JP3581142B2 - 動脈硬化診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脈波伝播速度情報に基づいて動脈硬化を診断する動脈硬化診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
広義の動脈硬化、すなわち、動脈の石灰化、動脈狭窄、動脈瘤、乖離性動脈瘤等を診断するために、脈波伝播速度や脈波伝播時間などの脈波伝播速度情報が測定される。
【0003】
動脈狭窄、動脈瘤は、生体の様々な部位で生じる可能性があるが、脈波伝播速度情報により動脈狭窄、動脈瘤が検出できるのは、脈波伝播速度情報の測定区間に動脈狭窄、動脈瘤が存在する場合に限られる。そのため、生体の様々な区間で脈波伝播速度情報が測定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、どのような区間で脈波伝播速度情報を測定しても、測定区間が1カ所だけでは血管障害が検出できない場合があることに気がついた。すなわち、動脈の石灰化および動脈狭窄は広義にはいずれも動脈硬化に含まれるが、石灰化と動脈狭窄とは、脈波伝播速度に対しては反対方向に作用する。たとえば、脈波伝播速度情報として脈波伝播速度を例にとると、脈波伝播速度は、動脈の石灰化の進行に伴って大きくなり、逆に、動脈狭窄があると小さくなる。従って、脈波伝播速度情報の測定区間に石灰化が進行するとともに狭窄も存在していると、脈波伝播速度情報は正常値を示してしまい、血管障害が検出できないことがあるのである。
【0005】
動脈狭窄は局所的な症状であるのに対し、石灰化は部位によって差があるものの比較的全身的な症状であることから、上記問題点を解決するために、複数の区間で脈波伝播速度情報を測定し、その複数の区間で測定した脈波伝播速度情報を比較することが考えられる。たとえば、2つの異なる区間で脈波伝播速度情報を測定した場合、一方の区間に石灰化および動脈狭窄があることによってその区間の脈波伝播速度情報が見かけ上正常値であったとしても、他方の区間の脈波伝播速度情報が石灰化を示す値であれば、脈波伝播速度情報が見かけ上正常値である区間には、石灰化と狭窄がともに存在することが疑われる。
【0006】
しかし、複数の部位で測定した脈波伝播速度情報を単に数値として表示するだけでは、部位毎の脈波伝播速度情報の比較が必ずしも容易であるとはいえず、動脈硬化を見落とすこともあった。
【0007】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであって、その目的とするところは、動脈硬化をより確実に診断することができる動脈硬化診断装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、(a)生体の所定の3つの測定区間において、脈波が伝播する速度に関連する脈波伝播速度情報をそれぞれ測定する脈波伝播速度情報測定装置と、(b)三辺の長さが、前記脈波伝播速度情報測定装置により測定された3つの脈波伝播速度情報をそれぞれ表す三角形状の測定図形を表示する表示器とを含むことを特徴とする動脈硬化診断装置である。
【発明の効果】
この発明によれば、表示器に表示される測定図形の三角形の形状から、3つの測定区間の脈波伝播速度情報を容易に比較することができるので、各測定区間の石灰化や動脈狭窄などの動脈硬化の発見が容易且つ確実となる。
【0009】
【発明の他の態様】
ここで、好ましくは、前記測定図形の各辺の長さが、前記脈波伝播速度情報測定装置により測定された脈波伝播速度情報を、それぞれの測定区間毎に予め定められた基準値に基づいて正規化した値を表すようにする。このようにすれば、測定図形の形状が正三角形からかけ離れるほど、動脈硬化が局部的に進行していることが分かる。
【0010】
また、好ましくは、前記動脈硬化診断装置は、予め定められた基準図形を前記測定図形と比較可能に前記表示器に表示するものである。このようにすれば、測定図形と基準図形とを比較することにより、測定図形に基づく各部位の動脈硬化の診断が一層容易になる。
【0011】
また、好ましくは、前記基準図形は、前記測定図形の所定の一辺の中点を通り且つその辺に垂直な垂線である。このようにすれば、他の二辺によって形成される頂点が垂線のどちら側にあるか、また、その頂点が垂線からどのぐらい離れているかを判断することによって、その二辺が表す脈波伝播速度情報の比較が一層容易になる。
