JPH02110100A - 無人フォークリフト - Google Patents

無人フォークリフト

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JPH02110100A
JPH02110100A JP26269888A JP26269888A JPH02110100A JP H02110100 A JPH02110100 A JP H02110100A JP 26269888 A JP26269888 A JP 26269888A JP 26269888 A JP26269888 A JP 26269888A JP H02110100 A JPH02110100 A JP H02110100A
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JP
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fork
forks
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traveling
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JP26269888A
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English (en)
Inventor
Sadanao Konno
今野 貞直
Hisashi Kitamura
北村 永
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Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フォークに積荷を載せて所定の経路を無人で
走行する無人フォークリフトに関する。
〔従来の技術〕
無人フォークリフトに関連する先行技術の一例として、
たとえば特公昭54−18820号公報、特公昭59−
11520号公報、特公昭61−37199号公報、特
公昭60−51122号公報、特公昭61−56158
号公報、特開昭55−56997号公報、実開昭57−
117500号公報等が知られている。
このうち、特公昭54−18820号公報は、無人フォ
ークリフトの荷積方式の基本パターンを開示しており、
特公昭59−11520号公報は、誘導ケーブルから外
れて走行する場合のプログラムステアリング制御方式に
ついて開示している。
無人フォークリフトは、周知の通り倉庫や工場で荷の自
動積み降しに使用されており、一般に走行路面に敷設さ
れた誘導線等からの信号を検出しながら予め設定された
経路に沿って自動走行するようになっている。そして、
予め指定された積荷位W(ステーション)に到達すると
、走行を停止し、その位置において荷役作業を自動的に
行ない、荷役作業が終了すると再び走行経路に沿って次
の目的地まで自動走行するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の無人フォークリフトによる搬送シ
ステムにおいては、フォークリフトの誘導制御とステー
ションにおける積荷の位置精度を高くしておかないと、
フォークリフトのフォークと積荷とが干渉してしまうと
いう問題があった。
また、積荷の位置精度を高くしても、無人フォークリフ
トがスピンターン(その場旋回)した直後や、カーブを
走行してきた無人フォークリフトの走行姿勢が立て直る
距離が短い所にステーションが存在する場合は、無人フ
ォークリフトの停止位置(荷積み降し位置)にバラツキ
が生じ、そのままでは積荷と無人フォークリフトのフォ
ークとが干渉するという問題があった。
また、別な問題ではあるが、種々の積荷の中には片側に
重量が片寄っているものも存在するので、フォークの捩
れが著しいと、つまり左右のフォークの高さにずれがあ
ると、走行中の振動によって積荷が徐々にずれてしまい
、積荷を所定の位置に正確に荷降しすることができない
という問題があった。
さらに、積荷の段数検知の一例として、フォークの内部
に検出手段を設け、フォークリフトを停止させた状態で
フォークを上下させて積荷の段数を検出するものが知ら
れているが、この方式では検出時間が長くなり、荷役作
業のサイクルタイムが長くなるという問題がある。
本発明は、上記の問題に着目し、荷積時におけるフォー
クと荷の干渉が防止でき、かつ左右のフォークの高さの
ずれに起因する走行時の積荷のずれを防止でき、しかも
複数段積の荷役作業のサイクルタイムを短縮することの
できる無人フォークリフトを提供することを目的とする
〔発明が解決しようとする課題〕
この目的に沿う本発明に係る無人フォークリフトは、 走行経路に沿って設けられる誘導手段に沿って自動操舵
