JPH069085Y2 - 前面部が着脱自在なキャビネット - Google Patents

前面部が着脱自在なキャビネット

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JPH069085Y2
JPH069085Y2 JP1987127237U JP12723787U JPH069085Y2 JP H069085 Y2 JPH069085 Y2 JP H069085Y2 JP 1987127237 U JP1987127237 U JP 1987127237U JP 12723787 U JP12723787 U JP 12723787U JP H069085 Y2 JPH069085 Y2 JP H069085Y2
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JP
Japan
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cabinet
frame
frame body
plate
door
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987127237U
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English (en)
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JPS6431159U (ja
Inventor
晃 久田
福生 伊藤
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は洗面流し台、台所流し台、作業台など、凾体内
部に配管や配線類が配設されるキャビネットに関するも
のである。
[従来の技術] 例えば、洗面流し台においては、キャビネットの上面に
洗面器が設けられ、給水管や排水管は該キャビネットの
内部を通過するように配設される。この洗面流し台のキ
ャビネットは、凾体の前面に扉を設け、内部を収納部と
するように構成する場合が多い。また、扉と共に引出し
を設けることもある。
台所流し台においては、キャビネットの上面にシンクや
調理用加熱器が設けられ、給水管や排水管或いはガス
管、電気配線等はこのキャビネット内部を通って配設さ
れることが多い。実験作業台等の作業台においても、実
験用流しへの給排水管、電気配線等がキャビネット内に
配設されることがある。これらの台所流し台や作業台に
あっても、キャビネットの前面には扉や引出しが設けら
れるのが通例である。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のキャビネットにあっては、配管や配線類の施工や
点検、補修等に際して、キャビネットの前面の扉を開
け、作業員が上半身を内部にもぐり込ませるようにして
作業を行なう必要があるが、扉が邪魔になり著しく作業
が困難であった。ことに、キャビネットに扉と共に引出
しがある場合には、キャビネット前面の開口面積が小さ
くなり、上記作業が極めて行ない難いものとなる。
[問題点を解決するための手段] 本考案の前面部が着脱自在なキャビネットは、凾体の前
面に扉又は引出しが設けられているキャビネットにおい
て、該凾体の前面部分に着脱自在に枠体を取り付け、該
枠体に扉又は引出しを設けたキャビネットであって、該
枠体の内面にプレートを固着すると共に、このプレート
の先端をキャビネットの奥方向に突出させ、該プレート
の先端をビスで前記凾体に着脱自在に取り付けたことを
特徴とする。
[作用] 本考案においては、凾体の前面に設けられている枠体を
取り外すと、この枠体に設けられている扉又は引出しが
一体となって凾体から取り外される。従って、キャビネ
ット内部の配管や配線の施工、補修或いは点検等を極め
て容易に行なえるようになる。勿論、この枠体を凾体に
取り付けた状態にあっては、通常のキャビネットと同様
に使用することができる。
しかも、枠体は、枠体の内面に固着されたプレートを、
キャビネットの凾体にビスで着脱自在に取り付けること
により設置されているため、その取り付け状態は極めて
安定である上に、取り外し時には極めて容易に凾体から
取り外すことができる。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照しながら本考案についてさ
らに詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係るキャビネットの組立て斜
視図、第2図は同キャビネットの要部斜視図、第3図及
び第4図は部分組立て図、第5図は実施例に係るキャビ
ネットの斜視図である。
符号10はキャビネットの本体部分を構成する凾体であ
り、その上面にカウンター12が設けられ、該カウンタ
ー12に洗面器14及び水栓16が取り付けられてい
る。該凾体10の前面は開口しており、枠体18が着脱
自在に取り付けられており、該枠体18に扉20,22
がヒンジ24によって開閉自在に枢着されている。本実
施例においては、枠体18は凾体10と等しい幅であ
り、また枠体18の高さは凾体10の前面開口よりもわ
ずかに小さい高さとされている。
枠体18の側辺部分には取付け用プレート26が設けら
