JP2018089243A - キャビネット - Google Patents

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Abstract

【課題】収納部が洗面ボウルや洗面台等の上側の部材に干渉することなく上側の部材に近接した位置に設置できる。【解決手段】洗面台は洗面ボウルを装着したカウンターの下部に、ストッパー部と底部の間の空間に設置した回転式収納ポケット12を有する。回転式収納ポケット12は、ヒンジで回動して開閉可能な扉15とその内面15aに固定した収納部16とを備えた。収納部16は断面略U字状の収納本体21の長手方向両端に側部22を有し、その内部に収納空間を仕切る仕切部24を有する。収納部16の開口16aは収納本体21に対向配置された扉側端部21aa及び奥側端部21bbと両側部22とで形成した。扉15の閉鎖状態で収納部16の奥側端部21bbを扉側端部21aaより低い高さにした。回転式収納ポケット12をカウンター側に寄せて設置し、更に底部11をカウンター側に設置した。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば洗面台や洗面化粧台等に回転式の収納ポケットを備えたキャビネットに関する。
従来、洗面台等において小型の小物入れとして回転式の収納ポケットを備えたものが知られている。例えば、特許文献1に記載されたキャビネットでは、洗面ボウルの前側に設けた空間を開閉可能な扉が設置され、扉の内面にはロールタオルを繰り出し可能に支持するロール軸が固定されている。扉を下側に回転させて水平に開放するとロールタオルが外側に引き出されて使用可能であり、蓋を閉めるとロールタオルは空間内に収納されるようになっている。
また、キャビネットに設置された一般的な回転式収納ポケットは例えば洗面台に設置した洗面ボウルの下部前側に設置され、下吊元の丁番によって扉を下方に回転させて斜めに開放する。扉の内面には直方体形状をなす箱状の収納部が固定され、扉の下方への開放動作で収納部を斜め外側に回動させて引き出すことで、収納部の開口を通して小物を出し入れできるようになっている。
実開平6−9589号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたキャビネットは、洗面ボウルの前側の空間内にロールタオルを出し入れ可能に収納した扉を設置したにすぎず、しかも扉が水平位置に開くため小物入れ等の回転式収納ポケットには使用できなかった。
また、上述した従来の回転式収納ポケットでは、扉の内面に箱状の収納部を固定したため、閉鎖状態で収納部の四角形をなす上部開口は対向する二辺である扉側端部と奥側端部が水平位置にある。しかし、扉を外側に開放作動させた際に上部開口の奥側端部の回転軌跡が扉側端部の回転軌跡より大きいため、洗面ボウルの裏面や洗面台の上面と干渉しないように収納部を下側に距離を置いて設置しなければならなかった。そのため、収納部に対して扉の高さが相対的に大きくなり、大型化する欠点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、収納部が洗面ボウルや洗面台等の上側の部材に干渉することなく上側の部材に近接した位置に設置できるようにしたキャビネットを提供することを目的とする。
本発明によるキャビネットは、下方に回動することで開放可能な扉と、扉の内面に固定された収納部とを備え、収納部の開口は対向配置された扉側端部及び奥側端部を有していて、扉の閉鎖状態で収納部の奥側端部の方が扉側端部より高さが低く設定されていることを特徴とする。
本発明では、扉の閉鎖状態で収納部の奥側端部の方が扉側端部より高さが低く設定されているため、扉と収納部の開放作動時に例えば洗面ボウルや洗面台等の上側の部材に奥側端部が干渉することなく外側に回動させて開放状態にすることができ、扉と収納部を洗面ボウルや洗面台等の上側の部材により近接させた位置に設置できる。そのため、キャビネットの扉や収納部等を備えた回転式収納ポケットをキャビネットのより上側に設置できて回転式収納ポケット部分を薄型化できる。
また、収納部の扉側端部と奥側端部との間の上端部は凸曲線状に形成されていることが好ましい。
扉と共に収納部を外側に回動させて開放する際、収納部の上端部が凸曲線状であるためキャビネットの上側の部材と干渉することなく回転作動が行え、キャビネットの扉や収納部をキャビネットのより上側に設置できる。
また、収納部の奥側端部には扉側端部の方向に向けて突出する返し部が形成されていることが好ましい。
