JP3229278U - 衛生用紙容器ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】箱入りのティッシュペーパーなど衛生用紙容器に収容された態様の衛生用紙の使用および廃棄に便利であり、特に、使用済み衛生用紙の廃棄をより衛生的に、かつスマートに、手間も少なく行うことができ、しかも簡素な構造であって実用性が高い衛生用紙容器ホルダーを提供する。【解決手段】衛生用紙容器ホルダー10は、使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器Vを保持する供用容器収容部1と、これに併設された、使用後の廃棄用容器Wを収容する廃棄用容器収容部7とからなり、供用容器収容部は、衛生用紙容器を横方向から挿入して保持可能であるとともに上方から衛生用紙を引き出し可能に開口部2が設けられた角管状の形態に形成され、廃棄用容器収容部は衛生用紙容器を収容可能なサイズに形成されている。【選択図】図1−2
Description
本考案は衛生用紙容器ホルダーに係り、特に、箱入りのティッシュペーパーなど衛生用紙容器に収容された態様の衛生用紙の使用および廃棄に便利な衛生用紙容器ホルダーに関する。
ティッシュ箱(ボックスティッシュ)など衛生用紙を収容した箱の保持構造に関しては、複数の特許出願等もなされている。たとえば後掲特許文献1には、短時間に効率よく、かつ廉価に製作できるボックスティッシュホルダー付き箱として、前面パネルに、一方の側辺の幅方向内方に位置して底辺から頂辺に向かって上下方向へ延びる第1切り離し線と、他方の側辺の幅方向内方に位置して底辺から頂辺に向かって上下方向へ延びる第2切り離し線と、頂辺の上下方向下方に位置して第1、第2切り離し線に繋がって幅方向へ延びる第3切り離し線とを有し、これら第1〜第3切り離し線に囲繞された切り離しパネルが前面パネルに形成され、これが第1〜第3切り離し線によって前面パネルから切り離されて、底面パネルと並行するように前面パネルの底辺を中心に前後方向前方へ折り曲げられ、その上面にボックスティッシュを載置可能であり、加えて使用済みのティッシュペーパーはボックスティッシュ載置部位の後方に形成される収容スペースに溜めることのできる構成が開示されている。
そしてかかる構成により、使用済みのティッシュペーパーが収容スペースに溜まった場合はボックスティッシュホルダーからボックスティッシュを取り外して、本ボックスティッシュホルダー付き箱をゴミ箱に持って行き、前面パネルに形成された開口から収容スペース内の使用済みのティッシュペーパーを排出、廃棄し、その後、本ボックスティッシュホルダー付き箱を再び元の設置場所に戻し、これにボックスティッシュを設置する、というように使用できるとしている。
だが、同文献開示技術のようにわざわざ組み立てる手間を要することなく、すぐに使用可能であって、構造としても簡素なものであれば、使用に便利であることは言うまでもない。さらに、使用済みのティッシュペーパーを一時的に溜めておくことのできるスペースが併存している構成は望ましい構成であるが、溜めた使用済みティッシュペーパーを直接収容スペース内に溜め、本体をゴミ箱のところに持って行って使用済みティッシュペーパーを廃棄する方式ではなく、かかる廃棄をより衛生的に、かつスマートに、手間も少なく行えれば、より便利であり、実用性が高い。
また、かかる効果および実用性を、ボックスティッシュすなわち箱入りのティッシュペーパーのみならず、袋等の容器入りのペーパータオルなど、何らかの衛生用紙容器に衛生用紙が収容されてなる態様の衛生用紙の使用・廃棄において、広く提供できれば、便利である。
そこで本考案が解決しようとする課題は、かかる従来技術を踏まえ、箱入りのティッシュペーパーなど衛生用紙容器に収容された態様の衛生用紙の使用および廃棄に便利であり、特に、使用済み衛生用紙の廃棄をより衛生的に、かつスマートに、手間も少なく行うことができ、しかも簡素な構造であって実用性が高い衛生用紙容器ホルダーを提供することである。
考案者は上記課題について検討した結果、使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器を保持する供用容器収容部と、使用後の衛生用紙収容用の廃棄用容器を収容する廃棄用容器収容部とを横並びに併設する全体構造とし、廃棄用収容部を、使用済み衛生用紙の一時貯留用の廃棄用容器を収容可能に形成することで課題解決できることに想到し、それに基づいて本考案を完成するに至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で実用新案登録請求される考案、もしくは少なくとも開示される考案は、以下の通りである。
