JP5243276B2 - 上下のキャビネットの連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、上下に重ねたキャビネットの連結構造に関する。
この種の上下に重ねたキャビネット等の連結構造としては、例えば特許文献1及び2に記載されているものがある。
特開2002−191457号公報 特開平10−327940号公報
上記特許文献1に記載されている連結構造では、下部の棚装置と、上部のキャビネットとにおける天板と底板との両側部を、単に前後複数のねじにより固定して連結しているのみであるので、天板や底板を薄肉の板金により形成した際に、互いの連結強度が問題となる。
また、キャビネットの底板上に、ねじの頭部が露呈するので、体裁も悪い。
さらに、上記ねじのみの連結では、例えば、下部の棚装置の天板を広い作業面として使用すべく、上部のキャビネットを、底板のない、下方及び前方に開放する構造としようとすると、キャビネットの周端部の下面のみをねじにより固定することとなるため、下部の棚装置との連結強度がより小さくなる。
特許文献2に記載されている連結構造においては、上部の筐体の周端部下面に形成した内向きL字状断面の空間部内に、取付金具を嵌合し、この取付金具と、筐体の下端と、下部の幅木台とを、ねじにより共締めしているので、上記特許文献1の連結構造に比して連結強度は大きい。
しかし、筐体における内向きL字状の折曲部、取付金具、及びねじの頭部が収容空間内に露呈するので、体裁が悪い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、上下に重ねたキャビネット同士を、強固に連結するととともに、上部のキャビネットの収容空間の体裁を向上しうるようにした、上下のキャビネットの連結構造を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次の各項のようにして解決される。
(1)上下のキャビネットの連結構造であって、前記上部キャビネットは、左右の側板と、その後端部同士を連結する後面板とを備え、前記後面板の下端に、前向片と、その前端より起立する上向片とからなる側面視L字状断面の屈折縁を形成し、この屈折縁内に嵌合または固着した連結金具と、前記下部キャビネットにおける天板とを、ねじにより締め付けることにより、下部キャビネットの上面に上部キャビネットにおける前記屈折縁を固定し、かつ前記屈折縁内に、左右寸法が前記両側板の対向面間の寸法と等しい、屈折縁の上方を覆いうる縦断面形状のカバー部材を、上方より着脱可能に嵌合する。
このような構成とすると、下部キャビネットの天板の上面に、上部キャビネットにおける後面板の下端の屈折縁が強固に固定されるので、上下のキャビネット同士の連結強度が大となる。
また、後面板の下端に形成した屈折縁、屈折縁内に嵌合または固着した連結金具、及びねじ等は、屈折縁に上方より嵌合したカバー部材により覆われるので、上部キャビネットの収容空間の後部の体裁が向上する。
さらに、カバー部材の左右寸法を、左右の側板の対向面間の寸法と等しくしてあるので、カバー部材の両側端が、両側板の内面と当接することとなり、上部キャビネットの筐体の強度、特に、筐体後部の左右方向の剛性が高まる。
カバー部材を取外した状態で、ねじ止め作業を行いうるので、設置場所で上下のキャビネットを容易に連結することができる。
(2)上記(1)項において、カバー部材を、下端部が屈折縁内に嵌合された側面視ほぼ後向きコ字状断面のものとする。
このような構成とすると、カバー部材の上下寸法が小さく、その分、上部キャビネット内の奥行きが大となるので、収容空間の容積が減少するのを最小限に抑えることができる。
(3)上記(1)または(2)項において、左右の側板の下端に、内向片と、その内端より起立する上向片とからなる正面視L字状断面の屈折縁を、後面板の屈折縁と連続するようにして形成し、側板と後面板とが交差するコーナー部の屈折縁内に、平面視L字状の連結金具を嵌合または固着し、この連結金具における側板側と後面板側に位置する部分と、下部キャビネットの天板とを、ねじにより締付けることにより、下部キャビネットの上面に前記コーナー部の両屈折縁を固定する。
