JPH0398901A - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
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- JPH0398901A JPH0398901A JP23560389A JP23560389A JPH0398901A JP H0398901 A JPH0398901 A JP H0398901A JP 23560389 A JP23560389 A JP 23560389A JP 23560389 A JP23560389 A JP 23560389A JP H0398901 A JPH0398901 A JP H0398901A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、荷物を立体棚に自動的に人、出庫させる自動
倉庫に関し、とくに立体棚の各棚に対してスタ7カクレ
ーンを正確に位置決めさせるようにした自動倉庫に関す
る. 〔従来の技術〕 多品種商品の集中管理、省力、省スペース化に大きな効
果があり、合理的な空間配置が可能な自動倉庫は、各方
面で多く採用されている。
倉庫に関し、とくに立体棚の各棚に対してスタ7カクレ
ーンを正確に位置決めさせるようにした自動倉庫に関す
る. 〔従来の技術〕 多品種商品の集中管理、省力、省スペース化に大きな効
果があり、合理的な空間配置が可能な自動倉庫は、各方
面で多く採用されている。
自動倉庫は、荷物の人、出庫のために立体棚に沿って水
平方向へ走行し、かつ垂直方向へ昇降するスタッカクレ
ーンを備えている.自動倉庫では、スタッカクレーンの
停止位置を予め番地化して設定しておき、スタンカクレ
ーンの現在番地と予め設定された行先番地とが一致した
ときに、スタッカクレーンを自動停止させるようにして
いるが、走行条件等により走行方向に若干ずれた状態で
停止してしまうことがある。そのため、入出庫の対象と
なる棚とスタッカクレーンとの間に位置ずれを生じ、荷
物の入出庫に支障をきたすという問題があった. 従来から、スタッカクレーンの走行制御については、種
々の提案がなされており、その一例として、パルスエン
コーダを用いてクレーンの停止位置精度を向上させるよ
うにした特開昭57−81005号公報や、棚支柱の検
出によってクレーンを定位置に停止させる特開昭59−
26802号公報が知られている.また、被格納物の荷
受け時に、荷受中心に対するクレーンの走行方向のずれ
量を検出し、その位置ずれ量に基づいてスタッカクレー
ンの位置を補正するようにした特開昭59−13851
1号公報が知られている. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、自動倉庫では、経年変化等によって立体棚と
スタッカクレーンとの間に位置ずれが生じることが多い
.すなわち、製作時の誤差や経年変化によってスタッカ
クレーンと立体棚が非常に僅かではあるが傾くことによ
り、立体棚の最下段の棚の中心とスタッカクレーンの昇
降部の中心を位置合せしても、2段目から最上段までの
棚では、スタッカクレーンとの間に位置ずれが生じる.
