JP3557114B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体記憶装置に係り、特に高周波クロック同期型メモリの回路構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の高周波クロック同期型メモリの回路構成を図26に示す。メモリ回路100は大別してメモリ・コア部101とその他のI/F回路から構成される。
【0003】
I/F回路はメモリ・コア部101に隣り合う左右のシフトレジスタ部102と、これに対応して外部信号線との間に配置された左右のI/O回路(入出力回路)106と、DLL(Delayed Locked Loop )回路111と、コントロールロジック112とを備えている。
【0004】
ここで、DLL回路111は、外部から入力する書き込み用クロックRXCLKに同期して、内部ライトデータを制御するクロックrclkを生成し、また、外部から入力する読み出し用クロックTXCLKに同期して、内部リードデータを制御するクロックtclkを生成する回路である。
【0005】
また、コントロールロジック112は、外部コマンド信号COMMANDにより入力されたプロトコルを論理演算して、メモリ回路のコントロール信号を生成する回路である。
【0006】
左右のI/O回路106は、内部ライトデータ制御クロックrclkを用いて、外部入出力データ線からシリアル・ライトデータDQ<0:7>、DQ<8:15>をそれぞれ取り込み、複数のシフトレジスタからなる左右のシフトレジスタ部102に入力する内部シリアル・ライトデータeWrite、oWriteを出力する。
【0007】
また、内部リードデータ制御クロックtclkを用いて、左右のシフトレジスタ部102から内部シリアル・リードデータeRead、oReadをそれぞれ取り込み、外部入出力データ線にシリアル・リードデータDQ<0:7>、DQ<8:15>をそれぞれ出力する。
【0008】
ここで<0:7>、<8:15>は、全部で16ビットのデータの内、前半の8ビットのデータと後半の8ビットのデータを示している。なお、Read、Writeに付記したe、oの文字は、それぞれ偶数番(even)及び奇数番(odd)のデータを示している。
【0009】
左右のシフトレジスタ部102は、読み出し動作時にコントロール信号によりメモリ・コア部101から読み出された内部パラレル・リードデータRD<0:7>をそれぞれ取り込み、書き込み動作時にコントロール信号により内部パラレル・ライトデ−タWD<0:7>をそれぞれ出力して、メモリ・コア部101に書き込む。
【0010】
このように、左右のシフトレジスタ部102は、左右のI/O回路106とメモリ・コア部101との間で、読み出し動作時に内部パラレル・リードデータRD<0:7>を内部シリアル・リードデータeRead、oReadに変換し、また書き込み動作時に内部シリアル・ライトデータeWrite、oWriteを内部パラレル・ライトデータWD<0:7>に変換する。
メモリ・コア部101は、ローデコーダ、カラムデコーダ、メモリセルアレイ、センスアンプ、リダンダンシ・フューズ、DQバッファからなる通常のDRAM回路で構成される。
【0011】
上記したように、従来の高周波クロック同期型メモリのレイアウト構成において、メモリ・コア部101から読み出されたパラレル・リードデータが、シフトレジスタ102によりシリアル・リードデータに変換され、I/O回路106に到達するまでの経路を図27に示す。ここで、点線で囲まれた周辺回路部105の内部に含まれる左右のI/O回路106には、一連番号0〜7及び8〜15が付されている。
【0012】
メモリ・コア部101にデータを書き込む場合には、I/O回路106から入力したシリアル・ライトデータがシフトレジスタ部102に入力され、シフトレジスタ部102でパラレル・ライトデータに変換された後、メモリコア部101に書き込まれる。
【0013】
このように、書き込み動作におけるデータの流れは、読み出し動作におけるデータの流れを逆にすれば求められるので、図27では読み出し動作の場合を例としてリードデータの経路を示している。
【0014】
図27において、周辺回路部105の上下に配置されたメモリ・コア部101は、一連番号0〜7が付された左側の各8ビットのI/O回路106に対応して、左側のメモリ・コア部101に前記各8ビット分の領域がそれぞれ割り付けられ、同様に、一連番号8〜15が付された右側の各8ビットのI/O回路106に対応して、右側のメモリコア部101に前記各8ビット分の領域がそれぞれ割り付けられ、全体で16ビット構成の高周波クロック同期型メモリを構成している。
【0015】
このようにして、図27のメモリ・コア部101に示されるように、セルアレイには(I/O)0<0:7>から(I/O)15<0:7>までの各8ビットの領域がそれぞれ割り付けられる。高周波クロック同期型メモリのアクティブ動作時には、アドレス信号により左上、右下、又は左下、右上のどちらかの組み合わせで、上記4つのメモリ・コア部101が選択される。
【0016】
メモリ・コア部101から8ビットごとに、パラレルに読み出されたリードデータは、シフトレジスタ部102で各8ビットのシリアル・リードデータに変換される。シフトレジスタ部102の詳細を図28に示す。
【0017】
図28(a)はシフトレジスタ部102の拡大図である。シフトレジスタ部102には(I/O)0〜(I/O)7までの各I/O回路に対応してシフトレジスタ102aが配置され、内部リードデータ制御クロックtclkの立ち上がり、立ち下がりエッジに同期して、それぞれ奇数データ、偶数データのシフト動作が行われる。
【0018】
すなわち、各シフトレジスタ102aにはメモリ・コア部から読み出されたRD0<0:7>からRD7<0:7>までの各8ビットのパラレル・リードデータが入力され、前記各シフトレジスタ102aから、oRead0〜oRead7の奇数番、及びeRead0〜eRead7の偶数番のシリアル・リードデータが読み出される。
【0019】
また、oWrite0〜oWrite7の奇数番、及びeWrite0〜eWrite7の偶数番のシリアル・ライトデータが、前記各シフトレジスタ102aに入力され、WD0<0:7>からWD7<0:7>までの、各8ビットのパラレル・ライトデータが出力される。
【0020】
図28(b)に各シフトレジスタ102aの回路構成を示す。シフトレジスタ102aは読み出し用のリードレジスタ107と、書き込み用のライトレジスタ108から構成される。
【0021】
リードレジスタ107は、奇数番のパラレル・リードデータRD<1>、RD<3>、RD<5>、RD<7>を入力し、シリアル・リードデータoReadを出力する直列接続の4段のフリップ・フロップ(以下FFと呼ぶ)109からなるシフトレジスタと、偶数番のパラレル・リードデータRD<0>、RD<2>、RD<4>、RD<6>を入力し、シリアル・リードデータeReadを出力する直列接続の4段のFF110からなるシフトレジスタで構成される。
【0022】
ライトレジスタ108は、奇数番のシリアル・ライトデータoWriteを入力し、奇数番のパラレル・ライトデータWD<1>、WD<3>、WD<5>、WD<7>を出力する直列接続の4段のFFからなるシフトレジスタ109と、偶数番のシリアル・ライトデータeWriteを入力し、偶数番のパラレル・ライトデータWD<0>、WD<2>、WD<4>、WD<8>を出力する直列接続の4段のFF110からなるシフトレジスタで構成される。
【0023】
このように、シフトレジスタの両端からシリアルデータを入出力し、シフトレジスタを構成するFF109、110の各出力段からパラレルデータを入出力することによりパラレル・シリアル変換を実現している。
【0024】
以下、図27のメモリ・コア部101のひとつと、対応するシフトレジスタ102及びI/O回路106のひとつに着目し、図29乃至図32に示すタイミング波形図を用いて高周波クロック同期型メモリの書き込み・読み出し動作の1例を説明する。
【0025】
はじめに、図29を用いて読み出し動作について説明する。リードコマンド信号COMMANDが入力されると、一定時間後にメモリ、コア部101のひとつからパラレルに8ビットのリードデータRD<0:7>が出力される。
【0026】
8ビットのパラレル・リードデータRD<0:7>は、内部リードデータを制御するtclkの立ち上がりに同期して、図28に示す対応するシフトレジスタ102aに含まれるリードレジスタ107のodd側で、奇数番の1、3、5、7からなる4ビットのシリアルリードデータoReadに変換される。
【0027】
また、前記RD<0:7>は、クロックtclkの立ち下がりに同期して、対応するシフトレジスタ102aに含まれるリードレジスタ107のeven側で、偶数番の0、2、4、6からなる4ビットのシリアルリードデータeReadに変換される。
【0028】
これらを合成して、0〜7と番号付けされた計8ビットのシリアル・リードデータが対応するI/O回路106を介して外部に出力される。このようにして、4サイクルのtclkで8ビットのシリアル・リードデータが出力される。すなわち、tclkの立ち上がり、立ち下がりエッジを用いることにより、各4ビットのoRead、eReadを交互に出力することができる。
【0029】
次に、図30を用いて読み出し動作の他の例について説明する。図30は、内部リードデータを制御するクロックtclkの立ち上がりエッジのみを用いて、パラレル・シリアル変換を行う場合のタイミング波形図である。図29で説明したtclkの立上がり、立下がりエッジを使用する場合に比べて、8ビットのパラレル・シリアル変換を行うのに8サイクルのtclkが必要となる。
【0030】
次に、図31を用いて書き込み動作の1例について説明する。ライトコマンド信号COMMANDが入力されると、一定時間後にI/O回路のひとつから8ビットのシリアル・ライトデータが出力される。
【0031】
I/O回路から出力された8ビットのシリアル・ライトデータは、内部ライトデータを制御するrclkの立ち上がりに同期して、対応する図28(b)のシフトレジスタ102aに含まれるライトレジスタ108のeven側で偶数番の0、2、4、6からなる4ビットのシリアル・リードデータeReadに変換され保持される。
【0032】
また、前記RD<0:7>は、クロックrclkの立ち下がりに同期して、同じく対応する図28(b)のシフトレジスタ102aに含まれるライトレジスタ108のodd側で奇数番の1、3、5、7からなる4ビットのシリアル・リードデータoReadに変換され保持される。
【0033】
これら偶数番及び奇数番のシリアル・ライトデータが保持された図28(b)のライトレジスタ108aに含まれるeven側及びodd側の各FF109、110の出力を合成することにより、シリアル・パラレル変換され0〜7と番号付けられたパラレル・ライトデータWD<0:7>が出力される。