このような構成とすると、下部キャビネットの天板の上面に、上部キャビネットにおける側板と後面板とが交差する左右のコーナー部の屈折縁が、強固に固定されるので、上下のキャビネット同士の連結強度がより大となる。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、左右の側板が、外パネルと内パネルとからなり、前記外パネルの下端に、内向片と起立片とからなる屈折縁を形成し、この屈折縁に、内パネルの下端に設けた外向片を上方より嵌合させ、外パネルに内パネルを、互いの対向面間に隙間が形成されるようにして着脱可能に連結する。
このような構成とすると、左右の側板の屈折縁、屈折縁内に嵌合または固着した補強金具、及びねじ等は、屈折縁に上方より嵌合した内パネルにより覆われるので、上部キャビネットの収容空間の内側部の体裁が向上する。
また、外パネルに、内パネルを着脱可能に連結してあるので、例えば内パネルを化粧パネルに交換したり、棚板を支持可能なパネルに交換したりすることができる。
さらに、内パネルを取外した状態で、ねじ止め作業を行いうるので、設置場所で上下のキャビネットを容易に連結することができる。
(5)上記(4)項において、カバー部材の両側端を、左右の内パネルの内側面に当接させるとともに、カバー部材の両側端に外向き突設した係止片を、内パネルの後端と後面板の前面との間に形成した隙間に嵌合する。
このような構成とすると、カバー部材の前後左右方向の動きが阻止されるので、これを安定よく屈折縁に装着することができる。
本発明によれば、下部キャビネットの天板の上面に、上部キャビネットにおける後面板の下端の屈折縁が強固に固定されるので、上下のキャビネット同士の連結強度が大となる。
また、後面板の下端に形成した屈折縁、屈折縁内に嵌合または固着した補強金具、及びねじ等は、屈折縁に上方より嵌合したカバー部材により覆われるので、上部キャビネットの収容空間の後部の体裁が向上する。
さらに、カバー部材の左右寸法を、左右の側板の対向面間の寸法とほぼ等しくしてあるので、カバー部材の両側端が、両側板の内面と近接または当接することとなり、上部キャビネットの筐体の強度、特に、筐体後部の左右方向の剛性が高まる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に基づいて連結された下部キャビネット1と上部キャビネット2の正面図、図2は、同じく側面図である。
下部キャビネット1は、上下左右に複数の引出し3を有する箱形をなし、上部キャビネット2は、その左右寸法が下部キャビネット1のそれと等しく、かつ前後寸法が下部キャビネット1のそれのほぼ半分の長さの陳列棚形をなし、上部キャビネット2は、下部キャビネット1における天板4の後半部の上面に載置して連結されている。
上部キャビネット2は、左右の側板5、5と、これらの後端面に固着された後面板6と、両側板5と後面板6の上端部に固着された上面板7とからなる、前方と下方が開放された板金製の筐体8と、両側板5の対向面により支持された上下複数段のガラス製棚板9とを備えている。
図3〜図6に示すように、上部キャビネット2における左右の側板5、5は、外パネル10と内パネル11とからなり、外パネル10の前端には、内向片12a とそれに続く後向片12bとからなる平面視内向きL字状の屈折縁12が形成され、同じく下端には、内向片13aと上向片13bとからなる、上記屈折縁12と同じ幅の正面視L字状断面の屈折縁13が、それぞれ形成されている。
内パネル11の前端と下端とには、それぞれ外向片11a、11bが連設され、内パネル11の前端部と前部側の外向片11aを上記前部の屈折縁12内に、同じく内パネル11の下端部と下部の外向片11bを下部の屈折縁13内に、それぞれ着脱可能に嵌合し、かつ内パネル11の上端部の左右複数箇所を、図7に示すように、外パネル10の上端部の内側面に固着された左右方向を向くパネル支持部材14の前面に、止めねじ15をもって固定することにより、内パネル11は、外パネル10に、着脱可能、かつ互いの対向面間に所要の隙間が形成されるようにして連結されている。
後面板6の下端には、前向片16aと上向片16bとからなる、上記両屈折縁12、13と等幅をなす側面視L字状断面の屈折縁16が形成されている。なお、外パネル10と後面板6とは、それらの屈折縁13、16同士が、コーナー部において互いに連続するようにして連結されている。両屈折縁13、16のコーナー部の内部には、上向片13b、16bの上下寸法よりも厚さの小さい平面視L字状の連結金具17が、スポット溶接等により固着されている。
下部キャビネット1と上部キャビネット2とを連結するには、まず上部キャビネット2を、下部キャビネット1の天板4の後半部に載置する。
