JP2013208244A - 水槽付きキャビネット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 収納部215と、収納部215を閉じる扉211と、を有するキャビネット210と、キャビネット210の上部に設けられる水槽220と、を備えた水槽付きキャビネット200において、211扉の裏面に、説明書150を出し入れするための開口部231を少なくとも一側面に有する偏平な保管部230を設けてなり、保管部230は、説明書150がほぼ収まる深さを備えるとともに、保管部230の開口部231であって扉211と反対側の部分には保管部230に収めた説明書150の端部を指で摘むことが可能な凹部233を設けた。
【選択図】 図9
Description
このような問題は、洗面化粧台に限らず、システムキッチンや手洗い器などの水槽付きのキャビネットに共通している。
なお、ここで、「一側面」とは、保管部の上面、左側面、右側面のいずれかを指すものである。
また、引き出しを開ききらずに説明書を出し入れすることが可能なので、立っている位置を変えて引き出しを引く必要がないので、説明書の出し入れ作業が簡単である。
また、扉を全開することなく、開口部に設けた凹部によって容易に出し入れすることができる。
このように、収納物品を仕切りながら、デッドスペースを有効に活用し、また収納物品の取り出しに影響しないばかりか、説明書を取り出す際にも、収納物品を動かすことなく、出し入れすることができる。
このように、キャビネット側板部分のデッドスペースを有効に活用しつつ、収納物品の取り出しに影響しないばかりか、説明書を取り出す際にも、収納物品を動かすことなく出し入れすることができる。
なお、水槽付きキャビネットとして、代表的に洗面化粧台を例に用いて説明する。
保管部160は網かご構造をしている。保管部160は前板112の裏面に着脱可能に取り付けられている。
図7は、引き出し収納部111の前板112の背面に取付けられた保管部130の開口部131の上方にはカバー180を備えている。カバー180は、引き出し収納部111の前板112の裏面から後ろ方向に延び、裏面に沿うように配置されている。また、カバー180は保管部130の奥行き方向に向かい裏面の高さよりも高さが増す構造となっている。これにより、万一水垂れとなった際の伝い水Wが垂れて来た際にも、説明書150を濡らすことがない。カバー180は、説明書150を覆うように保管部130の奥行き方向とほぼ同等位置まで設けてもよい。
洗面化粧台200は、水槽220の下方のキャビネット210には収納部215を開閉する扉211が設けられている。扉211の裏面に保管部230が取付けてある。保管部230は、その左側面、すなわち、扉211の開放端側に開口部231が設けられた偏平容器232である。保管部230は第一の実施形態と同様に、奥行き方向に薄くなっていることで、収納部215のスペースを損なうことがない。また、開口部231には凹部233が形成されているので、説明書150を摘みやすい。収納物品を取り出す際に説明書150が邪魔にならず、保管部230も邪魔にならないため使い勝手がよい。また収納物品を動かすことなく、また扉211を全開することなく、説明書150の出し入れができる。
なお、保管部は、図10に示すように網かご構造であってもよい。網かご構造の保管部240の開口部241には凹部243が設けられ、説明書150を指で摘んで引き出しやすくなっている。
この変形例では、保管部250の開口部251は上面側に設けられている。図11に示すように、カバー260は扉211の幅方向に導水路261がある。伝い水Wが垂れてきた際には、導水路261を伝い矢印の方向に流れていく。これにより、保管部250に伝い水Wが入ることがなく、説明書150を濡らすことがない。また導水路261から伝った水Wは裏面を伝い下方にいくため、扉211の裏面とキャビネット200の隙間により、収納部に伝い水Wが入るのを阻止して、収納物品を濡らしてしまうのを防止できる。導水路261はカバー260の端部に向かうほど高さが低くなっており、伝い水Wが自然と垂れていくようになっている。カバー260の端部から垂れた水Wは、扉211の裏面を伝い下方に滴下していく。
図12に示すように、扉211の裏面と保管部270の間に導水路280を設けている。この導水路280は、保管部270の両端部を除いた部位を凹ませて、扉211の裏面と保管部270との間に空間275を形成することにより設けられる。これにより、カバーを設けなくても、伝い水Wが保管部270に入るのを阻止して、説明書150を濡らしてしまうのを防止できる。
図14に示すように、洗面化粧台の引き出し収納部310の仕切り部材320に保管部321を設けたものである。この保管部321には、上面に開口部が設けられ、開口部の一部を切り欠くように凹部が形成されている。仕切り部材320に保管部321を設けることで、収納物品の間のスペースを無駄なく使うことができ、収納物品の出し入れに邪魔になることがなく、また説明書150を取り出す際には、収納物品を気にせず取り出すことができて使いやすい。仕切り部材320は引き出し収納部310から着脱可能に配置されており、配置する箇所は収納物品に応じて、横方向に任意に好みの場所に配置することができる。
