱調理器100の前面には、キッチン家具1の前板5と隣接した第1面材40および第2面材50が設けられている。第1面材40および第2面材50は、前表面が平らな板状部材である。第1面材40には、前板5に設けられた手掛部7のいずれかと同じ形状の第1手掛部41が設けられている。本実施の形態の第1手掛部41は、第1面材40の前面から突出する凸部である平面視略コの字状のハンドルで構成されている。第1面材40は、後述するように加熱調理器100の内部に区画形成された収納庫15(図6参照)を開閉する扉として機能する。
図2は、実施の形態1に係るキッチン家具から加熱調理器が取り外された状態の斜視図である。加熱調理器100は、筐体10を有し、この筐体10の上には被加熱物である調理容器が載置されるトッププレート11が設けられている。トッププレート11には、本実施の形態では3つの加熱口12が設けられている。筐体10の前面側において、紙面左側には第1手掛部41を備えた第1面材40が設けられ、紙面右側には第2面材が設けられている。
キッチン家具1には、天板3の下側に、加熱調理器100の筐体が収容される空間である収容部2が形成されている。キッチン家具1の上面を構成する天板3には、収容部2に通じる上面開口4が形成され、前板5には、同じく収容部2に通じる前面開口6が形成されている。加熱調理器100の筐体10が、上面開口4を介して収容部2に挿入されると、トッププレート11の外周縁の裏面が、上面開口4の縁の上に載置され、図1に示した状態となる。
図3は、実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の平面図である。第1手掛部41は、第1面材40の前面から突出する一対の基部と、一対の基部に連続し第1面材40に平行に延びる棒状の把持部とが一体に形成されており、平面視で略コの字状である。棒状の把持部の内面(第1面材40に対向する面)に、使用者の手が掛けられて、第1手掛部41が取っ手として使用される。第1手掛部41の使用者の手が掛けられる面を、手掛面411と称する。また、手掛部7は、前板5の前面から突出する一対の基部と、一対の基部に連続し前板5の前面に平行に延びる棒状の把持部とが一体に形成されており、平面視で略コの字状である。棒状の把持部の内面(前板5に対向する面)に、使用者の手が掛けられて、手掛部7が取っ手として使用される。手掛部7の使用者の手が掛けられる面を、手掛面71と称する。
図3に示すように、キッチン家具1の手掛部7および第1面材40(図2参照)の第1手掛部41の、前板5からの突出寸法Aは、同一である。ここで、キッチン家具1の手掛部7の突出寸法とは、前板5の前面からキッチン家具1の手掛部7の外表面までの長さをいう。また第1面材40の第1手掛部41の突出寸法とは、前板5の前面から第1面材40の第1手掛部41の外表面までの長さをいう。第1面材40の第1手掛部41の突出寸法を、隣接するキッチン家具1の扉として機能する前板5の手掛部7の突出寸法と同一としたことにより、使い勝手を向上させることができる。すなわち、第1手掛部41と手掛部7の突出寸法が不揃いであると、使用者は突出寸法の大きい方に接触して不快な思いをすることがあり、またそのような衝突を回避しながらの調理作業は、調理の作業性を低下させてしまう。さらに、第1手掛部41と手掛部7の突出寸法が不揃いであると、突出寸法の小さい方に手を掛けづらくて作業性が低下するといった問題も生じうる。本実施の形態によればこれらの不都合が生じにくい。また、加熱調理器100の第1手掛部41とキッチン家具1の手掛部7の外観が調和し、外観上の違和感が軽減されてキッチン家具1の全体としての意匠性を向上させることができる。
図4は、実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の正面図である。図4に示すように、第1面材40に設けられた第1手掛部41の高さBは、キッチン家具1の前板5に設けられた手掛部7のうちの一つと同じである。第1手掛部41を、隣接するキッチン家具1の手掛部7と同一高さ位置に配置したことにより、扉として機能する第1面材40および前板5の開閉操作の作業姿勢が統一され、キッチンでの収納物の出し入れの作業性を高める効果がある。また、第1手掛部41と手掛部7の高さを揃えることで、第1手掛部41と手掛部7とが水平に一列に並んで外観上の統一感が高まり、すっきりと整列された美観を与えることができる。
図5は、実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の左側面図である。図5に示すように、第1面材40の前面と、キッチン家具1の前板5の前面とは、同一平面上にある。さらに本実施の形態では、第1面材40を構成する板状部材とキッチン家具1の前板5を構成する板状部材は、同じ厚みである。なお、図示されないが、第2面材50もまた、キッチン家具1の前板5の前面と同一平面上にあり、第2面材50と前板5とは同じ厚みの板状部材で構成されている。第1面材40および第2面材50の厚みを、隣接するキッチン家具1の扉として機能する前板5の面材と同一厚さとしたことで、材料が同じであればこれらの強度はほぼ等しくなり、加熱調理器100を含めたキッチン家具1全体の扉の品質が均一化され安定する。また、扉として機能する第1面材40および前板5を開けたときに、使用者は第1面材40および前板5を見下ろすことになるが、見た目に統一感があるので意匠性がよい。
第1手掛部41の手掛面411から第1面材40の前面までの距離と、手掛部7の手掛面71から前板5の前面までの距離は、同じであり、図5ではこれらの距離を符号Cで示している。本実施の形態では、第1面材40の前面と前板5の前面とが同一平面上にあるため、前板5の前面から手掛面411および手掛面71までのそれぞれの距離は、同じであるといえる。