【0034】
次に、図32を用いて書き込み動作の他の例について説明する。図32は、内部ライトデータを制御するクロックrclkの立ち上がりエッジのみを用いて、シリアル・パラレル変換を行う場合のタイミング波形図である。図31で説明したrclkの立上がり、立下がりエッジを使用する場合に比べて、8ビットのシリアル・パラレル変換を行うのに8サイクルのrclkが必要となる。
【0035】
次に、図33を用いて従来の高周波クロック同期型メモリの構成について説明する。図33(a)にその主要回路のパターンレイアウトを示す。入出力ピンに接続されるパッド(図示せず)はチップの中央部に配置される。
【0036】
DLL回路111の左右に1列のI/0回路106が配置され、その上部に隣接してコントロール・ロジック112を設け、コントロールロジック112と、DLL回路111及び1列のI/O回路106の上下に、シフトレジスタ部102が配置され、上下のメモリ・コア部101との間で矢示したようにデータ転送が行われる。
【0037】
メモリ・コア部101内のDQバッファ103と、メモリ・コア部101に冗長性を付与し不良ビットを切り離すことにより製造歩留まりの向上を図るリダンダンシ・フューズ回路104とが、シフトレジスタ102に隣接するように配置される。
【0038】
メモリ・コア部101と、シフトレジスタ部102とをセットにして上下対称に配置することにより、メモリ・コア部101とシフトレジスタ102との間をつなぐデータ線や信号線の配置を上下対称にし、伝播時間を等しくして書き込み・読み出し動作マージンを向上することができる。しかし、この配置では上下2段のシフトレジスタ部102が必要となりチップ面積が増加する。
【0039】
図33(b)はメモリ・コア部101の構成を示すブロック図である。メモリ・コア部101は、通常の半導体記憶装置と同様にDQバッファ103と、フューズ回路104と、メモリセルアレイ113と、センスアンプ114と、カラムデコーダ115と、ローデコーダ116とから構成される。ADDはアドレス信号、RD、WDはそれぞれリードデータ、ライトデータを示す。
【0040】
前記のパターンレイアウトにおいて、シフトレジスタ部102をl段にして上下のメモリ・コア部101で共用するようにした従来例を図34に示す。前記レイアウトと比較してチップ面積の削減は期待できるが、シフトレジスタ部102の入出力データ線や信号線の上下の配線長が異なるため、上下のメモリコア部へのデータや信号の伝播時間の対称性が崩れて、配線長が長いメモリ・コア部の書き込み・読み出し動作のマージンが小さくなる欠点がある。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の高周波クロック同期型メモリは、メモリ・コア部とシフトレジスタ部との間でデータや信号の授受を行うデータ線、信号線の伝播時間を上下対称にするため、メモリ・コア部とシフトレジスタ部とをセットにして上下対称となるように配置すれば、上下2段のシフトレジスタ部が必要になり、チップ面積が増加するという問題があった。
【0042】
また、シフトレジスタ部をl段にして、上下のメモリ・コア部101で共用すればチップ面積の削減は期待できるが、シフトレジスタ部の入出力データ線、信号線の上下の配線長が異なるため、データや信号の伝播時間の対称性が崩れ、配線長が長いメモリ・コア部の書き込み・読み出し動作マージンが小さくなるという問題があった。
【0043】
本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもので、メモリ・コア部とシフトレジスタ部をセットとして上下対称に配置するばかりでなく、さらに左右対称になるように分割配置し、チップ面積の増大を生じることなくメモリ・コア部とシフトレジスタとの間でデータ線、信号線の伝播時間の対称性を確保することにより、書き込み・読み出し動作マージンの大きい高周波クロック同期型メモリの回路を提供することを目的とする。
【0044】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体記憶装置は、方形の半導体チップ上に形成された高周波クロック同期型メモリ回路からなり、I/O回路を含む左右に長い周辺回路部を前記半導体チップの中央部に置き、この周辺回路部に対して上下対称となるように、メモリ・コア部とシフトレジスタ部とをセットにして配置し、さらにこのシフトレジスタ部の長さ方向と前記周辺回路部の長さ方向とが互いに直交するように配置することを特徴とする。
【0045】
このように上下の対称性を備えたパターン・レイアウトを有する本発明の高周波クロック同期型メモリ回路は、前記方形の半導体チップ上で、さらに左右の対称性を具備することを特徴とする。
【0046】
また、I/O回路を含む左右に長い周辺回路部と、これに直交する上下に長いシフトレジスタ部との間を接続するデータ線、信号線の長さを短縮するために、前記シフトレジスタ部で転送される書き込み・読み出しデータの流れの方向を最適化することを特徴とする。
【0047】
以下の請求項の説明において、方形の半導体チップの任意の1辺に沿う前記左右の方向を横方向と呼び、前記方形の半導体チップの他の1辺に沿う前記上下の方向を縦方向と呼ぶことにする。なお、前記方形の半導体チップは正方形でも矩形でもよい。
【0048】
具体的には本発明の半導体記憶装置は、複数のI/O回路を含む周辺回路部と、長手方向がこの周辺回路部の長手方向と直交するように配置されたシフトレジスタ部と、このシフトレジスタ部の長手方向に沿って隣接するように配置されたメモリセルアレイを含むメモリ・コア部とを具備することを特徴とする。
【0049】
好ましくは本発明の半導体記憶装置は、メモリ・コア部とシフトレジスタ部とが半導体チップの一方の中心線に対して対称となるように配置されることを特徴とする。
【0050】
また、好ましくは本発明の半導体記憶装置は、前記メモリ・コア部が前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って片側に隣接するように配置されることを特徴とする。
【0051】
また、さらに好ましくは本発明の半導体記憶装置は、前記メモリ・コア部が前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って両側に隣接するように配置されることを特徴とする。
【0052】
また、好ましくは本発明の半導体記憶装置は、前記メモリ・コア部が前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って両側に隣接するように配置された第1、第2のメモリ・コア部からなり、前記シフトレジスタ部は、前記第1のメモリ・コア部と組み合わせて動作する第1のシフトレジスタと、前記第2のメモリ・コア部と組み合わせて動作する第2のシフトレジスタとからなることを特徴とする。
【0053】
また、さらに好ましくは本発明の半導体記憶装置は、前記メモリ・コア部が前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って両側に隣接するように配置された第1、第2のメモリ・コア部からなり、前記シフトレジスタ部は、前記第1、第2のメモリ・コア部と共通に組み合わされて動作することを特徴とする。
【0054】
本発明の半導体記憶装置は、複数のI/O回路を含む周辺回路部と、長手方向がこの周辺回路部の長手方向と直交するように配置されたシフトレジスタ部と、このシフトレジスタ部の長手方向に沿って隣接するように配置されたメモリセルアレイを含むメモリ・コア部とを具備し、シフトレジスタ部は、複数のI/O回路ごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックをシフトレジスタ部の長手方向に沿って順に配置することにより構成されることを特徴とする。ここで、複数のI/O回路ごとにまとめられたシフトレジスタについては第16の実施の形態で詳細に説明する。
【0055】
また、本発明の半導体記憶装置は、シフトレジスタ部が書きこみ・読み出し用のシリアル・データのビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って順に配置することにより構成されることを特徴とする。ここで、シフトレジスタ部が書き込み・読み出し用シリアル・データのビットごとにまとめることについては、第17の実施の形態で詳細に説明する。
【0056】
好ましくは、本発明の半導体記憶装置は、前記シフトレジスタ部が前記シリアルデータの偶数ビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを順に配置した偶数側のシフトレジスタ部と、前記シリアルデータの奇数ビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを順に配置した奇数側のシフトレジスタ部とが、互いに独立に構成されることを特徴とする。
【0057】
さらに好ましくは、本発明の半導体記憶装置は、前記複数のブロックにおける書き込み・読み出し用のデータの転送モードには、書き込み動作時において、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたシリアルデータが、前記周辺回路部から遠いブロックに向かう転送モードと、読み出し動作時において、前記メモリコア部から読み出されたパラレルデータが、前記周辺回路部に近いブロックに向かう転送モードと、
書き込み動作時において、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたシリアルデータが、前記周辺回路部から遠いブロックに向かった後に、反転して前記周辺回路部に近いブロックに向かう転送モードと、
読み出し動作時において、前記メモリ・コア部から読み出されたパラレルデータが、前記周辺回路部から遠いブロックに向かった後に、反転して前記周辺回路部に近いブロックに向かう転送モードとのいずれか1つが含まれることを特徴とする。
【0058】
このようにすれば、シフトレジスタ部とメモリ・コア部とを接続するデータ線及び信号線の対称性が確保され、さらにメモリ・コア部の分割配置とシフトレジスタ部におけるデータ転送モードを最適化することにより、前記データ線及び信号線が短縮されるので、書き込み・読み出し動作マージンが確保されると同時に、高周波クロック動作型半導体メモリの高速化と低消費電力化、及びチップサイズの縮小化を図ることができる。
【0059】
