JP4703620B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、不良データ線を救済するためのリダンダンシ回路を備えた半導体装置に関する。
従来より、DRAM等の半導体記憶装置において、不良セルをリダンダンシセルで置き換えるリダンダンシ方式が知られている。従来の一般的な固定式データシフトリダンダンシ方式は、救済すべきメモリブロックのそれぞれに、データを増幅するDQバッファブロックと固定式データシフトリダンダンシ回路ブロックとが設けられていた。すなわち、固定式データシフトリダンダンシ回路ブロックが救済するのは1つのメモリブロック(1つの救済エリア)に限られていた(特許文献1)。
この従来の方式では、サブマクロを拡張する場合、救済エリア毎にDQバッファブロックと固定式データシフトリダンダンシ回路ブロックを設置する必要が生じてしまいチップ面積を圧迫していた。また、面積低減を目指しDRAM内部のDQバッファブロックを減らそうとすると救済エリアが増大して救済効率が低下するという問題もあった。
特開2004−118920
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、高速化と高い拡張性を実現する半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、グローバルデータ線を介して相互に接続された複数のサブマクロを有し、前記各サブマクロは、第1及び第2のメモリブロックと、これら第1及び第2のメモリブロック間に配置されたメモリブロック制御回路とを有し、前記メモリブロック制御回路は、前記第1のメモリブロックと第1の相補データ線を介して接続されると共に前記第2のメモリブロックと第2の相補データ線を介して接続されたDQバッファブロックと、前記DQバッファブロックにローカルデータ線を介して接続されて前記第1又は第2のメモリブロックを救済するダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックとを有することを特徴とする。
本発明によれば、高速化と高い拡張性を実現する半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1に本発明の一実施形態に係るDRAMの要部の構成を示す。メモリ領域は、複数のサブマクロ(SUBMAC<0>,<1>)1,2により構成されている。各サブマクロ1,2には、これらをそれぞれ制御するサブマクロ制御回路(SUBMACCTL<0>,<1>)3,4が接続されている。また、これらサブマクロ1,2には、外部との情報のやり取りを行う共通のインターフェイス部(I/F)5が設けられ、このインターフェイス部5と複数のサブマクロ1,2が複数のグローバルデータ線GLDAで接続されている。なお、グローバルデータ線GLDAは、複数のグローバルライトデータ線WDと複数のグローバルリードデータ線RDを含む。また、インターフェイス部5とサブマクロ制御回路3,4とは、アドレスコマンドラッチ回路(ADDCOMLTC)6を介して接続されている。アドレスコマンドラッチ回路6は外部からアドレス信号およびコマンド信号を取り込んでラッチし、サブマクロ制御回路3,4にアドレス信号とコマンド信号を送る機能を有する。
各サブマクロ1,2は、第1の救済エリア<0>である第1のメモリブロック(MEM<0>)11と、第2の救済エリア<1>である第2のメモリブロック(MEM<1>)12と、これらメモリブロック11,12の間に配置されてメモリブロック11,12で共有されるDQバッファブロック(SDQB)7及びダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック(SRDB)8を備えている。DQバッファブロック7はメモリブロック11,12に接続されている複数の相補データ線DQt/c<0>,<1>上のデータ信号を増幅する。ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8は、DRAM動作中にダイナミックに救済エリアを選択してメモリブロック11,12を救済する
これらサブマクロ1,2の内部では複数のグローバルデータ線GLDAがダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8に接続され、ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8とDQバッファブロック7が複数のローカルデータ線LODAで接続され、DQバッファブロック7とメモリブロック11が、複数の相補データ線DQt/c<0>を介して接続され、DQバッファブロック7とメモリブロック12が、複数の相補データ線DQt/c<1>を介して接続されている。
なお、救済エリア<0>には、外部から入力される特定の1ビットのアドレスADDIN<i>の0が割り当てられ、救済エリア<1>には、外部から入力される特定の1ビットのアドレスADDIN<i>の1がそれぞれ割り当てられる。