可能な走行手段と、 荷を持上げる左右のフォークをそれぞれ隼独で昇降させ
る昇降手段と、 前記フォークの上下方向の位置を検出する高さ検出手段
と、 前記荷の積重ね段数を検出する上下方向に首振り可能な
積荷段数検出手段と、 前記左右のフォークにそれぞれ設けられ各フォークの先
端から前記荷までの距離を測定する距離センサと、 前記左右のフォークの高さのずれを検出する傾斜センサ
と、 前記各距離センサからの検出信号に基づいて前記走行手
段を制御し前記荷に対する前記フォークの位置を修正す
ると共に、前記傾斜センサからの検出信号に基づいて前
記昇降手段を制御し左右のフォークの高さのずれを修正
する統括制御装面と、を具備したものから成る。
〔作用〕
このように構成された無人フォークリフトにおいては、
荷の積重ね段数は、上下方向に首振り可能な積荷段数検
出手段によって検知される。したがって、従来のように
フォークを荷に沿って昇降させる必要がなく、その分、
荷役作業のサイクルタイムの短縮化がはかれる。
また、左右のフォークには各フォークの先端からワーク
までの距離を検出する距離センサが設けられているので
、その各距離センサからの検出信号に基づいて走行手段
を制御することにより、荷に対してフォークの位置を修
正することが可能となる。すなわち、荷に対する無人フ
ォークリフトの進入方向を修正することにより、斜め方
向からの進入が防止され、フォークと荷との干渉が防止
される。
さらに、傾斜センサによって左右のフォークの高さのず
れを検出し、この傾斜センサの検出信号に基づいて昇降
手段を制御するようにしているので、左右のフォークの
高さのずれを修正することが可能となる。すなわち、荷
を水平な状態で搬送することができる。そのため、走行
中の振動によって荷が徐々にずれることがなくなり、荷
は所定の位置に正確に倚降しされる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る無人フォークリフトの望ましい実
施例を、図面を参照して説明する。
第1図ないし第9図は、本発明の一実施例を示している
。第1図および第7図において、図中、1は無人フォー
クリフトを示しており、無人フt−クリフト1は、走行
路面2に埋設された誘導手段としての誘導ケーブル(図
示略)に沿って走行する走行手段3を有している。走行
手段3は、前輪5、後輪6、走行モータ7、ステアリン
グモータ8等から構成されている。車体4は、走行路面
2に沿って延びる走行部フレーム4aを有しており、走
行部フレーム4aには、2個の前輪5と1個の後輪6が
取付けられている。前端5は従動輪であり、走行部フレ
ーム4aの前端に位置している。後輪6は、操舵兼駆動
輪であり、走行部フレーム4aの後方に配置されている
。後輪5は、上方に位置する走行モータ7によって回転
駆動され、かつステアリングモータ8によって操舵され
るようになっている。
走行部フレーム4aの上方には、保護ケース9が設けら
れており、保護ケース9内には後述する統括制御装置2
0等が収納されている。走行部フレーム4aの下面側に
は、ピックアップコイル10と近接センサ11が配置さ
れている。ピンクアップコイル10は、走行路面2に埋
設された誘導ケーブルからの誘導磁界を検出し、この検
出信号に基づいてステアリングモータ8を制御するもの
である。
近接センサ11は、走行路面2に配置された第1のマー
クプレート12、第2のマークプレート13を検出し、
その検出信号に基づき、無人フォークリフト1の走行制
御を行なうものである。
保護ケース9内にはバッテリ14が収納されており、こ
のバッテリ14によって走行モータ7や後述する他の電
気機器が駆動される。
走行部フレーム4の前端には、上方に延びるマスト21
.22が配置されており、両マスト21.22の上端は
、連結部材23を介して連結されている。各マスト21
.22は、断面形状がコ字状となっており、両マスト2
1.22は開口側を対向するようにして配置されている
。各マスト21.22の内側には、昇降手段としての油
圧シリンダ24.25が配置されている。一方の油圧シ
リンダ24の下端はマスト21に固定されており、ロフ
ト24aは上方に伸びるようになっている。ロッド24
aの先端には、スプロケット26が取付けられており、
スプロケット26には一方がマスト21に固定されたロ
ーラチェーン27が掛けられている。他方の油圧シリン
ダ25の下端はマスト22に固定されており、ロフト2
5aは上方に伸びるようになっている。ロッド25aの
先端には、スプロケット28が取付けられており、スプ
ロケット28には一方がマスト22に固定されたローラ
チェーン29が掛けられている。
各マスト21.22の外側には、このマスト21.22
に沿って摺動可能なガイド部材3】、32が設けられて