図6は、実施の形態1に係る加熱調理器の分解斜視図である。加熱調理器100の筐体10は、金属板で構成され、上面を開口した概ね箱型の形状を有する。加熱調理器100の筐体10の内部には、加熱手段として、2つの加熱コイル13aおよび加熱コイル13bと、ラジエントヒーター13cとが設けられている。加熱コイル13a、13bおよびラジエントヒーター13cは、それぞれトッププレート11に設けられた3つの加熱口12のいずれかに対応した位置に設けられる。なお、図6で図示した加熱手段は一例であり、加熱手段の構成によって本発明は限定されない。
筐体10の内部には、加熱手段を駆動する駆動回路および制御回路が実装された回路基板19と、回路基板19や加熱コイル13a、13bなどの発熱部品に冷却風を供給する送風手段14とが収容されている。加熱調理器100の制御回路は、使用者からの操作入力に基づいて加熱手段を制御して、トッププレート11の上に載置される被加熱物を加熱する。また、加熱調理器100は、予め定められた制御シーケンスにしたがった加熱制御が行われる調理メニューを備えていてもよい。
筐体10の内部には、概ね直方体の収納庫15が区画形成されている。収納庫15の前面は開口しており、この開口を開口16と称する。収納庫15には、開口16を介して、引出ユニット20が出し入れ自在に収容される。引出ユニット20は、上面を開口した箱状の収納容器21と、前後方向に延びるスライドレール23とを備える。収納庫15の左右の内壁には、スライドレール23と同様に前後方向に延びる固定レール17が設けられており、スライドレール23は固定レール17に前後に摺動可能に係合する。引出ユニット20は、収納庫15に対して着脱可能に保持されている。引出ユニット20には、例えば加熱調理器100での加熱に利用される調理容器60や調味料などが収容されることが想定されるため、収納容器21には衛生性が要求される一方で、加熱調理器100の周囲は調理作業に伴って飛散する食材、油煙、および水蒸気等で汚れやすい。引出ユニット20を収納庫15に対して着脱可能な構成とすることで、使用者は引出ユニット20の清掃を行いやすい。なお、加熱調理器100が上述の調理メニューを備えている場合には、その調理メニューでの加熱調理に使用される調理容器が収容できるように、収納容器21の容積を定めるとよい。このように専用の調理容器を収納容器21に収納できるようにすることで、調理の作業性を高めることができる。
筐体10の前面を構成する前壁10aの一部を、第2保持壁26と称する。第2保持壁26の前面側には平板部分を有する第2中間部材27が設けられ、この第2中間部材27の前面側に第2面材50が設けられている。すなわち、第2保持壁26、第2中間部材27および第2面材50がこの順に重ねられている。言い替えると、第2面材50は、第2中間部材27を介して第2保持壁26に取り付けられている。
本実施の形態では、第2保持壁26は、前壁10aのうち、収納庫15の開口16の右側の部分である。第2保持壁26には、係止部261と、前壁10aの前面から凹んだ凹部262とが設けられている。本実施の形態の第2保持壁26の係止部261は、前壁10aに形成された開口であり、この係止部261に第2中間部材27に設けられた係止部271が挿入され、係止部271が前壁10aの背面に係合することで、第2保持壁26と第2中間部材27とが接続される。第2保持壁26の凹部262の面積は、本実施の形態では第2中間部材27の平板部分の面積よりもやや小さく、第2中間部材27が第2保持壁26に取り付けられると、凹部262は第2中間部材27によって覆われる。凹部262は、たとえば、筐体10の前壁10aを構成する金属板を絞り加工して形成される。
第2中間部材27には、第4接続部としてのネジ穴272が形成されており、このネジ穴272に背面からネジ32を挿して締めることで、第2中間部材27と第2面材50とが着脱自在に接続される。ネジ穴272の穴径は、対応するネジ32の軸の外径よりも大きく、ネジ32が挿入された状態でネジ穴272の縁とネジ32との間には隙間が生じるようになっている。この隙間は、第2中間部材27と第2面材50との相対位置の調整代として機能する。このため、第2面材50の周囲に設けられるキッチン家具1の前板5(図1〜4参照)や第1面材40の端面との関係で、第2面材50の取付位置を調整することができ、キッチン家具1の全体としての意匠性を高めることができる。第2面材50とその周囲の面材との間で上下左右の端部ラインに不統一があると、端部同士の段差がわずかであっても目立ちやすいが、本実施の形態によれば高精度で第2面材50位置調整を行いやすい。
第2中間部材27が第2保持壁26に接続された状態において、ネジ32の頭は、第2保持壁26に形成された凹部262の内側に配置される。このため、第2中間部材27側にはネジ32の頭を収めるための形状や部材を設ける必要がなく、第2中間部材27を薄型で単純な形状とすることができるので、第2中間部材27の製造コストを抑制することができる。なお、第2保持壁26に形成された凹部262の形状は、ネジ32の頭を収めることのできるものであればよく、図6に例示するように4つのネジ32を包含する一体の形状であってもよいし、ネジ32のそれぞれに対応する位置に複数の凹部262を設けてもよい。なお、図6において第2中間部材27の下側に図示されたネジ33は、第2中間部材27と筐体10との接続に用いられるものであり、詳細は後述する。
図7は、実施の形態1に係る引出ユニットの分解斜視図である。引出ユニット20には、収納容器21を下方から支持する収納容器保持部22が設けられている。収納容器保持部22は、本実施の形態では、収納容器21の底面に平板面が対向するように設けられた前後一対の平板状の部材であり、左右一対のスライドレール23の間に掛け渡されている。
第1保持壁24は、一対のスライドレール23の前端部分に設けられた概ね平板状の部材である。第1保持壁24の前面側には平板部分を有する第1中間部材25が設けられ、この第1中間部材25の前面側に第1面材40が設けられている。すなわち、第1保持壁24、第1中間部材25および第1面材40がこの順に重ねられている。言い替えると、第1面材40は、第1中間部材25を介して第1保持壁24に取り付けられている。
