JP6229152B2 - 組込み型加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、調理物を調理するために使用される加熱調理器、特に一般家庭などのキッチンに組み込まれて使用される加熱調理器に関するものである。
従来、一般家庭などのキッチンの上面に設けられた開口(以下、単に、キッチン上面開口と呼ぶ)から落とし込んで組み込まれる加熱調理器においては、施工性の面から、キッチン上面で加熱調理を行うための加熱体部と、キッチン前面で開閉される魚等を調理するためのグリル部が一つの外郭ケース内に収納され一体となって組み込まれる加熱調理器が一般的に知られている(例えば特許文献1参照)。
また、キッチン上面で加熱調理を行うための加熱体を持つ上ユニットと、グリル部を持つ下ユニットとが結合した状態でキッチンに組み込まれ、組込み状態で下ユニットを前後調整することで、キッチン前面と下ユニット前面が同一面になるように調整し、見栄えを良くする加熱調理器も知られている(例えば特許文献2参照)。
図14は特許文献2に記載された従来の加熱調理器を示すものである。上ユニット100は、略箱体形状に形成された上ケース101と、この上ケース101の上部に設けられた平板状のトッププレート102等から構成され、トッププレート102の下面側、つまり上ケース101内には、誘導コイル104(電磁誘導加熱コイル)等からなる複数の発熱体が配設されている。誘導コイル104の下部には、誘導コイル104を冷却するための冷却ファン105が設けられている。また、上ケース101の下面後方には、冷却ファン105が吸気するための吸気口106が設けられている。
トッププレート102には、タイマー設定や誘導コイル104の加熱量などを操作する複数の操作ボタンを備えた操作表示部108が設けられている。また、トッププレート1
02の後方には、排気口109が設けられており、加熱調理器内の加熱された空気や、グリル部110内で肉や魚などの被加熱物を加熱調理する際に発生する煙、蒸気、及び臭いなどを加熱調理器の外部に排出できるようになっている。下ユニット130は略箱体形状に形成された下ケース111を有しており、その内部にはグリル部110が設けられると共に、前面部には前面操作部112が設けられている。グリル部110は、下ユニット130の略中央部、前面操作部112はグリル部110の左右に設けられている。この前面操作部112は、操作表示部108同様誘導コイル104の加熱量等を操作できるようになっている。上ケース101の両側部には、上ユニット100と下ユニット130とを結合する結合部材113が設けられている。
また、グリル部の前板と外郭ケースとの間で寸法調整することで、キッチン組込み状態において、グリル部の前板とキッチン前面とを同一面となるように構成した加熱調理器が知られている(例えば特許文献3参照)。
図15、図16および図17は特許文献3に記載された従来の加熱調理器を示すものである。
図15に示されるように外郭ケース201は、上面が被加熱調理物を載置するためのトッププレート202で覆われている。トッププレート202の下には加熱コイル203が設けられており、さらに加熱コイル203に電流を流す駆動回路204を具備している。冷却ファン205は、外郭ケース201内に設けられており、駆動回路204内の発熱部品や加熱コイル203に冷却風を送っている。図16に示されるように、前板206は、外郭ケース201の前面に摺動できるように嵌合し、前板206の両側面に開けられた長孔207に固定部である固定ネジ208を外郭ケース201の固定孔209に締込んで固定している。図17に示されるように、グリル部210は、前板206と連結して摺動する。図15に示されるように、厨房家具211は、上面に開口部212を有した天板213を備えている。
上記構成において、外郭ケース201の上部やトッププレート202を厨房家具211の天板213の開口部212とほぼ同寸法まで拡げても、前板206と外郭ケース201との間で寸法調整することで、本体の前面である前板206と厨房家具211の前面との位置合わせができるようにしている。また、位置合わせ後は、前板206に開けられた長孔207を介して固定ネジ208を外郭ケース201の固定孔209に締め付けることで使用中に前板206が位置ずれすることを防止している。
特開平10−302949号公報 特開2009−36383号公報 特開2002−243175号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような、キッチン上面で加熱調理を行うための加熱体部と、キッチン前面で開閉されるグリル部が一つの外郭ケース内に収納され一体となって組み込まれる従来の加熱調理器は、加熱調理器の前面部がキッチンの前面部と同一平面上に配置されない場合があり、見栄えが悪くなるという問題点があった。