〔1〕 使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器を保持する供用容器収容部と、これに併設された、使用後の衛生用紙収容用の廃棄用容器を収容するための廃棄用容器収容部とからなる衛生用紙容器ホルダーであって、該供用容器収容部は、該衛生用紙容器を横方向から挿入して保持可能であるとともに上方から該衛生用紙容器中の衛生用紙を引き出し可能なように開口部の設けられた角管状の形態に形成されており、該廃棄用容器収容部は、該衛生用紙容器を収容可能なサイズに形成されていることを特徴とする、衛生用紙容器ホルダー。
〔2〕 前記開口部は前記角管状の形態の両端部に亘って形成されており、これにより、前記供用容器収容部には保持する衛生用紙容器の脱離を上方から抑える二の上縁部が形成されていることを特徴とする、〔1〕に記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔3〕 前記供用容器収容部に係る前記角管状の形態の両端部とも開口していることを特徴とする、〔1〕、〔2〕のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔2〕 前記開口部は前記角管状の形態の両端部に亘って形成されており、これにより、前記供用容器収容部には保持する衛生用紙容器の脱離を上方から抑える二の上縁部が形成されていることを特徴とする、〔1〕に記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔3〕 前記供用容器収容部に係る前記角管状の形態の両端部とも開口していることを特徴とする、〔1〕、〔2〕のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔4〕 前記廃棄用容器収容部には上蓋が設けられていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔5〕 前記衛生用紙容器はティッシュ箱であることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔6〕 前記供用容器収容部の内側底面には、前記衛生用紙容器保持安定のための滑り止め手段が設けられていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔7〕 使用初回のための廃棄用容器が付属していることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕、〔6〕、〔のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔5〕 前記衛生用紙容器はティッシュ箱であることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔6〕 前記供用容器収容部の内側底面には、前記衛生用紙容器保持安定のための滑り止め手段が設けられていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
〔7〕 使用初回のための廃棄用容器が付属していることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕、〔6〕、〔のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
本考案の衛生用紙容器ホルダーは上述のように構成されるため、これによれば、箱入りのティッシュペーパーなど衛生用紙容器に収容された態様の衛生用紙の使用および廃棄が便利であり、特に、使用済み衛生用紙の廃棄をより衛生的に、かつスマートに、手間も少なく行うことができる。しかも簡素な構造であるため製造コストでも有利であり、使いやすい。職場内、家庭内、食卓上、寝室、車内などにて衛生的かつスマートに、手間なく使用することができ、実用性が高い。
以下、図面により本考案を詳細に説明する。