本実施の形態では、第1保持壁24には、第1接続部としての係止部241と、同じく第1接続部としてのネジ穴242と、第1保持壁24の前面から凹んだ凹部243とが設けられている。係止部241は、第1保持壁24の上端から後方に向かって延びる板形状を有し、この係止部241に第1中間部材25に設けられた係止部(後述する図8の係止部251)が係止される。また、第1中間部材25の側面には、第1保持壁24の側面に設けられたネジ穴242に対応するネジ穴252が設けられている。第1保持壁24のネジ穴242に第1中間部材25のネジ穴252を重ね、これらネジ穴242、252の側方からネジ30を挿して締めることで、第1保持壁24と第1中間部材25とが着脱自在に接続される。
第1中間部材25の平板面には、第2接続部としてのネジ穴253が設けられている。第1中間部材25の前面と第1面材40の背面とを重ね、第1中間部材25の背面側からネジ31を挿して締めることで、第1中間部材25と第1面材40とが着脱自在に接続される。ネジ穴253の穴径は、対応するネジ31の軸の外径よりも大きく、ネジ31が挿入された状態でネジ穴253の縁とネジ31との間には隙間が生じるようになっている。この隙間は、第1中間部材25と第1面材40との相対位置の調整代として機能する。このため、第1面材40の周囲に設けられるキッチン家具1の前板5(図1〜4参照)や第2面材50の端面との関係で、第1面材40の取付位置を調整することができ、キッチン家具1の全体としての意匠性を高めることができる。第1面材40とその周囲の面材との間で上下左右の端部ラインに不統一があると、両者の段差がわずかであっても目立ちやすいが、本実施の形態によれば高精度で位置調整が行いやすい。
第1中間部材25が第1保持壁24に接続された状態において、ネジ31の頭は、第1保持壁24に形成された凹部243の内側に配置される。このため、第1中間部材25側にはネジ31の頭を収めるための形状や部材を設ける必要がなく、第1中間部材25を薄型で単純な形状とすることができるので、第1中間部材25の製造コストを抑制することができる。なお、第1保持壁24に形成された凹部243の形状は、ネジ31の頭を収めることのできるものであればよく、図7に例示するように4つのネジ31を包含する一体の形状であってもよいし、ネジ31のそれぞれに対応する位置に複数の凹部243を設けてもよい。
図8は、実施の形態1に係る第1中間部材および第1面材の背面側斜視図である。第1中間部材25の上端には、係止部251が設けられている。係止部251は、図7に示した第1保持壁24の係止部241に係合する形状を有している。図8の例では、係止部251は、第1中間部材25の平板面の幅方向全体の上端から背面側に向かって延びた庇状の部位と、その庇状の部材の先端から下方に向かって延びる部位と、を有し、この鉤状の係止部251が第1保持壁24の係止部241に引っかけられる。なお、係止部241と係止部251の具体的形状は一例であり、両者が着脱自在に係合できる他の構造を採用することができる。
図9は、実施の形態1に係る第2中間部材および第2面材の背面側斜視図である。第2中間部材27の上端には、係止部271が設けられている。係止部271は、図6に示した第2保持壁26の係止部261に係合する形状を有している。図9の例では、係止部271は、第2中間部材27の上端から背面側に向かって延びる爪状の部位と、その爪状の部位の先端から上方に向かって延びる部位と、を有し、この鉤爪状の係止部271が第2保持壁26の係止部261に挿入されて、筐体10の前壁10aの背面に引っ掛けられる。なお、係止部261と係止部271の具体的形状は一例であり、両者が着脱自在に係合できる他の構造を採用することができる。
第2中間部材27の下端から背面側に向かって延びる底面係合部273には、ネジ穴274が設けられている。底面係合部273は、加熱調理器100の筐体10の底板10bの下に重ねられ(図11参照)、ネジ穴274に下からネジ33(図6、図11参照)を挿して締めることで、第2中間部材27と筐体10の底板10bとが着脱自在に接続される。
図10は、実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第1保持壁を通る前後断面図である。図10(a)は全体の断面図、図10(b)は図10(a)の第1面材40の近傍の拡大図である。図10(a)に示すように、第1面材の第1手掛部41の縦断面形状と、キッチン家具1の前板5の手掛部7の縦断面形状とは、同一である。第1面材40の第1手掛部41として、キッチン家具1の手掛部7のいずれかと同一の部材を用いることで、加熱調理器100の収納庫15の第1手掛部41とキッチン家具1の手掛部7のデザインが統一され、加熱調理器100とキッチン家具1とが違和感なく調和される。このため、加熱調理器100が組み込まれた状態でのキッチン家具1の全体としての意匠性を高める効果がある。また、第1手掛部41と手掛部7の部品が標準化され、製造コストを安価にできる効果がある。
また、図10(b)において、第1接続部としての係止部241に、第1中間部材25の係止部251が係止されて、第1保持壁24と第1中間部材25とが接続されている。また、第1中間部材25と第1面材40とは、ネジ31を介して接続されている。ネジ31の頭は、第1保持壁24に形成された凹部243に収まっている。
図11は、実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第2保持壁を通る前後断面図である。図11(a)は全体の断面図、図11(b)は図11(a)の第2面材50の近傍の拡大図である。図11において、第3接続部としての係止部261に、第2中間部材27の係止部271が係止されて、第2保持壁26と第2中間部材27とが接続されている。また、第2中間部材27と第2面材50とは、ネジ32を介して接続されている。ネジ32の頭は、第2保持壁26に形成された凹部262に収まっている。第2中間部材27の底面係合部273は、筐体10の底板10bの下に重ねられ、底板10bと第2中間部材27とがネジ33を介して接続されている。
