JP3553919B2 - 下肢動脈狭窄診断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動脈硬化性病変、特にアテローム性動脈硬化すなわち動脈狭窄を診断する動脈狭窄診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動脈硬化には、大型・中型の血管の内膜が粥状に硬化する粥状硬化すなわちアテローム性動脈硬化、血管の中膜が石灰化する中膜硬化、小細動脈が硬化する細動脈硬化がある。
【0003】
脈波伝播速度または脈波伝播時間など、生体の所定の2部位間を脈波が伝播する速度に関連する脈波伝播速度情報を測定し、その脈波伝播速度情報に基づいて粥状動脈硬化の有無や粥状動脈硬化の程度を診断することがある。脈波伝播速度情報として脈波伝播速度を例として説明すると、脈波伝播速度を測定した区間に粥状動脈硬化があると、その程度が軽度であれば脈波伝播速度は速くなり、その程度が中程度以上であれば脈波伝播速度は正常値よりも遅くなることから、脈波伝播速度などの脈波伝播速度情報に基づいて粥状動脈硬化の有無やその程度を診断することができる。
【0004】
ここで、粥状動脈硬化の程度が軽度である場合には脈波伝播速度が速くなるが、粥状動脈硬化が中程度以上である場合には脈波伝播速度が遅くなる理由を説明する。すなわち、粥状動脈硬化は動脈狭窄ともよばれ、粥状動脈硬化が進行すると血管内径が小さくなる。そして、狭窄があると、狭窄の下流では血圧が低下するので、血圧に関連して変動する脈波伝播速度も遅くなる。一方、中膜硬化は中膜の石灰化であるので、中膜硬化が進行すると脈波伝播速度は速くなる。また、一般的に粥状動脈硬化と同時に中膜硬化が進行する。そして、粥状動脈硬化の程度が軽い場合には、粥状動脈硬化の影響よりも中膜硬化の影響が大きいので脈波伝播速度は速くなるが、粥状動脈硬化の程度が中程度以上になると、粥状動脈硬化の影響が中膜硬化の影響よりも大きくなるので、脈波伝播速度は遅くなる。
【0006】
動脈狭窄を診断する装置として、下肢上肢血圧指数測定装置も知られている。たとえば、特許第3140007号に記載の装置がそれである。下肢上肢血圧指数測定装置は、下肢と上肢にカフを装着し、上肢の血圧値と下肢の血圧値との比である下肢上肢血圧指数を算出し、その下肢上肢血圧指数に基づいて動脈狭窄を診断する装置である。この装置において、下肢上肢血圧指数の信頼性を確認するために脈波伝播速度情報を算出すればより正確に動脈狭窄を診断することが可能となる。このとき、下肢血圧値および上肢血圧値を測定するために装着されたカフを使って下肢および上肢の脈波を検出し、上肢と下肢との間で脈波伝播時間を測定すれば、センサを追加することなく脈波伝播速度情報を測定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、動脈狭窄は下肢において発生する場合が多いが、上肢にも動脈狭窄がある場合がある。上肢と下肢との間で測定する脈波伝播時間は、心臓から上肢までの脈波伝播時間と心臓から下肢までの脈波伝播時間との時間差であることから、上肢に動脈狭窄があることによって、心臓から上肢までの脈波伝播時間が遅くなると、下肢に動脈狭窄があることによって心臓から下肢までの脈波伝播時間が遅くなっても、上肢と下肢との間の脈波伝播時間や、その脈波伝播時間に基づいて算出される脈波伝播速度が正常範囲の値となってしまう。そのため、上肢と下肢との間で測定される脈波伝播速度情報から、精度良く下肢動脈狭窄を判定することはできなかった。
