JP2009279204A - 正面板及びキャビネット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物品を収納するキャビネットの正面に設けられ前記物品の収納及び取り出しの際に開閉される正面板1である。表面が化粧加工された非磁性体よりなる板本体2と、この板本体2の裏面2aのほぼ全域に取り付けられた磁性体板3とを備えている。
【選択図】 図2
Description
特許文献1に記載の収納ラックは磁石を有しており、この磁石によって収納ラックを正面板の裏面に取り付けることができる。磁石が採用されていることによって、収納ラックを正面板に対して容易に着脱することができる。
そこで、本発明は、板本体が非磁性体であっても、磁石を有する収納ラックを取り付けることができる正面板、及び、この正面板を有するキャビネットを提供することを目的とする。
この正面板によれば、板本体が非磁性体であっても、裏面に、磁石を有する収納ラックを取り付けることができる。さらに、磁性体板は板本体の裏面のほぼ全域に取り付けられていることから、収納ラックの取り付け位置を上下調整・左右調整することができるので、収納する物品の種類に応じて当該収納ラックの高さ位置及び左右位置の一方又は双方を変更することが可能となる。
また、板本体の裏面のほぼ全域に磁性体板が取り付けられていることから、正面板の裏面のほぼ全域が磁性体板によって構成され、裏面が煩雑とならず、外観が損なわれることを防止することができる。
また、この正面板において、前記被覆部材は、前記キャビネットが有するキャビネット本体の正面部と接触するパッキン部材からなるのが好ましい。この正面板によれば、パッキン部材が、使用者の手指を傷つけることを防止する前記被覆部材を兼ねることができ、部品数を少なくすることができる。
このキャビネットによれば、正面板が備えている板本体が非磁性体であっても、裏面に、磁石を有する収納ラックを取り付けることができる。さらに、磁性体板は板本体の裏面のほぼ全域に取り付けられていることから、収納ラックの取り付け位置を上下調整・左右調整することができるので、収納する物品の種類に応じて当該収納ラックの高さ位置及び左右位置の一方又は双方を変更することが可能となる。
また、板本体の裏面のほぼ全域に磁性体板が取り付けられていることから、正面板の裏面のほぼ全域が磁性体板によって構成され、裏面が煩雑とならず、外観が損なわれることを防止することができる。
図1は本発明のキャビネットの実施の一形態を示す斜視図である。図1のキャビネット10は、キッチンユニット31に組み込まれている。キャビネット10は、シンク32及びガス調理器33を取り付けることができると共に、内部に収納空間が形成されたキャビネット本体11を備えている。前記収納空間を活用するために、キャビネット10は、物品を収納する抽斗13を備えている。この抽斗13は、前後に移動することができ、鍋やフライパン等の調理器具を収納することができる。なお、使用者がキッチンユニット31の正面に立った状態で、当該使用者が立つ側が前であり、キッチンユニット31の奥側が後である。
前記板本体2は矩形の板であり、例えば木製の板からなり非磁性体である。板本体2の表面2b及び側周面2cには化粧加工が施されており、化粧加工として塗装や樹脂シートが貼り付けられている。
当接部4bは内部に空間が形成されており、この空間が縮小されるようにして当接部4bが弾性変形することによって、抽斗13を閉じた際の衝撃が和らげられる。
開閉扉として用いられる正面板1は図1のキッチンユニット31用であってもよいが、図5に示しているように、洗面台41用とすることができる。
図6は、裏面1b側から見た図5の正面板1の斜視図である。この正面板1は、表面2bが化粧加工された非磁性体よりなる板本体2と、この板本体2の裏面2aのほぼ全域に取り付けられた一枚の磁性体板3とを備えている。
前記磁性体板3は板本体2よりも僅かに小さい輪郭形状を持つ薄板であり、例えば鋼板(鉄板)からなり磁性体である。磁性体板3の裏面3bは防錆処理が施されている。磁性体板3は、板本体2よりも僅かに小さい輪郭形状を持つこと、及び、後述する逃げ部7bとなる欠損部が部分的に設けられていることにより、板本体2の裏面2aのほぼ全域に磁性体板3が取り付けられている構成となる。磁性体板3は、板本体2の裏面2aに、接着剤又は粘着テープによって貼り付けられたり、ネジによって取り付けられたりしている。
また、図2の実施形態と同様に、正面板1は、磁性体板3の四方の端部3aを覆う被覆部材を更に備えており、被覆部材はパッキン部材4からなる。パッキン部材4は前記実施形態と同じである。
図7は、収納ラック21の分解斜視図である。この収納ラック21は、例えば図1に示したキッチンユニット31等に設けられた抽斗13の内の有効高さの大きい正面板1の裏面(内壁面)に取り付けて使用される。
