JP2854200B2 - トラッキングエラー信号オフセット補正装置 - Google Patents
トラッキングエラー信号オフセット補正装置Info
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- JP2854200B2 JP2854200B2 JP4224658A JP22465892A JP2854200B2 JP 2854200 B2 JP2854200 B2 JP 2854200B2 JP 4224658 A JP4224658 A JP 4224658A JP 22465892 A JP22465892 A JP 22465892A JP 2854200 B2 JP2854200 B2 JP 2854200B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学式情報記録再生
装置におけるトラックサーボ回路に関するものである。
装置におけるトラックサーボ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生媒体は、非接触状態で同心
円状、あるいは渦巻状に信号を記録もしくは再生される
ため、トラッキングエラー信号の生成を必要とする。こ
のトラッキングエラー信号の生成方法については、種々
の方法が提案されているが、信号ピットまたは案内溝か
らの回折光を利用した方式としてプッシュプル法と呼ば
れるものがある。
円状、あるいは渦巻状に信号を記録もしくは再生される
ため、トラッキングエラー信号の生成を必要とする。こ
のトラッキングエラー信号の生成方法については、種々
の方法が提案されているが、信号ピットまたは案内溝か
らの回折光を利用した方式としてプッシュプル法と呼ば
れるものがある。
【0003】図6はプッシュプル法によるトラッキング
エラー信号の原理図であり、図において、1は情報記録
再生媒体(以下、ディスクと記載)、2はディスク1上
の案内溝、3はディスク1の上記案内溝2の中心に集光
スポット4を形成する対物レンズ、5は対物レンズ3の
出射光側に平行配置されている凸レンズ、6は2つの受
光面6a,6bによって構成され、かつ凸レンズ5の出
射光側に配置されているトラッキングエラー信号検出用
2分割光検知器、7はトラッキングエラー信号検出用2
分割光検知器6の2つの受光面6a,6bにそれぞれ接
続された入力端子(+),(−)を有し、この受光面6
a,6bからの出力に基づいてトラッキングエラー信号
(以下TE信号と記載)を発生する差動増幅器(以下Τ
Eアンプと記載)である。
エラー信号の原理図であり、図において、1は情報記録
再生媒体(以下、ディスクと記載)、2はディスク1上
の案内溝、3はディスク1の上記案内溝2の中心に集光
スポット4を形成する対物レンズ、5は対物レンズ3の
出射光側に平行配置されている凸レンズ、6は2つの受
光面6a,6bによって構成され、かつ凸レンズ5の出
射光側に配置されているトラッキングエラー信号検出用
2分割光検知器、7はトラッキングエラー信号検出用2
分割光検知器6の2つの受光面6a,6bにそれぞれ接
続された入力端子(+),(−)を有し、この受光面6
a,6bからの出力に基づいてトラッキングエラー信号
(以下TE信号と記載)を発生する差動増幅器(以下Τ
Eアンプと記載)である。
【0004】上記集光スポットは案内溝2の両縁によっ
て回折を受けると回折光分布8,9を生じ、また、TE
信号検出用2分割光検知器6の面上に投影されて回折光
分布10,11を生ずる。このため、対物レンズ3が案
内溝2の中心位置にある場合には、上記回折光分布8,
9にしたがって回折光分布10,11の強度は等しくな
り、TEアンプ7の出力はゼロとなる。
て回折を受けると回折光分布8,9を生じ、また、TE
信号検出用2分割光検知器6の面上に投影されて回折光
分布10,11を生ずる。このため、対物レンズ3が案
内溝2の中心位置にある場合には、上記回折光分布8,
9にしたがって回折光分布10,11の強度は等しくな
り、TEアンプ7の出力はゼロとなる。
【0005】ところが、ディスク1の偏芯等によって対
物レンズ3と案内溝2との相対的な位置関係が崩れた場
合には、回折光分布8,9が均等ではなくなることか
ら、TEアンプ7の出力は正又は負となる。従って、こ
の出力をゼロにするようにサーボが動作し、対物レンズ
3は図に示すXの方向に変位する。これにより、対物レ
ンズ3が常に案内溝2の中心位置に存在するように制御
される。
物レンズ3と案内溝2との相対的な位置関係が崩れた場
合には、回折光分布8,9が均等ではなくなることか
ら、TEアンプ7の出力は正又は負となる。従って、こ
の出力をゼロにするようにサーボが動作し、対物レンズ
3は図に示すXの方向に変位する。これにより、対物レ
ンズ3が常に案内溝2の中心位置に存在するように制御
される。
【0006】次に、上記プッシュプル法によるトラッキ
ングサーボセンサー方式の問題点を説明する。図7は対
物レンズ3の中点(図中の一点鎖線上)に対し、案内溝
2が距離dだけ変位した状態のTE信号生成の説明図で
ある。この状態では集光スポット4が案内溝2の中心に
あるにもかかわらず、TE信号検出用2分割光検知器6
の面上において、投影された回折光分布10,11が2
つの受光面6a,6bに対して均等に入射しなくなり、
結果的にTEアンプ7の出力はゼロにならなくなる。す
なわち、トラッキングオフセットを生じた状態となる。
ングサーボセンサー方式の問題点を説明する。図7は対
物レンズ3の中点(図中の一点鎖線上)に対し、案内溝
2が距離dだけ変位した状態のTE信号生成の説明図で
ある。この状態では集光スポット4が案内溝2の中心に
あるにもかかわらず、TE信号検出用2分割光検知器6
の面上において、投影された回折光分布10,11が2
つの受光面6a,6bに対して均等に入射しなくなり、
結果的にTEアンプ7の出力はゼロにならなくなる。す
なわち、トラッキングオフセットを生じた状態となる。
【0007】図8は対物レンズ3の変位dの対するTE
信号波形を示す図であり、変位dが大きくなるにしたが
ってトラッキングオフセット量も大きくなる。
信号波形を示す図であり、変位dが大きくなるにしたが
ってトラッキングオフセット量も大きくなる。
【0008】以上のように、プッシュプル法によるTE
信号の生成方法は回折光を利用した簡単な方式である
が、対物レンズ3のトラッキング方向の変位によってT
E信号にオフセットを生じ、このためトラッキング方向
の可動範囲を広くとれないという不都合があった。
信号の生成方法は回折光を利用した簡単な方式である
が、対物レンズ3のトラッキング方向の変位によってT
E信号にオフセットを生じ、このためトラッキング方向
の可動範囲を広くとれないという不都合があった。
【0009】このような不都合を改善するものとして、
従来、例えば図9〜図11に示されるアクチュエータ位
置検出装置があった。図9は従来のアクチュエータ位置
検出装置の構成図、図10は装置各部の信号波形図、図
11はアクチュエータを制御するトラックサーボ系全体
を示すブロック図であり、図において、12は例えば半
導体レーザ等の光源、13は光源12からの出射光束1
4を平行光とするコリメータレンズ、15は出射光束1
4を2方向へ分けるビームスプリッター、16はビーム
スプリッター15から出射した一方向の光束を反射する
反射ミラーである。
従来、例えば図9〜図11に示されるアクチュエータ位
