JP3566554B2 - マットレス装置およびベッド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自力で身体を動かすことが不自由な病人や老人などを長期にわたって就寝させるのに適したベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、病院などに老人や病人などの自力で身体を自由に動かすことができない利用者が入院した場合には病院用のベッド装置が用いられる。この種のベッド装置には種々のタイプがあるが、その1つとして起床式のベッド装置が知られている。
【0003】
起床式のベッド装置は、周知のようにベッドフレ−ムを有し、このベッドフレ−ム上に複数の床部に分割された床板が設けられている。複数の床部のうちの1つは上記フレ−ムに固定され、利用者の上半身に対応する床部は駆動機構によって起伏駆動されるようになっている。
【0004】
したがって、利用者は自力で上半身を起こすことができなくとも、上記駆動機構によって床部を起上させることで、上半身を起こすことができるから、食事や読書などをするときに便利である。
【0005】
ところで、ベッド装置上に横たわった利用者は定期的に診察を受けたり、排泄のための介護をしてもらわなければならないことがある。診察や介護を受ける際、利用者が自力で身体を動かすことが不自由な場合には、診察者や介護者が利用者の身体を部分的に持ち上げたり、寝返りを打たせるなどのことを行わなければならない。
【0006】
利用者の身体を部分的に持ち上げたり、寝返りを打たせるなどの作業を行う場合、診察者や介護者は、身体をできるだけ利用者に接近させた方がその作業がし易く、たとえば身体を利用者から離した状態でそのような作業を行うと、力が入りにくいため、作業がしにくいということがあったり、作業者の腰に大きな負担が掛るため、腰を痛めるなどのことがある。
【0007】
そこで、利用者を介護する場合、診察者や介護者は身体を利用者にできるだけ近付けて作業した方がよい。しかしながら、ベッド装置の床板は所定の幅寸法を有するから、利用者がその床板の幅方向中央部分や幅方向一端部側に仰臥しているような場合には、診察者や介護者は上記床板の幅方向他端側から身体を利用者に十分に近付けることができない状態で作業をしなければならないことがある。そのため、その作業がしにくかったり、腰を痛めるなどのことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のベッド装置は床板上に仰臥した利用者を診察したり、介護するなどの作業を行う場合、上記床板が所定の幅寸法を有するから、利用者が仰臥している位置によっては利用者に身体を十分に接近させて作業を行うことができないため、その作業がしにくかったり、腰に負担が掛かるなどのことがあった。
【0009】
この発明は上記事情に基づきなされたもので、その目的とすることは、利用者の診察や介護などをする場合、身体を利用者に十分に接近させることができるようにしたベッド装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ベッドフレ−ムを有し、このベッドフレ−ムには床板が設けられるベッド装置において、
上記床板の幅方向両側部のうちの少なくとも一側部に上記ベッドフレ−ムの幅方向内方へ凹んで形成された凹部と、
上記床板の上記凹部と対応する部分に設けられこの凹部に対して弾性的に突没自在な支持手段と、
上記床板上に載置されるとともに少なくとも上記凹部に対応する部分が上記床板の幅方向に圧縮変形可能なマットレス装置とを具備したことを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記床板は複数の床部に分割されていて、この床板の幅方向端部には、1つの床部の端面に取り付け固定される取付部及びこの取付部に回動自在に連結されるとともに上記1つの床部と隣り合う床部に連結された回動部とを有する支持部材が設けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、上記床板の凹部が形成された部分の下面側には、この床板の幅方向に沿ってガイド体が設けられ、このガイド体にはスライダが所定の範囲内でスライド自在かつ一端を上記凹部に臨ませて設けられ、このスライダの一端には上記支持手段が設けられ、他端側と上記ガイド体との間にはこのガイド体を弾性的にスライドさせるばねが設けられていることを特徴とする。
