JP3532406B2 - 情報記憶装置 - Google Patents
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Description
装置に関し、特に、光学ヘッドと磁気ヘッドの相対的な
位置ずれを検出する機構を具備した光磁気ディスク装置
(光磁気ディスクドライブ)に関する。
要求されており、情報の記録に様々な方式が開発されて
いる。ISO規格に採用されている光変調方式は、外部
磁界を一定方向に印加したままレーザビームを記憶デー
タで変調することにより、情報を光磁気記録媒体に記録
する。この光変調方式においては、情報の記録密度はビ
ームスポットのサイズにより限定される。
射したまま外部磁界を記録データで変調する磁界変調方
式は、ビームスポットのオーバーラップが可能なため、
光変調方式に比べて高密度記録に有利であると考えられ
ている。
するため、磁気ヘッドとして浮上磁気ヘッドが使用され
ており、浮上磁気ヘッドの形状と動作原理は磁気ディス
ク装置に使用されている磁気ヘッドと概略同一である。
光磁気ディスクが回転すると、磁気ヘッドはディスク上
約10μm程度の高さで浮上しながら、ビームスポット
内にデータを記録する。
で使用されている電磁石バイアス磁界に比較して磁化範
囲が狭い。また、今後の高密度記録に向け、光学ヘッド
により形成されるビームスポット径と磁気ヘッドの磁化
範囲はますます小さくなると予想される。高密度記録を
達成するためには、光学ヘッドと磁気ヘッドとの相対的
な位置を正確に合わせることが必要である。
においては、光学ヘッドと磁気ヘッドは、装置の組み立
て時に一度位置合わせをするだけで、組み立て後に熱変
形等により相対的な位置がずれても、自動的に相対的位
置を調整する機構は設けられていない。
ドと磁気ヘッドの相対的な位置ずれを補正する機構が開
示されている。この公開公報に開示された光磁気ディス
ク装置によると、磁気ヘッドは光学ヘッドと完全に独立
して移動される。よって、磁気ヘッドにも光学ヘッドと
同じ動作距離が必要で、アクチュエータが大きくなる可
能性が大きい。
光学ヘッドの後端、即ち半導体レーザを有する固定光学
系側に配置しているため、この検出手段の分だけ固定光
学系の設計に自由度がなくなる点においても、装置の小
型化が困難である。
変調方式の光磁気ディスク装置においては、磁気ヘッド
と光学ヘッドの相対的な位置ずれを自動的に検出し、装
置を大型化せずに位置ずれ補正機構を具備するようにし
た光磁気ディスク装置は提案されていない。
気ヘッドと光学ヘッドの相対的位置ずれを自動的に検出
し、簡単な構造の位置ずれ補正機構を設けることは極め
て重要である。
ディスク上を低く浮上しているため、常にディスクと接
触し、磁気ヘッドが破壊される危険を孕んでいる。従来
は磁気ヘッドの破壊防止又は破壊を低減する仕組みは特
に施されていない。よって信頼性向上のために、装置作
動中に磁気ヘッドのディスクとの衝突を防止する機構を
設けることも極めて重要である。
学ヘッドの相対的な位置ずれを自動的に検出し、位置ず
れを補正する機構を具備した情報記憶装置を提供するこ
とである。
に、装置作動中に磁気ヘッドのディスクとの衝突を防止
する機構を具備した情報記憶装置を提供することであ
る。
板上に磁性膜が塗布された記録部分と前記透明基板が剥
き出しとなっている透明部分を有する情報記録媒体に対
するデータの読み出し又はデータの書き込みが可能な情
報記憶装置において、対物レンズと該対物レンズを移動
させるアクチュエータを有する光学ヘッドと;前記光学
ヘッドが取り付けられたキャリッジと;前記キャリッジ
を第1の方向に移動させる第1駆動手段と;前記キャリ
ッジに搭載された磁気ヘッドを有する磁気ヘッドアセン
ブリと;前記光学ヘッドに搭載された発光素子と;前記
磁気ヘッドアセンブリに搭載された、前記発光素子から
出射された光を検出する光検出器とを具備し;前記発光
素子と前記光検出器は、前記情報記録媒体の前記透明部
分に位置付け可能に構成されてなり、前記発光素子と前
記光検出器を前記情報記録媒体の前記透明部分に位置さ
せて、前記発光素子からの光を前記透明部分を透過させ
ることで、前記光検出器により前記光学ヘッドと前記磁
