JP2018023622A - システムキッチン及びシステムキッチンの組み立て方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立てを容易に行うことができるシステムキッチン及びシステムキッチンの組み立て方法を提供する。【解決手段】システムキッチン100は、床Fに設置される箱状の本体部と、一平面が本体部の後側面に対向するボックス30とを備える。また、システムキッチン100は、一平面が本体部の後側面に対向し、ボックス30の左側に設けられており、ボックス30に重なる重複部31bを有するコンロ側パネル31を備える。更に、システムキッチン100は、一平面が本体部の後側面に対向し、ボックス30の右側に設けられており、ボックス30に重なる重複部32bを有するシンク側パネル32を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、システムキッチン及びシステムキッチンの組み立て方法に関する。
従来、複数のキャビネットを並べて連結した箱状の本体部と、該本体部の上面に取り付けられたワークトップとを備えるシステムキッチンが普及している。システムキッチンには、ダイニングルームを見渡せるいわゆる対面型のシステムキッチンがある(例えば、特許文献1参照)。対面型のシステムキッチンは、本体部の側面に対向するバックパネルを備え、バックパネルは、本体部の上面よりも垂直方向に突出している。バックパネルにより、システムキッチンの使用に伴う水又は食材の屑等のダイニングルームへの飛散の防止、また、ダイニングルームからの美観の向上等が図られている。バックパネルは、一枚の板、又は端面を互いに突き合わせた複数枚の板により形成される。
特開2010−029528号公報
しかしながら、バックパネルの端面が壁面又はエンドパネルに接するようにシステムキッチンを配置する場合、一枚の板により形成されるバックパネルでは、本体部と、壁面又はエンドパネルとの位置合わせが困難となり、システムキッチンの組み立てに長時間を要するという問題がある。また、バックパネルが、端面を互いに突き合わせた複数枚の板により形成されている場合にも、同様の問題が生じ、更に複数枚の板の端面を正確に当接させることが難しく、システムキッチンの組み立てに長時間を要するという問題がある。
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組み立てを容易に行うことができるシステムキッチン及びシステムキッチンの組み立て方法を提供することにある。
本開示の一実施形態に係るシステムキッチンは、床に設置される箱状の本体部と、一平面が前記本体部の側面に対向する第1パネル部と、一平面が前記側面に対向し、前記第1パネル部の両側に設けられており、前記第1パネル部に重なる重複部を有する二つの第2パネル部とを備えることを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、第1パネル部を配し、第2パネル部が重複部を有することにより、パネル部材の端面を当接させる必要がなく、本体部に対する二つの第2パネル部の位置合わせを容易に行うことができる。
また、重複部が第1パネル部に重なる領域を増減させることにより、第1パネル部及び二つの第2パネル部の合計の長さを調整できる。これにより、システムキッチンを設置する場合に、本体部、壁面等に対する第1パネル部及び二つの第2パネル部全体の長さ調整及び位置合わせにおいて、設置環境に容易に対応することができる。したがって、システムキッチンの組み立てを容易に行うことができる。
本開示の一実施形態に係るシステムキッチンは、前記第1パネル部は、他平面に開口部を有する箱状をなすことを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、第1パネル部に物品を収納することができる。したがって、スペースの無駄を省くことができる。
本開示の一実施形態に係るシステムキッチンは、前記第2パネル部は、前記第2パネル部の前記一平面において、前記重複部及び前記重複部の反対側の間にて並設されており、前記第2パネル部の前記一平面に垂直に突出し、前記床に垂直な方向に長い複数の凸体を有することを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、凸体により本体部及び第2パネル部の距離を確保でき、第2パネル部の重複部を第1パネル部に重ねる際の位置合わせを容易に行うことができる。