扉と収納部を開放位置から閉鎖位置に回動させて戻す際、奥側端部は扉側端部より高さが低いため収納部に収納した小物類等が慣性等で飛び出し易いが、奥側端部に返しを設けたため飛び出しを抑制できる。
また、収納部には内部空間を仕切る仕切部が設置されており、仕切部には収納部の内面に当接する拡幅されたガイド部が設置されていることが好ましい。
仕切部に拡幅されたガイド部を設けたため、収納部に仕切部を設置した状態で仕切部のガタツキを抑えて収納部から外れにくい。
また、扉を開閉するためのヒンジ部が収納部の下側に設置されていてもよい。
扉と収納部を開閉するためのヒンジ部が収納部の下側で扉に設置されているため、開閉操作時にヒンジ部に小物類等が挟まる等の不具合を生じない。
本発明によるキャビネットによれば、扉の閉鎖状態で収納部の奥側端部の方が扉側端部より高さが低いため、扉を回転させて開放作動させる際、収納部の奥側端部が洗面ボウルや洗面台等の上側の部材に干渉することを抑制できる。そのため、扉と収納部をより上側に寄せて設置できてコンパクト化できる。
本発明の第一実施形態による洗面台の要部斜視図である。 図1に示す洗面台の側面図である。 洗面台に設けた回転式収納ポケットの開放状態を収納部側から見た要部斜視図である。 回転式収納ポケットの収納部の部分斜視図である。 回転式収納ポケットの収納部の要部断面図である。 閉鎖状態にある回転式収納ポケットの要部説明図である。 開放状態にある回転式収納ポケットの要部説明図である。 収納部の第一変形例を示す断面図である。 収納部の第二変形例を示す断面図である。 本発明の第二実施形態による洗面台の回転式収納ポケットの要部断面図である。 本発明の第三実施形態による洗面台の回転式収納ポケットの開放状態を示す要部説明図である。
以下、本発明の各実施形態による洗面台について添付図面によって説明する。
図1は本発明の第一実施形態による洗面台1を示すものである。本実施形態による洗面台1はその上部に使用者の装飾品や小物等を載せるカウンター3が設置され、カウンター3に洗面ボウル4の裏面4aが嵌め込まれている。洗面ボウル4の奥側には水栓5が設置されている。
本実施形態では、洗面ボウル4の上部はカウンター3の上面3aから上方に突出しており、洗面ボウル4の下部の略凸曲面状をなす裏面4aはカウンター3に嵌合されて下面3bの下方に一部が突出している。カウンター3の下方には空間が形成され、洗面台1の使用者が例えば椅子等に座った状態で足や膝等をカウンター下の空間内に入れて水栓5等を使用できるようになっている。
図2に示す洗面台1において、カウンター3の下部には空間が設置され、その奥側には水栓5に接続された配管8や排水管6等が配設されている。カウンター3の下部において、配管8等が設置された方向を奥側といい、これに対向して後述する回転式収納ポケット12の扉15を設置した方向を前側というものとする。
カウンター3の前側において、その先端面の下部より奥側に引っ込んだ位置に前板9が設置されている。前板9の前面側には回転式収納ポケット12の扉15を閉鎖位置で停止させるストッパー部10が設置されている。ストッパー部10はその基部が前板9の裏面に係止されていて先端部10aが前板9の前側に湾曲して延びて閉鎖位置にある扉15の内面15aの上部に当接する位置にある。
前板9の下側には、洗面台1に固定されていて水平方向奥側に延びる例えば断面略L字型の底部11が設置されている。底部11は水平方向奥側に延びる底板11aとその奥側端部で上側に起立する起立部11bとで略L字状に形成されている。底板11aは使用者が洗面台1の使用時に椅子に着座して足や膝等をカウンター3の下方に延ばした際に収納部16や洗面ボウル4の裏面4aから保護できる範囲に設置すればよい。
前板9及びストッパー部10と底部11との間には回転式収納ポケット12が開閉可能に設置されている。カウンター3の下側に底部11を設置することで、洗面台1の前で使用者が椅子に着座した際に足や膝等が収納部16や洗面ボウル4の裏面4aに接触することを防止している。
回転式収納ポケット12は、図1に示すように、その上下に設けられた前板9及びストッパー部10と底部11と両側壁14とで仕切られた細長い四角形の空間内に開閉可能に設置されている。図2及び図3に示す回転式収納ポケット12は、ストッパー部10及び前板9と底板11aとの間に設けられた開閉可能な扉15と扉15の内面15aに固定されていて小物類等の収納物を収納可能な収納部16とが設けられている。扉15の両端部において扉15の内面15aと側壁14とにヒンジ部18が設置され、内面15aと底板11aとにステー19が設置されている(図3参照)。