したがって、特開昭59−26802号公報のように、
スタッカクレーンの下部に位置する走行部の位置で棚の
位置を検出しても、上段の棚へのrT物の入出庫の際に
は、スタッカクレーンと棚とに位置ずれが生じ、荷崩れ
が発生するという事態を招いていた.そのため、従来で
は異常事態を復旧させるまで入出庫作業を停止せざるを
得なくなり、自動倉庫の稼働率が低下するという問題が
あった.また、異常事態の復旧には多くの工数を必要と
し、かつ復旧作業が高所作業であるため安全上の問題も
あった. なお、上述した特開昭59−138511号公報のよう
に、被格納物を検出する方法の場合は、被格納物の大き
さが著しく異なるときは適用できない.また、この制御
は、出庫の場合のみに限ってスタッカクレーンの位置ず
れを修正するものであり、荷物の入庫の場合は、スタッ
カクレーンと棚との位置ずれを補正する機能を有してい
ない.本発明は、上記の問題に着目し、立体棚とスタッ
カクレーンとが経年変化等によって位置ずれしている場
合でも、スタッカクレーンを目的とする棚に確実に位置
決めさせることのできる自動倉庫を提供することを目的
とする. 〔課題を解決するための手段〕 この目的に沿う本発明に係る自動倉庫は、棚支柱によっ
て支持される複数段の棚を有する立体棚に沿って自動走
行するスタッカクレーンを備え、該スタッカクレーンの
昇降部によって前記立体棚の各棚に対して荷物の出入れ
を自動で行なう自動倉庫において、前記スタンカクレー
ンの昇降部に、該スタッカクレーンに対する前記棚支柱
の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段を設け、前記ス
タッカクレーンの走行制御を行なう制御装置に、前記位
置ずれ検出手段からの信号に基づきスタッカクレーンの
走行方向の停止位置を補正する位置補正手段を設けたも
のから戒る。
平方向へ走行し、かつ垂直方向へ昇降するスタッカクレ
ーンを備えている.自動倉庫では、スタッカクレーンの
停止位置を予め番地化して設定しておき、スタンカクレ
ーンの現在番地と予め設定された行先番地とが一致した
ときに、スタッカクレーンを自動停止させるようにして
いるが、走行条件等により走行方向に若干ずれた状態で
停止してしまうことがある。そのため、入出庫の対象と
なる棚とスタッカクレーンとの間に位置ずれを生じ、荷
物の入出庫に支障をきたすという問題があった. 従来から、スタッカクレーンの走行制御については、種
々の提案がなされており、その一例として、パルスエン
コーダを用いてクレーンの停止位置精度を向上させるよ
うにした特開昭57−81005号公報や、棚支柱の検
出によってクレーンを定位置に停止させる特開昭59−
26802号公報が知られている.また、被格納物の荷
受け時に、荷受中心に対するクレーンの走行方向のずれ
量を検出し、その位置ずれ量に基づいてスタッカクレー
ンの位置を補正するようにした特開昭59−13851
1号公報が知られている. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、自動倉庫では、経年変化等によって立体棚と
スタッカクレーンとの間に位置ずれが生じることが多い
.すなわち、製作時の誤差や経年変化によってスタッカ
クレーンと立体棚が非常に僅かではあるが傾くことによ
り、立体棚の最下段の棚の中心とスタッカクレーンの昇
降部の中心を位置合せしても、2段目から最上段までの
棚では、スタッカクレーンとの間に位置ずれが生じる.
したがって、特開昭59−26802号公報のように、
スタッカクレーンの下部に位置する走行部の位置で棚の
位置を検出しても、上段の棚へのrT物の入出庫の際に
は、スタッカクレーンと棚とに位置ずれが生じ、荷崩れ
が発生するという事態を招いていた.そのため、従来で
は異常事態を復旧させるまで入出庫作業を停止せざるを
得なくなり、自動倉庫の稼働率が低下するという問題が
あった.また、異常事態の復旧には多くの工数を必要と
し、かつ復旧作業が高所作業であるため安全上の問題も
あった. なお、上述した特開昭59−138511号公報のよう
に、被格納物を検出する方法の場合は、被格納物の大き
さが著しく異なるときは適用できない.また、この制御
は、出庫の場合のみに限ってスタッカクレーンの位置ず