本開示の一実施形態に係るシステムキッチンは、前記本体部に沿って、前記床に設置される凹条部を更に備え、前記第2パネル部は、前記凸体夫々から前記床側に突出し、前記凹条部に嵌め込まれている複数の嵌込体を有することを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、嵌込体を凹条部に嵌め込むことにより、本体部に対する第2パネル部の位置ずれを防止することができる。
本開示の一実施形態に係るシステムキッチンは、前記第2パネル部における前記重複部の反対側の端面に接するエンドパネルを更に備え、前記重複部から最も離れている一の前記凸体は、前記エンドパネルに接していることを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、重複部から最も離れている一の凸体がエンドパネルに接しているので、凸体及びエンドパネルをビス止め等することにより、エンドパネルを第2パネル部に固定することができる。
本開示の一実施形態に係るシステムキッチンは、前記第1パネル部及び二つの第2パネル部における前記床の反対側の端面に接している笠木を備え、前記第2パネル部は、前記第2パネル部の前記一平面から突出し、前記笠木及び前記凸体間に位置する凸板を有することを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、凸板及び笠木をビス止め等することができ、笠木を第2パネル部に固定することができる。
本開示の一実施形態に係るシステムキッチンの組み立て方法は、箱状の本体部を床に設置し、一平面が前記本体部の側面に対向するように第1パネル部を配し、前記第1パネル部の両側に、二つの第2パネル部を、一平面が前記側面に対向し、前記第1パネル部に一部が重なるように配することを特徴とする。
本開示の一実施形態によれば、第1パネル部を配し、第2パネル部を第1パネル部に重複させることにより、パネル部材の端面を当接させる必要がなく、本体部に対する二つの第2パネル部の位置合わせを容易に行うことができる。
また、第2パネル部が第1パネル部に重なる領域を増減させることにより、第1パネル部及び二つの第2パネル部の合計の長さを調整できる。これにより、システムキッチンを設置する場合に、本体部、壁面等に対する第1パネル部及び二つの第2パネル部全体の長さ調整及び位置合わせにおいて、設置環境に容易に対応することができる。したがって、システムキッチンの組み立てを容易に行うことができる。
本開示の実施形態によれば、本体部、壁面等に対する二つの第2パネル部の位置合わせを容易に行うことができ、また、第1パネル部及び二つの第2パネル部の合計の長さを調整できるので、システムキッチンの組み立てを容易に行うことができる。
本実施形態に係るシステムキッチンの正面図である。 本実施形態に係るシステムキッチンの背面図である。 図1のIII−III線による断面図である。 図3のIV−IV線による断面図である。 システムキッチンの組み立て手順の模式的説明図である。 システムキッチンの組み立て手順の模式的説明図である。 システムキッチンの組み立て手順の模式的説明図である。 システムキッチンの組み立て手順の模式的説明図である。 システムキッチンの組み立て手順の模式的説明図である。 システムキッチンの組み立て手順の模式的説明図である。
以下、本開示をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。図1は、本実施形態に係るシステムキッチンの正面図であり、図2は、背面図であり、図3は、図1のIII−III線による断面図である。
図示のように、本実施形態に係るシステムキッチン100は、床Fに設置され、左右方向に長い直方体箱状の本体部1と、本体部1の右側面全体を覆うエンドパネル2と、本体部1の後側面に対向し、該後側面全体を覆うバックパネル3とを備える。システムキッチン100は、本体部1の下面が床Fに接し、本体部1の左側面が壁Wに接するように、配されている。システムキッチン100は、後側にダイニングルームが位置するように配される。
本体部1は、左右方向に並べて連結されている4つのキャビネット11〜14を有する。キャビネット11〜14は前部及び上部に開口部(不図示)を有している。図1に示す例では、キャビネット11の右側にキャビネット12が連結され、キャビネット12の右側にキャビネット13が連結され、キャビネット13の右側にキャビネット14が連結されている。
