JPH04372752A - 磁気ヘッド位置制御装置 - Google Patents

磁気ヘッド位置制御装置

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Publication number
JPH04372752A
JPH04372752A JP15154591A JP15154591A JPH04372752A JP H04372752 A JPH04372752 A JP H04372752A JP 15154591 A JP15154591 A JP 15154591A JP 15154591 A JP15154591 A JP 15154591A JP H04372752 A JPH04372752 A JP H04372752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
displacement
sensitivity
objective lens
led
Prior art date
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Pending
Application number
JP15154591A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Akiyama
淳 秋山
Kunio Kojima
邦男 小嶋
Kazuhiko Ueda
和彦 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH04372752A publication Critical patent/JPH04372752A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調オーバーライ
ト方式の光磁気ディスク駆動装置に含まれる磁気ヘッド
の位置制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消去動作無しに書き込みが可能な
磁界変調オーバーライト技術が開発されてきた。この磁
界変調オーバーライトは光磁気ディスクにデーターを書
き込む際に、磁気ヘッドにより高速で反転する磁界を与
える必要があるため磁気ヘッドコイルのインダクタンス
を小さくしなければならない。しかしインダクタンスを
小さくするとコイルの巻数が少なくなり発生する磁界は
小さくなる。小さい磁界で光磁気ディスクにデータを書
き込むためには磁気ヘッドと光磁気ディスクの間隔を狭
くする必要がある。例えば、コンパクトディスク(CD
)やCD−ROMと互換性をもった書換え型CDの場合
、磁気ヘッドと光磁気ディスクとの間隔は、0.1〜0
.2mm程度である。一方、光磁気ディスクの面振れや
反りはおよそ1mmと大きく、固定式の磁気ヘッドでは
光磁気ディスクと磁気ヘッドとの間隔を0.1〜0.2
mm程度に保つことができない。しかも、安定な記録特
性を得るためには磁気ヘッドより印加される磁界強度を
一定に保つ必要があるが、この磁界強度は磁気ヘッドと
光磁気ディスクとの距離によって大きく変化するため光
磁気ディスクと磁気ヘッドとの距離は常に一定に保つ必
用がある。
【0003】このような理由から、磁界変調オーバーラ
イト方式の光磁気ディスク駆動装置では、一般に、磁気
ヘッドをアクチュエータに取り付け、光磁気ディスクの
面に垂直な方向に動かし、磁気ヘッドと光磁気ディスク
との間隔を一定に保つよう制御する方法が用いられる。
【0004】このような光磁気ディスク装置の磁気ヘッ
ド位置制御装置の構成の一つとして図2に示すようなも
のがある。図2において、21は光ピックアップ20の
可動部である対物レンズであり、39は対物レンズアク
チュエーターである。23は磁気ヘッドであり、37は
磁気ヘッドアクチュエーターである。第1の変位センサ
は、対物レンズ位置検出手段であり、光源としての第1
のLED(LightEmitting  Diode
)24、光検出器としての第1のPSD(Positi
on  Sensing  Device)25、電流
電圧変換器26、27、差動増幅器28からなる。第2
の変位センサは、第2のLED29、第2のPSD30
、電流電圧変換器31、32、差動増幅器33からなる
。そして、22は光磁気ディスク、34は減算器、35
は制御ループを安定にするための位相補償回路、36は
磁気ヘッドの駆動回路、38は磁気ヘッドアクチュエー
ター37と光ピックアップ20の固定部を連結するアー
ムである。尚、対物レンズ21と光磁気ディスク22は
フォーカスサーボにより一定の距離が保たれるように制
御され、変位が一致するようになっている。
【0005】図2の磁気ヘッド位置制御装置では、光磁
気ディスク22と変位が一致している対物レンズ21の
変位量を第1の変位センサで検出することで間接的に光
磁気ディスク22の変位量を検出し、この変位量と第2
の変位センサで検出される磁気ヘッド23の変位量とが
等しくなるように磁気ヘッド23のアクチュエーターが
調整される。
【0006】さらに詳しく説明すると、前記第1の変位
センサは光ピックアップの可動部に取り付けられたLE
D24からの変位信号を光ピックアップの固定部に取り
付けられたPSD25で検知する。このPSD25には
2つの出力端子が取り付けられており、光スポットの位
置によりそれぞれの出力端子からの電流値が変化するよ
うになっている。この2つの電流は、電流電圧変換器2
6、27によりそれぞれ電圧に変換され、この電圧の差
を差動増幅器28から出力させることにより、対物レン
ズ21の変位信号を検出している。同様にして、第2の
変位センサにより磁気ヘッド23の変位信号が検出され
る。
【0007】差動増幅器28から出力された対物レンズ
21の変位信号と差動増幅器33から出力された磁気ヘ
ッドの変位信号は、減算器34に入力され、位相補償回
路35を通過した後、駆動回路36により電力増幅され
て磁気ヘッドアクチュエーターを37駆動する。
【0008】このようにして、磁気ヘッド23の変位量