置検出装置があった。図9は従来のアクチュエータ位置
検出装置の構成図、図10は装置各部の信号波形図、図
11はアクチュエータを制御するトラックサーボ系全体
を示すブロック図であり、図において、12は例えば半
導体レーザ等の光源、13は光源12からの出射光束1
4を平行光とするコリメータレンズ、15は出射光束1
4を2方向へ分けるビームスプリッター、16はビーム
スプリッター15から出射した一方向の光束を反射する
反射ミラーである。
【0010】17は軸18に回動および摺動自在に支持
されたアクチュエータ、20はアクチュエータ17の偏
芯位置に設けられた発光ダイオード、21は発光ダイオ
ード20からの光を受光する2つの受光面21a,21
bを有するトラック位置検出用2分割光検知器、23は
トラック位置検出用2分割光検知器21の受光面21
a,21bにそれぞれ接続された入力端子(+),
(−)を有し、この受光面21a,21bからの出力に
基づいてアクチュエータ17の位置検出信号(以下、P
E信号と記載)を発生する差動増幅器(以下、PEアン
プと記載)である。
されたアクチュエータ、20はアクチュエータ17の偏
芯位置に設けられた発光ダイオード、21は発光ダイオ
ード20からの光を受光する2つの受光面21a,21
bを有するトラック位置検出用2分割光検知器、23は
トラック位置検出用2分割光検知器21の受光面21
a,21bにそれぞれ接続された入力端子(+),
(−)を有し、この受光面21a,21bからの出力に
基づいてアクチュエータ17の位置検出信号(以下、P
E信号と記載)を発生する差動増幅器(以下、PEアン
プと記載)である。
【0011】25は上記TEアンプ7,PEアンプ23
にそれぞれ接続された入力端子(+),(−)を有し、
それぞれのTEアンプ7,PEアンプ23から出力され
たアクチュエータ17のPE信号とΤE信号に基づいて
トラッキングオフセットのないTE信号(以下、CTE
信号と記載)を出力する差動増幅器(以下、加算アンプ
と記載)である。
にそれぞれ接続された入力端子(+),(−)を有し、
それぞれのTEアンプ7,PEアンプ23から出力され
たアクチュエータ17のPE信号とΤE信号に基づいて
トラッキングオフセットのないTE信号(以下、CTE
信号と記載)を出力する差動増幅器(以下、加算アンプ
と記載)である。
【0012】22は電流を電圧に変換し、かつその電圧
を増幅するΙ−Vアンプ、27はPE信号を加算アンプ
25に加算するときの比率を調整するためのPEアッテ
ネータ、28はトラックサーボ系の安定性を向上させる
ためのサーボ特性のTS補償回路、29はトラックサー
ボ系のゲインを調整するためのΤSアッテネータ、30
はトラックサーボ系のON/OFFを行なうためのスイ
ッチイング回路TS−SW、31はアクチュエータ17
に電力を供給して駆動するためのアクチュェータ駆動回
路、32はアクチュエータ17とΤE信号検出用2分割
光検知器6とトラック位置検出用光検知器21を含んだ
光ピックアップである。
を増幅するΙ−Vアンプ、27はPE信号を加算アンプ
25に加算するときの比率を調整するためのPEアッテ
ネータ、28はトラックサーボ系の安定性を向上させる
ためのサーボ特性のTS補償回路、29はトラックサー
ボ系のゲインを調整するためのΤSアッテネータ、30
はトラックサーボ系のON/OFFを行なうためのスイ
ッチイング回路TS−SW、31はアクチュエータ17
に電力を供給して駆動するためのアクチュェータ駆動回
路、32はアクチュエータ17とΤE信号検出用2分割
光検知器6とトラック位置検出用光検知器21を含んだ
光ピックアップである。
【0013】次に、図9を用いてトラック位置検出装置
の動作を説明する。光源12からの出射光束14は、コ
リメータレンズ13,ビームスプリッター15を通って
反射ミラ−16で反射され、この反射光束26は対物レ
ンズ3を透過してディスク1で反射される。この反射光
束は、基の光路を戻りビームスプリッター15で反射さ
れ、TE信号検出用2分割光検知器6の2つの受光面6
a,6bに入射する。TEアンプ7はTE信号検出用2
分割光検知器6の2つの受光面6a,6bからの出力に
基づいてTE信号を発生する。このΤE信号は図10
(a)に示すように、対物レンズ3の変位dに対してト
ラッキングオフセットを生じた波形となる。
の動作を説明する。光源12からの出射光束14は、コ
リメータレンズ13,ビームスプリッター15を通って
反射ミラ−16で反射され、この反射光束26は対物レ
ンズ3を透過してディスク1で反射される。この反射光
束は、基の光路を戻りビームスプリッター15で反射さ
れ、TE信号検出用2分割光検知器6の2つの受光面6
a,6bに入射する。TEアンプ7はTE信号検出用2
分割光検知器6の2つの受光面6a,6bからの出力に
基づいてTE信号を発生する。このΤE信号は図10
(a)に示すように、対物レンズ3の変位dに対してト
ラッキングオフセットを生じた波形となる。
【0014】一方、対物レンズ3を保持するアクチュエ
ータ17は、軸18を中心にトラッキング方向に回動す
ることによってトラッキング動作を行なう。このアクチ
ュエータ17に設けられた発光ダイオード20からの出
射光束35はトラック位置検出用2分割光検知器21の
2つの受光面21a,21bによって受光される。
ータ17は、軸18を中心にトラッキング方向に回動す
ることによってトラッキング動作を行なう。このアクチ
ュエータ17に設けられた発光ダイオード20からの出
射光束35はトラック位置検出用2分割光検知器21の
2つの受光面21a,21bによって受光される。
【0015】PEアンプ23はトラック位置検出用2分
割光検知器21の2つの受光面21a,21bからの出
力差に基づいて、図10(b)に示すようなPE信号を
発生する。加算アンプ25はPEアンプ23及びTEア
ンプ7から得られたTE信号およびPE信号を演算する
ことにより、図10(c)に示すように対物レンズ3の
トラッキング方向の変位dにかかわらず常にCTE信号
を得ることができ、このためトラッキング方向の可動範
囲を広くとることが可能となる。
割光検知器21の2つの受光面21a,21bからの出
力差に基づいて、図10(b)に示すようなPE信号を
発生する。加算アンプ25はPEアンプ23及びTEア
ンプ7から得られたTE信号およびPE信号を演算する
ことにより、図10(c)に示すように対物レンズ3の
トラッキング方向の変位dにかかわらず常にCTE信号
を得ることができ、このためトラッキング方向の可動範
囲を広くとることが可能となる。
【0016】次に、図11について説明する。TE信号
検出用2分割光検知器6から検出された信号はΙ−Vア
ンプ26にて電流から電圧に変換され、TEアンプ7に
てΤE信号が生成される。一方、トラック位置検出用2
分割光検知器21により検出された信号は、I−Vアン
プ26にて電流から電圧に変換されて、PEアンプ23
にてPE信号に変換される。また、PEアンプ23で生
成されたPE信号は、PEアッテネータ27にて加算ア
ンプ25に加える前に利得を変換することができる。つ
まり、TE信号に発生するオフセットをキャンセルする
ための最適な補正量を得るために、PE信号をTE信号
に加算する比率をPEアッテネータ27で決めることが
できる。
検出用2分割光検知器6から検出された信号はΙ−Vア
ンプ26にて電流から電圧に変換され、TEアンプ7に