【0016】
請求項1の発明によれば、床板に形成された凹部には支持手段が弾性的に突没自在に設けられ、マットレス装置の上記凹部に対応する部分は床板の幅方向に圧縮変形可能であるから、介護者は補助部材を圧縮変形させながら上記支持手段を没入方向へ弾性的に押し込むことで、身体を利用者に近づけることができ、しかも通常は上記補助部材が上記支持手段によって保持されているから、この補助部材によって利用者の支持状態が損なわれることがない。
【0017】
請求項2の発明によれば、床板を複数の床部に分割した場合、隣り合う床部を取付部と回動部とを有する支持部材によって連結するようにしたことで、たとえば背上げ式のベッド装置用の床板などにおいて、隣り合う床部を簡単かつ確実に回動自在に連結することができる。
【0018】
請求項3の発明によれば、支持手段を、床板の凹部が形成された部分の下面側にガイド体にスライド自在に設けられたスライダに連結し、このスライダをばねによって弾性的に支持したから、上記支持体を突没方向に対して円滑にしかも確実に変位させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6はこの発明の第1の実施の形態を示し、図5と図6に示すベッド装置は下面四隅部に脚2が設けられたベ−スフレ−ム1を備えている。このベ−スフレ−ム1の四隅部には取付部3が設けられ、各取付部3には上下駆動ア−ム4の一端が回動自在に連結されている。各上下駆動ア−ム4の他端はベッドフレ−ム5に連結されている。
【0020】
つまり、ベッドフレ−ム5の両側の長手方向両端部にはそれぞれブラケット6が垂設されている。ベッドフレ−ム5の幅方向において対応する各一対のブラケット6には横軸7が回転自在に架設されている。各横軸7には上記上下駆動ア−ム4の他端が固着されている。
【0021】
上記一対の横軸7は図示しない上下駆動機構によって回転駆動されるようになっている。横軸7が回転駆動されれば、上記上下駆動ア−ム4が起伏駆動される。それによって、上記ア−ム4の他端に連結されたベッドフレ−ム5が上下駆動されるようになっている。
【0022】
上記ベッドフレ−ム5は、その長手方向に沿う一対の長尺杆8と幅方向に沿う一対の短尺杆(図示せず)との端部を連結部材11によって連結した矩形枠状をなしている。長手方向一端側に位置する一対の連結部材11にはヘッドボ−ド枠12が取り付けられ、他端側に位置する一対の連結部材11にはフットボ−ド枠13が取り付けられている。
【0023】
上記ベッドフレ−ム5の上面には床板21が設けられている。この床板21はベッドフレ−ム5の長手方向に沿って分割された5つの床部22a〜22eからなる。この床板21の長手方向中央部分は上記ベッドフレ−ム5に固定された固定床部22aとなっていて、この固定床部22aの一側には腰床部22bと背床部22cとが順次回動自在に連結されている。上記固定床部22aの他側には第1の脚床部22dと第2の脚床部22eとが順次回動自在に連結されている。
【0024】
上記各床部22a〜22eは合成樹脂をブロ−成形して中空状に形成されていて、互いに回動自在に連結される端部は図1や図3に示すように凹部23aと凸部23bとが交互に形成された凹凸状になっている。つまり、隣り合う床部は互いの凹部23aと凸部23bとを組み込み、その部分が図3に示す中空連結軸20によって回動自在に連結されている。さらに、床板21の上面には図1に示すように長手方向に沿う凸条23cが幅方向に所定間隔で形成されている。
【0025】
上記床板21の幅方向両側の長手方向中央部には平面形状が矩形状の凹部24が形成されている。つまり、上記凹部24は固定床部22aをその両側の腰床部22bおよび第1の脚床部22dよりも短尺にするとともに、腰床部22bと第1の脚床部22dの上記固定床部22aに隣接する部分を角型に除去することで、固定床部22a,腰床部22bおよび第1の脚床部22dにわたって矩形状に形成されている。
【0026】
なお、上記ベッドフレ−ム5の一対の長尺杆8の間隔は図1に示すように上記固定床部22aの長さ寸法とほぼ同じ幅寸法に設定されている。それによって、上記長尺杆8は上記凹部24に露出することがない。
【0027】