図2A,図2Bは、共有化されたDQバッファブロック7、ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8及びその周辺回路の更に詳細な構成を示すブロック図である。
共有化されたDQバッファブロック7は、各相補データ線DQt/c<0>,<1>に対応する複数の共有化されたDQバッファ(SDQB)70,71,72を有する。また、各メモリブロック11,12は、内部のメモリセルから読み出される信号及び内部のメモリセルへ書き込む信号を増幅する複数のセンスアンプ(S/A[n]-[n+2])110,111,112,120,121,122を有する。
ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8は、ライトスイッチ(WSW[n])811を有するダイナミックデータシフトリダンダンシ回路81を複数備えている。図示の例では、1つの救済エリアにつき3本の相補データ線DQt/cを切り換え可能になっている。インターフェイス部5からのローカルデータイン信号LDIN[n]は、ライトデータラッチタイミングクロックWDCLKによってライトデータラッチ(WDLTC[n])9にラッチされる。このライトデータラッチ9にグローバルライトデータ線WD[n]を介してライトスイッチ811が接続されている。ライトスイッチ811の出力は3つの共有化されたDQバッファ70,71,72と3本のローカルライトデータ線LWD[n]-[n+2]を介して接続されている。共有化されたDQバッファ70〜72は、それぞれ相補データ線DQt/c<0>を介してセンスアンプ110〜112と接続されると共に、それぞれ相補データ線DQt/c<1>を介してセンスアンプ120〜122と接続されている。なお、センスアンプ110〜112及び120〜122は、それぞれ相補ビット線BLt/cを介して複数のメモリセルと接続されている。なお、図2Aおよび図2BではライトスイッチWSW[n]に注目しているために省略されているが、実際にはDQバッファSDQB[n+1], SDQB[n+2]に対応するライトスイッチWSW[n+1], WSW[n+2]がそれぞれ存在する。
次にこのように構成された本実施形態に係るDRAMのライト動作について説明する。
図2Aにおいて、外部からインターフェイス部5を介して入力されたメモリセルに書き込むデータは、ローカルデータイン信号LDIN[n]として、ライトデータラッチ9でラッチされる。ライトデータラッチ9にラッチされたデータは、グローバルライトデータ線WD[n]を介してライトスイッチ811に転送される。
ここで、例えば、図2Aのように救済エリア<0>であるメモリブロック11がアクセスされた場合、センスアンプ110,111に接続されている相補ビット線BLt/c<0>に、図中「×」印で示された不良箇所が存在するので、ライトスイッチ811は不良箇所のないセンスアンプ112に接続されている共有化されたDQバッファ72を選択する。
また、例えば、図2Bのように救済エリア<1>であるメモリブロック12がアクセスされた場合、センスアンプ120に接続されている相補ビット線BLt/c<1>に、図中「×」印で示された不良箇所が存在するので、ライトスイッチ811は不良箇所がないセンスアンプ121,122のうち、より左側に存在しているセンスアンプ121に接続している共有化されたDQバッファ71を選択する。
図3は、ライト動作において、ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8の内部に含まれる複数のダイナミックデータシフトリダンダンシ回路(SRD)81のうちの1つの内部構成と信号の入出力および特徴的なその他の回路ブロック間の関係について詳細に示したブロック図である。ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路81の内部ではライトスイッチ811とライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路(MUXWSL)812がライト用左方向シフト決定信号線WSFTLを介して接続され、ライトスイッチ811とライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路(MUXWSR)813がライト用右方向シフト決定信号線WSFTRを介して接続されている。不良アドレスラッチ(FLTC<0>,<1>)814,815は、各救済エリアの不良アドレス情報を格納する。ここで、1つのダイナミックデータシフトリダンダンシ回路81が救済するエリアは常に2つだけであるので不良アドレスラッチ814,815は2つしか存在せず、救済エリア<0>の不良アドレス情報を不良アドレスラッチ814が保持しており、救済エリア<1>の不良アドレス情報を不良アドレスラッチ815が保持している。ライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路812には、不良アドレスラッチ814,815から不良アドレスデータ信号が、不良アドレスデータ線FADDL<0:1>を介して与えられ、ライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路813には、不良アドレスラッチ814,815から不良アドレスデータ信号が、不良アドレスデータ線FADDR<0:1>を介して与えられている。