れを修正するものであり、荷物の入庫の場合は、スタッ
カクレーンと棚との位置ずれを補正する機能を有してい
ない.本発明は、上記の問題に着目し、立体棚とスタッ
カクレーンとが経年変化等によって位置ずれしている場
合でも、スタッカクレーンを目的とする棚に確実に位置
決めさせることのできる自動倉庫を提供することを目的
とする. 〔課題を解決するための手段〕 この目的に沿う本発明に係る自動倉庫は、棚支柱によっ
て支持される複数段の棚を有する立体棚に沿って自動走
行するスタッカクレーンを備え、該スタッカクレーンの
昇降部によって前記立体棚の各棚に対して荷物の出入れ
を自動で行なう自動倉庫において、前記スタンカクレー
ンの昇降部に、該スタッカクレーンに対する前記棚支柱
の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段を設け、前記ス
タッカクレーンの走行制御を行なう制御装置に、前記位
置ずれ検出手段からの信号に基づきスタッカクレーンの
走行方向の停止位置を補正する位置補正手段を設けたも
のから戒る。
このように構戒された自動倉庫においては、スタッカク
レーンは、制御装置によって走行制御され、予め指定さ
れた位置に停止される.スタッカクレーンが定位置に停
止すると、昇降部が上昇し、昇降部は指定された棚の所
で停止する.この場合、昇降部に設けられた位置ずれ検
出手段によって、スタッカクレーンに対する棚支柱との
位置ずれが検出される.ここで、位置ずれが生じている
場合は、位置ずれ検出手段から信号が制御装置に入力さ
れ、スタッカクレーンの走行方向の停止位置が制御装置
の位置補正手段によって補正される.つまり、各棚は棚
支柱によって支持されているので、棚支柱のスタッカク
レーンに対する位置ずれ(傾き)を検出することにより
、スタッカクレーンと棚との位置ずれを間接的に検出す
ることができ、スタッカクレーンの位置と目的とする棚
の位置とを確実に一敗させることが可能となる。
レーンは、制御装置によって走行制御され、予め指定さ
れた位置に停止される.スタッカクレーンが定位置に停
止すると、昇降部が上昇し、昇降部は指定された棚の所
で停止する.この場合、昇降部に設けられた位置ずれ検
出手段によって、スタッカクレーンに対する棚支柱との
位置ずれが検出される.ここで、位置ずれが生じている
場合は、位置ずれ検出手段から信号が制御装置に入力さ
れ、スタッカクレーンの走行方向の停止位置が制御装置
の位置補正手段によって補正される.つまり、各棚は棚
支柱によって支持されているので、棚支柱のスタッカク
レーンに対する位置ずれ(傾き)を検出することにより
、スタッカクレーンと棚との位置ずれを間接的に検出す
ることができ、スタッカクレーンの位置と目的とする棚
の位置とを確実に一敗させることが可能となる。
そのため、荷物の入出庫の際の荷崩れが解消され、自動
倉庫の稼働率の向上がはかれる。
倉庫の稼働率の向上がはかれる。
以下に、本発明に係る自動倉庫の望ましい実施例を、図
面を参照して説明する. 第1図ないし第5図は、本発明の一実施例を示している
.図中、lは自動倉庫の立体棚を示しており、11はス
タンカクレーンを示している.立体棚lは棚支柱2によ
って支持される複数段の棚3を有している.スタッカク
レーン11の両側には、立体Il8lIが配置されてお
り、スタッカクレーンl1は立体棚1に沿って走行する
ようになっている.各棚3は、棚支柱2の間に位置して
おり、棚支柱2と各棚3との位置関係は一定となってい
る.スタッカクレーン1lは、床面5に敷設されたレー
ル6上を水平方向に走行するようになっている.スタッ
カクレーン11の門型フレームl2の頂部は、自動倉庫
の建屋に固定された上部レールに移動自在に支持されて
いる.スタッ力クレーンl1の門型フレームl2の下方
は、走行部21となっており、走行部21は車輪22を
回転させる可変速モータ23を有している。可変速モー
タ23は、門型フレーム12に固定された制御装置3l
に接続されている.走行部2lのフレームには、ブラケ
ット25が固定されており、ブラケット25には、目的
番地としての床面5に固定されたコード板7を検出する
ためのカウントセンサ26a,26bと、スタッカクレ
ーン11の走行停止位置(床面5に固定されたコード板