図5に示すように、上記ベッドフレ−ム5の下面側には背上げ駆動機構41が設けられている。この背上げ駆動機構41は一側面に駆動源40が設けられたボックス42を有し、このボックス42の一端側と他端側とにはそれぞれ軸線をベッドフレ−ム5の幅方向に沿わせた第1の駆動軸43と第2の駆動軸44とが設けられている。
【0028】
ヘッドボ−ド枠12側に位置する第1の駆動軸43には第1のア−ム45の一端が固着されている。この第1のア−ム45の他端部には一対の第1のロ−ラ46が所定間隔で回転自在に設けられている。このロ−ラ46は上記背床部22cの下面に設けられた断面コ字状のレ−ル47に転動自在に係合している。
【0029】
上記第2の駆動軸44には第2のア−ム48の一端が連結されている。この第2のア−ム48の他端には第2のロ−ラ49が回転自在に設けられている。この第2のロ−ラ49は上記第1の脚床部22dの下面に当接している。
【0030】
上記第1の駆動軸43と第2の駆動軸44は上記背上げ駆動機構41によって回転駆動されるようになっている。第1の駆動軸43が回転駆動されて第1のア−ム45が起上方向に回動すると、腰床部22bと背床部22cとが起上させられる。第2の駆動軸44が回転駆動されて第2のア−ム48が起上方向に回動すると、第1の脚床部22dが起上方向に駆動され、この第1の脚床部22dに第2の脚床部22eが連動する。
【0031】
第2の脚床部22eとベッドフレ−ム5との間にはリンク38が回動自在に設けられている。それによって、第2の脚床部22eは第1の脚床部22dに連動した状態、つまり第1の脚床部22dとでほぼへの字状をなした状態で保持されるようになっている。
【0032】
上記床板21上にはマットレス装置51が載置される。このマットレス装置51は図4に示すようにクッション体52を袋状に縫製された布製の外装体52aに収容されてなる。
【0033】
上記クッション体52は、発泡ウレタンフォーム、サイザル繊維あるいは圧縮成形された綿などの弾性材料によってほぼ矩形状に形成された本体部53と、この本体部53の両側の長手方向中途部に形成された凹状の窪み部54に接着固定された補助部材55とからなる。この補助部材55は上記本体部53よりも十分に軟質になるよう発泡成形されたウレタンフォームなどによって形成されていて、幅方向(マットレス装置51の幅方向と同方向)に圧縮変形し易いよう、その側面だけが上記窪み部54の内側面に接着され、両端面は接着されていない。
【0034】
さらに、上記補助部材55には上下方向に貫通する複数の中空部57が形成されている。そのことによっても、補助部材55は厚さ方向に圧縮変形し易いようになっている。なお、補助部材55に中空部57は形成しなくてもよい。
【0035】
上記マットレス装置51の両側に設けられた補助部材55は、このマットレス装置51の左右方向および前後方向において対称形状に形成されている。それによって、床板21上に載置されたマットレス装置51を裏返したり、前後の向きを変えて使用しても、床板21の凹部24に対してマットレス装置51の補助部材55の位置がずれることがないようになっている。
【0036】
上記床板21の凹部24には支持手段としての支持体61が弾性的に変位自在に設けられている。この支持体61は、図3(a)に示すように帯状の連結プレート62の長手方向両端に一端が連結された一対のガイドロッド63および中央に一端が連結されたストッパロッド64からなる。一対のガイドロッド63は上記固定床部22aに背床部22cおよび第1の脚床部22dを回動自在に連結した一対の中空連結軸20にスライド自在に挿入されている。つまり、中空連結軸20の端部が上記支持体61をスライド自在に保持するガイド部となっている。
【0037】
上記中空連結軸20にはばね65が収容されている。このばね65は上記ガイドロッド63の末端と、上記中空連結軸20に設けられたピン66との間に設けられ、上記支持体61を上記凹部24に突出するよう弾性的に付勢している。つまり、支持体61は図3(a)に実線で示すように上記凹部24に突出した状態から上記ばね65の付勢力に抗して矢印方向に押し込むことができるようになっている。
【0038】
上記ストッパロッド64は上記固定床部22aの一側面および下面に開放して形成されたスライド溝66にスライド自在に挿入されている。このスライド溝66には図3(b)に示すように段部67が形成され、この段部67には上記ストッパロッド64の末端に設けられたストッパ68が係合している。それによって、上記ストッパロッド64の突出方向の位置が規制されるから、上記支持体61が上記固定床部22aから抜出するのを阻止している。
