JP2002330889A - 洗い場付浴槽の構造 - Google Patents

洗い場付浴槽の構造

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JP2002330889A
JP2002330889A JP2002094215A JP2002094215A JP2002330889A JP 2002330889 A JP2002330889 A JP 2002330889A JP 2002094215 A JP2002094215 A JP 2002094215A JP 2002094215 A JP2002094215 A JP 2002094215A JP 2002330889 A JP2002330889 A JP 2002330889A
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JP
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bathtub
wash place
rim
washing
door
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JP2002094215A
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Yoshikazu Go
郷  芳和
Toshitsuna Fujii
俊維 藤井
Kentaro Nishisaka
献太郎 西坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い場付き浴槽を分割する場合でも、意匠性
の低下の無い、単純で信頼性の高い止水構造の洗い場付
浴槽の構造を提供する。 【解決手段】 周囲に壁パネル、ドアを載置し壁パネ
ル、ドアの上部に天井パネルを載置し浴室を形成するユ
ニットバスの浴槽部と洗い場部が分割されて構成される
洗い場付き浴槽において、浴槽部と洗い場部が浴槽リム
前縁と洗い場部の境界より浴槽側の浴槽リムの下部にて
分割されており、浴槽部と洗い場部の境界より浴槽側の
浴槽リムの下部の分割部より、洗い場よりの浴槽リム面
の開口に水栓金具などが設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周囲に壁パネル、ド
アを載置し壁パネル、ドアの上部に天井パネルを載置し
浴室を形成するユニットバスの洗い場付浴槽の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】周囲に壁パネル、ドアを載置し壁パネ
ル、ドアの上部に天井パネルを載置し浴室を形成するユ
ニットバスの洗い場付き浴槽において、洗い場と浴槽を
分割にした構造については、特開平9- 235763 、特開平
7-255627 、特開平11- 172734 のような先行技術があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】洗い場付き浴槽を分割
する場合、洗い場部と浴槽部を接合する必要があり、接
続部が露出すると浴室全体の意匠性が低下する問題があ
る。また、接続部に十分な止水構造を講じない場合、防
水パンタイプと異なり建築に漏水し被害を発生させる危
険性がある。そのため、複雑な接合構造や2,3重の止
水構造を採る必要がある。また、水栓金具など洗い場付
き浴槽に開口し取付ける部品も多く、これらの開口部も
水密上、危険性をはらむものになっている。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、洗い場付き浴槽を分割す
る場合でも、意匠性の低下の無い、単純で信頼性の高い
止水構造の洗い場付浴槽の構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では浴槽部と洗い場部を浴槽リム前縁と洗
い場部の境界より浴槽側の浴槽リムの下部にて分割し、
浴槽部と洗い場部の境界より浴槽側の浴槽リムの下部の
分割部より、洗い場よりの浴槽リム面の開口に水栓金具
などを設置した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示された実施例
に基づき詳述する。浴室は浴槽部1と洗い場部2の周縁
部に壁パネル(図示せず)とドア(図示せず)を立設
し、壁パネル(図示せず)の上部に天井パネル(図示せ
ず)を設置し、主体が構成されている。
【0007】図1に示すように、浴槽部1の周囲三方に
は壁パネルを立設するための浴槽側壁載面が、洗い場部
2と対向する一方にはエプロン部4の上部に被さる浴槽
リム前縁1aが形成される。浴槽部1の浴槽リム1bの
裏面には浴槽部1と洗い場部2を接続するための分割部
3が垂下しており、洗い場から立ち上がる床部2aにて
浴槽部1と洗い場部2が接続される。接続に関しては図
2ではねじ3aが図示されているが、接着など他の方法
でも効果は同一であり、本発明に影響しないので説明は
省略する。洗い場から立ち上がる床部2aの分割部3と
取り合う上部には分割部3と嵌合するポケットが設けら
れており、ポケットの中にはコーキング材3bが設置さ
れて、止水構造となる。上記は止水構造の一例であり、
パッキン等を使用した他の構造でも、本発明の効果を発
揮する。
【0008】洗い場から立ち上がる床部2aには点検口
6が設けられ、点検口の止水構造は比較的簡単なパッキ
ンなどを用いた構造でも問題ない。点検口6は入浴時は
バスエプロン4によって覆われているため、浴槽や洗い
場からの水が直接かかる危険性はほとんど無い。また、
バスエプロン4によって被覆されてしまうので、点検口
6は安価な材質で良く、色を合わせる等の必要も発生し
ない。
【0009】このように、分割部3や点検口6は使用状
態ではバスエプロン4にて完全に隠蔽されるため、止水
構造上はもちろん、意匠的にも好適である。バスエプロ
ン4を洗い場部2から支持する構造については、ばね等
を使用するなど慣用手段を用いれば可能である。
【0010】図2では浴槽リム1bに水栓金具5を取付
けた実施例を説明する。従来の洗い場付き浴槽では浴槽
リム1bに開口し器具を取付ける場合、浴槽リム1bの
裏面は直接建築の躯体になり、この開口部から万一、漏
水させると家屋に被害がおよび非常に大きい問題に発展
する。しかし、本発明では、開口部1cの裏面はバスエ
プロン裏面空間4aであり、漏水しても水は浴室から外
には溢れ出さず、何ら被害を発生させない。また、水栓
金具5の配管接続、メンテナンスなどにおいても、バス
エプロン4を取り外すのみで良く、従来のような、しっ
かりと密閉された点検口を外す等の手間を発生させな
い。図2では水栓金具5にて説明を加えたが、その他の
器具においても効果は同様である。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では浴槽部と洗い場部が浴槽リム前縁と
洗い場部の境界より浴槽側の浴槽リムの下部にて分割さ
れているので、浴槽からあふれた湯や洗い場にて浴びた
シャワーが分割部にかかりにくく止水構造上、有利であ
る。更に、視線の高さから分割部が見えにくいので特段
の意匠の低下を招かない。浴槽部と洗い場部の境界より
浴槽側の浴槽リムの下部の分割部より、洗い場よりの浴
槽リム面の開口に水栓金具などが設置されているので、
これら器具を取付けるためや配管を通すための開口か
ら、万が一漏水した場合でも、水が建築などに回り被害
を発生させる危険性がない、また、従来の止水構造を持
った点検口を開けて作業するのに比べて、バスエプロン
を外すのみで器具の点検、メンテも簡単に行なうことが
でき好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の請求項1の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 浴槽部 1a 浴槽リム前縁 1b 浴槽リム 1c 開口部 1d 垂れ下がり部 2 洗い場部 2a 洗い場から立ち上がる床部 3 分割部 3a ねじ 4 バスエプロン 4a バスエプロン裏面空間 4b バスエプロン上部 5 水栓金具 6 点検口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西坂 献太郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D032 AA10 AA20 2D061 CA02 CB06 CC04 CC17 CC18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲に壁パネル、ドアを載置し壁パネル、
    ドアの上部に天井パネルを載置し浴室を形成するユニッ
    トバスの浴槽部と洗い場部が分割されて構成される洗い
    場付き浴槽において、浴槽部と洗い場部が浴槽リム前縁
    と洗い場部の境界より浴槽側の浴槽リムの下部にて分割
    されており、浴槽部と洗い場部の境界より浴槽側の浴槽
    リムの下部の分割部より、洗い場よりの浴槽リム面の開
    口に水栓金具などが設置されていることを特徴とする洗
    い場付浴槽の構造。
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