8}を検出する停止センサ27a、27bが取付けられ
ている.各センサ26a , 26b , 27a ,
27bは、たとえば光電式センサから構成されており
、各センサ26a 、26b 、27a 、27bから
の信号は、制御装置31に入力されるようになっている
.制御装置31は、各センサ26、27から信号に基づ
いて演算を行ない、可変速モータ23の減速、停止wI
御を行なう. 門型フレームl2の内側には、昇降レール13が取付け
られており、昇降レール13には昇降部(ゲージ)41
が移動可能に支持されている.昇降部4lは昇降駆動装
置(図示略〉によって昇降するようになっており、棚番
地を検出するセンサ(図示略)によって目的の位置に正
確に停止される.昇降部41は、荷物20の移載を行な
うフォーク42を有しており、フォーク42は駆動装置
(図示略)によって駆動されるようになっている. 昇降部41の下面には、スタンカクレーン11に対する
棚支柱2の位置ずれが検出する位置ずれ検出手段44が
設けられている.位置ずれ検出手段44は、2個の光電
式センサ45から構威されている.2個の光電式センサ
45は、棚支柱2の幅よりも若干狭い間隔をもって配置
されている。各光電式センサ45は、制御装置31の位
置補正千段32に接続されている。制御装置31の位置
補正手段32は、スタフ力クレーン11が目的棚番地に
停止した状態で、両方の光電式センサ45が棚支柱2を
検出している場合は、スタッカクレーン11と棚支柱2
との位置ずれは許容範囲であると判断し、少なくともい
ずれか一方の光電式センサ45が棚支柱2を検出してい
ない場合は、スタッカクレーンl1と棚支柱2の位置ず
れが許容範囲外であると判断する機能を有している。そ
して、スタッカクレーンl1と棚支柱2との位置ずれが
許容範囲外である場合は、位置補正千段32は、可変速
モータ23を回転させ、位置ずれ量が許容範囲内になる
まで、スタッカクレーン1lを移動させるようになって
いる。すなわち、スタンカクレーン11を棚支柱2との
位置ずれ量が大である場合は、スタッカクレーンl1の
制御装置3lは、停止センサ27による停止位置に優先
して、位置すれ検出手段44に基づいて移動走行制御を
行ない、棚3との位置ずれを補正するようになっている
.なお、本実施例では、位置ずれ検出手段44として光
電式センサ45を用いたが、棚支柱2を検出できるもの
であれば、これに限定されない.つぎに、上記の自動倉
庫における作用を第5図のフローチャートに基づいて説
明する.なお、この制御順序は、制御装置31にプログ
ラムされている. スタンカクレーン11は、待機中はホームボジシッンに
停止しており、ステップ100に示すように、図示され
ない制御室からの運転指令(○○番地××段)を受ける
と、ステップ101およびステップ111に進み、目的
番地に向けて走行および昇降部41の上昇、下降を開始
する.走行時にはカウントセンサ26a,26bによっ
て床面5側に固定されたコードFi7の通過数がカウン
トされ、これに基づいて制御装置31は可変速モータ2
3の速度制御を行なう.ステンプ112では、スタン力
クレーン11が指令番地に到着したか否かが判断され、
ここで、指令番地であると判断された場合は、ステップ
113に進み・スタッカクレーン11の走行が停止され
る・スタッカクレーン11が停止すると、ステ,ブ11
4に進み、カウントセンサ26a,26bと停止センサ
27a、27bが、各コード板7、8を検知しているか
否かが判断される.ステップ114において、各センサ
26a , 26b 、27a , 27bが各コード
板7、8を検知していないと判断された場合は、ステン
プ115に進み、コード板7、8を検知するまでスタン
カクレーン11を微動させる. また、スタッカクレーンl1の走行中は、昇降部4lに
取付けられた図示されないセンサによってスタレッカク
レーン門型フレーム12の内側に取付けられたコード参
反の数がカウントされ、ステップ゜102に示すように
、昇降部41が目的の指令番地に到達したか否かが判断
される.ステップ102において、指令番地であると判
定された場合は、ステップ103に進み、昇降部41の
移動が停止される.昇降部41が停止すると、ステップ
104に示すように図示されないセンサが立体棚1側の