【0009】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、下肢動脈狭窄を精度良く診断することができる下肢動脈狭窄診断装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、生体の左上肢に巻回される左上肢用カフと、その生体の右上肢に巻回される右上肢用カフと、その生体の下肢に巻回される下肢用カフと、前記左上肢用カフにより圧迫される動脈からその左上肢用カフに伝達される左上肢脈波を検出する左上肢脈波検出装置と、前記右上肢用カフにより圧迫される動脈からその右上肢用カフに伝達される右上肢脈波を検出する右上肢脈波検出装置と、前記下肢用カフにより圧迫される動脈からその下肢用カフに伝達される下肢脈波を検出する下肢脈波検出装置と、前記左上肢用カフの圧迫圧力の変化に伴う前記左上肢脈波検出装置により検出される左上肢脈波の変化を示す第1変化値および前記右上肢用カフの圧迫圧力の変化に伴う前記右上肢脈波検出装置により検出される右上肢脈波の変化を示す第2変化値を算出する変化値算出手段と、その変化値算出手段により算出される第1変化値と第2変化値との比較に基づいて、心臓から左上肢までの区間と心臓から右上肢までの区間とで、いずれの区間の動脈狭窄が少ないかを判定する動脈狭窄判定手段と、前記動脈狭窄判定手段により動脈狭窄が少ないと判定された側の上肢脈波と、前記下肢脈波検出装置により検出される下肢脈波とに基づいて、前記生体内を脈波が伝播する速度に関連する脈波伝播速度情報を算出する脈波伝播速度情報算出手段とを含むことを特徴とする下肢動脈狭窄診断装置である。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、変化値算出手段により、第1変化値と第2変化値が算出される。この第1変化値および第2変化値は、左上肢用カフの圧迫圧力の変化に伴う左上肢脈波の変化および右上肢用カフの圧迫圧力の変化に伴う右上肢用脈波の変化をそれぞれ示すので、心臓から左上肢までの動脈狭窄の程度および心臓から右上肢までの動脈狭窄の程度をそれぞれ反映する。従って、動脈狭窄判定手段により、第1変化値と第2変化値とを比較すると、心臓から左上肢までの区間と心臓から右上肢までの区間のいずれの区間の動脈狭窄が少ないかを判定できる。そして、脈波伝播速度情報算出手段では、動脈狭窄判定手段により動脈狭窄が少ないと判定された側の上肢脈波と、下肢脈波とに基づいて脈波伝播速度情報が算出されるので、上肢の動脈狭窄の影響が少ない脈波伝播速度情報が得られる。従って、その脈波伝播速度情報を用いると、精度よく下肢の動脈狭窄を診断することができる。
【0018】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された動脈狭窄診断装置10の構成を説明するブロック図である。この動脈狭窄診断装置10は、足首上腕血圧指数測定装置としても機能も備えている。
【0019】
図1の動脈狭窄装置10は、患者16の左足首12Lおよび右足首12Rに左足首用カフ18L、右足首用カフ18Rがそれぞれ巻回され、患者16の左上腕14Rおよび右上腕14Lに左腕用カフ20L、右腕用カフ20Rがそれぞれ巻回されている。これらのカフ18,20は、巻回している部位を圧迫する圧迫帯であり、布或いはポリエステル等の伸展性のない素材から成る帯状外袋内にゴム製袋を有している。
【0020】
左右の上腕用カフ20L,20Rは配管22b,22aを介して血圧測定装置本体24b,aにそれぞれ接続され、左右の足首用カフ18L,18Rは配管22d,cを介して血圧測定装置本体24d,cにそれぞれ接続されている。
【0021】
それら4つの血圧測定装置本体24a,b,c,dは同一の構成を有するので、左上腕用カフ20Lと接続されている血圧測定装置本体24bを例として血圧測定装置本体24の構成を説明する。血圧測定装置本体24bは、調圧弁26b,圧力センサ28b、静圧弁別回路30b、脈波弁別回路32b、配管34b、空気ポンプ36bを備えており、前記配管22bは圧力センサ28bおよび調圧弁26bに接続されている。また、調圧弁26bは、配管34bを介して空気ポンプ36bに接続されている。
【0022】
上記調圧弁26bは、空気ポンプ36bにより発生させられた圧力の高い空気を、その圧力を調圧して左上腕用カフ20L内へ供給し、或いは、左上腕用カフ20L内の空気を排気することにより左上腕用カフ20L内の圧力を調圧する。
【0023】
