JP3536289B2 - 蒸発燃料放出抑制装置及びこれに使われる蒸発燃料通路 - Google Patents

蒸発燃料放出抑制装置及びこれに使われる蒸発燃料通路

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JP3536289B2 JP2001250072A JP2001250072A JP3536289B2 JP 3536289 B2 JP3536289 B2 JP 3536289B2 JP 2001250072 A JP2001250072 A JP 2001250072A JP 2001250072 A JP2001250072 A JP 2001250072A JP 3536289 B2 JP3536289 B2 JP 3536289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の燃料タンク
に燃料を補給する際における蒸発燃料の放出量を抑制す
る蒸発燃料放出抑制装置及びこれに使われる蒸発燃料通
路に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料補給の際、車両の燃料タンクから放
出される燃料蒸気(蒸発燃料)は大気汚染の原因にな
る。このため、例えば米国などでは、給油時に放出され
るガソリン蒸気の量を規制している。この規制に対処す
るため、車両には、ORVR(Onboard Refueling Vapo
r Recovery)と呼ばれる車載の燃料蒸気回収システム
(以下「蒸発燃料放出抑制装置」という)が搭載され、
蒸発燃料の放出量を抑制している。この種の蒸発燃料放
出抑制装置としては、本願出願人による特許第3158
170号明細書に記載されたものが知られている(図7
参照)。
【0003】図7に示す蒸発燃料放出抑制装置において
は、燃料タンクTは、タンク本体101と、該タンク本
体101から斜め上向きに延設される給油管102を備
え、給油管102の上端には拡径した給油管入口部10
2aが設けられている。またタンク本体101の上部に
は、第1蒸発燃料通路103の一端部が接続されてお
り、燃料タンクTからの蒸発燃料を吸着するキャニスタ
Cが第1蒸発燃料通路103の他端に接続される。第1
蒸発燃料通路103のタンク本体101内への接続部に
はフロート弁106が設けられ、該フロート弁106
は、燃料タンクTにおけるタンク本体101内の燃料液
面が所定のレベルにまで達したときに閉弁し、キャニス
タC側への蒸発燃料の通流を遮断する。なお、本明細書
において、図中の白抜き矢印は蒸発燃料の流れの方向を
示す。
【0004】第1蒸発燃料通路103の途中には、給油
時に開弁する開閉弁Vが介設されている。この開閉弁V
にはダイヤフラム109及びダイヤフラム109に接続
されて連動する弁体114が備えられており、給油時に
は、連通路115を介してダイヤフラム109に入力さ
れる給油管入口部102aの圧力と、タンク本体101
からキャニスタCに向けて通流する蒸発燃料の圧力との
関係でダイヤフラム109が変形して弁体114が開弁
する。このため、給油時には、タンク本体101から放
出された蒸発燃料は、キャニスタCに向けて通流する。
なお、符号111はバネ室、符号112はバネである。
【0005】また、フロート弁106と開閉弁Vとを結
ぶ第1蒸発燃料通路103(103a)には、第2蒸発
燃料通路122が分岐して設けてある。この第2蒸発燃
料通路122は、シャッタ117よりもタンク本体10
1側で給油管入口部102aに接続され、蒸発燃料の循
環経路を構成している。また、第2蒸発燃料通路122
の途中には、タンク本体101側と給油管入口部102
aの差圧が所定以上となったときに開弁してタンク本体
101側から給油管入口部102a側への蒸発燃料の流
通を許容するベーパリサーキュレーションバルブと呼ば
れるチェック弁125が設けられている。
【0006】なお、第2蒸発燃料通路122は、給油ガ
ンGからの燃料補給の際に、外気が燃料の流れに巻き込
まれてタンク本体101に入り込むのを防止する役割を
有する。即ち、燃料補給の際、タンク本体101から放
出される蒸発燃料の量は、補給した燃料の量に相当する
はずである。ところが、外気(空気)がタンク本体10
1に入り込むと、当然ながらタンク本体101から放出