内面15aの両側に設けたヒンジ部18及びステー19によって、回転式収納ポケット12は回動可能で閉鎖位置と斜め外側に回動した開口位置とに選択的に保持できる。また、内面15aの両側に設けたヒンジ部18及びステー19の間に収納部16が設置されている。図1に示す例では収納部16は扉15の長手方向に1つ設置されている。しかし、収納部16の長さを短くして2つまたは3つ以上設置してもよい。
図3乃至図5に示す収納部16は、断面略U字状で長手方向に延びる収納本体21とその両端部を閉鎖する側部22とを備えている。収納本体21は底面部を挟んで扉15側の第一面21aと奥側の第二面21bとを有しており、図5に示す閉鎖状態で第二面21bより第一面21aの方が上方に高く延びて形成されている。側部22は収納本体21の両端部を封止し、その周縁部に形成した小幅のフランジ部で覆っているが、フランジ部はなくてもよい。
図5に示す収納部16の閉鎖状態で第一面21aの上端部をなす扉側端部21aaは第二面21bの上端部をなす奥側端部21bbよりも高い位置にある。収納部16の上部の開口16aは対向する扉側端部21aa及び奥側端部21bbと両側部22の上端部22aとで構成されている。
奥側端部21bbは例えば断面略円弧状に湾曲形成されていて収納本体21に収納された小物類が閉鎖作動時に外側に落下することを抑制している。なお、奥側端部21bbは小物類の落下を抑制できれば断面略円弧状に湾曲していなくてもよく、例えば断面角形状や奥側端部21bbが第一面21a側に湾曲または屈曲したヒレ部等を有していてもよい。このような奥側端部21bbの収納本体21内への突部形状を返し部という。
扉15の閉鎖位置で収納部16の第一面21aの扉側端部21aaは、前板9やストッパー部10よりも下側の位置にある。第二面21bの奥側端部21bbは扉側端部21aaより低い位置にあって、その回転軌跡は扉側端部21aaの回転軌跡より小さい半径に形成されている。そのため、回転式収納ポケット12を開放作動させた際に奥側端部21bbは前板9やストッパー部10に接触しない回転軌跡となる。同様に、収納本体21の両側部22も開閉位置に関わらず前板9やストッパー部10に接触しないようにその上端部22aが凸曲面状に形成され、その両端部は扉側端部21aa、奥側端部21bbの一部を形成している。
図5において、収納本体21における第一面21aの扉側の裏面には、上部に略フック状の係合受け部21cが形成され、下部に係合爪21dが突出して形成されている。また、扉15の内面15aには板状の係止部材23が図示しないねじや接着剤等で固定され、係止部材23の上部に係止爪23aが形成され、下部には略U字状の係止受け部23bが形成されている。
収納本体21の第一面21aの裏面下部に設けた係合爪21dが係止部材23の係止受け部23bに係合し、第一面21aの上部に設けた係合受け部21cに係止爪23aが係合することで、収納本体21が扉15の内面15aに取り付けられている。なお、係止部材23を設けずに、収納本体21を直接扉15の内面にねじや接着剤等で固定してもよい。
また、収納部16の内部には、収納本体21の収納空間を区切る仕切部24が設置されている。仕切部24は収納本体21の内面の断面形状に近似する形状の板材であり、その第一面21a側上部の扉側端部21aaに係止する断面略フック状のガイド部24aが形成されている。ガイド部24aは仕切部24の他の部分よりも幅広に形成したことで、仕切部24のガタツキを防止すると共にスライドを許容しつつも仕切部24が第一面21aから外れにくいようにした。なお、平板状や湾曲板状のガイド部は仕切部24の周縁部のいずれに取り付けて収納本体21の内面に当接させてもよい。
仕切部24は図3に示す例では収納本体21内に間隔を開けて2枚設置したが、設置枚数は任意に選択できる。また、収納本体21内に仕切部24を設置しなくてもよい。また、仕切部24の上端部24bは、収納本体21の扉側端部21aa側から奥側端部21bb側に向けて、収納部16の開閉位置に関わらず前板9やストッパー部10に接触しないように凸曲面状に形成されている。
仕切部24の上端部24bによって、収納本体21の第二面21bの高さを第一面21aより低く形成しながらも小物類等の収納容積を大きくしている。収納部16の両側部22も同様に奥側端部21bbの高さを扉側端部21aaの高さより低くし上端部22aを凸曲面状に形成したため、小物類等の収納容積を大きくできる。また、仕切部24の周縁部にガイド部24aより小幅のフランジ部を設置してスライドを容易にしているが、フランジ部は設置しなくてもよい。
本実施形態による洗面台1は上述した構成を備えており、次に洗面台1に設けた回転式収納ポケット12の開閉方法について図6及び図7に沿って説明する。
