JP6535235B2 - 取手、グリル扉および加熱調理器 - Google Patents

取手、グリル扉および加熱調理器 Download PDF

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Description

本発明は、取手、グリル扉および加熱調理器に関する。
特許文献1に記載された加熱調理器には、グリル庫の前面開口部を開閉するようにグリル扉が装着されている。グリル扉は、使用者が指先を引っ掛けてグリル扉を手前に引き出すための取手(把手)を備えている。
この取手は、グリル扉のほぼ下側半部を占める前壁部に、一体に成形された構造であるため、デザイン上の制約が大きい。
特開2012−42106号公報
取手のデザインの自由度を高めるには、取手を、取付け対象(扉本体)とは別体の樹脂成形品として形成することが望ましい。
しかし、合成樹脂製の取手を形成するにあたっては、強度とデザイン性を高水準で確保することが難しい。というのも、合成樹脂製の取手において強度を確保するためには、取手をある程度の厚みで成形することが要求されるが、一般的に樹脂成形品においては、厚みを有するほど、樹脂材料の収縮による肉痩せ等の問題が生じやすくなるからである。
本発明は、強度とデザイン性がともに確保されるように合成樹脂を用いて形成された取手、この取手を装着したグリル扉、および、このグリル扉を装着した加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る形態の取手は、合成樹脂製の取手本体と、前記取手本体に装着される一対の取付部材とを具備する。
前記取手本体は、正面視において左右方向に延びる把持部と、前記把持部の前記左右方向の両端部に形成される一対の支持部とを備える。
前記一対の支持部は、前記左右方向の内側にむけて開放された開放部をそれぞれ備える。
前記一対の取付部材は、前記一対の開放部に対して、それぞれ前記左右方向に沿って内側からスライドして嵌り込んだ状態で、取付け対象に固定されるように構成されたものである。
本発明に係る形態のグリル扉は、前記取手と、前記取手が固定される扉本体とを具備する。
本発明に係る形態の加熱調理器は、前記グリル扉と、前記グリル扉が装着される調理器本体とを具備する。
本発明は、強度とデザイン性がともに確保されるように合成樹脂を用いて形成された取手、この取手を装着したグリル扉、および、このグリル扉を装着した加熱調理器を提供することができるという効果を奏する。
一実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。 一実施形態のグリル扉を示す正面図である。 図2のA−A線断面図である。 一実施形態のグリル扉が備える扉本体を示す正面図である。 一実施形態の取手を示す斜視図である。 一実施形態の取手を示す分解斜視図である。 一実施形態の取手が備える把持部を示す斜視図である。 図7のB−B線断面図である。 一実施形態の取手が備える取付部材を示す斜視図である。 一実施形態の取手が備える取付部材を示す側面図である。
図1には、一実施形態の取手7を備えた加熱調理器9を示している。
加熱調理器9は、グリル庫901を内蔵する調理器本体90と、グリル庫901を開閉することのできるグリル扉8とを備える。グリル扉8の主体部をなす扉本体80に、本実施形態の取手7が固定される。
本文中で用いる各方向は、加熱調理器9が設置された状態を基準とする。加熱調理器9の調理器本体90に対してグリル扉8が位置する方向(グリル扉8が引き出される方向)が前方向であり、この反対方向が後方向である。前後方向と上下方向に直交する方向が、左右方向である。
図中に示す矢印D1が前方向を示し、矢印D2が後方向、矢印D3が上方向、矢印D4が下方向、矢印D5が左方向、矢印D6が右方向を示す。
まず、加熱調理器9全体の構造について説明する。
加熱調理器9の調理器本体90は、グリル機能付きのガスコンロである。調理器本体90は、左右方向の中央にグリル庫901を備え、上部に天板902を備える。天板902には、複数のこんろバーナ903が配置される。
本実施形態の調理器本体90は、ビルトイン型のガスコンロであるが、グリル扉8で開閉されるグリル庫901を備えるものであれば、他の調理器(電気こんろ、電磁調理器、テーブルこんろ、こんろ部を備えないグリル調理器等)でもよく、特に限定されない。
グリル扉8は、前方に引き出し自在となるように、レール等を介して調理器本体90にスライド自在に装着される。グリル扉8が前方に引き出されることでグリル庫901が開かれ、グリル扉8が後方に戻されることで、扉本体80によってグリル庫901の前方開口が塞がれる。