てΤE信号が生成される。一方、トラック位置検出用2
分割光検知器21により検出された信号は、I−Vアン
プ26にて電流から電圧に変換されて、PEアンプ23
にてPE信号に変換される。また、PEアンプ23で生
成されたPE信号は、PEアッテネータ27にて加算ア
ンプ25に加える前に利得を変換することができる。つ
まり、TE信号に発生するオフセットをキャンセルする
ための最適な補正量を得るために、PE信号をTE信号
に加算する比率をPEアッテネータ27で決めることが
できる。
【0017】オフセット量を補正されたCTE信号は、
トラックサーボ系を安定化するためのTS補償回路28
を通過し、トラックサーボ系の閉ループゲインを調整で
きるTSアッテネータ29を通過し、トラックサーボ系
を開閉するΤS−SW30を通り、アクチュエータ駆動
回路31に供給される。アクチュエータ駆動回路31に
供給されたCTE信号は、ここで電力増幅され、アクチ
ュエータ17を駆動する。このとき使用されるTE信号
は、オフセットを補正したあとのCTE信号であり、オ
フセットずれが少なく、このためトラック追従範囲が大
きく、トラックセンターずれの少ないサーボ系を実現で
きる。
トラックサーボ系を安定化するためのTS補償回路28
を通過し、トラックサーボ系の閉ループゲインを調整で
きるTSアッテネータ29を通過し、トラックサーボ系
を開閉するΤS−SW30を通り、アクチュエータ駆動
回路31に供給される。アクチュエータ駆動回路31に
供給されたCTE信号は、ここで電力増幅され、アクチ
ュエータ17を駆動する。このとき使用されるTE信号
は、オフセットを補正したあとのCTE信号であり、オ
フセットずれが少なく、このためトラック追従範囲が大
きく、トラックセンターずれの少ないサーボ系を実現で
きる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のアクチュエータ
位置検出装置は以上のように構成されているので、アク
チュエータ17の変位により発生するTE信号のオフセ
ットをキャンセルすることができる構成になっている
が、TE信号にPE信号を加算するときの最適量につい
ては不明のままである。即ち、TE信号とPE信号の関
係は必ずしも1:1の関係になっておらず、このため、
アクチュエータ17の変位により発生するΤE信号のオ
フセットをキャンセルするためには、PE信号の比率を
最適になるように変える必要がある。ところが、従来の
装置ではTE信号にPE信号を加算するときの加算基準
が明確でなく、このため、アクチュエータ17の変位に
より発生するΤE信号のオフセットが、最小になるよう
に調整することが困難であるという問題点があった。
位置検出装置は以上のように構成されているので、アク
チュエータ17の変位により発生するTE信号のオフセ
ットをキャンセルすることができる構成になっている
が、TE信号にPE信号を加算するときの最適量につい
ては不明のままである。即ち、TE信号とPE信号の関
係は必ずしも1:1の関係になっておらず、このため、
アクチュエータ17の変位により発生するΤE信号のオ
フセットをキャンセルするためには、PE信号の比率を
最適になるように変える必要がある。ところが、従来の
装置ではTE信号にPE信号を加算するときの加算基準
が明確でなく、このため、アクチュエータ17の変位に
より発生するΤE信号のオフセットが、最小になるよう
に調整することが困難であるという問題点があった。
【0019】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、PE信号をTE信号に加算する
最適の比率を容易に見つけ、調整することができるトラ
ッキングエラー信号オフセット補正装置を提供すること
を目的とする。
ためになされたもので、PE信号をTE信号に加算する
最適の比率を容易に見つけ、調整することができるトラ
ッキングエラー信号オフセット補正装置を提供すること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、光源からの光束を光学式情報記録再生媒体の情報
面上で集光するための光学装置と、前記光束を前記光学
式情報記録再生媒体の情報トラック上に集光するために
位置制御可能なアクチュエータと、このアクチュエータ
と前記情報トラックの相対位置を最適制御するためのト
ラックサーボ回路と、このトラックサーボ回路をオン/
オフするスイッチング回路と、前記アクチュエータの中
立点からの移動量を検出する位置検出装置と、この位置
検出装置の出力を所定の比率で前記トラックサーボ回路
に加算する加算装置とを備えた光学式情報記録再生装置
のトラッキングサーボ装置において、前記位置検出装置
の出力で前記アクチュエータの位置制御を行なう位置制
御回路と、前記アクチュエータを前記情報トラックの所
定の方向に、所定量変位させるための目標値を発生する
目標値発生器と、前記目標値が加算された位置制御信号
をオン/オフするポジションサーボスイッチとを備え、
前記トラックサーボ回路をオフにするとともに、前記ポ
ジションサーボスイッチをオンにして、前記アクチュエ
ータの変位位置が制御可能な状態で、前記目標値発生器
からの目標値を前記位置制御回路に入力し、トラッキン
グエラー信号のオフセット発生量に応じて前記加算装置
における加算の比率を変更して、このオフセット発生量
を減少させるように補正したものである。また、請求項
2に記載された発明は、光源からの光束を光学式情報記
録再生媒体の情報面上で集光するための光学装置と、前
記光束を前記光学式情報記録再生媒体の情報トラック上
に集光するために位置制御可能なアクチュエータと、こ
のアクチュエータと前記情報トラックの相対位置を最適
制御するためのトラックサーボ回路と、このトラックサ
ーボ回路をオン/オフするスイッチング回路と、前記ア
クチュエータの中立点からの移動量を検出する位置検出
装置と、この位置検出装置の出力を所定の比率で前記ト
ラックサーボ回路に加算する加算装置とを備えた光学式
情報記録再生装置のトラッキングサーボ装置において、
前記位置検出装置の出力で前記アクチュエータの位置制
御を行なう位置制御回路と、前記アクチュエータを前記
情報トラックの所定の方向に、所定量変位させるための
目標値を発生する目標値発生器と、前記目標値が加算さ
れた位置制御信号をオン/オフするポジションサーボス
イッチと、前記トラックサーボ回路のオフセット発生量
に基づいて前記加算装置における加算の比率を演算する
演算手段とを備え、前記トラックサーボ回路をオフにす
るとともに、前記ポジションサーボスイッチをオンにし
て、前記アクチュエータの変位位置が制御可能な状態
で、前記目標値発生器からの目標値を前記位置制御回路
に入力し、前記演算手段から前記加算装置にトラッキン
グエラー信号のオフセット発生量に対応した加算量の設
定を行なうものである。
明は、光源からの光束を光学式情報記録再生媒体の情報
面上で集光するための光学装置と、前記光束を前記光学
式情報記録再生媒体の情報トラック上に集光するために
位置制御可能なアクチュエータと、このアクチュエータ
と前記情報トラックの相対位置を最適制御するためのト
ラックサーボ回路と、このトラックサーボ回路をオン/
オフするスイッチング回路と、前記アクチュエータの中
立点からの移動量を検出する位置検出装置と、この位置
検出装置の出力を所定の比率で前記トラックサーボ回路
に加算する加算装置とを備えた光学式情報記録再生装置
