JP3532706B2 - 機械式駐車装置の昇降制御装置 - Google Patents
機械式駐車装置の昇降制御装置Info
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Description
の駐車棚が設けられた機械式駐車装置の昇降制御装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図8に示されるような機械式駐車
装置が好適に用いられている。この駐車装置は、いわゆ
るエレベータ式立体駐車装置であり、該駐車装置を支え
る搭状の駐車構造物1内の中央部には車両を搬送するた
めの昇降台2が昇降可能に設けられると共に、該昇降台
2の昇降スペースの左右両側には、車両を駐車させる駐
車棚3L、3Rがそれぞれ複数段設けられている。 【0003】駐車棚3L、3Rには、それぞれ、車両搭
載用のパレット4(図9参照)が載置されており、車両
はこのパレット4に載置されたまま駐車棚3L、3Rに
格納されるように構成されている。また、地上には車両
乗入れのための車両入出庫口5が設けられている。 【0004】昇降台2は、ほぼ矩形状に枠組み構成され
ており、その4つの隅角部が各々吊り下げ索体としての
ワイヤロープ6a、6b、6c、6dによって吊り下げ
られている。これら4本のワイヤロープ6a、6b、6
c、6dは、それぞれ駐車構造物1の天井部に設けられ
たそらせ車7a、7b、7c、7dを経た後、駆動車8
に向けて一箇所に集められ、さらに下方へ引き出されて
バランスウェイト9に連結されており、駆動車8を駆動
手段としての駆動モータ10(図9参照)により正逆両
方向に回転駆動するこにより、昇降台2を昇降させるよ
うになっている。 【0005】このような機械式駐車装置の昇降制御を行
う昇降制御装置として、図9に示される昇降制御装置が
公知である(特開平5−280216号公報)。この制
御装置は、前記昇降台2の昇降制御を、昇降台位置管理
部11、位置記憶部12、機械ブレーキ制御部13およ
びインバータ14からなる駆動制御手段20により行っ
ている。 【0006】昇降台位置管理部11は、駆動モータ10
の駆動軸に付設された昇降台位置検知手段としてのエン
コーダ15からのパルス数をカウントし、これにより昇
降台2の現在位置を確認し、その位置情報を位置記憶部
12に記憶する。この位置記憶部12には、駐車棚3
L、3Rの各階の位置情報や現在の入庫状況も記憶され
るようになっている。 【0007】操作盤16から、昇降台位置管理部11
に、例えばパレット呼出しの指示があれば、昇降台位置
管理部11は、位置記憶部12から目的のパレット4が
格納されている駐車棚3L、3Rの位置を読み出し、そ
の目的の位置まで、昇降台2を昇降させるべくインバー
タ14に指示を送る。インバータ14は、前記指示を受
けて必要な電力を駆動モータ10に送る。 【0008】昇降台2の現在位置の情報は、昇降台位置
管理部11から機械ブレーキ制御部13にも与えられて
おり、この位置情報に基づいて機械ブレーキ制御部13
の機械ブレーキ装置17の制御にも用いられる。 【0009】このように構成される駐車装置では、操作
者である当該駐車装置の係員もしくは利用者本人が、操
作盤16を操作して空き駐車棚3L、3Rを検索し、当
該駐車棚3L、3Rのパレット4に対して呼び出しをか
けると、昇降台2がその空き駐車棚3L、3Rの階に自
動的に移動して停止し、その駐車棚3L、3Rより昇降
台2にパレット4が移送されると、車両入出庫口5へと
自動的に移動して停止する。続いて、車両入出庫口5に
て車両が、パレット4上に乗り入れられ、昇降台2がそ
のパレット4を取り出した駐車棚3L、3Rに移動され
ると、パレット4が駐車棚3L、3Rに移送され、車両
が格納されるようになっている。 【0010】格納されている車両の出庫の際も、所望と
するパレット4に呼び出しをかけると、同様にして昇降
台2の移動が自動的に行われるようになっている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】上述の従来の昇降制御
装置では、昇降台2の昇降が行われる際、前記昇降台位
置管理部11は、エンコーダ15から送られてくるパル
スをカウントすることによって、昇降台2の現在の位置
から目的の階までの距離を常に算出しており、目的の階
が近づき、前記距離が所定の距離になると、停止に備え
昇降台2の移動速度を減速するようになっている。した
がって、エンコーダ15が故障し、エンコーダ15から
のパルスが入力されなくなると、昇降台2の移動速度の
