JP3555755B2 - 浴室ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は浴室ユニットに係り、詳しくは洗い場に点検作業口を設け、該点検作業口を点検作業蓋で覆う構成を備えた浴室ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、在来浴室から浴室ユニットへ改修工事を行なう場合、建築側の壁躯体等により浴室ユニットの床パン設置時に、脚部の調整が困難であるため、特開平8−240019号に見られるように床パンの洗い場部広域に渡って点検口用の開口を設け、この開口から脚部の調整を行ない床パンのレベル調整を行なっていた。また、レベル調整終了後にはこの点検口を覆う蓋カバーを設置し床仕上げ材として設置していた。更に、近年高齢化社会に対応して隣接する脱衣所等と浴室ユニットとの間の出入り口段差を極めて小さくする浴室ユニットが主流になりつつあるが、出入り口部に設けられた建具での止水性能には限界があり、建具下枠から流入した排水を洗い場面下方に床パンと一体的に設けられた排水溝に流し、排水トラップへと導き、排水溝上方にはグレーチングや排水溝カバー等を用い覆うように設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、床パンの脚部調整には優位だが一方使用者から見ると床パン外周に排水溝カバーが設置されているため、洗い場全体が小さく見え、さらに排水溝カバーを定期的に清掃しなければ悪臭、石鹸かすのぬめりにより使用感を損ねる事となり、使用者は排水溝カバーを定期的に清掃せざるを得ないこととなり、この清掃が使用者の大きな負担となっていた。
【0004】
本発明は上記課題を解決したもので、本発明の目的は洗い場点検作業口蓋付きの浴室ユニットであっても、床パン外周に排水溝カバーを設ける必要がなく、同時に排水溝も無くさずに清掃性の良い浴室ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記目的を達成するために請求項1では、床パンと前記床パンの外周部に壁パネル及びドアを設置すると共に上部に天井パネルを載置し形成される浴室ユニットにおいて、前記床パンの洗い場部のうちドアが設置可能な少なくとも3辺の略外周近傍に排水溝を形成し、前記床パンの洗い場部中央部には、点検作業口を設け、前記点検作業口と排水溝の略半分以上を洗い場点検口蓋で覆い、前記洗い場点検口蓋の浴槽側辺に相対する辺に、外側に伸ばしたフランジ部を設け、前記フランジ部を前記床パンの排水溝を覆う様に、床パンに設けられた段部に載置した。
【0006】
床パン外周の排水溝の半分以上を覆うように、洗い場点検口蓋を床パンに載せることにより、排水溝を確保した上、溝カバーを設ける必要がなくなり、清掃性と意匠性とが共に向上する。
洗い場点検口蓋の浴槽側辺に相対する辺に、外側に伸ばしたフランジ部を設け、前記フランジ部を前記床パンの排水溝を覆う様に、床パンに設けられた段部に載置したので、排水溝を無くさずに、フランジ部を固定する為のねじや嵌合部材が洗い場に露出する事が無いので、ねじ部を覆う為のカバーを設ける必要が無く、意匠性、清掃性が良い。
【0007】
請求項2では、前記壁パネルを前記床パンの外周部に固定した固定用部材を介して載置し、前記固定用部材の洗い場部側には、前記フランジ部を固定可能な差込部を設けた。
【0008】
固定用部材を設けたので、洗い場点検口蓋を確実に保持できる。
【0009】
請求項3では、前記洗い場点検口蓋の浴槽エプロン下端が位置する部分に凸部を設けた。
【0010】
前記洗い場点検口蓋の浴槽エプロン下端が位置する部分に凸部を設けたので、洗い場点検口蓋の固定をバスエプロンに隠れる部分で行う事ができ、ねじの頭や嵌合部材が露出しないため、意匠性が良く、清掃性も良い。
【0011】
請求項4では、前記洗い場点検口蓋の端部にドア下枠部からの排水流入口を設けた。
洗い場点検口蓋の端部にドア下枠部からの排水流入口を設けたので、ドア下枠部に排水穴を設けたドアを使用する場合でも、専用の排水管を設ける必要が無く、安価で製造できるばかりか、床の外側に専用配管を設ける必要が無いので、水密性に優れている。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、床パン1に洗い場点検口蓋2、壁パネル3、ドア9が設置され、壁パネル3とドア9の上部に天井パネル(図示せず)を載置し形成される浴室ユニットにおいて、壁パネル3と洗い場点検口蓋2の隙間に点検口蓋固定具4を差し込んで固定した様子を示している。
【0013】
図2は、点検口蓋固定具4を洗い場面より高くし、壁パネル3にビス等5で固定した様子を示している。
【0014】
図3は、ドア枠9の下部にあふれ出た水を洗い場点検口蓋2に設けた水抜穴8より蓋に隠れた排水溝7に排水する構造を示す。
【0015】
図4は床パン1に洗い場点検口蓋2、壁パネル3、ドア9が設置され、壁パネル3、ドア9の上方に天井パネル(図示せず)を載置し形成される浴室ユニットにおいて、壁パネル3と床パン1の段部12の間にフランジ部11を載置した断面を示している。
【0016】
図6は壁パネル3と床パン1の段部10の間に固定用部材14をビス等5で固定した場合を示す。
【0017】
図7はドア枠9の下部にあふれ出た水を洗い場点検口蓋2に設けた水抜穴8より蓋に隠れた排水溝7に排水する構造を示す。
【0018】
図9は床パン1に洗い場点検口蓋2を、バスエプロン16で隠れる場所で固定している場合を示す。
【0019】