コード板を実際に検知しているかが判断される。ここで
、センサがコード板を検知していない場合は、ステップ
105に進み、コード板を検知するまで昇降部41を微
動させ、昇降部41を指令番地に対応した棚3に一致さ
せる.ステップ104でセンサがコード板を検知してい
る場合は、ステップ106に進み、昇降部4lの位置決
めは完了する. 昇降部41の位置決めが完了すると、位置ずれ検出手段
44の検知によって、スタッカクレーン11に対して棚
支柱2が位置ずれしているか否かが判断される.すなわ
ち、ステンプ116に示すように、2個の光電式センサ
45の両方が棚支柱2を検出しているか否かが判断され
る.ここで、2個の光電式センサ45の両方が棚支柱2
を検知していると判断された場合は、スタッ力クレーン
11に対する棚支柱2の位置ずれは許容値以内にあると
みなし、ステップ118に進んで、スタッ力クレーンl
1の走行方向の位置決めは完了する. ステップ116において、光電式センサ45のいずれか
一方でも棚支柱2を検出していないと判断された場合は
、スタッカクレーン11に対する棚支柱2の位置ずれ、
すなわち棚支柱2の傾きが許容値以上であるとみなし、
ステップ117に進む。ステンブ117においては、可
変速モータ23が作動され、スタッカクレーン11は、
2つの光電式センサ45の両方が棚支柱2を検出するま
で微動走行される.この場合、スタッカクレーン11の
微動走行方向は、2つのセンサのうちいずれかが検知し
ていないかで判断される.このスタッカクレーン11の
微動走行時には、走行部21に取付けたカウントセンサ
26a、26bと停止センサ27a,27bとがコード
棚7、8から外れるが、昇降部41側の光電式センサ4
5の信号を優先させることにより、スタッカクレーン1
1の位置決めは円滑に行なわれる。
面を参照して説明する. 第1図ないし第5図は、本発明の一実施例を示している
.図中、lは自動倉庫の立体棚を示しており、11はス
タンカクレーンを示している.立体棚lは棚支柱2によ
って支持される複数段の棚3を有している.スタッカク
レーン11の両側には、立体Il8lIが配置されてお
り、スタッカクレーンl1は立体棚1に沿って走行する
ようになっている.各棚3は、棚支柱2の間に位置して
おり、棚支柱2と各棚3との位置関係は一定となってい
る.スタッカクレーン1lは、床面5に敷設されたレー
ル6上を水平方向に走行するようになっている.スタッ
カクレーン11の門型フレームl2の頂部は、自動倉庫
の建屋に固定された上部レールに移動自在に支持されて
いる.スタッ力クレーンl1の門型フレームl2の下方
は、走行部21となっており、走行部21は車輪22を
回転させる可変速モータ23を有している。可変速モー
タ23は、門型フレーム12に固定された制御装置3l
に接続されている.走行部2lのフレームには、ブラケ
ット25が固定されており、ブラケット25には、目的
番地としての床面5に固定されたコード板7を検出する
ためのカウントセンサ26a,26bと、スタッカクレ
ーン11の走行停止位置(床面5に固定されたコード板
8}を検出する停止センサ27a、27bが取付けられ
ている.各センサ26a , 26b , 27a ,
27bは、たとえば光電式センサから構成されており
、各センサ26a 、26b 、27a 、27bから
の信号は、制御装置31に入力されるようになっている
.制御装置31は、各センサ26、27から信号に基づ
いて演算を行ない、可変速モータ23の減速、停止wI
御を行なう. 門型フレームl2の内側には、昇降レール13が取付け
られており、昇降レール13には昇降部(ゲージ)41
が移動可能に支持されている.昇降部4lは昇降駆動装
置(図示略〉によって昇降するようになっており、棚番
地を検出するセンサ(図示略)によって目的の位置に正
確に停止される.昇降部41は、荷物20の移載を行な
うフォーク42を有しており、フォーク42は駆動装置
(図示略)によって駆動されるようになっている. 昇降部41の下面には、スタンカクレーン11に対する
棚支柱2の位置ずれが検出する位置ずれ検出手段44が
設けられている.位置ずれ検出手段44は、2個の光電
式センサ45から構威されている.2個の光電式センサ
45は、棚支柱2の幅よりも若干狭い間隔をもって配置