本実施形態の取手7は、前斜め上方に傾斜した(前斜め上方にむけて突出した)姿勢で、グリル扉8の扉本体80の下端部に固定される。取手7の前記姿勢は、より詳細には、取手7が備える後述の把持部10の正面壁部104と、同じく取手7が備える後述の各支持部11の正面壁部114とが、前斜め上方にむけて延びるように傾斜した姿勢である。
取手7は、背面側に(後方に)突出する複数のボス部21を備えており、これら複数のボス部21を、扉本体80の前面下端部に形成した複数の穴801(図4参照)にそれぞれ挿入し、図3に示すように、扉本体80の背面側から各ボス部21内にネジ具81を締め付けることで、扉本体80に取手7がネジ固定される。取手7を扉本体80に固定する構造については、改めて詳述する。
グリル扉8に固定された取手7の下端縁のラインは、グリル扉8の下端縁のラインと一致または略一致し、ひいては、調理器本体90の下端縁のラインと一致または略一致する。
次に、本実施形態の取手7の構造について、図5〜図10に基づいて詳述する。
図5や図6に示すように、本実施形態の取手7は、一方向に長く成形された合成樹脂製の取手本体1と、取手本体1の前記一方向の両端部に装着される一対の取付部材2とを具備する。
取手7の説明で用いる各方向も、取手7が設置された状態(つまり加熱調理器9が設置された状態)を基準とする。したがって、前記一方向は左右方向であり、一対の取付部材2は、取手本体1の左右方向の両端部に装着される。
図7にも示すように、取手本体1は、左右方向に沿って延びるように細長く成形された把持部10と、把持部10の左右方向の両端部分に成形された一対の支持部11とを備える。
把持部10の下部には、使用者が下方から指先を引っ掛けることのできる凹面101を設けている(図5、図6等参照)。凹面101は、把持部10の左右方向の全域に亘って、左右方向から視て断面逆U字状に成形されている。
さらに把持部10は、取手本体1の射出成形時にゲート(図示略)が配置された溝部102と、使用者の指先の引っ掛かりを向上させるための垂下片103とを備える。
図5、図6に示すように、溝部102は、把持部10が背面側に備える凹面101の左右方向の中央部分が一段凹んだ形状である。溝部102は、凹面101の左右方向の中央部分のうち、頂部(最も上側の部分)から後端部にかけての領域に、前後方向に長く形成される。本実施形態では、溝部102の頂部(最も前側の部分)にゲート痕が残存する。
垂下片103は、把持部10が備える凹面101の前端縁部から、下方に延びるように形成される。
図1−図3に示すように、一対の支持部11は、取手本体1をグリル扉8に固定したときに、扉本体80の前面に当接する部分である。
取手本体1の支持部11の背面には、位置決め用の凸部61が形成されている。位置決め用の凸部61は、左右方向に一直線状の外形を有する(図5等参照)。位置決め用の凸部61は、扉本体80において左右方向に一直線状に設けた位置決め用の凹部62(図4参照)に対して、一対一で嵌り込む部分である。凸部61と凹部62が嵌り合うことで、取手7の位置決めが確実になされる。
本実施形態の凸部61は、一直線状に所定の長さを有する寸法形状であるから、取手7の位置決めの安定性がより高められる。位置決めの精度がそれほど要求されない場合等は、凸部61を半球等の他の形状に設けることも可能である。
なお、位置決め用の凸部61を、一対の取付部材2に設けることも可能である。また、位置決め用の凸部61を扉本体80側に設け、凸部61が嵌り込む凹部62を取手7側(支持部11または取付部材2)に設けることも可能である。
支持部11の前端部は、隣接する把持部10の前端部と面一である。支持部11の後端部は、把持部10の後端部よりも、後方に突出して位置する。取手7を扉本体80に固定したときに、把持部10と扉本体80との間には、左右方向に長い隙間82(図2参照)が形成される。
本実施形態の取手本体1では、樹脂成形後の取手本体1に肉痩せやヒケが生じることを抑えるために、取手本体1のうち左右両側の端部をなす一対の支持部11に、それぞれ肉盗みとしても機能する開放部12を形成している(図6、図7参照)。
開放部12は、射出成形時にスライド金型を用いて肉盗みされた空洞部分であり、この空洞部分は、背面側と左右方向の内側とにむけて、開放されている。つまり、左側の支持部11の開放部12は、背面側と右側にむけて開放され、右側の支持部11の開放部12は、背面側と左側にむけて開放されている。