例えば、図1の様に洗い場点検口蓋2を、点検口蓋固定具4を壁パネルとの隙間に差し込んで固定することにより、点検作業口10と排水溝7を洗い場点検口蓋2で覆うことができ、固定用のビスも無い為洗い場面のカバーを無くすことができるので、清掃性、意匠性共にすぐれている。また、洗い場点検口蓋2を最後に固定できる為、改築の際に最後にユニットの脚を固定し蓋をすることにより、微調整が可能となる。また、万一の時点検口となる。また、前記点検口固定具4を洗い場点検口蓋端部2a,壁パネル3と水密的に取付けることにより、壁パネル3と床パン1との間にシリコン等のコーキングをする必要がなくなる。
【0020】
図2の様に、洗い場点検口固定具4を洗い場上面2bより上方に伸ばし、ビス等5で壁パネル3に固定することにより、より確実に洗い場点検口蓋2を固定することができる。またこの時、固定したビスを隠蔽部材6で覆うことにより、意匠的により良くなる。
【0021】
図3の様に、ドアが取付く辺の洗い場点検口蓋端部2aに排水流入口8を設け、ドア枠9の下枠に達した水が排水流入口8より蓋に隠れた排水溝7に排水される為、ドア部よりユニット外への漏水を防ぐことができる。
【0022】
図4の様に洗い場点検口蓋2のフランジ部11を、床パン1の段部12に載置し壁パネル3と挟み込むことにより、洗い場側でビス固定することが無く、また、床パン1に設けた点検作業口10、排水溝7を洗い場点検口蓋2で覆うことができる為、カバーが必要なくなり清掃性、意匠性に優れている。又、この時フランジ部11を図6の浴槽側辺に相対する辺13のみ備えることで、洗い場点検口蓋の固定を、浴槽側辺に相対する辺13と浴槽側辺のバスエプロン16で隠れる2辺のみで行うことができるので、蓋の固定を1番最後に行うことができ、改築の際に最後にユニットの脚を固定し蓋をすることにより、微調整が可能となる。また、万一の時点検口として利用する事が可能となる。
【0023】
また、図6は、段部12の上に差込部14aを設けた固定用部材14を設け、その固定用部材14に洗い場点検口蓋2のフランジ部11を差し込んで固定することにより、水密性を向上させることができ、確実に保持できる。
【0024】
図7の様に固定用部材14の床本体1に接する面と、壁パネル3に接する面それぞれに軟質材15を固定用部材14の全長に渡って設けることにより、シリコン等でコーキングすることなく水密性を保つことができる。また、その時固定用部材14のユニット室外側に立ちあがりを固定用部材全長に渡り設けることにより、万一の漏水時にもユニット外への漏水を防ぐことができる。
【0025】
図8の様にドアが取付く辺に排水流入口8を設け、ドア枠9の下枠に達した水が排水流入口8より蓋に隠れた排水溝7に排水される為、ドア部よりユニット外への漏水を防ぐことができる。
【0026】
図9の様に、洗い場点検口蓋2の浴槽側辺側の固定を、浴槽エプロン下端が位置する部分の凸部17で、ビス等5で固定することにより、浴槽エプロンでビス等5が隠れる為意匠性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗い場点検口蓋を点検口蓋固定具で固定した場合の概略断面図である。
【図2】本発明の点検口蓋固定具をビス等で固定した場合の概略断面図である。
【図3】本発明のドア部の概略断面図である。
【図4】本発明の洗い場側概略断面図である。
【図5】本発明の概略平面図である。
【図6】本発明の壁載せ面に固定部材を設けた場合の断面図である。
【図7】本発明の固定部材に水密用軟質材を設けた場合の固定部材の断面図である。
【図8】本発明の洗い場点検口蓋にドア取付面側に水抜き穴を設けた場合の断面図である。
【図9】本発明の浴槽側概略断面図である。
【符号の説明】
床本体
洗い場点検口蓋
2a.洗い場点検口端部
2b.洗い場上面
壁パネル
洗い場点検口蓋固定具
ビス等
隠蔽部材
排水溝
排水流入口
ドア枠
10.点検作業口
11.フランジ部
12.段部
13.浴槽側辺に相対する辺
14.固定用部材
14a.差込部
15.軟質材
16.バスエプロン
17.凸部
18.立上がり部
19.支持脚
20.排水溝
21.溝カバー
22.垂下縁

Claims (4)

  1. 床パンと前記床パンの外周部に壁パネル及びドアを設置すると共に上部に天井パネルを載置し形成される浴室ユニットにおいて、前記床パンの洗い場部のうちドアが設置可能な少なくとも3辺の略外周近傍に排水溝を形成し、前記床パンの洗い場部中央部には、点検作業口を設け、前記点検作業口と排水溝の略半分以上を洗い場点検口蓋で覆い、前記洗い場点検口蓋の浴槽側辺に相対する辺に、外側に伸ばしたフランジ部を設け、前記フランジ部を前記床パンの排水溝を覆う様に、床パンに設けられた段部に載置したことを特徴とする浴室ユニット。
  2. 前記壁パネルは前記床パンの外周部に固定した固定用部材を介して載置され、前記固定用部材の洗い場部側には、前記フランジ部を固定可能な差込部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の浴室ユニット。
  3. 前記洗い場点検口蓋の浴槽エプロン下端が位置する部分に凸部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の浴室ユニット。
  4. 前記洗い場点検口蓋の端部にドア下枠部からの排水流入口を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の浴室ユニット。
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