また、図14に示すような従来の加熱調理器は、上ユニット100と下ユニット130が結合部材113によって結合されて、下ユニット130全体が移動することにより前後
位置調整をする構成であり、かつグリル部110は下ユニットと連結しているので、グリル部をメンテナンス、修理等する場合には、一度キッチン上面開口から本体全体を取り出し、グリル部110を取り外してからメンテナンス、修理等をする必要があるという課題があった。また、上ユニット100の両側部に結合部材113を設けて結合し、前面で前後の位置調整を行うため、前後位置調整機構が複雑になるという課題も有していた。
また、図15〜図17に示すような従来の加熱調理器は、外郭ケース201内に、加熱コイル203や制御部204、グリル部210等すべてが収納されており、かつ外郭ケース201と厨房家具211との間にはわずかな空間しかないことが多く、厨房家具211に組込まれた状態で、上記前後調整をした後に固定部208で固定するのは容易ではないという問題点があった。また、グリル部210のみを容易に交換、修理することができないという問題点もあった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、グリル部を備え、キッチンに組み込んで使用する組込み型加熱調理器において、キッチンに組込み込まれた状態で、キッチン前面とグリル部の前面とを同一面に調整する作業を簡単にできるようにし、さらにメンテナンス性に優れたグリル部とすることを目的とするものである。
上面に開口部が形成された略箱状の上外郭、開口部を覆う天板および上外郭内に収納され、天板上に載置された被加熱調理容器を加熱する加熱体を有する上ユニットと、前面側から開閉可能な扉を有するグリル部を収納し、かつその左右幅が上外郭の左右幅よりも小さい下外郭を有する下ユニットと、を備え、上ユニットと下ユニットは、互いに結合された状態でキッチン上面開口から挿入し組み込まれる組込み型加熱調理器であって、グリル部は、下外郭に対して前後に移動調整可能としたものである。
上記構成にすることにより、下外郭が上外郭の左右幅よりも小さいため、キッチンの前面開口から人の手を容易に差し入れてグリル部を把持し、キッチン組込み状態で、グリル部を前後方向に移動して、キッチン前面と同一面に調整することができる。また、グリル部のみをキッチン組込み状態で前面に引き出し、キッチンの外へと引き出すことができる。
本発明の組込み型加熱調理器は、キッチン組込み状態で、人の手によって、グリル部の前後位置を調整し、キッチン前面と同一面にすることができるため、様々なキッチンに対応して外観品位を向上させることができる。
また、キッチン組込み状態でキッチン前面開口から手を差し入れて、グリル部を把持し、前方向に移動させ、キッチン前面よりグリル部のみをキッチン外に突出させることが可能になるため、グリル部のメンテナンスが手軽になり、メンテナンス性に優れた組込み式加熱調理器を提供することができる。
本発明の実施形態1における組込み型加熱調理器のキッチンへの設置状態を示す斜視図 同組込み型加熱調理器の分解斜視図 同組込み型加熱調理器のグリル部の前後位置調整構成を示す要部部分斜視図 同組込み型加熱調理器の側面断面図 本発明の実施形態2における組込み型加熱調理器の正面断面図 本発明の実施形態3における組込み型加熱調理器のグリル部の前後位置調整構成を示す要部斜視図 同組込み型加熱調理器のグリル部の前後位置調整構成の他の構成を示す要部斜視図 本発明の実施形態4における組込み型加熱調理器のグリル部の前後位置調整構成を示す要部斜視図 本発明の実施形態5における組込み型加熱調理器の側面断面図 本発明の実施形態6における組込み型加熱調理器のキッチンへの設置状態を示す斜視図 同組込み型加熱調理器の他の構成を示す斜視図 本発明の実施形態7における組込み型加熱調理器の下面斜視図 本発明の実施形態8における加組込み型熱調理器の側面断面図 従来の加熱調理器の下面斜視図 他の従来の加熱調理器の断面図 同加熱調理器の前方詳細図 同加熱調理器の全体図
第1の発明は、上面に開口部が形成された略箱状の上外郭、前記開口部を覆う天板および前記上外郭内に収納され、前記天板上に載置された被加熱調理容器を加熱する加熱体を有する上ユニットと、前面側から開閉可能な扉を有するグリル部を収納し、かつその左右幅が前記上外郭の左右幅よりも小さい下外郭を有する下ユニットと、を備え、前記上ユニットと前記下ユニットは、互いに結合された状態でキッチン上面開口から挿入し組み込まれる組込み型加熱調理器であって、前記組込み型加熱調理器がキッチンに組み込まれた状態で、キッチン前面開口の壁面と、前記下外郭との間に空間を設け、前記グリル部は、側面に前後方向へ長く形成された長孔を備え、前記グリル部は、前記長孔を貫通し前記グリル部に螺合される締結部を緩めることにより前後に移動可能とし、前記締結部を締め付けることにより前記下外郭と固定される構成にしたことにより、上ユニットと下ユニットを同時にキッチンに組み込むことができると共に、キッチンに組込んだ状態において、下外郭とキッチン壁面とにより大きな空間を確保することができ、キッチン前面開口から手を差し入れて、グリル部を把持することができる。これにより、キッチンへの本体の組込作業が容易でありかつ本体をキッチンに組込みこんだ状態で、人の手によってグリル部の前後位置を調整し、キッチン前面とグリル部の前面とを同一面にすることができるため、より多くの種類の形状のキッチンに対応して、本体の組込作業を容易にするとともに、キッチン前面の外観品位を向上させることができる。