【0012】
また、好ましくは、前記動脈硬化診断装置は、前記測定図形が表示されている表示器に、その測定図形と比較可能に過去の測定図形を表示する。このようにすれば、動脈硬化がどの部位にどの程度進行している(あるいは改善している)かが容易に判断できる。
【0013】
また、好ましくは、前記動脈硬化診断装置は、前記脈波伝播速度情報測定装置により前記脈波伝播速度情報を測定する時期と略同時期に、前記生体の血圧を測定する血圧測定装置を備え、最新の前記測定図形および過去の前記測定図形を、血圧値軸と測定時軸とを有する二次元グラフ上の、その測定図形が表す脈波伝播速度情報が測定された測定時とその脈波伝播速度情報の測定と略同時期に前記血圧測定装置によって測定された血圧値とにより定まる位置に、それぞれ表示する。このようにすれば、生体の3つの測定区間の脈波伝播速度情報およびそのときの血圧値の経時変化が容易に認識できる。動脈硬化は血圧にも影響を与えることから、このようにすれば、動脈硬化の進行(または改善)の程度がより一層正確に判断できる。
【0014】
また、好ましくは、前記脈波伝播速度情報測定装置が前記脈波伝播速度情報を測定する前記3つの測定区間のうちの1つの測定区間は、前記生体の心臓から頸部までの区間である。このようにすれば、測定図形の形状から、心臓と頸部との間の動脈硬化をより確実に発見できるようになることから、脳あるいは頭部の動脈硬化の危険性をより確実に判断することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が適用された動脈硬化診断装置10の構成を説明するブロック線図である。
【0016】
動脈硬化診断装置10は、上腕12における脈波(上腕脈波)wbを検出する上腕脈波検出装置14と、足首16における脈波(足首脈波)waを検出する足首脈波検出装置18とを備えている。
【0017】
上腕脈波検出装置14は、ゴム製袋を布製帯状袋内に有して被測定者の上腕12に巻回される上腕用カフ20、この上腕用カフ20に配管22を介してそれぞれ接続された圧力センサ24、および調圧弁26を備えている。調圧弁26には、さらに配管28を介して空気ポンプ30が接続されている。調圧弁26は、空気ポンプ30から供給される圧縮空気を、その圧力を調圧して上腕用カフ20内へ供給することにより、あるいは、上腕用カフ20内の空気を排気することにより上腕用カフ20内の圧力を調圧する。
【0018】
圧力センサ24は、上腕用カフ20内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SP1を静圧弁別回路32および脈波弁別回路34にそれぞれ供給する。静圧弁別回路32はローパスフィルタを備え、圧力信号SP1に含まれる定常的な圧力すなわち上腕用カフ20の圧迫圧力(以下、この圧力を上腕カフ圧PCという)を表す上腕カフ圧信号SCを弁別してその上腕カフ圧信号SCをA/D変換器36を介して電子制御装置38へ供給する。
【0019】
脈波弁別回路34はバンドパスフィルタを備え、圧力信号SP1の振動成分である上腕脈波信号SMを周波数的に弁別してその上腕脈波信号SMをA/D変換器40を介して電子制御装置38へ供給する。この上腕脈波信号SMは上腕脈波wbを表す。
【0020】
足首脈波検出装置18は、足首用カフ42、および上腕脈波検出装置14に備えられたものと同一の構成を有する圧力センサ44、調圧弁46、空気ポンプ48、静圧弁別回路50、脈波弁別回路52を備え、足首用カフ42と圧力センサ44および調圧弁46とは配管54により相互に接続されており、調圧弁46と空気ポンプ48は配管56により接続されている。圧力センサ44は、足首用カフ42内の圧力を表す圧力信号SP2を、静圧弁別回路50および脈波弁別回路52にそれぞれ供給する。静圧弁別回路50は圧力信号SP2に含まれる定常的な圧力すなわち足首用カフ42の圧迫圧力(以下、この圧力を足首カフ圧PCという)を表す足首カフ圧信号SCを弁別してその足首カフ圧信号SCをA/D変換器58を介して電子制御装置38へ供給し、脈波弁別回路52は、圧力信号SP2の振動成分である足首脈波信号SMを周波数的に弁別してその足首脈波信号SMをA/D変換器60を介して電子制御装置38へ供給する。この足首脈波信号SMは足首脈波waを表す。
【0021】
入力装置62は、被測定者の身長tおよび識別番号が入力されるための図示しない複数の入力キーを備えており、入力された被測定者の身長tおよび識別番号をそれぞれ表す身長信号stおよび識別番号信号siを電子制御装置38へ供給する。