は対物レンズ21及び光磁気ディスク22の変位量と等
しくなるように制御される。
【0009】しかしながら、上記の方法で磁気ヘッド2
3の変位量を調整すると、上記第1の変位センサと第2
の変位センサの感度が異なる場合、調整した変位量に誤
差が生じる。例えば、第1の変位センサの感度が1V/
mmで第2の変位センサの感度が1.2V/mmとする
と、第1の変位センサの出力が0.5Vのとき、第2の
変位センサの出力が0.5Vとなるように磁気ヘッド2
3の位置を制御すると、対物レンズ21の変位が0.5
mmであるのに対して、磁気ヘッド23の変位は0.6
mmとなるので0.1mmの誤差を生じる。この第1の
変位センサと第2の変位センサの感度の違いは、光源の
駆動電流に対する光量のばらつきや光スポット位置検出
器の受光量に対する出力電流特性のばらつきが主な原因
となっており、避けることができないものである。
【0010】この問題を解決するために例えば、光磁気
ディスク装置を使用する前にあらかじめ第1の変位セン
サと第2の変位センサの感度が等しくなるように磁気ヘ
ッド位置制御装置を調整する方法が従来用いられている
。この方法について図3のフローチャートに基づいて説
明する。
【0011】まず、対物レンズ21を変位させてその変
位量ΔLを変位計によって測定する。次に第1の変位セ
ンサの出力の変化量ΔV1Lを電圧計を用いて測定した
後、第1の変位センサの感度をΔV1L/ΔLとして求
める。
【0012】同様に、磁気ヘッド23を変位させてその
変位量ΔMを測定する。そのときの差動増幅器33から
の出力ΔV2MがΔM・ΔV1L/ΔLの値と等しくな
るように差動増幅器33のゲインを調整する。このよう
に第1と第2の変位センサの感度を一致させて磁気ヘッ
ド位置制御装置を調整する。
【0013】表1に11台の変位センサについて検出感
度ΔVL/ΔLを測定した結果を示す。表1よりそれぞ
れの変位センサによって感度が大きく異なっていること
がわかる。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
方法によると、磁気ヘッド位置制御装置の調整は光磁気
ディスクの製造工程中に一度行われるだけなので、光磁
気ディスクの使用中に第1及び第2の変位センサの感度
が変化すると、上記の理由により正確な磁気ヘッドの位
置制御ができなくなる。従って、磁気ヘッドと光磁気デ
ィスクとの間隔を一定に保つことができなくなり、安定
した記録特性を得ることができなくなる。本発明は、光
磁気ディスクの使用中においても常に正確な磁気ヘッド
の位置制御をする磁気ヘッド位置制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は対物レンズの変位量を検出する対物レンズ
位置検出手段と磁気ヘッドの位置を検出する磁気ヘッド
位置検出手段と上記対物レンズの変位量に基づいて磁気
ヘッドを変位させ、磁気ヘッドの変位量が対物レンズの
変位量とほぼ同じになるように構成した磁気ヘッド位置
制御装置において、前記対物レンズ位置検出手段の感度
と前記磁気ヘッド位置検出手段の感度が同じになるよう
に対物レンズ位置検出手段の感度調整を行う第1の感度
調整手段と磁気ヘッド位置検出手段の感度調整を行う第
2の感度調整手段とを設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明では、磁気ヘッド制御装置に対物レンズ
位置検出手段の感度調整を行う第1の感度調整手段と磁
気ヘッドの感度調整を行う第2の感度調整手段とを設け
たため、使用中に位置検出手段の特性が変化した場合に
おいても感度を常に一定に保つことができ、対物レンズ
の変位量と磁気ヘッドの変位量を常に等しく保つことが
できる。従って磁気ヘッドと光磁気ディスクの間隔を常
に一定に保つことができ、磁気ヘッドより光磁気ディス
クに印加される光磁気ディスク上の磁界強度は一定にな
り、安定した記録特性を得ることができるようになる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の1実施例について図1を参
照しながら、説明する。
【0019】図1において、対物レンズ位置検出手段の
感度調整は、加算器1、差動増幅器2、LED24を駆
動させる駆動回路4、基準電圧器3で行われる。また、
磁気ヘッド位置検出手段の感度調整は加算器5、差動増
幅器6、LED29を駆動させる駆動回路7、基準電圧
器3で行われる。
【0020】なお、図1において、図2に示した磁気ヘ
ッド制御装置と同様の構成、同様の動作をする部分は同
じ符号を付して説明を省略する。
【0021】以下に本発明の磁気ヘッド制御装置の動作
について説明する。
【0022】対物レンズ21と光磁気ディスク22はフ
ォーカスサーボにより一定の距離を保ちながら同様に変
位するようになっているので、光磁気ディスクの変位は
対物レンズ側に取り付けた第1の変位センサにより検出
される。この第1の変位センサは以下のとおり感度調整
される。
【0023】まず、第1のLED24からの変位信号は
第1のPSD25により2つの出力電流になり、電流電
圧変換器26、27によりそれぞれ電圧に変換される。 この2つの出力電圧は加算器1により加算される。この
加算器1から出力される電圧はPSD25に入射するL
ED24からの光スポットの光量に比例している。次に
、前記加算器1からの出力電圧は差動増幅器2において
基準電圧器3から出力される基準電圧値と比較される。 この差動増幅器2からの出力はLED駆動回路4により
電力増幅されLED24の駆動電流が制御される。 このようにしてPSD25に入射する光量が基準電圧値
で決まる一定値より少ないときは、LED24の駆動電
流を増加させ、光量が大きいときは駆動電流を減少させ
る事により、常にPSD25から出力される2つの電流
値が一定になるように制御する。また、同様にして基準
電圧器3から出力される基準電圧値と加算器5の出力電
圧を差動増幅器6で比較することにより第2の変位セン
サの感度調整を行う。