さらに、ライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路812およびライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路813には、ライト用救済エリア選択信号線WSEL<0:1>を介してアドレスラッチ(ADDLTC)13の出力が接続されている。アドレスラッチ13は、外部から入力されたアドレスADDINを、アドレスラッチタイミングクロックADDCLKの立ち上がりエッジに同期してラッチする。
なお、書き込むデータはデータイン信号DINとしてインターフェイス部5に入力された後、ローカルデータイン信号LDIN、グローバルライトデータ信号WD、ローカルライトデータ信号LWDの順番でDQバッファ70〜72に送られる点は、先に述べた通りである。
図4は、ライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路812およびライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路813の詳細な回路構成を示している。ライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路812およびライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路813は、それぞれ共に2つのクロックトインバータCLKINV<0:1>と1つのインバータINVから構成されており、2つのクロックトインバータCLKINV<0:1>の出力が1つのインバータINVの入力に接続されている。ライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路812のインバータINVの出力はライト用左方向シフト決定信号線WSFTLに接続され、1つのクロックトインバータCLKINVにはMUXWSL用不良アドレスデータ信号FADDLとライト用救済エリア選択信号WSELが入力される。ライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路813のインバータの出力はライト用右方向シフト決定信号線WSFTRに接続され、1つのクロックトインバータにはMUXWSR用不良アドレスデータ線FADDRとライト用救済エリア選択信号線WSELが入力されている。
例えば、ライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路812において、救済エリア<0>が選択された場合、ライト用救済エリア選択信号WSEL<0>は’H’となり、ライト用救済エリア選択信号WSEL<1>は’L’となり、クロックトインバータCLKINV<0>はMUXWSL用不良アドレスデータ信号FADDL<0>の反転した情報を出力し、クロックトインバータCLKINV<1>はハイインピーダンス状態となり回路の動作には影響を与えなくなる。結果として、ライト用左方向シフト決定信号線WSFTLにはMUXWSL用不良アドレスデータ信号FADDL<0>のビット情報がそのまま出力される。
一方、救済エリア<1>が選択された場合は、ライト用救済エリア選択信号WSEL<1>は’H’となり、ライト用救済エリア選択信号WSEL<0>は’L’となり、クロックトインバータCLKINV<1>はMUXWSL用不良アドレスデータ信号FADDL<1>の反転した情報を出力し、クロックトインバータCLKINV<0>はハイインピーダンス状態となり回路の動作には影響を与えなくなる。結果として、ライト用左方向シフト決定信号線WSFTLにはMUXWSL用不良アドレスデータ信号FADDL<1>のビット情報がそのまま出力される。
同様の仕組みでライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路813も動作するが、ここでは説明を省略する。
そして、ライト用左方向シフト決定信号WSFTLとライト用右方向シフト決定信号WSFTRの組み合わせによってライトスイッチ811は選択するべき共有化されたDQバッファ70〜72を選択する。すなわち、例えばWSFTL=H, WSFTR=Lの場合、DQバッファ70を選択し、WSFTL=L, WSFTR=Lの場合、DQバッファ71を選択し、WSFTL=L, WSFTR=Hの場合、DQバッファ72を選択する。