図1は、本考案衛生用紙容器ホルダーの基本的構成を示す断面視の説明図である。また図1−2は、図1に示す衛生用紙容器ホルダーの使用状態を示す断面視の説明図である。これらに示すように本衛生用紙容器ホルダー10は、使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器Vを保持する供用容器収容部1と、この供用容器収容部1に併設された、使用後の衛生用紙収容用の廃棄用容器Wを収容するための廃棄用容器収容部7とからなり、供用容器収容部1は、衛生用紙容器Vを横方向から挿入して保持可能であるとともに上方から衛生用紙容器V中の衛生用紙を引き出し可能なように開口部2の設けられた角管状の形態に形成されており、廃棄用容器収容部7は、衛生用紙容器Vを収容可能なサイズに形成されている、ことを主たる構成とする。
図1は、本考案衛生用紙容器ホルダーの基本的構成を示す断面視の説明図である。また図1−2は、図1に示す衛生用紙容器ホルダーの使用状態を示す断面視の説明図である。これらに示すように本衛生用紙容器ホルダー10は、使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器Vを保持する供用容器収容部1と、この供用容器収容部1に併設された、使用後の衛生用紙収容用の廃棄用容器Wを収容するための廃棄用容器収容部7とからなり、供用容器収容部1は、衛生用紙容器Vを横方向から挿入して保持可能であるとともに上方から衛生用紙容器V中の衛生用紙を引き出し可能なように開口部2の設けられた角管状の形態に形成されており、廃棄用容器収容部7は、衛生用紙容器Vを収容可能なサイズに形成されている、ことを主たる構成とする。
かかる構成の本衛生用紙容器ホルダー10によれば、使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器Vは、収容する衛生用紙を内部から引き出すための準備がなされた状態で供用容器収容部1に保持され、その状態で、使用者は開口部2を通して上方から衛生用紙容器V中の衛生用紙を引き出すことができる。なお衛生用紙容器Vは、供用容器収容部1の横方向、すなわち各図の手前方向または奥方向から挿入されて、内部に保持される。
そして、衛生用紙容器Vから引き出されて使用された後の使用済み衛生用紙は、供用容器収容部1に併設された廃棄用容器収容部7中に投入されて一時的に貯留されるが、廃棄用容器収容部7は使用後の衛生用紙収容用の廃棄用容器Wを収容するためのものであるから、廃棄用容器収容部7には図1−2に示すように廃棄用容器Wが収容され、廃棄用容器Wの中に使用済み衛生用紙が投入、一時貯留される。これにより、使用済み衛生用紙が、廃棄用容器収容部7に直接投入されて底面や内壁に付着する可能性が無く、本衛生用紙容器ホルダー10をより衛生的に保ち、かつ衛生的な状態で使用することができる。
廃棄用容器W内において使用済み衛生用紙がいっぱいに貯留した状態になったら、廃棄用容器収容部7から廃棄用容器Wを取出し、処分する。この処分は、廃棄用容器Wごと燃えるゴミとして廃棄する処分とすることができる。廃棄用容器Wはいわばゴミパックであり、廃棄用容器収容部7はゴミパックの格納場所である。したがって、上述の先行技術のようにクズかごやゴミ袋などの最終的な廃棄場所まで本衛生用紙容器ホルダー10を持って行って、そこでほろうようにして使用済み衛生用紙を最終廃棄処理する必要が無く、衛生的かつスマートである。
本考案衛生用紙容器ホルダー10は、衛生用紙容器Vのホルダーとしての機能が供用容器収容部1にてなされ、一方、使用後の衛生用紙ゴミを一時貯留する機能が廃棄用容器収容部7にてなされ、これらが一体になった構成である。かかる一体構成であることにより、衛生用紙容器の配置―衛生用紙の使用―使用済み衛生用紙の処分(一時貯留)―使用済み衛生用紙の包括的な廃棄、という一連の手順を、単一の物品である衛生用紙容器ホルダー10の機能によって実現することができる。
図示するように、廃棄用容器収容部7には上蓋8を設けた構成とすることができるが、本考案はこれに限定されず、上蓋が無い構成でも本考案の範囲内である。しかしながら、衛生面およびスマートさ、外観の好ましさの点からは、内部に投入された使用済み衛生用紙が通常は見えないように上蓋8を設けた構成とすることが望ましい。上蓋を設ける場合、図示する回動式のものに限らず、別体の上蓋にするなど、その方式は適宜に選択可能である。しかしながら、図示するような供用容器収容部1側に開く回動式の上蓋8は、動作上も構造上も好ましい例である。