また好ましくは、本発明の半導体記憶装置は、前記シフトレジスタ部の一部をなす書き込み動作用のライトレジスタが、複数のラッチ回路のラッチ制御信号(図35の信号WRTLAT)を内部クロック信号に同期して転送することにより、前記内部クロック信号に同期して前記ライトレジスタに入力されたシリアル・ライトデータが、所定の順序で前記複数のラッチ回路に取り込まれ、パラレル・ライトデータとして出力するように構成され、
前記複数のブロックにおける書き込み用のデータの転送モードは、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたラッチ制御信号が、前記周辺回路部から遠いブロックに向かって転送されることにより、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたシリアル・ライトデータが、前記周辺回路部に近いブロックのラッチ回路から遠いブロックのラッチ回路に順に取り込まれるようにしたことを特徴とする。
【0060】
通常シフトレジスタを用いてシリアル・パラレル変換を行う場合に、入力されたシリアル・データは順次先送りされて、入力部から遠いブロックから近いブロックに向けて順に取り込まれるが、前記ライトレジスタに入力されたシリアル・ライトデータは、入力部に近いブロックから遠いブロックのラッチ回路に向けて、通常と逆の順序に取り込まれる。
【0061】
この機能を利用して、書き込み動作においてライトレジスタへのシリアル・ライトデータの入力を、周辺回路部の最近傍におけるライトレジスタのブロックに対して行い、同時に読み出し動作において、メモリ・コア部から読み出されたパラレル・リードデータを、リードレジスタで転送してシリアル・リードデータとし,周辺回路部の最近傍におけるライトレジスタのブロックから出力することによりデータ線及び信号線を短縮することができる。
また、好ましくは本発明の半導体記憶装置は、シフトレジスタ部の長手方向に沿って、その片側にそれぞれ隣接するようにフューズ回路とDQバッファが配置されることを特徴とする。また、周辺回路部の長手方向と平行に、複数のパッドが配置されることを特徴とする。
また、本発明の半導体記憶装置は、複数のI/O回路を含む周辺回路部と、第1のシフトレジスタ部、第2のシフトレジスタ部、第3のシフトレジスタ部及び第4のシフトレジスタ部からなるシフトレジスタ部と、第1乃至第4のシフトレジスタ部の長手方向に沿って、それぞれその両側に隣接するように配置されたメモリセルアレイを含むメモリ・コア部とを具備し、第1乃至第4のシフトレジスタ部の長手方向は、それぞれ周辺回路の長手方向と直交するように配置され、かつ、第1、第2のシフトレジスタ部は、周辺回路部の長手方向に沿ってその片側に配置され、第3、第4のシフトレジスタ部は、周辺回路部の長手方向に沿ってそ他方の片側に配置されることを特徴とする。
好ましくは第1、第3のシフトレジスタ部は、周辺回路部の長手方向に対して互いに対称の位置に配置され、かつ、第2、第4のシフトレジスタ部は、周辺回路部の長手方向に対して互いに対称の位置に配置されることを特徴とする。また第1乃至第4のシフトレジスタ部は、第1乃至第4のシフトレジスタ部の長手方向に沿って、その片側に隣接するようにDQバッファが配置されることを特徴とする。
【0062】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下の説明において、DQバッファ及びフューズ回路を含むメモリ・コア部を単にコアと呼び、入出力ピンに接続されるパッド含むI/O回路、DLL回路、コントロールロジック回路の3つの回路を周辺回路部と呼ぶことにする。
【0063】
本発明の第1の実施の形態に係る高周波クロック同期型メモリの主要回路のレイアウトを図1に示す。以下図1のレイアウトにおいて左右方向をX方向又は単にX、上下方向をY方向又は単にYと呼ぶことにする。
【0064】
従来のレイアウトでは、図33(a)に示すように、X方向に長い周辺回路部をYの中央に配置し、これに隣接してコア及びシフトレジスタがY方向に2分割されるように配置されていたが、第1の実施の形態ではこれを4分割することに特徴がある。
【0065】
図1に示すように、第1の実施の形態のレイアウトでは、長手方向がXに平行な周辺回路部5がチップのY方向の中央部に配置され、前記周辺回路部5の長手方向の中心線がチップ上下の対称軸となる。また、第1の実施の形態のレイアウトでは、このほか、チップのX方向の中央に位置しYに平行な直線からなるチップ左右の対称軸を備える。
【0066】
第1の実施の形態では、パッド6aを含むシフトレジスタ部2、DQバッファ3及びフューズ回路4の長手方向がYに平行で、チップのX方向の中央に位置しYに平行な直線を対称軸として左右対称に配置される。
【0067】
すなわち、前記シフトレジスタ2とDQバッファ3とフューズ回路4、及びこのDQバッファ3とフューズ回路4とを含むコア1が、チップの上下左右の対称軸により4分割され、従ってシフトレジスタ2とDQバッファ3とフューズ回路4の長手方向が、周辺回路部5の長手方向と直交するように配置される。
【0068】
このように4分割されたシフトレジスタ2は、DQバッファ3とフューズ回路4とを含めて4分割されたコア1の対応する領域にそれぞれ接続される。従ってコア1とシフトレジスタ2との間の書き込み・読み出しデータの流れは、従来と異なり、図1に矢示するようにX方向に行われる。
【0069】
図33(a)に示す従来のレイアウトでは、長手方向がXに平行で、チップの左右両端に達する長大なシフトレジスタを、Yの中央部に上下対称となるように2段に配置する。このようにすれば、シフトレジスタへの入出力データ線、信号線のY方向の配線長が等しくなり、書き込み・読み出し動作マージンが確保されるが、一方、レイアウト上の制約が大きくなり、結果的にチップ面積が増加するという問題があった。
【0070】
図34に示すように、シフトレジスタ部102をl段にして、上下のメモリコア部で共用すれば、2段の場合に比較してチップ面積は削減されるが、シフトレジスタへの入出力データ線、信号線の上下の配線長が異なるため、配線長が長いコアの書き込み・読み出し動作マージンが小さくなるという欠点があった。
【0071】
また、高周波クロック同期型メモリの書き込み・読み出しの際、シフトレジスタはパラレル・シリアル又はシリアル・パラレル変換回路として用いられるが、FFを直列に接続したシフトレジスタの接続段数が大きくなれば、シリアル・シフトの動作時間が長くなるため、書き込み・読み出し速度が低下するという欠点があった。
【0072】
図1に示す第1の実施の形態の高周波クロック同期型メモリのレイアウトでは、図33(a)に比べてシフトレジスタ部2の長さが1/2となり、かつ、コア1との間の入出力データ線、信号線の左右の対称性が確保されるので、従来に比べて書き込み・読み出し速度が向上すると同時に、書き込み・読み出し動作マージンを向上することができる。
【0073】
また、図1に示すように、周辺回路部5の長手方向とシフトレジスタ部2の長手方向とが直交するレイアウトでは、長大なシフトレジスタ部をY方向の中央部に上下2段に配置する場合に比べて、レイアウト上の制約が緩和され、チップ面積の削減を図ることができる。
【0074】
次に図2を用いて、第2の実施の形態の高周波クロック同期型メモリのレイアウトについて説明する。第2の実施の形態では、長手方向がXに平行な周辺回路部5がチップのY方向の中央部に配置され、周辺回路部5の長手方向の中心線がチップ上下の対称軸となり、またチップのX方向の中央部に位置し、Yに平行な直線がチップの左右の対称軸となることは第1の実施の形態と同様である。
【0075】
第2の実施の形態では、シフトレジスタ部2、及びコア1に含まれるDQバッファ3とフューズ回路4とが、チップのX方向の両端部に位置することが第1の実施の形態と異なっている。図2のレイアウトを用いれば、第1の実施の形態と同様な理由で同じ利点が得られることはいうまでもない。
【0076】
次に図3を用いて、第3の実施の形態の高周波クロック同期型メモリのレイアウトについて説明する。第3の実施の形態では、長手方向がXに平行な周辺回路部5がチップのY方向の中央部に配置され、周辺回路部5の長手方向の中心線がチップ上下の対称軸となり、また、チップのX方向の中央部に位置しYに平行な直線がチップの左右の対称軸となることは、第1の実施の形態と同様である。
【0077】
第3の実施の形態では、図1において左右の対称軸により縦に2分割されていたシフトレジスタ部2が、左右のコア1に共通な対称軸上の1個のシフトレジスタ部2に変化したことが第1の実施の形態と異なる。第3の実施の形態では、このような共通のシフトレジスタ部2が周辺回路部5の上下に配置される。
【0078】
図34に示す従来のレイアウトでは、周辺回路部5の片側のみに1個のシフトレジスタ部2が配置されているので、シフトレジスタ部2と上下のコア1との間でレイアウトの対称性が保たれないが、第3の実施の形態では、周辺回路部5と関係なく左右の対称軸上にシフトレジスタ部2を配置することができる。
【0079】
このためコア1との間の入出力データ線、信号線の左右の対称性が維持され、書き込み・読み出し動作マージンを確保することができる。このようにすれば、第1の実施の形態に比べて、シフトレジスタ部2の専有面積が1/2に削減されるので、チップサイズの削減に寄与することができる。
【0080】
次に図4を用いて、第4の実施の形態の高周波クロック同期型メモリのレイアウトについて説明する。第4の実施の形態では、長手方向がXに平行な周辺回路部5がチップのY方向の中央部に配置され、周辺回路部5の長手方向の中心線がチップ上下の対称軸となるが、チップ左右の対称軸が存在しないことが前記第3の実施の形態と異なる。
【0081】
すなわち、第4の実施の形態では、シフトレジスタ部2が左右のコア1で共用されるばかりでなく、DQバッファ3も左右のコア1で共用される点が第3の実施の形態と異なる。
【0082】
DQバッファ3はシフトレジスタ2に比べて構成が簡単であり幅も狭いので、チップ左右の対称性が失われても、図4に矢示したコア1との間の入出力データ線、信号線の左右の対称性は略維持されるので、書き込み・読み出し動作マージンを確保することができる。また、第3の実施の形態に比べてDQバッファ3が1/2に削減されるので、チップサイズをさらに削減することができる。
【0083】
次に図5を用いて、第5の実施の形態の高周波クロック同期型メモリのレイアウトについて説明する。第5の実施の形態ではシフトレジスタ2及びDQバッファ3が左右のコアで共用されるばかりでなく、フューズ回路4も左右のコアで共用されることが第4の実施の形態と異なる。
【0084】
フューズ回路4の幅はシフトレジスタ2の幅に比べて小さいので、チップ左右の対称性が失われても、図5に矢示したコア1との間の入出力データ線、信号線の左右の対称性は略維持され、書き込み・読み出し動作マージンを確保することができる。このようにすれば、第4の実施の形態に比べてフューズ回路4が1/2に削減されるのでチップサイズがさらに削減されることはいうまでもない。