れており、該取付け用プレート26の先端側に設けられ
た係止部28がビス30に締着されることにより枠体1
8が凾体10に連結される。なお、ビス30は凾体10
の内面に埋め込まれている埋め込みナット32にねじ込
まれている。
本実施例では、凾体10の前面部下辺が若干前方に突出
しており、この突出部34に枠体18が載置され、枠体
18の重量が支えられている。前記プレート26は、ビ
ス30で締着されることにより枠体18が前方へ倒れ出
すことを防止している。
このように構成されたキャビネットにおいては、ビス3
0を取り外し、プレート26とビス30との締着を解除
した後、枠体18を前方へ引張ることにより、枠体18
を凾体10から引離すことができる。このように枠体1
8を取り外すと、扉20,22が邪魔にならないので、
洗面器14に接続される排水管や、水栓16に接続され
る給水管、給湯管等の施工、点検、補修等を極めて容易
に行なうことができる。ことに、本実施例においては枠
体18が凾体10の前端面に当接する構成となっている
から、枠体18を取り外すと凾体10の奥行が小さなも
のとなり、上記作業が一層行ない易くなる。
なお、上記実施例では、第3図に示す如くプレート26
の係止部28は、該プレート26の下面を切り込むよう
にして設けられているが、この係止部28は例えば第4
図に示すようにプレート26に穿設される開口としても
良い。この場合、ビス30は係止部28(開口)を挿通
されて埋め込みナット32にねじ込まれる。
また、上記実施例では、枠体18に扉20,22が設け
られているが、本考案においては第6図に示す如く枠体
18に扉20と引出し36を設けても良い。また枠体1
8には引出しのみを設けても良い。
本考案においては、枠体18は凾体10の前面開口には
まり込むように構成しても良い。
上記実施例では、突出部34を設け枠体18の重量を支
えているが、固定プレート26による取り付け強度が十
分にある場合には、このプレート26とビス30との係
合だけにより枠体18を凾体10に取り付けるようにし
ても良い。
上記実施例は洗面器を備えたキャビネットに関するもの
であるが、本考案は手洗い器を備えたキャビネット、シ
ンク等を備えた台所キャビネット或いは各種の作業台と
してのキャビネット等に適用することもできる。
[効果] 以上の通り、本考案のキャビネットは、前面部に設けら
れる扉や引出しが凾体に対し容易に着脱自在とされてお
り、キャビネット内部の配管、配線等の施工、点検、補
修等を極めて容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るキャビネットを示す組立
て斜視図、第2図は同キャビネットの要部斜視図、第3
図及び第4図は枠体の固定構造を説明する組立て斜視
図、第5図は実施例に係るキャビネットの斜視図、第6
図は別の実施例に用いられる枠体の斜視図である。 10……凾体、12……カウンター、 14……洗面器、16……水栓、 18……枠体、20,22……扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】凾体の前面に扉又は引出しが設けられてい
    るキャビネットにおいて、 該凾体の前面部分に着脱自在に枠体を取り付け、該枠体
    に扉又は引出しを設けたキャビネットであって、 該枠体の内面にプレートを固着すると共に、このプレー
    トの先端をキャビネットの奥方向に突出させ、該プレー
    トの先端をビスで前記凾体に着脱自在に取り付けたこと
    を特徴とする前面部が着脱自在なキャビネット。
JP1987127237U 1987-08-21 1987-08-21 前面部が着脱自在なキャビネット Expired - Lifetime JPH069085Y2 (ja)

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JP1987127237U JPH069085Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21 前面部が着脱自在なキャビネット

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6431159U JPS6431159U (ja) 1989-02-27
JPH069085Y2 true JPH069085Y2 (ja) 1994-03-09

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JP1987127237U Expired - Lifetime JPH069085Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21 前面部が着脱自在なキャビネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552867U (ja) * 1979-04-05 1980-01-10

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JPS6431159U (ja) 1989-02-27

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