される蒸発燃料の量が増加する。さらに、外気が入り込
むと飽和蒸気圧の関係から燃料の蒸発が促進されるの
で、一層タンク本体101から放出される蒸発燃料の量
が増加する。しかし、図7のように第2蒸発燃料通路1
22を設け、蒸発燃料を循環することにより、外気の巻
き込みが防止ないし低減される。このため、タンク本体
101から放出される蒸発燃料の量を、補給した燃料の
量にまで低減することができる。
【0007】また、チェック弁125は、燃料タンクT
への給油速度が遅いことに起因して開閉弁Vが開弁しな
い場合に、蒸発燃料が第2蒸発燃料通路122を経て給
油管入口部102aから大気に放出されるのを防止す
る。つまり、給油速度が遅いとキャニスタCに向けて通
流しようとする蒸発燃料の圧力が低いので開閉弁Vが作
動しない。その一方で、蒸発燃料は、給油された燃料の
体積に見合う分だけ確実にタンク本体101から気体と
してあふれる。ここで、第2蒸発燃料通路122に圧力
抵抗がないと、あふれた蒸発燃料は、そのまま第2蒸発
燃料通路122を通流して給油管入口部102aから大
気に放出されることになる。しかし、図7のようにチェ
ック弁125が第2蒸発燃料通路122に設けられてい
ると、蒸発燃料の大気への放出が抑制される。しかも、
放出が抑制された分、開閉弁Vにおける蒸発燃料の圧力
が高くなる。つまり、チェック弁125により開閉弁V
の開弁が促される(チェック弁125の開弁圧は開閉弁
Vの開閉圧よりもわずかに高く設定されている)。開閉
弁Vが開弁すると、蒸発燃料は、第1蒸発燃料通路10
3(103a,103b)をキャニスタCに向けて通流
し、大気への放出が抑制される。このように、第2蒸発
燃料通路122及び該通路122に備えられるチェック
弁125は、蒸発燃料放出抑制装置において重要な役割
を有している。
【0008】ここで、チェック弁125を図8に示す。
図8に示すように、チェック弁125は、入口側ホース
口125a、出口側ホース口125b及び弁室125c
を有する。弁室125cには弁座Vsが形成されてい
る。弁室125cには弁体Vbが内挿されており、この
弁体VbはバネSにより弁座Vsの方向に付勢されてい
る。弁体Vbにはオリフィスorが設けてあり、チェッ
ク弁125が閉弁状態にあっても、わずかながら蒸発燃
料を通流させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示さ
れるチェック弁125の場合、このチェック弁125を
第2蒸発燃料通路122に組み付ける(設ける)には、
入側ホース口125aに対しては第2蒸発燃料通路12
2の入側ホース122aを接続すると共に、出側ホース
口125bに対しては第2蒸発燃料通路122の出側ホ
ース122bを接続しなければならない。また、チェッ
ク弁125、ひいては蒸発燃料放出抑制装置を限られた
スペースに搭載するには、チェック弁125を小型軽量
化して設置スペースを少なくする必要がある。また、蒸
発燃料の放出量をさらに削減することが求められる。そ
こで、本発明は、蒸発燃料放出抑制装置として組付工数
が少なく、設置スペースが少なく、また、蒸発燃料の放
出量をさらに削減することができる蒸発燃料放出抑制装
置及びこれに使われる蒸発燃料通路を提供することを主
たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明(請求項1)は、燃料タンクとキャニスタを結ぶ第1
の蒸発燃料通路と、給油管の入口部と前記燃料タンクを
結ぶ第2の蒸発燃料通路と、この第2の蒸発燃料通路に
設けられたチェック弁と、前記第1の蒸発燃料通路に設
けられた開閉弁と、この開閉弁を給油管の入口部と連通
させる連通路とを備える蒸発燃料放出抑制装置におい
て、前記チェック弁が前記第2の蒸発燃料通路を形成す
る樹脂チューブのクイックコネクタと一体化したことを
特徴とする蒸発燃料放出装置。この構成では、樹脂チュ
ーブ(樹脂ホース)のクイックコネクタとチェック弁が
一体化(一体に構成)してある。このため、給油管の入
口部と燃料タンク(後記する実施形態では第1蒸発燃料
通路)とを接続する工数、つまり第2の蒸発燃料通路の
組付工数の削減などが達成される。なお、ここでのチェ
ック弁は、ベーパリサーキュレーションバルブの機能を
実現するものである(以下の発明において同じ)。
【0011】また、前記課題を解決した蒸発燃料放出抑