【0085】
次に図6を用いて、第6の実施の形態の高周波クロック同期型メモリのレイアウトについて説明する。第6の実施の形態は第5の実施の形態の変形例であり、図5のコア1をそれぞれ縦に2分割して、図6のように計8個のコア1とすることに特徴がある。
【0086】
第6の実施の形態のレイアウトにおいて、長手方向がXに平行な周辺回路部5がチップのY方向の中央部に配置され、周辺回路部5の長手方向の中心線がチップ上下の対称軸となる。また、チップのX方向の中央部におけるYに平行な直線がチップ左右の対称軸となることは、前記第1乃至第3の実施の形態と同様である。また、上下左右のコア1をそれぞれ縦に2分割するシフトレジスタ2とDQバッファ3とフューズ回路4の構成は、第5の実施の形態と同様である。
【0087】
このようにすれば、フューズ回路4の幅がシフトレジスタ部2の幅に比べて小さいので、図6に矢示したコア1との間の入出力データ線、信号線の左右の対称性が略維持され、書き込み・読み出し動作マージンを確保することができる。また、入出力データ線、信号線の長さが短くなるので、第5の実施の形態に比べて書き込み・読み出し速度が向上する利点がある。
【0088】
また、図5の共有化されたシフトレジスタ2、DQバッファ3、フューズ回路4を、図6に示すように、それぞれ2系統に分割すれば、コア1の分割に際してビット容量が増加し、単位の大きさに制限がある場合に、チップサイズの増加を最小限に抑制することができ同時にコア1とシフトレジスタ部2との間の対称性も略確保することができる。
【0089】
以上、主としてコア1とシフトレジスタ部2との間をつなぐデータ線、信号線の配置に着目し、書き込み・読み出し動作マージンと高速性を中心にレイアウト上の利点を説明したが、次に高周波クロック同期型メモリにおける入出力データの流れと、シフトレジスタ部2から周辺回路部5を通ってI/O回路6に至る入出力データ線、信号線の配線長に着目し、さらに高速動作を実現する手段について説明する。
【0090】
ここでは、このような高速動作の実現手段についてのべる前に、高周波クロック同期型メモリにおける入出力データの流れについて詳細に説明する。図7、図8に、I/O回路とコア1との間で、書き込み・読み出し動作に応じて内部信号のデータ変換を行うシフトレジスタ部2の構成が示されている。ここでデータ変換とは、先にのべたように、書き込み動作におけるシリアル・パラレル変換、読み出し動作におけるパラレル・シリアル変換のことである。
【0091】
図7(a)のシフトレジスタ部2を構成する各シフトレジスタ2aは、(I/O)0、(I/O)1、…、(I/O)7と表示されているように、I/Oごとのブロックにまとめられ、制御クロックに同期して、ブロック単位で内部信号のデータ変換を行う。図7(b)に各シフトレジスタ2aの回路構成が示されている。
【0092】
すなわち、I/Oごとにまとめられた前記シフトレジスタ2aは、内部シリアル・ライトデータWrite0、Write1、…、Write7を、パラレル・ライトデータWD0<0:7>、WD1<0:7>、…、WD7<0:7>に変換するライトレジスタ7と、コア1から読み出された内部パラレル・リードデータRD0<O:7>、RD1(0:7>、…、RD7<O:7>を、シリアル・リードデータRead0、Read1、…、Read7に変換するリードレジスタ8とで構成される。
【0093】
図7(b)に示すように、ライトレジスタ7とリードレジスタ8は、各8段のFF(フリップ・フロップ)回路9で構成される。ライトレジスタ7では、内部ライトデータ制御クロックに同期して、8ビット単位のシリアル・ライトデータWriteがFFに送られ、各FFの出力段から8ビットのパラレル・ライトデータWD<0>、WD1<1>、…、WD<7>が出力される。また、リードレジスタ8では、8ビットの内部読み出しパラレル・リードデータRD<0>、RD<1>、…RD<7>が各FFに入力され、内部リードデータ制御クロックに同期して、リードレジスタ8の出力部から、8ビットのシリアル・リードデータReadが出力される。
【0094】
ここで、シフトレジスタを構成するFF回路の個数は、そのシステムによりシフトレジスタが何ビットのパラレル・データをシリアル・データに変換するか、又はシリアル・データを何ビットのパラレル・データに変化するかにより異なる。
【0095】
データの転送効率を上げるために、ライトレジスタ7とリードレジスタ8は内部クロックの立ち上がりエッジ(奇数データ用)及び立ち下がりエッジ(偶数データ用)の両エッジを用いるタイプか、クロックの片側エッジのみを用いるタイプかのいずれかを使用する。
【0096】
奇数データ(odd)に対して内部クロックの立ち上がりエッジを用い、偶数データ(even)に対して内部クロックの立ち下がりエッジを用いるシフトレジスタの1例を図8に示す。
【0097】
図8(a)に、各8ビットのシフトレジスタ2aからなるシフトレジスタ部2が示されている。8ビットのシリアル・ライトデータは、各4ビットの偶数番、奇数番のシリアル・ライトデータeWrite0、oWrite0、eWrite1、oWrite1、…、eWrite7、oWrite7に分けられ、これを8ビットのパラレル・ライトデータWD0<0:7>、WD1<0:7>、…、WD7<0:7>に変換して出力する。
【0098】
また8ビットのパラレル・リードデータRD0<0:7>、RD1<0:7>、…、RD7<0:7>は、各4ビットの偶数番、奇数番のシリアル・リードデータeRead0、oRead0、eRead1、oRead1、…、eRead7、oRead7に変換して出力される。
【0099】
図8(b)に示すように、ライトレジスタ7とリードレジスタ8は、それぞれ奇数データ、偶数データに対応して、各4段のFF回路9及び10からなる2系列のシフトレジスタで構成される。ここでFF回路9は内部制御クロックの立上がりエッジでデータを出力し、FF回路10は内部制御クロックの立下がりエッジでデータを出力する。
【0100】
ライトレジスタ7では、ライトデータ制御クロックに同期して、各4ビットの内部シリアル・ライトデータeWrite、oWriteがそれぞれeven側、odd側のシフトレジスタに入力され、各FF回路9の出力段から4ビットの奇数番のパラレル・ライトデータWD<1>、WD<3>、WD<5>、WD<7>が出力され、各FF回路10の出力段から4ビットの偶数番のパラレル・ライトデータWD<0>、WD<2>、WD<4>、WD<6>が出力される。
【0101】
また、リードレジスタ8では、4ビットの奇数番の内部パラレル・リードデータRD<1>、RD<3>、RD<5>、RD<7>がodd側の各FF回路9に入力され、また4ビットの偶数番の内部パラレル・リードデータRD<0>、RD<2>、RD<4>、RD<6>がeven側の各FF回路10に入力され、リードデータ制御クロックに同期して、リードレジスタ8のodd側及びeven側の出力部から8ビットのシリアル・リードデータoRead、eReadがそれぞれ出力される。
【0102】
次に図9乃至図12を用いて、ライトレジスタ7及びリードレジスタ8の回路構成と動作について具体的に説明する。図9に4ビットのシリアル・パラレルデータ変換を行うライトレジスタ7の回路構成を示す。
【0103】
ライトレジスタ7は、FF1からFF4までの4個のFF回路11と、ラッチ1からラッチ4までの4個のラッチ回路12から構成される。FF回路11は、内部ライトデータ制御クロックrclkの立ち下がりエッジで入力されたシリアル・ライトデータWRITEを取り込み、立ち上がりでそのデータを出力するD型FF回路である。
【0104】
これら4個のFF回路11は直列接続され、その出力F1、F2、F3、F4が4個のラッチ回路12に入力される。ラッチ回路12は、先に図26で説明したコントロールロジック112から出力される制御信号WRTOPENの立ち下がりで入力データをラッチし、立ち上がりでラッチしたデータを出力する。この4個のラッチ回路12の出力が、パラレル・ライトデータWD<0>、WD<1>、WD<2>、WD<3>となる。
【0105】
図9(b)にFF回路11の回路構成を示す。ライトデータ制御クロックrclkは、インバータI5、I6によりクロックCLKとその反転クロックCLKbに変換される。
【0106】
FF回路11の入力データDは、p型トランジスタQ1、n型トランジスタQ2からなる転送ゲートとCLK及びCLKbにより、rclkが“L”(以下低レベルを“L”、高レベルを“H”とする)の時インバータI1、I2からなる初段のFFに取り込まれ、rclkが“H”に反転した時、入力データDは、p型トランジスタQ3、n型トランジスタQ4からなる転送ゲートとCLK及びCLKbにより、インバータI3、I4からなる次段のFFに送られ出力Qとして取り出される。
【0107】
図9(c)にラッチ回路12の回路構成を示す。制御信号WRTOPENはインバータI10、I11により信号ENとその反転信号ENbに変換される。ラッチ回路12の入力データDは、制御信号WRTOPENが“H”の時p型トランジスタQ5、n型トランジスタQ6からなる転送ゲートとEN及びENbにより、インバータI7、I8からなるラッチに送られ、インバータI9を介して出力Qが取り出される。
【0108】
次に図10に示すタイミング波形を用いて、4ビットのシリアル・パラレルデータ変換を行うライトレジスタ7の動作を説明する。0から3まで番号を付された4ビットの内部シリアル・データWRITEは、時刻T0におけるrclkの立ち下がりエッジで、1ビット目のデータ0がFF1に取り込まれ、時刻T1におけるrclkの立ち上がりエッジで、データ0がFlとしてFF1から出力される。
【0109】
次の時刻T2におけるrclkの立ち下がりエッジで、FF1から出力された信号F1はFF2に取り込まれ、同時にFF1にはWRITE信号の2ビット目のデータ1が取り込まれる。時刻T3におけるrclkの立ち上がりエッジで、データ1がFlとしてFF1から出力され、データ0がF2としてFF2から出力される。
【0110】
このようにrclkの立ち下がりエッジでデータを取り込み、立ち上がりエッジで次のFFへ順にデータを出力すれば、時刻T0で最初のデータを取り込んでから4サイクル目の時刻T7のrclkの立ち上がりエッジで、4個のFFの出力F1〜F4に4ビットのデータがそれぞれ出力される。
【0111】
このとき、ラッチ1乃至ラッチ4の転送ゲートの信号WRTOPENを立ち上げれば、4ビットの内部シリアル・データWRITEは、WD<0:3>のパラレル・データに変換される。
【0112】
ライトレジスタ7の構成が、内部クロックrclkの立ち上がり、立ち下がりの両エッジを用いるタイプの場合には、FFがrclkの立ち上がりでデータを取り込み、立ち下がりでデータを出力する構成になったシフトレジスタを追加すればよい。