されている。各光電式センサ45は、制御装置31の位
置補正千段32に接続されている。制御装置31の位置
補正手段32は、スタフ力クレーン11が目的棚番地に
停止した状態で、両方の光電式センサ45が棚支柱2を
検出している場合は、スタッカクレーン11と棚支柱2
との位置ずれは許容範囲であると判断し、少なくともい
ずれか一方の光電式センサ45が棚支柱2を検出してい
ない場合は、スタッカクレーンl1と棚支柱2の位置ず
れが許容範囲外であると判断する機能を有している。そ
して、スタッカクレーンl1と棚支柱2との位置ずれが
許容範囲外である場合は、位置補正千段32は、可変速
モータ23を回転させ、位置ずれ量が許容範囲内になる
まで、スタッカクレーン1lを移動させるようになって
いる。すなわち、スタンカクレーン11を棚支柱2との
位置ずれ量が大である場合は、スタッカクレーンl1の
制御装置3lは、停止センサ27による停止位置に優先
して、位置すれ検出手段44に基づいて移動走行制御を
行ない、棚3との位置ずれを補正するようになっている
.なお、本実施例では、位置ずれ検出手段44として光
電式センサ45を用いたが、棚支柱2を検出できるもの
であれば、これに限定されない.つぎに、上記の自動倉
庫における作用を第5図のフローチャートに基づいて説
明する.なお、この制御順序は、制御装置31にプログ
ラムされている. スタンカクレーン11は、待機中はホームボジシッンに
停止しており、ステップ100に示すように、図示され
ない制御室からの運転指令(○○番地××段)を受ける
と、ステップ101およびステップ111に進み、目的
番地に向けて走行および昇降部41の上昇、下降を開始
する.走行時にはカウントセンサ26a,26bによっ
て床面5側に固定されたコードFi7の通過数がカウン
トされ、これに基づいて制御装置31は可変速モータ2
3の速度制御を行なう.ステンプ112では、スタン力
クレーン11が指令番地に到着したか否かが判断され、
ここで、指令番地であると判断された場合は、ステップ
113に進み・スタッカクレーン11の走行が停止され
る・スタッカクレーン11が停止すると、ステ,ブ11
4に進み、カウントセンサ26a,26bと停止センサ
27a、27bが、各コード板7、8を検知しているか
否かが判断される.ステップ114において、各センサ
26a , 26b 、27a , 27bが各コード
板7、8を検知していないと判断された場合は、ステン
プ115に進み、コード板7、8を検知するまでスタン
カクレーン11を微動させる. また、スタッカクレーンl1の走行中は、昇降部4lに
取付けられた図示されないセンサによってスタレッカク
レーン門型フレーム12の内側に取付けられたコード参
反の数がカウントされ、ステップ゜102に示すように
、昇降部41が目的の指令番地に到達したか否かが判断
される.ステップ102において、指令番地であると判
定された場合は、ステップ103に進み、昇降部41の
移動が停止される.昇降部41が停止すると、ステップ
104に示すように図示されないセンサが立体棚1側の
コード板を実際に検知しているかが判断される。ここで
、センサがコード板を検知していない場合は、ステップ
105に進み、コード板を検知するまで昇降部41を微
動させ、昇降部41を指令番地に対応した棚3に一致さ
せる.ステップ104でセンサがコード板を検知してい
る場合は、ステップ106に進み、昇降部4lの位置決
めは完了する. 昇降部41の位置決めが完了すると、位置ずれ検出手段
44の検知によって、スタッカクレーン11に対して棚
支柱2が位置ずれしているか否かが判断される.すなわ
ち、ステンプ116に示すように、2個の光電式センサ
45の両方が棚支柱2を検出しているか否かが判断され
る.ここで、2個の光電式センサ45の両方が棚支柱2
を検知していると判断された場合は、スタッ力クレーン
11に対する棚支柱2の位置ずれは許容値以内にあると
みなし、ステップ118に進んで、スタッ力クレーンl
1の走行方向の位置決めは完了する. ステップ116において、光電式センサ45のいずれか
一方でも棚支柱2を検出していないと判断された場合は
、スタッカクレーン11に対する棚支柱2の位置ずれ、
すなわち棚支柱2の傾きが許容値以上であるとみなし、