開放部12の内面121は、隣接する把持部10の凹面101に対して、左右方向に滑らかに連続する(図6参照)。内面121には、左右方向に長い凹溝状の本体側係合部15が、複数(本実施形態では一対)形成されている。本体側係合部15は、後述の取付側係合部25に一対一で係合する部分である。
本体側係合部15は、開放部12の内面121において、左右方向の内側の端縁から左右方向に沿って一直線状に形成される。
つまり、左側の開放部12の内面121においては、内面121の右端縁から左方向にむけて一直線状に、本体側係合部15が形成される。右側の開放部12の内面121においては、内面121の左端縁から右方向にむけて一直線状に、本体側係合部15が形成される。
また、支持部11は、開放部12の背面側を一部塞ぐように形成された外壁111と、外壁111の前方に位置する仕切り壁112とを備える(図8参照)。外壁111は、厚み方向(前後方向)に貫通した窓113を備える。
開放部12の内部空間のうち、左右方向の外側の空間領域は、外壁111と仕切り壁112に仕切られることよって、袋状に形成される。
一対の取付部材2は、一対の開放部12の空洞に対して、一対一で嵌り込む寸法形状を有する。取付部材2は、背面側に突出する一対のボス部21を備える。取付部材2は、取手本体1と同一の樹脂材料を用いて成形されている。取付部材2が取手本体1と同一の樹脂材料で成形することで、組み立て精度をより高めることができるが、取付部材2を取手本体1とは別の材料(金属等)で成形することも可能である。
図示はしないが、開放部12を、支持部11の左右方向の内側にだけ開放された形状(背面側を閉じた形状)とすることも可能である。この場合、取付部材2からボス部21を突出させる代わりに、支持部11の背面側の壁に貫通孔を設け、取付部材2の背面側のうち該貫通孔と連通する箇所にねじ孔を設けることで、取手7と扉本体80のネジ固定が可能となる。
取付部材2の外面20には、左右方向に長い突リブ状の取付側係合部25が、複数(本実施形態では上下に一対)形成される(図9、図10参照)。
取付側係合部25は、取付部材2の外面20において、左右方向の内側の端縁から左右方向に沿って一直線状に形成される。つまり、左側の取付部材2の外面20においては、外面20の右端縁から左方向にむけて一直線状に、取付側係合部25が形成される。右側の取付部材2の外面20においては、外面20の左端縁から右方向にむけて一直線状に、取付側係合部25が形成される。
取付部材2の左右方向の外側の端部には、左右方向に沿って一直線状に凹むように切り込み22が形成されている。つまり、左側の取付部材2の左端部には、右側にむけて凹んだ切り込み22が形成されている。右側の取付部材2の右端部には、左側にむけて凹んだ切り込み22が形成されている。
前記構成を備える一対の取付部材2を、取手本体1に装着することで、本実施形態の取手7が組み立てられる。
具体的には、図6中に破線の矢印で示すように、取手本体1に形成した開放部12内に、対応する取付部材2を、開放部12の左右方向の内側の開放部分を通じて挿入する。このとき、本体側係合部15に対して取付側係合部25がスライド自在に引っ掛かることで、一対の取付部材2の左右方向のスライドがガイドされる。
開放部12に取付部材2が嵌り込んだときに、対応する本体側係合部15と取付側係合部25がぴったりと係合し、この係合によって、取手本体1と取付部材2が前後方向に抜け止めされる。
加えて、開放部12の袋状の内部空間に、取付部材2の端部が嵌り込むことによっても、取手本体1と取付部材2が前後方向に抜け止めされる。具体的には、開放部12の外壁111が取付部材2の端部に当接し、開放部12の仕切り壁112が取付部材2の切り込み22に嵌り込んだ状態で、取手本体1と取付部材2が前後方向に抜け止めされる。
取付部材2が開放部12に嵌り込んだ状態で、取付部材2が備える一対のボス部21は、開放部12の背面側の開放部分を通じて、背面側に大きく突出する。
このようにして組み立てた取手7を、前述したように扉本体80にネジ固定することで、扉本体80の下端部から斜め前方に取手7が立ち上がった構造の、デザイン性の高いグリル扉8が得られ、ひいては、このグリル扉8を備える加熱調理器9が得られる。
なお、取手7の固定箇所は、グリル扉8の下端部に限定されるものではなく、たとえばグリル扉8の上端部から前斜め上方に立ち上がるように取手7を固定することも可能であるし、さらに他の箇所に取手7を固定することも可能である。