気ヘッドの相対的な位置ずれを検出することを特徴とす
る情報記憶装置が提供される。
されずに透明基板が剥き出しとなった内周透明部分を有
している。よって、光学ヘッドと磁気ヘッドの相対的な
位置ずれは、発光素子と光検出器が装置内にロードされ
た光磁気ディスクの内周透明部分に位置するときに検出
する。
ッドの相対的な位置ずれを補正するために、磁気ヘッド
を移動する第2駆動手段を具備している。好ましくは、
第2駆動手段はコイルと永久磁石の組み合わせからなる
ボイスコイルモータから構成される。磁気ヘッドアセン
ブリは、ヘッドアームと、このヘッドに弾性的に支持さ
れるサスペンションを含んでおり、磁気ヘッドはサスペ
ンションに搭載されている。
ンブリはヘッドアームと、このヘッドアームに回転可能
に支持されたサスペンションとを含んでいる。好ましく
は、サスペンションがヘッドアームに対して一定角度以
上回動すると、磁気ヘッドをディスクから持ち上げる機
構が設けられている。
の待機時及びディスク上のデータ読み出し時には磁気ヘ
ッドを光磁気ディスクから持ち上げておき、データ書き
込み時にのみ磁気ヘッドをディスク上を所定の距離で浮
上させる。
上に磁性膜が塗布された記録部分と前記透明基板が剥き
出しとなっている透明部分を有する情報記録媒体に対す
るデータの読み出し又はデータの書き込みが可能な情報
記憶装置において、レーザ光源と;対物レンズと、前記
レーザ光源からのレーザビームを前記対物レンズ方向に
反射する立ち上げミラーと、前記対物レンズを移動させ
るアクチュエータとを有する光学ヘッドと;前記光学ヘ
ッドが取り付けられたキャリッジと;前記キャリッジを
第1の方向に移動させる第1駆動手段と;前記キャリッ
ジに搭載された磁気ヘッドを有する磁気ヘッドアセンブ
リと;前記磁気ヘッドに隣接して前記磁気ヘッドアセン
ブリに搭載された、前記立ち上げミラーで反射されたレ
ーザビームを検出する光検出器とを具備し;前記立ち上
げミラーと前記光検出器は、前記情報記録媒体の前記透
明部分に位置付け可能に構成されてなり、前記対物レン
ズを透過したレーザビームと前記光検出器を前記情報記
録媒体の前記透明部分に位置させて、前記レーザビーム
を前記透明部分を透過させることで、前記光検出器によ
り前記光学ヘッドと前記磁気ヘッドの相対的な位置ずれ
を検出することを特徴とする情報記憶装置が提供され
る。
数多くの実施形態について説明する。全ての実施形態に
ついて、実質的に同一構成部分については同一符号を付
して説明する。
の全体構成が概略的に示されている。符号4は光磁気デ
ィスク装置2のディスクエンクロージャ又はベースを示
しており、ディスクエンクロージャ4には一対の磁気回
路20、一対のガイドレール24、半導体レーザ26等
が搭載されている。
磁気ディスク装置2内に完全にロードされた状態を示し
ており、光磁気ディスク10はカートリッジシェル(カ
ートリッジケース)8内に収容されている。この状態に
おいては、光磁気ディスク10がカートリッジシェル8
に形成された開口を通して、スピンドルモータ12にク
ランプされる。
リッジであり、磁気回路20に対応する位置に一対のコ
イル22を具備している。磁気回路20とコイル22と
でボイスコイルモータ(VCM)が構成され、コイル2
2に電流を流すと、キャリッジ14が一対のガイドレー
ル24に案内されて光磁気ディスク10の半径方向に移
動する。
いる。符号28は磁気ヘッド36を有する磁気ヘッドア
センブリであり、その基端部がキャリッジ14に取り付
けられている。
6及び磁気ヘッド36を駆動する。半導体レーザ26か
ら矢印方向に出射されたレーザビームは、図示しない立
ち上げミラーにより紙面に垂直な方向に反射され、対物
レンズ18によりディスク10上に集光される。
外部磁界を印加すると、ディスク10上に記録ピット
(記録マーク)が形成される。情報記録時又は情報再生
時に、一対のコイル22に通電すると、キャリッジ14
は目的の記録トラックに向けてシークする。
概略平面図が示されている。この図面及び以下の数多く
の図面において、光磁気ディスク装置の数多くの構成部
分のうち、発明の説明に必要な構成部分のみを示し、他
の構成部分は省略してある。