また、グリル部をキッチン組込み状態で前方向に移動させ、キッチン前面よりグリル部のみをキッチン外に突出させることが可能になる。この際、キッチン前面開口から容易に手を差し入れて、グリル部を把持することができるので、グリル部のみを簡単に突出させることができ、グリル部の故障点検や、グリル部のお掃除やメンテナンスが手軽になり、サービス、メンテナンス性に優れた組込み型加熱調理器を提供することができる。
また、側面に前後方向へ長く形成された長孔を備え、前記グリル部は、前記長孔を貫通し前記グリル部に螺合される締結部を緩めることにより前後に移動可能とし、前記締結部を締め付けることにより前記下外郭と固定される構成にしたことにより、締結部が緩められかつ長孔を貫通した状態で、締結部が長孔に沿ってグリル部を前後に移動することで、グリル部の前面がキッチン前面と略同一面になるように前後位置を調整することができる。また当該調整が完了した後、締結部を締めつけることで、グリル部と下外郭とを固定できる。
第2の発明は、特に第1の発明の一方の前記グリル部の側面と前記一方のグリル部の側
面の側の前記下外郭の側面との空間距離よりも前記一方の前記グリル部の側面の側の前記下外郭の側面と前記一方の前記グリル部の側面の側の前記上外郭の側面との空間距離の方が大きくなるように、前記上ユニットの下方に前記下ユニットを取り付け結合した構成にすることにより、グリル部の構成部や下外郭の横幅を小さくすることができるため、構成材料の使用量の低減が可能になり、コストを低減することができる。
また、上記構成により、同じ側の下外郭の側面と上外郭の側面との空間距離が大きくなるため、キッチン壁面と対向する下外郭の側面との間の空間を大きくすることができ、手をキッチン前面より差し入れて締結部を操作して、グリル部を下外郭に固定させるたり緩めさせたりすることができるようになり、容易に前後位置調整が可能になるため、外観品位を向上し、かつ、グリル部のメンテナンス性に優れた組込み型加熱調理器を提供することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明のグリル部を前面側から取り外し可能とした構成により、下外郭とキッチン壁面とに空間があるので、キッチン組込み状態において、キッチン前面開口から容易に手を差し入れて、グリル部を把持し、グリル部を前方向に移動させ、キッチン前面よりグリル部のみをキッチン外に取り外すことが可能になるため、グリル部の故障点検や、グリル部のお掃除やメンテナンス、さらには、グリル部のみの交換が手軽になり、サービス、メンテナンス性に優れた組込み型加熱調理器を提供することができる。
第4の発明は、特に第1から第3の発明の前記上外郭の底面の下面に取り付けられ被摺動部が形成された上前後調整部および前記グリル部の上部に取り付けられ摺動部が形成された下前後調整部を備え前記被摺動部上を前記摺動部が前後に摺動することで前記グリル部が前記下外郭に対して前後方向に移動するように構成された前後調整機構を有し、前記下外郭に設けられた固定部が前記下外郭の外側から操作されることにより前記グリル部が前記下外郭に固定される構成とすることにより、グリル部の前後位置調整は、上前後調整部と下前後調整部の摺動によって行われるため、複雑な機構なしにグリル部の前後位置を調整し、外観品位を向上させることができる。また、下外郭に設けられた固定部が下外郭の外側から操作されることによりグリル部が下外郭に固定されるので、上前後調整部と下前後調整部の上下のガタツキを抑制し、当該加熱調理器の出荷、運搬、キッチン設置時などに損傷や破損することを防ぐことができるようになり、高品質で外観品位を向上させた組込み型加熱調理器を提供することができる。
第5の発明は、特に第1から第4の発明の前記上ユニットに設けられたグリル排気口と前記グリル部に設けられた加熱庫とを伸縮自在な伸縮部を有する排気筒で連結する構成としたことにより、グリル部の前後位置移動に連動して伸縮部も伸縮するため、グリル部の前後の位置移動による排気筒の長さの変動を伸縮部の伸縮で吸収することで、容易に前後調整することができ、外観品位を向上させた組込み型加熱調理器を提供することができる。