キャビネット11は、例えばコンロ台であり、前部及び上部が開放された矩形筐状をなす。キャビネット11の上部の開口部にはビルトイン型のグリル付きのコンロ11aが設置されている。前部の開口部には、上下方向に並ぶ2つの抽斗11b,11cが、キャビネット11に対して前後方向に出し入れできるように取り付けられる。
キャビネット13は例えばシンク台(流し台)であり、前部及び上部が開放された矩形筐状をなす。キャビネット13の上部の開口部にはシンク13aが設置され、前部の開口部には、上下方向に並ぶ2つの抽斗13b,13cが、キャビネット13に対して前後方向に出し入れできるように取り付けられる。シンク13aに接続される排水管はキャビネット13内に配置されるので、抽斗13b,13cはキャビネット13に収納された場合に排水管に接触しない大きさに構成される。
キャビネット12,14は、例えば食品、食器又は調理用具等を収納するキャビネットであり、前部及び上部が開放された矩形筐状をなす。キャビネット12の前部の開口部には、上下方向に並ぶ3つの抽斗12a,12b,12cが、キャビネット12に対して前後方向に出し入れできるように取り付けられる。また、同様にキャビネット14の前部の開口部には、上下方向に並ぶ3つの抽斗14a,14b,14cが、キャビネット14に対して前後方向に出し入れできるように取り付けられる。
システムキッチン100は、上述したように連結されたキャビネット11〜14の上面に配された平板状のワークトップ15を備える。ワークトップ15により、キャビネット11〜14の上部の開放部分が閉鎖されると共に、キャビネット11〜14間の隣接箇所の上側が被覆され、システムキッチン1の上面に平坦な作業面が構成される。
ワークトップ15には、キャビネット11に対応する位置に開口部15aが設けられ、開口部15aからコンロ11aの加熱部分が露出している。ワークトップ15のキャビネット13のシンク13aに対応する位置には、開口部15bが設けられ、開口部15bからシンク13aが露出している。
なお、キャビネット11〜14に、食器洗い乾燥機、オーブンレンジ等の電気機器を組み込んでもよい。
エンドパネル2は、上述のように、本体部11の右側面全体を覆っている。エンドパネル2の後端面は、本体部11の後側面よりも後側に突出し、後述するバックパネルのシンク側パネルの後平面と同一面を形成している。
バックパネル3は、本体部1の上面よりも垂直に突出している。バックパネル3は、ボックス30、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32を有する。ボックス30は、後平面に開口部30aが設けられた上下方向に長い直方体状の浅底箱型のパネルであり、本体部1の長手方向の中央部に配され、前平面が本体部1の後側面に対向している。ボックス30は、内部を上下に仕切る仕切り板30bを有する。ボックス30の内部の上側において、左側面にはコンセントのジャック30cが設けられている。
コンロ側パネル31は、前平面において、上下方向に延び前側に垂直に突出し、左辺部から等間隔に設けられている角棒状の3本の凸体31aを有する。各凸体31aは、コンロ側パネル31の上辺部から所定距離離隔している。また、最も右側に位置する凸体31aは、コンロ側パネル31の右辺部から所定距離離れている。
コンロ側パネル31の右辺部は、ボックス30の後平面の左辺部よりも後側に位置しており、前後方向に重なっている。したがって、コンロ側パネル31の右辺部は、ボックス30の後平面に前後方向に重なる重複部31bを形成している。重複部31bは、ボックス30の開口部30aの縁部分に接している。最も左側に位置する、即ち重複部31bから最も離れた凸体31aは、コンロ側パネル31の左端面に沿わせて設けられており、側面が壁Wに接している。
コンロ側パネル31は、前平面の前記上辺部に設けられ、左右方向に延び、前側に垂直に突出している凸板31cを有する。凸板31cの下面は、各凸体31aの上端面に接している。コンロ側パネル31は、凸体31aに上下方向の中央部から下側に重ねられ、上下方向に延びる角棒状の嵌込体31dを有する。嵌込体31dにおける下側即ち床側の一端部31eは、凸体31aよりも下側に位置している。したがって、嵌込体31dは、その一端部31eが、凸体31aから床F側に突出していることとなる。一端部31eは、後述する凹条部に嵌め込まれている。
シンク側パネル32は、前平面において、上下方向に延び前側に垂直に突出し、右辺部から等間隔に設けられている角棒状の3本の凸体32aを有する。各凸体32aは、シンク側パネル32の上辺部から所定距離離隔している。また、最も左側に位置する凸体32aは、シンク側パネル32の左辺部から所定距離離れている。