側壁部115は、合成樹脂製又は金属製の板材からなり、中央部には左右方向に貫通する開口118が形成されている。側壁部115の上縁は後下がり傾斜状に形成されている。側壁部115の内側面には、上縁から下方に延びる凹溝119が形成されており、この凹溝119には、収納ラック21内を前後に仕切る仕切りバー120が着脱可能に取り付けられている。
後壁部116は、左右の側壁部115の後端縁上部に架設されている。後壁部116は、金属製又は合成樹脂製の板材からなり、上下方向の寸法よりも左右方向の寸法が大きい帯形状に形成されている。後壁部116の上下方向の寸法は側壁部115の上下方向の寸法よりも小さく、後壁部116の下側において、左右の側壁部115の間が後方に開放されている。
棚部材113は、第1の棚部126を使用する第1の姿勢(図8(a)参照)と、第2の棚部127を使用する第2の姿勢(図8(b)参照)とに切換可能に棚枠部材114に取り付けられている。なお、図8において、後壁部116には、収納ラック21内を左右に仕切る仕切り板128が左右方向にスライド可能に取り付けられている。
したがって、専ら背の高い収納物Y2を収納する用途で収納ラック21を使用する場合には、図10に示すように棚部材113を第2の姿勢とし、第2の棚部127を使用する。これによって、抽斗13の開閉を妨げることなく背の高い収納物Y2を収納することが可能となる。
図10に示すように、棚部材113を第2の姿勢とした場合、第2の棚部127は後上がり傾斜状に配置されるので、第2の棚部127によって支持された収納物Y2は正面板1の裏面1bに凭れるような姿勢となる。そのため、当該収納物Y2が後側に倒れるのを防止することができ、抽斗13に対する調理器具等の出し入れの際に当該収納物Y2が邪魔になるのを防止することができる。
2 板本体
2a 裏面
2b 表面
3 磁性体板
3a 端部
4 パッキン部材(被覆部材)
6a 取付部
6b 取付部
7a 逃げ部
7b 逃げ部
10 キャビネット
11 キャビネット本体
11a 開口部
12 正面部
13 抽斗
14 側枠部材
15 ヒンジ
21 収納ラック
44 パッキン部材(被覆部材)
Claims (6)
- 物品を収納するキャビネットの正面に設けられ前記物品の収納及び取り出しの際に開閉される正面板において、
表面が化粧加工された非磁性体よりなる板本体と、この板本体の裏面のほぼ全域に取り付けられた磁性体板とを備えていることを特徴とする正面板。 - 前記磁性体板の端部を覆う被覆部材を更に備えている請求項1に記載の正面板。
- 前記被覆部材は、前記キャビネットが有するキャビネット本体の正面部と接触するパッキン部材からなる請求項2に記載の正面板。
- 物品を収納する抽斗を備えた前記キャビネットの当該抽斗用の正面板であって、
前記板本体は、裏面に、前記抽斗を構成する側枠部材が取り付けられる取付部を有し、前記磁性体板に、前記側枠部材との干渉を防止する逃げ部が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の正面板。 - 前記キャビネットの開口部をヒンジによって開閉する開閉扉として用いられる正面板であって、
前記板本体は、裏面に、前記ヒンジが取り付けられる取付部を有し、前記磁性体板に、前記ヒンジとの干渉を防止する逃げ部が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の正面板。 - キャビネット本体と、当該キャビネット本体の正面に設けられ物品の収納及び取り出しの際に開閉される正面板と、を有し、
前記正面板は、表面が化粧加工された非磁性体よりなる板本体と、この板本体の裏面のほぼ全域に取り付けられた磁性体板とを備えていることを特徴とするキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008134676A JP2009279204A (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | 正面板及びキャビネット |
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JP2008134676A JP2009279204A (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | 正面板及びキャビネット |
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2008
- 2008-05-22 JP JP2008134676A patent/JP2009279204A/ja active Pending
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