圧力センサ28bは、左上腕用カフ20L内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SPbを静圧弁別回路30bおよび脈波弁別回路32bにそれぞれ供給する。静圧弁別回路30bはローパスフィルタを備え、圧力信号SPbに含まれる定常的な圧力すなわち左上腕用カフ20の圧迫圧力(以下、この圧力を左上腕カフ圧PCbという)を表すカフ圧信号SKbを弁別してそのカフ圧信号SKbを図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。
【0024】
脈波弁別回路32bはバンドパスフィルタを備え、圧力信号SPbの振動成分である左上腕脈波信号SMbを周波数的に弁別してその左上腕脈波信号SMbを図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。この左上腕脈波信号SMbは、上腕用カフ20Lにより圧迫される左上腕14Lの動脈からの左上腕脈波WBLを表すので、左上腕用カフ20Lおよび血圧測定装置本体24bは左上腕脈波検出装置として機能する。また、左上腕脈波WBLは第1脈波であり、左上腕用カフ20Lおよび血圧測定装置本体24bは第1脈波検出装置としても機能する。
【0025】
同様に、脈波弁別回路32aにより弁別される右上腕脈波WBRは第1脈波であり、右上腕用カフ20Rおよび血圧測定装置本体24aは右上腕脈波検出装置として機能するとともに第1脈波検出装置としても機能する。
また、脈波弁別回路32dにより弁別される左足首脈波信号SMdは左足首脈波WALであるとともに第2脈波であり、左足首用カフ18Lおよび血圧測定装置本体24dは左足首脈波検出装置として機能するとともに第2脈波検出装置としても機能する。また、脈波弁別回路32cにより弁別される右足首脈波信号SMcは右足首脈波WARであるとともに第2脈波であり、右足首用カフ18Rおよび血圧測定装置本体24cは右足首脈波検出装置として機能するとともに第2脈波検出装置としても機能する。
【0026】
入力装置40は、患者の身長Tが入力されるための図示しない複数の数字入力キーを備えており、入力された患者の身長Tを表す身長信号STを電子制御装置38へ供給する。
【0027】
上記電子制御装置38は、CPU42,ROM44,RAM46,および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU42は、ROM44に予め記憶されたプログラムに従ってRAM46の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して空気ポンプ36および調圧弁26を制御する。CPU42は、その空気ポンプ36および調圧弁26を制御することにより、カフ18,20内の圧力を制御する。また、CPU42は、電子制御装置38に供給される信号に基づいて演算処理を実行することにより脈波伝播速度情報および下肢上肢血圧指数(Ankle Arm Blood Pressure Index 以下、ABIという)を算出し、その算出した脈波伝播速度情報およびABIなどを表示器48に表示する。
【0028】
図2は、CPU42の制御機能のうち、脈波伝播速度情報の算出に関する機能の要部を説明する機能ブロック線図である。なお、脈波伝播速度情報の算出においては、左足首12L側と右足首12R側とで異なるところがないので、以下の説明においては、左足首12L側を例として説明する。
【0029】
カフ圧制御手段60は、後述する変化値算出手段62、脈波伝播速度情報算出手段72からの指令信号に従って、空気ポンプ36a、36b、36dおよびそれらに接続された調圧弁26a、26b、26dを制御することにより、左右の上腕カフ圧PCb, PCaおよび左足首カフ圧PCdを制御する。
【0030】
変化値算出手段62は、左右の上腕カフ圧PCb, PCaを所定の第1目標圧力PCM1および第2目標圧力PCM2に制御するための指令信号をカフ圧制御手段60に出力し、左右の上腕カフ圧PCb, PCaが第1目標圧力PCM1に制御されている状態で脈波弁別回路32b、32aにより弁別される上腕脈波WBL,WBRを一拍分以上読み込むとともに、左右の上腕カフ圧PCb, PCaが第2目標圧力PCM2に制御されている状態で脈波弁別回路32b、32aにより弁別される上腕脈波WBL,WBRを一拍分以上読み込む。ここで、第1目標圧力PCM1は上腕における一般的な最低血圧値BPBDIA程度に設定され、第2目標圧力PCM2は上腕における一般的な平均血圧値BPBMEAN程度に設定されている。