制装置に使われる蒸発燃料通路(請求項)は、樹脂チ
ューブから構成されその両端にパイプ接続用のクイック
コネクタを備え、燃料タンクと給油管の入口部とを接続
する蒸発燃料通路であって、前記クイックコネクタのう
ちの少なくとも一方のクイックコネクタをチェック弁と
一体化し、前記チェック弁は、前記樹脂チューブのクイ
ックコネクタ内に設けられた付勢バネと、一端側が前記
付勢バネに向けて延びて前記付勢バネに当接すると共に
クイックコネクタの内周側にほぼ接触する脚となり、他
端側が前記脚とは逆向きに延びクイックコネクタの内周
側に接触する腕となった弁体とにより構成したことを特
徴とする蒸発燃料放出抑制装置に使われる蒸発燃料通
路。この構成によれば、樹脂チューブ(樹脂ホース)か
ら構成された蒸発燃料通路のクイックコネクタのうち少
なくとも一方がチェック弁の機能を有している(一体に
構成)。このため、蒸発燃料通路の組付工数の削減など
が達成される。しかも、チェック弁の弁体を構成する脚
は付勢バネに当接しているから、付勢バネのバネ力を脚
を介して弁体の本体に安定して伝えることができる。ま
た、チェック弁の弁体を構成する腕は、クイックコネク
タの内周側に接触しているから、弁体が変位するときに
前記腕がガイドとなって弁体が傾斜するのを防止するこ
とができる。さらに、弁体の脚をクイックコネクタの内
周側にほぼ接触させているから、弁体が変位するときに
は、この脚によって弁体が傾斜するのを一層防止するこ
とができ、弁体をより安定して変位させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して詳細に説明する。なお、実施形態は、(1)
チェック弁が、第2蒸発燃料通路を形成する樹脂チュー
ブのクイックコネクタと一体化した第1実施形態と、
(2)チェック弁が、燃料タンクのフロート弁の容器と
一体化した第2実施形態と、(3)チェック弁が、燃料
タンクに備わるベーパリターンジョイント部材と一体化
した第3実施形態と、に分けて説明する。
【0013】≪第1実施形態≫ まず、第1実施形態の蒸発燃料放出抑制装置を説明す
る。図1は、第1実施形態の蒸発燃料放出抑制装置の全
体構成を示す切欠断面図である。図2(a)はチェック
弁が一体化した第1クイックコネクタの断面図であり、
(b)は第2クイックコネクタの変形例を示す断面図で
ある。図3(a)は第1クイックコネクタの変形例を示
す断面図であり、(b)は第2クイックコネクタの別の
変形例である。
【0014】図1に示すように、燃料タンクTは、タン
ク本体1と、該タンク本体1から斜め上向きに延設され
る給油管2を備え、給油管2の上端には拡径した入口部
2aが設けられている。またタンク本体1の上部には、
第1蒸発燃料通路3の一端部が接続されており、燃料タ
ンクTからの蒸発燃料を吸着するキャニスタCが第1蒸
発燃料通路3の他端に接続される。第1蒸発燃料通路3
のタンク本体1内への接続部にはフロート弁6が設けら
れ、該フロート弁6は、燃料タンクTにおけるタンク本
体1内の燃料液面が所定のレベルにまで達したときに閉
弁し、キャニスタC側への蒸発燃料の通流を遮断する。
なお、本実施形態の蒸発燃料放出抑制装置A1は、第1
蒸発燃料通路3(3a,3b)、第2蒸発燃料通路2
2、開閉弁V、キャニスタCを主として構成されるもの
とする。
【0015】第1蒸発燃料通路3の途中には、給油時に
開弁する開閉弁Vが介設されている。この開閉弁Vには
ダイヤフラム9及びダイヤフラム9に接続されて連動す
る弁体14が備えられており、給油時には、連通路15
を介してダイヤフラム9に入力される給油管入口部2a
の圧力と、タンク本体1からキャニスタCに向けて通流
する蒸発燃料の圧力との関係でダイヤフラム9が変形し
て弁体14が開弁する。このため、給油時には、タンク
本体1から放出された蒸発燃料は、キャニスタCに向け
て通流する。なお、符号11はバネ室、符号12はバネ
である。
【0016】また、フロート弁6と開閉弁Vとを結ぶ第
1蒸発燃料通路3(3a)は、ナイロンなどのフレキシ
ブルな樹脂製ホースからなる(形成される)第2蒸発燃
料通路22によりシャッタ17よりも下方(タンク本体
1側)で給油管入口部2aに接続されている。第2蒸発
燃料通路22は、蒸発燃料の循環経路を構成する。ここ
で、第2蒸発燃料通路22は、その一端側にチェック弁