制御および減速ポイントの検出等ができなくなり、昇降
台2の昇降ができなくなるような構成となっている。 【0012】このため、エンコーダ15の故障が発生し
た場合、昇降台2の昇降機能が完全に停止されるので、
故障したエンコーダ15の修理が完了するまで車両の入
出庫が一切できなくなるという問題がある。また、保守
員が現地に到着して故障原因がエンコーダ15の不良と
判明しても、駆動モータ10の駆動軸という高所に設け
られたエンコーダ15を交換するまでにはかなりの時間
を要する。 【0013】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、昇降
台の位置を検知する昇降台位置検知手段が故障し、自動
制御による昇降台の昇降制御ができなくなっても、手動
制御によって昇降台を昇降させ、車両の入出庫を行える
ようにした機械式駐車装置の昇降制御装置を提供するこ
とを目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、車両を載置した昇降台を駆動手段によ
り昇降制御して、上下方向に複数段設けられた駐車棚の
うちの所定の駐車棚に前記車両を格納する機械式駐車装
置の昇降制御装置において、自動制御モードと手動制御
モードとを有し、この各制御モードに対応して前記駆動
手段の駆動を制御する駆動制御手段と、前記駆動制御手
段の制御モードを切替えるための制御モード切替手段
と、前記駆動手段の駆動に応じて前記昇降台の位置に関
する情報を前記駆動制御手段に送り出す昇降台位置検知
手段と、入出庫指令を与えるための操作盤と、前記昇降
台の上昇および下降指令を与えるための昇降指示手段
と、この駐車装置の各階に設けられた検出片と、前記昇
降台に設けられ、前記昇降台が前記各階に到達したとき
に、対応する前記検出片を検出する駐車棚検出手段と、
前記昇降台が位置する駐車棚の階を報知する階報知手段
と、前記昇降台が各階の停止位置にあることを報知する
ための停止位置報知手段と、を備え、前記駆動制御手段
は、前記自動制御モードにあるときには、前記操作盤か
らの入出庫指令に応じて、前記昇降台位置検知手段から
送られてくる昇降台の位置情報に基づいて前記駆動手段
を介して昇降台を目的の階に向け昇降させると共に、昇
降台が各階の駐車棚を通過する際、前記駐車棚検出手段
が前記検出片を検出する毎に昇降台が位置する階を示す
カウント値を更新し、そのカウント値が目的の階の値と
一致すると、前記駐車棚検出手段が前記検出片を検出し
ている位置で昇降台を停止させる一方、前記手動制御モ
ードにあるときには、前記昇降指示手段からの指令に応
じ、前記駆動手段を介して昇降台を昇降させ、昇降台が
各階の駐車棚を通過する際、前記駐車棚検出手段が前記
検出片を検出する毎に昇降台が位置する階を示すカウン
ト値を更新し、そのカウント値を前記階報知手段に報知
させると共に、前記駐車棚検出手段が前記検出片を検知
しているときには、昇降台が適切な停止位置にあること
を前記停止位置報知手段に報知させ、前記検出片とし
て、第1および第2の検出片(Y0,Y1)が、前記第
1の検出片が前記第2の検出片よりも下方に位置するよ
うに上下にずらされて各階に設けられ、前記駐車棚検出
手段として、各階の第1の検出片および前記第2の検出
片をそれぞれ検出する第1および第2の駐車棚検出手段
(Z0,Z1)が、第1の駐車棚検出手段が第2の駐車
棚検出手段よりも下方に位置するように前記昇降台の上
下にずらされた位置に設けられ、前記第1の駐車棚検出
手段と前記第2の駐車棚検出手段との上下方向に対する
ずれ距離(D1)が、各階における前記第1の検出片の
中心部と前記第2の検出片の中心部との上下方向の距離
(D2)より大きく、かつ前記第1の検出片の下端と前
記第2の検出片の上端との上下方向の距離(D3)より
も小さく設定されることを特徴とする。 【0015】 【0016】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態の機
械式駐車装置の昇降制御装置が適用された機械式駐車装
置を示す図であり、図2は当該昇降制御装置のブロック
図である。図中、図8および図9と同じ符号を付したも
のは、同じ内容を示すので、詳細な説明は省略する。 【0017】この昇降制御装置では、昇降台2の昇降を
自動的に制御する自動制御の他に、操作者による手動入
力に基づいて昇降台2の昇降制御を行う手動制御も可能
となっており、エンコーダ15の故障時には、手動制御
により昇降台2を昇降させるようにしてある。 【0018】これに対応して、前記駆動制御手段20の