シンク側パネル32の左辺部は、ボックス30の後平面の右辺部よりも後側に位置しており、前後方向に重なっている。したがって、シンク側パネル32の左辺部は、ボックス30の後平面に前後方向に重なる重複部32bを形成している。重複部32bは、ボックス30の開口部30aの縁部分に接している。最も右側に位置する、即ち重複部32bから最も離れた凸体32aは、シンク側パネル32の右端面に沿わせて設けられており、側面がエンドパネル2に接している。
シンク側パネル32は、前平面の前記上辺部に設けられ、左右方向に延び、前側に垂直に突出している凸板32cを有する。凸板32cの下面は、各凸体32aの上端面に接している。シンク側パネル32は、凸体32aに、上下方向の中央部から下側に重ねられ、上下方向に延びる角棒状の嵌込体32dを有する。嵌込体32dにおける下側即ち床側の一端部32eは、凸体32aよりも下側に位置している(後述する図6E及び図7F参照)。したがって、嵌込体32dは、その一端部32eが、凸体32aから床F側に突出していることとなる。一端部32eは、後述する凹条部に嵌め込まれている。
コンロ側パネル31の凸体31a及びシンク側パネル32の凸体32aは、一本の角棒により形成してもよく、前後方向に二本の角棒を重ねて接合することにより形成してもよい。また、コンロ側パネル31の凸体31a及びシンク側パネル32の凸体32aは、各棒状に限らず、その他の形状であってもよい。
ボックス30の上端面、コンロ側パネル31の上端面、シンク側パネル32の上端面及びエンドパネル2の上端面は、同一面を形成しており、該同一面には左右方向に長い矩形平板状の笠木40が載置され、固定されている。笠木40の左端面は、壁Wに接しており、右端面は、エンドパネル2の右平面と同一面を形成している。ここで、コンロ側パネル31において、凸板31cは、笠木40及び凸体31a間に位置することとなる。また、シンク側パネル32において、凸板32cは、笠木40及び凸体32a間に位置することとなる。
バックパネル3の本体部1の上面よりも突出する部分において、ボックス30の前平面、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32の前側にわたって、左右方向に長いキッチンパネル41が取り付けられている。キッチンパネル41には、キャビネット12に対応する位置にコンセントのジャック41aが設けられている。なお、図4においては、キッチンパネル41の図示を省略している。
本体部1の後側面と、嵌込体31d及び嵌込体32dとの間には、上下夫々に左右方向に長い矩形板状の芯材110,111が本体部1に沿って配されている。芯材110,111を介して、本体部1と、嵌込体31d及び嵌込体32d夫々とがビス止めされている。
また、システムキッチン10は、断面がL字状で左右方向に長いアングル42を備える。アングル42は、本体部1の後側面に沿って、ボックス30が載置される部分を空けて配されている。アングル42は、L字の一辺が左右方向に延びて床Fに接し、他辺は上方向に延びて芯材111と離隔している。L字の前記一辺に係る一端部が芯材111の後面に接しており、前記他辺に係る他端部が芯材111と離隔している。したがって、芯材111の後面及びアングル42により凹条部43が形成され、床Fに設置されることとなる。
図4に示すようにコンロ側パネル31の嵌込体31dの一端部31eが凹条部43の対応する箇所に嵌め込まれている。また、同様に、シンク側パネル32の嵌込体32dの一端部32eが凹条部43の対応する箇所に嵌め込まれている。
以上の構成によれば、ボックス30を配し、コンロ側パネル31が重複部31bを有し、シンク側パネル32が重複部32bを有する。したがって、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32の端面を当接させる必要がなく、本体部1、壁面2及びエンドパネル2に対するコンロ側パネル31及びシンク側パネル32の位置合わせを容易に行うことができる。
また、重複部31a及び重複部32aがボックス30に重なる領域を増減させることにより、左右方向におけるボックス30、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32の合計の長さ、即ち、バックパネル3の長さを調整できる。これにより、システムキッチン100を設置する場合に、本体部1、壁面W及びエンドパネル2に対するバックパネル3における全体の長さの調整及び位置合わせにおいて、キッチンパネル100の設置環境に容易に対応することができる。したがって、システムキッチン100の組み立てを容易に行うことができる。
