JP3566552B2 - マットレス装置及びベッド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自力で身体を動かすことが不自由な病人や老人などを長期にわたって就寝させるのに適したマットレス装置及びベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、病院などに老人や病人などの自力で身体を自由に動かすことができない利用者が入院した場合には病院用のベッド装置が用いられる。この種のベッド装置には種々のタイプがあるが、その1つとして起床式のベッド装置が知られている。
【0003】
起床式のベッド装置は、周知のようにベッドフレ−ムを有し、このベッドフレ−ム上に複数の床部に分割された床板が設けられている。複数の床部のうちの1つは上記フレ−ムに固定され、利用者の上半身に対応する床部は駆動機構によって起伏駆動されるようになっている。
【0004】
したがって、利用者は自力で上半身を起こすことができなくとも、上記駆動機構によって床部を起上させることで、上半身を起こすことができるから、食事や読書などをするときに便利である。
【0005】
ところで、ベッド装置上に横たわった利用者は定期的に診察を受けたり、排泄のための介護をしてもらわなければならないことがある。診察や介護を受ける際、利用者が自力で身体を動かすことが不自由な場合には、診察者や介護者が利用者の身体を部分的に持ち上げたり、寝返りを打たせるなどのことを行わなければならない。
【0006】
利用者の身体を部分的に持ち上げたり、寝返りを打たせるなどの作業を行う場合、診察者や介護者は、身体をできるだけ利用者に接近させた方がその作業がし易く、たとえば身体を利用者から離した状態でそのような作業を行うと、力が入りにくいため、作業がしにくいということがあったり、作業者の腰に大きな負担が掛るため、腰を痛めるなどのことがある。
【0007】
そこで、利用者を介護する場合、診察者や介護者は身体を利用者にできるだけ近付けて作業した方がよい。しかしながら、ベッド装置の床板は所定の幅寸法を有するから、利用者がその床板の幅方向中央部分や幅方向一端部側に仰臥しているような場合には、診察者や介護者は上記床板の幅方向他端側から身体を利用者に十分に近付けることができない状態で作業をしなければならないことがある。そのため、その作業がしにくかったり、腰を痛めるなどのことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のベッド装置は床板上に仰臥した利用者を診察したり、介護するなどの作業を行う場合、上記床板が所定の幅寸法を有するから、利用者が仰臥している位置によっては利用者に身体を十分に接近させて作業を行うことができないため、その作業がしにくかったり、腰に負担が掛かるなどのことがあった。
【0009】
この発明は上記事情に基づきなされたもので、その目的とすることは、利用者の診察や介護などをする場合、身体を利用者に十分に接近させることができるようにしたマットレス装置及びベッド装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、クッション体を袋状に形成された布製の外装体によって被覆して形成されるマットレス装置において、
上記クッション体は、表裏両面に幅方向に沿う溝部が長手方向に所定間隔で形成されているとともに幅方向の少なくとも一側部に窪み部が形成された本体部と、この本体部の上記窪み部に設けられ上記幅方向に圧縮変形可能な補助弾性部材とからなることを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記窪み部に設けられた補助弾性部材は、上記クッション体に紐状部材によって結合されたメッシュによって上記クッション体と一体的に保持されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、クッション体を袋状に形成された布製の外装体によって被覆して形成されるマットレス装置において、
上記クッション体は、表裏両面に幅方向に沿う溝部が長手方向に所定間隔で形成された本体部と、この本体部の幅方向の少なくとも一側部に設けられ上記幅方向に圧縮変形可能な補助弾性部材と、上記クッション体に紐状部材によって結合され上記補助弾性部材を上記クッション体に一体的に保持したメッシュとからなることを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、ベッドフレ−ムを有し、このベッドフレ−ムには一部が起伏可能な床板が設けられるベッド装置において、