いる。一方のガイド部材31には、L字形のフォーク3
3が取付けられており、他方のガイド部材32には、同
様にL字形のフォーク34が取付けられている。フォー
ク33.34は、周知の通り荷を持上げるものであり、
荷受部分33a、34aは平坦となっている。
一方の油圧シリンダ24側のローラチェーン27の他端
は、フォーク33と一体となるガイド部材31に連結さ
れている。他方の油圧シリンダ25側のローラチェーン
29の他端は、フォーク34と一体となるガイド部材3
2に連結されている。このように、左右のフォーク33
.34は、それぞれ単独で昇降可能になっている。また
、左右のフォーク33.34は、リンク機構40を介し
て連結されている。リンク機構40は、薄板部材をビン
を介して連結したX字状の連結構造からなっており、左
右のフォーク33.34の高さ方向のずれが一定値以内
に規制されるようになっている。
なお、油圧シリンダ24.25は、走行部フレーム4a
に取付けられた油圧ユニット50から圧送されるオイル
によって駆動されるようになっている。
オイルの方向切換制御は、統括制御装!20からの信号
によって作動する電磁弁51.52によって行なわれる
ようになっている。
連結部材23を介して連結されるマスト21.22は、
下端を支点として前後方向に傾倒可能になっている。各
マスト21.22の下部には、一方が車体4側に固定さ
れたティルト用油圧シリンダ61.62が連結されてお
り、この油圧シリンダ61.62の伸縮によって、マス
ト21.22が前後方向に傾倒するようになっている。
つまり、無人フォークリフト1の走行時には、油圧シリ
ンダ61.62が縮んだ状態となり、フォーク33.3
4の先端の高さが付根の部分よりも高くなるように、マ
スト21.22を後方に傾けるようになっている。無人
フォークリフト1の荷役作業時には、油圧シリンダ61
.62が伸び状態となり、フォーク33.34の荷受部
分33a、34aが水平となるように、マスト21.2
2が直立状態にされる。
油圧シリンダ61.62は、油圧ユニット50から圧送
されるオイルによって駆動されるようになっている。こ
の場合のオイルの方向切換制御は、統括制御装置20か
らの信号によって作動する電磁弁53によって行なわれ
る。マスト21の下端近傍には、マスト21のティルト
状態を確認するためのリミットスイッチ(以下LSと略
す)71が配置されており、LS71は統括制御装置2
0と接続されている。
両マスト21.22を連結する連結部材23の上面には
、ステーションのパレットに収納された荷WIW工、W
、の積重ね段数を検出する上下方向に首振可能な積荷段
数検出手段80が設けられている。
積荷段数検出手段80は、取付台81と首振m、構部8
2とテレビカメラ83とから構成されている。取付台8
1は連結部材23に固定されており、斜め上方に延びて
いる。取付台81の先端部には、テレビカメラ83を上
下方向に首振させる首振機構部82が設けられている。
首振機構部82は、首振り用モータ82aおよび首振り
角度を検出する角度センサ82bを内蔵している。テレ
ビカメラ83は、首振機構部82によって荷W1、 、
、W3のほぼ中心部を狙う位置に停止するようになって
いる。
フォーク33を昇降させる油圧シリンダ24に取付けら
れるスプロケット26と同一軸上には、フォーク33の
上下方向の位置を検出する高さ検出手段91が配置され
ている。この高さ検出手段91は、ロークリエンコーダ
から構成されており、フォーク33の高さに応じた信号
が統括制?!++装置20に入力されるようになってい
る。
左右のフォーク33.34の先端には、第2図および第
3図に示すように、各フォークの先端からたとえば荷W
1までの距離を検出する距離センサ101.102が収
納されている。距離センサ101102は、たとえば光
学式レーザを利用したもの、また超音波を利用したもの
が用いられる。つまり、これらはレーザ光または超音波
の跳返ってくるまでの時間を測定することにより、フォ
ーク33.34と荷WI との距離を算出するものであ
る。第2図に示すように、算出した距離をフォーク33
側でaとし、フォーク34側でbとし、両フォーク33
.34の間隔をeとすると、荷W、に対する無人フォー
()で表わされる。
各距離センサー01.102からの検出信号は、統括制
′4′B装置20に入力されるようになっている。統括
制?il装置20は、距離センサー01.102 から
の検出信号に基づき上述の傾き角度θを算出し、その傾
き角度θがゼロとなるまで、走行手段、すなわち走行モ
ータ7とステアリングモータ8とを制御するようになっ
ている。つまり、無人フォークリフト1を前輪5を中心
として弧を描(ようにその場旋回させることにより、フ