昇降台位置管理部21およびインバータ22は、自動制
御および手動制御に対応可能なものとなっており、操作
盤23には、図9の操作盤16の機能の他に、故障発生
報知部24と、制御モード切替手段としての切替スイッ
チ25と、昇降指示手段としての上昇ボタン26および
下降ボタン27と、階報知手段としての階表示部28
と、停止位置報知手段としての停止位置表示部29とが
備えられている。また、各階の左右両側の駐車棚3L、
3Rが昇降台2の昇降スペースに面している部分、およ
び車両入出庫口5が設けられた階、ここでは1階の昇降
スペースに面した両側の壁面には、一対の検出片Y0、
Y1がそれぞれ設けられ、これに対応して、昇降台2の
左右両側には、左右の検出片Y0、Y1を検出する駐車
棚検出手段である一対の階床センサZ0、Z1がそれぞ
れ設けられている。 【0019】昇降台位置管理部21は、自動制御モード
と手動制御モードを有し、各モードに基づいて機械ブレ
ーキ制御部13およびインバータ22等の制御を行うよ
うになっている。インバータ22もまた、自動制御およ
び手動制御の各モードに対応した2つの制御モードを有
しており、その各制御モードに基づいて駆動モータ10
を駆動制御するようになっている。このインバータ22
の制御モードの切替えは、昇降台位置管理部21によっ
て行われ、昇降台位置管理部21の制御モードの切替わ
りに伴って行われる。 【0020】故障発生報知部24は、エンコーダ15に
故障が発生したことを操作者に知らせるためのものであ
り、エンコーダ15に故障が発生してパルスが得られな
くなると、昇降台位置管理部21がこれを検知し、故障
発生報知部24を点灯させるようになっている。切替ス
イッチ25は、操作者が昇降台位置管理部21の制御モ
ードを切替えるためのものである。上昇ボタン26およ
び下降ボタン27は、手動制御時に操作者が昇降台2を
操作するためのものであり、例えばばね復帰式押しボタ
ンスイッチであり、操作者がボタン26または27を押
圧操作している間だけ昇降台2が上昇または下降をし、
押圧操作を解除すると昇降台2が停止するようになって
いる。 【0021】階表示部28は、手動制御時に操作者に昇
降台2が位置する階を知らせるためのものであり、昇降
台位置管理部21からの信号に基づいて昇降台2が位置
する階を表示する。停止位置表示部29は、同じく手動
制御時において操作者が昇降台2を所望の階で停止させ
る際、操作者に昇降台2の適切な停止位置を知らせるた
めのものであり、昇降台2が適切な停止位置にある場
合、昇降台位置管理部21からの信号に基づいて点灯す
るようになっている。 【0022】図3は、図1の駐車装置の階床センサZ
0、Z1および検出片Y0、Y1が設けられた部分の平
面図であり、図4はその側面図である。磁界を遮る材料
からなる検出片Y0およびY1は、板状の同一形状を有
しており、各階の取付部において、互いに前後方向にず
れた位置に取付けられている。これに対応して階床セン
サZ0、Z1も互いに前後方向にずれた位置に取付けら
れている。また、各階の検出片Y0同士および検出片Y
1同士は、上下方向に沿って整列されており、昇降台2
の昇降動作に伴って、階床センサZ0が検出片Y0を、
階床センサZ1が検出片Y1をそれぞれ検出するように
なっている。なお、検出片Y1および階床センサZ1
が、検出片Y0および階床センサZ0の上方に取付けら
れている。 【0023】各階床センサZ0、Z1は、上下方向に沿
った溝を有する溝形磁気式センサであり、その溝内の一
方側の壁面には、他方側の壁面の磁気発生部によって生
じさせられる磁界を検出する磁気検知部31が設けられ
ており、溝内の磁気検知部31の部分を検出片Y0、Y
1が通過し、磁界が遮られると、昇降台位置検知部21
に対して出力する駐車棚検出信号をローレベルからハイ
レベルに切替える。 【0024】また、各取付部において、階床センサZ0
の磁気検知部31と階床センサZ1の磁気検知部31と
の上下方向の距離D1よりも検出片Y0の中心部と検出
片Y1の中心部との上下方向の距離D2が小さくなるよ
うに、かつ検知片Y0の下端から検知片Y1の上端まで
の距離D3が前記距離D1よりも大きくなるように設定
されている。 【0025】これによって、図5に示されるように、階
床センサZ1の駐車棚検出信号がハイレベルの状態にあ
る区間E1と、階床センサZ0の駐車棚検出信号がハイ
レベルの状態にある区間E2とは区間E3の分だけ重な
った状態で上下にずれるようになっている。なお、区間
E1と区間E2との長さは同一であり、各階において区
間E1が区間E2の下方にあるようになっている。図