上記床板の幅方向両側部のうちの少なくとも一側部に上記ベッドフレ−ムの幅方向内方へ凹んで形成された凹部と、
上記床板の上記凹部と対応する部分に突没自在に設けられた支持手段と、
表裏両面に幅方向に沿う溝部が長手方向に所定間隔で形成されたクッション体を有し、上記床板上に載置されるとともに少なくとも上記凹部に対応する部分に圧縮変形可能な補助弾性部材が設けられてなり、上記床板上に載置されるマットレス装置と
を具備したことを特徴とする。
【0013】
請求項1乃至請求項3の発明によれば、クッション体の側部に圧縮変形可能な補助弾性部材を設けるようにしたことで、介護者はこの補助弾性部材を圧縮変形させることで、身体をマットレス装置上の利用者に近づけることができ、しかもクッション体には幅方向に沿う溝部が形成されているから、起床式のベッド装置に用いることで、床板の起上に応じて容易に折り曲げることができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、床板に形成された凹部には支持手段が突出方向に設けられ、マットレス装置の上記凹部に対応する部分には圧縮変形可能な補助弾性部材が設けられているから、介護者は補助弾性部材を圧縮変形させながら上記支持手段を没入方向へ弾性的に押し込むことで、身体を利用者に近づけることができ、しかも通常は上記補助弾性部材が上記支持手段によって保持されているから、この補助弾性部材による利用者の支持状態が損なわれることがなく、さらに床板の一部を起伏させる場合にはマットレス装置のクッション体に溝部が形成されていることで、容易に屈曲させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4はこの発明の第1の実施の形態を示し、図2と図3に示すベッド装置は下面四隅部に脚2が設けられたベ−スフレ−ム1を備えている。このベ−スフレ−ム1の四隅部には取付部3が設けられ、各取付部3には上下駆動ア−ム4の一端が回動自在に連結されている。各上下駆動ア−ム4の他端はベッドフレ−ム5に連結されている。
【0016】
つまり、ベッドフレ−ム5の両側の長手方向両端部にはそれぞれブラケット6が垂設されている。ベッドフレ−ム5の幅方向において対応する各一対のブラケット6には横軸7が回転自在に架設されている。各横軸7には上記上下駆動ア−ム4の他端が固着されている。
【0017】
上記一対の横軸7は図示しない上下駆動機構によって回転駆動されるようになっている。横軸7が回転駆動されれば、上記上下駆動ア−ム4が起伏駆動される。それによって、上記ア−ム4の他端に連結されたベッドフレ−ム5が上下駆動されるようになっている。
【0018】
上記ベッドフレ−ム5は、その長手方向に沿う一対の長尺杆8と幅方向に沿う一対の短尺杆(図示せず)との端部を連結部材11によって連結した矩形枠状をなしている。長手方向一端側に位置する一対の連結部材11にはヘッドボ−ド枠12が取り付けられ、他端側に位置する一対の連結部材11にはフットボ−ド枠13が取り付けられている。
【0019】
上記ベッドフレ−ム5の上面には床板21が設けられている。この床板21はベッドフレ−ム5の長手方向に沿って分割された5つの床部22a〜22eからなる。この床板21の長手方向中央部分は上記ベッドフレ−ム5に固定された固定床部22aとなっていて、この固定床部22aの一側には腰床部22bと背床部22cとが順次回動自在に連結されている。上記固定床部22aの他側には第1の脚床部22dと第2の脚床部22eとが順次回動自在に連結されている。
【0020】
上記各床部22a〜22eは合成樹脂をブロ−成形して中空状に形成されていて、互いに回動自在に連結される端部は図3に示すように凹部23aと凸部23bとが交互に形成された凹凸状になっている。つまり、隣り合う床部は互いの凹部23aと凸部23bとを組み込み、その部分が図示しない中空連結軸によって回動自在に連結されている。さらに、床板21の上面には図3に示すように長手方向に沿う凸条23cが幅方向に所定間隔で形成されている。
【0021】
上記床板21の幅方向両側の長手方向中央部には、図3に示すように平面形状が矩形状の凹部24(一方のみ図示)が形成されている。つまり、上記凹部24は、固定床部22aをその両側の腰床部22bおよび第1の脚床部22dよりも短尺にするとともに、腰床部22bと第1の脚床部22dの上記固定床部22aに隣接する部分を角型に除去することで、固定床部22a,腰床部22bおよび第1の脚床部22dにわたって形成されている。