ォーク33.34の先端を結ぶ線と荷W、の前面とを平
行にし、荷積時におけるフォーク33.34と荷W、と
の干渉が防止されるようになっている。
一方のフォーク33と他方のフォーク34とを連結する
リンク機構40には、このフォーク33.34の高さの
プれを検出する傾斜センサー10が取付けられている。
(頃斜センサー10 は、たとえばジャイロスコープか
ら構成されている。ジャイロスコープは、周知の通り、
一定の姿勢を保つのに用いられるものであり、左右のフ
ォーク34の上下方向の位置ずれによって動くリンク機
構40の傾き角度に応した信号が統括制御装置20に入
力されるようになっている。統括制御装置20は、傾斜
センサ110からの検出信号に基づき、電磁弁51と電
磁弁52のいずれか一方を作動させ、左右のフォーク3
3.34の高さのずれを修正するようになっている。本
実施例では、傾き角度αがα〉Oの場合は、一方の油圧
シリンダ24のみを上昇させ、逆にα〈0の場合は、他
方の油圧シリンダ25のみを上昇させるようにしている
なお、傾斜センサ110の近傍には、フォーク33.3
4の差込み完了の確認を行なうLS72が設けられてい
る。
つぎに、上記の無人フォークリフトの荷役作業の順序お
よびその作用について説明する。
第9図は、無人フォークリフトによる荷役作業プログラ
ムのフローチャートを示している。本図に示す各動作の
順序は、統括制御装置20の219手段にプログラムさ
れている。第9図のステップ201に示すように、走行
モードでは、無人プログラム1は、走行路面2に埋設さ
れた誘導ケーブルに沿って目的に向って走行する。無人
プログラム1が、予め指定されたステーションに接近す
ると、車体4の下面に設けられた近接センサ11によっ
て第1のマークプレート12が検知される。これにより
、ステップ202に示すように、所定のステーションで
あるかどうかが判断される。ここで、所定のステーシコ
ンでないと判断された場合は、再び目的地に向って走行
する。予め指定されたステーションである場合は、ステ
ップ203に進み、荷積みを行なうのか、それとも荷降
しをするのかが判定される。これは、統括制御装置20
にプログラムされている内容を読出すことにより判断さ
れる。
ステップ203の結果が荷積み作業である場合は、ステ
ップ204 に進み、首振機構部82によりテレビカメ
ラ83の向きが第4図のPlに示すように下向きにされ
る。これが終了すると、ステップ205に進み、テレビ
カメラ83によって荷W1の有無が判断される。つまり
、テレビカメラ83から所定の信号が入力されたかどう
かが判断される。その結果、荷〜v1 が無しと判断さ
れると、ステップ206に進み、フォーク33.34を
1段目の高さ(走行路面近傍)まで)多(・力させ、ス
テップ゛213に進む。ステップ205において、荷W
1の確認がなされると、ステ、プ20マに進み、首振機
構部82によってテレビカメラ83が上に向けられ、第
4図のP2に示すように、テレビカメラ83は第2段目
の荷Wtを捕える。
ステップ208では、テレビカメラ83によって荷Wz
の有無が判断される。その結果、VT W zが無しと
判断されると、ステップ209に進み、フォーク33.
34の2段目の高さまで上昇させた後、ステップ213
に進む。ステップ208において、荷Wtの確認がなさ
れると、ステップ210に進み、首振殿構部82によっ
てテレビカメラ83がさらに上に向けられ、第4図のP
3に示すように、テレビカメラ83は第3段目の荷W、
を捕える。
ステップ211では、上述と同様にテレビカメラ83に
よって荷Wコの有無が判断される。その結果、荷W3が
無しと判断されると、ステップ212に進み、フルワー
ク処理がなさる。つまり、エラー処理となり、無人フォ
ークリフトlは、目標とする次のステーションに向って
走行することになる。
上述の積荷段数検出手段80による荷W、〜W 、の検
出は、減速走行しながら、行なわれる。
ステップ211において、荷W3の確認がなされると、
ステップ213に進み、無人フォークリフト1の現在位
置が所定の荷積位置であるかどうかが判断される。この
判断は、上述した近接センサ11によって第2のマーク
プレート13を検知することによってなされる。ここで
、無人フォークリフト1が荷積位置に到達していない場
合は、再度荷積位置に向って減速走行する。ステップ2
13において、荷積位置に到達している場合は、ステッ
プ214に進み、走行モータ7がオフとされ、無人フォ
ークリフト1は荷積位置に停止する。
無人フォークリフト1が荷積位置に停止すると、ステッ
プ215に進み、マスト21.22が油圧シリンダ61
.62によって前方に傾倒され、フォーク33.34が
水平とされる。これが終了すると、ステップ216に進
み、距離センサ101.102によってフォーク33.