中、A1、A2は各階における昇降台2の基準停止位置
を示しており、検出片Y0、Y1および階床センサZ
0、Z1の取付位置は、昇降台2が区間E3内に位置し
ているときに、昇降台2の床面と駐車棚3L、3Rの床
面とがほぼ一致して、パレット4の移送が可能な状態と
なるように設定されている。ここで区間E3の幅は、1
5ミリメートルに設定されている。 【0026】昇降台位置管理部21が自動制御モードに
設定されている場合には、昇降台2の現在位置を示す位
置情報(エンコーダ15によって得られる)と、階床セ
ンサZ0、Z1からの駐車棚検出信号とに基づいて昇降
台2の昇降動作が自動的に制御されるようになってお
り、これに対応し、手動制御モードに設定されている場
合には、上昇ボタン26および下降ボタン27による操
作者の手動操作にしたがって昇降台2が昇降させられる
ようになっている。 【0027】自動制御モードの場合、昇降台位置管理部
21は、エンコーダ15からのパルス数をカウントし、
これにより昇降台2の現在位置を確認し、その位置情報
を位置記憶部12に記憶するとともに、階床センサZ
0、Z1からの駐車棚検出信号に基づいて昇降台2が位
置する階を確認し、前記位置情報と共にその階情報を位
置記憶部12に記憶し、この位置情報および階情報に基
づき、昇降台2の昇降速度、減速ポイント、停止位置等
を決定し、インバータ22および機械ブレーキ制御部1
3に指示を送る。この指示を受けて、インバータ22
は、前記指示に応じた電力を駆動モータ10に送り、機
械ブレーキ制御部13は、機械ブレーキ装置17の制御
を行う。 【0028】ここで、図6のフローチャートに基づき、
自動制御モードにおいて昇降台2が目的の階に移動され
るときの処理動作を説明する。 【0029】ステップS1で操作者により操作盤23の
パレット選択キーが操作され、所定のパレット4が入力
されると、ステップS2で昇降台2の昇降が開始され、
ステップS3に進む。 【0030】ステップS3では、エンコーダ15が故障
しているか否かが判断され、故障していると判断される
場合には、ステップS4に進み、昇降台2が非常停止さ
れ、故障発生報知部24が点灯され、エンコーダ15が
故障したことが操作者に知らされる。 【0031】ステップS3で故障無しと判断された場合
には、ステップS5に進み、階床センサZ0または階床
センサZ1から送られてくる2つの駐車棚検出信号のう
ちいずれか一方の信号が、いずれか他方の信号がローレ
ベルに保たれた状態で、ローレベルからハイレベルに切
替わったか否かが判断され、切替わっていないと判断さ
れる場合には、ステップS3に戻り、信号がハイレベル
となるまでステップS3、S5が繰り返される。 【0032】前記ステップS5でいずれか一方の駐車棚
検出信号がハイレベルに切替わったと判断された場合に
は、昇降台2が次の階に到達した可能性があるので、ス
テップS6に進み、昇降台2が現実に次の階に到達して
いるか否かのチェックが行われる。 【0033】ワイヤロープ6a、6b、6c、6dは、
昇降台2に車両等が載置されているか否かによって最大
で400ミリメートル程度伸縮することが分かってい
る。よって、ステップS6の処理を行うことにより、昇
降台2が各階の停止位置から所定の距離、ここでは60
0ミリメートル以上移動されるまで、昇降台2の位置す
る階を示すカウント値Fの更新処理を行わないように
し、ワイヤロープ6a、6b、6c、6dの伸縮の影響
によりカウント値Fの更新処理に誤りが生じないように
してある。また、昇降台2の昇降時、何等かの要因によ
って、昇降台2の上下方向の振動が生じることがあるの
であるが、ステップS6の処理を行うことによって、こ
のような振動により生じるカウント値Fの更新処理の誤
動作も防止している。 【0034】ステップS6では、ステップS5にてハイ
レベルへの切替わりが検出された駐車棚検出信号が前回
ハイレベルに切替わったときのパルス数のカウント値C
1から、その信号が今回ハイレベルに切替わったときの
パルス数のカウント値C2を減算した値の絶対値が算出
され、この絶対値が予め定めた閾値以上か否かが判断さ
れ、閾値以上であると判断された場合には、ステップS
7に進み、前記カウント値Fの更新処理が行われ、閾値
未満であると判断された場合には、その信号の今回のハ
イレベルへの切替わりがキャンセルされ、ステップS3
に戻る。ここで、前記閾値は、9710パルスに設定さ
れており、この値は昇降台2が600ミリメートルだけ
移動する間にカウントされるパルス数に相当している。 【0035】ステップS7でのカウント値Fの更新処理
は、先のステップS5で階床センサZ1からの駐車棚検