図6は回転式収納ポケット12の閉鎖状態を示すものであり、扉15は略垂直に起立して内面15aがストッパー部10の先端部10aに当接している。この状態で収納部16はカウンター3の下側でストッパー部10及び前板9と底部11との間の空間内に収納されている。しかも、収納本体21の第一面21aの扉側端部21aaはストッパー部10の下側にあり、第二面21bの奥側端部21bbは扉側端部21aaの奥側下方に位置している。この状態で、収納部16は底部11の底板11aに着座しているが、着座していなくてもよい。
閉鎖状態から使用者が扉15を開放作動させると、図7に示すように回転式収納ポケット12の扉15は下吊元のヒンジ部18を中心に開放作動し、収納部16も扉15と一体に外側に回転する。その際、奥側端部21bbの回転軌跡が扉側端部21aaの回転軌跡よりも径方向外側に位置することがない。そのため、収納本体21の扉側端部21aaや奥側端部21bbがストッパー部10の先端部10aに接触することなく外側に回動し、扉15と収納部16の開口16aが斜め外側に傾斜した開放位置で停止する。
しかも、収納本体21の両側部22や仕切部24は上端部22a、24bが凸曲面状に形成されているため、同様にストッパー部10や前板9に接触することなく外側に回動する。開放状態で、収納部16の上部の開口16aがカウンター3の前方に飛び出しており、収納部16内に小物類等を納めたり取り出したりすることができる。
その後、回転式収納ポケット12を閉鎖作動させると、上述の開放作動と逆の動作で閉鎖され、扉15がストッパー部10の先端部10aに当接して停止する。閉鎖状態で、収納本体21の奥側端部21bbは扉側端部21aaより低い位置にあるが、収納部16内に収納された小物類は奥側端部21bbに設けた返しで飛び出しを阻止できる。
しかしながら、扉15がストッパー部10の先端部10aに当接した際の衝撃等で収納部16内の小物類等の一部が奥側端部21bbを超えて飛び出すことがあり得る。その場合でも、飛び出した小物類は底部11に落ちて起立部11bで停止させられ、床面に落下することはない。この小物類は底部11の下から使用者等が手を延ばして底部11から回収できる。
なお、回転式収納ポケット12は収納本体21の奥側端部21bbが扉側端部21aaより低い位置にあるため、従来のものと比較して、よりカウンター3に近接した上側に位置させることができる。しかも、底部11も上側に設置できる上に底板11aの奥行方向の長さを短く設定することができるので、底部11内に落ちた小物類を下側の空間から底部11に手を伸ばして容易に取り出すことができる。
上述したように、本実施形態に係る洗面台1によれば、閉鎖状態にある扉15の内面15aに固定した収納部16の奥側端部21bbを扉側端部21aaよりも下側に位置させたため、開放作動時に奥側端部21bbの回転軌跡が扉側端部21aaの回転軌跡よりも上側に位置することがなく回転式収納ポケット12をカウンター3により近い上側に設置できる。そのため、扉15の上下の幅を小さくできてカウンター3側に寄せることができるため、その下側の空間を大きく設定できて使用者の膝や足等を楽に挿入できる。しかも、底部11の奥行長さを短く設定できるため、収納部16から底部11に落ちた小物類を容易に拾い上げることができる。
また、扉15の内面15aにおける収納部16の両側にヒンジ部18やステー19を設置したため、回転式収納ポケット12の扉15の上下の幅を短くして収納部16をカウンター3により近い位置に設置できる。この点でも、底部11の下側の空間をより大きくできる。
収納部16の奥側の第二面21bの高さが低くても上側の奥側端部21bbに湾曲部やヒレ部等の返しを設けたため、回転式収納ポケット12を閉鎖した際の慣性や衝撃等で収納した小物類が飛び出すことを防止できる。
収納部16に設けた仕切部24や両側部22の上端部24b、22aを扉側端部21aaと奥側端部21bbに沿って凸曲面状に形成したため、小物類等の収納容量が大きくなる。更に仕切部24に設けたガイド部24aを幅広に設定したので扉側端部21aaに係止した状態でガタツキや外れ等を抑制できる。
更に収納部16の収納本体21の底部を曲面状に形成したため清掃が容易である。
なお、本発明による洗面台1は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。以下に、本発明の他の実施形態や変形例等について説明するが、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては同一の符号を用いて説明を省略する。