図10に示される第1保持壁24の凹部243と第1中間部材25との間に形成される空隙、および図11に示される第2保持壁26の凹部262と第2中間部材27との間に形成される空隙は、上述のようにネジ31、32の頭を収める機能を発揮することに加え、断熱構造としても機能する。このような断熱構造を設けたことで、室温の変化の影響による、収納庫15内や筐体10内の部品の劣化を軽減することができる。
次に、実施の形態1で示した加熱調理器100のキッチン家具1への設置方法を説明する。加熱調理器100の設置は、以下の手順で行うことができる。ここで、加熱調理器100は、第1面材40、第1中間部材25、第1保持壁24を含む引出ユニット20、第2面材50および第2中間部材27が取り外された状態であるものとする。
(1)加熱調理器100の筐体10を、キッチン家具1の天板3に形成された上面開口4(図2参照)に上から挿入する。そして、筐体10を収容部2内に収容するとともに、トッププレート11の外周面の裏面を、上面開口4の縁外側の上に載置する。筐体10の前面、すなわち収納庫15の開口16および第2保持壁26は、キッチン家具1の前面開口6の内側に位置し、前面開口6を介して視認される状態となる。
(2)背面に第1中間部材25がネジ止めされた状態の第1面材40(図8参照)を、第1保持壁24に取り付ける。より具体的には、第1中間部材25の係止部251を、第1保持壁24の係止部241に係合させることで、第1面材40、第1中間部材25および第1保持壁24が一体化される。本実施の形態では、第1保持壁24は引出ユニット20の一部を構成しているので、第1面材40および第1中間部材25は引出ユニット20に一体化されることになる。
(3)収納庫15の開口16に引出ユニット20を挿入する。これにより、キッチン家具1の前面開口6の内側に位置している筐体10の部分に、引出ユニット20に一体化された第1面材40を取り付けることができる。このとき、筐体10の前壁10aの第1面材40が取り付けられていない部分、すなわち第2保持壁26は、収納庫15の開口16から露出している状態である。
(4)背面に第2中間部材27がネジ止めされた状態の第2面材50(図9参照)を、第2保持壁26に取り付ける。より具体的には、第2中間部材27の係止部271を、第2保持壁26の係止部261に係合させる。
(5)第2中間部材27の底面係合部273を、筐体10の底板10bの下に重ね、ネジ33を第2中間部材27のネジ穴274に挿して締める。
上記(1)〜(4)の手順が終了すると、図1に示す状態となる。なお、手順(2)および(3)の前に、手順(4)および(5)を実行してもよい。
以上のように本実施の形態によれば、加熱調理器100は筐体10内に収納庫15を備え、この収納庫15の前面を開閉する第1保持壁24には、当該第1保持壁24の前面に第1面材40が着脱自在に取り付けられる構造を備えた。このため、調理に必要な調味料や調理用具などの収納性が高めることができるとともに、収納庫15の前面に露出する部分に第1面材40を取り付けることで加熱調理器100の意匠性を高めることができる。また、この第1面材40として、キッチン家具1の前板5と親和性の高い外観のものを用いることで、キッチン家具1の全体としての意匠性を高めることができる。また、収納庫15を開閉する第1保持壁24の前面側に、第1面材40を取り付けることで、第1保持壁24の防汚性能および清掃性を高めることができる。また、第1手掛部41を備えた第1面材40を用いることで、別途手掛部を取り付ける必要がなく、加熱調理器100およびキッチン家具1の施工の作業性を高めることができる。
また、本実施の形態によれば、加熱調理器100に第1面材40を着脱自在に取り付けられる構造としたことで、加熱調理器100とキッチン家具1とは別体として製造販売されうるものでありながら、加熱調理器100を含めたキッチン家具1全体の意匠性に統一感を持たせることも可能となる。また、第1面材40の第1手掛部41、キッチン家具1の手掛部7のいずれかと同一の手掛部部品を用いる、あるいはそれに代えてまたは加えて図3〜図5に例示したような第1手掛部41および手掛部7の配置を採用することで、加熱調理器100の収納庫15の第1手掛部41とキッチン家具1の手掛部7のデザインが統一され、加熱調理器100とキッチン家具1とが違和感なく調和される。また、第1手掛部41、手掛部7の部品が標準化され、製造コストを安価にできる効果がある。また、第1保持壁24および第2保持壁26に対し、第1面材40および第2面材50は着脱可能に接続されるため、第1面材40および第2面材50を交換して意匠変更することも容易である。
また、本実施の形態では、第1保持壁24と第1面材40との間に、第1中間部材25を設け、この第1中間部材25を介して第1面材40を第1保持壁24に取り付ける構造とした。このため、第1中間部材25は、断熱構造としても機能し、室温の変化による収納庫15および筐体10内の部品の劣化を抑制する効果がある。
また、本実施の形態では、加熱調理器100の収納庫15の第1保持壁24の前面側に第1面材40を設けたことに加え、前壁10aの一部である第2保持壁26の前面側に第2面材50を設け、筐体10の前面全体が第1面材40と第2面材50とで覆われるようにした。このため、キッチン家具1の前板5と加熱調理器100の前面とでデザインを統一しやすく、意匠性を高めることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、第1保持壁、第1中間部材、第1面材、第2保持壁、第2中間部材、第2面材および手掛部の他の例を説明する。本実施の形態では、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図12は、実施の形態2に係る加熱調理器の斜視図である。図13は、実施の形態2に係る加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。本実施の形態の加熱調理器100Aの前面には、実施の形態1とは前面の外観が異なる第1面材40Aおよび第2面材50Aが設けられ、第1面材40Aの下側には、第1手掛部41Aが設けられている。第1手掛部41Aには、第1面材40Aの前面よりも凹んだ凹部が形成されており、この凹部に使用者が指を挿入し、第1手掛部41Aに形成された手掛面411A(図17参照)に指を掛けることができるように構成されている。