図15に示すように、洗面化粧台400は、水槽420の下方のキャビネット410には扉411が設けられている。そして、キャビネット410の収納部の側面412に保管部430を取付けたものである。保管部430は、前方側に開口部431を設け、開口部の一部を切り欠くように凹部433を形成している。側板412には扉411を取付けるための丁番413があり、上と下の丁番413の間に保管部430を取付けている。扉411を取付けるための丁番413の上下の空間はデッドスペースとなっており、保管部430を取付けることでデッドスペースを有効活用ができるばかりか収納物品の邪魔になることがない。また保管部430の開口部431が正面側に向いていることで、説明書150を取り出す際には、収納物品を気にせず取り出すことができて使いやすい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
110 キャビネット
111 引き出し収納部
112 前板
120 水槽
130 保管部
131 開口部
133 凹部
150 説明書
160 保管部
161 開口部
163 凹部
180 カバー
182 導水路
200 洗面化粧台(水槽付きキャビネット)
210 キャビネット
211 扉
215 収納部
220 水槽
230 保管部
231 開口部
233 凹部
240 保管部
241 開口部
243 凹部
250 保管部
251 開口部
253 凹部
260 カバー
261 導水路
270 保管部
271 開口部
273 凹部
280 導水路
310 引き出し収納部
320 仕切り部材
321 保管部
400 洗面化粧台(水槽付きキャビネット)
410 キャビネット
420 水槽
430 保管部
431 開口部
433 凹部
Claims (8)
- 引き出し収納部を有するキャビネットと、前記キャビネットの上部に設けられる水槽と、を備えた水槽付きキャビネットにおいて、
前記引き出しの前板の裏面に、説明書を出し入れするための開口部を一側面に有する偏平な保管部を設けてなり、
前記保管部は、前記説明書がほぼ収まる深さを備えるとともに、前記保管部の開口部であって前記前板と反対側の部分には前記保管部に収めた説明書の端部を指で摘むことが可能な凹部を設けたことを特徴とする水槽付きキャビネット。 - 収納部と、収納部を閉じる扉と、を有するキャビネットと、前記キャビネットの上部に設けられる水槽と、を備えた水槽付きキャビネットにおいて、
前記扉の裏面に、説明書を出し入れするための開口部を少なくとも一側面に有する偏平な保管部を設けてなり、
前記保管部は、前記説明書がほぼ収まる深さを備えるとともに、前記保管部の開口部であって前記扉と反対側の部分には前記保管部に収めた説明書の端部を指で摘むことが可能な凹部を設けたことを特徴とする水槽付きキャビネット。 - 前記保管部の上部に、保管部に水が入るのを防止するカバーを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の水槽付きキャビネット。
- 前記カバーに落ちた水を保管部外に導く導水路を形成したことを特徴とする請求項3記載の水槽付きキャビネット。
- 前記開口部を前記保管部の上部に設け、
前記保管部と前記引き出しの前板の間に、前記前板を伝い落ちる水を前記保管部外に導く導水路を設けたことを特徴とする請求項1記載の水槽付きキャビネット。 - 前記開口部を前記保管部の上部に設け、
前記保管部と前記扉の間に、前記扉を伝い落ちる水を前記保管部外に導く導水路を設けたことを特徴とする請求項2記載の水槽付きキャビネット。 - 引き出し収納部を有するキャビネットと、前記キャビネットの上部に設けられる水槽と、を備えた水槽付きキャビネットにおいて、
前記引き出しの仕切り部材に、説明書を出し入れするための開口部を上面に設けた保管部を形成してなり、
前記保管部は、前記説明書がほぼ収まる深さを備えるとともに、前記保管部の開口部には前記保管部に収めた説明書の端部を指で摘むことが可能な凹部を設けたことを特徴とする水槽付きキャビネット。 - 収納部と、収納部を閉じる扉と、を有するキャビネットと、前記キャビネットの上部に設けられる水槽と、を備えた水槽付きキャビネットにおいて、
前記収納部の内面に、説明書を出し入れするための開口部を少なくとも一側面に有する偏平な保管部を設けてなり、
前記保管部は、前記説明書がほぼ収まる深さを備えるとともに、前記保管部の開口部であって前記収納部の内部を向く部分には前記保管部に収めた説明書の端部を指で摘むことが可能な凹部を設けたことを特徴とする水槽付きキャビネット。
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