以上、添付図面に基づいて説明したように、本実施形態の取手7は、合成樹脂製の取手本体1と、取手本体1に装着される一対の取付部材2とを具備する。取手本体1は、正面視において(前方から視たときに)左右方向に延びる把持部10と、把持部10の左右方向の両端部に形成される一対の支持部11とを備える。一対の支持部11は、背面側と左右方向の内側とにむけて開放された開放部12をそれぞれ備える。一対の取付部材2は、一対の開放部12に対して、それぞれ左右方向に沿って内側からスライドして嵌り込んだ状態で、取付け対象(扉本体80)に固定される。
このように、本実施形態の取手7は、取手本体1と一対の取付部材2とを別々に(三部品で)成形し、取手本体1に一対の取付部材2を嵌め込んだうえで、各取付部材2を取付け対象に固定する構造である。合成樹脂製である取手本体1には、正面側に露出することを避けた箇所(使用者が視認しにくい箇所)に開放部12を設けており、成形後の取手本体1に肉痩せやひけが生じることが、肉盗みとしても機能する開放部12によって抑制される。そして、開放部12に取付部材2を嵌め込むことで、開放部12の空洞を埋めて強度を保つことができる。使用者にとって、開放部12に嵌め込まれた取付部材2は視認困難な箇所にあるため、取手7はあたかも一部材のように見える。したがって、本実施形態の取手7によれば、十分な強度を確保しながら高いデザイン性が得ることが可能となる。
本実施形態の取手7において、開放部12は、さらに背面側にむけて開放されている。
そのため、本実施形態の取手7では、取付部材2をスライドさせて開放部12に嵌め込む際に、取付部材2の背面側の構造(ボス部21等)がスライド移動の邪魔になることが防止される。
さらに本実施形態の取手7において、一対の取付部材2は、取付け対象(扉本体80)にネジ固定されるためのボス部21を備える。
樹脂成形品において、ボス形状の根元部分にはある程度の厚みが必要とされるため、ボス形状の根本部分やその近傍で、特に肉痩せが発生しやすいのだが、本実施形態の取手7では、ネジ固定用のボス部21を取付部材2側に設けているので、取付部材2に肉痩せが生じても使用者にとっては視認が困難であり、外観の低下が抑えられる。
さらに本実施形態の取手7において、一対の開放部12は、それぞれの内面121に本体側係合部15を備える。一対の取付部材2は、それぞれの外面20に取付側係合部25を備える。一対の開放部12に一対の取付部材2がそれぞれ嵌り込んだときに、本体側係合部15と取付側係合部25が係合するように構成されている。
そのため、本実施形態の取手7においては、取手本体1に対してこれを前方に引っ張る強い力が働いても、取付け対象(グリル扉8)に固定された各取付部材2から取手本体1が外れることは、前記係合によって防止される。
さらに本実施形態の取手7において、本体側係合部15と取付側係合部25は、一対の開放部12に一対の取付部材2をそれぞれ嵌め込むときに、一対の取付部材2のスライドをそれぞれガイドするように構成されている。
このように、本実施形態の取手7では、本体側係合部15と取付側係合部25を備えることで、強度が向上することに加えて、組立性も向上する。
さらに本実施形態の取手7において、把持部10は、取手本体1の射出成形時にゲートが配置された溝部102を備える。溝部102は、把持部10の背面側に設けた凹面101の一部に位置する。
本実施形態の取手7によれば、溝部102やこれに残存するゲート痕が、使用者に視認されにくい凹面101に位置するので、外観の低下が抑えられる。
また、本実施形態のグリル扉8は、前記構成を具備する取手7と、取手7が固定される扉本体80とを具備する。
これにより、強度とデザイン性をともに確保した取手7を備えるグリル扉8を、提供することが可能となる。なお、本実施形態の取手7は、グリル扉8以外の他の取付け対象に固定することも可能である。
さらに本実施形態のグリル扉8においては、取手7と扉本体80のいずれか一方が位置決め用の凸部61を備え、他方が凸部61に係合する位置決め用の凹部62を備える。
これにより、簡単な取付作業で、取手7と扉本体80の位置をぴったりと合わせることが可能となる。
また、本実施形態の加熱調理器9は、前記構成を具備するグリル扉8と、グリル扉8が装着される調理器本体90とを具備する。
これにより、グリル扉8を備える加熱調理器9において、グリル扉8の取手7の強度とデザイン性をともに確保することが可能となる。
さらに本実施形態の加熱調理器9において、取手7は、前斜め上方に傾斜した姿勢で、グリル扉8の下端部に固定される。
使用者が調理器本体90の前方に起立した状態において、前斜め上方にむけて傾斜した姿勢にある取手7はその全体が薄く見えるため、デザイン性に優れた加熱調理器9として商品価値が高められる。