ところで、衛生用紙にはティッシュペーパー、ペーパータオル、キッチンペーパー、キムワイプ(登録商標)、トイレットペーパー等が該当するが、本考案では一定の容器中に多数収容されている同一仕様の衛生用紙を想定しており、ロール状に連続した形態をとるトイレットペーパーは適用対象ではない。箱に収容されたティッシュペーパー(ボックスティッシュ)や袋に収容されたペーパータオル等が、本考案の対象となる。また、「用紙」としているが、不織布で形成された紙用のシート状物も該当する。なお、本考案は特にボックスティッシュを主対象として創作された。したがって以後は、衛生用紙容器としてティッシュ箱、衛生用紙としてティッシュペーパーを中心にして説明する。
供用容器収容部1には使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器Vが保持されるが、ここで「使用前」の衛生用紙とは、未使用の衛生用紙が少なくとも1枚あれば該当する。したがって、内部の衛生用紙を全く未使用の状態のもの、現在使用中の状態のもの、いずれも使用前の衛生用紙が収容された衛生用紙容器である。
廃棄用容器収容部7に収容する廃棄用容器Wとしては、衛生用紙を前部使い切って空になった衛生用紙容器Vを、好適に用いることができる。つまり、供用容器収容部1に保持された状態で収容する全ての衛生用紙の供給(使用者による引き抜き)が完了した空の衛生用紙容器Vは、今度は、隣に併設されている廃棄用容器収容部7に収容されて、新たに廃棄用容器Wとなる。
一方、供用容器収容部1には新たに、使用前の衛生用紙が収容された衛生用紙容器が保持され、そこで発生する使用済み衛生用紙は、新たな廃棄用容器Wに投入される。このようにして本考案衛生用紙容器ホルダー10によれば、衛生用紙容器Vという資源を有効活用しつつ所定の機能・作用が実現できる。なお、衛生用紙容器Vがティッシュ箱の場合は大抵、箱上面中央部のティッシュペーパー引き抜き部に防塵用途等のビニールシートが設けられているが、これは取り除いて廃棄用容器Wとして用いるのがよい。使用済み衛生用紙を投入しやすくするためである。
開口部2は、供用容器収容部1の上方から衛生用紙容器V中の衛生用紙を引き出し可能なように設けられる。したがって、最低限、かかる引き出しを行える分の大きさ(広さ)と形状であれば、具体的な形態には限定されない。たとえば、供用容器収容部1には天井面が形成されていてそこに設けられた適宜の穴であってもよい。しかしながら図示するように、角管状の形態の両端部3a(および、図示しない裏側の端部)に亘って形成されている開口部2であって、これにより、供用容器収容部1には保持する衛生用紙容器Vの脱離を上方から抑える二の上縁部4s、4tが形成されている構成とすることが最も推奨される。
このように左右両側の上縁部4s、4tの間の隙間が開口部2であることによって開口部2は大きく広がっており、衛生用紙容器Vからの衛生用紙の引き出しをしやすい。また、衛生用紙容器Vは、供用容器収容部1の横方向(図では端部3aやその反対側の端部の方向)から挿入されて保持されるが、開口部2が大きいことにより、挿入や取出しがしやすい。また、衛生用紙を上方に引き出す際には衛生用紙容器V全体にも上方への引き上げ力が掛かるが、上縁部4s、4tにより衛生用紙容器Vは上方から抑えられ、上方への脱離が抑えられて安定的に保持され、安定した取り扱いができる。
なお、本衛生用紙容器ホルダー10の供用容器収容部1および廃棄用容器収容部7はいずれも、本ホルダー10が適用対象とする衛生用紙容器Vを収容できるサイズに形成される。衛生用紙容器Vは種々のサイズのものが市販、提供されているが、本衛生用紙容器ホルダーは各サイズに適合するサイズを提供することとしてもよい。一方、「大は小を兼ねる」式に最大サイズの衛生用紙容器を収容可能なサイズに形成することとしてもよい。この場合は、上縁部の幅を広くする等して、小さいサイズの衛生用紙容器を用いる際に上方に抜けにくい形態とすることができる。
図示するように本衛生用紙容器ホルダー10は、供用容器収容部1の内側底面5に、衛生用紙容器Vの保持を安定化するための滑り止め手段6を設けた構成とすることができる。滑り止め手段6としては、たとえばウレタン樹脂製のシールなどを好適に用いることができる。かかる滑り止め手段6により、使用中に衛生用紙容器Vが横方向に簡単に抜けることが防止され、衛生用紙引き上げ等の際にも安定的に使用することができる。なお、滑り止め手段6を設ける位置は、供用容器収容部1底面5の中央がよい。