出信号のハイレベルへの切替わりが検出されている場合
には、上昇中と判断され、カウント値Fに1を加算し、
ステップS5で階床センサZ0からの駐車棚検出信号の
ハイレベルへの切替わりが検出されている場合には、下
降中と判断され、カウント値Fから1を減算することに
よって行われる。 【0036】ステップS8では、カウント値Fの示す階
が目的とする階と一致しているか否か、即ち昇降台2が
目的の階に到達したか否かが判断され、到達したと判断
される場合にはステップS9に進み、到達していないと
判断される場合にはステップS3に戻り、目的の階に到
達するまでステップS3およびステップS5ないしS8
の処理が繰り返される。 【0037】ステップS9では、階床センサZ0および
階床センサZ1からの駐車棚検出信号が共にハイレベル
となっているか否か、即ち昇降台2が適切な停止位置に
あるか否かが判断され、適切な停止位置にないと判断さ
れた場合には、昇降台2の位置の微調整が行われつつ、
適切な停止位置となるまでステップS9が繰り返され、
適切な停止位置にあると判断された場合には、ステップ
S10に進み、昇降台2が停止される。 【0038】このように自動制御モードでは、車両の入
庫の際、操作者が、操作盤23を通じて空き駐車棚3
L、3Rを検索し、当該駐車棚3L、3Rのパレット4
に対して呼び出しをかけると、昇降台2がその空き駐車
棚3L、3Rの階に自動的に移動して停止し、その駐車
棚3L、3Rより昇降台2にパレット4が移送される
と、車両入出庫口5へと自動的に移動して停止する。続
いて、車両入出庫口5にて車両が、パレット4上に乗り
入れられ、昇降台2がそのパレット4を取り出した駐車
棚3L、3Rに移動されると、パレット4が駐車棚3
L、3Rに移送され、車両が格納されるようになってい
る。 【0039】格納されている車両の出庫の際も、所望と
するパレット4に呼び出しがかけられると、同様にして
昇降台2の移動が自動的に行われるようになっている。 【0040】次に、エンコーダ15が故障した場合の手
動による制御について説明する。 【0041】エンコーダ15が故障すると、自動制御に
よる制御では昇降台2を昇降させられなくなるのである
が、切替スイッチ25によって昇降台位置管理部21の
制御モードを手動制御モードに切替えることにより、昇
降台2を手動制御で昇降させることができる。この際、
エンコーダ15の故障が発生したことは、故障発生報知
部24の点灯により知ることができる。 【0042】この手動制御モードでは、昇降台2の昇降
制御は、操作者による上昇ボタン26および下降ボタン
27の操作にしたがって昇降台2の昇降が行われるよう
になっており、操作者が上昇ボタン26または下降ボタ
ン27を押圧操作している間だけ昇降台2が上昇または
下降し、押圧操作が解除されると停止するようになって
いる。 【0043】昇降台位置管理部21は、手動制御モード
に切替えられると、インバータ22の制御モードを手動
制御モードに対応した制御モードに切替えると共に、上
昇ボタン26および下降ボタン27からの入力に基づい
た昇降台2の昇降制御を開始する。また、昇降台位置管
理部21は、昇降台2の昇降制御を行うと同時に、階床
センサZ0、Z1からの信号に基づいて、前記カウント
値Fの階表示部28への表示および停止位置表示部29
の点灯制御を行っている。ここで、停止位置表示部29
は、階床センサZ0および階床センサZ1からの駐車棚
検出信号が共にハイレベルの状態にあるときに、点灯さ
れるようになっている。 【0044】図7に基づき、手動制御モードにおける前
記カウント値Fの更新処理を説明する。 【0045】ステップS11で、制御モードが手動制御
モードに切替えられると、ステップS12へ進み、手動
制御モードに基づいたカウント値Fの更新処理が開始さ
れる。なお、実際の操作では、制御モードを手動制御モ
ードに切替えた時点で、昇降台2が、車両入出庫口5が
設けられた階、ここでは1階の停止位置で停止していな
い場合には、カウント値Fの初期化を行う必要がある。
この初期化は、例えば1階の所定の位置に昇降台2を検
知する検知スイッチを設けておき、昇降台2が1階の停
止位置に移動されると、この検知スイッチが昇降台2を
検知し、自動的にカウント値Fが1に設定されるように
してもよく、或いは、昇降台2を1階の停止位置に移動
させた状態で、操作者が所定のリセットボタンを操作
し、昇降台位置管理部21にカウント値Fの初期化を指
示するようにしてもよい。 【0046】昇降台2が上昇中の場合には、図5に示さ
れるように、階床センサZ0からの駐車棚検出信号のロ