気ディスク10は、透明基板上に磁性膜の塗布された記
録部分10aと、透明基板が露出した内周透明部分10
bとを有している。記録部分10aは多数の記録トラッ
ク30を有している。
おり、図3及び図5に示されるようにキャリッジ14に
その基端部が固定されている。磁気ヘッドアセンブリ2
8は、キャリッジ14に固定されたヘッドアーム32
と、ヘッドアーム32に弾性的に支持されたサスペンシ
ョン34とを含んでいる。
サスペンション34の中間部分には電磁トランスデュー
サ37を有する磁気ヘッド36が搭載されており、先端
部分には光検出器38が搭載されている。
ッド16が光磁気ディスク10の下側に位置付けされて
いる。図4及び図6に最も良く示されているように、光
学ヘッド16はキャリッジ14に固定されるアクチュエ
ータベース40を有しており、アクチュエータベース4
0にはブロック42がかしめ固定されている。ブロック
42には対物レンズ18を保持するレンズホルダ46
が、4本のワイヤ44で片持ち状態で支持されている。
8が巻回されており、フォーカスコイル48上には4つ
のトラックコイル50が取り付けられている。アクチュ
エータベース40と一体的に一対のアウターヨーク52
が形成されており、各アウターヨーク52には永久磁石
54が取り付けられている。
インナーヨーク56が固定されており、各磁石54とイ
ンナーヨーク56でフォーカスコイル48及びトラック
コイル50をサンドウィッチしている。一方のアウター
ヨーク52の上部には発光ダイオード(LED)等の発
光素子58が搭載されている。
44と、フォーカスコイル48と、トラックコイル50
と、ヨーク52,56と、磁石54とにより対物レンズ
18を移動するアクチュエータ17が構成される。
を示しており、図10はその背面図を示している。図8
に示されるように、磁気ヘッドアセンブリ28はその基
端部がキャリッジ14に固定されるヘッドアーム32
と、ヘッドアーム32に板バネ60を介して弾性的に支
持されているサスペンション34を含んでいる。
げられており、ヘッドアーム32及びサスペンション3
4にそれぞれ接着等により固定されている。サスペンシ
ョン34の基端部にはコイル62が固定されており、ヘ
ッドアーム32にはコイル62に対向する位置に永久磁
石64が取り付けられている。コイル62と永久磁石6
4でボイスコイルモータ(VCM)を構成する。
検出器38は、図11に示すように分割線39により2
つの部分38a,38bに分割されている。しかして、
光学ヘッド16と磁気ヘッド36との相対的な位置ずれ
は、発光素子58から出射された光ビームを光検出器3
8で検出することにより、検出される。
38bで受光した光量をそれぞれa,bとすると、受光
量の差分a−bを取ることにより、光学ヘッド16と磁
気ヘッド36との相対的な位置ずれが検出される。
との相対的な位置ずれについて、詳細に説明する。光学
ヘッドと磁気ヘッドは組立上実質的に対向するように設
計される。しかし、記録密度が高くなると、ビームスポ
ットも小さくなり、外部磁場の与え方も狭い領域にしな
ければならず、光学ヘッドと磁気ヘッドの相対位置が少
しでもずれていると記録が不可能になる。
対物レンズの中心、つまりビームスポットの中心と、磁
気ヘッドのコイルの中心、つまり磁極の中心、インダク
ティブヘッドだと磁気ギャップの中心となる。何となれ
ば、ビームスポットと外部磁場の位置が一致しているこ
とによって、完全なる記録が実現できるからである。
気ヘッドの位置合わせを行うことによって、前述した目
標となる相対位置関係が実現できるようにするために、
センサの位置は高精度に作成する必要がある。
a−bに応じて、コイル62に流す電流の方向及びその
大きさを調整する。受光量の差分に応じた電流がコイル
62に通電されると、サスペンション34及び磁気ヘッ
ド36はキャリッジ14の移動方向と直交する方向に移
動される。
ては、図2に示されるようにキャリッジ14はX−X方
向に移動され、磁気ヘッド36はキャリッジの移動方向
に直交するY−Y方向に移動される。
44がX−X方向に伸長しているため、アクチュエータ
17はY−Y方向に移動される。また、フォーカスコイ
ル48に通電することにより、対物レンズ18は図3に