第6の発明は、特に第1から第4の発明のグリル部に連結した下排気筒と、本体の外側と連結する上排気筒とを摺動自在に嵌合する構成としたことにより、グリル部の前後位置調整をする伸縮自在な排気筒を安価に形成することができ、コスト的に有利で、かつ外観品位を向上させた組込み型加熱調理器を提供することができる。
第7の発明は、特に第1から第6の発明の前記下外郭と前記グリル部との隙間を塞ぐカバーを有する構成にすることにより、グリル部の前後位置調整を行い、グリル部と下外郭とに隙間ができても、それをカバーすることができるため、外観を損ねず、かつ、グリル部からの熱気をキッチン壁面等に直接当たらないようにすることができるため、高品質で
外観品位の高い組み込み型加熱調理器を提供することができる。
第8の発明は、特に第1から第7の発明の前記グリル部は、少なくとも人の指が掛かる程度の凸部または凹部を有し、前記凸部または前記凹部に人の指を掛けて前記グリル部を前記下外郭に対して前後に移動調整することができるようにした構成にすることにより、前記突起に指を掛けてグリル部の前後位置調整を行うことができるため、より簡単に前後調整が可能になり、外観品位を向上させた組込み型加熱調理器を提供することができる。
第9の発明は、特に第1から第8の発明の前記グリル部は、前記グリル部を前記下外郭に対して前後に移動調整するための取手を有する構成にすることにより、前記取手を把持して、グリル部の前後位置調整を行うことができるため、より簡単に前後調整が可能になり、外観品位を向上させた組込み型加熱調理器を提供することができる。
第10の発明は、特に第1から第9の発明の前記グリル部は、前記扉の前面を覆うグリルパネルを備え、前記グリルパネルは前記扉に交換可能に取付けられた構成にすることにより、様々なデザインのキッチン前面と調和がとれるように、種々のキッチン前面デザインに対応したグリルパネルを取り付けられ、さらにそれら種々のグリルパネルの厚みが異なる場合においても、グリル部の前後位置を調整することができるため、様々なキッチン前面と同一面にすることが可能となり、外観デザイン性および外観品位に優れる組込み型加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態1における組込み型加熱調理器のキッチンへの設置状態を示す斜視図、図2は同組込み型加熱調理器の分解斜視図、図3は同組込み型加熱調理器のグリル部の前後位置調整構成を示す要部部分斜視図、図4は同組込み型加熱調理器の側面断面図をそれぞれ示すものである。
本体1は、上ユニット4と下ユニット5を備え、キッチン上面開口3から上ユニット4と下ユニット5が結合された状態で組み込み設置される。下ユニット5の外郭を構成する下外郭6の左右幅は、上ユニット4の外郭を構成する上外郭7の左右幅よりも小さい。上ユニット4と下ユニット5は、下外郭6の上部が上外郭7の下部と結合することによって、一体化されている。上外郭7と下外郭6との左右幅の差が設けられたことによって、キッチン前面開口8の左右の壁面と下外郭6との間に空間9(空間距離Cが確保される部分)が形成される。それらの空間を隠すため、たとえば、デザイン性のある化粧板で構成されるサイドパネル10が、本体1のキッチン2への組込み設置後に、本体1もしくはキッチン2に取り付けられる。
図2において、上ユニット4は、上面に開口部7aが形成された略箱状の上外郭7と、上外郭7の上面の開口部7aを覆うように配された被加熱調理容器を載置するための天板11を備える。上外郭7内には、被加熱調理容器を加熱する加熱体12(例えば電磁誘導加熱によって被加熱調理容器を加熱する誘導加熱コイルなど)が収納されており、加熱体12の火力などの制御および加熱状況の表示のための操作部13が収納されている。上外郭7内には、さらに加熱体12を出力制御するためのインバーター基板14と、インバーター基板14や、加熱体12を冷却するための冷却ファン15とが収納されている。冷却ファン15から吹き出されインバーター基板14および加熱体12を冷却した冷却風は、主として天板11の後方に設けられた排気口16から排気されることで、上外郭7内から本体1外部に排熱される冷却構成となっている。
下ユニット5は、魚等を調理するためのグリル部17と、グリル部17を収納し、グリル使用時の発熱を遮熱する下外郭6を備える。グリル部17のヒーター(図示せず)による加熱制御は、上ユニット4に収納されたインバーター基板14に設けられた制御回路で行われる。グリル部17のヒーターの温度を検知するための信号線およびヒーターに電源を供給するための制御線29が、上外郭7に形成された接続穴30を通ってグリル部17とインバーター基板14とを接続している。なお、グリル部17の調理制御をインバーター基板14に設けた回路で行わず、下外郭6内にグリル部17の調理制御を行う回路を収納してもよい。