そして、左上腕カフ圧PCbが第1目標圧力PCM1および第2目標圧力PCM2に制御されているときにそれぞれ弁別された左上腕脈波WBLに基づいて第1変化値を算出し、同様に、右上腕カフ圧PCaが第1目標圧力PCM1および第2目標圧力PCM2に制御されているときにそれぞれ弁別された右上腕脈波WBRに基づいて第2変化値を算出する。この第1変化値および第2変化値は、カフ圧PCb, PCaの変化によって変化する上腕脈波WBL,WBRの形状の変化を示すものであり、形状の変化は脈波の振幅、先鋭度、上昇期間などに表れる。従って、変化値には、脈波の振幅、先鋭度、上昇期間の変化量、変化率などが含まれる。
【0031】
ここで、上記先鋭度とは、脈波の上方への尖り具合を示す値であり、たとえば、図3に示す一拍分の区間の上腕脈波WBを積分(加算)することにより算出される脈波面積Sを、ピーク高さHと脈拍周期Wとの積(W×H)で割ることにより、すなわちS/(W×H)なる演算が行われることにより算出される正規化脈波面積VR、最高ピ−クbまでの前半部の面積S1あるいは最高ピ−クb以降の後半部の面積S2を正規化したもの、H×(2/3)に相当する高さの幅寸法Iを正規化したI/W等である。また、上記正規化脈波面積VRは、%MAPとも称され、ピーク高さHすなわち脈圧に対する脈波面積Sの重心位置の高さGの割合(=100×H/G)としても算出できる。
また、上昇期間UTとは、図3に示すように、立ち上がり点aからピークbまでの上腕脈波WBの大きさが増加する期間である。
【0032】
動脈狭窄判定手段64は、変化値算出手段62により算出された第1変化値と第2変化値とを比較することにより、心臓から左上腕14Lまでの区間と心臓から右上腕14Rまでの区間とで、いずれの区間の動脈狭窄が少ないかを判定する。動脈狭窄があると動脈狭窄部位の下流では血圧値BPが低下する。また、カフ圧PCが平均血圧値に近いほど脈波の振幅が大きくなり、脈波は尖った形状となる。そのため、異なるカフ圧PCにおいて得た2つの脈波の形状に基づいて算出される第1変化値および第2変化値は、左上腕14Lまたは右上腕14Rよりも上流側の動脈狭窄の影響を受けて変化するので、第1変化値と第2変化値とを比較することにより、心臓から左上腕14Lまでの区間と心臓から右上腕14Rまでの区間とで、いずれの区間の動脈狭窄が少ないかを判定できるのである。
【0033】
同期判定手段66は、前記動脈狭窄判定手段64により動脈狭窄が少ないと判定された側の上腕脈波WB(図2では左上腕脈波WBL)および左足首脈波WALが同期しているかを判定する。この同期判定は、それぞれの脈波について立ち上がり点やピークなどの特徴点を決定し、その特徴点が同期して検出されるか否かに基づいて判定する。
【0034】
正常脈拍周期範囲決定手段68は、左上腕脈波WBL、右上腕脈波WBRまたは左足首脈波WALのうちいずれか一つの脈波(図2では脈波弁別回路32dにより弁別される左足首脈波WAL)を複数拍分読み込み、その複数拍分の脈波の周期を平均した平均値を算出し、さらに、その平均値を中心としたその平均値の所定割合の範囲(たとえば±20%)を正常脈拍周期範囲に決定する。
【0035】
不整脈判定手段70は、逐次得られる左右の上腕脈波WBL,WBRおよび左足首脈波WALのうちのいずれか一つの脈波について脈拍周期をそれぞれ決定し、その脈拍周期が前記正常脈拍周期範囲決定手段68によって決定された正常脈拍周期範囲内である場合には脈波は不整脈でないと判定し、それらの脈拍周期が前記正常脈拍周期範囲内でない場合には脈波は不整脈であると判定する。
【0036】
