JPH04125307U - 間仕切りユニツト - Google Patents

間仕切りユニツト

Info

Publication number
JPH04125307U
JPH04125307U JP3140991U JP3140991U JPH04125307U JP H04125307 U JPH04125307 U JP H04125307U JP 3140991 U JP3140991 U JP 3140991U JP 3140991 U JP3140991 U JP 3140991U JP H04125307 U JPH04125307 U JP H04125307U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition
panel
door
room
storage space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3140991U
Other languages
English (en)
Inventor
進 岡本
Original Assignee
積水化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 積水化学工業株式会社 filed Critical 積水化学工業株式会社
Priority to JP3140991U priority Critical patent/JPH04125307U/ja
Publication of JPH04125307U publication Critical patent/JPH04125307U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 部屋への据付け施工が容易で、しかも物品収
納スペースを備えた間仕切りユニットを提供する。 【構成】 内部に物品収納スペース1aが設けられた間
仕切りパネル1と、このパネル1の片面に装着されたス
ライド式のドア2を備え、このドア2のスライドによっ
て収納スペース1aを外部に開放でき、さらに間仕切り
部の通路を遮断できるように構成している。この構成に
より、従来、デッドスペースであった間仕切り壁内に物
品収納スペース1aを設けることができる。また、間仕
切りパネル1を部屋の所定部位に据え付けるだけで間仕
切りを構築することができ、その作業が容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、例えば洗面室と脱衣室などの、二つの部 屋を仕切るために据付けられる間仕切りに関する。
【0002】
【従来の技術】 住宅などの間仕切りの構造としては、例えば図3に示すよ うに、二つの部屋の間に建具としての間仕切り壁31を設けた構造のものが一般 的である。また、通路rを閉鎖・開放を行う構造としては、間仕切り壁31に沿 って引き戸32を別途に設置するか、また、通路rに型開きドアを据え付けるな どが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、住宅などの間仕切りは、従来 、単に部屋を仕切ることのみを目的として施工されているため、その据付け空間 がデッドスペースとなっていた。 また、図3に示すように、間仕切り31は、一般に、角材31bなどによって 骨組みを行い、次いで、その骨組みに化粧板31aを張りつけることによって組 み立てられており、また引き戸32やドアなどは、通常、間仕切りの組み立てが 完了した後に据付けられるため、その両者の施工に多くの時間を要していた。
【0004】 本考案の目的は、部屋への取付けが容易で、しかも、物品収納スペースなどの 生活機能を付加した構造の間仕切りユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するための構成を、実施 例に対応する図1,図2を参照しつつ説明すると、本考案は、片面の少なくとも 一部に開口が形成され、かつ、その開口部1bの内方に物品を収容するスペース 1aが設けられた間仕切りパネル1と、このパネル1の片面側に、開口部1bを 覆うべく装着されたドア2を備え、そのドア2は、間仕切りパネル1の壁面方向 に沿って、かつパネル1の側部外方の所定位置までスライドし得るよう構成され ていることによって特徴づけられる。
【0006】
【作用】 住宅などの間仕切りは、一般に十数cm程度の厚さがあり、その内 部に、例えば石鹸や洗剤容器などの収納スペースを確保することは可能である。 そこで、本考案では、間仕切りパネル1の片面をスライド式のドア2として、パ ネル1内部の空間を外部に開放できる構造とすることで、そのパネル内部に、物 品を収納可能としている。
【0007】 ここで、間仕切りパネル1およびドア2等は、例えば工場などにおいて一括し て製作することが可能で、住宅建設現場サイドにおいては、間仕切りパネル1の みを部屋の所定部位に据え付ける等の工事を行うだけでよい。
【0008】
【実施例】 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。 図1は本考案実施例の構造を示す水平断面で、また図2はその使用状態を示す 透視図である。 間仕切りパネル1の片面の大部分は開口されており、この開口部1bの内方が 収納スペース1aとなっている。この収納スペース1aには、棚11が適宜の箇 所に配置されており、さらに棚11の下方にはタオル掛12が設置されている。
【0009】 また、間仕切りパネルの開口部1bには、鏡2a付きのドア2が嵌め込まれて いる。このドア2は、開口部1bの上部および下部に配置されたレール3に沿っ て横方向にスライド可能な構造となっており、収納スペース1aの外部への開放 あるいは閉鎖を行うことができる。なお、2bはドア把手である。 以上の構造の間仕切りパネル1およびドア2等は、間仕切りを設ける部屋つま り洗面室R1 ,脱衣室R2 の天井高さ、その壁WR とWL との間の距離、ならび に通路rを確保するスペースの幅等に応じた形状寸法に製作されており、ドア2 を間仕切りパネル1側に完全に嵌め込んだ状態では、図1(a) に示すように、通 路rは完全に開放され、一方、ドア2をスライドさせて収納スペース1aを外部 に完全に開放した状態では、(b) に示すように、ドア2の側方端部が部屋の側壁 WL に当接して通路rを遮断できる。
【0010】 また、間仕切りパネル1およびドア2等は工場などにおいて一括に製作され、 そのユニットが住宅建設現場に搬送される。そして、現場においては、ユニット を、部屋の所定部位に配置した後、例えば、間仕切りパネル1の上下壁体を天井 および床にビス止め等によって固着するなどの作業を行うだけで、間仕切りを構 築することができる。なお、施工時にドア2と壁WL との間にスポンジ等の緩衝 材を配置して、ドア2の開閉め時の衝撃を和らげるようにしておいてもよい。
【0011】 以上の本考案実施例によると、例えばシャンプーや石鹸および洗濯済のタオル などの入浴に必要な物品、また浴槽清掃用の洗剤や清掃ブラシなどの浴室用具さ らに入浴後の濡れタオルなどを、間仕切りパネル1内に収納することが可能で、 これにより、脱衣室R2 にそれらの物品用の棚やタオル掛けなどを別途配置する 必要がなくなる。しかも、パネルの収納スペース1aは、普段はドア2によって 閉鎖されているので、脱衣室R2 全体がすっきりとしてインテリア感覚的にも優 れている。また、鏡の据付け工事が不要となるとともに、従来では、物品棚やタ オル掛けとの配置上の関係から、例えば全身を写し出すことが可能な大きな鏡を 配置できない場合が多かったが、これも解消できるといった利点もある。
【0012】 なお、以上の実施例では、ドア2によって通路を閉鎖した状態で、ドア2の上 下部に隙間が生じる構造となっているが、二つの部屋を隙間なく仕切る必要があ る場合には、例えば、間仕切りパネル1の最上部および最下部の双方もしくは最 上部のみに、それぞれ部屋の一方の壁WR から他方の壁WL まで延びるレールを 設けた構造とすればよい。
【0013】 本考案は、洗面室と脱衣室との間仕切りのほか、他の部屋の間仕切りにも適用 可能なことは勿論である。
【0014】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、間仕切りパネルの 内部に物品収納スペースを設けるとともに、そのパネルの片面をスライド式のド アとして、物品収納スペースを外部に開放・閉鎖できる構造としたから、従来で はデットスペースであった空間を利用することが可能となって、部屋の有効スペ ースの拡大化をはかることができる。しかも、生活用品などの物品棚等の室内壁 への取付け個数の軽減、あるいはそれらを無くすことが可能で、これにより、イ ンテリア感の優れた部屋を構築することが可能となる。さらに、間仕切りパネル を部屋の所定部位に据え付けるだけで、間仕切りを構築できるので、その施工を 容易にかつ短時間で行えるといった点の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の構造を示す水平断面図
【図2】 本考案実施例の構造を示す透視図
【図3】 従来の間仕切りの構造例を示す水平断面図
【符号の説明】
1・・・・間仕切りパネル 1a・・・・収納スペース 1b・・・・開口部 11・・・・棚 12・・・・タオル掛 2・・・・ドア 2a・・・・鏡 2b・・・・把手 3・・・・レール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面の少なくとも一部に開口が形成さ
    れ、かつ、その開口部の内方に物品を収容するスペース
    が設けられた間仕切りパネルと、このパネルの上記片面
    側に、上記開口部を覆うべく装着されたドアを備え、そ
    のドアは、上記パネルの壁面方向に沿って、かつ当該間
    仕切りパネルの側部外方の所定位置までスライドし得る
    よう構成されてなる間仕切りユニット。
JP3140991U 1991-05-08 1991-05-08 間仕切りユニツト Pending JPH04125307U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3140991U JPH04125307U (ja) 1991-05-08 1991-05-08 間仕切りユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3140991U JPH04125307U (ja) 1991-05-08 1991-05-08 間仕切りユニツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04125307U true JPH04125307U (ja) 1992-11-16