ーレベルへの切替わりに続いて、階床センサZ1からの
駐車棚検出信号のハイレベルへの切替わりがあるはずで
あり、下降中の場合には、階床センサZ1からの駐車棚
検出信号のローレベルへの切替わりに続いて、階床セン
サZ0からの駐車棚検出信号のハイレベルへの切替わり
があるはずである。そこで、昇降台2の移動方向の検出
は、一方の駐車棚検出信号がローレベルにある状態にお
いて他方の駐車棚検出信号のローレベルからハイレベル
への切替わりを検出することによって行うようにしてい
る。 【0047】ステップS12では、階床センサZ1から
の駐車棚検出信号がローレベルにある状態で階床センサ
Z0からの駐車棚検出信号のローレベルへの切替わりが
あったか否かが判断され、切替わりがあったと判断され
た場合、昇降台2が上昇中と判断されてステップS13
に進み、切替わりがないと判断された場合には、ステッ
プS14に進む。 【0048】ステップS14では、階床センサZ0から
の駐車棚検出信号がローレベルにある状態で階床センサ
Z1からの駐車棚検出信号のローレベルへの切替わりが
あったか否かが判断され、切替わりがあったと判断され
た場合、昇降台2が下降中と判断されてステップS15
に進み、切替わりがないと判断された場合には、ステッ
プS12へ戻り、ステップS12、S14にて駐車棚検
出信号のローレベルへの切替わりが検出されるまでステ
ップS12、S14の処理が繰り返される。 【0049】移動方向が反転されることなく、昇降台2
の昇降が行われ、昇降台2が次の階に到達した場合に
は、ステップS12にて階床センサZ0からの駐車棚検
出信号のローレベルへの切替わりが検出された後は、階
床センサZ1からの駐車棚検出信号のハイレベルへの切
替わりが検出されるはずであり、またステップS14に
て階床センサZ1からの駐車棚検出信号のローレベルへ
の切替わりが検出された後は、階床センサZ0からの駐
車棚検出信号のハイレベルへの切替わりが検出されるは
ずであるが、次の階に到達する前に移動方向が反転され
る場合があり、ステップS13、ステップS15にてこ
の移動方向の反転を検出するようになっている。 【0050】ステップS13では、階床センサZ0から
の駐車棚検出信号のハイレベルへの切替わりがあったか
否かが判断され、切替わりがあった場合には、昇降台2
の移動方向が反転されたと判断してステップS12へ戻
り、切替わりがないと判断された場合には、ステップS
16に進む。同様に、ステップS15では、階床センサ
Z1からの駐車棚検出信号のハイレベルへの切替わりが
あったか否かが判断され、切替わりがあった場合には、
昇降台2の移動方向が反転されたと判断してステップS
12へ戻り、切替わりがないと判断された場合には、ス
テップS17に進む。 【0051】ステップS16では、階床センサZ1から
の駐車棚検出信号のハイレベルへの切替わりがあったか
否かが判断され、切替わりがあった場合には、昇降台2
が次の階に到達したと判断してステップS18に進み、
切替わりがないと判断された場合には、ステップS13
に戻り、ステップS13またはステップS16で駐車棚
検出信号のハイレベルへの切替わりが検出されるまでス
テップS13、S16が繰り返される。 【0052】同様に、ステップS17では、階床センサ
Z0からの駐車棚検出信号のハイレベルへの切替わりが
あったか否かが判断され、切替わりがあった場合には、
昇降台2が次の階に到達したと判断してステップS19
に進み、切替わりがないと判断された場合には、ステッ
プS15に戻り、ステップS15またはステップS17
で駐車棚検出信号のハイレベルへの切替わりが検出され
るまでステップS15、S17が繰り返される。 【0053】ステップS18、ステップS19では、昇
降方向に基づき、それぞれカウント値Fに1が加算さ
れ、或いはカウント値Fから1が減算され、カウント値
Fおよび階表示部28の表示が更新され、ステップS1
2に戻る。 【0054】ステップS18またはステップS19でカ
ウント値の更新が行われた後、昇降台2の移動方向が反
転されることなく、上昇または下降が継続された場合、
前記と同様に、ステップS12またはステップS14で
階床センサZ0または階床センサZ1からの駐車棚検出
信号のローレベルへの切替わりが再び検出され、以後こ
のステップS12からステップS13、S16、S18
間の処理、或いはステップS14からステップS15、
S17、S19間の処理が繰り返される。 【0055】ステップS18またはステップS19でカ
ウント値の更新が行われた後、昇降台2の移動方向が反
転された場合には、ステップS16またはステップS1