以上、実施形態について説明したが、取手、グリル扉および加熱調理器は、前記した実施形態に限定されない。たとえば、支持部は、少なくとも取手の両端部に設けていればよく、追加で他の箇所(支持部の中間部分等)に設けることも可能である。その他の構成についても、本発明の技術的思想の範囲内で、適宜の設計変更を行うことが可能である。
1 取手本体
10 把持部
101 凹面
102 溝部
11 支持部
12 開放部
121 内面
15 本体側係合部
2 取付部材
20 外面
21 ボス部
25 取付側係合部
61 凸部
62 凹部
7 取手
8 グリル扉
80 扉本体
9 加熱調理器
90 調理器本体

Claims (9)

  1. 合成樹脂製の取手本体と、前記取手本体に装着される一対の取付部材とを具備し、
    前記取手本体は、正面視において左右方向に延びる把持部と、前記把持部の前記左右方向の両端部に形成される一対の支持部とを備え、
    前記一対の支持部は、前記左右方向の内側にむけて開放された開放部をそれぞれ備え、
    前記一対の取付部材は、前記一対の開放部に対して、それぞれ前記左右方向に沿って内側からスライドして嵌り込んだ状態で、取付け対象にネジ固定されるためのボス部を備えることを特徴とする取手。
  2. 合成樹脂製の取手本体と、前記取手本体に装着される一対の取付部材とを具備し、
    前記取手本体は、正面視において左右方向に延びる把持部と、前記把持部の前記左右方向の両端部に形成される一対の支持部とを備え、
    前記一対の支持部は、前記左右方向の内側にむけて開放された開放部をそれぞれ備え、
    前記一対の取付部材は、前記一対の開放部に対して、それぞれ前記左右方向に沿って内側からスライドして嵌り込んだ状態で、取付け対象に固定されるように構成され、
    前記一対の開放部は、それぞれの内面に本体側係合部を備え、
    前記一対の取付部材は、それぞれの外面に取付側係合部を備え、
    前記一対の開放部に前記一対の取付部材がそれぞれ嵌り込んだときに、前記本体側係合部と前記取付側係合部が係合するように構成されたことを特徴とする取手。
  3. 前記本体側係合部と前記取付側係合部は、前記一対の開放部に前記一対の取付部材をそれぞれ嵌め込むときに、前記一対の取付部材のスライドをそれぞれガイドするように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の取手。
  4. 合成樹脂製の取手本体と、前記取手本体に装着される一対の取付部材とを具備し、
    前記取手本体は、正面視において左右方向に延びる把持部と、前記把持部の前記左右方向の両端部に形成される一対の支持部とを備え、
    前記一対の支持部は、前記左右方向の内側にむけて開放された開放部をそれぞれ備え、
    前記一対の取付部材は、前記一対の開放部に対して、それぞれ前記左右方向に沿って内側からスライドして嵌り込んだ状態で、取付け対象に固定されるように構成され、
    前記把持部は、前記取手本体の射出成形時にゲートが配置された溝部を備え、前記溝部は、前記把持部の背面側に設けた凹面の一部に位置することを特徴とする取手。
  5. 前記開放部は、さらに背面側にむけて開放されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の取手。
  6. 取手と、
    前記取手が固定される扉本体とを具備し、
    前記取手は、
    合成樹脂製の取手本体と、前記取手本体に装着される一対の取付部材とを具備し、
    前記取手本体は、正面視において左右方向に延びる把持部と、前記把持部の前記左右方向の両端部に形成される一対の支持部とを備え、
    前記一対の支持部は、前記左右方向の内側にむけて開放された開放部をそれぞれ備え、
    前記一対の取付部材は、前記一対の開放部に対して、それぞれ前記左右方向に沿って内側からスライドして嵌り込んだ状態で、取付け対象に固定されるように構成されたことを特徴とするグリル扉。
  7. 前記取手と前記扉本体のいずれか一方が位置決め用の凸部を備え、他方が前記凸部に係合する位置決め用の凹部を備えることを特徴とする請求項6に記載のグリル扉。
  8. 請求項6または7に記載のグリル扉と、
    前記グリル扉が装着される調理器本体とを具備することを特徴とする加熱調理器。
  9. 前記取手は、前斜め上方に傾斜した姿勢で、前記グリル扉の下端部に固定されることを特徴とする請求項8に記載の加熱調理器。
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