【0022】
心音マイク64は、図示しない被測定者の胸部上に図示しない粘着テープ等により固定される。心音マイク64は、心拍同期信号である心音を検出する心拍同期信号検出装置であり、心音マイク64の図示しない内部に備えられている圧電素子において、被測定者の心臓から発生する心音等を電気信号すなわち心音信号SHに変換する。心音信号増幅器66には、心音の高音成分をよく記録するためにエネルギーの大きい低音成分を弱める図示しない4種類のフィルタが備えられており、心音信号増幅器66は、心音マイク64から供給される心音信号SHを増幅し且つろ波した後に、図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ出力する。
【0023】
電子制御装置38は、CPU68,ROM70,RAM72,および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU68は、ROM70に予め記憶されたプログラムに従ってRAM72の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して2つの空気ポンプ30、48および2つの調圧弁26、46を制御する。CPU68は、それら空気ポンプ30、48および調圧弁26、46を制御することにより、上腕カフ圧PCおよび足首カフ圧PCを制御する。また、CPU68は、電子制御装置38に供給される信号に基づいて演算処理を実行することにより、脈波伝播速度PWVおよび血圧値BPを決定し、且つその決定した脈波伝播速度PWVおよび血圧値BPを数値および図形として表示器74に表示する。この表示器74には、ディスプレー、プリンターなどを用いることができる。
【0024】
記憶装置76は、磁気ディスク、磁気テープ、揮発性半導体メモリ、あるいは不揮発性半導体メモリなどのよく知られた記憶装置であり、電子制御装置38において決定された正規化後の脈波伝播速度PWV、血圧値BP、およびその脈波伝播速度PWVを測定した測定時を一組の測定情報として識別番号毎に記憶する。
【0025】
図2は、電子制御装置38の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【0026】
カフ圧制御手段80は、後述する血圧値決定手段82からの指令信号に従って、静圧弁別回路32から供給される上腕カフ圧信号SCに基づいて空気ポンプ30および調圧弁26を制御して、上腕カフ圧PCを以下のように制御する。すなわち、上腕カフ圧PCを所定の目標圧力値PC(たとえば180mmHg)まで急速昇圧させ、その後、上腕カフ圧PCを3mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させ、血圧値決定手段82により最低血圧値BPDIAが決定された後に上腕カフ圧PCを大気圧とする。
また、カフ圧制御手段80は、後述する脈波伝播速度算出手段84からの指令信号に従って、静圧弁別回路32、50から供給される上腕カフ圧信号SCおよび足首カフ圧信号SCに基づいて2つの空気ポンプ30、48およびその2つの空気ポンプ30、48にそれぞれ接続された調圧弁26、46を制御して、上腕カフ圧PCおよび足首カフ圧PCを所定の脈波検出圧に制御する。ここで、脈波検出圧とは、それぞれのカフ20、42が装着されている部位における最低血圧値よりも低い圧力であって脈波弁別回路34、52により弁別される脈波信号SMが十分な信号強度となるような圧力であり、たとえば、それぞれ50mmHgに設定されている。
【0027】
血圧値決定手段82は、カフ圧制御手段80による上腕カフ圧PCの徐速降圧過程において、静圧弁別回路32から逐次供給される上腕カフ圧信号SCおよび脈波弁別回路32から逐次供給される上腕脈波信号SMから、上腕カフ圧PCおよび上腕脈波wbの振幅の変化を逐次決定し、その決定した上腕カフ圧PCおよび上腕脈波wbの振幅の変化に基づき、よく知られたオシロメトリック法を用いて被験者の上腕部12における最高血圧値BPSYS、平均血圧値BPMEAN、および最低血圧値BPDIAを決定する。なお、本動脈硬化診断装置10では、上腕脈波検出装置14、カフ圧制御手段80、およびこの血圧値決定手段82により血圧測定装置が構成される。
【0028】