【0024】以下に第1及び第2の変位センサの感度の
調整方法についてさらに詳しく説明する。
【0025】第1の変位センサの電流電圧変換器26、
27から出力される電圧をそれぞれV1、V2とし、第
2の変位センサの電流電圧変換器31、32から出力さ
れる電圧をそれぞれV3、V4とすると第1の変位セン
サの差動増幅器28からの出力はV1−V2、第2の変
位センサの差動増幅器33からの出力はV3−V4とな
る。ここで、第1の変位センサの感度が第2の変位セン
サのK倍だとすると、 V1−V2=K・(V3−V4)  …(1)となる。 一方、第1の加算器1からの出力はV1+V2、第2の
加算器3からの出力はV3+V4となり、式(1)と同
様、 V1+V2=K・(V3+V4)  …(2)という関
係になる。ここで、本実施例では前述のように基準電圧
器3を用いてV1+V2=V3+V4となるように制御
しているのでKは1となり第1及び第2の変位センサの
感度は等しくなるように制御される。
【0026】このように本実施例では第1及び第2の変
位センサの感度は常に等しくなるように制御されている
ので対物レンズ21と磁気ヘッド23の変位量も常に等
しくなる。従って磁気ヘッド23と光磁気ディスク22
との間隔も常に一定に保つことができ、安定な記録特性
を得ることができる。
【0027】尚、本実施例では位置検出器としてPSD
を用いたが2分割のフォトディテクタを用いてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は磁気ヘッド位置制御装置におい
て、対物レンズ位置検出手段の感度と磁気ヘッド位置検
出手段の感度が同じになるように、対物レンズ位置検出
手段の感度調整を行う第1の感度調整手段と磁気ヘッド
位置検出手段の感度調整を行う第2の感度調整手段とを
設けたので、対物レンズの変位量と磁気ヘッドの変位量
を常に等しく保つことができる。従って、磁気ヘッドと
光磁気ディスクとの間隔を常に一定に保持することがで
き、磁気ヘッドより印加される光磁気ディスク上の磁界
強度は不変となり、常に安定した記録特性を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を説明するための磁気ヘッド
位置制御装置の概略構成図である。
【図2】従来例を説明するための磁気ヘッド位置制御装
置の概略構成図である。
【図3】従来例を説明するための磁気ヘッド位置制御装
置の概略構成図である。
【符号の説明】
1、5  加算器 2、6  差動増幅器 3      基準電圧器 4、7  LED駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズの変位量を検出する対物レンズ
    位置検出手段と磁気ヘッドの位置を検出する磁気ヘッド
    位置検出手段と上記対物レンズの変位量に基づいて磁気
    ヘッドを変位させ、磁気ヘッドの変位量が対物レンズの
    変位量とほぼ同じになるように構成した磁気ヘッド位置
    制御装置において、前記対物レンズ位置検出手段の感度
    と磁気ヘッド位置検出手段の感度が同じになるように対
    物レンズ位置検出手段の感度調整を行う第1の感度調整
    手段と磁気ヘッド位置検出手段の感度調整を行う第2の
    感度調整手段とを設けたことを特徴とする磁気ヘッド位
    置制御装置。
JP15154591A 1991-06-24 1991-06-24 磁気ヘッド位置制御装置 Pending JPH04372752A (ja)

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JP15154591A JPH04372752A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 磁気ヘッド位置制御装置

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JP15154591A JPH04372752A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 磁気ヘッド位置制御装置

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JPH04372752A true JPH04372752A (ja) 1992-12-25

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ID=15520858

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JP15154591A Pending JPH04372752A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 磁気ヘッド位置制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6515943B1 (en) 1998-02-16 2003-02-04 Fujitsu Limited Information storage device having an optical head assembly and a magnetic head assembly both mounted upon a single carriage

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6515943B1 (en) 1998-02-16 2003-02-04 Fujitsu Limited Information storage device having an optical head assembly and a magnetic head assembly both mounted upon a single carriage

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