【0039】
なお、上記固定床部22aの端部下面には上記スライド溝66を閉塞してストッパロッド64がスライド溝66から外れるのを防止する押え板69が設けられている。
【0040】
上記構成のベッド装置によれば、床板21の両側の長手方向中途部には幅方向に凹んだ凹部24が形成され、マットレス装置51のクッション体52の長手方向中央部分の幅方向両側は補助部材55によって形成されている。
【0041】
上記マットレス装置51の補助部材55は圧縮変形可能な柔らかさであるが、その補助部材55の下面側は上記床板21の凹部24に突出した支持体61によって支持されている。
【0042】
そのため、支持体61によって支持された補助部材55は、荷重によって変形し過ぎるようなことがないから、通常のベッド面の一部として有効に利用することができる。つまり、補助部材55を設けることで、マットレス装置55の有効使用面積が減少するということがない。しかも、補助部材55は本体部53の窪み部54に接着固定され、本体部53と一体化されているから、そのことによっても利用者に与える違和感を減少させ、寝心地の低下を招くのが防止される。
【0043】
一方、マットレス装置51上に仰臥した図示しない老人や病人などの利用者を診察したり、介護する場合、診察者や介護者は床板21の凹部24に突出した支持体61の連結プレート62と、マットレス装置51の支持体61上に載置された補助部材55とを身体の一部、たとえば太腿の部分で押圧する。それによって、上記支持体61がばね65の付勢力に抗して没入方向へスライドするとともに、マットレス装置51の補助部材55が圧縮変形されるから、診察者や観察者は床板21の凹部24内へ入り込み、マットレス装置51に横臥した利用者に近付くことができる。
【0044】
それによって、診察者や介護者は、利用者の身体を部分的に持ち上げたり、寝返りを打たせるなどの作業を、腰に負担が掛かることのない態勢で容易に行うことができる。しかも、マットレス装置51の補助部材55には中空部57が形成されていることで圧縮変形し易くなっているから、そのことによっても診察者や介護者は凹部24内へ入り込み易い。
【0045】
さらに、足腰が弱った利用者がマットレス装置51上から降りる場合、床板21の凹部24の箇所から降りるようにする。それによって、利用者が立ち上がるとき、利用者の大腿部が支持体61や補助部材55によって弾性的に保持されるから、保持されない場合に比べて立ち上がるときの安定性が得られる。
【0046】
つまり、上記構成のベッド装置によれば、利用者を診察したり、介護する場合には床板22の凹部24に突出した支持体61をばね65の復元力に抗して弾性的に押し込むと同時に、マットレス装置51の補助部材55を圧縮変形させる。それによって、診察者や介護者は上記凹部24に入り込んで利用者に近付くことができるから、診察や介護を楽な姿勢で容易に行うことが可能となる。
【0047】
図7乃至図9はこの発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は床板21の5つの床部22a〜22eの隣り合う側面の一方にはコ字状の第1の連結具71が設けられ、他方には上記連結具71に連結軸72によって回動自在に連結される舌片73が設けられ、それによって5つの床部が互いに回動自在に連結されている。
【0048】
ベッドフレーム5に固定される固定床部22aは、その下面側が開放していて、長手方向両端部内にはケース74(一方のみ図示)が設けられている。このケース74には支持体61Aが設けられている。この支持体61Aは上記第1の実施の形態と同様、連結プレート62の両端にガイドロッド63が連結されるとともに、中央部にはストッパロッド64が連結されている。
【0049】
上記ケース74には一対のガイド筒75が一端面を上記固定床部22aの端面に開口させて設けられ、さらに固定床部22aの一対のガイド筒75の間の部分にはスライド溝66が上記ケース74の端面および下面に開放して形成されている。
【0050】
上記ガイド筒75には上記支持体61Aの一対のガイドロッド63がスライド自在に挿通され、上記スライド溝66には上記ストッパロッド64がスライド自在に挿通されている。
【0051】