7にてハイレベルへの切替わりが検出された階床センサ
Z1または階床センサZ0からの駐車棚検出信号のロー
レベルへの切替わりを、ステップS12、ステップS1
4で検出することによって、移動方向の反転が検出され
る。 【0056】また、ある階からその階に隣接する他の階
へ移動中に昇降台2の移動方向が反転された場合には、
前述のようにステップS13またはステップS15から
ステップS12に戻り、その後の昇降動作に応じてステ
ップS18またはステップS19でカウント値Fの更新
がなされようになっている。 【0057】このような手動制御モードでは、階表示部
28の表示を参照しつつ、上昇ボタン26、下降ボタン
27を操作して、昇降台2を目的の階に移動させ、停止
位置表示部29が点灯する位置で停止させるようになっ
ている。昇降台2の目的の階への移動が完了すると、車
両の乗り入れ、パレット4の移送等が行われる。 【0058】上述の構成により、本発明に係る昇降制御
装置では、エンコーダ15が故障し、昇降台2の昇降動
作の自動制御ができなくなっても、手動制御によって昇
降台2を昇降させ、車両の入出庫を行うことができるの
で、駐車装置が利用不能となることがない。 【0059】また、手動制御の際には、階表示部28に
昇降台2が位置する階が表示されるので、これを参照す
ることにより昇降台2を速やかに目的の階に移動させる
ことができる。そして、昇降台2を目的とする階で停止
させる際には、停止位置表示部29の点灯による案内に
より、昇降台2を適切な停止位置で容易に、かつ確実に
停止させることができる。 【0060】なお、本実施形態において、検出片Y0、
Y1を各階の左右両側に設け、これに対応して階床セン
サZ0、Z1も昇降台2の両側に設けてあるが、検出片
Y0、Y1および階床センサZ0、Z1を片側のみに設
けるようにしてもよい。 【0061】 【発明の効果】以上のように、本発明の機械式駐車装置
の昇降制御装置によれば、昇降台の位置を検知する昇降
台位置検知手段が故障し、昇降台の昇降動作の自動制御
ができなくなっても、手動制御によって昇降台を昇降さ
せ、車両の入出庫を行うことができるので、駐車装置が
利用不能となることがない。 【0062】また、手動制御の際には、階報知手段の案
内により昇降台を速やかに目的の階に移動させることが
できる。そして、昇降台を目的とする階で停止させる際
には、停止位置報知手段の案内により、昇降台を適切な
停止位置で容易に、かつ確実に停止させることができ
る。
御装置が適用された機械式駐車装置を示す図である。 【図2】本発明の一実施形態の機械式駐車装置の昇降制
御装置のブロック図である。 【図3】図1の機械式駐車装置の検出片および階床セン
サが設けられた部分の平面図である。 【図4】図1の機械式駐車装置の検出片および階床セン
サが設けられた部分の側面図である。 【図5】階床センサZ0、Z1から出力される駐車棚検
出信号が、昇降台の昇降に伴って変化する様子を示し、
横軸は昇降台の上下方向の位置に対応している図であ
る。 【図6】自動制御によって昇降台が目的の階に移動され
るときの制御を示すフローチャートである。 【図7】手動制御モードにおいて、昇降台が位置する階
を示すカウント値の更新処理を示すフローチャートであ
る。 【図8】本発明の背景技術である機械式駐車装置を示す
図である。 【図9】従来の機械式駐車装置の昇降制御装置のブロッ
ク図である。 【符号の説明】 2 昇降台 3L、3R 駐車棚 6a、6b、6c、6d ワイヤロープ 10 駆動モータ(駆動手段) 15 エンコーダ(昇降台位置検知手段) 20 駆動制御手段 23 操作盤 25 切替スイッチ(制御モード切替手段) 26 上昇ボタン(昇降指示手段) 27 下降ボタン(昇降指示手段) 28 階表示部(階報知手段) 29 停止位置表示部(停止位置報知手段) Y1、Y2 検出片 Z0、Z1 階床センサ(駐車棚検出手段)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両を載置した昇降台を駆動手段により
昇降制御して、上下方向に複数段設けられた駐車棚のう
ちの所定の駐車棚に前記車両を格納する機械式駐車装置
の昇降制御装置において、 自動制御モードと手動制御モードとを有し、この各制御
モードに対応して前記駆動手段の駆動を制御する駆動制
御手段と、 前記駆動制御手段の制御モードを切替えるための制御モ
ード切替手段と、 前記駆動手段の駆動に応じて前記昇降台の位置に関する
情報を前記駆動制御手段に送り出す昇降台位置検知手段
と、 入出庫指令を与えるための操作盤と、 前記昇降台の上昇および下降指令を与えるための昇降指