のトラッキングサーボ装置において、前記位置検出装置
の出力で前記アクチュエータの位置制御を行なう位置制
御回路と、前記アクチュエータを前記情報トラックの所
定の方向に、所定量変位させるための目標値を発生する
目標値発生器と、前記目標値が加算された位置制御信号
をオン/オフするポジションサーボスイッチとを備え、
前記トラックサーボ回路をオフにするとともに、前記ポ
ジションサーボスイッチをオンにして、前記アクチュエ
ータの変位位置が制御可能な状態で、前記目標値発生器
からの目標値を前記位置制御回路に入力し、トラッキン
グエラー信号のオフセット発生量に応じて前記加算装置
における加算の比率を変更して、このオフセット発生量
を減少させるように補正したものである。また、請求項
2に記載された発明は、光源からの光束を光学式情報記
録再生媒体の情報面上で集光するための光学装置と、前
記光束を前記光学式情報記録再生媒体の情報トラック上
に集光するために位置制御可能なアクチュエータと、こ
のアクチュエータと前記情報トラックの相対位置を最適
制御するためのトラックサーボ回路と、このトラックサ
ーボ回路をオン/オフするスイッチング回路と、前記ア
クチュエータの中立点からの移動量を検出する位置検出
装置と、この位置検出装置の出力を所定の比率で前記ト
ラックサーボ回路に加算する加算装置とを備えた光学式
情報記録再生装置のトラッキングサーボ装置において、
前記位置検出装置の出力で前記アクチュエータの位置制
御を行なう位置制御回路と、前記アクチュエータを前記
情報トラックの所定の方向に、所定量変位させるための
目標値を発生する目標値発生器と、前記目標値が加算さ
れた位置制御信号をオン/オフするポジションサーボス
イッチと、前記トラックサーボ回路のオフセット発生量
に基づいて前記加算装置における加算の比率を演算する
演算手段とを備え、前記トラックサーボ回路をオフにす
るとともに、前記ポジションサーボスイッチをオンにし
て、前記アクチュエータの変位位置が制御可能な状態
で、前記目標値発生器からの目標値を前記位置制御回路
に入力し、前記演算手段から前記加算装置にトラッキン
グエラー信号のオフセット発生量に対応した加算量の設
定を行なうものである。
【0021】
【作用】この発明におけるトラッキングエラー信号オフ
セット補正装置は、トラックサーボ系をオープン、つま
り、トラックサーボ系を切った状態で、外乱発生器から
外乱を発生させ、アクチュエータを強制的にトラック方
向に変位させ、この状態で、TE信号とPE信号の加算
アンプの出力、つまり、オフセット補正後の出力をモニ
ターし、トラックオフセットがゼロになるようにPE加
算量を調整する。このように、実際に発生するトラック
オフセット量をモニターして、最適なオフセットを補正
する。
セット補正装置は、トラックサーボ系をオープン、つま
り、トラックサーボ系を切った状態で、外乱発生器から
外乱を発生させ、アクチュエータを強制的にトラック方
向に変位させ、この状態で、TE信号とPE信号の加算
アンプの出力、つまり、オフセット補正後の出力をモニ
ターし、トラックオフセットがゼロになるようにPE加
算量を調整する。このように、実際に発生するトラック
オフセット量をモニターして、最適なオフセットを補正
する。
【0023】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の一実施例を示すトラッキングエラー信
号オフセット補正装置のブロック図、図2は各種動作波
形図である。図において、1〜30及び32は従来例と
同一又は相当部分であって、これらには同一符号をつ
け、説明を省略する。31はアクチュエータ17の駆動
回路であるトラックサーボと位置制御系(ポジションサ
ーボ)の加算回路になっている。33はアクチュエータ
17をトラッキング方向に変位させるための外乱発生
器、34はポジションサーボループをオン/オフさせる
ためのPS−SW(ポジションサーボスイッチ)、35
は外乱発生器33から発生した外乱信号をポジションサ
ーボループに加算するための外乱加算回路、36はPE
信号を使用したアクチュエータ17のポジションサーボ
を安定化するためのPS補償回路である。
号オフセット補正装置のブロック図、図2は各種動作波
形図である。図において、1〜30及び32は従来例と
同一又は相当部分であって、これらには同一符号をつ
け、説明を省略する。31はアクチュエータ17の駆動
回路であるトラックサーボと位置制御系(ポジションサ
ーボ)の加算回路になっている。33はアクチュエータ
17をトラッキング方向に変位させるための外乱発生
器、34はポジションサーボループをオン/オフさせる
ためのPS−SW(ポジションサーボスイッチ)、35
は外乱発生器33から発生した外乱信号をポジションサ
ーボループに加算するための外乱加算回路、36はPE
信号を使用したアクチュエータ17のポジションサーボ
を安定化するためのPS補償回路である。
【0024】次に、動作について説明する。まず、光学
式情報記録再生装置の動作モードをトラッキングオフセ
ットを調整するために必要な状態とする。まず、フォー
カスサーボ(図示せず)を動作させ、ディスク1のトラ
ックをクロスしたときにTE信号が発生する状態にす
る。このときTS−SW30をオープン状態とし、トラ
ックサーボを切ったままの状態にしておく。また、PS
−SW34をクローズ状態にして、ポジションサーボを
動作させる。
式情報記録再生装置の動作モードをトラッキングオフセ
ットを調整するために必要な状態とする。まず、フォー
カスサーボ(図示せず)を動作させ、ディスク1のトラ
ックをクロスしたときにTE信号が発生する状態にす
る。このときTS−SW30をオープン状態とし、トラ
ックサーボを切ったままの状態にしておく。また、PS
−SW34をクローズ状態にして、ポジションサーボを
動作させる。
【0025】次に、外乱発生器33から発生した外乱を
外乱加算回路35を通してポジションサーボループに加
える。この外乱信号は、ポジションサーボループの目標
値となるため、アクチュエータ17は外乱信号と同等レ
ベルのPE信号が発生するまでトラック方向に変位す
る。
外乱加算回路35を通してポジションサーボループに加
える。この外乱信号は、ポジションサーボループの目標
値となるため、アクチュエータ17は外乱信号と同等レ
ベルのPE信号が発生するまでトラック方向に変位す
る。
【0026】一方、外乱は図2(e)に示すような矩形
波である。ポジションサーボループを持たない場合に
は、アクチュエータ17が目標位置に整定するまでには
十分時間がかかる。本実施例のアクチュエータ17単体
での固有振動数は約30Hz、減衰係数は約0.1であ
り、ステップ入力に対するアクチュエータ17の行き過
ぎ量は2倍近くなり、整定時間は約50msに及ぶ。こ
の状態では、アクチュエータ17を外乱信号で変位させ
たときに、アクチュエータ17の物理的稼動範囲を超え
てしまい、アクチュエータ17がストッバーに衝突して
しまう可能性がある。また、外乱を加えてから整定する
までに時間がかかり、外乱を加えた状態でのTE信号の
オフセットの発生量を測定することが困難である。
波である。ポジションサーボループを持たない場合に
は、アクチュエータ17が目標位置に整定するまでには
十分時間がかかる。本実施例のアクチュエータ17単体
での固有振動数は約30Hz、減衰係数は約0.1であ
り、ステップ入力に対するアクチュエータ17の行き過