Family

ID=31914669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3140991U Pending JPH04125307U (ja) 1991-05-08 1991-05-08 間仕切りユニツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04125307U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237992A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Panasonic Corp 間仕切収納装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631114B2 (ja) * 1980-03-06 1988-01-11 Nissan Chemical Ind Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631114B2 (ja) * 1980-03-06 1988-01-11 Nissan Chemical Ind Ltd

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237992A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Panasonic Corp 間仕切収納装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04125307U (ja) 間仕切りユニツト
JP3613094B2 (ja) 洗面室ユニット
JP3557980B2 (ja) キャビネット
JPS6320776Y2 (ja)
JPH0417105Y2 (ja)
KR200168285Y1 (ko) 벽(壁)겸용 조립식 사물함구조
JPH0727316Y2 (ja) 収納ユニット付スライディングドア
JP4260269B2 (ja) 建物内収納空間の設置構造
KR200168286Y1 (ko) 벽(壁)겸용 조립식 신발장구조
JPH0417106Y2 (ja)
JP3575241B2 (ja) トイレ用収納器具
JP3857927B2 (ja) 間仕切り
JP3628992B2 (ja) 集合住宅の床下構造
JP3035001B2 (ja) 建築物
JPH0329422Y2 (ja)
JPH027133Y2 (ja)
JPH0584231U (ja) 洗面室収納棚の取付構造
KR200348700Y1 (ko) 세면대
JPH0113728Y2 (ja)
JPH0750527Y2 (ja) ベンチ付浴室ユニット
JPH047325Y2 (ja)
JPH0656376U (ja) 浴室ユニット
JP2001087051A (ja) クローゼット
JP5902596B2 (ja) 洗面所
JPH10125A (ja) 収納装置及びサニタリー室