脈波伝播速度情報算出手段として機能する脈波伝播速度算出手段84は、カフ圧制御手段72により上腕カフ圧PCおよび足首カフ圧PCが前記脈波検出圧に制御されている状態で上腕脈波検出装置14、足首脈波検出装置18によりそれぞれ検出される上腕脈波wb、足首脈波wa、および心音マイク64により検出される心音信号SHが表す心音波形に基づいて、心臓から上腕12、心臓から足首16、上腕12から足首16の3つの測定区間の脈波伝播速度PWVをそれぞれ算出する。
【0029】
具体的には、まず、心臓と上腕12との間の血管長すなわち伝播距離L1と、身長tとの間の予め記憶された関係式である式1、心臓と足首16との間の血管長すなわち伝播距離L2と、身長tとの間の予め記憶された関係式である式2、心臓と足首16との間の血管長から心臓と上腕12との間の血管長を引いた長さである伝播距離L3と、身長tとの間の予め記憶された関係式である式3に、入力装置62から供給された身長信号stが表す被測定者の身長tを代入することにより、伝播距離L1、L2、L3を決定する。
(式1) L1=αt+β
(式2) L2=αt+β
(式3) L3=αt+β
(α,β,α,β,α,βは、実験に基づいて決定された定数)
【0030】
そして、心音のI音の開始点やII音の開始点など心音波形の所定部位が検出された時間と上腕脈波wbにおいて上記心音波形の所定部位に対応する部位が検出された時間との時間差(sec)を、心臓と上腕12との間の脈波伝播時間hbDTとして算出し、上記心音波形の所定部位が検出された時間と足首脈波waにおいて上記心音波形の所定部位に対応する部位が検出された時間との時間差(sec)を、心臓と足首16との間の脈波伝播時間haDTとして算出し、上腕脈波wbにおいて立ち上がり点やピークなどの所定部位が検出された時間と足首脈波waにおいて上記上腕脈波wbの所定部位に対応する部位が検出された時間との時間差(sec)を、足首16と上腕12との間の脈波伝播時間baDTとして算出する。
【0031】
そして、伝播距離L1と脈波伝播時間hbDTとを式4に代入することにより、心臓と上腕12との間の脈波伝播速度hbPWVを算出し、伝播距離L2と脈波伝播時間haDTとを式5に代入することにより、心臓と足首16との間の脈波伝播速度haPWVを算出し、伝播距離L3と脈波伝播時間baDTとを式6に代入することにより、足首16と上腕12との間の脈波伝播速度baPWVを算出し、それら算出した脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVの数値を表示器74に表示する。
(式4) hbPWV=L1/hbDT
(式5) haPWV=L2/haDT
(式6) baPWV=L3/baDT
なお、本動脈硬化診断装置10では、心音マイク64、上腕脈波検出装置14、足首脈波検出装置18、カフ圧制御手段80、およびこの脈波伝播速度算出手段84により脈波伝播速度情報測定装置が構成される。
【0032】
正規化手段86は、脈波伝播速度算出手段84によって算出された3つの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVを、それぞれの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVについて予め記憶された3つの基準値をそれぞれ基準として正規化(規格化)する。なお、上記基準値は、どのような値であってもよいが、たとえば、それぞれの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVの正常範囲の中心値、または正常範囲の上限値、または正常範囲の下限値を表す値などを用いることができる。
【0033】
被測定者識別手段88は、入力装置62から供給される識別番号信号siが表す識別番号と、記憶装置76に記憶されている識別番号とを比較することにより、今回の被測定者を決定する。
【0034】
図形表示手段90は、たとえば、図3に示すように、測定時軸92と血圧値軸94とを有する二次元グラフ96を表示し、その二次元グラフ96に、三辺の長さが正規化手段86によって正規化された3つの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVをそれぞれ表す三角形状の測定図形98aを表示する。上記測定図形98aの二次元グラフ96における位置は、脈波伝播速度PWVの測定時および前記血圧値決定手段82により決定された最高血圧値BPSYSによって定まる位置であり、測定図形98aの所定部位(底辺、頂点、重心点)の高さが最高血圧値BPSYSを表す。