ぎ量は2倍近くなり、整定時間は約50msに及ぶ。こ
の状態では、アクチュエータ17を外乱信号で変位させ
たときに、アクチュエータ17の物理的稼動範囲を超え
てしまい、アクチュエータ17がストッバーに衝突して
しまう可能性がある。また、外乱を加えてから整定する
までに時間がかかり、外乱を加えた状態でのTE信号の
オフセットの発生量を測定することが困難である。
【0027】ところが、本実施例ではアクチュエータ1
7の駆動に際してポジションサーボループを介している
ため、サーボ系の応答周波数を十分に取り、応答周波数
での位相余裕を十分に確保することにより、ステップ状
の外乱入力に対して、行き過ぎ量や整定時間を抑えるこ
とができる。また、ポジションサーボループを持たない
場合には、アクチュエータ17に加える外乱は、印加電
圧で制御することになる。一般に、アクチュエータ17
の固有周波数以下の帯域の感度は、個体ごとのばらつき
や経時変化が大きく、したがって、正確なアクチュエー
タ変位量を知ることができない。
7の駆動に際してポジションサーボループを介している
ため、サーボ系の応答周波数を十分に取り、応答周波数
での位相余裕を十分に確保することにより、ステップ状
の外乱入力に対して、行き過ぎ量や整定時間を抑えるこ
とができる。また、ポジションサーボループを持たない
場合には、アクチュエータ17に加える外乱は、印加電
圧で制御することになる。一般に、アクチュエータ17
の固有周波数以下の帯域の感度は、個体ごとのばらつき
や経時変化が大きく、したがって、正確なアクチュエー
タ変位量を知ることができない。
【0028】ところが、本実施例ではアクチュエータ1
7の駆動に際して、ポジションサーボループを介してい
るため、アクチュエータ17の位置をPE信号の出力で
制御できる。従って、アクチュエータ17の個体ごとの
ばらつきや経時変化に関係なくPE信号の検出精度でア
クチュエータ17の位置制御を行なうことができる。従
って、正確なアクチュエータ17の変位量に対応したT
E信号のオフセット発生量を検出することができる。
7の駆動に際して、ポジションサーボループを介してい
るため、アクチュエータ17の位置をPE信号の出力で
制御できる。従って、アクチュエータ17の個体ごとの
ばらつきや経時変化に関係なくPE信号の検出精度でア
クチュエータ17の位置制御を行なうことができる。従
って、正確なアクチュエータ17の変位量に対応したT
E信号のオフセット発生量を検出することができる。
【0029】次に、アクチュエータ17に外乱を加えた
状態でTE信号とPE信号の加算アンプ25の出力CT
E信号をモニターする。まず、PEアッテネータ27の
出力を最小(ゼロ)にしたときのCTE信号出力を考え
てみる。この状態は、トラックオフセットを全く補正し
ていないか、または不足している状態である。アクチュ
エータ17を外乱によりトラック方向に変位させると、
PE信号及びTE信号は、それぞれ図2(a),(b)
のようになる。
状態でTE信号とPE信号の加算アンプ25の出力CT
E信号をモニターする。まず、PEアッテネータ27の
出力を最小(ゼロ)にしたときのCTE信号出力を考え
てみる。この状態は、トラックオフセットを全く補正し
ていないか、または不足している状態である。アクチュ
エータ17を外乱によりトラック方向に変位させると、
PE信号及びTE信号は、それぞれ図2(a),(b)
のようになる。
【0030】つまり、アクチュエータ17がトラック方
向に変位するとPE信号,TE信号ともにオフセットを
発生する。特に、ΤE信号はさらにトラックがクロスし
たときの実際のTE信号の上にオフセット分が重畳する
形となる。従って、アクチュエータ17に一定の周期を
持った外乱が加わった場合には、PE信号,TE信号の
出力はそれぞれ図2(f),(g)の波形になる。この
波形がオフセットの補正を全く行なっていない状態の波
形である。
向に変位するとPE信号,TE信号ともにオフセットを
発生する。特に、ΤE信号はさらにトラックがクロスし
たときの実際のTE信号の上にオフセット分が重畳する
形となる。従って、アクチュエータ17に一定の周期を
持った外乱が加わった場合には、PE信号,TE信号の
出力はそれぞれ図2(f),(g)の波形になる。この
波形がオフセットの補正を全く行なっていない状態の波
形である。
【0031】次に、PEアッテネータ27を調整してP
E信号をTE信号に加算して行き、外乱によって発生す
るオフセット量を最小になるように調整したときの波形
を図2(c),(h)に示す。これは、アクチュエータ
17が変位した時に発生するTE信号オフセット量とP
E信号の量が一致した状態であり、CTE信号をモ二タ
ーしていると外乱発生信号に同期したオフセット変動が
最小になっている。
E信号をTE信号に加算して行き、外乱によって発生す
るオフセット量を最小になるように調整したときの波形
を図2(c),(h)に示す。これは、アクチュエータ
17が変位した時に発生するTE信号オフセット量とP
E信号の量が一致した状態であり、CTE信号をモ二タ
ーしていると外乱発生信号に同期したオフセット変動が
最小になっている。
【0032】次に、PEアッテネータ27の感度を上げ
過ぎた状態を示す。PE信号をTE信号に加算し過ぎた
場合は、アクチュエータ17が追従するときに発生する
TE信号のオフセットの発生方向とは逆のオフセットが
CTE信号に発生することになる。従って、図2
(d),(i)のようになり、トラックの制御範囲が狭
まってしまう。以上のことより、アクチュエータ17に
外乱を加えた状態で、外乱に同期したCTE信号の変動
が最小になるようにPEアッテネータ27を調整するこ
とにより、最適なTE信号オフセット補正量を得ること
ができる。なお、特許請求の範囲の「位置検出装置の出
力でアクチュエータの位置制御を行なう位置制御回路」
とは、実施例1においては、外乱発生器33から発生し
た外乱信号をポジションサーボループに加算するための
外乱加算回路35、及びPE信号を使用したアクチュエ
ータ17のポジションサーボを安定化するためのPS補
償回路36に相当する。「目標値」とは、外乱発生器3
3から発生した外乱信号に相当する。「位置制御信号」
とは、外乱加算回路35の出力に相当する。
過ぎた状態を示す。PE信号をTE信号に加算し過ぎた
場合は、アクチュエータ17が追従するときに発生する
TE信号のオフセットの発生方向とは逆のオフセットが
CTE信号に発生することになる。従って、図2
(d),(i)のようになり、トラックの制御範囲が狭
まってしまう。以上のことより、アクチュエータ17に
外乱を加えた状態で、外乱に同期したCTE信号の変動
が最小になるようにPEアッテネータ27を調整するこ
とにより、最適なTE信号オフセット補正量を得ること
ができる。なお、特許請求の範囲の「位置検出装置の出
力でアクチュエータの位置制御を行なう位置制御回路」
とは、実施例1においては、外乱発生器33から発生し
た外乱信号をポジションサーボループに加算するための
外乱加算回路35、及びPE信号を使用したアクチュエ
ータ17のポジションサーボを安定化するためのPS補
償回路36に相当する。「目標値」とは、外乱発生器3
3から発生した外乱信号に相当する。「位置制御信号」
とは、外乱加算回路35の出力に相当する。
【0033】実施例2. 上記実施例では、外乱の極性を周期的に変化させ、ΡE
信号の最適加算量を検出しやすいようにしたが、外乱の
極性を変化させず、片極性の外乱を発生した状態で、P