34の先端から荷W3までの距離a、bが測定される。
この状態を第2図に示す。第2図は荷W、の荷積の場合
であるが、他の荷の場合もこれに準しる。第2図に示す
ように、距離a、bの測定が完了すると、ステップ21
7に進み、無人フォークリフト1の荷W3に対する進入
角θが統括! である。進入角θの算出が終了すると、ステップ218
に進み、この進入角θの172の角度で、無人フォーク
リフト1が前輪5を中心として矢印C方向にその場旋回
(スピンターン)する、つまり、無人フォークリフト1
のホイールベースをLとすると、t&輸(操舵兼駆動輪
)5をθ/2Lだけ回転駆動させる。 つぎに、ステッ
プ219に進み、旋回後の進入角θ1がθ、  < 0
.005であるかが判断される。ここで、進入角θ1が
0.005 よりも大きい場合は、再びステップ216
に戻り、進入角の修正が行なわれる。ステップ219で
進入角θ1がQ、005以下であると判断された場合は
、ステ・2ブ220に進み、フォーク33.34をたと
えば100W■上昇させる。これは、フォーク33.3
4の位置を荷W。
(パレット)の検出部よりも上昇させ、荷W3とフォー
ク33.34との干渉を防止するためである。
このように、本発明では、予め荷W3とフォーク33.
34との位置関係を測定し、荷W、に対して無人フォー
クリフト1の進入角を修正するようにしているので、無
人フォークリフト10走行姿勢が立て直る距離が短い場
合でも、フォーク33.34と荷W、との干渉が防止さ
れる。
つぎに、フォーク33.34が所定の位置まで上昇する
と、ステップ221 に進み、フォーク33.34の差
込みが行なわれる。すなわち、無人フォークリフト1が
荷W3の方向に前進する。つぎに、ステップ212に進
み、無人フォークリフト1の現在位置が差込み完了位置
に到達したかどうかが判断される。この判断は、LS7
2に荷W3が当接しているかどうかで判断される。ここ
で、フォーク33.34の差込みが完了していないと判
断された場合は、さらに無人フォークリフト1が荷W3
に向って前進する。フォーク33.34の差込みが完了
している場合は、ステップ223に進み、走行モータ7
がオフとされ、差込みが停止される。
つぎに、ステップ224 に進み、フォーク33.34
がたとえば20(in程度上昇し、荷W、が持上げられ
る。フォーク33.34の昇降は、上述したように油圧
シリンダ24.25で行なわれ、昇降位置の制御は、高
さ検出手段(ロータリエンコーダ)91からの信号に基
づいて行なわれる。フォーク33.34が上昇すると、
ステップ225に進み、荷W3が完全に持上げられたか
どうかが判断される。つまり、ステップ225では、荷
W3が完全に持上げられたと仮定される位置(中間点)
に到達したかどうかが判断される。ここで、中間点に到
達していない場合は、その位置に達するまで、そのまま
待期する。フォーク33.34が中間点に到達すると、
ステップ226に進み、左右のフォーク33.34の高
さのずれが傾斜センサ110によって測定される。つま
り、フォーク33とフォーク34とを結ぶ直線が水平軸
線に対して、どのくらい傾斜しているかが測定される。
ここで、傾斜角αが0である場合は、ステップ227に
進み、無人フォークリフトは、l速(低速)で後退する
。そして、ステップ228でマスト21.22を油圧シ
リンダ61.62によって後方に傾倒させ、フォーク3
3.34の先端の位置を付根部よりも高くする。マスト
21.22の後方への傾倒完了がステップ229におけ
るLS71によって確認されると、ステップ230に進
み、無人フォークリフト1は2速(中速)で後退し、そ
の後、ステップ231 に示すように、走行モードに移
行する。
前に戻って、ステップ226で、傾斜角αがα〉0と判
断された場合は、ステップ232に進み、油圧シリンダ
24のみが駆動される。つまり、傾斜センサ110から
の検出信号に基づいて統括制御装置20から電磁弁51
に出力信号が出力され、電磁弁51を介して圧送される
オイルによって油圧シリンダ24が上昇する。油圧フリ
ツプ24が所定の量だけ上昇すると、ステップ233に
進み、傾斜角αが0に修正されたかどうかが判断される
。この場合、傾斜角αがOに達しないときは、さらに油
圧シリンダ24を上昇させる。ステップ233でα−〇
と判断された場合は、つまり、両フォーク33.34の
高さが一致したと判断された場合はステップ234に進
み、フォーク33の上昇が停止され、上述のステップ2
27に進む。
ステップ226で傾斜角αがα〈0と判断された場合は
、ステップ225 に進み、油圧シリンダ25のみが駆
動される。この油圧シリンダ25の駆動制御は、上述の
油圧シリンダ24の駆動制御■に準じて行なわれる。油
圧シリンダ25が所定の量だけ上昇するとステップ23