上記ガイド筒75には支持体61Aを突出方向に弾性的に付勢したばね65が収容され、上記スライド溝66には上記ストッパロッド64の末端に設けられたストッパ68が係合して支持体61Aの突出方向へのスライド位置を規制する段部67が形成されている。上記スライド溝66の一端部は押え板69によって閉塞され、それによって上記スライド溝66からストッパロッド64が外れるのを阻止している。
【0052】
なお、床板21には、上記固定床部22aの長さ寸法を他の床部よりも短くすることで、その長手方向両端に凹部24Aが形成されている。
このような構成においても、上記第1の実施の形態と同様、支持体61Aをばね65の付勢力に抗して押し込みながらマットレス装置51の補助部材55を圧縮変形させることで、診察者や介護者は床板21の凹部24Aに入り込むことができる。
【0053】
図10はこの発明の第3の実施の形態を示すマットレス装置51Aの変形例である。この実施の形態のマットレス装置51Aは、本体部53の幅方向両側に長手方向全長にわたって補助部材55を設けることでクッション体52を形成するようにしたものである。
【0054】
このような構成のマットレス装置51Aによれば、上記第1の実施の形態に示されたベッド装置の床板21上に載置して利用することができるばかりか、マットレス装置51Aの幅寸法を床板21の幅寸法よりも大きくし、その両側部の補助部材55を床板22の幅方向から突出させるようにすれば、診察者や介護者は床板の幅方向のどの位置からでも、上記補助部材55を圧縮変形させて利用者に近付くことができる。
【0055】
なお、この第3の実施の形態の変形例として、補助部材55をマットレス装置51Aの幅方向一側だけに設けるようにしてもよい。
図11は第1の実施の形態において用いられた補助部材55Aの変形例で、この補助部材55Aは軟質シート81の間に硬質シート82と介在させ、これらを一体的に接着固定して形成するようにした。
【0056】
このような構成によれば厚さ方向には軟質シート81の柔らかさによって圧縮変形し易いが、上下方向には硬質シート82の硬さによって変形しにくくなるから、通常の使用時における支持性能を向上させることができる。
【0057】
図12乃至図14はこの発明の第5の実施の形態を示す。
この実施の形態は、第2の実施の形態に示された床板21の固定床部22aの下面側に、その幅方向全長にわたる長さでチャンネル部材からなるガイド体81が設けられている。また、固定床部22aの幅方向両端には保持部材82が取り付けられる。
【0058】
上記ガイド体81には図13と図14に示すように一対のスライダ83がスライド自在に設けられている。このスライダ83は角筒部83a及びこの角筒部83aのほぼ半分の形状のコ字状部83bとからなる。上記角筒部83aの両側壁には長手方向に沿って所定の長さの長孔84が形成され、上記コ字状部83bの端部には支軸85が設けられている。
【0059】
上記ガイド体81の一端側と他端側にはそれぞれガイド軸86が幅方向に架設され、各ガイド軸86は上記ガイド体81に設けられたスライダ83の長孔84に挿通されている。したがって、上記スライダ83は上記長孔84の範囲内でスライド可能となっている。
【0060】
上記支軸85と上記ガイド軸86との間にはコイルばね87が張設されている。したがって、各スライダ83は図14(a)に示すように、上記コイルばね87によって一端部がガイド体81から突出した状態で弾性的に保持されている。
【0061】
上記スライダ83の一端部は図12に示すように、上記保持部材82に形成された溝部82aに通されて床板21の凹部24に突出し、その端面には支持体61Bが設けられている。
【0062】
上記支持体61Bは、上記スライダ83の端面に長手方向中途部の内面が固着された連結プレート87を有し、この連結プレート87の下端面にはロッドをコ字状に曲成したコ字状杆88の中途部が固着され、上端面には3本の支持杆89の一端部が固着されている。
【0063】
上記コ字状杆88の両端部と上記支持杆89の他端部とは上記保持部材82に形成された通孔90にスライド自在に挿通支持されている。
上記構成によれば、支持体61Bを、ガイド体81にスライド自在に設けられたスライダ83に取り付けるようにしたから、上記支持体61Bのスライド変位が円滑に行われる。しかも、支持体61Bを凹部24に没入する方向へ変位させたときに、突出方向への復元力を与えるコイルばね87を上記ガイド体81内に設けたから、全体の構成をコンパクト化することができる。