示すようにZ−Z方向に移動される。
リの代替実施形態28′の背面図が示されている。ステ
ンレス鋼から形成されたサスペンション34′の基端部
を打ち抜いて曲げ、この曲げ部35をヘッドアーム32
に固定している。サスペンション34′に曲げ部35を
形成することにより、上述した実施形態の板バネ60を
省略することができる。
を参照して、上述した実施形態の制御動作について説明
する。スピンドル駆動回路76によりスピンドルモータ
12を駆動すると、光磁気ディスク10が高速で回転さ
れる。
6を駆動すると、半導体レーザ26から一定強さのレー
ザビームが出射され、このレーザビームはビームスプリ
ッタ68を透過して、対物レンズ18により光磁気ディ
スク10上にフォーカスされる。
て、磁気ヘッド駆動回路72を記録信号に応じて駆動す
ると、磁気ヘッド36により記録信号で変調された外部
磁界が光磁気ディスク10に印加され、ビームスポット
内に記録信号に応じた記録ピットが形成される。
り駆動される。データ書き込み時には、発光素子58か
らの光が光検出器38で検出され、比較器88で2分割
部分38a,38bの受光量の差分を取ることにより、
光学ヘッド16と磁気ヘッド36との相対的な位置ずれ
が検出される。
動回路90により磁気ヘッド動作コイル62に電流を流
すと、磁気ヘッド36が図2に示したY−Y方向に移動
し、磁気ヘッド36と光学ヘッド16との相対的な位置
ずれが補正される。
に光学ヘッド16と磁気ヘッド36との相対的な位置ず
れが検出され、この検出結果に応じて位置ずれが補正さ
れる。その結果、より高密度な記録が可能となる。
読み出し時には、磁気ヘッド36は使用しない。レーザ
駆動回路66により半導体レーザ26を駆動し、記録パ
ワーよりも弱い再生パワーのレーザビームを半導体レー
ザ26から出射させる。
り光磁気ディスク10上にフォーカスされ、ディスク1
0からの反射光が対物レンズ18及び図示しない立ち上
げミラーを介してビームスプリッタ68に入力され、ビ
ームスプリッタ68で反射されて4分割光検出器78上
に集光される。
ータに応じて磁気カー回転が変化するので、この磁気カ
ー回転を復調回路80で復調することにより、再生信号
が得られる。
光量に応じて光−電気変換され、これらの電気信号が加
算器及び比較器を介してフォーカス駆動回路82に入力
され、誤差信号に応じた電流がフォーカスコイル48に
供給され、対物レンズ18をZ方向に移動させる。
号は比較器を介してトラッキング駆動回路84に入力さ
れ、誤差信号に応じてトラックコイル50に電流が供給
されて、光学ヘッド16を図2に示したY方向に移動さ
せる。
リッジコイル22に所定方向及び所定強さの電流を供給
すると、キャリッジ14が図2に示すX方向に移動され
て、目標トラックをシークする。
の概略平面図が示されている。本実施形態では、図17
に示すように光学ヘッド16′が図4に示した光学ヘッ
ド16に対して、90°回転した状態でキャリッジ14
に搭載されている。本実施形態の他の構成は、上述した
第1実施形態と同様である。
キャリッジ14に搭載することにより、図15に示すよ
うにキャリッジ14及び光学ヘッド(アクチュエータ)
16′の動作方向はX−X方向であり、磁気ヘッド36
の動作方向はY−Y方向となる。
の概略平面図が示されている。図21及び図22に最も
良く示されるように、本実施形態では磁気ヘッドアセン
ブリ28Aの構成が上述した第1実施形態の磁気ヘッド
アセンブリ28と相違する。
り軸受94が圧入されており、サスペンション34に固
定されたシャフト92がこの滑り軸受94中に回転可能
に挿入されている。
2′が固定されており、ヘッドアーム32にコイル6
2′に対向する位置に磁石64′が取り付けられてい
る。本実施形態の他の構成は、上述した第1実施形態と
同様である。
ン34が回動可能にヘッドアーム32に取り付けられて
いるため、磁気ヘッド36はシャフト92周りに回動動
作をする。
は、キャリッジ14はX−X方向に動作し、アクチュエ
ータ16はY−Y方向に動作し、磁気ヘッド36はW−
W方向に動作する。
の概略平面図が示されている。本実施形態は、上述した
第3実施形態の改良である。サスペンション34がヘッ
