JPH0417106Y2 - - Google Patents

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JPH0417106Y2
JPH0417106Y2 JP1987127242U JP12724287U JPH0417106Y2 JP H0417106 Y2 JPH0417106 Y2 JP H0417106Y2 JP 1987127242 U JP1987127242 U JP 1987127242U JP 12724287 U JP12724287 U JP 12724287U JP H0417106 Y2 JPH0417106 Y2 JP H0417106Y2
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JP
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cabinet
counter
rail
sliding
base cabinet
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JP1987127242U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は前面開き式のカウンター付キヤビネツ
トに係り、特に狭い場所に設ける洗面カウンター
や手洗カウンターとして好適な前面開き式のカウ
ンター付キヤビネツトに関するものである。
[従来の技術] 洗面化粧台や手洗カウンター等に用いられるカ
ウンター付キヤビネツトは、通常の場合、内部を
収納部とするベースキヤビネツトとその上側に取
り付けられたカウンターとを有し、このカウンタ
ーの適当な箇所に洗面器や手洗器が設けられてお
り、ベースキヤビネツトの前面側(前面側)には
戸が設けられている。この戸としては、開き戸
(扉)と引き戸とがある。開き戸は、戸の端部を
ベースキヤビネツト本体に枢着させ、これによつ
て手前側に開き出しを可能としたものである。引
き戸は、溝やレールをキヤビネツト本体に設けて
おき、2枚の引き違い戸を左右にスライドさせて
開閉させるものである。
[考案が解決しようとする問題点] 開き戸(扉)を有するキヤビネツトは、大きな物
品を出し入れしたり、収納物の整理を行なうのに
好適であるが、洗面室やトイレ等の設置空間の奥
行きが狭い場所では、他の設備とぶつかつて、扉
の開閉が容易にできない場合がある。
例えば、第3図aに示す洗面室11において洗
面器12、ベースキヤビネツト13及びカウンタ
ー14を有するカウンター付キヤビネツト15を
設置した場合、ベースキヤビネツト13の前面の
扉16は、洗面室11の扉17との位置関係か
ら、互いに邪魔になつて、思うままに開閉をする
ことができない。
また、第3図bに示すようにトレイ21内に、
手洗器22、ベースキヤビネツト23及びカウン
ター24を有するキヤビネツト25を設置した場
合、ベースキヤビネツト23の前面の扉26に便
器27やロータンク28が接近していると、十分
に扉26を開くことができない。
引き戸を備えたカウンター付キヤビネツトは、
他の設備にぶつかることなくベースキヤビネツト
の開閉を行なうことができる反面、引き違い戸で
は、開口面積がベースキヤビネツトの開口の半分
となつてしまい、大きな物品の収納や、収納物の
整理には入口面積が狭いだけに不都合がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の前面開き式のカウンター付キヤビネツ
トは、内部を収納部とするベースキヤビネツト
と、該ベースキヤビネツトの上側に取り付けられ
たカウンターと、該ベースキヤビネツトの前面に
スライド可能に取り付けられた引き戸とを有する
カウンター付キヤビネツトであつて、該引き戸
は、前記ベースキヤビネツトの前面に取り付けら
れた固定レールと、該固定レールに対してスライ
ド可能に取り付けられたスライドレールとを備え
るスライド式レールを介して取り付けられている
ことを特徴とする。
[作用] 本考案の側面開き式のカウンター付キヤビネツ
トは、ベースキヤビネツトの前面に引き戸が取り
付けられているため、開き戸のようにベースキヤ
ビネツトの前方に開閉用のスペースを要さず、キ
ヤビネツトの前方に他の設備等が配置されている
ような狭い場所でも戸の開閉に支障をきたすこと
がない。
しかも、この引き戸はスライド式レールに案内
されて側方へスライドさせることができるので、
従来の引き違い戸のようにベースキヤビネツトの
開口面積が半減されることなく、広い開口面積を
確保することができ、大きな物の出し入れや整理
