JPH0647350Y2 - 浴槽のエプロン取付構造 - Google Patents

浴槽のエプロン取付構造

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JPH0647350Y2
JPH0647350Y2 JP4137389U JP4137389U JPH0647350Y2 JP H0647350 Y2 JPH0647350 Y2 JP H0647350Y2 JP 4137389 U JP4137389 U JP 4137389U JP 4137389 U JP4137389 U JP 4137389U JP H0647350 Y2 JPH0647350 Y2 JP H0647350Y2
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JP
Japan
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apron
small
locking
bathtub
mounting
Prior art date
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JP4137389U
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JPH02132490U (ja
Inventor
晃正 林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴槽のエプロン取付構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、浴槽1の側部に設置されるエプロンAを浴槽1の
側部のほぼ全長を覆う大エプロン2と、床面3に設けら
れた排水口を覆うように配設される小エプロン5とによ
って構成されたものが知られている。これは、排水口の
点検及び補修を行う場合にエプロンA全体を取り外すこ
となく、小エプロン5のみを取り外すことで簡易に排水
口の点検及び補修を行うことができるようにしようとす
るものであり、大エプロン2及び小エプロン5の取付け
にあっては、第7図、第8図に示されるように取付けら
れていた。つまり、大エプロン2の取付けにあっては、
大エプロン2の上部に設けた係止突起2aを浴槽1のフラ
ンジ片1aの裏面とフランジ片1aの裏面に設けた固定部材
22との間に挿入係止し、下部を床パン3aの堰部3bに設け
た断面L字状の取付具23の縦片23aに固着具によって固
着して取付けてあり、小エプロン5の取付けにあって
は、大エプロン2に隣合うように配置すると共に下部を
取付具23の縦片23aに当接した状態で仮保持し、この状
態でタッピンねじ等の固着具24によって2箇所で固定す
るというものであった。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、小エプロン5の
取付けは、片手で小エプロン5を位置決めして仮保持し
た状態でもう一方の手でねじ止めを行う必要あり、取付
けに手間がかかるという問題があり、また、取付けにあ
たっては、下部の2箇所が固着具24によって固定されて
いるだけであり、取付強度が弱く取付後にぐらつくとい
う問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは取付けを容易に行うことができる
と共にぐらついたりすることなく確実に取付けを行うこ
とができる浴槽のエプロン取付構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における浴槽のエプ
ロン取付構造は、浴槽1の側部に配設されるエプロンA
を浴槽の側部のほぼ全長を覆う大きな大エプロン2と、
床面3に設けられた排水口4を覆うように配設される小
さい小エプロン5とにより構成し、大エプロン2と小エ
プロン5とを隣合うように設置し、小エプロン5の下端
の大エプロン2側端部に設けた係止突片6を大エプロン
2の下端に設けた係止段部7に載置し、小エプロン5の
上端であって、上記係止突片6の対角線上をねじ固定し
たものである。
[作用] 係止突片6を係止段部7に係止することによって、小エ
プロン5の取付時に小エプロン5を位置決めした状態で
一旦、仮保持させることができ、この状態で取付けを容
易に行うことができ、また、上端であって、係止突片6
の対角線上をねじ固定することによって、小エプロン5
を対角線上の上下端で固定していることとなり、ぐらつ
いたりすることなく、確実に取付けを行うことができ
る。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す断面図である。1は浴
槽であり、浴槽1の側部には浴槽1のフランジ片1aと床
面3との間に亘ってエプロンAを配設してある。このエ
プロンAは浴槽1の側部のほぼ全長を覆う大きな大エプ
ロン2と、床面3に設けられた排水口4を覆うように配
設される小エプロン5とによって構成してあり、大エプ
ロン2と小エプロン5とは隣合うようにして設置してあ
る。大エプロン2の下端には第6図に示されるように断
面L字状の係止段部7を形成してあり、係止段部7の先
端には下方に向けて固定具取付片8を垂設してある。こ
の固定具取付片8には下面が開口した断面略コ字状の固
定具9を固定具取付片8に対して上下摺動自在に固着具
10を介して取付けてあり、固着具10を緩めることによっ
て固定具取付片8の下端より突出引退自在としてある。
そして、大エプロン2の取付けにあたっては、浴槽1の
フランジ片1a内に設けた下面が開口したコ字状の嵌合片
11内に上部に設けた係止部2aを嵌合させ、固定具9を上
方にずらせた状態で下部を第2図に示されるように床パ
ン3aに設けた堰部3b上に位置させ、固定具9を下方にず
らせて固定具9を堰部3bに嵌合させて固着具10にて締め
付け固定し、大エプロン2を固定してある。
このとき、大エプロン2の係止部2aには固着具13にてば
ね板14を取着してあり、このばね板14が嵌合片11の内面
に当接することによってがたつくことなく嵌合片11に係
止部2aを挿入係止することができるようにしてある。小