【0022】
なお、上記ベッドフレ−ム5の一対の長尺杆8の間隔は図3に示すように上記固定床部22aの長さ寸法とほぼ同じ幅寸法に設定されている。それによって、上記長尺杆8は上記凹部24に露出することがない。
【0023】
図5に示すように、上記ベッドフレ−ム5の下面側には背上げ駆動機構41が設けられている。この背上げ駆動機構41は一側面に駆動源40が設けられたボックス42を有し、このボックス42の一端側と他端側とにはそれぞれ軸線をベッドフレ−ム5の幅方向に沿わせた第1の駆動軸43と第2の駆動軸44とが設けられている。
【0024】
ヘッドボ−ド枠12側に位置する第1の駆動軸43には第1のア−ム45の一端が固着されている。この第1のア−ム45の他端部には一対の第1のロ−ラ46が所定間隔で回転自在に設けられている。このロ−ラ46は上記背床部22cの下面に設けられた断面コ字状のレ−ル47に転動自在に係合している。
【0025】
上記第2の駆動軸44には第2のア−ム48の一端が連結されている。この第2のア−ム48の他端には第2のロ−ラ49が回転自在に設けられている。この第2のロ−ラ49は上記第1の脚床部22dの下面に当接している。
【0026】
上記第1の駆動軸43と第2の駆動軸44は上記背上げ駆動機構41によって回転駆動されるようになっている。第1の駆動軸43が回転駆動されて第1のア−ム45が起上方向に回動すると、腰床部22bと背床部22cとが起上させられる。第2の駆動軸44が回転駆動されて第2のア−ム48が起上方向に回動すると、第1の脚床部22dが起上方向に駆動され、この第1の脚床部22dに第2の脚床部22eが連動する。
【0027】
第2の脚床部22eとベッドフレ−ム5との間にはリンク38が両端部を回転自在に連結して設けられている。それによって、第2の脚床部22eは第1の脚床部22dに連動した状態、つまり第1の脚床部22dとでほぼへの字状をなした状態で保持されるようになっている。
【0028】
上記床板21上にはマットレス装置51が載置される。このマットレス装置51は図1に示すようにクッション体52が袋状に縫製された布製の外装体50に収容されてなる。
【0029】
上記クッション体52は、発泡ウレタンフォーム、サイザル繊維あるいは圧縮成形された綿などの弾性材料によってほぼ矩形状に形成された本体部53を有する。この本体部53は図4(a)に示すように幅方向両側の長手方向中途部に凹状の窪み部54が形成されていて、この窪み部54には図4(b)に示すように補助弾性部材55が設けられている。
【0030】
上記補助弾性部材55は上記本体部53よりも十分に軟質になるよう発泡成形されたウレタンフォームなどによって形成されていて、幅方向(マットレス装置51の幅方向と同方向)に圧縮変形し易いようになっている。
【0031】
上記窪み部54に設けられた補助弾性部材55はクッション体52の周囲を被覆するとともにこのクッション体52に紐状部材56によって結合されたメッシュ57によってクッション体52と一体的に保持されている。
【0032】
上記クッション体52と補助弾性体55との上下面には幅方向に沿う溝部52a,55aが長手方向に所定間隔で形成されている。しかも、各溝部52a,55aはクッション体52と補助弾性体55との上面と下面において長手方向における位置を上記間隔の約2分の1ずらして形成されている。
【0033】
上記マットレス装置51の両側に設けられた補助弾性部材55は、このマットレス装置51の左右方向および前後方向において対称形状に形成されている。それによって、床板21上に載置されたマットレス装置51を裏返したり、前後の向きを変えて使用しても、床板21の凹部24に対してマットレス装置51の補助弾性部材55の位置がずれることがないようになっている。
【0034】
図3に示すように、上記床板21の凹部24には支持手段としての支持体61が弾性的に変位自在に設けられている。つまり、この支持体61は、図3に示すように通常は上記凹部24に突出する状態で弾性的に保持されていて、同図に矢印で示す方向へ押圧することで、同方向にスライドして上記凹部24を開放するようになっている。また、支持体61に加えた加圧力を解除すれば、この支持体61は凹部24に突出する元の状態に弾性的に復元するようになっている。
【0035】
上記構成のベッド装置によれば、床板21の両側の長手方向中途部には幅方向に凹んだ凹部24が形成され、マットレス装置51のクッション体52の長手方向中央部分の幅方向両側は補助弾性部材55によって形成されている。
【0036】