も容易に行なうことができる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図及び第2図は本考案の前面開き式のカウ
ンター付キヤビネツトの一実施例を示す図であつ
て、第1図は斜視図、第2図は第1図−線に
沿う断面の拡大図である。
この実施例に係るカウンター付キヤビネツト1
は洗面化粧台に適用されたものであり、内部が収
納部とされているベースキヤビネツト2及び3を
有し、両ベースキヤビネツト2,3の上にカウン
ター4が架け渡されており、カウンター4のほぼ
中間位置に洗面器5が設置され水栓器具6が取り
付けられている。しかして、一方のベースキヤビ
ネツト3は引き出し式とされており、図において
は3段の引き出し7が設置されている。他方のベ
ースキヤビネツト2の前面には、引き戸8がスラ
イド式レール9を介して取り付けられており、引
き戸8はスライド式レール9に案内されて、カウ
ンター4の張り出している側へ(図中、矢印Aの
方向)スライドし、図において一点鎖線で示す位
置に達して、ベースキヤビネツトの開口を全開と
することが可能なように構成されている。なお、
図中10は引き戸の取つ手である。
以下に、本考案に好適なスライド式レールにつ
いて、第4図a〜cを参照して説明する。
第4図a〜cは本考案の前面開き式カウンター
付キヤビネツトに好適なスライド式レールの一例
を示す図であつて、第4図aは前面図、第4図b
は平面図、第4図cは第4図aのC1−C1線に沿
う断面図である。(第4図a〜cはスライド式レ
ール9がスライドして伸びた状態を示す。) 本実施例のスライド式レールは、固定レール2
1、第1のスライドレール22、第2のスライド
レール23よりなり、各々のレール間にはボール
ベアリング24,25が介在されている。
固定レール21は、ベースキヤビネツトに取り
付けられるものであつて、複数の取り付け用のビ
ス孔26を有する。第1のスライドレール22は
固定レールから矢印Yの方向にスライド可能なレ
ールであり、また第2のスライドレール23は、
スライドさせる引き戸に取り付けられるもので、
取り付け用のビス孔27を有する。第2のスライ
ドレール23は、更に第1のスライドレールから
矢印Yの方向にスライド可能とされている。図
中、28,29はストツパー、30はアクセスス
ロツトである。
このようなスライド式レールは、第1及び第2
のスライドレール22,23を固定レール内にお
さめた状態であれば、引き戸を第4図bのX1
範囲内に置くことができ、また第1及び第2のス
ライドレール22,23を最大限スライドさせた
状態であれば、引き戸をX2の範囲内に位置させ
ることができる。
なお、図中31,32はベースキヤビネツトの
枠部材を示し、33はベースキヤビネツト3の底
板である。
このような前面開き式カウンター付キヤビネツ
ト1であれば、ベースキヤビネツト2の前面に便
器、ロータンク、その他の設備や扉を配した場合
においても、ベースキヤビネツト2の引き戸8を
支障なく開閉することができ、大きな物の出し入
れも容易に行なうことができる。
第1図の実施例は、洗面器を有するカウンター
付キヤビネツトであるが、本考案は手洗器カウン
ター等にも同様に適用可能である。
第5図は本考案の前面開き式カウンター付キヤ
ビネツトの異なる実施例を示す斜視図である。
この実施例に係るカウンター付キヤビネツト4
0は1つのベースキヤビネツト41と、その上に
設けられたカウンター42とを有するものであつ
て、ベースキヤビネツト41の引き戸42はスラ
イド式レールにより矢印B方向へスライドするよ
うに取り付けられている。
このようなカウンター付キヤビネツト40は、
引き戸42のスライドする側が、平常時は通路等
とされており、かつ、キヤビネツトの前面には別
の設備が設置されているような場所に設置するの
に好適である。
第1図及び第5図に示す実施例は、本考案の一
実施例であつて、本考案はその要旨を超えない限
り、何ら図示のものに限定されるものではなく、
ベースキヤビネツトの数、洗面器や手洗器の有
無、ミラーキヤビネツトの有無。これらの配置や
大きさ、その他において、様々な態様を取ること
ができる。
本考案の前面開き式カウンター付キヤビネツト
は、ベースキヤビネツトの引き戸がスライド式レ
ールにより一方向へスライド可能に設けられたも
のであるが、本考案において、特に、カウンター
がベースキヤビネツトの一側方へ張り出したもの
とし、この張り出した側へ引き戸がスライドする
ように構成することにより、カウンター下部の空
間を利用して引き戸の開閉を行なうことができ
る。
このような本考案の前面開き式カウンター付キ
ヤビネツトは、洗面化粧台、洗面カウンター、手
洗カウンター、キツチンカウンター、その他洗濯
室に設けるアイロン掛け用カウンター等、様々な
カウンター付キヤビネツトに適用することができ