ドアーム32に対して回動する構造であると、磁気ヘッ
ド36の可動範囲を広く取ることができる。
ム32にロッド96を圧入し、サスペンション34の先
端部に突出部98を一体的に形成する。サスペンション
34がヘッドアーム32に対して一定角度以上回動する
と、図26(B)に示すようにサスペンション34の突
出部98がロッド96上に乗り上げ、磁気ヘッド36が
ディスク10から持ち上がる。
間、即ち、待機時やデータ読み出し時には、磁気ヘッド
36を持ち上げ位置に退避させておくことができ、磁気
ヘッド36とディスク10との衝突の可能性を低減させ
ることができる。
光磁気ディスク装置に適用した場合について説明した
が、本発明は光変調方式や磁気超解像記録方式の光磁気
ディスク装置にも使用することができる。
も磁界をかける必要があるので、待機時にのみ磁気ヘッ
ドを退避させておき、データ書き込み時及びデータ読み
出し時には磁気ヘッドはロードされる。
も、今後の高密度記録化を考えると、磁気ヘッドを使用
する構成を取る可能性があるため、本発明はこのような
装置にも適用可能である。
の概略平面図が示されている。本実施形態は上述した第
4実施形態に類似しており、図29に示すようにサスペ
ンション34の先端部に突出部98′が一体的に形成さ
れている。
対して一定角度以上回動すると、サスペンション34の
突出部98′が図30に示すように、カートリッジ6の
窓97を画成するカートリッジシェル8に乗り上げ、磁
気ヘッド36がディスク10から持ち上がる。本実施形
態も、上述した第4実施形態と同様な効果を有してい
る。
の磁気ヘッドアセンブリ28Dの概略平面図が示されて
いる。本実施形態は、磁気ヘッド36のアクチュエータ
としてコイル62′及び磁石64′からなるボイスコイ
ルモータに代わって、圧電素子100を採用したもので
ある。
34と一体形成された突部93をヘッドアーム32に形
成した穴91にかしめることにより、サスペンション3
4はヘッドアーム32に固定されている。図31に示す
ように、ヘッドアーム32はキャリッジ14に圧電素子
100を介して支持されている。
a−bに応じた電圧を圧電素子100に印加すれば、ヘ
ッドアーム32は図31に示すY−Y方向に移動する。
サスペンション34はヘッドアーム32に固定されてい
るので、磁気ヘッド36もY−Y方向に移動する。
アセンブリ28Eの概略平面図を示している。本実施形
態は、磁気ヘッド36のアクチュエータとしてボイスコ
イルモータと圧電素子100の両方を採用したものであ
る。
てヘッドアーム32に回動可能に支持されており、サス
ペンション34に固定したコイル62′とヘッドアーム
32に取り付けた磁石64′から構成されるボイスコイ
ルモータにより、磁気ヘッド36は図33に示すW−W
方向に回動する。
を介してキャリッジ14に支持されているので、圧電素
子100に電圧を印加すると、ヘッドアーム32、即ち
磁気ヘッド36は図33のX−X方向に動作する。従っ
て、磁気ヘッド36は光学ヘッド16に対し、2方向の
位置ずれ補正が可能となる。
形態のように光学ヘッド16と磁気ヘッド36の動作を
直交するように組み合わせれば、2方向の位置ずれ補正
が可能になる。
割線39,41により4つの部分38a,38b,38
c,38dに分割すれば、更に良好な位置ずれ補正信号
を得ることができる。
の一部断面正面図が示されている。立ち上げミラー10
2はレーザビームの約90%を反射し、約10%を透過
するカプラ−膜103を有している。一方、立ち上げミ
ラー104は光検出器38の真下に位置し、光を全反射
する。
ムは立ち上げミラー102でその約90%が対物レンズ
18方向に反射され、約10%が透過する。透過したレ
ーザビームは立ち上げミラー104で全反射されて、デ
ィスク10の透明部分を透過して光検出器38で検出さ
れる。本実施形態によれば、上述した各実施形態の発光
素子58を省略することができる。
の一部断面正面図が示されている。本実施形態は、半導
体レーザ26からのレーザビームを立ち上げミラー10
6で対物レンズ18方向に全反射させ、対物レンズ18
を透過したレーザビームを光学ヘッド16と磁気ヘッド
36との相対的な位置ずれの検出に利用するようにした