の機能を有した第1クイックコネクタ25が接続されて
おり、他端側には通常の第2クイックコネクタ27が接
続されている。
【0017】第2蒸発燃料通路22の一端側と第1蒸発
燃料通路3aとの接続は、第1クイックコネクタ25と
第1蒸発燃料通路3aから分岐された接続パイプ26と
を、ワンタッチ締結することにより行なわれる(図1で
は接続されていない状態を示している)。一方、第2蒸
発燃料通路22の他端側と給油管入口部2aとの接続
は、第2クイックコネクタ27と給油管入口部2aに設
けられた接続パイプ28とを、ワンタッチ締結すること
により行なわれる。ちなみに、ワンタッチ締結は、例え
ばナイロンホース(チューブ)と金属パイプや樹脂パイ
プの締結を、フレアナットなどを用いることなく、ワン
タッチでしかも耐圧性よく行うことができる。なお、一
端に第1クイックコネクタ25、他端に第2クイックコ
ネクタ27が接続された第2蒸発燃料通路22は、請求
項の「蒸発燃料放出抑制装置に使われる蒸発燃料通路」
に該当する。
【0018】第1クイックコネクタ25は、タンク本体
1側と給油管入口部2aの差圧が所定以上となったとき
に開弁してタンク本体1側から給油管入口部2a側への
蒸発燃料の流通を許容するベーパリサーキュレーション
バルブの機能を有する。第2蒸発燃料通路22の機能及
びチェック弁(第1クイックコネクタ25)が有するベ
ーパリサーキュレーションバルブの機能は従来技術で説
明した通りであるので、再度の説明を省略する。
【0019】キャニスタCには活性炭が充填してあり、
開閉弁Vを通流してきた蒸発燃料を吸着する。吸着した
蒸発燃料は、自動車の走行中に取り入れる新鮮空気によ
って脱離される。脱離された蒸発燃料は、エンジンで燃
焼される。キャニスタCは吸着−脱離を繰り返すため、
半永久的に使用される(ELCD;Evaporative LossCo
ntrol Device)。
【0020】次に、チェック弁の機能を有する第1クイ
ックコネクタ25の具体的な構造を、図2(a)を参照
して説明する。図2(a)に示すように、第1クイック
コネクタ25のホース口25aの内部には、弁座Vsが
形成されている。また、弁体Vb及び付勢バネSが内挿
されている。付勢バネSは、弁体Vbを弁座Vsの側
(タンク本体1側)に付勢している。弁体Vbは、円盤
状の本体に3本の脚(図2(a)では2本のみ図示)と
3本の腕(図2(a)では2本のみ図示)を有すると共
に、本体の略中央にオリフィスOrを有する。3本の脚
は、付勢バネSに向けて延びて付勢バネSの一端側(タ
ンク本体1側)に当接し、付勢バネSからの付勢力を弁
体Vsの本体に伝達する。また、これら3本の脚は第1
クイックコネクタ25の内周側にほぼ接触している。一
方、3本の腕は、弁体Vbから3本の脚とは逆向きに延
び、第1クイックコネクタ25の内周側に接触すること
により、弁体Vbを傾斜させないためのガイドの役割を
有する。オリフィスOrは、特に給油速度が遅い場合
の、給油管入口部2aからの外気の巻き込み防止、開閉
弁Vにおける蒸発燃料の圧力上昇促進、という相反する
要求を満たすために設けられる。
【0021】この第1クイックコネクタ25は、燃料の
充填によりタンク本体1側の圧力と給油管入口部2a側
の差圧が所定の作動圧以上になると弁体Vbが付勢バネ
Sの付勢力に抗して給油管2側に移動して開弁する。開
弁すると、弁座Vsと弁体Vbの隙間からも蒸発燃料が
給油管2側に通流する。なお、弁体Vb及び付勢バネS
は、ホース口25aの先端部25cから内挿される。ち
なみに、第1クイックコネクタ25は樹脂でできてお
り、ホース口25aと先端部25cは、弁体Vb及び付
勢バネSの内挿後に超音波による溶着処理がなされる。
締結部25bは、2点鎖線で示す接続パイプ26とワン
タッチ締結する部分である。この部分は、一般的なクイ
ックコネクタと同じであるので、説明を省略する。
【0022】この第1実施形態の蒸発燃料放出抑制装置
A1は、第2蒸発燃料通路22の組付作業が、第1及び
第2クイックコネクタ25,27により行なわれる(つ
まり第2蒸発燃料通路22は1本の樹脂ホース〔樹脂チ
ューブ〕である)。このため、片手でも簡単に第2蒸発
燃料通路22の組付作業を行うことができる。しかも、
第1クイックコネクタ25は、チェック弁の機能を有し
ているので、図7に示す従来例のように、第1蒸発燃料