る。
[考案の効果] 以上詳述した通り、本考案の前面開き式カウン
ター付キヤビネツトは、引き戸が側方へスライド
可能に取り付けられているため、狭い洗面室やト
イレ、洗濯機置場等に配置した場合でも、便器や
洗濯機等の他の設備や部屋の扉、壁、柱等により
支障を受けることなく、ベースキヤビネツトの扉
の開閉を行なうことができ、しかも、広い開口面
積を確保することができる。このため、スペース
の限られた場所でもベースキヤビネツトの開口面
積を広くとり、大きい物でも容易に出し入れする
ことが可能とされ、空間の有効利用を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の前面開き式カウンター付キヤ
ビネツトの一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図−線に沿う断面の拡大図、第3図a,bは
従来の問題点を示すカウンター付キヤビネツトの
配置例の平面図、第4図a〜cは本考案に好適な
スライド式レールの例を示す図であつて、各々、
第4図aは前面図、第4図bは平面図、第4図c
は第4図aのC−C線に沿う断面図である。第5
図は本考案の他の実施例を示す斜視図である。 1,40……前面開き式カウンター付キヤビネ
ツト、2,41……ベースキヤビネツト、4,4
2……カウンター、5……洗面器、6……水栓器
具、8,42……引き戸、9,9a,9b……ス
ライド式レール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部を収納部とするベースキヤビネツトと、
    該ベースキヤビネツトの上側に取り付けられた
    カウンターと、該ベースキヤビネツトの前面に
    スライド可能に取り付けられた引き戸とを有す
    るカウンター付キヤビネツトであつて、該引き
    戸は、前記ベースキヤビネツトの前面に取り付
    けられた固定レールと、該固定レールに対して
    スライド可能に取り付けられたスライドレール
    とを備えるスライド式レールを介して取り付け
    られていることを特徴とする前面開き式のカウ
    ンター付キヤビネツト。 (2) 該カウンターはベースキヤビネツトの少なく
    とも一方の側方へ張り出しており、かつ、前記
    スライド式レールのスライドレールは該一方へ
    スライド可能であり、該ベースキヤビネツトの
    引き戸は、スライド式レールに案内されて前記
    一方へスライド可能であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の前面開き
    式のカウンター付キヤビネツト。
JP1987127242U 1987-08-21 1987-08-21 Expired JPH0417106Y2 (ja)

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JP1987127242U JPH0417106Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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JP1987127242U JPH0417106Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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Publication Number Publication Date
JPS6431160U JPS6431160U (ja) 1989-02-27
JPH0417106Y2 true JPH0417106Y2 (ja) 1992-04-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434B2 (ja) * 1974-06-25 1979-01-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434U (ja) * 1977-05-31 1979-01-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434B2 (ja) * 1974-06-25 1979-01-05

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JPS6431160U (ja) 1989-02-27

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