キッチン家具1の前板5Aには、この前板5Aの前面よりも凹んだ凹部を有する手掛部7Aが設けられている。手掛部7Aは、前板5Aの上端に取り付けられている。
図14は、実施の形態2に係る加熱調理器の分解斜視図である。収納庫15の左右の内壁には、実施の形態1の固定レール17に代えて、ローラ18が設けられている。ローラ18は、上下方向に延びる軸を中心に前後方向に回転可能に構成されている。図14では一つのローラ18が図示されているが、収納庫15の左右の内壁それぞれに、前後方向にわたって複数のローラ18が設けられている。引出ユニット20のスライドレール23に形成された溝に、ローラ18が嵌り、引出ユニット20が前後移動に伴ってローラ18が回転する。
筐体10の前壁10aの一部である第2保持壁26Aには、実施の形態1で設けられていた凹部262は設けられておらず、第2保持壁26Aの前表面は概ね平らである。また、詳細は後述するが、本実施の形態の第2中間部材27Aの形状は、実施の形態1と異なる。
図15は、実施の形態2に係る引出ユニットの分解斜視図である。実施の形態1では第1面材40の前面に第1手掛部41が設けられていたが、本実施の形態では、第1手掛部41Aは第1保持壁24の下部に取り付けられる。第1手掛部41Aの上面にはネジ穴412が形成され、第1保持壁24の下部にも図示しないネジ穴が形成されており、下方からネジ34をネジ穴412および第1保持壁24のネジ穴に挿して締めることで、第1手掛部41Aが第1保持壁24に着脱自在に接続される。このように本実施の形態では、第1面材40Aと第1手掛部41Aとが独立した部品であり、それぞれ個別に第1保持壁24に対して着脱される。
図16は、実施の形態2に係る第2中間部材および第2面材の背面側斜視図である。第2中間部材27Aの背面には、左右および上の縁に沿って突条275が設けられており、突条275の内側が突条275の突出端よりも相対的に凹んでいることにより、凹部276が形成されている。図16の例では、凹部276は、複数のネジ32の頭が配置される領域を包含する形状であるが、各ネジ32の頭が配置される領域が、相対的に凹んでいればよく、凹部276の具体的形状は図示のものに限定されない。突条275は、たとえば、合成樹脂を成型して形成されている。
図17は、実施の形態1に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第1保持壁を通る前後断面図である。図17(a)は全体の断面図、図17(b)は図17(a)の第1面材40Aの近傍の拡大図である。第1手掛部41Aは、第1面材40Aの前面よりも凹んだ凹部を有し、凹部の前面側に設けられた板状部材の内面(背面)が、手掛面411Aである。キッチン家具1の前板5に設けられた手掛部7Aもまた前板5の前面よりも凹んだ凹部を有し、凹部の前面側に設けられた板状部材の内面(背面)が、手掛面71Aである。ている。このように第1手掛部41Aおよび手掛部7Aは、使用者の手が掛けられる凹部および手掛面411A、手掛面71Aを有し、第1手掛部41Aと手掛部7Aとで同様の操作性が実現される。第1手掛部41Aの手掛面411Aから前板5の前面までの長さは、手掛部7Aの手掛面71Aから前板5の前面までの長さと同じであり、図17(b)ではこれらの長さを符号Cで示している。図17(b)の例では、長さCは、手掛面411Aおよび手掛面71Aを構成する板状部材の厚みと同じかそれ以下の長さであり、ほぼゼロである。
図18は、実施の形態2に係る加熱調理器およびキッチン家具の、第2保持壁を通る前後断面図である。図18(a)は全体の断面図、図18(b)は図18(a)の第2面材50Aの近傍の拡大図である。第2保持壁26Aには、実施の形態1で設けられていた凹部262が設けられていないが、第2中間部材27Aには、左右および上の縁に突条275を形成することによって相対的に凹んだ凹部276が設けられている。この凹部276に、第2中間部材27Aと第2面材50Aとを接続するネジ32の頭が収められている。樹脂を成型して突条275を形成することで凹部276を設ける構成は、実施の形態1のように前壁10aを構成する金属板を絞り加工して凹部262を設ける構成よりも、容易かつ低コストで製造することができる。また、第2中間部材27Aは、第2保持壁26Aと第2面材50Aとに挟まれ、加熱調理器100Aの据付工事や調理作業などで荷重や衝撃がかかりうるが、第2中間部材27Aの外周に設けられた枠状の突条275は荷重や衝撃からネジ32の頭を保護する。このため、ネジ32の損傷リスクが低減され、加熱調理器100Aの品質が高まる。なお、本実施の形態では実施の形態1と同様に第1保持壁24に凹部243を設ける構成を示したが、第1保持壁24に凹部243を設けず、第1中間部材25に第2中間部材27Aの突条275および凹部276と同様の構成を設けてもよい。
図19は、実施の形態2に係る加熱調理器に代替の第1面材および第2面材を組み合わせた分解斜視図である。図20は、図19の加熱調理器を組み立てた状態の斜視図である。図21は、図19の加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。図19〜図21に示す例では、図14で示した第1面材40Aおよび第2面材50Aに代えて、第1面材40Aおよび第2面材50Aとは外観の異なる第1面材40Bおよび第2面材50Bが取り付けられている。第1手掛部41Aは、図14で示したものと同様である。このように本実施の形態では、第1面材40A(40B)と第1手掛部41Aとが別体であるので、いずれか一方のみを代替の部材に交換することができる。
図22は、実施の形態2に係る加熱調理器に他の代替の第1面材、第2面材および手掛部を組み合わせた分解斜視図である。図23は、図22の加熱調理器を組み立てた状態の斜視図である。図24は、図22の加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。図25は、図22の加熱調理器が設置されたキッチン家具の正面図である。図22〜図25に示す例では、図14で示した第1面材40A、第1手掛部41Aおよび第2面材50Aに代えて、第1面材40Cおよび第2面材50Cが取り付けられている。