示手段と、この駐車装置の各階に設けられた検出片と、 前記昇降台に設けられ、前記昇降台が前記各階に到達し
たときに、対応する前記検出片を検出する駐車棚検出手
段と、 前記昇降台が位置する駐車棚の階を報知する階報知手段
と、 前記昇降台が各階の停止位置にあることを報知するため
の停止位置報知手段と、 を備え、 前記駆動制御手段は、 前記自動制御モードにあるときには、前記操作盤からの
入出庫指令に応じて、前記昇降台位置検知手段から送ら
れてくる昇降台の位置情報に基づいて前記駆動手段を介
して昇降台を目的の階に向け昇降させると共に、昇降台
が各階の駐車棚を通過する際、前記駐車棚検出手段が前
記検出片を検出する毎に昇降台が位置する階を示すカウ
ント値を更新し、そのカウント値が目的の階の値と一致
すると、前記駐車棚検出手段が前記検出片を検出してい
る位置で昇降台を停止させる一方、 前記手動制御モードにあるときには、前記昇降指示手段
からの指令に応じ、前記駆動手段を介して昇降台を昇降
させ、昇降台が各階の駐車棚を通過する際、前記駐車棚
検出手段が前記検出片を検出する毎に昇降台が位置する
階を示すカウント値を更新し、そのカウント値を前記階
報知手段に報知させると共に、前記駐車棚検出手段が前
記検出片を検知しているときには、昇降台が適切な停止
位置にあることを前記停止位置報知手段に報知させ、 前記検出片として、第1および第2の検出片(Y0,Y
1)が、前記第1の検出片が前記第2の検出片よりも下
方に位置するように上下にずらされて各階に設けられ、 前記駐車棚検出手段として、各階の第1の検出片および
前記第2の検出片をそれぞれ検出する第1および第2の
駐車棚検出手段(Z0,Z1)が、第1の駐車棚検出手
段が第2の駐車棚検出手段よりも下方に位置するように
前記昇降台の上下にずらされた位置に設けられ、 前記第1の駐車棚検出手段と前記第2の駐車棚検出手段
との上下方向に対するずれ距離(D1)が、各階におけ
る前記第1の検出片の中心部と前記第2の検出片の中心
部との上下方向の距離(D2)より大きく、かつ前記第
1の検出片の下端と前記第2の検出片の上端との上下方
向の距離(D3)よりも小さく設定される ことを特徴と
する機械式駐車装置の昇降制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25292396A JP3532706B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 機械式駐車装置の昇降制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25292396A JP3532706B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 機械式駐車装置の昇降制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102806A JPH10102806A (ja) | 1998-04-21 |
JP3532706B2 true JP3532706B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=17244056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25292396A Expired - Lifetime JP3532706B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 機械式駐車装置の昇降制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3532706B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4660134B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2011-03-30 | Ihi運搬機械株式会社 | 立体駐車装置 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25292396A patent/JP3532706B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10102806A (ja) | 1998-04-21 |
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