JPH0721199Y2 - 洗い場付浴槽における化粧カウンター板の取付け構造 - Google Patents
洗い場付浴槽における化粧カウンター板の取付け構造Info
- Publication number
- JPH0721199Y2 JPH0721199Y2 JP3024889U JP3024889U JPH0721199Y2 JP H0721199 Y2 JPH0721199 Y2 JP H0721199Y2 JP 3024889 U JP3024889 U JP 3024889U JP 3024889 U JP3024889 U JP 3024889U JP H0721199 Y2 JPH0721199 Y2 JP H0721199Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter plate
- flat surface
- makeup counter
- surface portion
- bathtub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、洗い場付浴槽に用いられる化粧カウンター
板の取付け構造に関するものである。
板の取付け構造に関するものである。
（従来の技術） 一般に、洗い場付浴槽においては、一方に浴槽を、他方
に洗い場をそれぞれ備え、浴槽から洗い場にかけて側壁
を周設し、その側壁の上端を外方に折曲して平面部を形
成する一方、該平面部に形成された水栓器具の点検口に
化粧カウンター板を冠着してカウンターとして利用する
ことが行われている。
に洗い場をそれぞれ備え、浴槽から洗い場にかけて側壁
を周設し、その側壁の上端を外方に折曲して平面部を形
成する一方、該平面部に形成された水栓器具の点検口に
化粧カウンター板を冠着してカウンターとして利用する
ことが行われている。
（考案が解決しようとする課題） このような化粧カウンター板は、平面部に開口された点
検口の周囲に冠着されているだけであるため、点検口を
覆うように化粧カウンター板の裏面に固定されたシール
材は、化粧カウンター板の重量によってのみ圧縮される
ことからシール力が充分でなく、この点検口から外部に
漏水する恐れがある。また、化粧カウンター板や平面部
に成形上の厚みむらがある場合、化粧カウンター板と平
面部との間に間隙が生じて汚れが発生し、外観上好まし
くないなどの問題があった。
検口の周囲に冠着されているだけであるため、点検口を
覆うように化粧カウンター板の裏面に固定されたシール
材は、化粧カウンター板の重量によってのみ圧縮される
ことからシール力が充分でなく、この点検口から外部に
漏水する恐れがある。また、化粧カウンター板や平面部
に成形上の厚みむらがある場合、化粧カウンター板と平
面部との間に間隙が生じて汚れが発生し、外観上好まし
くないなどの問題があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、シール性を
損なうことなく容易に着脱することのできる洗い場付浴
槽における化粧カウンター板の取付け構造を提供するも
のである。
損なうことなく容易に着脱することのできる洗い場付浴
槽における化粧カウンター板の取付け構造を提供するも
のである。
（課題を解決するための手段） 本考案は、一方に浴槽を、他方に洗い場をそれぞれ備
え、前記浴槽から洗い場にかけて側壁を周設し、該側壁
の中程を外方に折曲して平面部を形成するとともに、該
平面部に点検口を開口した洗い場付浴槽において、前記
平面部に挿通孔を設け、一方、前記平面部に開口された
点検口を覆う化粧カウンター板の裏面に前記挿通孔に嵌
脱自在な固定ボルトを設けるとともに、前記平面部と化
粧カウンター板裏面の一方に係合部材を、他方に被係合
金具を設け、前記被係合金具に係合部材を係合させると
ともに挿通孔に固定ボルトを嵌挿して化粧カウンター板
を平面部に載置し、さらに、前記固定ボルトにナットを
螺合することにより化粧カウンター板を平面部に固定す
るように構成したものである。
え、前記浴槽から洗い場にかけて側壁を周設し、該側壁
の中程を外方に折曲して平面部を形成するとともに、該
平面部に点検口を開口した洗い場付浴槽において、前記
平面部に挿通孔を設け、一方、前記平面部に開口された
点検口を覆う化粧カウンター板の裏面に前記挿通孔に嵌
脱自在な固定ボルトを設けるとともに、前記平面部と化
粧カウンター板裏面の一方に係合部材を、他方に被係合
金具を設け、前記被係合金具に係合部材を係合させると
ともに挿通孔に固定ボルトを嵌挿して化粧カウンター板
を平面部に載置し、さらに、前記固定ボルトにナットを
螺合することにより化粧カウンター板を平面部に固定す
るように構成したものである。
（作用） 側壁中程を外方に折曲して形成された平面部と化粧カウ
ンター板の裏面との間にそれぞれ設けられた被係合金具
と係合部材を係合した後、平面部に開口された点検口を
覆うように化粧カウンター板を平面部に載置すれば、平
面部に設けられた挿通孔に化粧カウンター板の裏面に設
けられた固定ボルトが嵌挿される。この後、平面部を貫
通した固定ボルトにナットを螺合すれば、化粧カウンタ
ー板は平面部に対して強固に固定される。
ンター板の裏面との間にそれぞれ設けられた被係合金具
と係合部材を係合した後、平面部に開口された点検口を