図22に示すように、第1面材40Cと第2面材50Cの上に、それぞれ、第1面材40Cおよび第2面材50Cの前面よりも凹んだ凹部を有する第1手掛部41Cと第2手掛部51Cとが設けられている。第1面材40Cと第1手掛部41Cとは互いに係合しており、一体で第1中間部材25に着脱自在に接続される。また、第2面材50Cと第2手掛部51Cとは互いに係合しており、一体で第2中間部材27Aに着脱自在に接続される。
図24、図25に示すように、キッチン家具1の前板5Aに設けられた手掛部7Aと、加熱調理器100Aに取り付けられた第1手掛部41Cおよび第2手掛部51Cとは、横方向に直線上に並んで配置されている。図13および図21で示した例では、加熱調理器100Aの第1手掛部41A、41Bとキッチン家具1の手掛部7Aとは、外観が統一されていなかったが、手掛部7Aと外観が統一された第1手掛部41Aに付け替えることで、加熱調理器100Aおよびキッチン家具1の前面の外観が統一され、意匠性を向上させることができる。第2面材50Cの内側にある第2保持壁26Aは壁であって収納庫ではないため、機能的には第2手掛部51Cを設ける必要はないが、第2手掛部51Cを設けることで、第2面材50Cに新設する第1面材40Cおよび前板5Aとの外観の統一感を得ることができる。なお、第2手掛部51Cを設けず、第2手掛部51Cに相当する部位まで板状部材を延長させた第2面材を設けてもよい。
図26は、図22〜図25で示した加熱調理器およびキッチン家具の、第1保持壁を通る前後断面図である。図26(a)は全体の断面図、図26(b)は図26(a)の第1面材40Cの近傍の拡大図である。第1手掛部41Cの下部は、第1面材40Cの上面から背面上部にわたる断面L字形状を有し、第1手掛部41Cの下部において第1面材40Cに係止されている。第1面材40Cの背面側に取り付けられた第1中間部材25は、第1面材40Cの上端よりも低い位置に取り付けられている。このように第1中間部材25を第1面材40Cの上端よりも低い位置に設けることで、第1手掛部41Cの第1面材40Cの背面に取り付けられる部位と第1中間部材25とが干渉しない。したがって、第1手掛部41Cを、第1面材40Cの上面および背面に対して平面で接合することができるので、第1手掛部41Cの接合状態が安定してがたつきを少なくすることができる。第1中間部材25の上端と第1面材40Cの上端との間の長さは、たとえば、10mm以上とすることができる。第1手掛部41Cは、第1面材40Cの前面よりも凹んだ凹部を有し、凹部の前面側に設けられた板状部材の内面(背面)が、手掛面411Cである。第1手掛部41Cの手掛面411Cから前板5の前面までの長さは、手掛部7Aの手掛面71Aから前板5の前面までの長さと同じであり、図26(b)ではこれらの長さを符号Cで示している。図26(b)の例では、長さCは、手掛面411Cおよび手掛面71Aを構成する板状部材の厚みと同じかそれ以下の長さであり、ほぼゼロである。
図27は、図22〜図25で示した加熱調理器およびキッチン家具の、第2保持壁を通る前後断面図である。図27(a)は全体の断面図、図27(b)は図27(a)の第2面材50Cの近傍の拡大図である。第2手掛部51Cの第2面材50Aへの取付構造は、図27で示した第1手掛部41Cと同様である。また、第2中間部材27Aは、第2面材50Cの上端よりも低い位置に取り付けられている。このように第2中間部材27Aを第2面材50Cの上端よりも低い位置に設けることで、第2手掛部51Cの第2面材50Cの背面に取り付けられる部位と第2中間部材27Aとが干渉しない。したがって、第2手掛部51Cを、第2面材50Cの上面および背面に対して平面で接合することができるので、第2手掛部51Cの接合状態が安定してがたつきを少なくすることができる。第2中間部材27Aの上端と第2面材50Cの上端との間の長さは、たとえば、10mm以上とすることができる。
実施の形態1、2で説明した加熱調理器100Aとキッチン家具1とは、異なる製造元により製造販売されてもよいし、同じ製造元により製造販売されてもよい。本実施の形態1、2は、加熱調理器100Aの筐体10およびトッププレート11の寸法、並びにキッチン家具1の収容部2、上面開口4および前面開口6の寸法が、汎用品と同じでよいので、加熱調理器100Aとキッチン家具1とが異なる製造元により製造されていても、これらを組み合わせることができる。そして、加熱調理器100Aに取り付けられる第1面材および第2面材を適宜選択することで、キッチン家具1との外観上の調和を図ることができる。
なお、実施の形態1、2で示した加熱調理器の第1面材、第2面材および手掛部並びにキッチン家具の前板および手掛部の具体的形状は、一例である。第1面材および第2面材は、それぞれ、手掛部が一体に設けられていてもよいし、別体の手掛部が着脱自在に取り付けられていてもよい。また、キッチン家具の前板および手掛部についても、これらが一体に設けられていてもよいし、別体の部材を着脱自在に取り付けられていてもよい。また、第1面材、第2面材、および前板に対する、手掛部の取付位置も、図示のものに限定されない。
実施の形態1、2では、第1保持壁に直接接続される第1中間部材を介して、第1面材が第1保持壁に取り付けられる構成例を示した。また、第2保持壁に直接接続される第2中間部材を介して、第2面材が第2保持壁に取り付けられる構成例を示した。その他の構成例として、第1中間部材および第2中間部材を設けず、第1面材を第1保持壁に着脱自在に直接接続し、第2面材を第2保持壁に着脱自在に直接接続してもよい。また、実施の形態1、2で示した第1接続部、第2接続部、第3接続部および第4接続部の具体的構成は一例であり、着脱自在な接続構造であれば他の具体的構成を採用することもできる。