ボックス30は、後平面に開口部30aを有する箱状であるので、物品を収納することができる。したがって、システムキッチン100におけるスペースの無駄を省くことができる。
凸体31aにより本体部1及びコンロ側パネル31の距離を確保でき、コンロ側パネル31をボックス30に重ねる際の位置合わせを容易に行うことができる。
凸体32aにより、同様に、シンク側パネル32をボックス30に重ねる際の位置合わせを容易に行うことができる。
嵌込体31dの一端部31eを凹条部43に嵌め込むことにより、本体部1に対するコンロ側パネル31の位置ずれを防止することができる。また、嵌込体32dの一端部32eを凹条部43に嵌め込むことにより、本体部1に対するシンク側パネル32の位置ずれを防止することができる。
シンク側パネル32において、重複部32bから最も離れている一の凸体32aがエンドパネル2に接しているので、該一の凸体32a及びエンドパネル2をビス止めすることができ、エンドパネル2をシンク側パネル31に固定することができる。
凸板31c,32c及び笠木40をビス止めすることができ、笠木40をコンロ側パネル31及びシンク側パネル32に固定することができる。
なお、システムキッチン2は、本体部1及びバックパネル3が壁Wに接するのではなく、エンドパネルに接することとしてもよい。このとき、該エンドパネルは、エンドパネル2と同様にバックパネル3に固定される。
また、キャビネット11〜14の連結に係る順序は、本実施形態の順序に限定されず、任意の順序であってよい。
更に、バックパネル3は、左右方向に並設された複数のボックス30を有していてもよい。また、ボックス30に代えて、箱型でない平板状のパネルを配してもよい。また、凸体31a,32aは夫々、3本に限定されず、2本以下又は4本以上であってもよい。また、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32は、夫々の重複部31b,32bがボックス30の前平面に当接するように配してもよい。
以下、本実施形態に係るシステムキッチン100の組み立て方法について説明する。図5〜図10は、システムキッチンの組み立て手順の模式的説明図である。まず、図5Aに示すように、本体部1を、左側面が壁Wに接するように、床Fに設置する。
次に、図5Bに示すように、アングル42を本体部1の後側面に沿って設置する。このとき、本体部1の左右方向の中央部において、隙間44を形成するように配する。なお、この時点で芯材110,111が配されており、凹条部43が形成されているが、図示は省略しており、図6においても省略している。
その後、図5Cに示すように、隙間44にボックス30を配する。ボックス30は、前平面が、本体部1の後平面に対向するように、開口30aを後側にして配される。なお、ボックス30には、上述のジャック30cが配される凹部が設けられている。
ボックス30を配した後、図6Dに示すように、コンロ側パネル31を、その左端面を壁Wに当接させ、コンロ側パネル31の右端部即ち重複部31bがボックス30に前後方向に重なるように配する。このとき、上述の凹条部43に嵌込体31dの一端部31eを嵌め込む。また、重複部31bの前面をボックス30の開口部30aの縁部分に当接させる。
その後、図6Eに示すように、シンク側パネル32を右端面が本体部1の右側面と同一面を形成し、シンク側パネル32の左端部即ち重複部32bがボックス30に前後方向に重なるように配する。このとき、上述の凹条部43に、嵌込体32dの一端部32eを嵌め込む。また、重複部32bの前面をボックス30の開口部30aの縁部分に当接させる。
その後、図7Fに示すように、本体部1の上部にワークトップ15を配する。ワークトップ15を配した後、図7Gに示すようにエンドパネル2をその左平面が本体部3の右側面及びシンク側パネル32の右端面に接するように配する。このとき、図9の白抜き矢印の方向に、即ちシンク側パネル32の凸体32a側から、シンク側パネル32及びエンドパネル2を上下方向の数か所においてビス止めする。これにより、エンドパネル2が、バックパネル3に接続され、固定される。なお、図9においては、凸板32cの図示を省略している。