ついで、図3、図4及び図6に示すように、後面板6と外パネル10とのコーナー部において、それらの屈折縁16、並びに屈折縁13内に固着したL字状の連結金具17における側板5側の前後2箇所と、後面板6側の内端部とに穿設された通孔18に、上方より固定ねじ19を挿入し、それらを、下部キャビネット1の天板4における上記各通孔18と対向する位置に設けためねじ孔20に螺合して締め付ける。
ついで、後面板6の屈折縁16内の左右複数箇所に固着された、上記連結金具17と等しい板厚の横長の連結金具21における両側部の通孔18に、図5に示すように、上方より固定ねじ19を挿入し、この固定ねじ19を、天板4の後端部に設けためねじ孔20に螺合して締め付ける。
これにより、下部キャビネット1の天板4の上面に、上部キャビネット2における左右の外パネル10と後面板6との下端の屈折縁13、16が強固に固定される。
ついで、左右の外パネル10に、内パネル11を、上述した要領で取付ける。この際、内パネル11の下端の外向片11bは、連結金具17の上面に当接するようにして嵌合され、かつ外向片11bにおける固定ねじ19と対応する位置に切欠き22を設けることにより、固定ねじ19の頭部と干渉しないようにしてある。なお、固定ねじ19を皿ねじとして、その上面が連結金具17の上面と整合するようにすれば、上記切欠き22は不要となる。
内パネル11を装着したのち、後面板6の下端の屈折縁16には、カバー部材23が、次のようにして装着される。
図5及び図6に示すように、カバー部材23は、左右の内パネル11の対向面間の寸法と等しい左右寸法の底片23a、前片23b、及び上片23cを有する側面視概ね後向きコ字状断面をなし、上片23c両側端の後縁には、外向きの左右1対の係止片24、24が突設されている(図3参照)。
図3及び図5に示すように、上記左右の係止片24を、内パネル11の後面と後面板6の前面との間に形成された上下方向の隙間25に嵌合させた状態で、カバー部材23を下方にスライドさせ、その下端部を後面板6の屈折縁16内に嵌合することにより、カバー部材23は、その両側端が左右の内パネル11の内側面と当接するようにして、屈折縁16に装着されている。なお、両係止片24を隙間25に嵌合するには、カバー部材23を斜めに傾けて行えばよい。
カバー部材23の底片23aにおける固定ねじ19と対応する部分には、切欠き26が形成され、底片23aが固定ねじ19の頭部と干渉しないようにしてある。なお、上記と同様、固定ねじ19を皿ねじとして、切欠き26を省略してもよい。
カバー部材23の前片23bにおける屈折縁16ヘの嵌合部よりも上方の部分は、上向片16bの前面と同一面に整合するように、若干前方に膨出させてある。
上記のように、上部キャビネット2を下部キャビネット1に固定した後、外パネル10に内パネル11を、かつ後面板6の屈折縁16にカバー部材23を、それぞれ装着すると、内パネル11とカバー部材23により、屈折縁13、16の上方が覆われ、連結金具17、21及び固定ねじ19が隠蔽されるので、上部キャビネット2の収容空間の体裁が向上する。
また、左右の内パネル11の下端部の対向面間にカバー部材が挟入されているので、上部キャビネット2における筐体8の強度、特に筐体8の後ろ下部の左右方向の剛性が高まる。
次に、上述した棚板9の支持構造について説明する。
図2及び図8〜図12に示すように、上部キャビネット2の左右の側板5(左右同一構造につき、一方のみ図示する)における内パネル11の前部と後部には、方形をなす複数の係止孔27が、上下方向に一定間隔おきに穿設され、この左右に対向する任意の係止孔27に、左右1対のブラケット28、28が、着脱可能に取付けられている。
左右のブラケット28、28は、棚板9の両側部を支持する前後方向を向く水平の棚板側部支持片28aの外側端に、起立片28bが連設された正面視L字状をなし、起立片28bの上縁の前部と後部に外向きに突設された、概ねL字状断面の係合片29、29を、上記内パネル11の前後の係止孔27に係合させることにより、両ブラケット28は、その起立片28bの外面が内パネル11の内面と当接するようにして、着脱可能に取付けられている。
左右のブラケット28、28における棚板側部支持片28a、28aの前端部の中央部には、前後方向を向く係合孔30、30が形成され、また、両棚板側部支持片28bの内方の前端角部には、係合突部31、31が前向きに突設されている。