図2は、本考案衛生用紙容器ホルダー実施例の外観を示す斜視の写真図である。また、
図3は図2に示す実施例の使用方法を示す斜視の写真図、図4、5は図2に示す実施例の使用方法を図3とは反対方向から示す斜視の写真図である(その1、その2)。これらに示すように本衛生用紙容器ホルダー210は、図1等により説明した各特徴的構成やそれによる各作用効果を備える。本衛生用紙容器ホルダー210は、図示する金属製の他、樹脂製、紙製、木製など、適宜の材料を用いたものとすることができる。
図3は図2に示す実施例の使用方法を示す斜視の写真図、図4、5は図2に示す実施例の使用方法を図3とは反対方向から示す斜視の写真図である(その1、その2)。これらに示すように本衛生用紙容器ホルダー210は、図1等により説明した各特徴的構成やそれによる各作用効果を備える。本衛生用紙容器ホルダー210は、図示する金属製の他、樹脂製、紙製、木製など、適宜の材料を用いたものとすることができる。
実施例として図示するように本衛生用紙容器ホルダー210は、供用容器収容部21に係る角管状の形態の両端部23a、23bともに開口している構成とすることができる。かかる構成によれば、衛生用紙容器Vを、端部23a側、端部23b側、いずれの方向からでも挿入して用いることができ、便利である。なお、片側のみ(たとえば端部23aのみ)が開口している構成であっても、本考案の範囲内である。
図に従い、本例衛生用紙容器ホルダー210の使用方法を説明する。
図2に示す構成の本例衛生用紙容器ホルダー210の供用容器収容部21に、その端部23aまたは23bから、衛生用紙容器Vを挿入する(図3)。供用容器収容部21の内側底面25には滑り止め手段26が設けられており(図2)、さらに上縁部24s、24tによって上方から規制されるため、衛生用紙容器Vは容易には供用容器収容部21から抜けることがない。
図2に示す構成の本例衛生用紙容器ホルダー210の供用容器収容部21に、その端部23aまたは23bから、衛生用紙容器Vを挿入する(図3)。供用容器収容部21の内側底面25には滑り止め手段26が設けられており(図2)、さらに上縁部24s、24tによって上方から規制されるため、衛生用紙容器Vは容易には供用容器収容部21から抜けることがない。
衛生用紙容器Vが供用容器収容部21に保持された状態で、衛生用紙pは開口部22を通して引き抜かれて使用され、使用後の衛生用紙qは供用容器収容部21の隣に併設されている廃棄用容器収容部27へと投入される(図3、4)。より正確には、使用後の衛生用紙qは廃棄用容器収容部27内に収容されている廃棄用容器W内に投入され、一時、貯留される。廃棄用容器Wとしては、既に使用済みで空になった衛生用紙容器を用いることができる。廃棄用容器収容部27には開閉自在の回動式の上蓋28が付いており(図4、5)、使用後の衛生用紙qを投入する際には開き、それ以外の時は閉めておくことができ、衛生的かつ外観上も好ましい(図3、4、5)。
廃棄用容器Wが使用後の衛生用紙qでいっぱいになったら、廃棄用容器Wは廃棄用容器収容部27から取り出され、そのまま廃棄される。そして、新たな廃棄用容器が廃棄用容器収容部27にセットされる。それには空になった衛生用紙容器Vを用いるのが便利であり、したがって、衛生用紙容器Vにおける衛生用紙pの使い切りと、廃棄用容器Wにおける取出し・廃棄のタイミングを同じくするように使用すれば、円滑な運用が可能である。また廃棄用容器Wは、図5に示すように、使用後の衛生用紙qを投入しやすいよう、設けられているビニール製のシートを除去する等して、その投入口を広げるようにすればよい。
本考案衛生用紙容器ホルダーは、使用後の衛生用紙を本ホルダー内に直接投入するのではなく、ゴミパックたる廃棄用容器をその格納場所たる廃棄用容器収容部に収容して、廃棄用容器中に投入することを特徴とする。そのために、供用容器収容部に収容されて用いられた衛生用紙容器が空になったら、それを廃棄用容器として廃棄用容器収容部に収容して用いる、という流れで用いることが円滑である。しかしこの場合、使用初回は、かかる使用済み衛生用紙容器の転用による廃棄用容器がある訳ではない。そこで、使用初回のための廃棄用容器が付属している構成の衛生用紙容器ホルダーとしてもよい(図示せず)。この場合の初回用廃棄用容器としては、空の衛生用紙容器やそれと同等の箱を用いることができるが、それらに限定されない。たとえば、袋でもよい。