ものである。
4′に光検出器108が取り付けられている。本実施形
態では、対物レンズ18でディスク10上にフォーカス
され、再びビーム径が広がったレーザビームを光検出器
108で検出するため、図38に示すように磁気ヘッド
36と干渉しないように光検出器108の形を変える必
要がある。
磁気ヘッド36に隣接して取り付けられているため、光
学ヘッド16と磁気ヘッド36との相対的な位置ずれを
検出するためには、必ずディスク10の透明部分に対物
レンズ18が位置するようにキャリッジ14を移動させ
てから、位置ずれの検出及び補正を行う必要がある。光
検出器108は、図39に示すように分割線110によ
り2つの部分108a,108bに分割されている。
8と発光素子58を磁気ヘッドアセンブリの先端、即ち
スピンドルモータ側に配置したことにより、位置ずれ検
出手段を磁気ヘッドアセンブリの後端、即ち、固定光学
系側に配置した場合と比較して、装置の長手方向の寸法
を小さくすることができる。
で、光磁気記録に使用する磁気ヘッドと光学ヘッドとの
相対的な位置ずれを、装置動作中に検出、補正すること
ができ、更なる高密度記録が可能となる。
ずれは、装置動作中に常時検出しても良いが、あるタイ
ミングで検出するようにしても良い。例えば、媒体ロー
ド時、記録や再生を実行する前、上位装置からの命令待
ち時、タイマーによる規定間隔時間、温度計による装置
温度変化時等のタイミングで、相対的な位置ずれを検
出、補正するようにしても良い。
の先端側に設けたので、位置ずれ検出手段を取り付ける
ために光磁気ディスク装置の長手方向の寸法を伸ばす必
要もない。
気ヘッドをディスク表面から退避させる機構を設けたの
で、信頼性の高い光磁気ディスク装置を提供することが
できる。
ある。
ある。
ある。
である。
である。
る。
る。
である。
る。
である。
面図である。
り上げないときの図25のA方向矢視図であり、図26
(B)はサスペンションがロッドに乗り上げたときの図
25のA方向矢視図である。
る。
である。
面図である。
平面図である。
面正面図である。
平面図である。
面正面図である。
ある。
る。
る。
である。
ある。
Claims (19)
- 【請求項1】 透明基板上に磁性膜が塗布された記録部
分と前記透明基板が剥き出しとなっている透明部分を有
する情報記録媒体に対するデータの読み出し又はデータ
の書き込みが可能な情報記憶装置において、 対物レンズと該対物レンズを移動させるアクチュエータ
を有する光学ヘッドと; 前記光学ヘッドが取り付けられたキャリッジと; 前記キャリッジを第1の方向に移動させる第1駆動手段
と; 前記キャリッジに搭載された磁気ヘッドを有する磁気ヘ
ッドアセンブリと; 前記光学ヘッドに搭載された発光素子と; 前記磁気ヘッドアセンブリに搭載された、前記発光素子
から出射された光を検出する光検出器とを具備し; 前記発光素子と前記光検出器は、前記情報記録媒体の前
記透明部分に位置付け可能に構成されてなり、 前記発光素子と前記光検出器を前記情報記録媒体の前記
透明部分に位置させて、前記発光素子からの光を前記透
明部分を透過させることで、前記光検出器により前記光
学ヘッドと前記磁気ヘッドの相対的な位置ずれを検出す
ることを特徴とする情報記憶装置。 - 【請求項2】 前記透明部分は前記情報記録媒体の内周
部分に形成されている請求項1記載の情報記憶装置。 - 【請求項3】 前記光学ヘッドと前記磁気ヘッドの相対
的な位置ずれを補正するために、前記磁気ヘッドを移動
させる第2駆動手段を更に具備した請求項1記載の情報
記憶装置。 - 【請求項4】 前記磁気ヘッドアセンブリは前記キャリ
ッジに固定されたヘッドアームと、該ヘッドアームに弾
性的に支持されたサスペンションと、該サスペンション
に固定された前記磁気ヘッドとを含んでおり; 前記第2駆動手段は前記サスペンション上に搭載された
コイルと、前記ヘッドアーム上に搭載された永久磁石と
を含んでいる請求項3記載の情報記憶装置。 - 【請求項5】 前記サスペンションを前記ヘッドアーム
に弾性的に支持する板バネを更に具備した請求項4記載
の情報記憶装置。 - 【請求項6】 前記サスペンションは該サスペンション