通路103aと第2蒸発燃料通路122aの組み付け、
第2蒸発燃料通路122aとチェック弁125の組み付
け、チェック弁125と第2蒸発燃料通路122bの組
み付け、第2蒸発燃料通路122bと給油管入口部10
2aとの組み付けのように、多くの組付工数を必要とし
ない。しかも、第1クイックコネクタ25のホース口2
5aには、弁体Vbや付勢バネSが内挿されてチェック
弁を構成しているので、チェック弁、ひいては蒸発燃料
放出抑制装置A1の設置スペースを削減することができ
る。また、従来に比べて接続箇所を少なくしているの
で、接続箇所からの蒸発燃料の漏れが少ない。つまり、
蒸発燃料の放出量が削減される。なお、付勢バネSを用
いたチェック弁は、付勢バネのセット荷重を任意に選択
することができ、また品質的にも安定している。このた
め、開弁タイミングのばらつきの個体差が少ない。
方、弁体Vbを構成する3本の腕を、第1クイックコネ
クタ25の内周側に接触させ、さらに、3本の脚を、第
1クイックコネクタ25の内周側にほぼ接触させること
により、弁体Vbを傾斜させることなく、弁体Vbの動
きをより一層安定化させることができる。
【0023】次に、第1実施形態の変形例(チェック弁
が一体化した第2クイックコネクタ及び第1クイックコ
ネクタの変形例)を説明する。図2(b)は、チェック
弁が一体化した第2クイックコネクタの変形例を示す断
面図である。この図2(b)に示すように、チェック弁
の機能を有する第2クイックコネクタ27Aは、図2
(a)に示す第1クイックコネクタ25と同様に、弁体
Vb及び付勢バネSが内挿されている。また、弁座Vs
は、タンク本体1側に位置する先端部27Acに形成さ
れている。弁体Vbは、前記した第1クイックコネクタ
25と同様に、円盤状の本体に3本の脚(2本のみ図
示)と2本の腕(1本のみ図示)を有すると共に、本体
の略中央にオリフィスOrを有する。3本の脚は、付勢
バネSに向けて延びて付勢バネSの一端側(タンク本体
1側)に当接し、付勢バネSから付勢力が伝達される。
また、これら3本の脚は第2クイックコネクタ27Aの
内周側にほぼ接触している。一方、2本の腕は、弁体V
bから3本の脚とは逆向きに延び、第2クイックコネク
タ27Aの内周側に接触することにより、弁体Vbを傾
斜させないためのガイドの役割を有する。なお、図2
(b)の符号27Aaはホース口であり、符号27Ab
は締結部である。
【0024】この変形例の第2クイックコネクタ27A
も、給油管入口部2aに設けられた接続パイプ28とワ
ンタッチ締結される。なお、第2蒸発燃料通路22は、
給油管2側がこの第2クイックコネクタ27Aに接続さ
れていれば、タンク本体1側を、チェック弁機能を有す
る第1クイックコネクタ25にする必要はなく、通常の
クイックコネクタによるワンタッチ締結でもよい。
【0025】また、タンク本体1側は、図3(a)に示
す変形例の第1クイックコネクタ25Aでもよい。この
第1クイックコネクタ25Aは、弁体Vbが前記した第
1クイックコネクタ25と異なるのみであり、全体とし
ての機能・作用は既に説明したとおりのものである。ま
た、変形例の第2クイックコネクタ27Aは、図3
(b)に示す別の変形例の第2クイックコネクタ27B
でもよい。この第2クイックコネクタ27Bは、弁体V
bが前記した変形例の第2クイックコネクタ27Aと異
なるのみであり、全体としての機能・作用は既に説明し
たとおりのものである。
【0026】これら変形例によっても、組付工数の削
減、設置スペースの削減、蒸発燃料の放出量の削減が達
成される。
【0027】≪第2実施形態≫ 次に、第2実施形態の蒸発燃料放出抑制装置を説明す
る。なお、前記した第1実施形態と共通する部材・要素
については、第1実施形態と同じ符号を付し、その説明
を省略する。図4は、第2実施形態の蒸発燃料放出抑制
装置の全体構成を示す切欠断面図である。図5は、チェ
ック弁が一体化された燃料タンクのフロート弁容器を示
す一部破断図である。
【0028】図4に破線で囲まれたフロート弁6、開閉
弁V、チェック弁25C、第1燃料通路3(3a,3
b)は、図5に示すようにフロート弁容器Fと一体に収
納されている。チェック弁25Cは、フロート弁6の上
部に右側に突き出したスリーブの中に設けられている。
チェック弁25Cの第2蒸発燃料通路22との接続部