このように、ライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路812およびライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路813はアクセスされた救済エリア(メモリブロック)に応じてMUXWSL用不良アドレスデータ信号FADDLおよびMUXWSR用不良アドレスデータ信号FADDRの情報をライトスイッチ811に伝え、ライトスイッチ811を制御する。
また、DRAM動作中は救済エリア<0>もしくは救済エリア<1>が必ず選択されている状態となっており、救済エリア<0>と救済エリア<1>がどちらも選択されないあるいは両方とも選択されることはない。
以上、図3を用いて詳しく説明したように、ライトスイッチ811にグローバルライトデータ信号WDが入力される構造とし、さらにライトデータラッチWDLTCをライトスイッチ811よりもインターフェイス部5側に配置することにより、ライトスイッチ811の動作に時間的な余裕が生まれる。このことを図5を用いて説明する。
図5は、図3の各信号が遷移するタイミングを示しているが、図5のライト用右方向シフト決定信号線WSFTR(又はライト用左方向シフト決定信号線WSFTL)の変化点からグローバルライトデータ信号WDの確定までの時間(すなわち図中実線の矢印で示される時間)に余裕が生まれる。ライトスイッチ811のシフトはグローバルライトデータ信号WDが確定するまでに終了していればよいが、グローバルライトデータ線WDは配線長が長く寄生容量が大きいのでグローバルライトデータ信号WDが確定するのには時間がかかる。従って、DRAMのライト動作がライトスイッチ811のシフト動作律速にならない構造となっており、DRAM動作の高速化が実現できる。
さらに、1つのダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8が救済するエリアを常に2つとすることで、外部から入力されるアドレスADDIN<i>の1ビット情報をそのまま救済エリア<0:1>の特定に割り当てることができるようになる。これにより、アドレスラッチ13で外部から入力されるアドレスADDINをラッチする前にアドレスデコーダでアドレスADDINをデコードする制御が不要となり、DRAMのライト動作が、アドレスデコーダでアドレスADDINをデコードする時間で律速すること防ぐことができる。つまり、図5の破線の矢印で示される時間(アドレスADDINの入力からアドレスラッチまでの時間)が短くてもアドレスラッチ13はアドレスADDIN を所望のアドレスラッチタイミングクロックの立ち上がりエッジでラッチすることができるようになり、セットアップタイムのマージンが改善され、DRAM動作の高速化を実現できる。
図6はリード動作において、ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック8の内部に含まれる複数のダイナミックデータシフトリダンダンシ回路82のうちの1つの内部構成と信号の入出力および特徴的なその他の回路ブロック間の関係について詳細に示すブロック図である。ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路82の内部ではリードスイッチ(RSW)821とリード用左方向シフト決定マルチプレクサ回路(MUXRSL)822がリード用左方向シフト決定信号線RSFTLを介して接続され、リードスイッチ821とリード用右方向シフト決定マルチプレクサ回路(MUXRSR)823がリード用右方向シフト決定信号線RSFTRを介して接続されている。リード用左方向シフト決定マルチプレクサ回路822には不良アドレスラッチ814,815がMUXRSL用不良アドレスデータ線FADDL<0:1>を介して接続され、リード用右方向シフト決定マルチプレクサ回路822には不良アドレスラッチ814,815がMUXRSR用不良アドレスデータ線FADDR<0:1>を介して接続されている。
なお、リード用のマルチプレクサ回路822,823も、図4に示したライト用と全く同様の回路構成なので、その詳細については割愛する。
リード用左方向シフト決定マルチプレクサ回路822およびリード用右方向シフト決定マルチプレクサ回路823にはリード用救済エリア選択信号線RSEL<0:1>を介してリード用救済エリア選択ラッチ(RSELLTC)14が接続され、リード用救済エリア選択ラッチ14にはSDQBコントロール信号線QSE<0:1>を介してDQBコントロール(DQCTL)15が接続される。DQコントロール15はSDQBコントロール信号線QSE<0:1>を介して共有化されたDQバッファ70〜72に接続され、SDQBコントロール信号QSE<0:1>によって共有化されたDQバッファ70〜72のリード動作のタイミングを制御している。DQコントロール15とアドレスラッチ13はアドレス線ADDを介して接続され、DQコントロール15はDQコントロールタイミングクロックDQCLKの立ち上がりエッジに同期して動作する。アドレスラッチ13には外部からアドレスADDINが入力され、アドレスラッチタイミングクロックADDCLKの立ち上がりエッジに同期してラッチされる。