次に本発明の第一実施形態の変形例について図8及び図9により説明する。
図8は回転式収納ポケット12の収納部16の第一変形例を示すものであり、仕切部24の上端部24bについて凸曲線形状に代えて直線状に形成してもよい。或いは、図9に示すように、凹曲線状に形成してもよい。しかも、収納本体21の両側部22についても上端部22aを直線状や凹曲線状に形成してもよいし、或いは上述した構成と同様に凸曲線状に形成しておいてもよい。
これらの場合、収納部16内に収納できる小物類等の量が上述の実施形態と比較して少し減少することになるが、同様な作用効果を発揮できる。
次に本発明の第二実施形態による洗面台1を図10により説明する。
本第二実施形態による洗面台1Aにおいて、扉15の内面15aに設置する収納本体30は扉15側の第一面30aが奥側の第二面30bよりも高さが小さく設定されていて内面15aに直接または他の部材を介して固定されている。そのため、扉15の内面15aと収納本体30とによって小物類等を収納する収納空間を有する収納部16とその開口16aを形成する。扉15と収納本体30との間に仕切部24が設置されている。この仕切部24には扉15の内面15aに当接してガタツキを抑制する板状のガイド部24aが設置されていてもよく、或いはなくてもよい。
そして、仕切部24が扉15の内面15aに接触する端部における上下方向の上端部が扉側端部24aaを形成する。この扉側端部24aaは返しを有する収納本体30の奥側端部30bbより高い位置に設置されている。
本第二実施形態による洗面台1においても、第一実施形態と同様の機能と作用効果を発揮できる。
次に本発明の第三実施形態による洗面台1Bを図11により説明する。
上述した第一実施形態では、扉15の内面15aにおける収納部16の両側にヒンジ部18とステー19が設置されている。そのため、回転式収納ポケット12の開放状態で収納部16の開口16aから小物類等を出し入れする際に誤って落下させ、ヒンジ部18やステー19に小物類等が挟まったりする可能性があった。
これに対し、本第三実施形態による洗面台1Bは、回転式収納ポケット12における扉15の内面15aに収納部16が設置されている。そして、扉15を開閉するためのヒンジ部18はその一端が内面15aにおける収納部16の下側に設置され、他端は底部11の底板11aに設置されている。図11ではステー19は省略されているが、ステー19も同様に扉15の内面15aにおける収納部16の下側と底板11aとに設置されている。
従って、本実施形態では、回転式収納ポケット12における扉15の開放状態において、収納部16の開口16aから小物類等を出し入れする際に誤って落下させてもヒンジ部18やステー19に小物類等がぶつかったり挟まったりするおそれがなくなる。
なお、上述した各実施形態や変形例では洗面台1、1A、1Bに設けた各回転式収納ポケット12について説明したが、本発明は洗面台1、1A、1B等に限定されることなく、洗面化粧台、戸棚や机、システムキッチン、その他の回転式収納ポケット12を設置した各種の収納台等の各種のキャビネットに適用できることはいうまでもない。
1、1A、1B 洗面台
4 洗面ボウル
9 前板
10 ストッパー部
11 底部
12 回転式収納ポケット
14 側壁
15 扉
15a 内面
16 収納部
16a 開口
18 ヒンジ部
19 ステー
21 収納本体
21aa 扉側端部
21bb 奥側端部
22 側部
24 仕切部
24a ガイド部

Claims (5)

  1. 下方に回動することで開放可能な扉と、
    前記扉の内面に設けられた収納部とを備え、
    前記収納部の開口は対向配置された扉側端部及び奥側端部を有していて、前記扉の閉鎖状態で前記収納部の奥側端部の方が前記扉側端部より高さが低く設定されていることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記収納部の前記扉側端部と奥側端部との間の上端部は凸曲線状に形成されている請求項1に記載されたキャビネット。
  3. 前記収納部の奥側端部には前記扉側端部の方向に向けて突出する返し部が形成されている請求項1または2に記載されたキャビネット。
  4. 前記収納部には内部を仕切る仕切部が設置され、前記仕切部には前記収納部の内面に当接する拡幅されたガイド部が設置されている請求項1から3のいずれか1項に記載されたキャビネット。
  5. 前記扉を開閉するためのヒンジ部が前記収納部の下側に設置されている請求項1から4のいずれか1項に記載されたキャビネット。
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