は、第2蒸発燃料通路22が樹脂チューブであることか
ら、接続が容易なようにホース口になっている(図4で
は第2蒸発燃料通路22が接続されていない状態を示し
ている)。また、チェック弁25Cは、弁体と付勢バネ
が内挿され、弁体と弁座が当接・離間することにより開
弁・閉弁する。なお、図5において、符号4はフロート
弁6の弁体たるフロートである。
【0029】この第2実施形態によれば、蒸発燃料放出
抑制装置A2の要部がフロート弁容器Fと一体に纏めら
れているので、燃料タンクTへの組付作業は、タンク本
体1へのフロート弁容器Fの組み付け、チェック弁25
Cと第2蒸発燃料通路22の接続、開閉弁Vと連通路1
5の接続、開閉弁VとキャニスタCの接続だけでよいの
で、組付作業の工数を大幅に削減することができる。ま
た、設置スペースも大幅に削減される。また、従来に比
べて接続箇所を少なくしているので、接続箇所からの蒸
発燃料の漏れが少ない。
【0030】≪第3実施形態≫ 次に、第3実施形態の蒸発燃料放出抑制装置を説明す
る。なお、前記した第1実施形態・第2実施形態と共通
する部材・要素については、第1実施形態・第2実施形
態と同じ符号を付し、その説明を省略する。図6は、第
3実施形態の蒸発燃料放出抑制装置の全体構成を示す切
欠断面図である。
【0031】図6に示すように、第3実施形態の蒸発燃
料放出抑制装置A3の第1蒸発燃料通路3(3a)に
は、第1実施形態や第2実施形態のように、第2蒸発燃
料通路22が接続されていない。このため、第1実施形
態のような接続パイプ26(図1参照)や第2実施形態
のようなチェック弁25C(図4参照)を備えない。そ
の代わりに、第2蒸発燃料通路22に接続する部材とし
て、タンク本体1にベーパリターンジョイント部材51
を直に備える。ベーパリターンジョイント部材51は、
タンク本体1に設けられたチェック弁51aに接続パイ
プ51bが備えられた構成をしている。このチェック弁
51aは、従来例におけるチェック弁125(図7参
照)の機能と同じ機能を有する。接続パイプ51bは、
第2蒸発燃料通路22の端部に接続されているクイック
コネクタ22tとワンタッチ締結される部材である。な
お、クイックコネクタ25tは、第1実施形態及び第2
実施形態における第2クイックコネクタ27と同じもの
であり、チェック弁の機能を有していない。また、第2
蒸発燃料通路22は、第1実施形態などと同様に樹脂チ
ューブ製である。
【0032】この第3実施形態の蒸発燃料放出抑制装置
A3では、タンク本体1で発生した蒸発燃料の第2蒸発
燃料通路22への通流は、第1蒸発燃料通路3(3a)
とは別個独立の経路、つまり、タンク本体1に直に備え
られたベーパリサーキュレーション部材51を介して行
われる。
【0033】この第3実施形態によれば、第2蒸発燃料
通路22の組付作業を片手でも行うことができ、しかも
第2蒸発燃料通路22の両端は同じクイックコネクタ2
5tが接続されているので方向性が無く、組付時におけ
る作業ミスをなくすことができる。また、組付工数を削
減することができる。また、従来に比べて接続箇所を少
なくしているので、その分、接続箇所からの蒸発燃料の
漏れが少ない。つまり、蒸発燃料の放出量が削減され
る。
【0034】なお、本発明は、前記した発明の実施の形
態(第1実施形態〜第3実施形態)に限定されることな
く広く変形実施することができる。例えば、クイックコ
ネクタは特定の種類のものに限定されることなく適用す
ることができる。また、樹脂チューブ(樹脂ホース)
は、ナイロンなど蒸発燃料に対する耐久性を有する種々
の材料から構成することができる。また、クイックコネ
クタについても、蒸発燃料に対する耐久性を有する種々
の材料(金属材料を含む)から構成することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明した本発明よれば、何れの発
明についても、蒸発燃料放出抑制装置として組付工数を
少なくすることができる。また、設置スペースを少なく
することができる。また、蒸発燃料の放出量をさらに削
減することができる。また、請求項2の発明では、チェ
ック弁の弁体を構成する脚を付勢バネに当接させている
から、付勢バネのバネ力を脚を介して弁体の本体に安定
して伝えることができる。また、チェック弁の弁体を構
成する腕を、クイックコネクタの内周側に接触させてい