【0035】
測定図形98aの三辺がそれぞれのどの測定区間の脈波伝播速度PWVを表すようになっていてもよいが、図3の例では、上記測定図形98aは、底辺が足首16と上腕12との間の脈波伝播速度baPWV、左側の斜辺が心臓と上腕12との間の脈波伝播速度hbPWV、右側の斜辺が心臓と足首16との間の脈波伝播速度haPWVをそれぞれ表している。
【0036】
また、図形表示手段90は、さらに、記憶装置76に記憶されている過去の測定情報のうち被測定者識別手段88によって識別された被測定者の測定情報に基づいて、過去の測定値を表す測定図形98(図3では3つの測定図形98b、98c、98dがそれに相当する)を表示する。
【0037】
また、図形表示手段90は、さらに、測定図形98の底辺の中点を通り、且つ、その底辺に垂直な垂線100を表示する。この垂線100は基準図形であり、この垂線100を基準位置として、底辺とは反対側にある頂点の位置が垂線100の右か左か、また、垂線100からどのぐらい離れているかを判断することにより、左斜辺が表す脈波伝播速度hbPWVと右斜辺が表す脈波伝播速度haPWVとの比較が容易にできる。図3の例では、最高血圧値BPSYSが経時的に低下するとともに、脈波伝播速度hbPWVと脈波伝播速度haPWVとのバランスも改善されていることが分かる。
【0038】
また、図形表示手段90は、さらに、各辺の長さが正規化手段86で用いられる3つの基準値の長さを表す正三角形状の基準三角形102を、表示器74に表示する。なお、図3の例では、基準三角形102は二次元グラフ96の右上に表示されているが、それぞれの測定図形98に重ねて表示されてもよい。
【0039】
測定図形98の形状が正三角形とどの程度異なっているか、また、測定図形98の大きさが大きいか小さいかを判断することで、各測定区間の石灰化や動脈狭窄を容易に診断することができる。このとき、測定図形98を基準三角形102と比較すると、診断がさらに容易になる。
【0040】
図4は、測定図形の典型的な形状のうちのいくつかを示す図である。図4の(a)の測定図形98は、ほぼ正三角形であることから動脈硬化がないと判断できる。(b)の測定図形98は、足首16と上腕12との間の脈波伝播速度baPWVを示す底辺および心臓と足首16との間の脈波伝播速度haPWVを示す右斜辺が長くなっていることから、下肢動脈に石灰化の疑いがあると診断できる。(c)の測定図形98は、心臓と上腕12との間の脈波伝播速度hbPWVを示す左斜辺が長くなっていることから、上肢動脈に石灰化の疑いがあると診断できる。(d)の測定図形98は、(a)の場合とは逆に底辺および右斜辺が短くなっていることから、下肢動脈に狭窄の疑いがあると診断できる。(e)の測定図形98は、左斜辺が短くなっていることから、上肢動脈に狭窄の疑いがあると診断できる。(b)から(e)に示す測定図形98のように、局部的に動脈硬化が進行している場合には、三辺の長さが不均一になる。従って、測定図形98の形状が正三角形からかけ離れるほど局部的な動脈硬化があると診断できるのである。
【0041】
書き込み手段104は、正規化手段86により正規化された後の3つの脈波伝播速度PWV、血圧値決定手段82により決定された血圧値BP、および脈波伝播速度PWVの測定時を含む一組の測定情報を、被測定者識別手段88により識別された被測定者の測定情報として記憶装置76に書き込む。
【0042】
図5および図6は、図2の機能ブロック線図に示したCPU68の制御作動をさらに具体化して説明するフローチャートである。なお、入力装置62から入力される信号に基づく処理、すなわち、被測定者の識別、および伝播距離L1,L2,L3の算出は、信号が入力されたときに実行するようになっており、このフローチャートは、被測定者が識別され、伝播距離L1,L2,L3が算出されていることを条件に実行される。
【0043】
図5において、ステップS1(以下、ステップを省略する。)では、空気ポンプ30を起動させ、且つ、調圧弁26を制御することにより、上腕カフ圧PCの急速昇圧を開始する。続くS2では、上腕カフ圧PCが180mmHgに設定された目標昇圧値PCを越えたか否かを判断する。この判断が否定されるうちはS2の判断を繰り返し実行し、上腕カフ圧PCの急速昇圧を継続する。一方、S2の判断が肯定された場合には、S3において、空気ポンプ30を停止させ、且つ、調圧弁26を制御することにより、上腕カフ圧PCの3mmHg/sec程度での徐速降圧を開始する。