脈波伝播速度情報算出手段72は、前記動脈狭窄判定手段64により動脈狭窄が少ないと判定された側の上腕カフ圧PCおよび左足首カフ圧PCdを予め定められた脈波検出圧に制御するための指令信号をカフ圧制御手段60に出力し、その上腕カフ圧PCおよび左足首カフ圧PCdが脈波検出圧に制御されている状態で、脈波検出圧に制御されているカフ18,20から得られる上腕脈波WBおよび左足首脈波WALを逐次読み込む。ここで、上記脈波検出圧とは、それぞれのカフ18,20が装着されている部位における最低血圧値よりも低い圧力であって脈波弁別回路32により弁別される脈波信号SMが十分な信号強度となるような圧力であり、たとえば50mmHgに設定されている。
そして、逐次読み込んでいる上腕脈波WBと左足首脈波WALであって、前記同期判定手段66により同期していると判定され、且つ、前記不整脈判定手段70により不整脈でないと判定された上腕脈波WBおよび左足首脈波WALに基づいて脈波伝播速度情報を算出する。すなわち、上記条件を満たす上腕脈波WBにおいて、立ち上がり点やピークなどの所定部位が検出された時間と、上記条件を満たす左足首脈波WALにおいて上記上腕脈波WBの所定部位に対応する部位が検出された時間との時間差を脈波伝播時間DT(sec)として算出する。
また、脈波伝播速度情報算出手段72は、さらに、入力装置40から供給された患者の身長Tを、身長Tと伝播距離Lとの間の予め記憶された関係である式1に代入することにより伝播距離Lを求め、さらに、得られた伝播距離Lと脈波伝播時間DTとを式2に代入することにより脈波伝播速度PWV(cm/sec)を算出するようになっていてもよい。
(式1) L=aH+b
(a,bは、実験に基づいて決定された定数)
(式2) PWV=L/DT
そして、算出した脈波伝播時間DTまたは脈波伝播速度PWVを表示器48に表示する。
【0037】
図4は、CPU42の制御機能のうち、ABIの算出に関する機能の要部を説明する機能ブロック線図である。足首血圧値決定手段74は、カフ圧制御手段60に指令信号を出力することにより、左足首カフ圧PCdおよび右足首カフ圧PCcを、所定の第1降圧開始圧力(たとえば240mmHg)まで急速昇圧させた後3〜5mmHg程度の速度で徐速降圧させ、その徐速降圧過程で順次採取される足首脈波WAL,WARの振幅の変化に基づきよく知られたオシロメトリック法を用いて、左足首12Lにおける血圧値BPである左足首最高血圧値BPASYS(L)・左足首平均血圧値BPAMEAN(L)・左足首最低血圧値BPADIA(L)、および右足首12Rにおける血圧値BPである右足首最高血圧値BPASYS(R)・右足首平均血圧値BPAMEAN(R)・右足首最低血圧値BPADIA(R)を決定する。
【0038】
上腕血圧値決定手段76は、カフ圧制御手段60に指令信号を出力することにより、左上腕カフ圧PCbおよび右上腕カフ圧PCaを、所定の第2降圧開始圧力(たとえば180mmHg)まで急速昇圧させた後3〜5mmHg程度の速度で徐速降圧させ、その徐速降圧過程で順次採取される上腕脈波WBL,WBRの振幅の変化に基づきよく知られたオシロメトリック法を用いて、左上腕14Lの血圧値BPである左上腕最高血圧値BPBSYS(L)・左上腕平均血圧値BPBMEAN(L)・左上腕最低血圧値BPBDIA(L)、および右上腕14Rにおける血圧値BPである右上腕最高血圧値BPBSYS(R)・右上腕平均血圧値BPBMEAN(R)・右上腕最低血圧値BPBDIA(R)を決定する。
【0039】
足首上腕血圧指数算出手段78は、足首血圧値決定手段74により決定された左足首最高血圧値BPASYS(L)を、上腕血圧値決定手段76により決定された左上腕最高血圧値BPBSYS(L)で割ることにより、左側の足首上腕血圧指数すなわちABI(L)を算出するとともに、足首血圧値決定手段74により決定された右足首最高血圧値BPASYS(R)を、上腕血圧値決定手段76により決定された右上腕最高血圧値BPBSYS(R)で割ることにより、右側の足首上腕血圧指数すなわちABI(R)を算出する。そして、算出したABI(L),ABI(R)を、前記脈波伝播速度情報算出手段72により脈波伝播速度情報が表示されている表示器48に表示する。
【0040】
図5および図6は、図2に示したCPU42の脈波伝播速度情報の算出に関する制御機能をさらに具体化した場合の、その制御機能の要部をフローチャートにして示す図である。なお、図5および図6のフローチャートは、入力装置40から患者の身長Tを表す身長信号STが予め供給されていることを条件として、図示しないスタートボタンの操作により開始する。