【0113】
図9に示すライトレジスタの変形例として、図35の回路構成を備えるライトレジスタについて説明する。図35に示すライトレジスタは、FF1からFF3までの3個のFF回路11と、ラッチ1からラッチ7までの7個のラッチ回路12から構成される。
【0114】
図9に示すライトレジスタでは、FF回路11は内部ライトデータ制御クロックrclkによりライトデータを転送したが、図35に示す回路では、ライトデータではなくFF2、FF3を用いてラッチ制御信号WRTLATを、内部ライトデータ制御クロックrclkで転送することにより、ライトデータのシリアル・パラレル変換を実現する。
【0115】
図36に示すタイミング波形を用いて、図35のライトレジスタの動作を説明する。0〜3と番号付けしたシリアル・ライトデータWRITEを、rclkに同期してFF1(図35)に入力し、1サイクル遅れで0〜3と番号付けした出力信号F4を発生させ、順次ラッチ4乃至ラッチ7に入力する。
【0116】
一方、ラッチ制御信号WRTLATがrclkに同期してFF2、FF3に転送され、それぞれラッチ5乃至ラッチ7のラッチの制御信号端子にWRTLAT、L1、L2として入力される。これらのラッチ制御信号を受けてラッチ5乃至ラッチ7の出力部F1、F2、F3には、0〜2と番号付けしたライトデータWRITEが出力し、またラッチ4の入力部には、先にFF1から入力したシリアル・ライトデータWRITEの最後のデータ3がF4として出力している。
【0117】
この状態で制御信号WRTOPENを加えれば、ラッチ1乃至ラッチ4からパラレル・ライトデータWD<0>乃至WD<3>が出力され、ライトデータのシリアル・パラレル変換を実現することができる。
【0118】
先に図9を用いて説明したライトレジスタの回路構成では、シリアル・ライトデータを内部ライトデータ制御クロックrclkにより順次先送りするようにシフトレジスタを構成したが、図35に示すライトレジスタでは、シリアル・ライトデータをラッチに取り込むタイミングを定めるラッチ制御信号WRTLATを、rclkに同期してFF回路で転送することにより、必要なサイクル時に必要な順序でシリアル・ライトデータをラッチ回路に取り込むことができる。
【0119】
すなわち、図9と図35において、ラッチ1乃至ラッチ4から出力されるパラレル・ライトデータWD<0>乃至WD<3>の出力の順序を比較すれば、同一順序のシリアル・ライトデータの入力に対して、図9においてラッチ1乃至ラッチ4から出力されるパラレル・ライトデータは、WD<3>、WD<2>、WD<1>、WD<0>と逆順であるのに対し、図35においてラッチ1乃至ラッチ4から出力されるパラレル・ライトデータは、WD<0>、WD<1>、D<2>、WD<3>と順方向に並び替えられることに特徴がある。図9及び図35のライトレジスタの応用については、後に第12の実施の形態で説明する。
【0120】
次に、4ビットのパラレル・シリアルデータ変換を行うリードレジスタ8の回路構成の概要を図11(a)に示す。リードレジスタ8はライトレジスタ7と異なり、直列接続された4個のFF回路13から構成される。ただし、リードレジスタ8のFF回路13は、ライトレジスタ7のFF回路11と回路構成が異なる。
【0121】
FF回路13は、内部リードデータ制御クロックtclkの立ち下がりエッジで入力データを取り込み、立ち上がりエッジでデータを出力するD型FFであるが、図26のコントロールロジック112から出力されるRDin信号の立ち上がりエッジによって、FF回路13の内部に4ビットの内部パラレル・データRD<0>からRD<3>までを取り込むことができるようになっている。直列接続された4個のFF回路13の終段から、4ビットの内部シリアル・リードデータReadが出力される。
【0122】
リードレジスタ8の回路構成の詳細を図11(b)に示す。tclkとRDinが共に“L”ならば、tclkはインバータI17を介して転送ゲートQ9、Q10をオフ、Q13、Q14をオン、またRDinはインバータI12を介して転送ゲートQ7、Q8をオフ、転送ゲートQ11、Q12をオンとする。
【0123】
従って初段の状態A(図11(a)に示すように接地される)は転送ゲートQ11、Q12及びQ13、Q14を介してインバータI13、I14からなるFFの入力側のAに転送されこれを“L”とする。
【0124】
RDinの“L”を維持して、tclkを“H”とすれば、転送ゲートQ9、Q10がオン、転送ゲートQ13、Q14をオフとなるので、FFの入力側の状態Aは転送ゲートQ9、Q10を介してインバータI15、I16からなるFFの出力側のBに転送されこれを“L”とする。このようにして、tclkを用いてデータRDが入力されない場合の、リードレジスタ8を構成するFF13の初段のから終段までの状態を定める。
【0125】
その時点でRDinを“H”とすれば、RDinはインバータI12を介して転送ゲートQ7、Q8をオン、転送ゲートQ11、Q12をオフとし、図11(a)に示すRD<0>からRD<3>までの内部パラレル・リードデータが、図11(b)のRDからそれぞれインバータI13、I14からなるFFに取り込まれる。
【0126】
次にRDinを“L”とし、tclkを用いてリードレジスタ8に取り込まれたパラレル・リードデータをシリアル・リードデータREADとして転送し、出力することができる。
【0127】
図12に示すタイミング波形を用いて、4ビットのリードレジスタ8の動作をさらに具体的に説明する。時刻T0においてコア1から内部パラレル・リードデータRD<0:3>が読み出される。コア1からパラレル・リードデータが読み出された時、図26のコントロールロジック112からRDin信号が出力される。このRDin信号の立ち上がりエッジで、パラレル・リードデータRD<0:3>は、それぞれFF回路13の内部ノ一ドAに取り込まれ、RDin信号の立ち下がりエッジで取り込まれデータはノ一ドAにラッチされる。
【0128】
時間T4におけるtclkの立ち下がりエッジで4段目のFFに取り込まれたパラレル・リードデータRD<0>が、まず内部シリアル・データReadとして出力される。この時、初段のFFに取り込まれたRD<3>はFF1として、2段目のFFに取り込まれたRD<2>はFF2として、3段目のFFに取り込まれたRD<2>はFF3として、各FF回路13の出力部に出力される。
【0129】
時刻T5におけるtclkの立ち上がりエッジで、出力FF1、FF2、FF3はそれぞれ次段のFF回路13に取り込まれ、時間T6におけるtclkの立ち下がりエッジで順に次のFF回路13へと転送される。つまり、時間T4における立ち下がりエッジでパラレル・リードデータRD<0>が最初の内部シリアル・リードデータReadとして出力されてから、4サイクル目の時刻T10の立ち下がりエッジでパラレル・リードデータRD<3>が最後の内部シリアル・リードデータReadとして出力され、パラレル・シリアル変換が終了する。
【0130】
リードレジスタ8の構成が、内部クロックtclkの立上がり、立下がりの両エッジを用いるタイプの場合には、FFがtclkの立ち上がりでデータを取り込み、立ち下がりでデータを出力する構成になったシフトレジスタを追加すればよい。
【0131】
以上、高周波クロック同期型メモリの書き込み・読み出し動作におけるメモリデータの流れを説明したが、次の第7乃至第22の実施の形態では、このメモリデータの流れに基づき、例えば図1のシフトレジスタ部2から周辺回路部5を通ってI/O回路6に含まれるパッド6aに至るシリアル・リード及びシリアル・ライトデータ線の配線長、及び配線に含まれる直列抵抗に着目して、さらに高速動作を実現する手段について説明する。
【0132】
図13を用いて本発明の第7の実施の形態について説明する。第7の実施の形態におけるシフトレジスタ部2の構成とコア1及び周辺回路5に対する配置を図13に示す。
【0133】
図13(a)に示すように、第7の実施の形態のライトレジスタ7は、4ビットの奇数のシリアル・ライトデータoWriteを入力し、4ビットの奇数のパラレル・ライトデータWD<1,3,5,7>を出力する奇数側のライトレジスタ14と、4ビットの偶数のシリアル・ライトデータeWriteを入力し、4ビットの偶数のパラレル・ライトデータWD<0,2,4,6>を出力する偶数側のライトレジスタ15から構成される。
【0134】
また、第7の実施の形態のリードレジスタ8は、4ビットの奇数のパラレル・リードデータRD<1,3,5,7>を取り込み、4ビットの奇数のシリアル・リードデータoReadを出力する奇数側のリードレジスタ16と、4ビットの偶数のパラレル・リードデータRD<0,2,4,6>を取り込み、4ビットの偶数のシリアル・リードデータeReadを出力する偶数側のリードレジスタ17から構成される。
【0135】
前記ライトレジスタ7とリードレジスタ8は、書き込み及び読み出し制御クロック、rclk、tclkの両エッジを用いて4サイクルのクロックで8ビットのデータ転送を行う。
【0136】
図13(b)に示すように、ライトレジスタ7とリードレジスタ8からなるシフトレジスタ部2は(I/O)0から(I/O)7までの8個のI/O回路6に対応してI/O単位にまとめられ、8個のI/O単位のブロックがY方向に積み重なる形で1組のシフトレジスタ部2が構成される。
【0137】
図13(c)のパターン・レイアウトに示すように、このような8個のI/0回路5に対応する2組のシフトレジスタ部2が、チップのY方向中央部の周辺回路部5と直交するようにチップのX方向中央部に配置される。すなわち、X方向の中央部に16個のI/O回路6に対応する2組のシフトレジスタ部2が配置される。
【0138】
I/O回路6からは、偶数データeWrite及び奇数データoWrite用の2本の内部シリアル・ライトデータ線が、I/Oごとに対応する8個のライトレジスタ7にそれぞれ接続されるので、計16本の内部シリアル・ライトデータ線が周辺回路5を通り、I/Oごとに異なる配線長で8個のライトレジスタ7に接続される。
【0139】
また、I/Oごとに対応する8個のリードレジスタ8には、それぞれ偶数データeRead及び奇数データoRead用の2本の内部シリアル・リードデータ線が接続されるので、計16本の内部シリアル・リードデータ線がI/Oごとに異なる配線長で周辺回路部5まで延び、周辺回路部5を通過してI/O回路6に接続される。
【0140】
I/Oごとに対応するライトレジスタ7及びリードレジスタ8から周辺回路
部5までの配線抵抗をRsとすれば、周辺回路部5からもっとも離れたI/O
対応レジスタからの配線抵抗Rsが最大となる。
【0141】しかし、この配線抵抗Rsは、コア1とシフトレジスタ部2との間のライト/リード動作における伝搬時間の対称性を損なわないので、動作マージンを維持することができる。ただし、この場合は周辺回路5を通過する時の配線長抵抗Rpの他にI/O間で異なるRsが加わることを考慮しなければならない。