上記マットレス装置51の補助弾性部材55は圧縮変形可能な柔らかさであるが、その補助弾性部材55の下面側は上記床板21の凹部24に突出した支持体61によって支持されている。
【0037】
そのため、支持体61によって支持された補助弾性部材55は、荷重によって変形し過ぎるようなことがないから、通常のベッド面の一部として有効に利用することができる。つまり、補助弾性部材55を設けることで、マットレス装置55の有効使用面積が減少するということがない。
【0038】
しかも、本体部53の窪み部54に設けられた補助弾性部材55はメッシュ57によって本体部53と一体的に保持されているから、窪み部54から脱落して利用者に違和感を与えたり、接着剤で接着固定した場合のように固化した接着剤の硬さによってクッション性能が低下したり、使用にともない剥離するなどのことが防止される。
【0039】
一方、マットレス装置51上に仰臥した図示しない老人や病人などの利用者を診察したり、介護する場合、診察者や介護者は床板21の凹部24に突出した支持体61と、マットレス装置51の支持体61上に載置された補助弾性部材55とを身体の一部、たとえば太腿の部分で押圧する。それによって、上記支持体61が弾性的に没入方向へスライドするとともに、マットレス装置51の補助弾性部材55が圧縮変形されるから、診察者や観察者は床板21の凹部24内へ入り込み、マットレス装置51に仰臥した利用者に近付くことができる。
【0040】
それによって、診察者や介護者は、利用者の身体を部分的に持ち上げたり、寝返りを打たせるなどの作業を、腰に負担が掛かることのない態勢で容易に行うことができる。
【0041】
また、足腰が弱った利用者がマットレス装置51上から降りる場合、床板21の凹部24の箇所から降りるようにする。それによって、利用者が立ち上がるとき、利用者の大腿部が支持体61や補助弾性部材55によって弾性的に保持されるから、保持されない場合に比べて立ち上がるときの安定性が得られる。
【0042】
つまり、上記構成のベッド装置によれば、利用者を診察したり、介護する場合には床板22の凹部24に突出した支持体61をばね65の復元力に抗して弾性的に押し込むと同時に、マットレス装置51の補助弾性部材55を圧縮変形させる。それによって、診察者や介護者は上記凹部24に入り込んで利用者に近付くことができるから、診察や介護を楽な姿勢で容易に行うことが可能となる。
【0043】
ベッド装置上に仰臥した利用者が上半身を起す場合には背上げ駆動機構41を作動させて図2に示すように背床部22c及び腰床部22bを起上させることで、床板21上に仰臥した利用者の上半身を起上する上記背床部22c及び腰床部22bによって起すことができる。
【0044】
背床部22c及び腰床部22bを起上させると、上記マットレス装置51のクッション体52が屈曲される。このクッション体52の本体部53と補助弾性部材55とには、上下面に幅方向に沿う溝部52a,55aが長手方向に所定間隔で形成されていることで長手方向に沿って屈曲され易い状態になっている。
【0045】
そのため、クッション体52は背床部22c及び腰床部22bが起上させることで、その起上に応じて容易に屈曲させることができる。つまり、クッション体52が屈曲されにくいと、背床部22c及び腰床部22bを起上させたときに、腰床部22bや背床部22cに沿って湾曲せず、これら床部から浮き上がる虞があるが、この発明のクッション体52は溝部52a,55aによって屈曲され易くしているため、腰床部22bや背床部22cから浮き上がることなく屈曲されることになる。
【0046】
なお、保持弾性部材55は軟らかであるから、溝部55aを形成しなくとも、本体部53とともに比較的容易に湾曲させることができる。
図6と図7はそれぞれこの発明のクッション体の変形例を示す第2の実施の形態と第3の実施の形態である。
【0047】
図6に示す第2の実施の形態のクッション体52Aは、本体部53Aが全長にわたって狭幅に形成され、その両側に全長にわたって補助弾性部材155が設けられている。この補助弾性部材155は長手方向中途部が軟質部155aとなっており、その他の部分は本体部53Aと同じ材料で形成されている。
【0048】
上記補助弾性部材155は上記本体部53Aの両側に接着剤で固定してもよいが、第1の実施の形態と同様メッシュ57によって一体的に保持するようにしてもよい。
【0049】
なお、本体部53Aと補助弾性部材155との上下面には、第1の実施の形態と同様、溝部52a,55aが形成されている。