ステップ117に進む。ステンブ117においては、可
変速モータ23が作動され、スタッカクレーン11は、
2つの光電式センサ45の両方が棚支柱2を検出するま
で微動走行される.この場合、スタッカクレーン11の
微動走行方向は、2つのセンサのうちいずれかが検知し
ていないかで判断される.このスタッカクレーン11の
微動走行時には、走行部21に取付けたカウントセンサ
26a、26bと停止センサ27a,27bとがコード
棚7、8から外れるが、昇降部41側の光電式センサ4
5の信号を優先させることにより、スタッカクレーン1
1の位置決めは円滑に行なわれる。
したがって、位置ずれ検出手段44からの信号に基づい
てスタッ力クレーン11の位置が補正された状態では、
棚3の中心軸線Aと荷物20を移載するフォーク42の
中心軸線Bがほぼ一致し、フォーク42による荷物20
の人、出庫の際の荷崩れは防止される. このように、本発明においては、各棚3を支持する棚支
柱2の位置ずれ(傾き)を検出することにより、スタッ
カクレーン11と棚3との位置ずれを間接的に検出する
ことが可能となり、スタッカクレーン11のフォーク4
2の中心を最下段から最上段までのすべての棚3の中心
と一致させることが可能となり、位置ずれに起因する荷
崩れの発生が解消される. なお、本発明は上記実施例に限定されず、たとえば光電
センサで棚を支える左右両方の棚支柱を検出する構戒と
してもよい. 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明による自動倉庫によるとき
は、スタッ力クレーンの昇降部に、スタッカクレーンに
対する棚支柱の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段を
設け、スタッ力クレーンの走行制御を行なう制御装置に
、位置ずれ検出手段からの信号に基づきスタッカクレー
ンの走行方向の停止位置を補正する位置補正手段を設け
るようにしたので、経年変化等によってスタッカクレー
ンと棚との間に大きな位置ずれが生した場合でも、最下
段から最上段までのすべての棚の中心とスタッカクレー
ンの昇降部の中心とを一致させることができる. したがって、昇降部と棚との位置ずれに起因する人、出
庫時の荷崩れを確実に防止することができ、自動倉庫の
稼働率を高めることができる。
てスタッ力クレーン11の位置が補正された状態では、
棚3の中心軸線Aと荷物20を移載するフォーク42の
中心軸線Bがほぼ一致し、フォーク42による荷物20
の人、出庫の際の荷崩れは防止される. このように、本発明においては、各棚3を支持する棚支
柱2の位置ずれ(傾き)を検出することにより、スタッ
カクレーン11と棚3との位置ずれを間接的に検出する
ことが可能となり、スタッカクレーン11のフォーク4
2の中心を最下段から最上段までのすべての棚3の中心
と一致させることが可能となり、位置ずれに起因する荷
崩れの発生が解消される. なお、本発明は上記実施例に限定されず、たとえば光電
センサで棚を支える左右両方の棚支柱を検出する構戒と
してもよい. 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明による自動倉庫によるとき
は、スタッ力クレーンの昇降部に、スタッカクレーンに
対する棚支柱の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段を
設け、スタッ力クレーンの走行制御を行なう制御装置に
、位置ずれ検出手段からの信号に基づきスタッカクレー
ンの走行方向の停止位置を補正する位置補正手段を設け
るようにしたので、経年変化等によってスタッカクレー
ンと棚との間に大きな位置ずれが生した場合でも、最下
段から最上段までのすべての棚の中心とスタッカクレー
ンの昇降部の中心とを一致させることができる. したがって、昇降部と棚との位置ずれに起因する人、出
庫時の荷崩れを確実に防止することができ、自動倉庫の
稼働率を高めることができる。
また、棚支柱の位置ずれを検出することにより、スタッ
カクレーンと棚との位置ずれ量を間接的に検出すること
が可能となり、棚自体の位置ずれを検出する場合に比べ
て位置ずれ検出手段の構戒を大幅に簡素化することがで
きる.