るから、弁体が変位するときに前記腕がガイドとなって
弁体が傾斜するのを防止することができる。さらに、弁
体の脚をクイックコネクタの内周側にほぼ接触させてい
るから、弁体が変位するときには、この脚によって弁体
が傾斜するのを一層防止することができ、弁体をより安
定して変位させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる第1実施形態の蒸発燃料放
出抑制装置の全体構成を示す切欠断面図である。
【図2】 (a)はチェック弁が一体化した第1クイ
ックコネクタの断面図であり、(b)は第2クイックコ
ネクタの変形例を示す断面図である。
【図3】 (a)は第1クイックコネクタの変形例を
示す断面図であり、(b)は第2クイックコネクタの別
の変形例である。
【図4】 本発明にかかる第2実施形態の蒸発燃料放
出抑制装置の全体構成を示す切欠断面図である。
【図5】 図4のチェック弁が一体化された燃料タン
クのフロート弁容器を示す一部破断図である。
【図6】 本発明にかかる第3実施形態の蒸発燃料放
出抑制装置の全体構成を示す切欠断面図である。
【図7】 従来例の蒸発燃料放出抑制装置の全体構成
を示す切欠断面図である。
【図8】 図7のチェック弁の断面図である。
【符号の説明】
A1…蒸発燃料放出抑制装置(第1実施形態) A2…蒸発燃料放出抑制装置(第2実施形態) A3…蒸発燃料放出抑制装置(第3実施形態) C…キャニスタ T…燃料タンク 1…タンク本体 2…給油管 2a…給油管入口部(入口部) 3…第1蒸発燃料通路(第1の蒸発燃料通路) 22…第2蒸発燃料通路(第2の蒸発燃料通路、蒸発燃
料通路) 25…第1クイックコネクタ(チェック弁が一体化) 25A…第1クイックコネクタ(変形例) 25B…第1クイックコネクタ(第2実施形態) 25C…チェック弁 27…第2クイックコネクタ 27A…第2クイックコネクタ(変形例、チェック弁が
一体化) 27B…第2クイックコネクタ(変形例、チェック弁が
一体化) 51…ベーパリターンジョイント部材(第2の蒸発燃料
通路用のジョイント)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志田 清文 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 井上 博登 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開2003−28010(JP,A) 特開 平8−21317(JP,A) 特開 平7−293385(JP,A) 特開 平4−224268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/08 F02M 37/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクとキャニスタを結ぶ第1の蒸発
    燃料通路と、給油管の入口部と前記燃料タンクを結ぶ第
    2の蒸発燃料通路と、この第2の蒸発燃料通路に設けら
    れたチェック弁と、前記第1の蒸発燃料通路に設けられ
    た開閉弁と、この開閉弁を給油管の入口部と連通させる
    連通路とを備える蒸発燃料放出抑制装置において、 前記チェック弁が前記第2の蒸発燃料通路を形成する樹
    脂チューブのクイックコネクタと一体化したことを特徴
    とする蒸発燃料放出装置。
  2. 【請求項2】樹脂チューブから構成されその両端にパイ
    プ接続用のクイックコネクタを備え、燃料タンクと給油
    管の入口部とを接続する蒸発燃料通路であって、前記ク
    イックコネクタのうちの少なくとも一方のクイックコネ
    クタをチェック弁と一体化し、前記チェック弁は、前記
    樹脂チューブのクイックコネクタ内に設けられた付勢バ
    ネと、一端側が前記付勢バネに向けて延びて前記付勢バ
    ネに当接すると共にクイックコネクタの内周側にほぼ接
    触する脚となり、他端側が前記脚とは逆向きに延びクイ
    ックコネクタの内周側に接触する腕となった弁体とによ
    り構成したことを特徴とする蒸発燃料放出抑制装置に使
    われる蒸発燃料通路。
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