と一体的に形成されたバネ部分により前記ヘッドアーム
に弾性的に支持される請求項4記載の情報記憶装置。 - 【請求項7】 前記磁気ヘッドアセンブリは前記キャリ
ッジに固定されたヘッドアームと、該ヘッドアームに回
動可能に支持されたサスペンションと、該サスペンショ
ンに固定された前記磁気ヘッドとを含んでおり; 前記第2駆動手段は前記サスペンション上に搭載された
コイルと、前記ヘッドアーム上に搭載された永久磁石と
を含んでいる請求項4記載の情報記憶装置。 - 【請求項8】 前記ヘッドアームに対して前記サスペン
ションが一定角度以上回動すると、前記磁気ヘッドを前
記情報記録媒体から持ち上げる機構を更に具備した請求
項7記載の情報記憶装置。 - 【請求項9】 前記磁気ヘッド持ち上げ機構により、待
機時及び情報記録媒体上のデータ読み出し時には前記磁
気ヘッドを持ち上げ、データ書き込み時にのみ前記磁気
ヘッドの自由な運動を許容する請求項8記載の情報記憶
装置。 - 【請求項10】 前記磁気ヘッド持ち上げ機構により、
待機時に前記磁気ヘッドを持ち上げる請求項8記載の情
報記憶装置。 - 【請求項11】 前記磁気ヘッド持ち上げ機構は前記ヘ
ッドアームに固定したロッドから構成される請求項8記
載の情報記憶装置。 - 【請求項12】 前記情報記録媒体はカートリッジシェ
ル内に収容されており、前記磁気ヘッド持ち上げ機構は
前記カートリッジシェルから構成される請求項8記載の
情報記憶装置。 - 【請求項13】 前記第2駆動手段は前記キャリッジと
前記ヘッドアームの間に固定された圧電素子から構成さ
れる請求項3記載の情報記憶装置。 - 【請求項14】 前記第2駆動手段は前記キャリッジと
前記ヘッドアームの間に固定された圧電素子と、前記サ
スペンション上に搭載されたコイルと、前記ヘッドアー
ム上に搭載された永久磁石とから構成される請求項3記
載の情報記憶装置。 - 【請求項15】 前記光学ヘッドと前記磁気ヘッドの相
対的な位置ずれの補正は、前記アクチュエータを駆動す
ることにより実施する請求項1記載の情報記憶装置。 - 【請求項16】 前記アクチュエータによる前記対物レ
ンズの移動方向は、前記第1の方向と同一方向である請
求項15記載の情報記憶装置。 - 【請求項17】 前記アクチュエータによる前記対物レ
ンズの移動方向は、前記第1の方向と直角方向である請
求項15記載の情報記憶装置。 - 【請求項18】 透明基板上に磁性膜が塗布された記録
部分と前記透明基板が剥き出しとなっている透明部分を
有する情報記録媒体に対するデータの読み出し又はデー
タの書き込みが可能な情報記憶装置において、 レーザ光源と; 対物レンズと、前記レーザ光源からのレーザビームを前
記対物レンズ方向に反射する立ち上げミラーと、前記対
物レンズを移動させるアクチュエータとを有する光学ヘ
ッドと; 前記光学ヘッドが取り付けられたキャリッジと; 前記キャリッジを第1の方向に移動させる第1駆動手段
と; 前記キャリッジに搭載された磁気ヘッドを有する磁気ヘ
ッドアセンブリと; 前記磁気ヘッドに隣接して前記磁気ヘッドアセンブリに
搭載された、前記立ち上げミラーで反射されたレーザビ
ームを検出する光検出器とを具備し; 前記立ち上げミラーと前記光検出器は、前記情報記録媒
体の前記透明部分に位置付け可能に構成されてなり、 前記対物レンズを透過したレーザビームと前記光検出器
を前記情報記録媒体の前記透明部分に位置させて、前記
レーザビームを前記透明部分を透過させることで、前記
光検出器により前記光学ヘッドと前記磁気ヘッドの相対
的な位置ずれを検出することを特徴とする情報記憶装
置。 - 【請求項19】 前記光学ヘッドと前記磁気ヘッドの相
対的な位置ずれを補正するために、前記磁気ヘッドを移
動させる第2駆動手段を更に具備した請求項18記載の
情報記憶装置。
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- 1998-10-22 DE DE19848692A patent/DE19848692B4/de not_active Expired - Fee Related
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