1 キッチン家具、2 収容部、3 天板、4 上面開口、5 前板、5A 前板、6 前面開口、7 手掛部、7A 手掛部、10 筐体、10a 前壁、10b 底板、11 トッププレート、12 加熱口、13a 加熱コイル、13b 加熱コイル、13c ラジエントヒーター、14 送風手段、15 収納庫、16 開口、17 固定レール、18 ローラ、19 回路基板、20 引出ユニット、21 収納容器、22 収納容器保持部、23 スライドレール、24 第1保持壁、25 第1中間部材、26 第2保持壁、26A 第2保持壁、27 第2中間部材、27A 第2中間部材、30 ネジ、31 ネジ、32 ネジ、33 ネジ、34 ネジ、40 第1面材、40A 第1面材、40B 第1面材、40C 第1面材、41 第1手掛部、41A 第1手掛部、41B 第1手掛部、41C 第1手掛部、50 第2面材、50A 第2面材、50B 第2面材、50C 第2面材、51C 第2手掛部、60 調理容器、71 手掛面、100 加熱調理器、100A 加熱調理器、241 係止部、242 ネジ穴、243 凹部、251 係止部、252 ネジ穴、253 ネジ穴、261 係止部、262 凹部、271 係止部、272 ネジ穴、273 底面係合部、274 ネジ穴、275 突条、276 凹部、411 手掛面、411A 手掛面、412 ネジ穴。

Claims (26)

  1. 加熱手段が収容された筐体と、
    前記筐体の上に設けられたトッププレートと、
    前記筐体内に区画形成された収納庫と、
    前記筐体の前壁に形成され前記収納庫に通じる開口を、開閉自在に覆う第1保持壁と、
    前記第1保持壁の前面の少なくとも一部を覆う平板部を有する第1中間部材と、
    前記第1中間部材の前面の少なくとも一部を覆う第1面材と、
    前記第1保持壁に設けられ、前記第1中間部材と接続される第1接続部とを備え
    前記第1中間部材と前記第1面材とは、前記第1中間部材の背面側から挿入されたネジによってネジ止めされ、
    前記第1保持壁は、当該第1保持壁の前面から凹んだ凹部を有し、前記凹部に前記ネジの頭が収納される
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記第1面材は、前記第1中間部材に対して着脱自在に接続される
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  3. 前記第1面材は、当該第1面材の前面よりも凹んだ凹部または当該第1面材の前面から突出する凸部を有する手掛部を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 凹部または凸部を有し、前記第1保持壁の前面側であって前記第1面材の上側または下側に取り付けられる手掛部を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
  5. 前記筐体の前記前壁の一部である第2保持壁と、
    前記第2保持壁に設けられ、前記第2保持壁の前面側に取り付けられる部材と接続される第3接続部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記第2保持壁の前面側に取り付けられる部材として、前記第2保持壁の前面の少なくとも一部を覆う平板部を有する第2面材を備えた
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  7. 前記第2面材は、前記第3接続部に対して着脱自在に接続される
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  8. 前記第2保持壁の前面側に取り付けられる部材として、前記第2保持壁の前面の少なくとも一部を覆う第2中間部材を備え、
    前記第2中間部材は、当該第2中間部材の前面側に取り付けられる部材と接続される第4接続部を備える
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  9. 前記第2中間部材の前面側に取り付けられる部材として、前記第2中間部材の前面の少なくとも一部を覆う第2面材を備えた
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  10. 前記第2面材は、前記第4接続部に対して着脱自在に接続される
    ことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  11. 前記第2面材は、当該第2面材の前面よりも凹んだ凹部または当該第2面材の前面から突出する凸部を有する手掛部を備えた
    ことを特徴とする請求項6、7、9、10のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  12. 凹部または凸部を有し、前記第2保持壁の前面側であって前記第2面材の上側または下側に取り付けられる手掛部を備えた
    ことを特徴とする請求項6、7、9、10のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  13. 前記加熱手段で加熱される調理容器を備え、前記調理容器は、前記収納庫に収納される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  14. 加熱手段が設けられた筐体および前記筐体の上に設けられたトッププレートを有する加熱調理器が設置されたキッチン家具であって、
    前記キッチン家具は、
    前記加熱調理器の前記筐体を収容する収容部と、
    前記キッチン家具の上面に開口し、前記収容部に通じる上面開口と、
    前記キッチン家具の前面に開口し、前記収容部に通じる前面開口とが形成されており、
    前記加熱調理器は、
    前記筐体内に区画形成された収納庫と、
    前記筐体の前壁に形成された前記収納庫に通じる開口を、開閉自在に覆う第1保持壁と、
    前記第1保持壁の前面の少なくとも一部を覆う平板部を有し、前記第1保持壁に直接接続される第1中間部材と、
    前記第1保持壁の前面側に取り付けられる第1面材とを備え、