グリル部17は、調理物を庫内に入れて調理するための調理庫18と、調理庫18に連結され、グリル部17の前面開口を形成する前板19とを備える。図3に示されるように、前板19は下外郭6の前方端部と、その外側で嵌合する。前板19の側面には、前後方向に水平に長い長孔20が形成されている。長孔20を貫通する固定ネジ21が下外郭6に配された固定孔33に螺合される。
この構成により、固定ネジ21が緩められかつ長孔20を貫通した状態で、固定ネジ21が長孔20に沿って前板19を前後に移動することで、調理庫18も連動して前後に移動するので、グリル部17の前面がキッチン前面22と略同一面になるように前後位置を調整することができる。また当該調整が完了した後、固定孔33に固定ネジ21を締めつけることで、前板19と下外郭6とを固定できる。
また、図4に示すように、グリル部17の後部において調理庫18と連結している下排気筒23と、天板11の後方に設けられたグリル排気口24と連結している上排気筒25とが、前後に摺動自在に嵌合しており、調理庫18で調理された調理物からでる油煙などが、グリル排気口24から本体1外へと排出される。
グリル部17は、キッチン前面開口8から、調理物を出し入れし、調理庫18の前面を覆い、閉鎖して調理するための扉であるグリル扉26を備える。また、魚等の調理物を載置するための焼き網27と、焼き網27を載置し、グリル扉26の摺動と連動する、調理物から出る油や水分を受けるための受け皿28が、調理庫18内に収納されている。
上記構成にすることにより、図1のように、本体1をキッチン2に組込み設置した状態において、上ユニット4の上外郭7の左右幅よりも下ユニット5の下外郭6の左右幅のほうが小さくなっている。一方、キッチン2の壁面は、通常、キッチン上面開口3よりも内側に配置されないようになっているため、キッチン前面開口8の下方に側壁面が形成されている場合でも、当該側壁面と下外郭6の側壁との間に空間9(空間距離Cが確保される部分)が形成されることにより、キッチン前面開口8から手を差し入れることが容易となるため、調理庫18と連結した前板19を本体1側方より把持し、グリル部17のみを前後方向に移動させる調整作業を簡便に行えるようになる。また、キッチン前面22とグリル部17の前面、本実施の形態の場合はグリル扉26の前面、と同一面となるように、グリル部17を前後調整した後に、下外郭6の側方に設けられた固定ネジ21を締め付ける際、空間9があることにより、キッチン前面開口8より手を差し入れて締め付けることができるため、複雑な機構なしに手軽にグリル部17を固定することが可能となる。
さらに、従来、本体1全体を、キッチン上面開口3と上外郭7ないしそれに相当するような外郭ケースとの前後方向の間隔である前後方向クリアランス31に前後方向の調整代(調整幅)が限定されていたが、上記構成にすることにより、グリル部17を前後調整して、キッチン前面22と同一面とするため、前後方向クリアランス31を前後調整のために確保する必要がなくなり、上外郭7の前後方向の寸法をキッチン上面開口3の前後方向
とほぼ同寸法にすることが可能になる。また、キッチン2の上面前方に凸状のキッチンの前垂れ32があるようなキッチンの場合は、天板11、前方向の寸法を大きくすると、相互に干渉するのでキッチン前面22の位置合わせが困難になるが、上記構成では、容易になる。
また、固定ネジ21を、下外郭6に開けられた長孔20から取外す、或いは緩めることにより、キッチン2組込み状態でキッチン前面開口8より手を差し入れて、前板19ないし、調理庫18を把持し、グリル部17を前方向に移動させることができるため、グリル部17のみを簡単な機構でかつ容易にキッチン前面開口8よりキッチン2の外に突出させる、或いは、取り外し可能にすることができるため、グリル部17の故障点検や、お掃除、メンテナンス、交換などが手軽になり、サービス、メンテナンス性に優れた組込み型加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における組込み型加熱調理器の正面断面図を示すものである。
図5に示されるように、本実施の形態では、グリル部17の左側面と下外郭6の左側面との左右方向の空間距離Aよりも、下外郭6の左側面と上外郭7の左側面との空間距離Bの方が大きく、同様に、グリル部17の右側面と下外郭6の右側面との左右方向の空間距離よりも、下外郭6の右側面と上外郭の右側面との空間距離の方が大きくなるように、上ユニット4の下方に下ユニット5を取り付け結合した点において異なっている。その他は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
上記構成にしたことにより、グリル部17を構成する前板19および下外郭6の横幅を小さくすることができるため、構成材料の使用量の低減が可能になり、コストを低減することができる。