【0044】
続いて、血圧値決定手段82に相当するS4乃至S6を実行する。S4では、上腕カフ圧PCの徐速降圧過程で逐次得られる上腕脈波信号SMが表す上腕脈波wbの振幅の変化に基づいて、よく知られたオシロメトリック方式の血圧測定アルゴリズムに従って最高血圧値BPSYS、平均血圧値BPMEAN、および最低血圧値BPDIAを決定する。続くS5では、上記S4において血圧値BPの決定が完了したか否かを判断する。このS5の判断が否定されるうちは、S4を繰り返し実行し、血圧測定アルゴリズムを継続する。一方、S5の判断が肯定された場合には、S6において、上記S4乃至S5の繰り返しにより決定した最高血圧値BPSYS、平均血圧値BPMEAN、および最低血圧値BPDIAを表示器74に表示する。
【0045】
続いて図6に示すS7以下を説明する。S7では、空気ポンプ30、48および調圧弁26、46を制御することにより、上腕カフ圧PCおよび足首カフ圧PCをそれぞれ予め50mmHgに設定されている脈波検出圧に制御する。
【0046】
そして、続くS8では、脈波弁別回路34から供給される上腕脈波信号SM、脈波弁別回路52から供給される足首脈波信号SM、および心音マイク64から供給される心音信号SHをそれぞれ一拍分ずつ読み込む。そして、続くS9では、空気ポンプ30、48を停止させ、調圧弁26、46を制御することにより、上腕カフ圧PCおよび足首カフ圧PCを大気圧まで排圧する。図5および図6では、S1乃至S3およびS9がカフ圧制御手段80に相当する。
【0047】
続いて脈波伝播速度算出手段84に相当するS10乃至S11を実行する。まずS10では、上記S8で読み込んだ一拍分の上腕脈波信号SMおよび足首脈波信号SMが表す上腕脈波wbおよび足首脈波waについてそれぞれ立ち上がり点を決定し、且つ、同じくS8で読み込んだ一拍分の心音信号SHが表す心音波形についてI音の開始点を決定し、さらに、心音のI音の開始点と上腕脈波wbの立ち上がり点との検出時間差を脈波伝播時間hbDTとして算出し、心音のI音の開始点と足首脈波waの立ち上がり点との検出時間差を脈波伝播時間haDTとして算出し、上腕脈波wbの立ち上がり点と足首脈波waの立ち上がり点との検出時間差を脈波伝播時間baDTとして算出する。
【0048】
続くS11では、S10で算出した脈波伝播時間hbDT,haDT,baDT、および予め算出した伝播距離L1,L2,L3を前記式4,5,6に代入することにより、3つの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVをそれぞれ算出し、その算出した3つの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVの数値を表示器74に表示する。
【0049】
続くS12は正規化手段86に相当し、上記S11で算出した3つの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVを、それぞれの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVの正常範囲の中心値を表す予め記憶された3つの基準値を基準として正規化(規格化)する。
【0050】
続くS13は書き込み手段92に相当し、上記S12で正規化した3つの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVと、前記S4で決定した血圧値BPと、脈波伝播速度PWVの測定時とを含む測定情報を、予め識別した被測定者の測定情報として記憶装置76に書き込む。
【0051】
続くS14乃至S16は図形表示手段90に相当する。S14では、三辺が前記S12で正規化した3つの脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVをそれぞれ表す測定図形98aを、図3に示した二次元グラフ96の、前記S4で決定した最高血圧値BPSYSと脈波伝播速度PWVの測定時とにより定まる位置に表示する。
【0052】
続くS15では、記憶装置76から、予め識別した被測定者の測定情報を読み込む。そして、続くS16では、S15で読み込んだ測定情報に基づいて定まる過去の測定図形98を、最新の測定図形98aが表示されている二次元グラフ96に表示する。
【0053】