その後、図8Hに示すように、笠木40をコンロ側パネル31、シンク側パネル32及びエンドパネル2の上端面に載置し、固定する。このとき、図10の白抜き矢印の方向に、即ちコンロ側パネル31の凸板31cの下面から、笠木40及び凸板31cを、左右方向の数か所においてビス止めする。同様にシンク側パネル32の凸板32c及び笠木40をビス止めする。これにより、笠木40が、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32に固定される。
その後、キッチンパネル41を配し、図8Iに示すように、コンセントのジャック30cをボックス30の前記凹部に配することにより、システムキッチン100が組み立てられる。
以上の方法によれば、ボックス30を配し、コンロ側パネル31が重複部31bを有し、シンク側パネル32が重複部32bを有する。したがって、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32の端面を当接させる必要がなく、本体部1、壁面2及びエンドパネル2に対するコンロ側パネル31及びシンク側パネル32の位置合わせを容易に行うことができる。
また、重複部31a及び重複部32aがボックス30に重なる領域を増減させることにより、左右方向におけるボックス30、コンロ側パネル31及びシンク側パネル32の合計の長さ、即ち、バックパネル3の長さを調整できる。これにより、システムキッチン100を設置する場合に、本体部1、壁面W及びエンドパネル2に対するバックパネル3における全体の長さの調整及び位置合わせにおいて、設置環境に容易に対応することができる。したがって、システムキッチン100の組み立てを容易に行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。即ち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 本体部
2 エンドパネル
30 ボックス(第1パネル部)
30a 開口部
31 コンロ側パネル(第2パネル部)
32 シンク側パネル(第2パネル部)
31a、32a 凸体
31b、32b 重複部
31c、32c 凸板
31d、32d 嵌込体
40 笠木
43 凹条部
100 システムキッチン

Claims (7)

  1. 床に設置される箱状の本体部と、
    一平面が前記本体部の側面に対向する第1パネル部と、
    一平面が前記側面に対向し、前記第1パネル部の両側に設けられており、前記第1パネル部に重なる重複部を有する二つの第2パネル部と
    を備えることを特徴とするシステムキッチン。
  2. 前記第1パネル部は、他平面に開口部を有する箱状をなすことを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン。
  3. 前記第2パネル部は、
    前記第2パネル部の前記一平面において、前記重複部及び前記重複部の反対側の間にて並設されており、前記第2パネル部の前記一平面に垂直に突出し、前記床に垂直な方向に長い複数の凸体を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシステムキッチン。
  4. 前記本体部に沿って、前記床に設置される凹条部を更に備え、
    前記第2パネル部は、前記凸体夫々から前記床側に突出し、前記凹条部に嵌め込まれている複数の嵌込体を有することを特徴とする請求項3に記載のシステムキッチン。
  5. 前記第2パネル部における前記重複部の反対側の端面に接するエンドパネルを更に備え、
    前記重複部から最も離れている一の前記凸体は、前記エンドパネルに接していることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のシステムキッチン。
  6. 前記第1パネル部及び二つの第2パネル部における前記床の反対側の端面に接している笠木を備え、
    前記第2パネル部は、前記第2パネル部の前記一平面から突出し、前記笠木及び前記凸体間に位置する凸板を有する
    ことを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれか一つに記載のシステムキッチン。
  7. 箱状の本体部を床に設置し、
    一平面が前記本体部の側面に対向するように第1パネル部を配し、
    前記第1パネル部の両側に、二つの第2パネル部を、一平面が前記側面に対向し、前記第1パネル部に一部が重なるように配する
    ことを特徴とするシステムキッチンの組み立て方法。
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