覆うように化粧カウンター板を平面部に載置すれば、平
面部に設けられた挿通孔に化粧カウンター板の裏面に設
けられた固定ボルトが嵌挿される。この後、平面部を貫
通した固定ボルトにナットを螺合すれば、化粧カウンタ
ー板は平面部に対して強固に固定される。
（実施例） 以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
１は洗い場付浴槽であって、一方に浴槽２を、他方に洗
い場３をそれぞれ備えており、前記浴槽２より洗い場３
にかけて側壁４を周設している。前記側壁４の中程は、
外方に折曲して平面部５に形成され、その平面部５の略
中央部には該平面部５より上方に若干膨出した点検口６
が開口されており、この点検口６は側壁４に取り付けら
れた図示しない水栓器具や配管類の点検口に構成されて
いる。そして、この平面部５は浴槽２の上方平面部５′
に面一に接続されている。
い場３をそれぞれ備えており、前記浴槽２より洗い場３
にかけて側壁４を周設している。前記側壁４の中程は、
外方に折曲して平面部５に形成され、その平面部５の略
中央部には該平面部５より上方に若干膨出した点検口６
が開口されており、この点検口６は側壁４に取り付けら
れた図示しない水栓器具や配管類の点検口に構成されて
いる。そして、この平面部５は浴槽２の上方平面部５′
に面一に接続されている。
さらに、前記平面部５には、後述する化粧カウンター板
９の係合部材11が係合離脱自在な被係合金具７を設ける
とともに、該被係合金具７と離れた位置であって後述す
る化粧カウンター板９の固定ボルト12が嵌挿抜脱自在な
挿通孔８を形成している。この被係合金具７は、平面部
５の長手方向に開口部分を有する門型に立設され、該被
係合金具７の上方平面部分は長手方向に向かって下方勾
配が形成されている。
９の係合部材11が係合離脱自在な被係合金具７を設ける
とともに、該被係合金具７と離れた位置であって後述す
る化粧カウンター板９の固定ボルト12が嵌挿抜脱自在な
挿通孔８を形成している。この被係合金具７は、平面部
５の長手方向に開口部分を有する門型に立設され、該被
係合金具７の上方平面部分は長手方向に向かって下方勾
配が形成されている。
また、前記平面部５に膨出形成された点検口６は、通常
化粧カウンター板９が載置されることによって遮蔽され
ており、この化粧カウンター板９の裏面は凹部に形成さ
れ、この凹部に前記点検口６の周囲縁部に覆うシール材
10が適宜固定されている。さらに、前記化粧カウンター
板９の裏面には、前記被係合金具７の門型開口部に係合
離脱自在な係合部材11と、前述の挿通孔８に嵌挿抜脱自
在な固定ボルト12が設けられている。そして、前記係合
部材11は、前記被係合金具７の上方平面部分に形成され
た下方勾配に対応して長手方向に向かって下方勾配が付
与されている他、固定ボルト12は蝶ナット13が螺合可能
となっている。
化粧カウンター板９が載置されることによって遮蔽され
ており、この化粧カウンター板９の裏面は凹部に形成さ
れ、この凹部に前記点検口６の周囲縁部に覆うシール材
10が適宜固定されている。さらに、前記化粧カウンター
板９の裏面には、前記被係合金具７の門型開口部に係合
離脱自在な係合部材11と、前述の挿通孔８に嵌挿抜脱自
在な固定ボルト12が設けられている。そして、前記係合
部材11は、前記被係合金具７の上方平面部分に形成され
た下方勾配に対応して長手方向に向かって下方勾配が付
与されている他、固定ボルト12は蝶ナット13が螺合可能
となっている。
なお、14は側壁４に形成された点検口を覆う点検蓋であ
る。
る。
以上のことから、化粧カウター板９の取付けに際して
は、まず、係合部材11を平面部５に固定された被係合金
具７に係合した後、固定ボルト12を平面部５に形成され
た挿通孔８を嵌挿する。この際、係合部材11と被係合金
具７は、その下方勾配によって案内されつつ容易に挿入
され、かつ完全に挿入されると楔作用によって両者を強
固に固定する。この結果、化粧カウンター板９は平面部
５に載置され、平面部５に膨出開口された点検口６は、
化粧カウンター板９裏面に装着されたシール材10によっ
て遮蔽される。次いで、平面部５に形成された挿通孔８
を通して嵌挿された固定ボルト12に側壁４に形成された
点検口より蝶ナット13を螺合すれば、化粧カウンター板
９は係合部材11と被係合金具７の係合部分を支点として
下方に牽引される。この結果、シール材10が点検口６に
圧着され、さらに、化粧カウンター板９はその下端が平
面部５に接触しつつ強固に固定される。
は、まず、係合部材11を平面部５に固定された被係合金
具７に係合した後、固定ボルト12を平面部５に形成され
た挿通孔８を嵌挿する。この際、係合部材11と被係合金
具７は、その下方勾配によって案内されつつ容易に挿入
され、かつ完全に挿入されると楔作用によって両者を強
固に固定する。この結果、化粧カウンター板９は平面部
５に載置され、平面部５に膨出開口された点検口６は、
化粧カウンター板９裏面に装着されたシール材10によっ
て遮蔽される。次いで、平面部５に形成された挿通孔８
を通して嵌挿された固定ボルト12に側壁４に形成された
点検口より蝶ナット13を螺合すれば、化粧カウンター板
９は係合部材11と被係合金具７の係合部分を支点として
下方に牽引される。この結果、シール材10が点検口６に