【0064】
この第5の実施の形態において、固定床部22aを合成樹脂で成形する場合、上記ガイド体81を別部材とせずに、固定床部22aと一体成形するようにしてもよい。
【0065】
図15はこの発明の第6の実施の形態で、この実施の形態は第5の実施の形態で用いられたコイルばね87に代わり、ガススプリング91を用いるようにした。すなわち、ガイド体81にスライド自在に支持された一対のスライダ83Aは角筒部83aだけからなり、一対のスライダ83Aの上記ガイド体81内に位置する端部に上記ガススプリング91の一端と他端とが連結れている。
【0066】
上記ガススプリング91は一対のスライダ83Aの支持体61B(図12に示すものと同じ構成)が設けられた端部が上記ガイド体81から突出した状態で、これらスライダ83Aを弾性的に保持し、没入方向に変位させると、上記ガススプリング91が圧縮されて復元力を生じるようになっている。
なお、スライダ83Aのスライド範囲は長孔84及びガイド軸86によって制限されていることは上記第5の実施の形態と同じである。
【0067】
図16はこの発明の第7の実施の形態で、この実施の形態は第5の実施の形態のコイルばね87に代わりぜんまいばね92が用いられている点で相違し、他の構成は同じである。
【0068】
つまり、スライダ83のコ字状部83bの先端部に設けられた支軸85には上記ぜんまいばね92が保持され、このぜんまいばね92の先端がガイド軸86に連結されている。
【0069】
したがって、スライダ83が没入方向へスライド変位する際、上記ぜんまいばね92が復元力に抗して伸張するから、没入させるためにスライダ83に付与した力を除去するれば、突出方向へ自動的に復元するようになっている。
【0070】
図17はこの発明の第8の実施の形態を示す。この実施の形態は、図12乃至図14に示す第5の実施の形態とほぼ同じであるが、固定床部22bの幅方向両端に設けられる保持部材82Aの形状が異なる。
【0071】
すなわち、保持部材82Aは上記固定床部22aの端面に取付け固定される取付け部91を有する。この取付け部91は厚肉部92aの両端に薄肉部92bが形成され、この薄肉部92b上に上記固定床部22aに隣接する腰床部22bと第1の脚床部22dとの幅方向一端部が位置するようになっている。
【0072】
上記厚肉部92aの両端部にはレバー状の回動部93の一端がピン94によって回動自在に連結されている。各回動部93は、上記薄肉部92b上に位置する腰床部22bと第1の脚床部22dの幅方向端部の上面にそれぞれ図示しないねじによって連結固定されている。
【0073】
上記厚肉部92aの両端部には取付孔94が厚さ方向に貫通して形成され、この取付孔94に挿通される図示しないねじによって上記保持部材82Aはベッドフレーム8に取り付け固定されている。
【0074】
上記構成によれば、支持体61Bをスライド自在に支持するための保持部材82Aを、上記固定床部22aに対して、この固定床部22aに隣接する腰床部22bと第1の脚床部22cとを、回動自在に連結する連結部材としても利用することができる。
【0075】
この発明は上記各実施の形態に限定されず、種々変形可能である。たとえばマットレス装置の本体部はウレタンフォームやサイザルなどの弾性材料に代わり、スプリングによって形成されたスプリングユニットであってもよい。さらに、本体部の窪み部に設けられる補助部材は本体部に比べて軟らかな材料に限られず、本体部と同じ硬さの弾性材料や硬い材料であっても、幅方向に圧縮変形し易い形状、たとえば中空状などの形状とすれば、補助部材として使用することができる。
【0076】
さらに、マットレス装置としてはエアーマットレス、ウオータマットレス、ポリウレタンフォーム、とくに低反発のものなどであってもよく、要は支持体の変位によって幅方向内方へ弾性的に変形できる構成のものであればよい。
【0077】
しかも、マットレス装置を比較的硬質の弾性材料で形成した場合、その弾性材料の床板の凹部に対応する部分に、厚さ方向に貫通する複数の孔を穿設しておけば、その部分を幅方向内方へ弾性変形させることが可能となる。
【0079】
請求項1の発明によれば、床板に形成された凹部には支持手段が突出方向に弾性的に付勢され、マットレス装置の少なくとも上記凹部に対応する部分を圧縮変形可能とした。
【0080】