    前記第1面材は、前記第1中間部材を介して着脱自在に前記第1保持壁に接続され、
    前記第1中間部材と前記第1面材とは、前記第1中間部材の背面側から前記第1中間部材に形成されたネジ穴に挿入されたネジによってネジ止めされ、
    前記第1保持壁は、当該第1保持壁の前面から凹んだ凹部を有し、前記凹部に前記ネジの頭が収納され、
    前記加熱調理器の前記筐体が前記収容部に収容された状態において、前記上面開口の上に前記トッププレートが露出し、前記前面開口から前記第1面材が露出し、前記第1面材の前面と、前記キッチン家具の前面とが、同一平面上にある
    ことを特徴とする加熱調理器を備えたキッチン家具。
  15. 前記第1面材は、当該第1面材の前面よりも凹んだ凹部または当該第1面材の前面から突出する凸部を有する第1手掛部を備えた
    ことを特徴とする請求項14記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  16. 前記第1面材は、当該第1面材の前面から突出する凸部を有する第1手掛部を備え、
    前記キッチン家具には、当該キッチン家具の前面からの突出寸法が前記第1手掛部と同じである凸部を有する手掛部が設けられている
    ことを特徴とする請求項14記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  17. 前記第1面材は、当該第1面材の前面よりも凹んだ凹部または当該第1面材の前面から突出する凸部、および手掛面を備えた第1手掛部を備え、
    前記キッチン家具は、当該キッチン家具の前面よりも凹んだ凹部または当該第1面材の前面から突出する凸部、および手掛面を備えた手掛部を備え、
    前記第1手掛部の前記手掛面から前記キッチン家具の前面までの長さは、前記キッチン家具の前記手掛部の前記手掛面から前記キッチン家具の前面までの長さと、同じである
    ことを特徴とする請求項14記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  18. 前記第1面材は、当該第1面材の前面よりも凹んだ凹部または当該第1面材の前面から突出する凸部を有する第1手掛部を備え、
    前記キッチン家具の前面には、前記第1手掛部と同じ高さ位置に設けられ、当該キッチン家具の前面よりも凹んだ凹部または当該キッチン家具の前面から突出する凸部を有する手掛部が設けられている
    ことを特徴とする請求項14記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  19. 前記第1面材は、当該第1面材の前面よりも凹んだ凹部または当該第1面材の前面から突出する凸部を有する第1手掛部を備え、
    前記キッチン家具の前面には、縦断面形状が前記第1手掛部と同じである手掛部が設けられている
    ことを特徴とする請求項14記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  20. 凹部または凸部を有し、前記第1面材の上側または下側に取り付けられた第1手掛部を備えた
    ことを特徴とする請求項14記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  21. 前記ネジ穴は、前記ネジの外径よりも大きな穴径を有し、
    前記ネジ穴に対する前記ネジの位置に応じて、前記第1面材の前記第1中間部材に対する相対位置が調整されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項14〜請求項20のいずれか一項に記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  22. 前記第1中間部材の上端が、前記第1面材の上端または前記筐体の前壁に形成された前記開口の上端よりも下側に位置するようにして、前記第1面材が前記第1中間部材に接続されている
    ことを特徴とする請求項14〜請求項21のいずれか一項に記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  23. 前記加熱調理器は、
    前記筐体の前記前壁の一部である第2保持壁と、
    前記第2保持壁の前面側に接続される第2面材とを備え、
    前記第2面材は、前記第2保持壁に着脱自在に直接接続され、または前記第2保持壁に直接接続される第2中間部材を介して着脱自在に前記第2保持壁に接続され、
    前記加熱調理器の前記筐体が前記収容部に収容された状態において、前記前面開口から前記第2面材が露出し、前記第2面材の前面と、前記キッチン家具の前面とが、同一平面上にある
    ことを特徴とする請求項14〜請求項22のいずれか一項に記載の加熱調理器を備えたキッチン家具。
  24. 請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の加熱調理器を、収容部および前記収容部に通じる上面開口および前面開口を有するキッチン家具に設置する方法であって、
    前記加熱調理器の前記筐体を、前記キッチン家具の前記上面開口から前記収容部に挿入し、
    前記加熱調理器の前記筐体の、前記前面開口の内側に位置する部分に、前記第1面材を取り付ける
    ことを特徴とする加熱調理器の設置方法。
  25. 前記第1中間部材を介して前記第1保持壁に取り付けられた状態の前記第1面材を、前記加熱調理器の前記筐体の、前記前面開口の内側に位置する部分に取り付ける
    ことを特徴とする請求項24記載の加熱調理器の設置方法。
  26. 前記加熱調理器の前記筐体の、前記前面開口の内側に位置する部分であって、前記第1面材が取り付けられていない部分に、前記第2面材を取り付ける
    ことを特徴とする請求項6〜請求項12のいずれか一項に従属する請求項24または請求項25に記載の加熱調理器の設置方法。
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