左右のブラケット28の前端部間には、棚板9の前部を支持する板金製の前部棚枠32が、次のようにして架設されている。
前部棚枠32は、左右のブラケット28の棚板側部支持片28aの上面に載置され、棚板9の前端部を支持する左右方向を向く水平の棚板前部支持片33と、この棚板前部支持片33の前端より起立する、左右寸法が左右のブラケット28の起立片28b間の離間寸法と同等、もしくは若干小さい長さの上向片34及び棚板前部支持片33の前端より垂下する下向片35とを備え、上向片34と下向片35は、それらの上下両端において、それぞれ板金を前下方と後上方に折り返すことにより、前後二重構造とされている。
下向片35の折り返し片35aの上端を、棚板前部支持片33の前端部の下面より若干下方に位置させることにより、下向片35の後面には、前方に凹入する左右方向を向く凹溝35bが形成されている。なお、凹溝35bの溝幅は、ブラケット28の棚板側部支持片28aの板厚よりも若干小さくしてある。
折り返し片35aの上端部には、上記左右の棚板側部支持片28a、28aの係合突部31、31が後方より係合可能な、前方に凹入する左右1対の凹状の係合溝36、36が形成されている。係合突部31の突出寸法は、係合溝36の深さよりも若干大とされ、係合突部31の前端が下向片35の後面に当接するようにしてある。
棚板前部支持片33の両側縁には、左右の棚板側部支持片28a、28aの係合孔30、30に嵌合されて、それよりも後方の棚板側部支持片28aの下面に係合可能な側面視後向きL字状の係合爪37、37が、下向きに突設されている。両係合爪37の前下部の角部37aは、側面視円弧状の曲面とされ、かつ基部37bの前後寸法は、係合孔30に前後にがたなく嵌合しうるように、その前後寸法とほぼ同等か、僅かに大としてある。
両係合爪37の連設部である棚板前部支持片33の後端部の両側部には、切欠き38、38が形成されている。
前部棚枠32を左右のブラケット28に取付けるには、図9に示すように、前部棚枠32全体を後傾させた状態で、左右の係合爪37、37の先端部を、左右のブラケット28における棚板側部支持片28aの係合孔30に、斜め前上方より嵌合したのち、前部棚枠32を、その棚板前部支持片33が棚板側部支持片28aの上面と当接する位置まで、矢印のように下向きに回動させればよい。すると、図10に示すように、係合爪37の後部の上端面が、棚板側部支持片28aにおける係合孔30より後方の下面に当接または近接するようにして係合し、かつ下向片35の折り返し片35aに設けた左右の係合溝36に、左右の棚板側部支持片28aに突設した係合突部31が係合する。これにより、前部棚枠32は、浮き上がり防止と外れ止めがなされ、かつ左右方向にがたつくのが防止されて、左右のブラケット28の前端部上面に取付けられる。
また、係合溝36に係合させた係合突部31の前端が、下向片35の後面に当接または近接し、かつ係合爪37の基部37bの前後寸法を、係合孔30のそれとほぼ同等か、僅かに大としているので、前部棚枠32が前後方向に移動する恐れは殆どない。なお、係合爪37の前下部の角部37aを、側面視円弧状の曲面としてあるので、係合爪37の基部37bの前後寸法を係合孔30のそれとほぼ同等としても、係合爪37を、斜め前上方から係合孔29にスムーズに係合させることができる。
前部棚枠32をブラケット28より取り外す際は、下向片35の後面に指を掛けるなどして、前部棚枠32全体を、上記と反対に上向きに回動させればよい。
棚板9は、その両側端部と前端部とが、それぞれ、左右のブラケット28、28における棚板側部支持片28a、28aと、前部棚枠32の棚板前部支持片33とにより支持された状態で、両ブラケット28と前部棚枠32とにより囲まれた枠内に、安定よく装着されている。従って、棚板9には、何らの加工を施す必要がない。
また、前部棚枠32は、左右のブラケット28の前端部上面に、前後方向に移動するのが規制されて取付けられているので、万一、前部棚枠32に後向きの強い衝撃力が加わったとしても、棚板9には後向きの外力や衝撃荷重が直接加わることがない。従って、棚板9に載置した物品を転倒させたり、比較的厚さの薄いガラス製の棚板9を使用しても、これを損傷させたりする恐れがない。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、上部キャビネット2の内部の奥行きが小さくなって、収容空間の容積が減少しないように、カバー部材23を、上下寸法の小さな側面視後向きコ字状断面をなす形状のものとしたが、側板5の内パネル11のように、カバー部材23の上下寸法を長くすることもある。