そのため、介護者や診察者などは補助部材を圧縮変形させながら上記支持手段を没入方向へ弾性的に押し込むことで、身体を利用者に近づけることができるから、利用者の介護や診察を利用者に身体を近付けて楽な姿勢で容易に行うことができ、しかも通常はマットレス装置の上記凹部に対応する部分が上記支持手段によって保持されているから、マットレス装置の少なくとも凹部に対応する部分を圧縮変形可能にしても、利用者の支持状態が損なわれることがない。
【0081】
請求項2の発明によれば、床板を複数の床部に分割した場合、隣り合う床部を取付部と回動部とを有する支持部材によって連結するようにした。
そのため、たとえば背上げ式のベッド装置用の床板などにおいては、隣り合う床部を簡単かつ確実に回動自在に連結することができる。
【0082】
請求項3の発明によれば、床板の凹部が形成された部分の下面側にガイド体を設け、このガイド体にスライド自在にスライダを設け、このスライダに支持手段を連結するとともに、このスライダをばねによって弾性的に支持したから、上記支持体を突没方向に対して円滑にしかも確実に変位させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の全体構成を示すベッド装置の平面図。
【図2】同じく要部の斜視図。
【図3】(a)は同じく床板の支持手段が設けられた部分を一部断面して下面側から見た平面図、(b)は同じく図3(a)のA−A線に沿う断面図、(c)は同じく図3(b)のB−B線に沿う断面図。
【図4】同じくマットレス装置の外装体の一部を除去した斜視図。
【図5】同じくベッド装置の側面図。
【図6】同じくベッド装置の縦断面図。
【図7】この発明の第2の実施の形態を示すベッド装置の平面図。
【図8】同じく支持体が設けられた部分の斜視図。
【図9】(a)は同じく図8のX−X線に沿う断面図、(b)は同じくY−Y線に沿う断面図。
【図10】この発明の第3の実施の形態を示す外装体の一部を除去したマットレス装置の斜視図。
【図11】この発明の第4の実施の形態を示す本体部の斜視図。
【図12】この発明の第5の実施の形態を示す固定床部の裏面側を示す斜視図。
【図13】同じくガイド体とスライダの分解斜視図。
【図14】(a)は同じくガイド体とスライダとの組立て状態の平面図、(b)は同じくスライダをガイド体内へスライドさせた状態の平面図。
【図15】この発明の第6の実施の形態を示すガイド体とスライダとの組立て状態の平面図。
【図16】この発明の第7の実施の形態を示すガイド体とスライダとの組立て状態の平面図。
【図17】この発明の第8の実施の形態を示す固定床部の幅方向両端に設けられる一対の保持部材の斜視図。
【符号の説明】
5…ベッドフレーム
21…床板
24…凹部
51…マットレス装置
52…クッション体
52a…外装体
53…本体部
55…補助部材
61…支持体(支持手段)

Claims (3)

  1. ベッドフレ−ムを有し、このベッドフレ−ムには床板が設けられるベッド装置において、
    上記床板の幅方向両側部のうちの少なくとも一側部に上記ベッドフレ−ムの幅方向内方へ凹んで形成された凹部と、
    上記床板の上記凹部と対応する部分に設けられこの凹部に対して弾性的に突没自在な支持手段と、
    上記床板上に載置されるとともに少なくとも上記凹部に対応する部分が上記床板の幅方向に圧縮変形可能なマットレス装置と
    を具備したことを特徴とするベッド装置。
  2. 上記床板は複数の床部に分割されていて、この床板の幅方向端部には、1つの床部の端面に取り付け固定される取付部及びこの取付部に回動自在に連結されるとともに上記1つの床部と隣り合う床部に連結された回動部とを有する支持部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 上記床板の凹部が形成された部分の下面側には、この床板の幅方向に沿ってガイド体が設けられ、このガイド体にはスライダが所定の範囲内でスライド自在かつ一端を上記凹部に臨ませて設けられ、このスライダの一端には上記支持手段が設けられ、他端側と上記ガイド体との間にはこのガイド体を弾性的にスライドさせるばねが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のベッド装置。
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