エプロン5は第5図に示されるように大エプロン2より
も小さく形成してあり、大エプロン2側に位置する端部
にはカウンターの幕板15を挿入係止するための切欠5aを
設けてある。つまり、小エプロン5の上部にはカウンタ
ーが設置されるようにしてあり、このため小形に形成し
てある。この小エプロン5は床面3に設けられた排水口
4を覆うようにして大エプロン2と隣合うように設置し
てあり、排水口4の点検及び補修を行う場合には大エプ
ロン2を取り外すことなく、小エプロン5を取り外すの
みで排水口4の点検及び補修を行うことができるように
してある。小エプロン5の下端には大エプロン2の下端
に設けた係止段部7とほぼ同形状の縦片16aと横片16bと
により形成されたL型片16を設けてある。小エプロン5
の下端の一端側に位置する大エプロン2側端部(L型片
16の横片16bの大エプロン2側端部)には側端より側方
に突出させた状態で係止突片6を設けてある。この係止
突片6は一端をL型片16の横片16bに固着具17によって
固着して取付けてある。小エプロン5の他端側に位置す
るL型片16の縦片16aには床パン3aの堰部3bに載置され
る載置部材12を設けてある。18は断面L字状に形成され
た取付板であり、固着具19にて小エプロン5の上端であ
って、上記係止突片6の対角線上に設置してある。そし
て、この取付板18を壁パネル20にねじ固定することによ
って小エプロン5を取付けることができるようにしてあ
る。
しかして、小エプロン5の取付けを行うにあたっては、
設置された大エプロン2に隣合うように小エプロン5を
配置すると共に係止突片6を大エプロン2の係止段部7
に載置し、載置部材12を床パン3aに設けた堰部3bに載置
して小エプロン5を位置決めした状態で仮保持させ、次
いで取付板18をタッピンねじ等の固着具21によって壁パ
ネル20に固定し、小エプロン5を取付けるものである。
このとき、小エプロン5は係止段部7に係止突片6を係
止すると共に載置部材12を堰部3bに載置することによっ
て位置決めした状態で仮保持させることができ、取付板
18を固着具21によって固定する場合には両手を使用して
固着具21による取付けを行うことができ、取付けを両手
を使用して手間取ることなく容易に行うことができるも
のである。また、小エプロン5は係止段部7に載置され
た係止突片6と、係止突片6の対角線上に位置する取付
板18を固着具21にて固定してあることにより、対角線上
の上下端で固定されていることとなり、ぐらついたりす
ることなく、確実に取付けることができるものであり、
さらに、取付板18をねじ固定することによって取付ける
ことができ、固定箇所を一部分とすることができ、取付
けを短時間で簡易に行うことができる。そして、取付後
の小エプロン5の取り外しにあたっては、小エプロン5
に固定された取付板18の固着具19を外面側より外して小
エプロン5を手前に引き出すことで簡易に取り外すこと
ができるようにしてある。
[考案の効果] 本考案は叙述のように小エプロンの下端の大エプロン側
端部に設けた係止突片を大エプロンの下端に設けた係止
段部に載置し、小エプロンの上端であって、上記係止突
片の対角線上をねじ固定してあるので、係止突片を係止
段部に係止することによって、小エプロンの取付時に小
エプロンを位置決めした状態で一旦、仮保持させること
ができ、この状態で取付けを容易に行うことができ、ま
た、小エプロンは対角線上の上下端で固定されているた
め、ぐらついたりすることなく、確実に取付けを行うこ
とができるものである。さらに、小エプロンは下端側が
係止突片を大エプロンの下端に設けた係止段部に載置さ
れて支持されているため、固着具による取付部分は係止
突片の対角線上をねじ固定するだけでよく、固着具によ
る取付部分を一箇所とすることができ、取付工程を簡略
化することができ、取付け、または取外しを簡易に行う
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の拡大断面図、第2図は同上
の部分拡大断面図、第3図は同上の小エプロンの取付状
態を示す正断面図、第4図は同上の平断面図、第5図は
同上の斜視図、第6図は第5図におけるイ部の斜視図、
第7図は従来例の部分拡大断面図、第8図は同上の斜視
図であって、Aはエプロン、1は浴槽、2は大エプロ
ン、3は床面、4は排水口、5は小エプロン、6は係止
突片、7は係止段部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の側部に配設されるエプロンを浴槽の
    側部のほぼ全長を覆う大きな大エプロンと、床面に設け
    られた排水口を覆うように配設される小さい小エプロン
    とにより構成し、大エプロンと小エプロンとを隣合うよ
    うに設置し、小エプロンの下端の大エプロン側端部に設
    けた係止突片を大エプロンの下端に設けた係止段部に載
    置し、小エプロンの上端であって、上記係止突片の対角
    線上をねじ固定して成る浴槽のエプロン取付構造。
JP4137389U 1989-04-07 1989-04-07 浴槽のエプロン取付構造 Expired - Lifetime JPH0647350Y2 (ja)

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JP4137389U JPH0647350Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 浴槽のエプロン取付構造

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JP4137389U JPH0647350Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 浴槽のエプロン取付構造

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JPH02132490U JPH02132490U (ja) 1990-11-02
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