また、上記実施形態では、連結金具17、21の上方より挿入した固定ねじ19を、下部キャビネット1の天板4のめねじ孔20に螺合することにより、上下のキャビネット1、2同士を連結しているが、これとは反対に、天板4の下方より挿入した固定ねじ19を、連結金具17、21に設けためねじ孔に螺合してもよく、あるいは連結金具17、21と天板4とを、ボルトとナットにより固定してもよい。
さらに、上記実施形態では、連結金具17、21を、屈折縁13、16の内部に固着してあるが、単に嵌合のみとすることもある。
本発明を適用して連結された下部キャビネットと上部キャビネットの正面図である。 同じく、側面図である。 図1のIII-III線拡大横断平面図である。 図3のIV-IV線拡大縦断正面図である。 同じく、V-V線拡大縦断側面図である。 上部キャビネットのコーナー部の連結部を、内部より見た斜視図である。 図2のVII-VII線拡大縦断正面図である。 図1のVIII-VIII線拡大縦断側面図である。 ブラケットへの前部棚枠の取付要領を示す側面図である。 同じく、前部棚枠取付後の側面図である。 左右のブラケットと前部棚枠との取付前の斜視図である。 図8のXII-XII線拡大縦断正面図である。
1 下部キャビネット
2 上部キャビネット
3 引出し
4 天板
5 側板
6 後面板
7 上面板
8 筐体
9 棚板
10 外パネル
11a 外向片
11b 外向片
11 内パネル
12 屈折縁
12a 内向片
12b 後向片
13 屈折縁
13a 内向片
13b 上向片
14 パネル支持部材
15 止めねじ
16 屈折縁
16a 前向片
16b 上向片
17 連結金具
18 通孔
19 固定ねじ
20 めねじ孔
21 連結金具
22 切欠き
23 カバー部材
23a 底片
23b 前片
23c 上片
24 係止片
25 隙間
26 切欠き
27 係止孔
28 ブラケット
28a 棚板側部支持片
28b 起立片
29 係合片
30 係合孔
31 係合突部
32 前部棚枠
33 棚板前部支持片
34 上向片
35 下向片
35a 折り返し片
35b 凹溝
36 係合溝
37 係合爪
37a 角部
37b 基部
38 切欠き

Claims (5)

  1. 上下のキャビネットの連結構造であって、
    前記上部キャビネットは、左右の側板と、その後端部同士を連結する後面板とを備え、前記後面板の下端に、前向片と、その前端より起立する上向片とからなる側面視L字状断面の屈折縁を形成し、この屈折縁内に嵌合または固着した連結金具と、前記下部キャビネットにおける天板とを、ねじにより締め付けることにより、下部キャビネットの上面に上部キャビネットにおける前記屈折縁を固定し、かつ前記屈折縁内に、左右寸法が前記両側板の対向面間の寸法と等しい、屈折縁の上方を覆いうる縦断面形状のカバー部材を、上方より着脱可能に嵌合したことを特徴とする上下のキャビネットの連結構造。
  2. カバー部材を、下端部が屈折縁内に嵌合された側面視ほぼ後向きコ字状断面のものとしてなる請求項1記載の上下のキャビネットの連結構造。
  3. 左右の側板の下端に、内向片と、その内端より起立する上向片とからなる正面視L字状断面の屈折縁を、後面板の屈折縁と連続するようにして形成し、側板と後面板とが交差するコーナー部の屈折縁内に、平面視L字状の連結金具を嵌合または固着し、この連結金具における側板側と後面板側に位置する部分と、下部キャビネットの天板とを、ねじにより締付けることにより、下部キャビネットの上面に前記コーナー部の両屈折縁を固定してなる請求項1または2記載の上下のキャビネットの連結構造。
  4. 左右の側板が、外パネルと内パネルとからなり、前記外パネルの下端に、内向片と起立片とからなる屈折縁を形成し、この屈折縁に、内パネルの下端に設けた外向片を上方より嵌合させ、外パネルに内パネルを、互いの対向面間に隙間が形成されるようにして着脱可能に連結してなる請求項1〜3のいずれかに記載の上下のキャビネットの連結構造。
  5. カバー部材の両側端を、左右の内パネルの内側面に近接または当接させるとともに、カバー部材の両側端に外向き突設した係止片を、内パネルの後端と後面板の前面との間に形成した隙間に嵌合してなる請求項4記載の上下のキャビネットの連結構造。
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