圧着され、さらに、化粧カウンター板９はその下端が平
面部５に接触しつつ強固に固定される。
なお、本実施例においては、平面部に被係合金具を、化
粧カウンター板に係合部材をそれぞれ設けたが、逆に平
面部に係合部材を、化粧カウンター板に被係合金具を設
けてもよい。
粧カウンター板に係合部材をそれぞれ設けたが、逆に平
面部に係合部材を、化粧カウンター板に被係合金具を設
けてもよい。
（考案の効果） 以上のように本考案にあっては、化粧カウンター板は被
係合金具に係合部材を係合して平面部に載置され、その
固定ボルトを締結するように構成したことにより、化粧
カウンター板の取付け、あるいは取り外しを容易に行う
ことができる。しかも、平面部に開口された点検口は、
化粧カウンター板がその裏面に固定されたシール材を圧
縮しつつ載置されることから外部に漏水することがな
く、さらに、平面部に化粧カウンター板の下端が圧接さ
れることから間隙が生ぜず、清掃作業を容易に行うこと
ができる。
係合金具に係合部材を係合して平面部に載置され、その
固定ボルトを締結するように構成したことにより、化粧
カウンター板の取付け、あるいは取り外しを容易に行う
ことができる。しかも、平面部に開口された点検口は、
化粧カウンター板がその裏面に固定されたシール材を圧
縮しつつ載置されることから外部に漏水することがな
く、さらに、平面部に化粧カウンター板の下端が圧接さ
れることから間隙が生ぜず、清掃作業を容易に行うこと
ができる。
図面は本考案の洗い場付浴槽における化粧カウンターの
取付け構造の実施例を例示するもので、第１図は化粧カ
ウンター板の取付け要領の概略を示す斜視図、第２図は
洗い場付浴槽の斜視図、第３図は化粧カウンター板が載
置された状態を示す平面図、第４図は第３図のIV-IV線
よりの断面図である。 ６……点検口、７……被係合金具 ８……挿通孔、９……化粧カウンター板 10……シール材、11……係合部材 12……固定ボルト
取付け構造の実施例を例示するもので、第１図は化粧カ
ウンター板の取付け要領の概略を示す斜視図、第２図は
洗い場付浴槽の斜視図、第３図は化粧カウンター板が載
置された状態を示す平面図、第４図は第３図のIV-IV線
よりの断面図である。 ６……点検口、７……被係合金具 ８……挿通孔、９……化粧カウンター板 10……シール材、11……係合部材 12……固定ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】一方に浴槽を、他方に洗い場をそれぞれ備
え、前記浴槽から洗い場にかけて側壁を周設し、該側壁
の中程を外方に折曲して平面部を形成するとともに、該
平面部に点検口を開口した洗い場付浴槽において、前記
平面部に挿通孔を設け、一方、前記平面部に開口された
点検口を覆う化粧カウンター板の裏面に前記挿通孔に嵌
脱自在な固定ボルトを設けるとともに、前記平面部と化
粧カウンター板裏面の一方に係合部材を、他方に被係合
金具を設け、前記被係合金具に係合部材を係合させると
ともに挿通孔に固定ボルトを嵌挿して化粧カウンター板
を平面部に載置し、さらに、前記固定ボルトにナットを
螺合することにより化粧カウンター板を平面部に固定す
るように構成したことを特徴とする洗い場付浴槽におけ
る化粧カウンター板の取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024889U JPH0721199Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 洗い場付浴槽における化粧カウンター板の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024889U JPH0721199Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 洗い場付浴槽における化粧カウンター板の取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02120568U JPH02120568U (ja) | 1990-09-28 |
| JPH0721199Y2 true JPH0721199Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31255150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3024889U Expired - Lifetime JPH0721199Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 洗い場付浴槽における化粧カウンター板の取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721199Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP3024889U patent/JPH0721199Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02120568U (ja) | 1990-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |