JP3536712B2 - 多連装填式の釘打機用マガジンの高さ調整機構 - Google Patents
多連装填式の釘打機用マガジンの高さ調整機構Info
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Description
べて装填するタイプの釘打機用マガジンにおいて、連結
釘の釘軸の長さに応じて高さを調整するマガジンの高さ
調整機構に関する。
する一連装填式のものと、複数の連結釘を並べて収納す
る多連装填式のものとがある。両者ともに連結釘の釘頭
の高さは同じに保ったままノーズ部に供給しなければな
らない。一連の連結釘を収納するマガジンは、マガジン
の両側壁には膨突した釘頭に係合する溝条が釘の送り方
向に形成されており、連結釘は釘頭が両側の溝条に係合
して吊下げられた状態で収納されるので、釘軸が長かろ
うと短かろうと問題はない。これに対し、多連収納型の
マガジンの場合は、連結釘はマガジンの底部で支持され
るから、マガジンの高さを異なる釘軸の長さに応じたも
のに調整する、具体的にはマガジンの底部の高さを調整
する調整機構が設けられている。
多連装填式マガジンの高さ調整機構は、特公平6ー61
706号公報の第4図に示されているように、複数の部
材を溶接で固定したようなものなので、操作性が悪いほ
か、強度に問題があり、釘打機を落したようなときに簡
単に曲がったり破損したりして使えなくなることがあ
る。
であるとともに、強度も高い釘打機における多連装填式
のマガジンの高さ調整機構を提供することをその課題と
する。
め、本発明に係る多連装填式のマガジンの高さ調整機構
は、複数の連結釘を並べて装填する多連装填式の釘打機
用マガジンにおいて、マガジンの両側壁の間に連結釘を
支持する底板を上下動可能に配置し、上記両側壁の内壁
には上下方向に複数の係止部を形成する一方、上記底板
には上記係止部に係脱可能な係止手段を設け設けるとと
もに、上記マガジンの両側壁の一部の下方を開放し、こ
の開放部から上記底板を露出させることで底板を持った
まま上下動させるようにしたことを特徴とする
1は釘打機のマガジンを示す。2は釘打機のノーズ部で
ある。
列(ここでは3連に並べて装填する多連装填式の釘打機
用マガジンで、一側(内側)の1連目の連結釘3はノー
ズ部2に供給され、他の2連の連結釘3は待機用の連結
釘である。なお、これらの連結釘3はスティックネイル
と呼ばれるタイプで、各釘の頭部を互いに当接させた状
態で真直状に連結させて成るものである。
が欠如して開放部aが形成され、側面視において逆凹形
になっている。また、図2に示されるように、外側の側
壁4の開口部6には押圧バネ7が配置されている。押圧
バネ7は外側の連結釘3を内側に移動するように押圧
し、1連目の連結釘3がマガジン1から排出されたとき
に、外側の連結釘3を順次内側に移動させるものであ
る。なお、上記開口部6にはカバー8が取り付けられ、
連結釘3はカバー8を開いて内部に装填される。
釘1本分のピッチでノーズ部2側に送る釘送り用のエア
シリンダ装置9が配置され、このエアシリンダ装置9に
は連結手段10を介してセパレータ部材11が取り付け
られている。セパレータ部材11は1連目の連結釘3と
2連目の連結釘3との間に配置され、1連目の連結釘3
が2連目の連結釘3と干渉することなく円滑に送られる
ようにするために設けられ、1連目の連結釘3がマガジ
ン1から排出されて2連目の連結釘3が内側に移動する
ときには、エアシリンダ装置9によりセパレータ部材1
1もマガジン1から退避し、2連目の連結釘3が最内側
に移動したときは、再びマガジン1内に進入して新しい
1連目と2連目の連結釘3の間に入り込むように構成さ
れている。
内面には左右各1対の高さ調整プレート12が固定さ
れ、各高さ調整プレート12には上下方向に複数個の高
さ調整用のスリット(係止部)13が対応形成されてい
る。なお、係止部としては上記のようなスリット13に
限定されない。例えば、高さ調整プレート12の内壁に
凹凸部(図示せず)を形成したものであってもよい。
連結釘3を支持する底板14が上下動可能に配置されて
いる。底板14の上面には、図2に示されるように、そ
の長手方向に沿って凹部15が形成されているととも
に、左右の両側端面にはその前後に上記開放部aを挟ん
で凹溝16が形成されている。そして、開放部aの左右
には操作レバー17が配置されている。各操作レバー1
7の前後には上記前後の凹溝16内に嵌り合うように設
けられた延出部18が延長形成され、延出部18の各先
端には、上記高さ調整用プレート12のスリット13に
対応する位置に楔状の係止爪(係止手段)19が形成さ
れている。また、係止爪19は凹溝16から出没自在に
設けられ、バネ20によって常時係止爪19が突出する
ように付勢されている。係止爪19を凹溝16内に没入
させるときは、左右の操作レバー17を引き寄せればよ
い。なお、操作レバー17はマガジン1の開放部aを自
由に上下方向に移動させることができる。
れる連結釘3の軸長に応じて底板14の高さを調整する
ためには、左右の操作レバー17を引き寄せて係止爪1
9とスリット13との係止を解除させた後、マガジン1
内に装填される連結釘3の軸長に対応させて底板14の
高さ位置を調整して操作レバー17の引き寄せ力を解除
すればよい。底板14は開放部aに露出しているので、
操作レバー17とともに底板14を持ったまま自由に上
下動させることできる。操作レバー17の引き寄せ解除
時に、バネによって係止爪19は突出してスリット13
に係止し、底板14を正規の位置で保持することができ
る。
れていると否とに拘らず、簡単におこなうことができ
る。装填されているときは、釘の頭部がマガジン1の上
面に当たった辺りが適正な位置となるので、むしろ確実
に調整できる。
ば、底板14の高さ調整操作を容易に行なうことができ
るとともに、底板14には他の部材が溶接等で固定され
ているわけではないので頑丈であるとともに、両側壁
4、5をプラスチックとし、高さ調整プレート12を金
属で構成することにより、軽量で強度の高いマガジン1
機構を得ることができる。
の釘打機用マガジンの要部の側面図
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の連結釘を並べて装填する多連装填
式の釘打機用マガジンにおいて、 マガジンの両側壁の間に連結釘を支持する底板を上下動
可能に配置し、 上記両側壁の内壁には上下方向に複数の係止部を形成す
る一方、上記底板には上記係止部に係脱可能な係止手段
を設けるとともに、 上記マガジンの両側壁の一部の下方を開放し、この開放
部から上記底板を露出させることで底板を持ったまま上
下動させるようにしたことを特徴とする多連装填式の釘
打機用マガジンの高さ調整機構。
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