【0041】
図5において、まず、ステップS1(以下、ステップを省略する。)では、空気ポンプ36a、36bを駆動させ且つ調圧弁26a、26bを制御することにより、左右の上腕カフ圧PCb,PCaの急速昇圧を開始する。そして、続くS2では、上腕カフ圧PCb,PCaが、60mmHgに設定された第1目標圧力PCM1に到達したか否かを判断する。上記S2の判断が否定された場合には、S2の判断を繰り返し実行するとともに、上腕カフ圧PCb,PCaの昇圧を継続する。一方、S2の判断が肯定された場合には、続くS3において、調圧弁26a、26bを制御することにより、上腕カフ圧PCb,PCaを第1目標圧力PCM1に維持する。
【0042】
続くS4では、脈波弁別回路32bから供給される左上腕脈波WBLおよび脈波弁別回路32aから供給される右上腕脈波WBRをそれぞれ一拍分ずつ読み込む。そして、読み込んだ後は、調圧弁26a、26bを制御することにより、左右の上腕カフ圧PCb,PCaを再び急速昇圧させる(S5)。
【0043】
そして、続くS6では、上腕カフ圧PCb,PCaが、90mmHgに設定された第2目標圧力PCM2に到達したか否かを判断する。上記S6の判断が否定された場合には、S6の判断を繰り返し実行するとともに、上腕カフ圧PCb,PCaの昇圧を継続する。一方、S6の判断が肯定された場合には、続くS7において、調圧弁26a、26bを制御することにより、上腕カフ圧PCb,PCaを第2目標圧力PCM1に維持する。
【0044】
続くS8では、上腕カフ圧PCb,PCaが上記第2目標圧力PCM1に維持されている状態で、左上腕脈波WBLおよび右上腕脈波WBRをそれぞれ一拍分ずつ読み込む。続くS9では、左右の上腕脈波WBL,WBLについて、左上腕カフ圧PCbおよび右上腕カフ圧PCaがそれぞれ60mmHgから90mmHgに増加したときの振幅の変化率を、第1変化値および第2変化値としてそれぞれ算出する。すなわち、まず、前記S4で読み込んだ左右の上腕脈波WBL,WBRの振幅をそれぞれ算出するとともに、上記S8で読み込んだ左右の上腕脈波WBL,WBRの振幅をそれぞれ算出する。そして、左上腕カフ圧PCbが第2目標圧力PCM2である状態にて得られた左上腕脈波WBLの振幅を、左上腕カフ圧PCbが第1目標圧力PCM1である状態にて得られた左上腕脈波WBLの振幅で割ることにより、左上腕脈波WBLの振幅の変化率を第1変化値として算出し、同様に、右上腕カフ圧PCaが第2目標圧力PCM2である状態にて得られた右上腕脈波WBRの振幅を、右上腕カフ圧PCaが第1目標圧力PCM1である状態にて得られた右上腕脈波WBRの振幅で割ることにより、右上腕脈波WBRの振幅の変化率を第2変化値として算出する。図5では、S4,S8,S9が変化値算出手段62に相当する。
【0045】
続いて動脈狭窄判定手段64に相当するS10乃至S11を算出する。S10では、上記振幅の変化率が予め設定された所定値以上であるか否かに基づいて、心臓から左上腕14Lまでの区間の動脈狭窄、および心臓から右上腕14Rまでの区間の動脈狭窄を判定する。すなわち、前記S9で算出した変化率が上記所定値より小さい場合には動脈狭窄があると判定し、前記S9で算出した変化率が上記所定値以上である場合には動脈狭窄がないと判定する。このようにして動脈狭窄が判定できるのは、第1目標圧力PCM1が一般的な上腕最低血圧値BPBDIA程度の値に設定され、第2目標圧力PCM2が一般的な上腕平均血圧値BPBMEAN程度の値に設定されており、カフ20内の圧力の振動成分として検出される上腕脈波WBは、カフ圧PCが上腕平均血圧値BPBMEANに到達するまでは振幅が増加するので、動脈狭窄がなければ上記変化率は比較的大きな値となる。しかし、上腕14までの経路に動脈狭窄がある場合には上腕血圧値BPBは低下して、第2目標圧力PCM2ではすでに上腕平均血圧BPBMEAN以上となるので、上腕脈波WBの振幅が低下する。そのため、上腕14までの経路に動脈狭窄がある場合には上記変化率は比較的小さな値となる。従って、振幅の変化率に基づいて動脈狭窄が判定できるのである。