図7はこの発明の第3の実施の形態で、この実施の形態は第2の実施の形態とほぼ同じであるが、補助弾性部材155が全長にわたって本体部53Aに比べて軟質なクッション材料で形成されているという点で相違している。
【0050】
【発明の効果】
請求項1乃至請求項3の発明によれば、マットレス装置を構成するクッション体の側部に圧縮変形可能な補助弾性部材を設けるようにした。そのため、介護者は上記補助弾性部材を圧縮変形させることで、身体をマットレス装置上の利用者に近づけることができる。
しかも、クッション体には幅方向に沿う溝部を長手方向に所定間隔で形成するようにした。そのため、クッション体は長手方向に沿って屈曲させ易いから、起床式のベッド装置に用いることで、床板の起上に応じて容易かつ確実に折り曲げることができる。
【0051】
しかも、クッション体には幅方向に沿う溝部を長手方向に所定間隔で形成するようにした。そのため、クッション体は長手方向に沿って屈曲させ易いから、起床式のベッド装置に用いることで、床板の起上に応じて容易かつ確実に折り曲げることができる。
【0052】
請求項4の発明によれば、起床式のベッド装置の床板に形成された凹部に支持手段を突没自在に設け、マットレス装置の上記凹部に対応する部分には圧縮変形可能な補助弾性部材を設けたから、介護者は補助弾性部材を圧縮変形させながら上記支持手段を没入方向へ弾性的に押し込むことで、身体を利用者に近づけることができ、しかも通常は上記補助弾性部材が上記支持手段によって保持されているから、この補助弾性部材によって利用者の支持状態が損なわれることがない。
【0053】
さらに、マットレス装置のクッション体の上下面に幅方向に沿う溝部を長手方向に所定間隔で設けるようにした。そのため、クッション体は溝部によって屈曲変形し易くなっているから、溝部が形成マットレス装置を床板の起上に応じて容易に、しかも床板から浮き上がるようことなく確実に湾曲させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のマットレス装置を示す斜視図。
【図2】同じくベッド装置の側面図。
【図3】同じくベッド装置の平面図。
【図4】(a)〜(c)はクッション体の製造手順を順次示した斜視図。
【図5】同じくクッション体の側面図。
【図6】この発明の第2の実施の形態を示すクッション体の斜視図。
【図7】この発明の第3の実施の形態を示すクッション体の斜視図。
【符号の説明】
5…ベッドフレーム
21…床板
24…凹部
51…マットレス装置
52…クッション体
50…外装体
53…本体部
52a…溝部
55…補助弾性部材
55a…溝部
61…支持体(支持手段)

Claims (4)

  1. クッション体を袋状に形成された布製の外装体によって被覆して形成されるマットレス装置において、
    上記クッション体は、表裏両面に幅方向に沿う溝部が長手方向に所定間隔で形成されているとともに幅方向の少なくとも一側部に窪み部が形成された本体部と、この本体部の上記窪み部に設けられ上記幅方向に圧縮変形可能な補助弾性部材とからなることを特徴とするマットレス装置。
  2. 上記窪み部に設けられた補助弾性部材は、上記クッション体に紐状部材によって結合されたメッシュによって上記クッション体と一体的に保持されていることを特徴とする請求項1記載のマットレス装置。
  3. クッション体を袋状に形成された布製の外装体によって被覆して形成されるマットレス装置において、
    上記クッション体は、表裏両面に幅方向に沿う溝部が長手方向に所定間隔で形成された本体部と、この本体部の幅方向の少なくとも一側部に設けられ上記幅方向に圧縮変形可能な補助弾性部材と、上記クッション体に紐状部材によって結合され上記補助弾性部材を上記クッション体に一体的に保持したメッシュとからなることを特徴とするマットレス装置。
  4. ベッドフレ−ムを有し、このベッドフレ−ムには一部が起伏可能な床板が設けられるベッド装置において、
    上記床板の幅方向両側部のうちの少なくとも一側部に上記ベッドフレ−ムの幅方向内方へ凹んで形成された凹部と、
    上記床板の上記凹部と対応する部分に突没自在に設けられた支持手段と、
    表裏両面に幅方向に沿う溝部が長手方向に所定間隔で形成されたクッション体を有し、上記床板上に載置されるとともに少なくとも上記凹部に対応する部分に圧縮変形可能な補助弾性部材が設けられてなり、上記床板上に載置されるマットレス装置と
    を具備したことを特徴とするベッド装置。
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