E信号の最適加算量(PE信号のアッテネータ比)を検
出しても、同様の効果を奏する。
信号の最適加算量を検出しやすいようにしたが、外乱の
極性を変化させず、片極性の外乱を発生した状態で、P
E信号の最適加算量(PE信号のアッテネータ比)を検
出しても、同様の効果を奏する。
【0034】実施例3. 図3は他の実施例を示すトラッキングエラー信号オフセ
ット補正装置のブロック図である。図において、従来例
及び上記実施例と同一又は相当部分には同一符号を付
け、説明を省略する。37,38はそれぞれΤE信号の
ピークとボトム値を検出するピークホールド回路,ボト
ムホールド回路、39はピークホールド回路37,ボト
ムホールド回路38の出力をA/D変換し、ピークホー
ルドレベル,ボトムホールドレベルを検出するためのA
/D変換器内蔵のマイコンである。40はマイコン39
からのPE信号のアッテネータ比の設定値を制御するた
めのアッテネータ制御信号である。
ット補正装置のブロック図である。図において、従来例
及び上記実施例と同一又は相当部分には同一符号を付
け、説明を省略する。37,38はそれぞれΤE信号の
ピークとボトム値を検出するピークホールド回路,ボト
ムホールド回路、39はピークホールド回路37,ボト
ムホールド回路38の出力をA/D変換し、ピークホー
ルドレベル,ボトムホールドレベルを検出するためのA
/D変換器内蔵のマイコンである。40はマイコン39
からのPE信号のアッテネータ比の設定値を制御するた
めのアッテネータ制御信号である。
【0035】ここで、本実施例では外乱をポジションサ
ーボループの目標値とし、アクチュエータの位置制御を
行なっているため、所定の外乱を加えた時に発生するP
E信号のレベルと外乱レベルは同等と見なすことができ
る。このため、所定量の外乱を加えた状態のTE信号の
オフセット発生量をモニターすることで、オフセットを
キャンセルするために必要なPE信号の加算量(PE信
号のアッテネータ比)を決定することができる。
ーボループの目標値とし、アクチュエータの位置制御を
行なっているため、所定の外乱を加えた時に発生するP
E信号のレベルと外乱レベルは同等と見なすことができ
る。このため、所定量の外乱を加えた状態のTE信号の
オフセット発生量をモニターすることで、オフセットを
キャンセルするために必要なPE信号の加算量(PE信
号のアッテネータ比)を決定することができる。
【0036】次に、動作について説明する。所定の外乱
(−極性)をアクチュエータ17に加え、かつ、PE信
号の加算量(PE信号のアッテネータ比)をゼロとした
状態で、加算アンプ25の出力であるCTE信号をピー
クホールド回路37,ボトムホールド回路38に送る。
このとき、CTE信号には図2(g)に示すようにTE
信号に負極性のオフセットが重畳した信号が出力され
る。まず、このときのCTE信号のピークホールド信号
とボトムホールド信号をA/D変換してマイコン39に
取り込み、ピークホールド信号とボトムホールド信号の
平均値α1を求める。
(−極性)をアクチュエータ17に加え、かつ、PE信
号の加算量(PE信号のアッテネータ比)をゼロとした
状態で、加算アンプ25の出力であるCTE信号をピー
クホールド回路37,ボトムホールド回路38に送る。
このとき、CTE信号には図2(g)に示すようにTE
信号に負極性のオフセットが重畳した信号が出力され
る。まず、このときのCTE信号のピークホールド信号
とボトムホールド信号をA/D変換してマイコン39に
取り込み、ピークホールド信号とボトムホールド信号の
平均値α1を求める。
【0037】次に、所定の外乱の極性(+極性)をアク
チュエータ17に加える。このときTE信号に正極性の
オフセットが重畳した信号が出力されるので、このCT
E信号のピークホールド信号とボトムホールド信号をA
/D変換してマイコン39に取り込み、ピークホールド
信号とボトムホールド信号の平均値α2を求める。
チュエータ17に加える。このときTE信号に正極性の
オフセットが重畳した信号が出力されるので、このCT
E信号のピークホールド信号とボトムホールド信号をA
/D変換してマイコン39に取り込み、ピークホールド
信号とボトムホールド信号の平均値α2を求める。
【0038】次に、α1とα2の平均値を求め、所定の
外乱量dと比較し、このときの比をアッテネータ27の
設定値βとして設定する。
外乱量dと比較し、このときの比をアッテネータ27の
設定値βとして設定する。
【0039】
【数1】
【0040】このように、アクチュエータ17に外乱を
加えた状態で、外乱により発生したΤE信号のオフセッ
ト量をモニターし、最適なPE信号のアッテネータ比の
値を求め、それをアッテネータ27に設定することによ
り、最適なTE信号オフセット補正量を短時間に容易に
得ることができる。
加えた状態で、外乱により発生したΤE信号のオフセッ
ト量をモニターし、最適なPE信号のアッテネータ比の
値を求め、それをアッテネータ27に設定することによ
り、最適なTE信号オフセット補正量を短時間に容易に
得ることができる。
【0041】実施例4. 図4は他の実施例を示すトラッキングエラー信号オフセ
ット補正装置のブロック図である。図において、従来例
及び上記実施例と同一又は相当部分には同一符号をつ
け、説明を省略する。41はトラック位置検出用2分割
光検知器21の出力のアンバランスを補正するためのP
Eバランス調整器、42はPEバランス調整器41のゲ
インをマイコン39により設定するためのPEバランス
制御信号である。
ット補正装置のブロック図である。図において、従来例
及び上記実施例と同一又は相当部分には同一符号をつ
け、説明を省略する。41はトラック位置検出用2分割
光検知器21の出力のアンバランスを補正するためのP
Eバランス調整器、42はPEバランス調整器41のゲ
インをマイコン39により設定するためのPEバランス
制御信号である。
【0042】次に、動作について説明する。本実施例3
によって、オフセットをキャンセルするために必要なP
E信号の加算量(PE信号のアッテネータ比)を決定す
ることができた。ただし、実際の制御系では、アクチュ
エータ17の中立点位置にあるとき、PEアンプ23の
出力であるPE信号の出力は必ずしもゼロにならない。
これは、トラック位置検出用2分割光検知器21の取付
ズレが製造上必ず発生し、オフセットを発生すること、
また、アクチュエータ17のダンパーとして使用してい
る物質の変形などにより、PE信号の出力ゼロとアクチ
ュエータ17の中立点位置を完全に一致させることは困
難であることによる。そこで、PE信号のゼロ点とアク
チュエータ17の中立点位置を一致するように調整す
る。
によって、オフセットをキャンセルするために必要なP
E信号の加算量(PE信号のアッテネータ比)を決定す
ることができた。ただし、実際の制御系では、アクチュ
エータ17の中立点位置にあるとき、PEアンプ23の
出力であるPE信号の出力は必ずしもゼロにならない。
これは、トラック位置検出用2分割光検知器21の取付
ズレが製造上必ず発生し、オフセットを発生すること、
また、アクチュエータ17のダンパーとして使用してい
る物質の変形などにより、PE信号の出力ゼロとアクチ
ュエータ17の中立点位置を完全に一致させることは困
難であることによる。そこで、PE信号のゼロ点とアク
チュエータ17の中立点位置を一致するように調整す
る。
【0043】PS−SW34,TS−SW30をオープ