【0142】
次に図14に基づき本発明の第8の実施の形態について説明する。第7の実施の形態では、ライトレジスタ7及びリードレジスタ8をI/Oごとに対応させて構成したが、第8の実施の形態では図14(a)に示すように、内部制御クロックrclk又はtclkの両エッジで入力又は出力される<0>から<7>までの各8ビットのシリアルデータを単位として、ライトレジスタ7及びリードレジスタ8をとりまとめる。
【0143】
各8ビットのシリアル・データを単位としてまとめられたデータブロックが、周辺回路5に対してデータの小さい順に<0>、<1>、<2>、…、<7>のように縦に積み重ねられ、一続きのライトレジスタ7及びリードレジスタ8が構成される。
【0144】
このように構成すれば、全I/Oの内部シリアル・ライトデータは、周辺回路部5からもっとも離れたライトデータブロック<6>にeWrite<0:7>が、ライトデータブロック<7>にoWrite<0:7>が入力され、全I/Oの内部シリアル・リードデータが周辺回路部5にもっとも近いリードデータブロック<0>からeRead<0:7>が、リードデータブロック<1>からoRead<0:7>が出力される。
【0145】
すなわち、図14に矢示したように、ライトレジスタ7及びリードレジスタ8のデータ転送は、周辺回路部5の方向に直線的に向かうように行われる。なお、図14の太い矢印は偶数データの転送状況を、細い矢印は奇数データの転送状況を示している。(以下図17まで同様)。
【0146】
リードレジスタ8をこのように構成すれば、全I/Oに対する内部シリアル・リードデータは、周辺回路部5に近いリードデータブロック<0>及び<1>から出力されるので、第7の実施の形態に比べて、周辺回路部5までの内部シリアル・リード線の配線長の違いをなくすことができる。
【0147】
従って、内部シリアル・リード線の配線長に関しては、周辺回路部5を通ってI/O回路6に接続される配線長と、その配線抵抗Rpのみを考慮すれば良いので、読み出し速度を向上することができる。
【0148】
次に図15に基づき、本発明の第9の実施の形態について説明する。第9の実施の形態では、各8ビットのシリアル・データを単位としてまとめられたデータブロックが、周辺回路部5に対してデータの大きい順に<7>、<6>、<5>、…、<0>のように縦に積み重ねられ、一続きのライトレジスタ7及びリードレジスタ8が構成される。
【0149】
ライトレジスタ7をこのように構成すれば、全I/Oの内部シリアル・ライトデータは、周辺回路部5に最も近いライトデータブロック<7>にoWrite<0:7>が、ライトデータブロック<6>にeWrite<0:7>が入力され、全I/Oの内部シリアル・リードデータは、周辺回路部5から最も遠いリードデータブロック<0>からeRead<0:7>が、リードデータブロック<1>からoRead<0:7>が出力される。すなわち、図15に矢示したように、シフトレジスタ2におけるデータ転送は、周辺回路部5から直線的に離れる方向に行われる。
【0150】
このようにライトレジスタ7を構成すれば、全I/Oに対する内部シリアル・ライトデータが周辺回路部5にもっとも近いライトデータブロック<6>、<7>に入力されるので、第7の実施の形態に比べて、周辺回路部5までの内部シリアル・ライト線の配線長の違いをなくすことができる。
【0151】
従って、内部シリアル・ライト線の配線長に関しては、I/O回路6から周辺回路部5を通って周辺回路部5に最も近いライトデータブロック<6>、<7>に接続されるまでの配線長と、その配線抵抗Rpのみを考慮すれば良いので、書き込み速度を向上することができる。
【0152】
次に図16に基づき、本発明の第10の実施の形態について説明する。第10の実施の形態では、各8ビットのシリアルデータを単位としてまとめられたデータブロックは、図16(a)に示すように、データ転送の流れが周辺回路部5に対してループを描くように縦方向に積み重ねられ、一続きのライトレジスタ7及びリードレジスタ8が構成される。
【0153】
図16(a)の上部にデータ転送の流れが、周辺回路部5の方向に直線的に向かうように、データブロックを<0>、<1>、<2>、…、<7>とデータの小さい順に積み重ねたレジスタと、“ループ形式で構成”として矢示されるように、レジスタを馬蹄形に曲げることにより、周辺回路部5から離れる方向のデータの流れを周辺回路部5に向かう方向に引き戻す方法が示されている。
【0154】
このように、データの流れを引き戻す方法は、レジスタを曲げなくても、図16(a)のライトレジスタ7及びリードレジスタ8に矢示したように、データブロックの積み重ね方を変更すれば等価的に実現することができる。
【0155】
ライトレジスタ7及びリードレジスタ8をこのように構成すれば、全I/Oの内部シリアル・ライトデータeWrite<0:7>とoWrite<0:7>を比較的周辺回路部5に近いライトデータブロック<6>、<7>に入力し、全I/OのシリアルリードデータeRead<0:7>とoRead<0:7>を周辺回路部5にもっとも近いリードデータブロック<0>、<1>から出力することができる。
【0156】
すなわち、第10の実施の形態では、全I/Oの内部シリアル・リードデータ線の周辺回路部5に対する配線長を、その配線抵抗Rsが無視できる程度に最短にし、同時に全I/Oの内部シリアル・ライトデータ線の周辺回路部5に対する配線長を短くし、その配線抵抗Rsを大幅に小さくすることが可能になる。
【0157】
次に図17に基づき、本発明の第11の実施の形態について説明する。第11の実施の形態は第10の実施の形態の変形例である。各8ビットのシリアルデータを単位としてまとめられたデータブロックは、図17(a)に示すように、データ転送の流れが周辺回路部5に対して等価的にループを描くように縦方向に積み重ねられ、一続きのライトレジスタ7及びリードレジスタ8が構成される。
【0158】
第11の実施の形態では、全I/Oの内部シリアル・ライトデータeWrite<0:7>とoWrite<0:7>を周辺回路5にもっとも近いライトデータブロック<6>、<7>に入力し、全I/OのシリアルリードデータeRead<0:7>とoRead<0:7>を周辺回路5に比較的近いリードデータブロック<0>、<1>から出力することが第10の実施の形態と異なる。
【0159】
第11の実施の形態では、全I/Oの内部シリアル・ライトデータ線の周辺回路5に対する配線長を、その配線抵抗Rsが無視できる程度に最短にし、同時に全I/Oの内部シリアル・リードデータ線の周辺回路部5に対する配線長を短くし、その配線抵抗Rsを大幅に小さくすることが可能になる。
【0160】
次に図18に基づき、本発明の第12の実施の形態について説明する。第12の実施の形態では、第8の実施の形態と同様、シフトレジスタ部2をシリアル・データを単位としてまとめられたデータブロックで構成するのであるが、このとき、図18(a)に示すように、偶数データブロック<0>、<2>、<4>、<6>のみを周辺回路部に対してデータの小さい順に縦方向に4つ積み重ねた偶数側のシフトレジスタと、奇数データブロック<1>、<3>、<5>、<7>のみ(図示せず)を周辺回路5に対してデータの小さい順に縦方向に4つ積み重ねた奇数側のシフトレジスタとを、互いに独立なものとして分離することに特徴がある。
【0161】
このように偶数側と奇数側とが完全に分離されたシフトレジスタ部2を、図18(b)に示すように周辺回路部5の上下に配置すれば、偶数用の内部シリアルデータ線及び信号線と、奇数用の内部シリアルデータ線及び信号線とが完全に分離されるので、その間のデータや信号の相互干渉を回避すると同時に、シフトレジスタ部2の全I/Oに対するデータ線、信号線の伝播時間の対称性を確保することができる。
【0162】
また、内部シリアル・リードデータに関しては、全I/OのeReadA及びeReadB共に周辺回路部2に対しての偶数データの場合には最近傍のブロック<0>から、奇数データの場合には最近傍のブロック<1>から、出力されるので周辺回路部5までの配線抵抗Rsが問題なることはない。
【0163】
次に図37を用いて第12の実施の形態の変形例について説明する。図37において偶数データブロック<0>、<2>、<4>、<6>のみを周辺回路部に対してデータの小さい順に縦方向に4つ積み重ねた偶数側のシフトレジスタと、奇数データブロック<1>、<3>、<5>、<7>のみ(図示せず)を周辺回路5に対してデータの小さい順に縦方向に4つ積み重ねた奇数側のシフトレジスタとを、互いに独立なものとして分離することは、図18に示す第12の実施の形態と同様である。
【0164】
しかし、図18に示す第12の実施の形態では図9で説明したライトレジスタを用いるのに対して、図37に示す第12の実施の形態の変形例ではライトレジスタ7として図35で説明したライトレジスタを用いることに特徴がある。
【0165】
先に説明したように、同一順序のシリアル・ライトデータの入力に対して、図9のライトレジスタのラッチからのパラレルライト出力と、図35のライトレジスタのラッチからのパラレルライト出力とは逆順に配列されるので、図37に示すように、ライトデータを周辺回路部5の最近傍のブロック<0>から入力し、さらにラッチ制御信号WRTLATをFF回路で矢示したように転送すれば、図18と同様にブロック<6>からブロック<0>に向かうライトデータの流れ(図示せず)が得られる。
【0166】
奇数ブロックについても同様であるから、このようにすれば、内部シリアル・リードデータのみならず、全I/OのeWrite、oWrite及びeRead、oReadを、共に周辺回路5にもっとも近いライトデータブロック<0>、<1>に入出力することができるので、内部シリアル・リード線及び内部シリアル・ライト線の配線抵抗Rsを全て除去することができる。
【0167】
次に図19に基づき、本発明の第13の実施の形態について説明する。第13の実施の形態では、第12の実施の形態と同様、シフトレジスタ部2をシリアル・データ単位のデータブロックでまとめるのであるが、このとき、図19(a)に示すように、偶数データブロック<6>、<4>、<2>、<0>のみを周辺回路部に対してデータの大きい順に縦方向に4つ積み重ねた偶数側のシフトレジスタと、また奇数データブロック<7>、<5>、<3>、<1>のみ(図示せず)を周辺回路5に対してデータの大きい順に縦方向に4つ積み重ねた奇数側のシフトレジスタとを、互いに独立なものとすることに特徴がある。
【0168】
このように偶数側と奇数側とが完全に分離されたシフトレジスタ2を、図19(b)に示すように周辺回路5の上下に配置すれば、偶数用の内部シリアルデータ線及び信号線と、奇数用の内部シリアルデータ線及び信号線とが完全に分離されるので、第12の実施の形態と同様、データ及び信号の相互干渉を防止し、かつシフトレジスタ2の全I/Oに対するデータ線、信号線の伝播時間の対称性を確保することができる。