さらに、共有化されたDQバッファ70〜72とリードスイッチ811がローカルリードデータ線LRDで接続されていて、リードスイッチ811とリードデータラッチ(RDLTC)10がグローバルリードデータ線RDを介して接続されていて、リードデータラッチ10がインターフェイス部5とローカルデータアウト信号線LDOUTを介して接続され、DRAM外部に読み出すデータであるデータアウト信号DOUTがインターフェイス部5から外部に出力される。リードデータラッチ10はリードデータラッチタイミングクロックRDCLKの立ち上がりエッジに同期してグローバルリードデータ信号RDをラッチする。読み出すデータはローカルリードデータ信号LRD、グローバルリードデータ信号RD、ローカルデータアウト信号LDOUT、データアウト信号DOUTの順でDRAM外部に出力される。
このように、すでに共有化されたDQバッファ70〜72のリード動作のタイミングを制御しているSDQBコントロール信号QSE<0:1>からリード用救済エリア選択信号RSEL<0:1>を生成することにより、追加される回路はリード用救済エリア選択ラッチ14だけとなり、回路および制御の複雑化を避けることができる。
図7はマクロサイズの拡張方法を示している。本発明のDRAMでは拡張単位はサブマクロSUBMACとなり、拡張単位ごとに共有化されたDQバッファブロックSDQBBとダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックSRDBを持つ構造となっている。各ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックSRDBが救済するエリアは拡張単位内部に含まれる2つのメモリブロックのみであるので、マクロサイズを拡張する場合には拡張単位であるサブマクロSUBMACの数を増やせばよいだけである。さらに、前記のライト用左方向シフト決定マルチプレクサ回路MUXWSLおよびライト用右方向シフト決定マルチプレクサ回路MUXWSRとリード用左方向シフト決定マルチプレクサ回路MUXRSLおよびリード用右方向シフト決定マルチプレクサ回路MUXRSRの使用によって、救済エリアの選択には外部から入力されるアドレスADDIN<i>の1ビットで済む。例えば、図7(a)から(b)のサイズにマクロを拡張する場合は、拡張単位であるサブマクロSUBMACを2つ増やして積み重ねるだけで済むので、非常に拡張性の良いDRAMを実現できる。なお、この場合、サブマクロ制御回路SUBMACCTLの数も2つ増やす必要があるが、図7ではサブマクロ制御回路SUBMACCTLとアドレスコマンドラッチ回路ADDCOMLTCは本質ではないので省略している。
これに対し、例えば図8に示すように、ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックSRDBが全ての救済エリアを救済する構造とした場合、図8(a)から(b)にサブマクロSUBMACの数を増やしてサイズを拡張していくと、救済エリアを選択するのに必要なアドレスADDINのビット数が増えてしまい(図8(a)に比べてADDIN<k>が余分に必要)、アドレスデコーダADDDECのサイズが大きくなりさらなる遅延をもたらしてしまう。また、図8(c)のように1つのサブマクロSUBMACに含まれるメモリブロックを増やすことでマクロサイズを拡張すると、アドレスデコーダADDDECのサイズが大きくなりさらなる遅延をもたらすだけでなく、相補データ線DQt/cの長さが長くなり低速化を招くため非常に拡張性の悪いマクロ構造となっていた。
この点、本実施形態に係るDRAMによれば、救済エリア選択に必要なアドレスのヒット数が少なく、高速アクセス性能を維持しながらメモリサイズの拡張が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係るDRAMの要部の構成を示す図である。 同実施形態に係るDQバッファブロック、ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック及びその周辺回路の更に詳細な構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るDQバッファブロック、ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック及びその周辺回路の更に詳細な構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるライト時のダイナミックデータシフトリダンダンシ回路の周辺を詳細に示したブロック図である。 同実施形態におけるマルチプレクサ回路の詳細な回路図である。 同実施形態の動作を示すタイミングチャートである。 同実施形態におけるリード時のダイナミックデータシフトリダンダンシ回路の周辺を詳細に示したブロック図である。 同実施形態におけるマクロサイズの拡張方法を説明するための図である。 比較例におけるマクロサイズの拡張方法を説明するための図である。