上述の実施形態によれば、表示器74に表示される測定図形98の三角形の形状から、3つの測定区間の脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVを容易に比較することができるので、各測定区間の石灰化や動脈狭窄などの動脈硬化の発見が容易且つ確実となる。
【0054】
また、上述の実施形態によれば、測定図形98の各辺の長さは、脈波伝播速度算出手段84(S10乃至S11)により算出された脈波伝播速度hbPWV,haPWV,baPWVをそれぞれの測定区間毎に予め定められた基準値に基づいて正規化した値を表すことから、測定図形98の形状が正三角形からかけ離れるほど、動脈硬化が局部的に進行していることが分かる。
【0055】
また、上述の実施形態によれば、基準三角形102が測定図形98と比較可能に表示器74に表示されることから、測定図形98と基準三角形102とを比較することにより、測定図形98に基づく各部位の動脈硬化の診断が一層容易になる。
【0056】
また、上述の実施形態によれば、測定図形98の底辺の中点を通り且つその底辺に垂直な垂線100が表示されることから、他の二辺によって形成される頂点が垂線100のどちら側にあるか、また、その頂点が垂線100からどのぐらい離れているかを判断することによって、その二辺が表す脈波伝播速度hbPWV,haPWVの比較が一層容易になる。
【0057】
また、上述の実施形態によれば、最新の測定図形98aおよび過去の測定図形98b、98c、98dが、測定時軸92と血圧値軸94とを有する二次元グラフ94の、その測定図形が表す脈波伝播速度PWVが測定された測定時とその脈波伝播速度PWVと略同時に測定された最高血圧値BPSYSとにより定まる位置に、それぞれ表示されるので、動脈硬化がどの部位にどの程度進行している(あるいは改善している)かが正確に判断できる。
【0058】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0059】
たとえば、前述の実施形態では、脈波伝播速度PWVの測定区間は、心臓から上腕12、心臓から足首16、上腕12から足首16であったが、頸動脈波を検出する頸動脈波センサをさらに備え、1つの測定区間が心臓から頸部までであってもよい。この場合、他の測定区間は、前述の実施形態の3つの測定区間のうちの2つの測定区間(たとえば、心臓から上腕12までの区間と、心臓から足首16間での区間)であってもよいし、全く別の測定区間であってもよい。このように、3つの測定区間のうちの1つの測定区間を心臓から頸部までの区間とすると、測定図形98の形状から、心臓と頸部との間の動脈硬化をより確実に発見できるようになることから、脳あるいは頭部の動脈硬化の危険性をより確実に判断することができる。
【0060】
また、脈波伝播速度の測定区間は、前述した測定区間に限られず、たとえば、測定区間の一方の端点が手首である区間(たとえば、上腕から手首、心臓から手首、手首から足首など)や、測定区間の一方の端点が大腿部ある区間(たとえば、上腕から大腿部、心臓から大腿部、大腿部から足首など)であってもよい。
【0061】
また、前述の実施形態では、脈波伝播速度PWVの測定区間は3つだけであるので、表示される測定図形98も1つの測定時について1つだけであったが、4つ以上の測定区間において脈波伝播速度PWVを測定し、その4つ以上の脈波伝播速度PWVに基づいて複数の測定図形98を表示してもよい。たとえば、左右の足首16および左右の上腕12にそれぞれカフを装着し、心臓と左足首と左上腕の3つの部位によって定まる3つの測定区間の脈波伝播速度PWVを測定して、その3つの脈波伝播速度PWVを表す測定図形98を表示するとともに、心臓と右足首と右上腕の3つの部位によって定まる3つの測定区間の脈波伝播速度PWVも測定して、その3つの脈波伝播速度PWVを表す測定図形98を表示してもよい。
【0062】
また、前述の実施形態では、二次元グラフ96に最新の測定図形98aおよび過去の測定図形98b、98c、98dを表示していたが、二次元グラフ96に表示せず、それら複数の測定図形98a、98b、98c、98dを単に並べて表示するだけでもよい。このよう単に並べて表示するだけであっても、動脈硬化がどの部位にどの程度進行している(あるいは改善している)かは容易に判断できる。
【0063】
また、前述の実施形態では、測定図形98は、脈波伝播速度算出手段84によって算出された脈波伝播速度PWVが正規化手段86によって正規化された後の値を表していたが、測定図形98が脈波伝播速度算出手段84によって算出されたそのままの脈波伝播速度PWVの値を表していてもよい。