ンの状態にする。このとき、アクチュエータ17は中立
点にあると考える。このときのPE信号をマイコン39
によるA/D変換によりデータを取り込み、アクチュエ
ータ17が中立点にあるときに発生するPE信号のレベ
ルをモニターする。
ンの状態にする。このとき、アクチュエータ17は中立
点にあると考える。このときのPE信号をマイコン39
によるA/D変換によりデータを取り込み、アクチュエ
ータ17が中立点にあるときに発生するPE信号のレベ
ルをモニターする。
【0044】次に、モニターしたPE信号の極性、信号
レベルを打ち消すように、PEバランス調整器41のゲ
インを変化させる。例えば、PE信号のレベルが+極性
の時には、PEバランス調整器41のゲインを上げる。
また、−極性の時には、PEバランス調整器41のゲイ
ンを下げる。このようにして、アクチュエータ17が中
立点にあるときのPE信号をゼロになるように調整す
る。
レベルを打ち消すように、PEバランス調整器41のゲ
インを変化させる。例えば、PE信号のレベルが+極性
の時には、PEバランス調整器41のゲインを上げる。
また、−極性の時には、PEバランス調整器41のゲイ
ンを下げる。このようにして、アクチュエータ17が中
立点にあるときのPE信号をゼロになるように調整す
る。
【0045】このことによって、PE信号によるTE信
号のプッシュプルオフセットの補正を、アクチュエータ
17の中立点で行なうことができ、PEアッテネータ2
7の設定値を変えても直流分的なオフセット変動は生じ
ない。また、PE信号を光ピックアップ32のラジアル
送り制御のエラー信号として使用しているときでも、エ
ラー信号のゼロ点とアクチュエータ17の中立点が一致
しているので、アクチュエータ17の中立点を中心に制
御することができる。このような特徴により、制御し易
く、かつ、制御精度の高いトラッキングエラー信号のオ
フセット補正が可能になる。
号のプッシュプルオフセットの補正を、アクチュエータ
17の中立点で行なうことができ、PEアッテネータ2
7の設定値を変えても直流分的なオフセット変動は生じ
ない。また、PE信号を光ピックアップ32のラジアル
送り制御のエラー信号として使用しているときでも、エ
ラー信号のゼロ点とアクチュエータ17の中立点が一致
しているので、アクチュエータ17の中立点を中心に制
御することができる。このような特徴により、制御し易
く、かつ、制御精度の高いトラッキングエラー信号のオ
フセット補正が可能になる。
【0046】実施例5. 図5は他の実施例を示すトラッキングエラー信号オフセ
ット補正装置のブロック図である。図において、従来例
及び上記実施例と同一符号は同一又は相当部分を示し、
説明を省略する。43はPEオフセット調整器44(後
述)を制御するためのマイコン39からのD/A変換出
力であるPEオフセット補正信号、44はPEアンプ2
3のオフセットを補正するためのPEオフセット調整器
である。
ット補正装置のブロック図である。図において、従来例
及び上記実施例と同一符号は同一又は相当部分を示し、
説明を省略する。43はPEオフセット調整器44(後
述)を制御するためのマイコン39からのD/A変換出
力であるPEオフセット補正信号、44はPEアンプ2
3のオフセットを補正するためのPEオフセット調整器
である。
【0047】次に、動作について説明する。まず、実施
例4に記載した内容と同じ理由により実際の制御系では
アクチュエータ17の中立点位置にあるとき、PEアン
プ23の出力であるPE信号の出力は必ずしもゼロにな
らにい。
例4に記載した内容と同じ理由により実際の制御系では
アクチュエータ17の中立点位置にあるとき、PEアン
プ23の出力であるPE信号の出力は必ずしもゼロにな
らにい。
【0048】そこで、PE信号のゼロ点とアクチュエー
タ17の中立点位置を一致するように調整する。PS−
SW34,TS−SW30をオープンの状態にする。こ
のときのPE信号をマイコン39のA/D変換によりデ
ータを取り込み、アクチュエータ17が中立点にあると
きに発生するPE信号のレベルをモニターする。
タ17の中立点位置を一致するように調整する。PS−
SW34,TS−SW30をオープンの状態にする。こ
のときのPE信号をマイコン39のA/D変換によりデ
ータを取り込み、アクチュエータ17が中立点にあると
きに発生するPE信号のレベルをモニターする。
【0049】次に、モニターしたPE信号の極性、信号
レベルを打ち消すようにPEオフセット調整器44にP
Eオフセット補正信号43を加算する。例えば、PE信
号のレベルが+極性のときには、PEオフセット調整器
に−極性で同じレベルのPEオフセット補正信号を加え
る。また、−極性のときには、PEオフセット調整器に
+極性で、同じレベルのPEオフセット補正信号を加え
る。このようにして、アクチュエータ17が中立点にあ
るときのPE信号をゼロになるように調整する。
レベルを打ち消すようにPEオフセット調整器44にP
Eオフセット補正信号43を加算する。例えば、PE信
号のレベルが+極性のときには、PEオフセット調整器
に−極性で同じレベルのPEオフセット補正信号を加え
る。また、−極性のときには、PEオフセット調整器に
+極性で、同じレベルのPEオフセット補正信号を加え
る。このようにして、アクチュエータ17が中立点にあ
るときのPE信号をゼロになるように調整する。
【0050】よって、実施例4と同様な、制御し易く、
かつ、制御精度の高いトラッキングエラー信号のオフセ
ット補正が可能になる。
かつ、制御精度の高いトラッキングエラー信号のオフセ
ット補正が可能になる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明のトラッキング
エラー信号オフセット補正装置によれば、アクチュエー
タを情報トラックの所定の方向に、所定量変位させるた
めの目標値を発生する目標値発生器と、位置検出装置の
出力でアクチュエータの位置制御を行なう位置制御回路
とを用いて、アクチュエータをトラック方向に変位させ
たときのトラックオフセット発生量を正確に検出し、最
適な補正量を得ることができ、より確実にトラッキング
サーボを行なえる。また、請求項3に記載したトラッキ
ングエラー信号オフセット補正装置を使用することによ
り、その他の原因により発生しているオフセットズレも
同時に吸収することができるようになり、極めて汎用性
の高いものである。
エラー信号オフセット補正装置によれば、アクチュエー
タを情報トラックの所定の方向に、所定量変位させるた
めの目標値を発生する目標値発生器と、位置検出装置の
出力でアクチュエータの位置制御を行なう位置制御回路
とを用いて、アクチュエータをトラック方向に変位させ
たときのトラックオフセット発生量を正確に検出し、最
適な補正量を得ることができ、より確実にトラッキング
サーボを行なえる。また、請求項3に記載したトラッキ
ングエラー信号オフセット補正装置を使用することによ
り、その他の原因により発生しているオフセットズレも
同時に吸収することができるようになり、極めて汎用性
の高いものである。
【図1】本発明によるトラッキングエラー信号オフセッ
ト補正装置の実施例1を示すブロック図である。
ト補正装置の実施例1を示すブロック図である。
【図2】本発明によるトラッキングエラー信号オフセッ
ト補正装置の各種動作波形図である。
ト補正装置の各種動作波形図である。
【図3】本発明によるトラッキングエラー信号オフセッ