符号の説明
1,2…サブマクロ、3,4…サブマクロ制御回路、5…インターフェイス部、6…アドレスコマンドラッチ回路、7…DQバッファブロック、8…ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロック、9…ライトデータラッチ、10…
リードデータラッチ、11,12…メモリブロック、13…アドレスラッチ、14…リード用救済エリア選択ラッチ、15…DQコントロール。

Claims (3)

  1. グローバルデータ線を介して相互に接続された複数のサブマクロを有し、
    前記各サブマクロは、
    第1及び第2のメモリブロックと、
    これら第1及び第2のメモリブロック間に配置されたメモリブロック制御回路とを有し、
    前記メモリブロック制御回路は、
    前記第1のメモリブロックと複数の第1の相補データ線を介して接続されると共に前記第2のメモリブロックと複数の第2の相補データ線を介して接続されたDQバッファブロックと、
    前記DQバッファブロックに複数のローカルデータ線を介して接続されて前記第1及び第2のメモリブロックをそれぞれ第1及び第2の救済エリアとして前記第1又は第2のメモリブロックを救済するダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックとを有し、
    前記DQバッファブロックは、前記複数の第1及び第2の相補データ線の対に対応して設けられた複数のDQバッファを備え、前記各DQバッファは、前記各第1及び第2の相補データの対と前記各ローカルデータ線とに接続されて、前記第1及び第2のメモリブロックで前記第1及び第2の相補データ線と前記ローカルデータ線との間のデータ授受に共有されるものであり、
    前記ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックは、前記第1のメモリブロックの不良箇所を示す第1の不良アドレス及び前記第2のメモリブロックの不良箇所を示す第2の不良アドレスを保持する複数の不良アドレス保持回路と、前記第1又は第2の救済エリアのいずれかを選択する救済エリア選択信号に基づいて前記第1の不良アドレス又は第2の不良アドレスを選択する前記複数の不良アドレス保持回路の各々に対応して設けられた複数の選択回路と、前記グローバルデータ線と複数のローカルデータ線とに接続されて前記選択された第1の不良アドレス又は第2の不良アドレスに基づいて前記グローバルデータ線を接続するローカルデータ線を切り替える前記複数の不良アドレス保持回路の各々に対応して設けられた複数のスイッチ部とを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックは、外部から入力される任意のアドレスの1ビットの情報によって前記救済エリアを前記第1の救済エリアである第1のメモリブロックと前記第2の救済エリアである第2のメモリブロックのいずれか一方に切り換え、
    前記第1の救済エリアが選択された場合には、前記第1の不良アドレスに基づいて前記第1の救済エリアを救済し、前記1ビット情報によって前記選択回路は前記第1の不良アドレスを前記スイッチ部に伝達し、
    前記第2の救済エリアが選択された場合には、前記第2の不良アドレスに基づいて前記第2の救済エリアを救済し、前記1ビット情報によって前記選択回路は前記第2の不良アドレスを前記スイッチ部に伝達し、
    前記スイッチ部は前記第1又は第2の不良アドレスに基づいて前記第1又は第2のメモリブロックの不良箇所を回避するように前記複数のローカルデータ線の1つを選択して1つの前記DQバッファとの間で書き込み情報または読み出し情報を伝達する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 外部から入力されるアドレスをラッチするアドレスラッチと、
    このアドレスラッチでラッチされたアドレスを入力しDQバッファコントロール信号を生成して前記DQバッファブロックを制御するDQバッファコントロール回路とを備え、
    前記DQバッファは、読み出し動作時は前記DQバッファコントロール信号によって読み出し動作のタイミングが制御され、
    前記ダイナミックデータシフトリダンダンシ回路ブロックは、読み出し動作時に前記DQバッファコントロール回路で生成されたDQバッファコントロール信号を利用して第1の救済エリアである前記第1のメモリブロック又は第2の救済エリアである前記第2のメモリブロックを選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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