【0046】
続くS11では、前記S9で算出した左右の上腕脈波WBL,WBRについての振幅の変化率を比較して左右のどちらの変化率が大きいかを決定し、心臓から変化率の大きい側の上腕14までの区間の方が、心臓から他方の上腕14までの区間より動脈狭窄が少ないと判定する。続くS12では、上記S11で決定された区間とは反対側に位置する上腕14に装着されたカフ20のカフ圧PCを排圧する。
【0047】
続いて図6に示すS13以下を説明する。続くS13では、前記S11で動脈狭窄が少ないと判定された側の上腕カフ圧PCと左足首カフ圧PCdを50mmHgに設定された脈波検出圧にそれぞれ制御する。
【0048】
続いて正常脈拍周期範囲決定手段68に相当するS14乃至S15を実行する。まず、S14では、左足首脈波WALを数拍乃至数十拍分程度に設定された所定時間読み込む。そして、続くS15では、上記S14で読み込んだ左足首脈波WALについてそれぞれ脈拍周期を決定し、さらにそれら脈拍周期を平均した平均値を中心とするその平均値の±20%の範囲を正常脈拍周期範囲に決定する。
【0049】
続くS16では、前記S13においてカフ圧PCが脈波検出圧に制御されているカフ18,20に接続された脈波弁別回路32からの脈波信号SMを読み込むことにより、左足首脈波WALおよび左上腕脈波WBLまたは右上腕脈波WBRの一方(以下、単に上腕脈波WBという)を一拍分読み込む。続いて、不整脈判定手段70に相当するS17乃至S18を実行する。S17では、上記S16で読み込んだ左足首脈波WALの脈拍周期を決定する。そして、続くS18では、S17で決定した脈拍周期が前記S15で決定した正常脈拍周期範囲内であるかどうかを判定する。この判断が否定された場合には、S16で読み込んだ脈波は不整脈であり正確な脈波伝播時間DTを算出することができないので、前記S16を再度実行することにより、脈波を再度読み込む。
【0050】
一方、S18の判断が肯定された場合には、同期判定手段66に相当するS19の判断を実行する。すなわち、前記S16で読み込んだ左足首脈波WALおよび上腕脈波WBの2つの脈波について、それぞれ立ち上がり点およびピークを決定し、立ち上がり点同士の時間差およびピーク同士の時間差を算出し、立ち上がり点同士の時間差とピーク同士の時間差とが略一致している場合には、左足首脈波WALと上腕脈波WBとは同期していると判定してS20を実行するが、立ち上がり点同士の時間差とピーク同士の時間差が略一致していない場合には、体動によりいずれか一方の脈波にノイズが混入してしまい、誤った位置を立ち上がり点またはピークと認識していると考えられるので、ノイズのない脈波を検出するために前記S16を再び実行する。
【0051】
上記S19の判断が肯定された場合には、続くS20において、空気ポンプ36を停止させ、且つ調圧弁26を制御することにより、カフ圧PCを排圧してカフ圧PCを大気圧とする。
【0052】
続いて脈波伝播速度情報算出手段72に相当するS21乃至S23を実行する。まず、S21では、前記S16で読み込んだ左足首脈波WALの立ち上がり点と上腕脈波WBの立ち上がり点との時間差を脈波伝播時間DTとして算出する。続くS22では、予め供給されている患者の身長Tを、前記式1に代入することにより伝播距離Lを算出する。そして、続くS23では、前記S21で算出した脈波伝播時間DTおよび上記S22で算出した伝播距離Lを、前記式2に代入することにより脈波伝播速度PWVを算出し、その算出した脈波伝播速度PWVを表示器48に表示する。
【0053】
なお、図4に示したABIの算出は、図5、6に示したフローチャートの実行前または実行後に実行する。
【0055】