カクレーンと棚との位置ずれ量を間接的に検出すること
が可能となり、棚自体の位置ずれを検出する場合に比べ
て位置ずれ検出手段の構戒を大幅に簡素化することがで
きる.
第1図は本発明の一実施例に係る自動倉庫内部の正面図
、 第2図は第1図におけるスタンカクレーンの側面図、 第3図は第1図における位置ずれ検出手段の作動状態を
示す斜視図、 第4図は第1図の平面図、 第5図は第1図におけるスタン力クレーンの制御手順を
示すフローチャート、 である. l・・・・・・立体棚 2・・・・・・棚支柱 3・・・・・・棚 21・・・・・・走行部 31・・・・・・制御装置 32・・・・・・位置補正手段 41・・・・・・昇降部 44・・・・・・位置ずれ検出手段 :″A
、 第2図は第1図におけるスタンカクレーンの側面図、 第3図は第1図における位置ずれ検出手段の作動状態を
示す斜視図、 第4図は第1図の平面図、 第5図は第1図におけるスタン力クレーンの制御手順を
示すフローチャート、 である. l・・・・・・立体棚 2・・・・・・棚支柱 3・・・・・・棚 21・・・・・・走行部 31・・・・・・制御装置 32・・・・・・位置補正手段 41・・・・・・昇降部 44・・・・・・位置ずれ検出手段 :″A
Claims (1)
- 1、棚支柱によって支持される複数段の棚を有する立体
棚に沿って自動走行するスタッカクレーンを備え、該ス
タッカクレーンの昇降部によって前記立体棚の各棚に対
して荷物の出入れを自動で行なう自動倉庫において、前
記スタッカクレーンの昇降部に、該スタッカクレーンに
対する前記棚支柱の位置ずれを検出する位置ずれ検出手
段を設け、前記スタッカクレーンの走行制御を行なう制
御装置に、前記位置ずれ検出手段からの信号に基づきス
タッカクレーンの走行方向の停止位置を補正する位置補
正手段を設けたことを特徴とする自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23560389A JPH0398901A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23560389A JPH0398901A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 自動倉庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398901A true JPH0398901A (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=16988456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23560389A Pending JPH0398901A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0398901A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010018426A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Daifuku Co Ltd | スタッカークレーンにおける異常検出装置 |
JP2010042921A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ロール移載装置 |
CN102730423A (zh) * | 2012-06-11 | 2012-10-17 | 常州东昊交大智能设备有限公司 | 智能穿梭堆码机器人 |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP23560389A patent/JPH0398901A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010018426A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Daifuku Co Ltd | スタッカークレーンにおける異常検出装置 |
JP2010042921A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ロール移載装置 |
CN102730423A (zh) * | 2012-06-11 | 2012-10-17 | 常州东昊交大智能设备有限公司 | 智能穿梭堆码机器人 |
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