図6は、図2等に示す実施例製作の基礎とした説明図である。図中(a)は実施例衛生用紙容器ホルダー(ティッシュ箱ホルダー)の設計図、(b)は本実施例の適用対象とした市販のティッシュ箱の斜視図である。図中には寸法を示したが、あくまでも市販の一般的なティッシュ箱に基づく一例であり、本考案がかかる仕様に限定されないことは言うまでもない。なお、廃棄用容器収容部37の上蓋38は、使用者が指で引っ掛けて跳ね上げやすくするために、長手方向寸法を、両端において廃棄用容器収容部37の寸法よりも長く形成してある(図2等で示した実施例でも同様)。
本考案の衛生用紙容器ホルダーによれば、箱入りのティッシュペーパーなど衛生用紙容器に収容された態様の衛生用紙の使用および廃棄が便利であり、特に、使用済み衛生用紙の廃棄をより衛生的に、かつスマートに、手間も少なく行うことができる。したがって、衛生用紙周辺用品の製造、使用分野、および関連する全分野において、産業上利用性が高い考案である。
1、21、31…供用容器収容部
2、22、32…開口部
3a、23a、23b、33a、33b…供用容器収容部に係る角管状形態の端部
4s、4t、24s、24t、34s、34t…供用容器収容部の上縁部
5、25、35…供用容器収容部の内側底面
6、26、36…滑り止め手段
7、27、37…廃棄用容器収容部
8、28、38…上蓋
10、210、310…衛生用紙容器ホルダー
p…使用前の衛生用紙
q…使用後の衛生用紙(使用済み衛生用紙)
V、3V…衛生用紙容器
W…廃棄用容器
2、22、32…開口部
3a、23a、23b、33a、33b…供用容器収容部に係る角管状形態の端部
4s、4t、24s、24t、34s、34t…供用容器収容部の上縁部
5、25、35…供用容器収容部の内側底面
6、26、36…滑り止め手段
7、27、37…廃棄用容器収容部
8、28、38…上蓋
10、210、310…衛生用紙容器ホルダー
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V、3V…衛生用紙容器
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Claims (7)
- 使用前の衛生用紙が収容されている衛生用紙容器を保持する供用容器収容部と、
これに併設された、使用後の衛生用紙収容用の廃棄用容器を収容するための廃棄用容器収容部とからなる衛生用紙容器ホルダーであって、
該供用容器収容部は、
該衛生用紙容器を横方向から挿入して保持可能であるとともに上方から該衛生用紙容器中の衛生用紙を引き出し可能なように開口部の設けられた角管状の形態に形成されており、
該廃棄用容器収容部は、
該衛生用紙容器を収容可能なサイズに形成されている
ことを特徴とする、衛生用紙容器ホルダー。 - 前記開口部は前記角管状の形態の両端部に亘って形成されており、これにより、前記供用容器収容部には保持する衛生用紙容器の脱離を上方から抑える二の上縁部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の衛生用紙容器ホルダー。
- 前記供用容器収容部に係る前記角管状の形態の両端部とも開口していることを特徴とする、請求項1、2のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
- 前記廃棄用容器収容部には上蓋が設けられていることを特徴とする、請求項1、2、3のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
- 前記衛生用紙容器はティッシュ箱であることを特徴とする、請求項1、2、3、4のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
- 前記供用容器収容部の内側底面には、前記衛生用紙容器保持安定のための滑り止め手段が設けられていることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
- 使用初回のための廃棄用容器が付属していることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、6のいずれかに記載の衛生用紙容器ホルダー。
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