【0064】
また、前述の実施形態では、測定図形98は、それぞれの頂点間が直線で結ばれて形成される所謂普通の三角形であったが、測定図形98は、それぞれの頂点間が円弧などの曲線で結ばれて形成される丸みを帯びた三角形であってもよい。
【0065】
また、前述の実施形態では、オシロメトリック法を用いて血圧を測定していたが、コロトコフ音の発生時および消滅時のカフ圧に基づいて血圧値を測定する所謂K音方式により血圧を測定してもよいし、あるいは、動脈の圧迫圧の変化過程で動脈の直上に置かれた超音波発振器および受信器によりその動脈管の開閉を検出する超音波ドップラー方式により血圧を測定してもよい。
【0066】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において、その他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された動脈硬化診断装置の構成を説明するブロック線図である。
【図2】図1の電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】図2の図形表示手段により表示器に表示される表示内容の一例を示す図である。
【図4】測定図形の典型的な形状のうちのいくつかを示す図である。
【図5】図2の機能ブロック線図に示したCPUの制御作動をさらに具体化して説明するフローチャートである。
【図6】図2の機能ブロック線図に示したCPUの制御作動をさらに具体化して説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10:動脈硬化診断装置
74:表示器
82:血圧値決定手段
84:脈波伝播速度情報算出手段
86:正規化手段
90:表示手段
92:測定時軸
94:血圧値軸
96:二次元グラフ
98:測定図形
100:垂線(基準図形)
102:基準三角形(基準図形)

Claims (7)

  1. 生体の所定の3つの測定区間において、脈波が伝播する速度に関連する脈波伝播速度情報をそれぞれ測定する脈波伝播速度情報測定装置と、
    三辺の長さが、前記脈波伝播速度情報測定装置により測定された3つの脈波伝播速度情報をそれぞれ表す三角形状の測定図形を表示する表示器と
    を含むことを特徴とする動脈硬化診断装置。
  2. 請求項1に記載の動脈硬化診断装置であって、
    前記測定図形の各辺の長さは、前記脈波伝播速度情報測定装置により測定された脈波伝播速度情報がそれぞれの測定区間毎に予め定められた基準値に基づいて正規化された値を表すことを特徴とする動脈硬化診断装置。
  3. 請求項1または2に記載の動脈硬化診断装置であって、
    予め定められた基準図形を前記測定図形と比較可能に前記表示器に表示することを特徴とする動脈硬化診断装置。
  4. 請求項3に記載の動脈硬化診断装置であって、
    前記基準図形は、前記測定図形の所定の一辺の中点を通り且つ該辺に垂直な垂線であることを特徴とする動脈硬化診断装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の動脈硬化診断装置であって、前記測定図形が表示されている表示器に、該測定図形と比較可能に過去の測定図形を表示することを特徴とする動脈硬化診断装置。
  6. 請求項5に記載の動脈硬化診断装置であって、
    前記脈波伝播速度情報測定装置により前記脈波伝播速度情報を測定する時期と略同時期に、前記生体の血圧を測定する血圧測定装置を備え、
    最新の前記測定図形および過去の前記測定図形を、血圧値軸と測定時軸とを有する二次元グラフ上の、該測定図形が表す脈波伝播速度情報が測定された測定時と該脈波伝播速度情報の測定と略同時期に前記血圧測定装置によって測定された血圧値とにより定まる位置に、それぞれ表示することを特徴とする動脈硬化診断装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の動脈硬化診断装置であって、前記脈波伝播速度情報測定装置が前記脈波伝播速度情報を測定する前記3つの測定区間のうちの1つの測定区間が、前記生体の心臓から頸部までの区間であることを特徴とする動脈硬化診断装置。
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