【0169】
また、内部シリアル・ライト信号に関しては、全I/OのeWriteA及びeWriteBデータ共に、周辺回路部5に対して偶数データの場合には最近傍のブロック<6>に、奇数データの場合(図示せず)にはブロック<7>に入力されるので、周辺回路部5からの配線抵抗Rsが問題となることはない。
【0170】
次に図20に基づき、本発明の第14の実施の形態について説明する。第14の実施の形態では、図20(a)に示すように、周辺回路部5に対する偶数ブロックの積み重ね方をデータ転送がループ状になるようにして、偶数側と奇数側(図示せず)のシフトレジスタを互いに独立に形成する。
【0171】
偶数データブロックを周辺回路部5に対して<0>、<6>、<2>、<4>の順に、また奇数データブロック(図示せず)を周辺回路部5に対して<1>、<7>、<3>、<5>の順に積み重ねれば、ライトレジスタ7及びリードレジスタ8において、図20に矢示したようなループ状のデータ転送を実現することができる。
【0172】
このようにすれば、偶数用と奇数用のシリアル線を完全に分離したことで、データ及び信号の相互干渉を防止し、シフトレジスタ部の全I/Oに対するデータ線、信号線の伝播時間の対称性が確保できると同時に、内部シリアルリード信号に関しては、全I/OのeReadA及びeReadB共に、周辺回路部2に対しての偶数データの場合には最近傍のブロック<0>から、奇数データの場合には最近傍のブロック<1>から、出力されるので周辺回路部5までの配線抵抗Rsが問題なることはない。
【0173】
また、内部シリアルライト信号に関しても、データがループ状に転送されるため、eWriteA及びeWriteB共に、周辺回路部5からの配線長を大幅に縮小することが可能になる。
【0174】
なお、先に第12の実施の形態の変形例として、図37で説明したライトレジスタの形成がレイアウト上可能な場合には、前記ループ状の転送を行わなくても、周辺回路部5からの配線長がさらに短縮されることはいうまでもない。
【0175】
次に図21に基づき本発明の第15の実施の形態について説明する。第15の実施の形態は、第14の実施の形態の変形例である。図21(a)に示すように、データ転送がループ状になるように、周辺回路部5に対して偶数ブロックを積み重ね、偶数側と奇数側のシフトレジスタを互いに独立に形成する。
【0176】
偶数データブロックを周辺回路部5に対して<6>、<0>、<4>、<2>の順に、また奇数データブロック(図示せず)を周辺回路部5に対して<7>、<1>、<5>、<3>の順に積み重ねれば、ライトレジスタ7及びリードレジスタ8において、図21(a)に矢示したようなループ状のデータ転送を実現することができる。
【0177】
このようにすれば、偶数用と奇数用のシリアル線を完全に分離したことで、データ及び信号の相互干渉を防止し、シフトレジスタ部の全I/Oに対するデータ線、信号線の伝播時間の対称性が確保できると同時に、内部シリアル・ライト信号に関しては、全I/OのeWriteA及びeWriteB共に、周辺回路部2に対して偶数データの場合には最近傍のブロック<6>から、奇数データの場合には(図示せず)最近傍のブロック<7>から入力されるので、周辺回路部5までの配線抵抗Rsが問題なることはない。
【0178】
また、内部シリアルリード信号に関しても、データがループ状に転送されるため、eReadA及びeReadB共にブロック<0>から出力されるので、周辺回路部5からの配線長を大幅に縮小することができる。
【0179】
次に図22に基づき本発明の第16の実施の形態について説明する。第16の実施の形態では、先に図13を用いて説明した第7の実施の形態におけるシフトレジスタ部2の構成と、高周波クロック同期型メモリのメモリコア部1のセル構成との関係についてのべる。
【0180】
図22において、I/O回路6を含む周辺回路部5に直交するように上下に配置されたシフトレジスタ部2は、I/Oごとに8分割されている。周辺回路部5の上下に配置されたメモリコア部1には、0から7まで一連番号を付した各8ビットのI/O回路6に対応して、上側左右のメモリ・コア部1に8ビット分の領域がそれぞれ割り付けられ、同様に8から15まで一連番号を付した各8ビットのI/O回路6に対応して、下側左右のメモリ・コア部1に8ビット分の領域がそれぞれ割り付けられ、全体で16ビット構成の高周波クロック同期型メモリ回路を構成している。
【0181】
このように、シフトレジスタ部2がI/Oごとに8分割されると共に、メモリ・コア部1のセルアレイには(I/O)0〜(I/O)7、及び(I/O)8〜(I/O)15までの各8ビット分の領域が割り付けられる。
【0182】
例えば、左上のメモリコア部1のセル(I/O)0の領域から読み出されたRD0<0>からRD0<7>までのパラレル・リードデータがシフトレジスタ(I/O)0に取り込まれ、シフトレジスタ(I/O)0でシリアル・リードデータeRead0、oRead0に変換され、0番のI/O回路6から外部に読みだされる。
【0183】
このように、各I/O回路6に対応してそれぞれメモリ・コア部1に割り付けられた各8ビット分の領域から、I/Oごとにとりまとめたシフトレジスタを介してデータが外部に読み出される。なお、書き込み動作におけるデータの流れは、読み出し動作におけるデータの流れを逆にすればよいので説明を省略する。
【0184】
次に図23に基づき、本発明の第17の実施の形態について説明する。第17の実施の形態では、先に図14を用いて説明した第8の実施の形態におけるシフトレジスタ部2の構成と、高周波クロック同期型メモリのメモリ・コア部1のセル構成との関係についてのべる。
【0185】
先にのべたように、第8の実施の形態では図14(a)に矢示したように、周辺回路部5に対して直交するように配置されたシフトレジスタ部2におけるデータの流れが、周辺回路部5の方向に向かうようにすることに特徴があった。
【0186】
これに対応して図23に示す第17の実施の形態では、メモリ・コア部1には、<0>から<7>までのデータを構成する各ビットに対応して、8ビット分の領域がそれぞれ割り付けられている。
【0187】
シフトレジスタ部2は図22と異なり、メモリ・コア部1の各8ビット分の領域からそれぞれ読み出されたパラレル・リードデータが周辺回路部5に向かって、周辺回路部5の近くまで転送されるように、I/Oに対応して縦に8分割されている。
【0188】
例えば、左上のメモリ・コア部1の各8ビット分の領域から読み出されたパラレル・リードデータRD0<0>からRD0<7>までを、シフトレジスタ(I/O)0に入力し、周辺回路部5に直交するように配置されたシフトレジスタ(I/O)0を用いて周辺回路部5の近傍まで転送され、シリアル・リードデータeRead0、oRead0が周辺回路部5に含まれる0番のI/O回路6から外部に読み出される。同様にして、パラレル・リードデータRD1<0>からRD1<7>以降のデータが読み出される。
【0189】
このように、各データに対応してそれぞれメモリ・コア部1に割り付けられた各8ビット分の領域から、データごとにとりまとめたシフトレジスタを介してデータが外部に読みだされる。
【0190】
次に図24に基づき本発明の第18の実施の形態について説明する。第18の実施の形態では、先に図16を用いて説明した第10の実施の形態におけるシフトレジスタ部2の構成と、高周波クロック同期型メモリのメモリコア部1のセル構成との関係についてのべる。
【0191】
先にのべたように第10の実施の形態では、図16(a)に矢示したように、周辺回路部5に対して直交するように配置されたシフトレジスタ部2におけるデータの流れが周辺回路部5に対して実効的にループを描くように行われることに特徴があった。
【0192】
これに対応して図24に示す第18の実施の形態では、例えば、左上のメモリ・コア部1の各8ビット分の領域から読み出されたパラレル・リードデータRD0<0>からRD0<5>(途中のデータの配列は図16のシフトレジスタ部2に記載の通り)までを、シフトレジスタ(I/O)0に入力し、周辺回路部5に直交するように配置されたシフトレジスタ(I/O)0を用いて周辺回路部5の近傍まで転送し、シリアル・リードデータeRead0、oRead0が、周辺回路部5に含まれる0番のI/O回路6から外部に読み出される。
【0193】
このように、メモリ・コア部1から読み出されたパラレル・リードデータは、縦に8分割されたシフトレジスタで実効的にループを描くように転送され、シリアル・リードデータとなって周辺回路部部5の近傍まで送られ、I/O回路6から外部に読み出される。
【0194】
次に図25に基づき本発明の第19の実施の形態について説明する。第19の実施の形態では、先に図18を用いて説明した第12の実施の形態におけるシフトレジスタ部2の構成と、高周波クロック同期型メモリのメモリ・コア部1のセル構成との関係についてのべる。
【0195】
第12の実施の形態では、図18(a)に示すように、周辺回路部5に対して直交するように配置されたシフトレジスタ部2が、独立の偶数データブロックと奇数データブロック(図示せず)とをそれぞれデータの小さい順に積み重ねた構造とすることに特徴があった。
【0196】
これに対応して、図25に示す第19の実施の形態のシフトレジスタ部2は、偶数データ用と奇数データ用とに完全に分離され、I/O回路6を含む周辺回路部5の上側に偶数データ用、下側に奇数データ用の(I/O)0から(I/O)15までのシフトレジスタが周辺回路5の上下に配置される。データの流れについては、第17の実施の形態と同様であるから説明を省略する。
【0197】
また、第19の実施の形態の変形例として、先に図37を用いて説明したシフトレジスタ部2の構成と、高周波クロック同期型メモリのメモリ・コア部1のセル構成との関係を図38に示す。なお、本発明は上記の実施の形態に限定されることはない。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
【0198】
【発明の効果】
上述したように本発明の半導体記憶装置によれば、チップの縦方向の中央部に、長手方向がチップの横方向と平行な周辺回路部を配置し、その上下に横に長い前記周辺回路部と直交するように縦に長いシフトレジスタ部を配置し、メモリコア部とシフトレジスタ部をセットとして左右対称となるように分割配置することにより、チップ面積を増加することなく、メモリコア部とシフトレジスタ部とを接続するデータ線、信号線の対称性を維持し、書き込み、読み出し動作マージンの大きい高周波クロック同期型メモリ回路からなる半導体記憶装置を提供することができる。
【0199】