上述の図5,6に示したフローチャートに基づく実施形態によれば、S9(変化値算出手段62)において第1変化値と第2変化値が算出される。この第1変化値および第2変化値は、左上腕カフ圧PCbの変化に伴う左上腕脈波WBLの振幅の変化率および右上腕カフ圧PCaの変化に伴う右上腕脈波WBRの振幅の変化率であるので、心臓から左上腕14Lまでの動脈狭窄の程度および心臓から右上腕14Rまでの動脈狭窄の程度をそれぞれ反映する。従って、S11(動脈狭窄判定手段64)において第1変化値と第2変化値とを比較すると、心臓から左上腕14Lまでの区間と心臓から右上腕14Rまでの区間のいずれの区間の動脈狭窄が少ないかを判定できる。そして、S21乃至S23(脈波伝播速度情報算出手段72)では、S11(動脈狭窄判定手段64)において動脈狭窄が少ないと判定された側の上腕脈波WBと、左足首脈波WALとに基づいて脈波伝播速度PWVが算出されるので、上腕14の動脈狭窄の影響が少ない脈波伝播速度PWVが得られる。従って、その脈波伝播速度PWVを用いると、精度よく下肢の動脈狭窄を診断することができる。
【0058】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された動脈狭窄診断装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】図1のCPUの制御機能のうち、脈波伝播速度情報の算出に関する機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】上腕脈波WBを例示する図である。
【図4】図1のCPUの制御機能のうち、ABIの算出に関する機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図5】図2に示したCPUの脈波伝播速度情報の算出に関する制御機能をさらに具体化した場合の、その制御機能の要部をフローチャートにして示す図である。
【図6】図5に続いて実行されるフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10:動脈狭窄診断装置
18:足首用カフ(下肢用カフ)
18,24:足首脈波検出装置(下肢脈波検出装置)、第2脈波検出装置
20R:右上腕用カフ(右上肢用カフ)
20L:左上腕用カフ(左上肢用カフ)
20R,24a:右上腕脈波検出装置(右上肢脈波検出装置)、第1脈波検出装置
20L,24b:左上腕脈波検出装置(左上肢脈波検出装置)、第1脈波検出装置
62:変化値算出手段
64:動脈狭窄判定手段
66:同期判定手段
68:正常脈拍周期範囲決定手段
70:不整脈判定手段
72:脈波伝播速度情報算出手段
Claims (2)
- 生体の左上肢に巻回される左上肢用カフと、
該生体の右上肢に巻回される右上肢用カフと、
該生体の下肢に巻回される下肢用カフと、
前記左上肢用カフにより圧迫される動脈から該左上肢用カフに伝達される左上肢脈波を検出する左上肢脈波検出装置と、
前記右上肢用カフにより圧迫される動脈から該右上肢用カフに伝達される右上肢脈波を検出する右上肢脈波検出装置と、
前記下肢用カフにより圧迫される動脈から該下肢用カフに伝達される下肢脈波を検出する下肢脈波検出装置と、
前記左上肢用カフの圧迫圧力の変化に伴う前記左上肢脈波検出装置により検出される左上肢脈波の変化を示す第1変化値および前記右上肢用カフの圧迫圧力の変化に伴う前記右上肢脈波検出装置により検出される右上肢脈波の変化を示す第2変化値を算出する変化値算出手段と、
該変化値算出手段により算出される第1変化値と第2変化値との比較に基づいて、心臓から左上肢までの区間と心臓から右上肢までの区間とで、いずれの区間の動脈狭窄が少ないかを判定する動脈狭窄判定手段と、
前記動脈狭窄判定手段により動脈狭窄が少ないと判定された側の上肢脈波と、前記下肢脈波検出装置により検出される下肢脈波とに基づいて、前記生体内を脈波が伝播する速度に関連する脈波伝播速度情報を算出する脈波伝播速度情報算出手段と
を含むことを特徴とする下肢動脈狭窄診断装置。 - 前記変化値算出手段により算出される第1変化値および第2変化値はともに変化率であり、
前記動脈狭窄判定手段は、変化率である第1変化値と第2変化値とを比較して、変化率が大きい側を、心臓から左上肢までの区間および心臓から右上肢までの区間のうち動脈狭窄が少ない区間と判定する
ことを特徴とする請求項1の下肢動脈狭窄診断装置。
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