また、前板19に設けられた長孔20を貫通する固定ネジ21を締め付けて、前板19を下外郭6に固定するための固定ネジ21の最大長さは、グリル部17の側壁とこの側壁に対向する下外郭6の側壁との左右方向の空間距離Aになる。また、上外郭7の側壁とこの側壁の側に位置する下外郭6の側壁との左右方向の空間距離Bよりも、キッチン壁面と下外郭6との空間距離Cの方が大きいので、キッチン壁面と下外郭6との空間距離Cは、空間距離Aよりも大きい。このように、キッチン壁面と下外郭6との空間距離Cを大きくすることができるので、キッチン前面開口8から手を入れて、固定ネジ21を緩めたり、または、締め付けたりする際に、容易に固定ネジ21を、本体1をキッチン2に組み込んだまま、キッチン前面開口8より手を入れて、グリル部17を下外郭6に固定させたり、固定を解除することができるようになる。そのため、簡単にグリル部17の前後位置調整や、グリル部17の取り外し等が可能になる。
(実施の形態3)
図6は本発明の第3の実施の形態における組込み型加熱調理器のグリル部の前後位置調整構成を示す要部斜視図、図7は同組込み型加熱調理器のグリル部の他の前後位置調整構成を示す要部斜視図を示すものである。
図6に示されるように、本実施の形態では、グリル部17は、グリル部17を構成する前板19を前方から後方に貫通する締結部である固定ネジ21aを備え、下外郭6は、固定ネジ21aが螺合される被締結部である固定孔33aを備え、グリル部17は、固定ネジ21aを締め付けることにより下外郭6に固定される点において異なっている。その他は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
上記構成にすることにより、キッチン前面開口8から人の手を差し入れて、前板19ないし、調理庫18を把持して前後調整した後、本体1前方より固定ネジ21aを下外郭6に形成したと固定することにより、側方から固定ネジ21(図3参照)を締め付けて固定するよりも、手軽に固定することが可能になる。
本実施の形態において、図7に示されるように、前板19と下外郭6との間にコイルバネ33bを用いて、前板19と下外郭6との間に反発力を作用させて、前板19のガタツキを抑制させる構成としてもよい。また、コイルバネ33bは板バネ等を用いてもよい。
(実施の形態4)
図8は本発明の第4の実施の形態における組込み型加熱調理器のグリル部の前後位置調整機構を示す要部斜視図である。
図8に示されるように、本実施の形態では、上外郭7の底面の下面に取り付けられ被摺動部34aaが形成された上前後調整部34aおよび調理庫18の上面に取り付けられ摺動部34baが形成された下前後調整部34bを備え、被摺動部34aa上を摺動部34baが前後に摺動することでグリル部17が下外郭6に対して前後方向に移動するように構成された前後調整機構34を有する点、および下外郭6に設けられた固定ネジ36(固定部)が下外郭6の外側から操作されることによりグリル部17が下外郭6に固定される点において第1の実施の形態の構成と異なっている。その他は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
上記構成にすることにより、グリル部17の前後位置調整は、上前後調整部34aの被摺動部34aa上を下前後調整部34bの摺動部34baが摺動することによって行われるため、簡素な機構でグリル部17の前後位置を調整し、外観品位を向上させることができる。このとき、上前後調整部34aと下前後調整部34bの間にボールやグリスなど摺動を補助するものを追加してもよい。例えば、ボールベアリング付きのレールまたはボールベアリング無しのレールで前後位置調整してもよい。
さらに、上前後調整部34a上を下前後調整部34bが摺動する場合には、下前後調整部34bの上部には空間が必要となり、下前後調整部34bが上下方向に安定せずガタツキがある。この時、図3のように、グリル部17の前方は前後調整を固定するための固定ネジ21によって、ある程度前記ガタツキを抑制することが可能であるが、グリル部17の後方には上下方向を抑制するものがないため、出荷時やキッチン設置時などのときに、下外郭6内で、グリル部17が上下方向に動き、上ユニット4内の部品やグリル部17自身の故障や損傷の恐れがある。しかしながら本実施の形態の構成にすることにより、グリル部17後方の位置に、固定ネジ36が押し当てられるように固定ネジ36を下外郭6に設けて、すなわち、固定ネジ36を下外郭6に設けたネジ穴に螺合させ固定ネジ36の頭を回転させて先端を調理庫18の側面に押し当て下外郭6にグリル部17を固定することで、上下のガタツキを抑制し、出荷、運搬キッチン設置時などに予想される損傷や破損することを防ぐことができるようになる。