6に進み、(頃斜角αが0に修正されたかどうかが判断
される。この場合、傾斜角αが0に達しないときは、さ
らに油圧シリンダ25を上昇させる。ステップ236で
α−0と判断された場合は、ステップ227に進み、フ
ォーク34の上昇が停止され、ステップ227に進む。
このように、フォーク33.34の高さが一致した状態
で荷W、の搬送が行なわれるので、走行中の振動による
荷W、の横ずれが防止され、荷W、は所定の位置に正確
に荷降しされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る無人フォークリフト
によるときは、下記の効果が得られる。
(イ)左右のフォークに、このフォークの先端から荷ま
での距離を測定する距離センサを設け、各距離センサか
らの検出信号に基づいて走行手段を制御し、荷に対する
フォークの位置を修正するようにしたので、無人フォー
クリフトの走行姿勢のたて直し距離が短い場合でも、荷
とフォークとの干渉を確実に防止することが可能となり
、無人フォークリフトによる荷の自動搬送システムの信
頼性を高めることができる。
(ロ)また、無人フォークリフトによる荷の自動搬送シ
ステムでは、荷積み位置(ステーション)が走行経路か
ら直角に折れる場合がほとんどであり、本発明のように
荷に対してフォークの位置を修正できるということは、
従来よりも各ステーションにおける無人フォークリフト
の走行姿勢のたて直し距離を短かく設定でき、無人フォ
ークリフトの走行スペースを縮少することが可能となる
(ハ)荷を持上げる左右のフォークをそれぞれ単独で昇
降させる昇降手段を設け、左右のフォークの高さのずれ
を検出する傾斜センサからの検出信号に基づいて各昇降
手段を制i’[II L、左右のフォークの高さのずれ
を修正するようにしたので、走行中の振動による荷の横
ずれが防止でき、荷を所定の位置に正確に荷降しできる
。これによって、ステーションから他の工程への荷のL
)送が容易になる。
(ニ)荷の積重ね段数を上下方向に首振り可能な積荷段
数検出手段によって検出するようにしたので、フォーク
を昇降させて荷の積重ね段数を検出する従来装置に比べ
て、検出時間を短かくでき、荷役作業のサイクルタイム
の短縮化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る塙人フォークリフトに
よる荷役作業を示す側面図、 第2図は第1図の無人フォークリフトによるフォークと
荷との間の距離の測定状況を示す平面図、第3図は第2
圓のI[l−1111線に沿う断面図、第4図は第1図
の無人フォークリフトによる荷の積重ね段数の検出状況
を示す側面図、第5図は第4図における積荷段数検出手
段の動きを示す部分拡大側面図、 第6図は第1図の無人フォークリフトにおけるマスト近
傍の斜視図、 第7図は第1図の無人フォークリフトにおけるマスト近
傍の側面図、 第8図は第1図の無人フォークリフトの制;■系統を示
すブロック回、 第9図は第1図の無人フォークリフトによる荷役作業プ
ログラムのフローチャート、 である。 1・・・・・・無人フォークリフト 3・・・・・・走行手段 20・・・・・・統括制御装置 24.25・・・・・・昇降手段(油圧シリ33.34
・・・・・・フォーク 80・・・・・・積荷段数検出手段 91・・・・・・高さ検出手段 101.102 ・・・・・・距離センサ110 ・・
・・・・(頃斜センサ W、 、W、 、W、・・・・・・荷 ンダ) 許 出 願 人   トヨタ自動車株式会社同   上
  株式会社豊田自動織機製作所(他1名) ゛嬌潤 シ 念 =

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行経路に沿って設けられる誘導手段に沿って自動
    操舵可能な走行手段と、 荷を持上げる左右のフォークをそれぞれ単独で昇降させ
    る昇降手段と、 前記フォークの上下方向の位置を検出する高さ検出手段
    と、 前記荷の積重ね段数を検出する上下方向に首振り可能な
    積荷段数検出手段と、 前記左右のフォークにそれぞれ設けられ各フォークの先
    端から前記荷までの距離を測定する距離センサと、 前記左右のフォークの高さのずれを検出する傾斜センサ
    と、 前記各距離センサからの検出信号に基づいて前記走行手
    段を制御し前記荷に対する前記フォークの位置を修正す
    ると共に、前記傾斜センサからの検出信号に基づいて前
    記昇降手段を制御し左右のフォークの高さのずれを修正
    する統括制御装置と、を具備したことを特徴とする無人
    フォークリフト。
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