また、シフトレジスタ部をデータごとにまとめた複数のブロックに分割し、この複数のブロックを、I/Oを含み横に長い周辺回路部に対して縦に積み重ねることにより縦に長い一連のシフトレジスタ部を構成し、この複数のブロックの積み重ね方をI/Oを含む周辺回路部から前記シフトレジスタ部のシリアルデータ入出力部までの配線長が最小となるように選択すれば、書き込み、読み出し動作速度の高い高周波クロック同期型メモリ回路からなる半導体記憶装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウトを示す図。
【図2】第2の実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウトを示す図。
【図3】第3の実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウトを示す図。
【図4】第4の実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウトを示す図。
【図5】第5の実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウトを示す図。
【図6】第6の実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウトを示す図。
【図7】シフトレジスタの構成を示す図。
【図8】他のシフトレジスタの構成を示す図。
【図9】ライトレジスタの回路構成を示す図。
【図10】書き込み動作を示すタイミング波形図。
【図11】リードレジスタの回路構成を示す図。
【図12】読み出し動作を示すタイミング波形図。
【図13】第7の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図14】第8の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図15】第9の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図16】第10の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図17】第11の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図18】第12の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図19】第13の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図20】第14の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図21】第15の実施の形態に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図22】第16の実施の形態のメモリコアとI/Oの関係を示す図。
【図23】第17の実施の形態のメモリコアとI/Oの関係を示す図。
【図24】第18の実施の形態のメモリコアとI/Oの関係を示す図。
【図25】第19の実施の形態のメモリコアとI/Oの関係を示す図。
【図26】従来の高周波クロック同期型メモリの回路構成を示す図。
【図27】従来の高周波クロック同期型メモリのシフトレジスタの構成を示す図。
【図28】従来のシフトレジスタの構成を示す図。
【図29】従来の読み出し動作を示すタイミング波形図。
【図30】従来の他の読み出し動作を示すタイミング波形図。
【図31】従来の書き込み動作を示すタイミング波形図。
【図32】従来の他の書き込み動作を示すタイミング波形図。
【図33】従来の高周波クロック同期型メモリのレイアウトを示す図。
【図34】従来の高周波クロック同期型メモリの他のレイアウトを示す図。
【図35】本発明の他のライトレジスタの回路構成を示す図。
【図36】本発明の他のライトレジスタの書き込み動作を示すタイミング波形図
【図37】第12の実施の形態の変形例に係るシフトレジスタの構成を示す図。
【図38】第19の実施の形態の変形例に係るメモリコアとI/Oの関係を示す図。
【符号の説明】
1…コア
2…シフトレジスタ部
2a…シフトレジスタ
3…DQバッファ
4…フューズ回路
5…周辺回路部
6…I/O回路
6a…パッド
7…ライトレジスタ
8…リードレジスタ
9、10、11、13…FF
12…ラッチ
14…奇数側ライトレジスタ
15…偶数側ライトレジスタ
16…奇数側リードレジスタ
17…偶数側リードレジスタ
100…メモリ回路
101…メモリコア部
102…シフトレジスタ部
102a…シフトレジスタ
103…DQバッファ
104…フューズ回路
105…周辺回路部
106…I/O
107…リードレジスタ
108…ラトレジスタ
109、110…FF
111…DLL
112…コントロールロジック
113…メモリセルアレイ
114…センスアンプ
115…カラムデコーダ
116…ローデコーダ
Claims (7)
- 複数のI/O回路を含む周辺回路部と、
長手方向がこの周辺回路部の長手方向と直交するように配置されたシフトレジスタ部と、
このシフトレジスタ部の長手方向に沿って隣接するように配置されたメモリセルアレイを含むメモリ・コア部とを具備し、
前記シフトレジスタ部は、書き込み・読み出し用のシリアル・データのビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って順に配置することにより構成され、
前記複数のブロックにおける書き込み・読み出し用のデータの転送モードには、
書き込み動作時において、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたシリアル・データが、前記周辺回路部から遠いブロックに向かう転送モードと、
読み出し動作時において、前記メモリ・コア部から読み出されたパラレル・データが、前記周辺回路部に近いブロックに向かう転送モードと、
が含まれることを特徴とする半導体記憶装置。 - 複数のI/O回路を含む周辺回路部と、
長手方向がこの周辺回路部の長手方向と直交するように配置されたシフトレジスタ部と、
このシフトレジスタ部の長手方向に沿って隣接するように配置されたメモリセルアレイを含むメモリ・コア部とを具備し、
前記シフトレジスタ部は、書き込み・読み出し用のシリアル・データのビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って順に配置することにより構成され、
前記複数のブロックにおける書き込み・読み出し用のデータの転送モードには、
書き込み動作時において、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたシリアル・データが、前記周辺回路部から遠いブロックに向かった後に、反転して前記周辺回路部に近いブロックに向かう転送モードと、
読み出し動作時において、前記メモリ・コア部から読み出されたパラレル・データが、前記周辺回路部に遠いブロックに向かった後に、反転して前記周辺回路部に近いブロックに向かう転送モードと、
が含まれることを特徴とする半導体記憶装置。 - 複数のI/O回路を含む周辺回路部と、
長手方向がこの周辺回路部の長手方向と直交するように配置されたシフトレジスタ部と、
このシフトレジスタ部の長手方向に沿って隣接するように配置されたメモリセルアレイを含むメモリ・コア部とを具備し、
前記シフトレジスタ部は、書き込み・読み出し用のシリアル・データのビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを前記シフトレジスタ部の長手方向に沿って順に配置することにより構成され、
前記シフトレジスタ部の一部をなすライトレジスタは、複数のラッチ回路のラッチ制御信号を内部クロック信号に同期して転送することにより、前記内部クロック信号に同期して前記ライトレジスタに入力されたシリアル・ライトデータが、所定の順序で前記複数のラッチ回路に取り込まれ、パラレル・ライトデータとして出力されるように構成され、
前記複数のブロックにおける書き込み用データの転送モードは、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたラッチ制御信号が、前記周辺回路部に遠いブロックに向かって転送されることにより、前記シフトレジスタ部の前記周辺回路部に近いブロックに入力されたシリアル・ライトデータが、前記周辺回路部に近いブロックのラッチ回路から遠いブロックのラッチ回路に順に取り込まれるようにしたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記シフトレジスタ部は、前記シリアル・データの偶数ビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを順に配置した偶数側のシフトレジスタ部と、前記シリアル・データの奇数ビットごとにまとめられたシフトレジスタからなる複数のブロックを順に配置した奇数側のシフトレジスタ部とが、互いに独立に構成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
- 前記シフトレジスタ部は、第1のシフトレジスタ部、第2のシフトレジスタ部、第3のシフトレジスタ部及び第4のシフトレジスタ部からなり、
前記メモリ・コア部は、前記第1乃至第4のシフトレジスタ部の長手方向に沿って、それぞれ前記第1乃至第4のシフトレジスタ部の両側に隣接するように配置されたメモリセルアレイを含み、
前記第1乃至第4のシフトレジスタ部の長手方向は、それぞれ前記周辺回路部の長手方向と直交するように配置され、かつ、前記第1、第2のシフトレジスタ部は、前記周辺回路部の長手方向に沿って前記周辺回路部の片側に配置され、前記第3、第4のシフトレジスタ部は、前記周辺回路部の長手方向に沿って前記周辺回路部の他方の片側に配置されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。 - 前記第1、第3のシフトレジスタ部は、前記周辺回路部の長手方向に対して互いに対称の位置に配置され、前記第2、第4のシフトレジスタ部は、前記周辺回路部の長手方向に対して互いに対称の位置に配置されることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
- 前記第1乃至第4のシフトレジスタ部は、前記第1乃至第4のシフトレジスタ部の長手方向に沿って、前記第1乃至第4のシフトレジスタ部の片側に隣接するようにDQバッファが配置されることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
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