したがって、グリル部17は固定ネジ36で下外郭6に、出荷時およびキッチン設置時などに仮に固定され、キッチン設置後は、固定ネジ36による仮固定を解除してもよい。また固定ネジ36を、固定ネジ21と同様に前後調整後にグリル部17を下外郭6に固定するためのネジ(締結部)として使用してもよい。また、図8においては、下外郭6の側面に設けたネジ穴に螺合させ側方より固定ネジ36を締め込んでグリル部17を固定しているが、下外郭6の底面に設けたネジ穴に螺合させ下方からネジ頭を回転させて締め込みグリル部17を固定してもよい。要するに、グリル部17の上下方向のガタツキすなわち
移動を抑制できる位置であれば、固定ネジ36をどこに配してもよい。
(実施の形態5)
図9は本発明の第5の実施の形態における組込み型加熱調理器の側面断面図である。
図9に示されるように、本実施の形態では、上ユニット4に設けられたグリル排気口24とグリル部17に設けられた調理庫18とを伸縮自在な伸縮部37aを有する排気筒37で連結する構成とした点において第1の実施の形態の構成と異なっている。その他は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
上記構成にすることにより、グリル部17の前後位置移動に連動して伸縮部37aも伸縮するため、グリル部17の前後の位置移動による排気筒37の長さの変動を伸縮部37aで吸収することで、容易に前後調整することができる。また、排気筒37は、調理庫18からグリル排気口24まで、隙間がない構成となっているため、調理庫18から出た油煙などが本体1内に漏れることなく、本体1の外側へと排出することができる。
(実施の形態6)
図10は本発明の第6の実施形態における組込み型加熱調理器のグリル部の前板の構成を示す斜視図、図11は同組込み型加熱調理器のグリル部の前板の他の構成を示す斜視図を示すものである。
図10に示されるように、本実施の形態では、グリル部17を構成し調理庫18と連結される前板19に少なくとも人の指が掛かる程度の凸部38もしくは凹部39を設け、この凸部38もしくは凹部39に人の指を掛けて前後調整することができるようにした点において第1の実施の形態の構成と異なっている。その他は第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
上記構成にしたことにより、キッチン前面開口8から人の手を差し入れ、グリル部17を構成する前板19を掴んで前後調整する際、前板19に形成された凸部38もしくは凹部39に人の指を掛けて前後調整することで、平坦な前板19を把持するよりも、容易に前後調整することができる。この時、凸部38を形成する際に同時に形成される凸穴部40に、キッチン前面開口8を隠すためのサイドパネル10を係合させてもよい。
なお、凸部38もしくは凹部39を前板19に形成せず、例えば、調理庫18などのグリル部17の構成部品に形成してもよい。また、図10に示した凸部38や凹部39を設けることに代え、図11に示されるように、前板19もしくはグリル部17に取手41を取り付けても、上記と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態7)
図12は本発明の第7の実施形態における組込み型加熱調理器の下面斜視図である。
図12に示されるように、本実施の形態では、グリル部17を前後調整する時に生じる隙間42を塞ぐようなカバー43を下外郭6に設けた点において異なっている。その他の点は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
上記構成にすることにより、グリル部17と下外郭6とに隙間42ができても、それをカバー43によって塞ぐことができるため、外観を損ねず、かつ、グリル部17からの熱気をキッチン壁面等に直接当たらないようにすることができる。
(実施の形態8)
図13は本発明の第8の実施の形態における組込み型加熱調理器の図である。
図13に示されるように、本実施の形態では、グリル扉26の前面を覆うグリルパネル44が、グリル扉26に交換可能に取り付けられた点において第1の実施の形態の構成と異なっている。その他の点は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
上記構成にすることにより、グリルパネル44を交換するだけで、様々なデザインをもつキッチン前面22と調和がとれるようになり、組込み設置側のキッチンを選ばずに設置可能にできる。この時、種々のキッチンに対応した種々のグリルパネル44の厚みがそれぞれ異なる場合においても、グリル部17の前後位置を調整することができるため、様々なキッチン前面22とグリルパネル44の前面とを同一面にすることが可能となり、外観デザイン性および外観品位に優れる組込み型加熱調理器を提供することができる。