ト補正装置の実施例3を示すブロック図である。
ト補正装置の実施例3を示すブロック図である。
【図4】本発明によるトラッキングエラー信号オフセッ
ト補正装置の実施例4を示すブロック図である。
ト補正装置の実施例4を示すブロック図である。
【図5】本発明によるトラッキングエラー信号オフセッ
ト補正装置の実施例5を示すブロック図である。
ト補正装置の実施例5を示すブロック図である。
【図6】従来のトラッキングエラー信号生成の原理説明
図である。
図である。
【図7】従来のトラッキングエラー信号生成の原理説明
図である。
図である。
【図8】従来のトラッキングエラー信号波形図である。
【図9】従来の従来例によるトラックアクチュエータ位
置検出装置の構成図である。
置検出装置の構成図である。
【図10】従来の装置各部の信号波形図である。
【図11】従来のブロック図である。
6 トラッキングエラー信号検出用2分割光検知器 7 TEアンプ 17 アクチュエータ 21 トラック位置検出用2分割光検知器 23 PEアンプ 25 加算アンプ 27 アッテネータ 28 ΤS補償回路 29 TSアッテネータ 30 TS−SW 31 アクチュエータ駆動回路 32 光ピックアップ 33 外乱発生器 34 PS−SW 35 外乱加算回路 36 PS補償回路 37 ピークホールド回路 38 ボトムホールド回路 39 マイコン 40 PEアッテネータ制御信号 41 PEバランス調整器 42 PEバランス制御信号 43 PEオフセット補正信号 44 PEオフセット調整器
Claims (3)
- 【請求項1】 光源からの光束を光学式情報記録再生媒
体の情報面上で集光するための光学装置と、前記光束を
前記光学式情報記録再生媒体の情報トラック上に集光す
るために位置制御可能なアクチュエータと、このアクチ
ュエータと前記情報トラックの相対位置を最適制御する
ためのトラックサーボ回路と、このトラックサーボ回路
をオン/オフするスイッチング回路と、前記アクチュエ
ータの中立点からの移動量を検出する位置検出装置と、
この位置検出装置の出力を所定の比率で前記トラックサ
ーボ回路に加算する加算装置とを備えた光学式情報記録
再生装置のトラッキングサーボ装置において、前記位置
検出装置の出力で前記アクチュエータの位置制御を行な
う位置制御回路と、前記アクチュエータを前記情報トラ
ックの所定の方向に、所定量変位させるための目標値を
発生する目標値発生器と、前記目標値が加算された位置
制御信号をオン/オフするポジションサーボスイッチと
を備え、前記トラックサーボ回路をオフにするととも
に、前記ポジションサーボスイッチをオンにして、前記
アクチュエータの変位位置が制御可能な状態で、前記目
標値発生器からの目標値を前記位置制御回路に入力し、
トラッキングエラー信号のオフセット発生量に応じて前
記加算装置における加算の比率を変更して、このオフセ
ット発生量を減少させるように補正したことを特徴とす
るトラッキングエラー信号オフセット補正装置。 - 【請求項2】 光源からの光束を光学式情報記録再生媒
体の情報面上で集光するための光学装置と、前記光束を
前記光学式情報記録再生媒体の情報トラック上に集光す
るために位置制御可能なアクチュエータと、このアクチ
ュエータと前記情報トラックの相対位置を最適制御する
ためのトラックサーボ回路と、このトラックサーボ回路
をオン/オフするスイッチング回路と、前記アクチュエ
ータの中立点からの移動量を検出する位置検出装置と、
この位置検出装置の出力を所定の比率で前記トラックサ
ーボ回路に加算する加算装置とを備えた光学式情報記録
再生装置のトラッキングサーボ装置において、前記位置
検出装置の出力で前記アクチュエータの位置制御を行な
う位置制御回路と、前記アクチュエータを前記情報トラ
ックの所定の方向に、所定量変位させるための目標値を
発生する目標値発生器と、前記目標値が加算された位置
制御信号をオン/オフするポジションサーボスイッチ
と、前記トラックサーボ回路のオフセット発生量に基づ
いて前記加算装置における加算の比率を演算する演算手
段とを備え、前記トラックサーボ回路をオフにするとと
もに、前記ポジションサーボスイッチをオンにして、前
記アクチュエータの変位位置が制御可能な状態で、前記
目標値発生器からの目標値を前記位置制御回路に入力
し、前記演算手段から前記加算装置にトラッキングエラ
ー信号のオフセット発生量に対応した加算量の設定を行
なうことを特徴とするトラッキングエラー信号オフセッ
ト補正装置。 - 【請求項3】 前記トラックサーボ回路とともに、前記
ポジションサーボスイッチをオフにした状態で、前記位
置検出装置出力のオフセットをキャンセルするキャンセ
ル部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2の
何れかに記載のトラッキングエラー信号オフセット補正
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4224658A JP2854200B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | トラッキングエラー信号オフセット補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4224658A JP2854200B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | トラッキングエラー信号オフセット補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660400A JPH0660400A (ja) | 1994-03-04 |
JP2854200B2 true JP2854200B2 (ja) | 1999-02-03 |
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ID=16817181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4224658A Expired - Fee Related JP2854200B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | トラッキングエラー信号オフセット補正装置 |
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JPH0721868B2 (ja) * | 1989-08-04 | 1995-03-08 | キヤノン株式会社 | 光情報処理装置 |
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JP2965044B2 (ja) * | 1990-06-27 | 1999-10-18 | 三菱電機株式会社 | トラッキングエラー信号のオフセット補正装置 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4224658A patent/JP2854200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0660400A (ja) | 1994-03-04 |
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