なお、上記第1の実施の形態1〜第8の実施の形態の構成は適宜組み合わせて使用することができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、特に一般家庭等のキッチンに組み込まれて使用される組込み式加熱調理器において、キッチンへ組込み設置した状態でのグリル部の前面の前後位置調整を簡単に行い、また、グリル部のサービスメンテナンス性を要する加熱調理器にも適用することができる。
1 本体
2 キッチン
3 キッチン上面開口
4 上ユニット
5 下ユニット
6 下外郭
7 上外郭
7a 開口部
8 キッチン前面開口
9 空間
10 サイドパネル
11 天板
12 加熱体
13 操作部
14 インバーター基板
15 冷却ファン
16 排気口
17 グリル部
18 調理庫
19 前板
20 長孔
21 固定ネジ
21a 固定ネジ
22 キッチン前面
23 下排気筒
24 グリル排気口
25 上排気筒
26 グリル扉
27 焼き網
28 受け皿
29 制御線
30 接続穴
31 前後方向クリアランス
32 前垂れ
33 固定孔
33a 固定孔
33b コイルバネ
34 前後調整機構
34a 上前後調整部
34aa 被摺動部
34b 下前後調整部
34ba 摺動部
36 固定ネジ
37 排気筒
37a 伸縮部
38 凸部
39 凹部
40 凸穴部
41 取手
42 隙間
43 カバー
44 グリルパネル
A、B、C 空間距離

Claims (10)

  1. 上面に開口部が形成された略箱状の上外郭、前記開口部を覆う天板および前記上外郭内に収納され、前記天板上に載置された被加熱調理容器を加熱する加熱体を有する上ユニットと、前面側から開閉可能な扉を有するグリル部を収納し、かつその左右幅が前記上外郭の左右幅よりも小さい下外郭を有する下ユニットと、を備え、前記上ユニットと前記下ユニットは、互いに結合された状態でキッチン上面開口から挿入し組み込まれる組込み型加熱調理器であって、前記組込み型加熱調理器がキッチンに組み込まれた状態で、キッチン前面開口の壁面と、前記下外郭との間に空間を設け、前記グリル部は、側面に前後方向へ長く形成された長孔を備え、前記グリル部は、前記長孔を貫通し前記グリル部に螺合される締結部を緩めることにより前後に移動可能とし、前記締結部を締め付けることにより前記下外郭と固定される、組込み型加熱調理器。
  2. 一方の前記グリル部の側面と前記一方のグリル部の側面の側の前記下外郭の側面との空間距離よりも前記一方の前記グリル部の側面の側の前記下外郭の側面と前記一方の前記グリル部の側面の側の前記上外郭の側面との空間距離の方が大きくなるように、前記上ユニットの下方に前記下ユニットを取り付け結合した請求項1記載の組込み型加熱調理器。
  3. 前記グリル部を前面側から取り外し可能とした請求項1または2に記載の組込み型加熱調理器。
  4. 前記上外郭の底面の下面に取り付けられ被摺動部が形成された上前後調整部および前記グリル部の上部に取り付けられ摺動部が形成された下前後調整部を備え前記被摺動部上を前記摺動部が前後に摺動することで前記グリル部が前記下外郭に対して前後方向に移動するように構成された前後調整機構を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の組込み型加熱調理器。
  5. 前記上ユニットに設けられたグリル排気口と前記グリル部に設けられた加熱庫とを伸縮自在な伸縮部を有する排気筒で連結する構成とした請求項1から4のいずれか1項に記載の組込み型加熱調理器。
  6. 前記グリル部に設けられた加熱庫に連結する下排気筒と、前記上ユニットに設けられたグリル排気口に連結する上排気筒とを摺動自在に嵌合する構成とした請求項1から4のいずれか1項に記載の組込み型加熱調理器。
  7. 前記下外郭と前記グリル部との隙間を塞ぐカバーを有する請求項1から6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記グリル部は、少なくとも人の指が掛かる程度の凸部または凹部を有し、前記凸部または前記凹部に人の指を掛けて前記グリル部を前記下外郭に対して前後に移動調整することができるようにした請求項1から7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記グリル部は、前記グリル部を前記下外郭に対して前後に移動調整するための取手を有する請求項1から8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  10. 前記グリル部は、前記扉の前面を覆うグリルパネルを備え、前記グリルパネルは前記扉に交換可能に取付けられた請求項1から9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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